JP2979720B2 - スクロール形流体機械 - Google Patents

スクロール形流体機械

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JP2979720B2 JP3141935A JP14193591A JP2979720B2 JP 2979720 B2 JP2979720 B2 JP 2979720B2 JP 3141935 A JP3141935 A JP 3141935A JP 14193591 A JP14193591 A JP 14193591A JP 2979720 B2 JP2979720 B2 JP 2979720B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷媒の圧縮等を行う流
体作動室に油をインジェクションし、流体作動室内をシ
ールするようにしたスクロール形流体機械に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば特開平3−88988号公
報に開示され且つ図6に示すように、高圧ドーム形の密
閉ケーシングDに、各渦巻体a,bを備える固定スクロ
ールAと可動スクロールBとを内装し、吸入管Lを介し
て渦巻外周部に取り込む低圧ガスを渦巻体a,b間に画
成する流体作動室Cで圧縮し、圧縮後の高圧ガスを渦巻
中心部に設ける吐出孔Hから密閉ケーシングD内に開放
するようにしている。そして、渦巻外周側の低圧域から
渦巻中心側の高圧域にかけて圧力変化する前記流体作動
室C内をシールしてその機密性を保つため、圧縮途上の
中間圧領域にある作動室Cに、高圧雰囲気中にある密閉
ケーシングDの底部油溜から延びる油インジェクション
管Jを接続して、差圧により油の注入を行い、各渦巻体
a,b間の摺接面にシールに必要な油膜が形成できるよ
うにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、以上のもので
は、油インジェクション管Jを介して高圧の油溜と作動
室Cとが常時連通され、作動室C内に常時油が注入され
るため、油の注入量が過剰になり易く、これを回避する
ため、油インジェクション管Jを小径のキャピラリーチ
ューブで構成して流量制限する必要があり、コスト高に
なると共に、そのチューブ径の選定等が煩雑で、狙いと
する油量管理が困難となる問題がある。
【0004】本発明は、流体作動室への油のインジェク
ションのやり方を工夫して、キャピラリーチューブを用
いることなく、適正な油注入が行えるスクロール形流体
機械を提供することを主な目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、上記主目的を達
成するために、第一に、高圧ドーム形の密閉ケーシング
1に、渦巻体をもつ固定スクロール2と可動スクロール
3とを内装し、これらスクロール2,3の渦巻体間に、
渦巻外周側の低圧域から渦巻中心側の高圧域にかけてそ
の圧力が変化する流体作動室4を画成したスクロール形
流体機械において、前記可動スクロール3の鏡板31の
背面に、該鏡板31を中心側と外周側とに区画する環状
のシール部材5を介装して、このシール部材5における
前記鏡板31への接触面に、前記ケーシング1の内部に
通じる油域から延びる油注入口6を開口すると共に、前
記可動スクロール3の鏡板31に、該可動スクロール3
の公転動作に伴い前記油注入口6と間欠的に連通する油
連通路7を形成して、この油連通路7の出口部を前記作
動室4に連通させた。
【0006】第二に、油注入に伴う吸入加熱をも防止す
るため、上記第一の手段において、油連通路7の出口部
を、中間圧領域にある流体作動室4内に開口した。
【0007】第三に、シール部材5と可動スクロール3
との間の摺動をも良好に行わせるため、上記第一又は第
二の手段において、油注入口6が、可動スクロール3の
鏡板31の中心を取り囲むリング溝から成る構造とし
た。
【0008】第四に、油注入のための通路構成をより一
層簡易化するため、上記第一の手段において、可動スク
ロール3を駆動するクランクピン部90の収容室80を
もつ架構8を備え、前記収容室80の底部に、クランク
軸9に汲上げた油を開放する油プール81を設けて、こ
の油プール81と油注入口6との間を、シール部材5に
形成する油通路51で連通させた。
【0009】第五に、油プール81に溜める油とクラン
クピン部90との干渉による動力ロスをも低減するた
め、上記第四の手段において、収容室80の底部をクラ
ンクピン部90の回動領域の下方に設けると共に、前記
収容室80に、前記クランクピン部90の回動領域に溜
る油を排出する排油穴82を開口した。
【0010】第六に、油注入口6と油連通路7との間の
油の受け渡しをも良好にするため、上記第一の手段にお
いて、シール部材5の背部に、付勢手段53を介装し
た。
【0011】第七に、可動スクロール3と固定スクロー
ル2との間のスラスト方向のシール及び潤滑を特に良好
にするため、上記第一の手段において、油連通路7の出
口部を、可動スクロール3の渦巻先端部に開口した。
【0012】
【作用】第一の手段により、油注入口6に導かれ、密閉
ケーシング1の内部と通じる高圧の油は、可動スクロー
ル3の公転動作に伴い、油注入口6と油連通路7とが連
通したとき、流体作動室4の内部に注入される。このと
き、油注入口6と油連通路7とが連通するのは、可動ス
クロール3の一公転動作中における全期間ではなく、間
欠的な短期間のみであるから、油連通路7を介して流体
作動室4内に注入される油は制限された量になり、しか
も、油連通路7が油注入口6に連通する期間は、該油連
通路7の開口位置により容易に設定可能であるため、注
入油量の設定も容易にできる。
【0013】第二の手段により、油は中間圧領域にある
作動室4内に注入されるため、この注入油により流体作
動室4の入口部に取り込まれる低圧ガスを過剰に加熱す
るのを防止でき、容積効率の低下を抑制できる。
【0014】第三の手段により、リング溝からなる油注
入口6に溜る油により、シール部材5と可動スクロール
3の鏡板31の背面との間の摺動特性を良好にできる。
【0015】第四の手段により、架構8における収容室
80の底部を有効利用でき、油注入のための通路構成を
簡易化できる。
【0016】第五の手段により、油プール81に溜める
油とクランクピン部90との干渉を回避できると共に、
余剰油を排油穴82を介して密閉ケーシング1の底部油
溜に排出でき、油の撹拌による動力ロスを低減できる。
【0017】第六の手段により、シール部材5と可動ス
クロール3の鏡板31とを良好に密着させることがで
き、油注入口6と油連通路7との間の油の受け渡しを良
好に行うことができる。
【0018】第七の手段により、可動スクロール3の渦
巻先端部に供給した後の油が流体作動室4内に注入さ
れ、可動スクロール3の渦巻体先端面と固定スクロール
2との間のスラスト方向のシール及び潤滑を良好に行う
ことができる。
【0019】
【実施例】図1に示すスクロール形流体機械は、高圧ド
ーム形の密閉ケーシング1に、鏡板21に渦巻体22と
これに連続する外周壁23とを突設した固定スクロール
2と、鏡板31に渦巻体32を突設した可動スクロール
3とを架構8を介して内装すると共に、可動スクロール
3の下面に突設するボス筒33に、ステータ11及びロ
ータ12をもつモータ13から延びるクランク軸9のク
ランクピン部90を嵌合する一方、可動スクロール3と
架構8との間に、可動スクロール3の自転を阻止するオ
ルダムリング18を介装し、モータ13の駆動により可
動スクロール3を公転させ、吸入管24から渦巻外周部
の吸入ポート25に取込む低圧ガスを渦巻体間に画成す
る流体作動室4内で圧縮し、圧縮後の高圧ガスを固定ス
クロール2の渦巻中心部に設ける吐出孔26からケーシ
ング1の内部に開放し、吐出管19から外部に取出すよ
うにしたものである。
【0020】以上の構成で、可動スクロール3の鏡板3
1の背面に、該鏡板31を中心側と外周側とに区画する
環状筒形のシール部材5を介装して、このシール部材5
における前記鏡板31への接触面に、該鏡板31の中心
を取り囲むリング溝から成る油注入口6を開口すると共
に、架構8におけるクランクピン部90の収容室80の
底部に、油プール81を設けて、この油プール81に、
クランク軸9の下端に設ける容積式等の油ポンプを介し
て底部油溜からクランク軸9内の給油穴91に汲上げて
上部軸端及びピン部切欠溝92を経て流出する油や、主
軸受93或はピン部軸受94を給油した後に流出する油
を溜めるようにし、そして、この油プール81と前記油
注入口6との間を、シール部材5の軸方向に形成する油
通路51を介して連通させる。
【0021】又、可動スクロール3の鏡板31に、該可
動スクロール3の公転動作に伴い前記油注入口6と間欠
的に連通するストレートな貫通穴から成る油連通路7を
形成して、この油連通路7の出口部を、圧縮途上の中間
圧領域にある流体作動室4に連通させる。
【0022】尚、前記シール部材5の外周部には、環状
溝を設けてOリング52を介装しており、可動スクロー
ル3の鏡板31の背面外周部に画成し、該鏡板31に設
ける貫通孔34を介して吸入ポート25と連通させる低
圧の背面室15と、前記収容室80との間を軸方向にシ
ールできるようにしている。
【0023】更に、シール部材5の背部には、環状のバ
ネ受部を設けて、スプリング53aから成る付勢手段5
3を介装し、シール部材5の上端部の接触面を可動スク
ロール3の鏡板31に密着できるようにしている。
【0024】又、前記収容室80の底部をクランクピン
部90の回動領域の下方に設けて、油プール81を、主
軸受93の外方部でクランクピン部90と干渉しない下
部位置に凹入させた凹溝内に設けると共に、前記収容室
80を画する架構8の内周部下方に環状の凹部83を設
ける一方、前記架構8に、収容室80における凹部83
の内部に開口し、クランクピン部90の回動領域に溜る
油を密閉ケーシング1の内部空間を経て底部油溜に排出
する排油穴82を設ける。こうして、運転時、油プール
81に溜められ、給油穴91及び排油穴82を介して密
閉ケーシング1の内部と通じる高圧の油は、油通路51
を上昇して油注入口6に導入され、可動スクロール3の
公転動作に伴い、油注入口6と油連通路7とが連通した
とき、流体作動室4の内部に注入されることになる。こ
の場合、油注入口6と油連通路7とが連通するのは、可
動スクロール3の一公転動作中における全期間でなく、
間欠的な短期間のみであるから、油連通路7を介して流
体作動室4内に注入される油は制限された量になり、従
って、過剰な注油を防止することができるのであり、し
かも、油連通路7が油注入口6に連通する期間は、該油
連通路7の開口位置により容易に設定可能であるため、
作動室4内への注入油量を簡易且つ適正に管理すること
ができるのである。
【0025】又、油連通路7からの油は、中間圧領域に
ある作動室4内に注入されるため、注入油により吸入ポ
ート25に開放される低圧ガスを過剰に加熱するのを防
止でき、容積効率の低下を抑制できると共に、作動室4
内に直接油を注入するため、起動当初にも迅速にシール
性を確保できるのである。
【0026】更に、油注入口6は、環状のリング溝で構
成したから、シール部材5と可動スクロール3の鏡板3
1の背面との間の摺動特性を改善できるのである。
【0027】その上、架構8における収容室80の底部
を利用して油プール81を設け、この油プール81に溜
る油をシール部材5に設ける油通路51を介して作動室
4側に注入するようにしたから、油注入のための構造を
簡易にできるのである。
【0028】しかも、収容室80の底部を低くして、油
プール81に溜める油とクランクピン部90との干渉を
防止し、余剰油を排油穴82を介して密閉ケーシング1
の底部油溜に排出するようにしたから、油の撹拌による
動力ロスを低減することもできるのである。
【0029】更に、シール部材5の背面を付勢手段53
で押圧するようにしたから、シール部材5と可動スクロ
ール3の鏡板31とを良好に密着させることができ、油
注入口6と油連通路7との間の油の受け渡しを良好に行
うことができると共に、前記Oリング52を介装したこ
ととも相俟って、高圧の収容室80と低圧の背面室15
との間を良好にシールすることができ、可動スクロール
3の背面に作用させる高圧圧力の作用面積を適正に保つ
ことができ、可動スクロール3の固定スクロール2側へ
の上向きのスラスト力を適正に保持できるのである。
【0030】 尚、付勢手段53には、スプリング53
aを用いる他、図2に示すように、Oリング53bを用
い、このOリング53bを用いた付勢手段53を、収容
室80の底部に設ける凹溝内に介装してもよく、この場
合には、付勢手段53を構成するOリング53bにより
油プール81の底部が内周側と外周側とに区画されるた
め、排油穴82は、シール部材5に設ける第一排油穴8
2aと、架構8に設ける第二排油穴82bとで構成し
て、収容室80とケーシング1の内部との間を連通させ
るのである。
【0031】更に、油連通路7は、その出口部を可動ス
クロール3の鏡板31の平板部分を介して直接的に流体
作動室4に開口する他、図3に示すように、油連通路7
の出口部を可動スクロール3の渦巻体32の先端部に介
装するチップシール35の嵌合溝36に開口してもよ
く、この場合には、チップシール35部分に供給した後
の油が流体作動室4内に注入され、可動スクロール3の
渦巻体32の端面と固定スクロール2の鏡板21との間
のスラスト方向のシールを良好に行うことができる。
【0032】又、以上の各実施例では、可動スクロール
3の渦巻外周部の背面室15を吸入ポート25に連通さ
せて低圧にし、油連通路7は背面室15を経由すること
なく流体作動室4に直接又はチップシール35部分を介
して間接的に開口させたが、図4に示すように、油連通
路7の前半部を構成する第一穴71を可動スクロール3
の外周部に開口して、油注入口6と背面室15とを連通
可能にすると共に、背面室15と流体作動室4との間を
後半部を構成する第二穴72で連通し、背面室15を高
圧より低く流体作動室4内の圧力よりも高い中間圧力に
保持し、注入油を背面室15に経由させることにより、
オルダムリング18の潤滑も同時に行えるようにしても
よい。尚、図4における、油連通路7の前半部を構成す
る第一穴71は、図5に示すように、可動スクロール3
の裏面に設ける油溝73に代えてもよい。
【0033】更に、以上の各実施例では、吸入加熱の防
止等のため、中間圧領域の流体作動室4に油を注入した
が、低圧の吸入ポート25を介して流体作動室4の入口
部に油を注入してもよく、この場合には、図1のもので
は、例えば油連通路7の出口部を可動スクロール3の鏡
板31の外周部に開口したり貫通孔34に連通するので
あり、又、図4或は図5に示すものでは、油連通路7に
おける第二穴72をストレートな貫通穴にして吸入ポー
ト25に連通させたり、或は、このような第二穴72は
設けることなく、固定スクロール2における吸入ポート
25の底壁部に連通穴を開口したり、可動スクロール3
の鏡板3の外径を小さくして、その公転動作に伴い、背
面室15と吸入ポート25とが連通される構造としたり
するのである。
【0034】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、キャピラ
リーチューブを用いることなく流体作動室4内への過剰
な注油を防止することができ、しかも、油連通路7の開
口位置の調節により注入油量を簡易且つ適正に管理する
ことができる。
【0035】請求項2記載の発明によれば、油注入に伴
う吸入加熱をも防止できる。
【0036】請求項3記載の発明によれば、シール部材
5と可動スクロール3との間の摺動特性も改善すること
ができる。
【0037】請求項4記載の発明によれば、油注入のた
めの通路構成を簡易化できる。
【0038】請求項5記載の発明によれば、注入に用い
る油とクランクピン部90との干渉による動力ロスをも
低減できる。
【0039】請求項6記載の発明によれば、油注入口6
と油連通路7との間の油の受け渡しをも良好にできる。
【0040】請求項7記載の発明によれば、可動スクロ
ール3と固定スクロール2との間のスラスト方向のシー
ル及び潤滑をも良好に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明スクロール形流体機械の第一実施例を示
す断面図。
【図2】同第二実施例を示す要部断面図。
【図3】同第三実施例を示す要部断面図。
【図4】同第四実施例を示す要部断面図。
【図5】同第五実施例を示す要部断面図。
【図6】従来のスクロール形圧縮機の要部断面図。
【符号の説明】
1 密閉ケーシング 2 固定スクロール 3 可動スクロール 4 流体作動室 5 シール部材 6 油注入口 7 油連通路 8 架構 9 クランク軸 31 鏡板 51 油通路 53 付勢手段 80 収容室 81 油プール 82 排油穴 90 クランクピン部

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高圧ドーム形の密閉ケーシング1に、渦巻
    体をもつ固定スクロール2と可動スクロール3とを内装
    し、これらスクロール2,3の渦巻体間に、渦巻外周側
    の低圧域から渦巻中心側の高圧域にかけてその圧力が変
    化する流体作動室4を画成したスクロール形流体機械に
    おいて、前記可動スクロール3の鏡板31の背面に、該
    鏡板31を中心側と外周側とに区画する環状のシール部
    材5を介装して、このシール部材5における前記鏡板3
    1への接触面に、前記ケーシング1の内部に通じる油域
    から延びる油注入口6を開口すると共に、前記可動スク
    ロール3の鏡板31に、該可動スクロール3の公転動作
    に伴い前記油注入口6と間欠的に連通する油連通路7を
    形成して、この油連通路7の出口部を前記作動室4に連
    通させていることを特徴とするスクロール形流体機械。
  2. 【請求項2】油連通路7の出口部を、中間圧領域にある
    流体作動室4内に開口している請求項1記載のスクロー
    ル形流体機械。
  3. 【請求項3】油注入口6が、可動スクロール3の鏡板3
    1の中心を取り囲むリング溝から成る請求項1又は請求
    項2記載のスクロール形流体機械。
  4. 【請求項4】可動スクロール3を駆動するクランクピン
    部90の収容室80をもつ架構8を備え、前記収容室8
    0の底部に、クランク軸9に汲上げた油を開放する油プ
    ール81を設けて、この油プール81と油注入口6との
    間を、シール部材5に形成する油通路51で連通してい
    る請求項1記載のスクロール形流体機械。
  5. 【請求項5】収容室80の底部をクランクピン部90の
    回動領域の下方に設けると共に、前記収容室80に、前
    記クランクピン部90の回動領域に溜る油を排出する排
    油穴82を開口している請求項4記載のスクロール形流
    体機械。
  6. 【請求項6】シール部材5の背部に、付勢手段53を介
    装している請求項1記載のスクロール形流体機械。
  7. 【請求項7】油連通路7の出口部を、可動スクロール3
    の渦巻先端部に開口している請求項1記載のスクロール
    形流体機械。
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