JP2003184776A - 圧縮機 - Google Patents

圧縮機

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JP2003184776A
JP2003184776A JP2001383994A JP2001383994A JP2003184776A JP 2003184776 A JP2003184776 A JP 2003184776A JP 2001383994 A JP2001383994 A JP 2001383994A JP 2001383994 A JP2001383994 A JP 2001383994A JP 2003184776 A JP2003184776 A JP 2003184776A
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lubricating oil
oil
pump
drive shaft
compressor
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JP2001383994A
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English (en)
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Hisayuki Kimata
央幸 木全
Hirosato Takasu
洋悟 高須
Minoru Kawada
稔 河田
Susumu Matsuda
進 松田
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転数が変動する容積型のポンプによって潤
滑油を供給するように構成された圧縮機において、回転
数の増加に伴う潤滑油吐出量の増加を簡単な構成で抑制
できるようにする。 【解決手段】 上下方向の回転軸22で連結された圧縮
機構及び電動機が密閉ハウジング内に配置され、回転軸
22の下端側に組み込まれた潤滑油ポンプ50によって
密閉ハウジング内の底部に貯留された潤滑油を循環させ
る密閉縦型の圧縮機において、潤滑油ポンプ50に、回
転軸22の回転数が上昇するにつれて潤滑油LOのバイ
パス流量を増す潤滑油バイパス流路70を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧縮機構及び電動
機が上下に配置され、駆動軸の下端部に潤滑油ポンプが
組み込まれている密閉縦型の圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】スクロール圧縮機やロータリ圧縮機など
密閉縦型の圧縮機は、密閉ハウジングの内部に圧縮機構
と電動機とが上下に分けて配置されるとともに、電動機
の回転軸が圧縮機構に連結され、電動機により回転軸が
回転されることによって圧縮機構が駆動される構成をな
している。
【0003】一般にこれら密閉縦型の圧縮機では、回転
軸の下端部に組み込まれ、密閉ハウジング内の底部に貯
溜された潤滑油を吸い込んで回転軸の内部に形成された
給油孔を通して圧縮機構の摺動部に給油する潤滑油ポン
プを備えている。
【0004】従来、この密閉縦型圧縮機に装備される潤
滑油ポンプは、図7ないし図9に示される構成をなして
いる。なお、以下の説明では、ベーンロータ型と呼ばれ
ている容積型の潤滑油ポンプを示して説明する。図中の
符号1は密閉ハウジングである。2は密閉ハウジング1
の内底部に配置されたシリンダで、これは下面部が開放
されたシリンダ室3を有している。このシリンダ2はこ
れと一体に形成されたステー4によって密閉ハウジング
1に固定されている。シリンダ室3の下面開放部はシリ
ンダ2に取り付けられたスラストプレート5およびカバ
ープレート6により閉塞されている。
【0005】7は回転軸で、この回転軸7の下端部はシ
リンダ2に挿通され、シリンダ室3に位置する下端には
偏心軸8が形成されている。9はシリンダ室3の内部に
配置された円環状のポンプロータで、これは偏心軸8の
外周部に回転自在に嵌合され外周面がシリンダ室3の内
周面に接触してシリンダ室3を三日月形に制限するもの
である。
【0006】ポンプロータ9の外周部には半径方向に延
びるブレード形の突起10が一体に形成され、この突起
10はシリンダ室3の内周面に半径方向に沿って形成さ
れたスロット11に摺動自在に挿入されている(図8参
照)。また、この突起10は、シリンダ室3を吸油室3
aと排油室3bとに仕切るとともに、ポンプロータ9の
自転を阻止する機能を有している。なお、ポンプロータ
9の外周は、突起10を除く部分が円形をなしている。
【0007】カバープレート6には前記シリンダ室3の
吸油室3aの下側に位置して吸い込み孔12が形成さ
れ、これは密閉ハウジング1の内底部に連通している。
スラストプレート5には吸い込み孔12およびシリンダ
室3の吸油室3aに連通する吸い込み口13が形成され
ている。
【0008】カバープレート6には、上述した吸い込み
孔12に加えて、吐出孔14が形成されている。また、
スラストプレート5には、吐出孔14およびシリンダ室
3の排油室3bに連通する吐出口15と、吐出孔14お
よび回転軸7の給油孔17に連通する連通孔16がそれ
ぞれ形成されている。
【0009】給油孔17は回転軸7の内部に下端から上
端にわたって軸方向に沿って形成されている。なお、図
中の符号18は回転軸7に設けられた油溝である。密閉
ハウジング1の内底部には潤滑油LOが溜められてい
る。この潤滑油ポンプにおいては、ポンプロータ9に突
起10が一体に形成されているので、ポンプロータの損
傷を防止できるとともに、部品点数が少ないという利点
がある。
【0010】このように構成された潤滑油ポンプは、電
動機により回転される回転軸7とともに回転駆動される
と、偏心軸8が矢印R方向(図8参照)に偏心回転され
る。ポンプロータ9は偏心回転する偏心軸8に押され、
その外周面がシリンダ2のシリンダ室3の内周面に上下
方向の一線で摺接しながら公転旋回運動する。ポンプロ
ータ9の回転に伴い、シリンダ室3における吸油室3a
と排油室3bのそれぞれの容積が相対的に増減して変化
してゆく。
【0011】吸油室3aの容積が増大していくのに伴
い、密閉ハウジング1の内底部に溜められている潤滑油
LOが、カバープレート6の吸い込み孔12およびスラ
ストプレート5の吸い込み口13を通ってシリンダ室3
の吸油室3aに順次吸い込まれる。また、シリンダ室3
の排油室3bの容積が減少していくのに伴い、排油室3
bにある潤滑油LOが加圧されてスラストプレート5の
吐出口15から吐出される。
【0012】吐出された潤滑油LOは、カバープレート
6の吐出孔14およびスラストプレート5の連通孔16
を経て回転軸7の下端から給油孔17に送り込まれ、こ
の給油孔17を通って回転軸7の上端から流れ出て圧縮
機構における各摺動部に供給されて必要な潤滑を行う。
なお、上述した潤滑油LOの流れは、図9に白抜矢印で
示されている。各摺動部で潤滑をした後の潤滑油LO
は、密閉ハウジング1の内部を流れ落ちて再びハウジン
グ1内の底部に溜まる。以後、同様の経路をたどって循
環を繰り返す。
【0013】また、上述した潤滑油ポンプにおいては、
給油量(給油圧力)が所定値以上になると、潤滑油ポン
プの内部にある潤滑油LOを密閉ハウジング1の内底部
に逃すリリーフバルブ(図示省略)を備えたものもあ
る。すなわち、カバープレート6には吐出孔14と密閉
ハウジング1の内底部に連通する逃し孔(図示省略)が
形成されており、リリーフ弁が開となった状態で、逃し
孔を通して潤滑油ポンプの内部にある潤滑油LOを密閉
ハウジング1の内底部に逃すようになっている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した潤
滑油ポンプは容積型であるため、潤滑油の吐出量はポン
プ回転数に依存する。このため、圧縮機構と同軸で一体
に回転するので、ポンプ回転数が低回転数から高回転数
まで変動する容積型ポンプでは、低回転数(低速)運転
時の吐出量確保が困難な遠心型ポンプと比較して、低回
転数時における給油の信頼性が高い。なお、遠心型ポン
プの場合、吐出量はポンプ回転数の二乗に比例して増減
することとなる。
【0015】しかし、上述した容積型の潤滑油ポンプ
は、高回転数時にはポンプ回転数に比例して多量の潤滑
油を吐出することとなる。このため、たとえば空気調和
装置等に使用されて冷媒ガスを圧送する圧縮機の場合、
低回点数で必要な潤滑油供給量を確保するように設定す
れば、高回転数運転時は必要以上に多量の潤滑油が各摺
動部へ供給されることになる。この結果、比較的多量の
潤滑油が圧縮した冷媒ガスの流れにのり、圧縮機の外部
へ流出するという問題が生じてくる。このような潤滑油
の流出は、空気調和装置においてはOC%が増大する原
因となって好ましくない。
【0016】このような潤滑油の流出を防止する手段と
しては、上述したリリーフ弁が有効ではあるが、リリー
フ弁を備えた潤滑油ポンプは、部品点数が多く大型化す
るという問題がある。従って、小型化が要求される圧縮
機に採用するのは困難であり、さらに、コスト面でも不
利になる。
【0017】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
ので、回転数が変動する容積型のポンプによって潤滑油
を供給するように構成された圧縮機において、回転数の
増加に伴う潤滑油吐出量の増加を簡単な構成で抑制でき
るようにすることを目的としている。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、以下の手段を採用した。請求項1に記載の
圧縮機は、上下方向の駆動軸で連結された圧縮機構及び
電動機が密閉ハウジング内に配置され、前記駆動軸の下
端側に組み込まれた容積型ポンプによって前記密閉ハウ
ジング内の底部に貯留された潤滑油を循環させる密閉縦
型の圧縮機において、前記容積型ポンプに、前記駆動軸
の回転数が上昇するにつれて前記潤滑油のバイパス流量
を増す潤滑油バイパス流路を設けたことを特徴とするも
のである。
【0019】このような圧縮機によれば、駆動軸の回転
数が上昇するにつれて潤滑油のバイパス流量が増すバイ
パス流路を設けたので、容積型ポンプの回転数が上昇し
て潤滑油の供給量が増加しても、バイパス流量を増すこ
とで各摺動部へ供給される潤滑油量の増加を抑制でき
る。
【0020】請求項1記載の圧縮機においては、前記容
積型ポンプをベーンロータ型とし、前記潤滑油バイパス
流路が、ポンプロータの上下に設けた隙間を介して排油
室から前記駆動軸に設けた油溝に連通していることが好
ましい。(請求項2)
【0021】このような構成の圧縮機とすれば、ポンプ
ロータの回転数が上昇して吐出量が増加すると、遠心ポ
ンプとしても機能する同軸の油溝も同様に回転数が上昇
して吐出能力を増す。このため、排油室から油溝に通じ
るバイパス流路を通ってバイパスされる潤滑油量が増加
し、結果的としてベーンロータ型の容積ポンプが吐出す
る潤滑油量は減少する。この場合のバイパス流路は、ポ
ンプロータの上下に設けた隙間を介して排油室から駆動
軸に設けた油溝に連通する流路であり、油溝から流出し
た潤滑油は密閉ハウジング内の底部に落下する。
【0022】請求項1記載の圧縮機においては、前記容
積型ポンプをベーンロータ型とし、前記潤滑油バイパス
流路が、前記駆動軸の下端面に設けた隙間及び前記駆動
軸とポンプロータとの間に存在する隙間を介して、前記
駆動軸の内部に形成され下端面に開口する給油通路の入
口から前記駆動軸に設けた油溝に連通していることが好
ましい。(請求項3)
【0023】このような構成の圧縮機とすれば、ポンプ
ロータの回転数が上昇して吐出量が増加すると、遠心ポ
ンプとしても機能する同軸の油溝も同様に回転数が上昇
して吐出能力を増す。このため、排油室から吐出された
潤滑油は、回転数が上昇するにつれて、駆動軸の下端面
に設けた隙間及び駆動軸とポンプロータとの間に存在す
る隙間を通って油溝に通じるバイパス流路にバイパスさ
れる流量が増加する。従って、バイパス流量が増加する
分だけ、ベーンロータ型の容積ポンプが吐出する潤滑油
量は減少する。この場合、油溝から流出した潤滑油は、
密閉ハウジング内の底部に落下する。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る圧縮機の一実
施形態を図面に基づいて説明する。図6は、密閉縦型の
圧縮機としてスクロール圧縮機の構成例を示している。
このスクロール型圧縮機CPは、有底筒形状の密閉ハウ
ジング20と、該密閉ハウジング20内部の上部にフレ
ーム21で支持されたスクロール型圧縮機構30と、該
スクロール型圧縮機構30の下方、すなわち密閉ハウジ
ング20内部の下部にフレーム21などで支持して配設
された駆動手段の電動機Mとを備え、該電動機Mの回転
軸22が駆動軸としてスクロール型圧縮機構30の下部
に連結されている。また、回転軸22の下端部には、密
閉ハウジング20の底部に貯留されている潤滑油を各摺
動部へ供給する潤滑油ポンプ50が設けられている。
【0025】密閉ハウジング20は、筒部20aの下端
及び上端が底部20b及び蓋部20cによってそれぞれ
閉塞状態とされ、筒部20aには吸入管23が内部と貫
通状態に接続されるとともに、蓋部20cには吐出管2
4が内部に突出状態に接続された閉空間を形成してい
る。スクロール型圧縮機構30は、フレーム21に固定
された固定スクロール31と、フレーム21と固定スク
ロール31との間にスラスト軸受を介して公転旋回運動
が可能に支持された旋回スクロール32と、該旋回スク
ロール32の外面に設けられ旋回スクロール32の公転
旋回運動を許容しながらその自転を阻止する周知のオル
ダムリンク等よりなる自転阻止機構33とを備えてい
る。
【0026】固定スクロール31の端板には、中央部を
上下に貫通して吐出通路34が形成されるとともに、そ
の上面には密閉ハウジング20内を高圧室HRと低圧室
LRとに分割する仕切部材として、ディスチャージカバ
ー25が配設されている。このディスチャージカバー2
5の中央部には吐出ポート26が開口しており、同吐出
ポート26を開閉する吐出弁27が設けられている。な
お、高圧室HRには、上述した吐出管24の開口端が貫
通状態に固定され、吐出管24と高圧室HRとが接続さ
れている。
【0027】また、フレーム21の外周部には、吸入管
23からハウジング2内に導入してこれから圧縮しよう
とする流体(以下、圧縮流体と呼ぶ)をスクロール型圧
縮機構30内に導く吸入口35が形成されている。固定
スクロール31と旋回スクロール32とは、互いに所定
の距離だけ偏心した状態で、互いの渦巻体側面が複数個
所で線接触するように180度の位相差をもって噛み合
わされている。なお、旋回スクロール32は、周知のオ
ルダムリンクを備えた自転阻止機構33によって、フレ
ーム21及び同フレーム21に固定された固定スクロー
ル31に対して、自転が阻止された状態で公転旋回運動
可能に配されている。
【0028】電動機Mの回転軸22は、フレーム21の
内周面に配された上部軸受及び電動機Mの下方に位置す
る下部軸受に軸支され、軸線から所定量偏心された偏心
ピン22aが上端に突出状態に設けられている。偏心ピ
ン22aは、旋回スクロール32の端板下面に連結され
ている。
【0029】偏心ピン22a及び回転軸22には、これ
らを上下に貫通する給油孔28が形成されるとともに、
回転軸22の下端には潤滑油ポンプ50が設けられてい
る。この潤滑油ポンプ50は、給油孔28の下端に接続
されている。また、密閉ハウジング20の底部20bに
は潤滑油LOが貯留されている。この潤滑油LO給油す
る潤滑油ポンプ50は、ステー29を介して密閉ハウジ
ング20に支持され、潤滑油LO内となる回転軸22下
端に配置されている。
【0030】この潤滑油ポンプ50は、図1及び図2に
示すように、ベーンロータ型と呼ばれている容積型のポ
ンプである。なお、図中の符号51はシリンダ、52は
シリンダ室、53はスラストプレート、54はカバープ
レート、55はポンプロータを示している。
【0031】シリンダ51は、密閉ハウジング20の内
底部に配置され、下面部が開放されたシリンダ室52を
有している。このシリンダ51は、これと一体に形成さ
れたステー29(図6参照)によって密閉ハウジング2
0に固定支持されている。シリンダ室52の下面開放部
は、シリンダ51に取り付けられたスラストプレート5
3およびカバープレート54により閉塞されている。
【0032】電動機Mの回転軸22は、その下端部がシ
リンダ51に挿通され、シリンダ室52内に位置する下
端には偏心軸22aが形成されている。ポンプロータ5
5は、シリンダ室52の内部に配置された円環状の部材
である。このポンプロータ55は、偏心軸52aの外周
部に回転自在に嵌合され外周面がシリンダ室52の内周
面に接触し、シリンダ室52内に三日月形の空間を形成
する。
【0033】ポンプロータ55の外周部には、半径方向
に延びるブレード形の突起56が一体に形成され、これ
はシリンダ室52の内周面に半径方向に沿って形成され
たスロット57に摺動自在に挿入されている(図2参
照)。この突起56は、シリンダ室52内に形成される
三日月形の空間を吸油室52aと排油室52bとに仕切
り(図2(b)参照)、かつ、ポンプロータ55の自転
を阻止している。なお、ポンプロータ55の外周は、突
起56を除く部分が円形をなしている。
【0034】カバープレート54には、上述したシリン
ダ室52の吸油室52aの下側に位置して吸い込み孔5
8が形成されている。この吸い込み孔58は、潤滑油L
Oが貯留されている密閉ハウジング20の内底部に連通
している。また、スラストプレート53には、カバープ
レート54の吸い込み孔58およびシリンダ室52の吸
油室52aに連通する吸い込み口59が形成されてい
る。
【0035】カバープレート54には、上述した吸い込
み孔58に加えて、吐出孔60が形成されている。この
吐出孔60は、上下方向に設けた一対の縦流路60a,
60bと、これらの下端部どうしを連通常帯とする横流
路60cとを備えている。また、スラストプレート53
には、吐出孔60の縦流路60aおよびシリンダ室52
の排油室52bに連通する吐出口61と、吐出孔60の
縦流路60bおよび回転軸22の給油孔28に連通する
連通孔62がそれぞれ形成されている。
【0036】給油孔28は、回転軸22及び偏心軸22
aの内部に、軸下端から上端に連通するよう軸方向に貫
通して設けられている。なお、図中の符号63は、回転
軸22の外周を軸方向に切り欠いて設けられた油溝であ
る。
【0037】上述した構成の潤滑油ポンプ50に対し、
駆動軸となる回転軸22及び偏心軸22aの回転数が上
昇するにつれて潤滑油のバイパス流量を増すバイパス流
路70が設けられている。以下、バイパス流路70の第
1の実施形態を図1に基づいて説明する。このバイパス
流路70は、ポンプロータ55の上下に設けた隙間S
1,S2を介して排油室52bから油溝63へ連通する
ものである。隙間S1,S2は、ポンプロータ55の上
下面とシリンダ室52の壁面との間に形成されるもので
あり、ポンプロータ55の回転数変動および潤滑油ポン
プ50の能力等からバイパスさせる潤滑油流量を考慮
し、最適値が定められる。
【0038】この結果、バイパス流路70を構成する第
1のバイパス流路として、排油室52bからポンプロー
タ55の上面に形成した隙間S1を通って油溝63に至
る流路が形成される。また、バイパス流路を形成する第
2のバイパス流路として、ポンプロータ55の下面に形
成した隙間S2を通り、さらに、偏心軸22aの外周面
とポンプロータ55の軸穴内周面との間に従来より設け
られている隙間S4を通って油溝63に至る流路が形成
される。
【0039】このように構成された潤滑油ポンプ50
は、電動機Mにより回転される回転軸22とともにポン
プロータ55が回転されると、偏心軸22aが矢印R方
向(図2参照)に偏心回転される。ポンプロータ55
は、偏心回転する偏心軸22aに押されて外周面がシリ
ンダ51に形成したシリンダ室52の内周面に接し、上
下方向の一線で摺接しながら公転旋回運動する。このよ
うなポンプロータ55の回転に伴い、シリンダ室52に
おける吸油室52aおよび排油室52bのそれぞれの容
積は、相対的に増減して変化してゆく。
【0040】なお、図2においては、(a)はポンプロ
ータ55が潤滑油LOの吐出を開始した状態、(b)は
ポンプロータ55が潤滑油LOの吸い込みおよび吐出を
している状態、(c)はポンプロータ55が潤滑油LO
の吸い込みおよび吐出をほぼ完了した状態、(d)はポ
ンプロータ55が潤滑油LOの吐出を完了した状態を示
しており、以後これを1サイクルとして、(a)〜
(d)の順に公転旋回運動を繰り返す。
【0041】このようにしてポンプロータ55が公転旋
回運動する結果、吸油室52aの容積が増大していくの
に伴い、密閉ハウジング20の内底部に溜められている
潤滑油LOは、カバープレート54の吸い込み孔58お
よびスラストプレート53の吸い込み口59を通ってシ
リンダ室52の吸油室52aに順次吸い込まれる。吸油
室52aに吸い込まれた潤滑油LOは、排油室52bの
容積が減少していくのに伴い、排油室52b内に存在し
ている潤滑油LOが加圧され、その主流がスラストプレ
ート53の吐出口61から吐出される。
【0042】こうしてシリンダ室52の排油室52aか
ら吐出された潤滑油LOの主流は、吐出孔60,61お
よび連通孔62を通って給油孔28に導かれ、各摺動部
へ供給される。一方、シリンダ室52の排油室52aか
ら吐出された潤滑油LOのバイパス流は、図1に矢印で
示すように、第1及び第2のバイパス流路を備えている
バイパス流路60を通って油溝63へ導かれる。このバ
イパス流は、回転軸22の回転数が上昇するにつれて増
加する。これは、回転軸22の外周面に設けられた油溝
63の凹凸が遠心ポンプとして機能するためであり、回
転数が大きいほどポンプ能力は向上する。
【0043】すなわち、遠心ポンプは回転数の二乗に比
例して吐出量が増加するので、回転軸22及び偏心軸2
2aの回転数が大きいほど、油溝63から密閉ハウジン
グ20内へ戻されるバイパス流量が増加する。このた
め、回転数の増加に伴い容積型ポンプである潤滑油ポン
プ50の吐出量が増加しても、遠心ポンプとして機能す
る油溝63を通ってバイパスされる潤滑油LOの増加量
がより大きくなるので、スクロール型圧縮機構30を高
速回転させる圧縮機CPの運転状況になっても、各摺動
部の潤滑に必要な潤滑油供給量を確保し、吐出量の増加
による余分な潤滑油を極力バイパスさせることができ
る。
【0044】従って、必要以上に多量の潤滑油LOが各
摺動部へ供給され、スクロール型圧縮機構30で圧縮し
た流体の流れにのって圧縮機CPの外部へ流出する潤滑
油量を大幅に低減することができる。そして、圧縮機C
Pで圧縮する流体が空気調和装置等に使用される冷媒ガ
スであれば、いわゆるOC%の増加を防止することがで
きる。また、このような潤滑油量の流出防止は、リリー
フ弁を使用することなく達成できるので、部品点数が少
なく小型化された圧縮機CPの提供に有効である。
【0045】次に、バイパス流路に係る第2の実施形態
を図3に基づいて説明する。なお、図1に示す第1の実
施形態と同様の部分には同じ符号を付し、その詳細な説
明は省略する。このバイパス流路70Aは、ポンプロー
タ55の駆動軸となる偏心軸22aの下端面に設けた隙
間S5、すなわち偏心軸22aの下端面とスラストプレ
ート53との間に設けた隙間S5を介して、油溝63へ
通じるものである。
【0046】隙間S5は、偏心軸22aの外周面とポン
プロータ55の軸穴内周面との間に従来より設けられて
いる隙間S4を通って油溝63に至る流路を形成する。
この隙間S5についても、上述した隙間S1,S2と同
様に、ポンプロータ55の回転数変動および潤滑油ポン
プ50の能力等からバイパスさせる潤滑油流量を考慮
し、最適値が定められる。
【0047】この結果、バイパス流路70Aは、排油室
52bから吐出された潤滑油LOが吐出孔60,61お
よび連通孔62を通って隙間S5に到達した後、給油孔
28を通って各摺動部へ供給される潤滑油LOの主流か
ら一部をバイパスさせて油溝63へ導く流路を形成す
る。
【0048】このように構成された潤滑油ポンプ50A
は、電動機Mにより回転される回転軸22とともにポン
プロータ55が公転旋回運動をする。この結果、吸油室
52aの容積が増大していくのに伴い、密閉ハウジング
20の内底部に溜められている潤滑油LOは、カバープ
レート54の吸い込み孔58およびスラストプレート5
3の吸い込み口59を通ってシリンダ室52の吸油室5
2aに順次吸い込まれる。吸油室52aに吸い込まれた
潤滑油LOは、排油室52bの容積が減少していくのに
伴い、排油室52b内に存在している潤滑油LOが加圧
されてスラストプレート53の吐出口61から吐出され
る。
【0049】こうしてシリンダ室52の排油室52aか
ら吐出された潤滑油LOは、吐出孔60,61および連
通孔62を通って給油孔28に導かれ、潤滑油の主流が
各摺動部へ供給される。一方、偏心軸22aの下端部で
は、図3に矢印で示すように、潤滑油LOの主流から一
部が分流し、隙間S5から隙間S4を経て油溝63に至
るバイパス流路70Aを通って密閉ハウジング20導か
れる。このバイパス流は、回転軸22の回転数が上昇す
るにつれて増加する。これは、回転軸22の外周面に設
けられた油溝63の凹凸が遠心ポンプとして機能するた
めであり、回転数が大きいほどポンプ能力は向上する。
【0050】すなわち、遠心ポンプは回転数の二乗に比
例して吐出量が増加するので、回転軸22及び偏心軸2
2aの回転数が大きいほど、油溝63から密閉ハウジン
グ20内へ戻されるバイパス流量が増加する。このた
め、回転数の増加に伴い容積型ポンプである潤滑油ポン
プ50Aの吐出量が増加しても、遠心ポンプとして機能
する油溝63を通ってバイパスされる潤滑油LOの増加
量がより大きくなるので、圧縮機CPがスクロール型圧
縮機構30を高速回転させるような運転状況になって
も、各摺動部の潤滑に必要な潤滑油供給量を確保し、吐
出量の増加による余分な潤滑油を極力バイパスさせるこ
とができる。
【0051】従って、必要以上に多量の潤滑油LOが各
摺動部へ供給され、スクロール型圧縮機構30で圧縮し
た流体の流れにのって圧縮機CPの外部へ流出する潤滑
油量を大幅に低減することができる。そして、圧縮機C
Pで圧縮する流体が空気調和装置等に使用される冷媒ガ
スであれば、いわゆるOC%の増加を防止することがで
きる。また、このような潤滑油量の流出防止は、リリー
フ弁を使用することなく達成できるので、部品点数が少
なく小型化された圧縮機CPの提供に有効である。
【0052】図4は上述した第2の実施形態について、
隙間S5の値を変えた場合の実験結果を示している。な
お、図4の横軸は回転軸28の回転数、縦軸は潤滑油L
Oの油量(供給量)である。この実験結果によれば、隙
間S5が0mmの場合、回転数の上昇とほぼ比例して油量
が増加しているのが分かる。しかし、隙間S5の値を
0.5mmまたは1.1mmとした場合には、回転数が80
Hz付近まではほぼ比例して油量が増加するものの、そ
れ以上の高速回転では減少する傾向となる。
【0053】これは、図5に示すように、回転数が上昇
するにつれて隙間S5から流出する潤滑油LOの漏れ
量、すなわちバイパス流量が増加するためである。ま
た、この図によれば、遠心ポンプとして機能する油溝6
3の作用によって、バイパスされる油量の増加が高回転
数になるほど急激であることが分かる。また、図4に示
すように、たとえばドライブ軸受の必要給油量は回転数
に比例して増加するが、ポンプ側の給油量増加量がより
大きくなるため、高回転数で運転するほど余剰の潤滑油
量も増大することが分かる。
【0054】以上の説明では、圧縮機がスクロール型圧
縮機構を備えたスクロール圧縮機であったが、本発明は
これに限定されることはなく、ロータリ圧縮機など他の
密閉縦型の圧縮機に適用可能なことはいうまでもない。
また、潤滑油ポンプについても上述したベーンロータ型
に限定されることはなく、ベーンロータ型と類似の構造
をもつ容積型ポンプを使用する場合にも適用可能であ
る。このように、本発明の構成は上述した実施形態に限
定されるものではなく、たとえばスクロール型圧縮機構
の構成など、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において
適宜変更することができる。
【0055】
【発明の効果】本発明の圧縮機によれば、駆動軸の回転
数が上昇するにつれて潤滑油のバイパス流量が増すバイ
パス流路を設けたので、容積型ポンプの回転数が上昇し
て潤滑油の供給量が増加しても、バイパス流量を増すこ
とで各摺動部へ供給される潤滑油量の増加を抑制でき
る。このため、空気調和装置等に使用されて冷媒ガスを
圧縮する圧縮機においては、高回転数で運転してもOC
%の増加を抑制することができる。
【0056】また、潤滑油の外部流出が低減されれば、
長時間の運転で潤滑油不足が生じ、摺動部で焼き付き等
の不具合が発生するのを防止することもできるので、信
頼性や耐久性の向上にも有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る圧縮機の一実施形態を示す要部
断面図であり、潤滑油バイパス流路の第1の実施形態を
示している。
【図2】 図1における潤滑油ポンプの動作を示す説明
図であり、(a)はポンプロータが潤滑油の吐出を開始
した状態、(b)はポンプロータが潤滑油の吸い込みお
よび吐出をしている状態、(c)はポンプロータが潤滑
油の吸い込みおよび吐出をほぼ完了した状態、(d)は
ポンプロータが潤滑油の吐出を完了した状態を示してい
る。
【図3】 本発明に係る圧縮機の一実施形態を示す要部
断面図であり、潤滑油バイパス流路の第2の実施形態を
示している。
【図4】 図4に示す潤滑油バイパス流路の第2の実施
形態について、隙間S5の大きさを変えて、回転数(H
z)と給油される油量(ml/s)との関係を示す実験結
果のグラフである。
【図5】 図4に示す潤滑油バイパス流路の第2の実施
形態について、隙間S5の大きさを変えて、回転数(H
z)と隙間S5から漏れる油量(ml/s)との関係を示
す実験結果のグラフである。
【図6】 本発明に係る圧縮機の構成例として、密閉縦
型のスクロール圧縮機を示す断面図である。
【図7】 従来の密閉縦型圧縮機に装備される潤滑油ポ
ンプの周辺構造を示す断面図である。
【図8】 図7に示す従来の潤滑油ポンプとして、ベー
ンロータ型ポンプの構成を示す横断面図である。
【図9】 図8に示す従来の潤滑油ポンプの要部断面図
である。
【符号の説明】
22 回転軸 22a 偏心軸 28 給油孔 50,50A 潤滑油ポンプ 51 シリンダ 52 シリンダ室 53 スラストプレート 54 カバープレート 55 ポンプロータ 58,59 吸い込み孔 60,61 吐出孔 62 連通孔 63 油溝 70,70A バイパス流路 S1〜S5 隙間 LR 低圧室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河田 稔 愛知県西春日井郡西枇杷島町旭町3丁目1 番地 三菱重工業株式会社冷熱事業本部内 (72)発明者 松田 進 愛知県名古屋市中村区岩塚町字高道1番地 三菱重工業株式会社名古屋研究所内 Fターム(参考) 3H029 AA02 AA14 BB06 CC16 CC35 3H039 AA06 BB11 CC27 CC44

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下方向の駆動軸で連結された圧縮機
    構及び電動機が密閉ハウジング内に配置され、前記駆動
    軸の下端側に組み込まれた容積型ポンプによって前記密
    閉ハウジング内の底部に貯留された潤滑油を循環させる
    密閉縦型の圧縮機において、 前記容積型ポンプに、前記駆動軸の回転数が上昇するに
    つれて前記潤滑油のバイパス流量を増す潤滑油バイパス
    流路を設けたことを特徴とする特徴とする圧縮機。
  2. 【請求項2】 前記容積型ポンプをベーンロータ型と
    し、前記潤滑油バイパス流路が、ポンプロータの上下に
    設けた隙間を介して排油室から前記駆動軸に設けた油溝
    に連通していることを特徴とする請求項1記載の圧縮
    機。
  3. 【請求項3】 前記容積型ポンプをベーンロータ型と
    し、前記潤滑油バイパス流路が、前記駆動軸の下端面に
    設けた隙間及び前記駆動軸とポンプロータとの間に存在
    する隙間を介して、前記駆動軸の内部に形成され下端面
    に開口する給油通路の入口から前記駆動軸に設けた油溝
    に連通していることを特徴とする請求項1記載の圧縮
    機。
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