JP3032365U - 掃除機の吸引口具 - Google Patents

掃除機の吸引口具

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JP3032365U JP1996006320U JP632096U JP3032365U JP 3032365 U JP3032365 U JP 3032365U JP 1996006320 U JP1996006320 U JP 1996006320U JP 632096 U JP632096 U JP 632096U JP 3032365 U JP3032365 U JP 3032365U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸引式の掃除機の吸引口具について、一つの
吸引口具で、吸引するレンジの調整を可能とする。 【解決手段】 本願考案は、吸引式の掃除機に取り付け
られる横断面が偏平に形成された吸引口具についてなさ
れたものである。後端が掃除機へ直接或いはホースその
他の接続具を介して間接的に接続可能に形成され且つ先
端が開口する筒状本体1と、この筒状本体1と別体に形
成され且つ筒状本体1の上記先端側に接続された筒状先
端部2とを備える。筒状先端部2と筒状本体1の何れか
一方は、他方に対して摺動可能に挿入されており、この
摺動にて吸引口具全体の長さが調整可能である。少なく
とも上記挿入部分について、筒状本体1と筒状先端部2
の双方或いは何れか一方に、複数の塵の吸い口が形成さ
れている。上記摺動にて挿入部分の挿入の幅を変化させ
ることにより、塵の吸い口の開閉を行い、外部へ通じる
吸い口の数を増減して、吸引する範囲を増減することが
できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本願考案は、掃除機の吸引口具の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
吸引式の掃除機の吸引口具として、例えば、実開昭61−188548号公報 に見られるものが提案されている。 これは、掃除機の吸引口付近を伸縮することが可能なものであり、狭く体を入 れることができない場所や、手が届きにくい場所について、吸引式の掃除機によ る掃除を諦めることなく円滑に行うことができる。
【0003】 具体的には、特開昭61−118548号の掃除機用の吸引口具は、図7(A )及び同図(B)へ示すように、長尺で横断面が矩形の筒状本体1と、筒状本体 1と別体に形成されると共に筒状本体1の先端側に配設され、且つ筒状本体1と 同じく横断面が矩形に形成された筒状先端部2とを備えるものである。図7の( A)は掃除機用吸引口具の側面図であり、(B)はその平面図である。
【0004】 上記筒状本体1は、先端が開口しており、この開口部10と掃除機のホースと 接続される側の端部以外に開口部を持たない。 上記筒状先端部2は、その先端及び後端が開口している。先端の開口部は、塵 等の吸い込み口7をなしている。筒状先端部2の後部3は、横断面が矩形の形状 を有し、筒状本体1の開口部10より、筒状本体1の内部に入り込み、筒状本体 1と嵌合する。
【0005】 上記筒状先端部2を(矢印X方向に)摺動して筒状本体1の内部に深く差し込 んだり、或いは逆方向(矢印Xと逆の方向)に摺動して筒状本体1より引き出し たりすることにより、吸引口具を伸縮するものである(図7は、引き伸ばした状 態を示している。又、8は、筒状先端部2を引き伸ばした際に、筒状本体1から 脱落しないように止める係止手段を示している)。 このため、筒状先端部2を伸ばすことによって、家具間の狭い隙間なども奥の 方まで掃除機用吸引口具の先端(吸い込み口7)が届く。 広い場所を掃除する際には、筒状先端部2を縮めることによって、掃除機用吸 引口具を扱い易いものとし、円滑な清掃ができるのである。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
このように一つの吸込引具で(付け替えなしに)、吸い込み口の届く範囲を調 節することが可能なものは、上記の通り既に提案されているのであるが、一つの 吸引口具で吸い込み面積の調節を行うことが可能なものは、未だ皆無である。
【0007】 即ち、上記のように、吸い込み口7の届く範囲は、伸ばす必要がないが、一回 で広く清掃面の除塵を行いたい場合や、逆に、塵は狭い部位に集まっているが、 塵の周りには掃除機に吸い込まれては困るものがある場合など、その部位に絞っ て吸引を行いたい場合がある。 このような場合に、吸引口具を複数用意して付け替えて清掃を行うという労を 採らずに、即ち、一つの吸引口具で対応しようとしても、できなかったのである 。
【0008】 例えば、一回の吸引で、隙間内を広く清掃することが可能なものとして、特開 昭62−159631号公報に見られるものがある。これは、図8へ示すように 、偏平な先端部2には、先端の吸い込み口7以外にも、多数の吸い口4…4が形 成されている。 従って、このものは、一度清掃する部位に配置すれば広い範囲に渡って塵の吸 引を行うことができ、何度も摺動する必要がない。 しかし、吸い込む範囲(面積)を小幅に調節したと思っても、この吸引口具の みでは、これを行うことはできない。 本願考案は、上記課題の解決を目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本願第1の考案に係る掃除機の吸引口具は、吸引式の掃除機に取り付けられ、 狭い場所の吸引も円滑に行えるよう横断面が偏平に形成されたものについて、下 記の構成を採るものである。 即ち、後端が掃除機へ直接或いはホースその他の接続具を介して間接的に接続 可能に形成され且つ先端が開口する筒状本体1と、この筒状本体1と別体に形成 され且つ筒状本体1の上記先端側に接続された筒状先端部2とを備える。筒状先 端部2と筒状本体1の何れか一方は、他方に対して摺動可能に挿入されており、 この摺動にて吸引口具全体の長さが調整可能である。少なくとも上記挿入部分に ついて、筒状本体1と筒状先端部2の双方或いは何れか一方に、複数の塵の吸い 口が形成されている。上記摺動にて挿入部分の挿入の幅を変化させることにより 、塵の吸い口の開閉を行い、外部へ通じる吸い口の数を増減して、吸引する範囲 を増減することが可能なるものである。
【0010】 このような構成を採ることによって、上記挿入部分の挿入量を変化させること により、吸引口具を交換したり或いは付け外しを行うことなく、一つの吸引口具 にて、塵の吸引を行う範囲を調節することができるのである。
【0011】 本願第2の考案に係る掃除機の吸引口具は、上記第1の考案に係る掃除機の吸 引口具にあって、筒状本体1と、筒状先端部2の何れか一方は、挿入部200を 備え、他方がこの挿入部200が挿入される受容部100を備える。挿入部20 0と受容部100とは、内部で通じ、筒状先端部2の内部と筒状本体1の内部と は連絡しているのである。受容部100の底面11には、塵等の吸い口6が適宜 数設けられている。筒状先端部2の底面21にも塵等の吸い口4が適宜数設けら れている。挿入部200の底面31にも、塵等の吸い口5が、複数その長手方向 へ等間隔に並んだ状態に形成されている。この吸い口5の夫々は、上記受容部1 00が有する吸い口6の夫々と同じ形状を有するものである。挿入部200は、 挿入されている受容部100に対して摺動可能であると共にその挿入方向に沿っ て同一ピッチで係止可能な係止手段を有するものである。
【0012】 上記第1の考案の作用に加えて、挿入部200の上記挿入量を摺動により段階 的に調節することが可能である。即ち、上記摺動により挿入部200の挿入量を 所望の深さに変化させた後、係止手段にて係止を行い、挿入部200に形成され た適宜吸い口5…5と、受容部100に形成された吸い口6…6とを重ね合わせ ることにより、吸塵(掃除)する幅(面積)を多段階に変更することができる。 最大に引き出した際は、吸い口5…5と吸い口6…6とが全く重ならないもので あってもよい。 又このような、変更によっても、吸引口具の吸引部分の単位面積当たりの吸い 口の数はほぼ一定であり、均一な吸い込みが可能である。 更に、挿入を最も深くし、筒状本体1と先端筒状部2とを完全に縮めた状態に しても、挿入部200の吸い口5…5の全てが、筒状本体1又は筒状先端部2に より、外部と遮断されるのではなく、挿入部200の吸い口5…5の何れかが外 部に連絡している。このため、縮めた状態にあっても、必要な吸い込みを確保し 、掃除機の電動機に負担を掛けない。
【0013】 本願第3の考案に係る掃除機の吸引口具は、上記第2の考案に係る掃除機の吸 引口具にあって、下記の構成を採る。 即ち、受容部100の左右両側面には、受容部100の前後に伸びる貫通孔1 8,18が形成されている。そして、上記係止手段は、挿入部200の表面へ前 後に等ピッチで形成された複数の凹部19…19と、挿入部200の左右両側面 32,32の適宜位置に形成された可撓部33,33と、可撓部33,33に形 成された突起35,35とにてなる。更に、上記可撓部33,33には、付勢す ることにより可撓部33,33を撓ませることが可能な押圧部材34,34が形 成されている。この押圧部材34,34は、上記貫通孔18,18より筒状本体 1の外部に常に露出するものである。上記突起35,35は、凹部19,19の 何れかと係合するものであり、押圧部材34,34を付勢して可撓部33,33 を撓ませることにより、突起35,35を、凹部19,19より、抜くことが可 能である。凹部19,19と突起35,35とは、受容部100の吸い口6に対 し挿入部200の吸い口5を重なる位置に配位せしめた際に、係合し合う位置に 設けられている。
【0014】 上記の構成を採ることによって、上記第2の考案の作用を得ると共に、上記第 2の考案の作用を得る具体的手段を提供し得た。即ち、押圧部材34,34を外 部より押圧し可撓部33,33を撓ませて突起35,35を凹部19,19から 抜き、挿入部200の摺動後、他の凹部19,19へ嵌め直して挿入量を調整す ることを可能とした。 特に、上記の押圧部材34,34は、貫通孔18,18にて受容部100の左 右両側面より露出するものであるため、狭い場所の吸引も円滑に行えるよう横断 面が偏平に形成された吸引口具の高さを増すことなく、即ち、狭い場所の円滑な 吸引を阻害することなく、上記挿入量の調整を行うことが可能である。
【0015】 本願第4の考案に係る掃除機の吸引口具は、上記第3の考案に係る掃除機の吸 引口具にあって、筒状先端部2には、ブラシ24が形成され、このブラシ24は 、少なくともその毛先が、筒状先端部2の先端よりも前方に突出する。
【0016】 上記の構成を採ることによって、上記第3の考案の作用に加えて、ブラシ24 が緩衝部材となって、清掃時に、最も他へぶつけて破損しやすい吸引口具の先端 部分を保護することが可能となった。又、このようなブラシ24の形成により、 吸引口具との接触によって、家具や壁を傷つけるといった事態も回避できる。
【0017】 本願第5の考案に係る掃除機の吸引口具は、上記第3又は第4の考案に係る掃 除機の吸引口具にあって、上記受容部100と筒状先端部2の夫々の底面11, 21は、その長手方向に沿ってブラシ毛が植毛された縦植毛部と、この縦植毛部 と交差する方向に伸びる適宜数の横植毛部とが形成されたものである。受容部1 00及び筒状先端部2の縦植毛部は、受容部100及び筒状先端部2の中央を前 後に伸びるものであり、この縦植毛部にて、複数の吸い口は、左方の吸い口群と 右方の吸い口群とに区画されたものであり、横植毛部17,23は、上記底面に ついて、縦植毛部の先端と後端の夫々に形成されたものである。
【0018】 上記の構成を採ることによって、上記第3又は第4の考案の作用に加えて、左 右方向の何れに吸引口具を摺動することによっても、中央にある縦植毛部が、塵 を掬い、左方の吸い口群か右方の吸い口群の何れかにて、吸引することが可能で ある。即ち、吸引口具をその左側に摺動したときは、縦植毛部のブラシ毛の左側 面が、塵を掬い、これを左方の吸い口群が吸引する。又、吸引口具をその右側に 摺動したときは、縦植毛部のブラシ毛の右側側面が、塵を掬い、これを右方の吸 い口群が吸収する。 更に、縦植毛部を中央にして、植毛部全体が略H形をなすように、縦植毛部の 前後夫々に横植毛部17,23を配設することによって、前後の2箇所で、横方 向(左右方向)についての被清掃面との接触が図れ、より一層の安定を確保する ことが可能となった。このように、吸引口具の、左右の安定性が確保されている ことから、左方、右方のいずれの吸い口も、常時均等に吸引力を発揮することが できる。
【0019】
【考案の実施の形態】
以下、図面に基づき本願考案の実施の形態について説明する。 図1乃至図6に、本願考案の一実施の形態を示す(図1は、本願考案に係る吸 引口具の斜視図、図2は同側面図、図3は筒状先端部2を最も縮めた状態の底面 図、図4(A)は図3のA−A断面図、同(B)は図3のB−B断面図、同(C )は図3の要部底面図、同(D)は図5の一部切欠要部底面図、図5は筒状先端 部2を最も伸ばした状態の一部切欠底面図、図6(A)及び同(B)は図5の一 部切欠要部斜視図を、示している。尚図4(A)(B)に付すべきハッチングは 、図面の煩雑化を避けるため省略してある)。 図1乃至図5において、図面の左手が吸引口具の先端側であり、図面の右手が 、吸引口具の基端側である。
【0020】 図1へ示す通り、この吸引式掃除機の吸引口具は、その基端側から先端側に掛 けて伸びる長尺状体であり横断面が偏平な中空の筒状体である。そして、この吸 引口具は、筒状本体1と、この筒状本体1と別体に形成され且つ筒状本体1の前 方に設けられる筒状先端部2とにより構成されている。 以下各構成について順に説明する。
【0021】 先ず上記筒状本体1について説明する。 筒状本体1は、水平方向に伸びる長尺状体であり、中空の吸引口具の主要部を なす筒状本体1は、その前部と中央部とをなす受容部100と、基端側をなす後 部13とにより構成されている。 この受容部100は横断面が長方形を呈し、底面11,上面11a及び左右両 側面11b,11bを備えた中空のハウジングである。 そして、受容部100先端即ち筒状本体1先端は開口部10をなし、後部13 後端即ち筒状本体1の基端側が開口部12をなしている。 上記の開口部12は、別体のアダプター15(図1)と接続可能な接続口とし て形成されている。
【0022】 受容部100は、上記横断面の形状に応じて、先端の上記開口部10が、長方 形を呈する。又基端側の開口部12は、横断面が円形を呈する。この開口部12 内の横断面の面積と、受容部100内の横断面の面積とは、ほぼ等しい。 このため、筒状本体1の上記後部13は、流線型をなし、その前方(受容部1 00側)から後方にかけて徐々に矩形から円形に変化した形状を呈する。
【0023】 又、後部13の上記形状は、前後の横断面の形状の相違を解消するための単に 流線型をなしているのではなく、この後部13の前後何れの位置の横断面もみな ほぼ同じ面積を持つように形成されている。これにより、後部13内の各区間に 渡ってほぼ一定の吸引圧としている。
【0024】 筒状本体1の受容部100の底面11には、塵等の吸引を行うための、吸い口 6…6が適宜数設けられている。各吸い口6…6は、中空の筒状本体1内部に通 じる。 上記吸い口6…6は、受容部100の底面11において、筒状本体1(受容部 100)の長手方向に沿って2列に並んだ状態で複数設けられている。吸い口6 …6の夫々は、長円状に開口している。
【0025】 図3へ示すように、筒状本体1の上記受容部100には、上記2列に並んでい る吸い口6…6の間(筒状本体1の底面11の中央であって、吸い口6…6が列 をなしている区間)に、筒状本体1の長手方向に沿って伸びる縦植毛部16と、 上記吸い口6…6の列の後部(図3柱右手)において縦植毛部16と交差する横 植毛部17とが設けられている。 両植毛部16,17には、ブラシ毛が設けられている。 図3へ示すように、両植毛部16,17は、ほぼ直角に交差して、T字の形を 呈している。 このような植毛部16,17を形成するために、筒状本体1の底面11には、 図4(A)(B)へ示すように、植毛用溝部110が形成されている。この植毛 用溝部110は底面11から後退する凹部であり、平面視すれば、T字形に形成 されている。このため、この植毛用溝部110内に、ブラシ毛の根元側を挿入し て接着剤その他の固定手段を用いて固定し、上記T字形を呈する縦植毛部16と 横植毛部17とを形成することができるのである。
【0026】 受容部100の左右両側面11b,11bには、受容部100の長手方向に沿 って直線的に伸びる長孔18,18が形成されている。 長孔18,18は、受容部100内部に貫通している。
【0027】 更に、中空の受容部100の内周面について、上記左右両側面11b,11b の裏面となる部位に、複数の凹部19…19が形成されている。 上記の長孔18は、この凹部18…18夫々の中央部を水平に通り、個々の凹 部18を上下2つの部位に分割している(図3)。 各凹部19…19同士は、受容部100の長手方向に対して、等間隔wを隔て て位置する。即ち凹部19…19は、前後に同一ピッチとなるように形成されて いる。
【0028】 次に、筒状先端部2について説明する。 筒状先端部2は、筒状本体1と別体に形成された、横断面が長方形の偏平な筒 状体である。筒状先端部2は、筒状本体1の前方に配設され、吸引口具の先端部 を形成する。 筒状先端部2は、先端側の主部20と、基端側の挿入部200とにより構成さ れている。主部20の先端部即ち筒状先端部2の先端部の付近には、吸い込み口 7が形成されている。 筒状先端部2(主部20)の上記吸い込み口7付近は、図2へ示すように、筒 状先端部2の先端に向かって上下の幅が狭くなっており、側面からみれば、筒状 先端部2(主部20)は先細りになっている。上記吸い込み口7は、その最先端 部よりも主部20の底面21寄りの部位に形成されている。このため、吸い込み 口7は、図2へ示す通り、前方下方を臨むものとなっている。
【0029】 筒状先端部2の上記主部20の底面21にも、塵等の吸引を行うための吸い口 4…4が複数設けられている。この吸い口4…4も、上記筒状本体1の受容部1 00の吸い口6…6と同様、長円状に開口している。吸い口4…4は、中空の筒 状先端部2(主部20)の内部に通じる。 これらの吸い口4…4は、筒状本体1の長孔6…6がなす2列の延長に、同様 の2列をなすよう、配設されている。
【0030】 筒状先端部2の底面21において、筒状本体1の縦植毛部16の延長上吸い口 4…4の両列間に、同様の縦植毛部22が形成されている。そして、縦植毛部2 2の先端側であり、吸い込み口7の周縁付近に、この縦植毛部22と交差する横 植毛部23が形成されている。 図3へ示すように、この縦植毛部22と横植毛部23とは、既述の筒状本体1 の両植毛部16,17と同様、ほぼ直角に交差して、逆T字形に形成されている 。このような縦植毛部22と横植毛部23とを形成するために、筒状本体1の植 毛用溝部110と同様のT字形の凹部を、筒状先端部2の底面21にも形成して 、これにブラシ毛を固着すればよい(図示しない)。
【0031】 吸い込み口7周縁において、吸い込み口7を挟んで、上記横植毛部23と反対 側の位置即ち筒状先端部2の最先端部に、先端植毛部24が形成されている。 このように筒状先端部2の最先端部へ植毛部が形成され、ブラシ毛が設けられ ることによって、掃除のため、前方に吸引口具を摺動した際に、壁や家具など前 方にあるものに、ぶつかることがあっても、ブラシ毛が緩衝してくれる。 従って掃除によって、吸引口具が壊れたり、壁や家具を傷つけたりすることが ない。
【0032】 上記筒状先端部2の挿入部200について説明する。 挿入部200は、上記の通り、筒状先端部2の主部20より後方に延設された ものであり、横断面は、筒状先端部2や筒状本体1の主部14の横断面形状と同 様、偏平な矩形を呈する中空の部材である。
【0033】 挿入部200の底面31にも、塵等の吸い口5…5が、複数その長手方向に並 んだ状態に形成される。そして、上記吸い口5…5は、筒状本体1や筒状先端部 2の主部20の吸い口6…6,4…4と同様、長円状に形成されている。 更に、この吸い口5…5も、挿入部200の長手に沿って2列に配設されてい る。
【0034】 挿入部200は、先端から、筒状本体1の受容部100の開口部10より、そ の内部へ挿入される。このため、挿入部200の外部寸法は、上記受容部100 の内周の寸法とほぼ同様に形成されている。
【0035】 図4(D)及び図6(A)(B)へ示すように、筒状本体1の受容部100に 挿入される筒状先端部2の上記挿入部200の基端側端部3aの左右両側面32 ,32には、押圧によりこの左右の幅を変化させることが可能な2つの可撓部3 3,33が形成されている。 図4(B)(D)及び図6(A)(B)へ示すように、挿入部200の底面3 1において、可撓部33は、上記の筒状本体1内に最も基端側(図3(B)(D )の右手)に位置する吸い口5,5と、挿入部200の基端側端部3aとの間に 切欠部32aが形成されると共に、図4(B)へ示すように、上面31aへ、基 端側端部3aより挿入部200の先端側(図3の右側から左側)へ切れ込む副切 欠部32b,32bが形成されることによって、撓む自由を持った板状の部分と して形成されている。
【0036】 この可撓部33,33には、基端側端部3aの左右両側に、押圧杆34,34 が形成されている。この押圧杆34,34は、筒状本体1の受容部100の長孔 18,18を通り筒状本体1の外部左右に突出する。 更に、可撓部33,33には、左右両側の、この押圧杆34,34よりも先端 側の部位に、左右に一つづつ突起35,35が形成されている。
【0037】 上記押圧杆34,34の先端は、図4(B)(C)(D)へ示すように、円盤 状のボタン34a,34aが形成されている。このボタン34a,34aは、押 圧杆34,34に対して、螺合等の固定手段により着脱可能に設けられている( 図示しない)。これは、製造時に予めこのようなボタン34a,34aを設けて おくと、その組立工程において、受容部100へ挿入部200を挿入するのに、 邪魔になるからである。 従って、挿入部200の受容部100内への挿入後に、このボタン34a,3 4aは、押圧杆34,34に固定される。このようにボタン34a,34aを固 定することによって、このボタン34a,34aが挿入部200の抜け止めとな り、筒状本体1から筒状先端部2を最大限に引き出した際も、挿入部200が外 れて脱落するということがない。 又、ボタン34a,34aと共に、押圧杆34,34が、可撓部33,33か ら、着脱可能に形成されたものであっても実施可能である。このように、押圧杆 34,34諸共別体に形成され、これらは後に可撓部33,33へ固定されるも のとする方が、組立時に挿入部200の筒状本体1への取付けが、より円滑に行 える。
【0038】 上記の突起35,35は、筒状本体1の受容部100内周面に設けられた前記 一対の凹部19,19に対応する形状を有し、この一対の凹部19,19に嵌め られる。
【0039】 上記左右2対の凹部19,19内に嵌められた両突起35,35を、これら凹 部19,19から外す際には、外部に露出している上記ボタン34a,34aの 両方を押さえることによって、可撓部33,33を互いに近づける方向に撓ませ る。 これによって、突起35,35は、凹部19,19より、抜け出る。
【0040】 上記のように、突起35,35が、凹部19,19より出た状態にあって、即 ち係止が解かれた状態において、嵌合筒状3は、自由に摺動することができ、他 の凹部19,19へ突起35,35を移動させることができる。逆に、凹部19 内に、突起35が嵌まっているとき、上記の摺動は行えない。
【0041】 前記の凹部19…19間の間隔wとその配設位置、及び、上記突起35,35 の可撓部33,33上での配設位置は、凹部19…19と突起35,35とが係 合している際に、挿入部200の備える吸い口5…5のうち受容部100内部に 位置するものと、受容部100の挿入部200と重なる位置にある吸い口6…6 とが、一致するように設定しておく。
【0042】 この実施の形態では、筒状本体1の受容部200の内周面上、全ての凹部19 ,19対は、対応する吸い口6の後方(図3において右手)に位置し、且つ、隣 接する吸い口6との間或いはその付近の位置に形成されている。 同様に、突起35,35は、挿入部200の、筒状本体1内の最も奥に位置す る(挿入部200の、最も基端側端部3a寄りに位置する)吸い口5,5に対し て、側面32,32上その後方の(上記凹部19,19と同じ)位置に設けられ ているのである。
【0043】 上記のような構成を持つことによって、上記挿入部200を左右に2つの吸い 口5,5を一組として、挿入部200を摺動した際、この組単位で、深く挿入す る方向や浅く抜き出す方向に移動して係止することができる。 上記のように吸い口5,5の組単位での出し入れが可能であることにより、多 段階に、吸引可能なレンジを調節することができる。そして、上記の構成により 、最大に挿入部200を引き出した場合を除いて、何れの場合も、挿入部200 の有する吸い口5…5の何れかと、挿入部200の外部にある受容部体1の吸い 口6…6とが重なる位置にて係止することができる。
【0044】 前述の筒状本体1の植毛用溝部110は、筒状本体1底面11のこの部位が後 退するように成型することによって形成されている。このため、筒状本体1内部 にて植毛用溝部110の背部111が突出する。 そこで、図4(A)(B)及び図6(A)(B)に示すように、挿入部200 の底面31の中央に、その長手方向に伸びる受容溝210を形成しておく。この 受容溝210は、挿入部200の底面31のこの部位を後退するように成型した 凹部である。 上記の通り受容溝210を形成しておくことにより、筒状本体1内に挿入部2 00が挿入された際、この受容溝210が、筒状本体1の植毛用溝部110の背 部111を受容し、植毛用溝部110の背部111が挿入部200の挿入の邪魔 にならない。又上記の通り、植毛用溝部110の背部111を受容することによ り、植毛用溝部110の背部111と受容溝210とは互いに他方のガイドレー ルとして、挿入部200をがたつかさず、その円滑な摺動に寄与するものとなっ ている。
【0045】 この実施の形態において、挿入部200に形成された吸い口5…5は、一つの 列に5個、2列併せて合計10個形成されている。筒状先端部2を最も伸ばした 状態のとき(図5)、上記5組(10個)の吸い口5…5のうち3組(6個)が 外部に露出している(図5のMは、この露出区間を示している)。 そして、既述の突起35と凹部19,19の係合によって、挿入部200を筒 状本体1の受容部100の中に差し込んで縮める際、1組(2個)毎に吸い口5 ,5を受容部100の中に入れて係止することができる。 筒状本体1の受容部100の吸い口6…6は、一つの列に5個、2列併せて合 計10個形成されている。又、筒状先端部2の吸い口4…4は、一つの列に2個 、2列併せて合計4個形成されている。このため、図3へ示すように、筒状本体 1に挿入部200全体を差し込み最も縮めた状態にしても、筒状先端部2に設け られた先端の吸い込み口7の他、14個の吸い口にて、吸引を行うことができる 。 これは、筒状先端部2の4つの吸い口4…4と共に、筒状本体1の受容部10 0の10個の吸い口6…6が吸引を行えるからである。即ち、筒状本体1の4つ の吸い口6…6に、筒状本体1の受容部100内の挿入部200の吸い口5…5 の10個が重なり、挿入部200によって塞がれないからである。 尚、各吸い口4…4,5…5,6…6の個数は、図示したものに限定するもの ではなく、適宜変更可能である。
【0046】 筒状本体1の基端側の開口部12に接続される前述のアダプター15は、略L 字形に形成されている。通常図1に示す通り、L字の状態即ち水平な部位15a を鉛直な部位15bより下にして、この水平部位15aに筒状本体1が接続され る。この接続状態で床面の清掃が行える。又、この状態のとき吸引口具を垂直に 立てれば、例えばクーラーの室内機の吸気部等の清掃を能率よく行うことができ る。 箪笥等の家具の上面や壁の上方に設けられた棚等の清掃を行う際は、上記の接 続と異なり、逆L字の状態(Γ字の状態)即ち水平な部位15aを鉛直な部位1 5bよりも上にして、筒状本体1と接続する。このようにすれば、下方に位置す る掃除機本体やホースに対して、吸引口具をこれらの上方にて円滑に水平にする ことができる(図示しない)。 この他筒状本体1の基端側の開口部12は、アダプター15を介さずに直接掃 除機に接続され、或いは掃除機の備えるホースに接続されるものであっても実施 可能である(図示しない)。
【0047】 又、上記の実施の形態において、挿入部200は、筒状先端部2が備えるもの であったが、これとは異なり、挿入部200を筒状本体1が備えるものとし、受 容部100を筒状先端部2が備えるものとして実施することも可能である(図示 しない)。
【0048】 各植毛部の配設位置についても、上記実施の形態に限定するものではない。即 ち、これ以外の位置に設けられるものであっても実施可能であり、更には、全く 設けられないものであっても実施可能である。
【0049】 しかし、図示した実施の形態のように、上記受容部100と筒状先端部2の夫 々の底面11,21に、その長手方向に沿ってブラシ毛が植毛された縦植毛部と 、この縦植毛部と交差する方向に伸びる適宜数の横植毛部とを形成し、受容部1 00及び筒状先端部2の縦植毛部を、受容部100及び筒状先端部2の中央を前 後に伸びるものとして形成し、この縦植毛部にて、複数の吸い口は、左方の吸い 口群と右方の吸い口群とに区画し、横植毛部17,23を、上記底面について、 縦植毛部の先端と後端の夫々に形成することによって、下記の利点がある。
【0050】 即ち、上記の形態を採ることによって、左右方向の何れに吸引口具を摺動する ことによっても、中央にある縦植毛部が、塵を掬い、左方の吸い口群か右方の吸 い口群の何れかにて、吸引することが可能である。即ち、吸引口具をその左側に 摺動したときは、縦植毛部のブラシ毛の左側面が、塵を掬い、これを左方の吸い 口群が吸引する。又、吸引口具をその右側に摺動したときは、縦植毛部のブラシ 毛の右側側面が、塵を掬い、これを右方の吸い口群が吸収する。 更に、縦植毛部を中央にして、植毛部全体が略H形をなすように、縦植毛部の 前後夫々に横植毛部17,23を配設することによって、前後の2箇所で、横方 向(左右方向)についての被清掃面との接触が図れ、より一層の安定を確保する ことが可能となった。このように、吸引口具の、左右の安定性が確保されている ことから、左方、右方のいずれの吸い口も、常時均等に吸引力を発揮することが できる。
【0051】
【考案の効果】
本願第1の考案は、吸い口を多数備えた掃除機の吸引口具について、一つの吸 引口具を伸縮可能として、掃除する場所に合わせて、最適な長さを以て掃除する ことが可能である。更に、このような伸縮により吸引可能な吸い口の数を増減す ることが可能であり、吸引を行う幅を調節することが可能である。 従って、これにより一つの吸引口具にて、一回の吸引で除塵が可能な範囲を、 調節できるようになった。
【0052】 本願第2の考案は、上記第1の考案の効果に加えて、上記吸引口具の伸縮を段 階的に調節することが可能である。このため、一つの吸引口具について吸引する レンジを調整し、一度の吸引で広く吸塵を行ったり、逆に、狭い範囲に絞って吸 塵行ったりすることが段階的に行える。 更に、上記のような調整によって、吸引口具の吸引部分(底面)の単位面積当 たりの吸い口の数が変化するものでなく、調整にかかわりなく、均一な吸い込み が維持できるものである。 又、このことにより、吸引可能な吸い口数の調節を少なくする方向に調節した としても、急激に吸い口が遮断されるのではなく、より細やかに調節が行え、掃 除機の電動機に負担を掛けない。例えば、筒状先端部の挿入部の挿入を最も深く し、筒状本体と先端筒状部とを完全に縮めた状態にしても、上記挿入部の吸い口 の全てが、外部と遮断されるのではなく、これにより必要な吸い込みを確保する ことができる。
【0053】 本願第3の考案は、上記第2の考案の効果を得ると共に、上記第2の考案の効 果を得るに最適な吸引口具を提供し得た。 特に、係止位置の調整を行うための手段をによって、狭い場所の吸引を行うた めに偏平に形成されている吸引口具について、このような吸引の便を損なうこと なく、第1の考案の効果を得ることを可能とした。
【0054】 本願第4の考案は、上記第3の考案の効果に加えて、吸引口部の先端部が保護 され、壊れにくく、又、逆に、清掃時に、吸引口具の先端と接触して家具や壁な どを傷つけるということが殆ど無くなった。
【0055】 本願第5の考案は、上記第3又は第4の考案の効果に加えて、左右方向の何れ に吸引口具を摺動することによっても、中央にある縦植毛部が、塵を掬い、左方 の吸い口群か右方の吸い口群の何れかにて、吸引することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願考案に係る掃除機の吸引口具の一実施の形
態を示す全体斜視図である。
【図2】上記吸引口具の略側面図である。
【図3】上記吸引口具の略底面図である。
【図4】(A)は図3のA−A断面図であり、(B)は
図3のB−B断面図であり、(C)は図3の要部拡大底
面図であり、(D)は図5の一部切欠要部拡大底面図で
ある。
【図5】上記吸引口具の先端を伸ばした状態を示す一部
切欠略底面図である。
【図6】(A)は挿入部の一部切欠要部斜視図であり、
(B)は(A)と逆の位置からの眺めを示す挿入部の一
部切欠要部斜視図である。
【図7】(A)は従来の掃除機の吸引口具の側面図を示
し、(B)はその平面図を示す。
【図8】更に他の従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 筒状本体 2 筒状先端部 4(筒状先端部2の)吸い口 5(挿入部200の)吸い口 6(受容部100の)吸い口 7 吸い込み口 9 ブラシ毛 10 先端開口部 11(筒状本体1の)側面 20 基端側開口部 21(筒状先端部2の)側面 31(挿入部200の)側面 100 挿入部 200 受容部

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸引式の掃除機に取り付けられ、狭い場
    所の吸引も円滑に行えるよう長尺であり横断面が偏平に
    形成された、掃除機の吸引口具において、 後端が掃除機へ直接或いはホースその他の接続具を介し
    て間接的に接続可能に形成され且つ先端が開口する筒状
    本体(1) と、この筒状本体(1) と別体に形成され且つ筒
    状本体(1) の上記先端側に接続された筒状先端部(2) と
    を備え、 筒状先端部(2) と筒状本体(1) の何れか一方は、他方に
    対して摺動可能に挿入されており、この摺動にて吸引口
    具全体の長さが調整可能であり、 少なくとも上記挿入部分について、筒状本体(1) と筒状
    先端部(2) の双方或いは何れか一方に、複数の塵の吸い
    口が形成され、 上記摺動にて挿入部分の挿入の幅を変化させることによ
    り、塵の吸い口の開閉を行い、外部へ通じる吸い口の数
    を増減して、吸引する範囲を増減することが可能なるも
    のであることを特徴とする掃除機の吸引口具。
  2. 【請求項2】 筒状本体(1) と、筒状先端部(2) の何れ
    か一方は、挿入部(200) を備え、他方がこの挿入部(20
    0) が挿入される受容部(100) を備え、挿入部(200) と
    受容部(100) とは、内部で通じ、筒状先端部(2) の内部
    と筒状本体(1)の内部とが連絡し、 受容部(100) の底面(11)には、塵等の吸い口(6) が適宜
    数設けられており、 筒状先端部(2) の底面(21)にも塵等の吸い口(4) が適宜
    数設けられており、 挿入部(200) の底面(31)にも、塵等の吸い口(5) が、複
    数その長手方向へ等間隔に並んだ状態に形成され、この
    吸い口(5) の夫々は、上記受容部(100) が有する吸い口
    (6) の夫々と同じ形状を有するものであり、 挿入部(200) は、挿入されている受容部(100) に対して
    摺動可能であると共にその挿入方向に沿って同一ピッチ
    で係止可能な係止手段を有するものであることを特徴と
    する請求項1記載の掃除機の吸引口具。
  3. 【請求項3】 受容部(100) の左右両側面には、受容部
    (100) の前後に伸びる貫通孔(18)(18)が形成され、 上記係止手段は、挿入部(200) の表面へ前後に等ピッチ
    で形成された複数の凹部(19)と、挿入部(200) の左右両
    側面(32)(32)の適宜位置に形成された可撓部(33)(33)
    と、可撓部(33)(33)に形成された突起(35)(35)とにてな
    り、 更に、上記可撓部(33)(33)には、付勢することにより可
    撓部(33)(33)を撓ませることが可能な押圧部材(34)(34)
    が形成されており、この押圧部材(34)(34)は、上記貫通
    孔(18)(18)より筒状本体(1) の外部に常に露出するもの
    であり、 上記突起(35)(35)は、凹部(19)(19)の何れかと係合する
    ものであり、押圧部材(34)(34)を付勢して可撓部(33)(3
    3)を撓ませることにより、突起(35)(35)を、凹部(19)(1
    9)より、抜くことが可能であり、 凹部(19)(19)と突起(35)(35)とは、受容部(100) の吸い
    口(6) に対し挿入部(200) の吸い口(5) を重なる位置に
    配位せしめた際に、係合し合う位置に設けられているこ
    とを特徴とする請求項2記載の掃除機の吸引口具。
  4. 【請求項4】 筒状先端部(2) には、ブラシ(24)が形成
    され、このブラシ(24)は、少なくともその毛先が、筒状
    先端部(2) の先端よりも前方に突出するものであること
    を特徴とする請求項3記載の掃除機の吸引口具。
  5. 【請求項5】 上記受容部(100) と筒状先端部(2) の夫
    々の底面(11)(21)には、その長手方向に沿ってブラシ毛
    が植毛された縦植毛部と、この縦植毛部と交差する方向
    に伸びる適宜数の横植毛部とが形成されたものであり、 受容部(100) 及び筒状先端部(2) の縦植毛部は、受容部
    (100) 及び筒状先端部(2) の中央を前後に伸びるもので
    あり、この縦植毛部にて、複数の吸い口は、左方の吸い
    口群と右方の吸い口群とに区画されたものであり、横植
    毛部(17)(23)は、上記底面について、縦植毛部の先端と
    後端の夫々に形成されたものであることを特徴とする請
    求項3又は4記載の掃除機の吸い口。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107669211A (zh) * 2017-11-07 2018-02-09 天佑电器(苏州)有限公司 扁形吸头、具有其的扁吸附件及具有扁吸附件的吸尘器
KR102222204B1 (ko) * 2019-10-11 2021-03-02 이상훈 진공청소기용 흡입헤드

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