JP2001078941A - 合体清掃具 - Google Patents

合体清掃具

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JP2001078941A
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Kimii Yoshida
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 清掃面の大きさ及び特性のうちの少なくとも
一方が異なる複数の清掃部を備え、複数の清掃具の合体
及び分離を簡単な操作で片手でも自在に行うことがで
き、使用できる用途の範囲を拡大することができると共
に、複数の清掃具を合体してすっきりと収納することが
できる簡素な構成で各清掃具が高剛性を有する合体清掃
具を提供する。 【解決手段】 ベース部材11に大きい清掃面を有する
第1清掃部12を設けた第1清掃具10と、把手部材2
1の一方端21aに設けられており、第1清掃部12と
同一又は異なる特性で小さい清掃面を有する第2清掃部
22と、把手部材21の他端21bに設けられており、
第2清掃部22と同一又は異なる特性で第2清掃部22
と同一又は小さい清掃面を有する第3清掃部23とを有
する第2清掃具20と、上記第1清掃具10と第2清掃
具20の合体及び分離を自在とする結合手段30とを有
する構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の清掃具の合
体及び分離を可能とした合体清掃具に関する。
【0002】
【従来の技術】浴室、台所、トイレ等を清掃するのに、
一般には、広い平坦な部分を清掃するための大きい清掃
面を有する清掃具と細部を清掃するための小さい清掃面
を有する清掃具等各々別体の複数の清掃具を用意して、
清掃場所に応じて複数の清掃具を使い分けていた。しか
しながら、この方法では、複数の清掃具を別々に購入す
る必要があり、又複数の清掃具をすっきりと収納するこ
とができないという問題があった。そこで、これを改善
するものとして、複数の清掃具を合体可能とした合体清
掃具がいくつか提案されている。
【0003】例えば、登録実用新案公報第300253
6号には、図5に示すように、一側端中央部から直線状
に開口部82を開設し下側に外側ブラシ83を植設した
ベース板体81に、把手87を有し下側に内側ブラシ8
8を植設した補助板体86を、係止条84と係止溝89
を係合させて上記開口部82内にスライド嵌め込みする
ブラシ体80が開示されている(従来例1)。
【0004】また、特許公報第2879133号には、
図6に示すように、ブラシ面の大きさと堅さが異なる第
1ブラシ91と第2ブラシ92を組み合わせた組ブラシ
90が開示されている(従来例2)。
【0005】より詳しくは、第1ブラシ91は、ブラシ
部95のブラシ毛が堅く、ブラシ面が大きく、ブラシ台
93上に略弓形をなす把手94を備え、第2ブラシ92
は、ブラシ部98のブラシ毛が柔らかく、ブラシ面が小
さく、ブラシ台96上に第1ブラシ91の把手94に沿
う湾曲した柄97を備えている。上記第1ブラシ91と
第2ブラシ92を組み合わせた形態では、第1ブラシ9
1のブラシ面に対し、第2ブラシ92のブラシ面が後退
する向きに傾斜した状態となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例1による場合には、外側ブラシ83を植設したベー
ス板体81に、内側ブラシ88を植設した補助板体86
を、係止条84と係止溝89を係合させて開口部82内
にスライド嵌め込みする構成をとるため、合体及び分離
の操作があまり容易ではなく、洗浄剤をつけて使用して
いる場合には手が滑って合体及び分離の操作がうまくで
きないという問題がある。
【0007】また、外側ブラシ83と内側ブラシ88
は、サイズが異なるだけで同じ材料を用いているため、
使用用途が限られるという問題がある。しかも、内側ブ
ラシ88は、細長い清掃面を有するため、狭い領域をス
ポット的に清掃するには適さないという問題がある。
【0008】更には、ベース板体81の中央部に開口部
82を開設しているため、分離した状態ではベース板体
81の剛性が低下するため、分離した状態で外側ブラシ
83を使用するのに適さないという問題がある。加え
て、内側ブラシ88の分離で清掃面が外側ブラシ83だ
けとなり、その分清掃面が減少するため、清掃能力が低
下するという問題もある。
【0009】上記従来例2による場合には、小さいブラ
シ面を有する第2ブラシ92は、ブラシ毛が柔らかく清
掃面が細くないので、タイルの目地を清掃するのには適
さず、しかも、湾曲した柄97は、構造上の制約から充
分な剛性を確保することが難しく、汚れのひどい部分に
清掃面を強く押し付けて清掃するのに適さないという問
題がある。
【0010】また、第2ブラシ92の柄97を、第1ブ
ラシ91の把手94に沿う湾曲した形状にして、第1ブ
ラシ91と第2ブラシ92を合体するときに把手94に
柄97を重ね合わせて結合する構成をとるため、この結
合部の構造が複雑で、構造上の制約を受けるという問題
がある。更には、第1ブラシ91と第2ブラシ92は、
ブラシ毛の硬さとサイズが異なるだけであるため、使用
用途が限られるという問題がある。
【0011】本発明は、こうした従来技術の課題を解決
するものであり、清掃面の大きさ及び特性のうちの少な
くとも一方が異なる複数の清掃部を備え、複数の清掃具
の合体及び分離を簡単な操作で片手でも自在に行うこと
ができ、使用できる用途の範囲を拡大することができる
と共に、複数の清掃具を合体してすっきりと収納するこ
とができる簡素な構成で各清掃具が高剛性を有する合体
清掃具を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の合体清掃具は、
ベース部材に大きい清掃面を有する第1清掃部を設けた
第1清掃具と、把手部材の一方端に設けられており、第
1清掃部と同一又は異なる特性で小さい清掃面を有する
第2清掃部と、把手部材の他端に設けられており、第2
清掃部と同一又は異なる特性で第2清掃部と同一又は小
さい清掃面を有する第3清掃部とを有する第2清掃具
と、上記第1清掃具と第2清掃具の合体及び分離を自在
とする結合手段とを有する。
【0013】上記構成によれば、第1清掃具の第1清掃
部、第2清掃具の第2清掃部及び第3清掃部は、清掃面
の大きさ及び特性のうちの少なくとも一方が異なってお
り、結合手段により第1清掃具と第2清掃具の合体及び
分離を自在に行うことができるので、使用できる用途の
範囲を拡大することが可能となると共に、複数の清掃具
を合体してすっきりと収納することができる。
【0014】本発明の合体清掃具において、上記結合手
段が、ベース部材に設けた嵌合凹部に、把手部材に設け
た嵌合凸部を嵌め合う嵌合構造を有すると共に、把手部
材の一方端側に把手部材をベース部材にロックするため
のロック部と、把手部材の他端側に把手部材の一端をベ
ース部材に係止するための係止部とを有する構成とする
ことができる。
【0015】この構成によれば、把手部材の他端側に設
けた係止部により、把手部材の一端をベース部材に係止
すると共に、ベース部材の嵌合凹部(又は嵌合凸部)に
把手部材の嵌合凸部(又は嵌合凹部)を嵌め込んでい
き、把手部材の一方端側に設けたロック部により、把手
部材をベース部材にロックすることが可能となる。逆
に、合体した清掃具のロック部によるロックを外すこと
で、第1清掃具と第2清掃具を分離することが可能とな
る。
【0016】従って、ロック部、係止部及び嵌合構造に
より第1清掃具と第2清掃具の強固な結合が可能となる
と共に、第1清掃具と第2清掃具の合体及び分離を片手
による簡単な操作で自在に行うことが可能となる。従っ
て、例えば、合体清掃具に洗浄剤をつけて使用する場合
にも手を滑らせることなく確実に操作することが可能と
なる。
【0017】上記した各合体清掃具において、第1清掃
部、第2清掃部及び第3清掃部がブラシである構成とす
ることができる。
【0018】この構成によれば、ブラシからなる第1清
掃具の第1清掃部、第2清掃具の第2清掃部及び第3清
掃部を、用途に応じて清掃面の大きさ並びにブラシの植
毛の長さ、太さ、硬さ、材質、形状、密度等の特性を変
えることで、使用できる用途の範囲を拡大することが可
能となる。
【0019】また、上記第1清掃部、第2清掃部及び第
3清掃部のうちの少なくとも1つがスポンジ、パッド又
は布である構成とすることができる。
【0020】この構成によれば、樹脂製の浴槽や壁面、
木製家具等の傷が付きやすい場所に対し、スポンジ、パ
ッド又は布からなる清掃部を用いることができ、使用で
きる用途の範囲を更に拡大することが可能となる。
【0021】上記した各合体清掃具において、上記第2
清掃部及び第3清掃部の清掃面が、第1清掃部の清掃面
に対し後退傾斜するか又は高い位置にある構成とするこ
とができる。
【0022】この構成によれば、把手部材を握って第1
清掃部の大きい清掃面を使って、広い平坦部分を清掃す
ることができ、その際、第2清掃部及び第3清掃部の各
清掃面が第1清掃部の清掃面に対し後退傾斜するか又は
高い位置にあるので、清掃の支障になることがない。
尚、狭い場所や隅部の細部を少しだけ清掃したい場合に
は、合体したままで全体を前後に少し傾けた姿勢にして
第2清掃部の清掃面や第3清掃部の清掃面を使って清掃
することもできる。
【0023】上記した各合体清掃具において、上記第2
清掃部及び第3清掃部の清掃面の先端部の断面形状がV
字状である構成とすることができる。
【0024】この構成によれば、清掃面のV字状の先端
部をタイルの目地や隅部に合わせて清掃することができ
るので、汚れのひどい細部を集中的に清掃したりするの
に適している。
【0025】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面に基づいて具体的に説明する。
【0026】図1に、本発明の合体清掃具1の構成例を
示す。ここで、(a)は第1清掃具10と第2清掃具2
0の合体した状態を、(b)は分離した第2清掃具20
を、(c)は分離した第1清掃具10を表す。更に、図
3に第1清掃具10の構成の詳細を、図4に第2清掃具
20の構成の詳細を表す。
【0027】この合体清掃具1は、ベース部材11に大
きい清掃面S1を有する第1清掃部12を設けた第1清
掃具10と、把手部材21の一方端21aに設けられて
おり、第1清掃部12と同一又は異なる特性で小さい清
掃面S2を有する第2清掃部22と、把手部材21の他
端21bに設けられており、第2清掃部22と同一又は
異なる特性で第2清掃部22と同一又は小さい清掃面S
3を有する第3清掃部23とを有する第2清掃具20
と、上記第1清掃具10と第2清掃具20の合体及び分
離を自在とする結合手段30とを有する。
【0028】結合手段30は、例えば、ベース部材11
上に設けた幅w1の嵌合溝11e(嵌合凹部)に、把手
部材21の下部に設けた幅w2(w1≧w2)の嵌合凸
部21cを嵌め合う嵌合構造とし、把手部材21の把手
部材の一方端21a側に把手部材21をベース部材11
にロックするためのロック部31を設けると共に、他端
21b側に把手部材21の一端をベース部材11に係止
するための係止部32とを設ける構成とすることができ
る。
【0029】より詳しくは、ロック部31は、図2に示
すように、第1清掃具10のベース部材11の中央リブ
11aの一方端側の上面に垂設したロック爪11bを、
第2清掃具20の嵌合凸部21cの一方端側を上下に貫
通する開口21dを通してその上面の開口縁部の係止面
21fに引っ掛けてロックする構成とし、係止部32
は、第1清掃具10のベース部材11の中央リブ11a
の他端に設けた係止突起11cに、第2清掃具20の嵌
合凸部21cの他端側の下部に設けた係止爪21eを引
っ掛けて係止する構成とする。
【0030】この結合手段30では、第2清掃具20の
係止爪21eを第1清掃具10の係止突起11cに引っ
掛けて係止すると共に、第1清掃具10の嵌合溝11e
に第2清掃具20の嵌合凸部21cを嵌め込んでいき、
第1清掃具10のロック爪11bに第2清掃具20の開
口21dに通して係止面21fに引っ掛けてロックする
ことで、第1清掃具10と第2清掃具20を合体するこ
とができ、逆に合体した清掃具の第2清掃具20の係止
面21fから第1清掃具10のロック爪11bによるロ
ックを外すことで、第1清掃具10と第2清掃具20を
分離することができる。
【0031】従って、ロック部31、係止部32及び嵌
合構造により第1清掃具10と第2清掃具20を強固に
結合することができる共に、第1清掃具10と第2清掃
具20の合体及び分離を片手による簡単な操作で自在に
行うことができ、合体清掃具1に洗浄剤をつけて使用す
る場合にも手を滑らせることなく確実に操作することが
できる。
【0032】合体清掃具1を第1清掃具10と第2清掃
具20に分離した状態では、第1清掃具10は、第1清
掃部12が大きい清掃面S1を有するので、広い平坦部
分を清掃するのに適している。第2清掃具20は、第2
清掃部22及び第3清掃部23が小さい清掃面S2、S
3を有するので、狭い場所や隅部の細部を清掃したりタ
イルの目地を清掃したりするのに適している。
【0033】第1清掃具10と第2清掃具20を合体し
た状態では、図2に示すように、合体清掃具1は、第2
清掃部22の清掃面S2が、第1清掃部12の清掃面S
1に対し角度αで後退傾斜しており、第3清掃部23の
清掃面S3が、第1清掃部12の清掃面S1に対し角度
βで後退傾斜すると共に距離h1だけ高い位置にある。
従って、把手部材21を握って第1清掃部12の大きい
清掃面S1を使って、広い平坦部分を清掃することがで
き、その際、第2清掃部22の清掃面S2及び第3清掃
部23の清掃面S3が清掃の支障になることがない。
尚、狭い場所や隅部の細部を少しだけ清掃したい場合に
は、合体したままで全体を前後に少し傾けた姿勢にして
第2清掃部22の清掃面S2や第3清掃部23の清掃面
S3を使って清掃することもできる。
【0034】上記第1清掃部12、第2清掃部22及び
第3清掃部23がブラシである構成とすることができ、
各清掃部の用途に適した特性の材料を選択する。例え
ば、ブラシの植毛の長さ、太さ、硬さ、材質、形状、密
度等を用途に応じて変える。また、清掃部の材料をブラ
シに代えて、スポンジ、パッド、布等の他の材料として
もよい。
【0035】具体的には、例えば、合体清掃具1を浴室
用として用いる場合に、第1清掃部12をスポンジと
し、第2清掃部22及び第3清掃部23をブラシとし、
第3清掃部23のブラシを第2清掃部22より毛足が短
く硬めで小さい清掃面を有するものとする。これによ
り、樹脂製の浴槽や壁面等の傷が付きやすい場所やタイ
ル壁面及び床面等の広面積部を、合体又は分離した第1
清掃具10のスポンジからなる第1清掃部12で清掃す
ることができる。また、分離した第2清掃具20を用い
て、狭い場所を第2清掃部22で清掃し、タイル壁面及
び床面の目地や隅部の細部を第3清掃部23で清掃する
ことができる。尚、第2清掃部22や第3清掃部23に
おける清掃面S2、S3の先端部の断面形状をV字状に
すると、先端部をタイルの目地や隅部に合わせて清掃す
ることができ、汚れのひどい細部を集中的に清掃するの
に適している。
【0036】他の例として、合体清掃具1をリビング用
として用いる場合に、例えば、第1清掃部12を不織布
等の化学雑巾やモップとして台座にマジックファスナー
や両面テープ等で付け替え可能に構成し、第2清掃部2
2及び第3清掃部23をブラシとし、第3清掃部23の
ブラシを第2清掃部22より毛足が短く小さい清掃面を
有するものとする。これにより、サイドボードの上や床
面を、合体又は分離した第1清掃具10の化学雑巾やモ
ップからなる第1清掃部12で清掃することができる。
また、分離した第2清掃具20を用いて、サッシの溝や
家具の隙間等の狭い場所を第2清掃部22と第3清掃部
23で適宜使い分けて清掃することができる。
【0037】更に、第1清掃部12を設けた第1清掃具
10と、第2清掃部22及び第3清掃部23を有する第
2清掃具20において、各清掃部の特性を変えた複数の
種類の第1清掃具10及び第2清掃具20を用意して、
それらの組み合わせを変えることで、利用者の用途に適
した清掃部を備えた合体清掃具1とすることができ、こ
れにより使用できる用途の範囲を更に拡大することがで
きる。
【0038】以上、本発明の合体清掃具は、上記した実
施形態の具体的構成に限定されるものではなく、必要に
応じ適宜構成を変形、追加又は削除した構成としてもよ
いことは言うまでもない。例えば、上記では、上記結合
手段が、ベース部材に設けた嵌合凹部に、把手部材に設
けた嵌合凸部を嵌め合う嵌合構造の例を示したが、本発
明はこれに限定されるものではなく、ベース部材に設け
た嵌合凸部に、把手部材に設けた嵌合凹部を嵌め合う嵌
合構造としてもよい。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の合体清掃
具によれば、簡素な構成で各清掃具が高剛性を有すると
共に、第1清掃具の第1清掃部、第2清掃具の第2清掃
部及び第3清掃部は、清掃面の大きさ及び特性のうちの
少なくとも一方が異なっており、結合手段により第1清
掃具と第2清掃具の合体及び分離を簡単な操作で自在に
行うことができるので、使用できる用途の範囲を拡大す
ることが可能となると共に、複数の清掃具を合体してす
っきりと収納することができる。
【0040】上記結合手段が、ベース部材に設けた嵌合
凹部に、把手部材に設けた嵌合凸部を嵌め合う嵌合構造
を有すると共に、把手部材の一方端側に把手部材をベー
ス部材にロックするためのロック部と、把手部材の他端
側に把手部材の一端をベース部材に係止するための係止
部とを有する構成にすると、ロック部、係止部及び嵌合
構造により第1清掃具と第2清掃具を強固に結合するこ
とができると共に、第1清掃具と第2清掃具の合体及び
分離を片手による簡単な操作で自在に行うことができ、
例えば、合体清掃具に洗浄剤をつけて使用する場合にも
手を滑らせることなく確実に操作することができる。
【0041】上記した各合体清掃具において、第1清掃
部、第2清掃部及び第3清掃部がブラシである構成にす
ると、ブラシからなる第1清掃具の第1清掃部、第2清
掃具の第2清掃部及び第3清掃部を、用途に応じて清掃
面の大きさ並びにブラシの植毛の長さ、太さ、硬さ、材
質、形状、密度等の特性を変えることで、使用できる用
途の範囲を拡大することができる。
【0042】また、上記第1清掃部、第2清掃部及び第
3清掃部のうちの少なくとも1つがスポンジ、パッド又
は布である構成にすると、樹脂製の浴槽や壁面、木製家
具等の傷が付きやすい場所に対し、スポンジ、パッド又
は布からなる清掃部を用いることができ、使用できる用
途の範囲を更に拡大することができる。
【0043】更に、第1清掃部を設けた第1清掃具と、
第2清掃部及び第3清掃部を有する第2清掃具におい
て、各清掃部の特性を変えた複数の種類の第1清掃具及
び第2清掃具を用意して、それらの組み合わせを変える
ことで、利用者の用途に適した清掃部を備えた合体清掃
具とすることができ、これにより使用できる用途の範囲
を更に拡大することができる。
【0044】上記した各合体清掃具において、上記第2
清掃部及び第3清掃部の清掃面が、第1清掃部の清掃面
に対し後退傾斜するか又は高い位置にある構成にする
と、把手部材を握って第1清掃部の大きい清掃面を使っ
て、広い平坦部分を清掃することができ、その際、第2
清掃部及び第3清掃部の各清掃面が第1清掃部の清掃面
に対し後退傾斜するか又は高い位置にあるので、清掃の
支障になることがない。
【0045】上記した各合体清掃具において、上記第2
清掃部及び第3清掃部の清掃面の先端部の断面形状がV
字状である構成にすると、清掃面のV字状の先端部をタ
イルの目地や隅部に合わせて清掃することができるの
で、汚れのひどい細部を集中的に清掃するのに適してい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の合体清掃具の構成例を示す斜視図であ
って、(a)は第1清掃具と第2清掃具の合体した状態
を、(b)は分離した第2清掃具を、(c)は分離した
第1清掃具を表す。
【図2】本発明の合体清掃具における第1清掃具と第2
清掃具の合体した状態を示す断面図である。
【図3】本発明の合体清掃具における第1清掃具の構成
例を示す図であって、(a)は上視図を、(b)は側面
図を、(c)は下視図を表す。
【図4】本発明の合体清掃具における第2清掃具の構成
例を示す図であって、(a)は側面図を、(b)は下視
図を表す。
【図5】従来例1のブラシ体の構成を示す図である。
【図6】従来例2の組ブラシの構成を示す図である。
【符号の説明】
1 合体清掃具 10 第1清掃具 11 ベース部材 11e 嵌合溝(嵌合凹部) 12 第1清掃部 20 第2清掃具 21 把手部材 21c 嵌合凸部 22 第2清掃部 23 第3清掃部 30 結合手段 31 ロック部 32 係止部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース部材に大きい清掃面を有する第1
    清掃部を設けた第1清掃具と、 把手部材の一方端に設けられており、第1清掃部と同一
    又は異なる特性で小さい清掃面を有する第2清掃部と、
    把手部材の他端に設けられており、第2清掃部と同一又
    は異なる特性で第2清掃部と同一又は小さい清掃面を有
    する第3清掃部とを有する第2清掃具と、 上記第1清掃具と第2清掃具の合体及び分離を自在とす
    る結合手段とを有することを特徴とする合体清掃具。
  2. 【請求項2】 上記結合手段が、ベース部材に設けた嵌
    合凹部又は凸部に、把手部材に設けた嵌合凸部又は凹部
    を嵌め合う嵌合構造を有すると共に、把手部材の一方端
    側に把手部材をベース部材にロックするためのロック部
    と、把手部材の他端側に把手部材の一端をベース部材に
    係止するための係止部とを有する請求項1記載の合体清
    掃具。
  3. 【請求項3】 上記第1清掃部、第2清掃部及び第3清
    掃部がブラシである請求項1又は請求項2記載の合体清
    掃具。
  4. 【請求項4】 上記第1清掃部、第2清掃部及び第3清
    掃部のうちの少なくとも1つがスポンジ、パッド又は布
    である請求項1又は請求項2記載の合体清掃具。
  5. 【請求項5】 上記第2清掃部及び第3清掃部の清掃面
    が、第1清掃部の清掃面に対し後退傾斜するか又は高い
    位置にある請求項1〜請求項4のいずれかに記載の合体
    清掃具。
  6. 【請求項6】 上記第2清掃部及び第3清掃部の清掃面
    の先端部の断面形状がV字状である請求項1〜請求項5
    のいずれかに記載の合体清掃具。
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