JP2999068B2 - 横型密閉圧縮機 - Google Patents
横型密閉圧縮機Info
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- JP
- Japan
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- oil
- housing
- lubricating oil
- hermetic compressor
- horizontal
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Description
ものである。
縦断面図である。密閉ハウジング8の内部はディスチャ
ージカバー31によって高圧側44と低圧側45とに仕
切られている。低圧側45の内部にはその前方にスクロ
ール型圧縮機構Cが、後方に電動モータMが配設され、
これらは回転シャフト5を介して互いに連動連結されて
いる。電動モータMはロータMaとステータMbとから
なり、ロータMaは回転シャフト5に固定され、ステー
タMbは密閉ハウジング8に固定されている。
1、旋回スクロール2、旋回スクロール2の公転旋回運
動を許容するが、その自転を阻止するオルダムリンク等
の自転阻止機構3、固定スクロール1及び電動モータM
が締結されるフレーム6、回転シャフト5を軸支する前
部軸受71及び後部軸受72等からなる。
立設された渦巻き状ラップ12とを備え、この端板11
の中央部には吐出ポート13が設けられている。旋回ス
クロール2は端板21とこの内面に立設された渦巻き状
ラップ22とを備え、この端板21の外面に立設された
ボス23内にドライブブッシュ54が旋回軸受73を介
して回転自在に嵌装され、このドライブブッシュ54に
穿設された孔55内に回転シャフト5の端部から突出す
る偏心ピン53が回転自在に嵌合されている。固定スク
ロール1と旋回スクロール2とを相互に所定距離だけ偏
心させ、かつ、180度だけ角度をずらせて噛み合わせ
ることによって複数個の密閉空間24が形成されてい
る。
備えられており、この油ポンプ51の吸入管56は密閉
ハウジング8内の下部に伸延し、同ポンプの図示しない
吐出口は回転シャフト5に穿設された給油孔52に連通
している。
シャフト5、偏心ピン53、ドライブブッシュ54、ボ
ス23等からなる公転旋回機構を介して旋回スクロール
2が駆動され、旋回スクロール2は自転阻止機構3によ
って自転を阻止されながら公転旋回半径の円軌道上を公
転旋回運動する。すると、ガスが吸入管82を経て低圧
側45に入り、このガスは通路61を通って低圧室43
を経た後密閉空間24内に吸入される。そして、旋回ス
クロール2の公転旋回運動により密閉空間24の容積が
減少するのに伴って、圧縮されながら中央部に至り、吐
出ポート13より逆止弁17を押し開いて高圧室42か
ら高圧側44に入り、ここから吐出管83を経て外部に
吐出される。
貯留された潤滑油は油ポンプ51によって吸入管56よ
り吸い上げられ、給油孔52を通って後部軸受72、前
部軸受71、偏心ピン53、旋回軸受73等の摺動部に
供給され、これらを潤滑した後、排油通路62から落下
して密閉ハウジング8の下部に貯留される。
縮機においては、密閉ハウジング8内に十分な量の潤滑
油を封入した場合、油面が高くなってロータMaが浸漬
し易く、この結果、ロータMaが潤滑油を掻き揚げるた
め動力の浪費となったり、潤滑油の飛沫が密閉ハウジン
グ8内に吸入されたガスに同伴されて密閉空間24に吸
入されるので、油上り量(吐出ガスに含まれる潤滑油の
量をいう)が増加する等の問題があった。一方、上記問
題を回避するために潤滑油の封入量を少なくすると密閉
ハウジング8内の潤滑油量が変動したとき摺動部の潤滑
不良を招くおそれがあり信頼性に欠けるという問題があ
った。
しないようにして、かつ摺動部へ給油する潤滑油量を十
分に貯留し給油することのできる横型密閉圧縮機を提供
しようとするものである。
したものであって、密閉ハウジングに内蔵された圧縮機
構等の摺動部に同ハウジング内に設けられた油ポンプに
よって給油するよう構成されている横型密閉圧縮機にお
いて、上記密閉ハウジングの下側外部にこのハウジング
の内部と連通する油溜め器を付設し、上記油ポンプの吸
入管を上記油溜め器内に開口させ、かつ上記油溜め器に
一端が接続されたガス抜き管の他端を上記密閉ハウジン
グ内の油面より上方に開口させたことを特徴とする横型
密閉圧縮機に関するものである。
用を生ずる。即ち、密閉ハウジングの下側外部に油溜め
器を付設したことによりここに十分な量の潤滑油を貯留
でき、密閉ハウジング内の油面高さを低下させ、電動モ
ータロータの潤滑油への浸漬を回避することができる。
またポンプの吸入管が油溜め器内に開口しているので、
摺動部へ十分な給油を行うことができる。さらに、潤滑
油が密閉ハウジングから油溜め器内に流れ込む過程で、
油溜め器内のガスがガス抜き管を通って密閉ハウジング
内に放出されるので、潤滑油は油溜め器内にスムーズに
流れ込む。
圧縮機の縦断面図である。図において、9は横置きに設
置された圧縮機の密閉ハウジング8の下側外部に付設さ
れた油溜め器である。同油溜め器9はハウジング8の内
部と連通しており、こゝに潤滑油が貯留されるようにな
っている。56は油ポンプ51の吸入管であり、その端
部の吸入口は油溜め器9の内部に開口している。91は
油溜め器9にその一端が接続されたガス抜き管であり、
その他端は密閉ハウジング8内に突出してその油面より
上方において開口している。上記以外の部分は図2に示
した従来のものと同じであり、対応する部分には同じ符
号が付してあるので説明を省略する。
油ポンプ51によって吸入管56より吸上げられ、給油
孔52を通って後部軸受72、前部軸受71、偏心ピン
53、旋回軸受73等の摺動部に供給され、これらを潤
滑した後、排油通路62から落下して油溜め器9内に流
れ込む。
溜め器9を付設したことにより十分な量の潤滑油をここ
に貯留でき、密閉ハウジング8内の油面高さを低下させ
ることができる。従って、ロータMaが潤滑油に浸漬す
る事態を回避できる。また、潤滑油が油溜め器9内に流
れ込む過程で、油溜め器9内のガスがガス抜き管91を
通って密閉ハウジング8内に放出されるので、いわゆ
る、ガスロックが防止され潤滑油は油溜め器9内にスム
ーズに流れ込む。従って、油ポンプ51による摺動部へ
の給油量を確保できる。
ハウジングの外部に油溜め器を付設することによってこ
こに十分な量の潤滑油を貯留するようにしたので、密閉
ハウジング内の油面を低下することができる。この結
果、電動モータのロータが潤滑油に浸漬する事態を回避
でき、動力の浪費を防止できるとともに油上がり量を低
下できる。また、ガス抜き管によって油溜め器内のガス
を密閉ハウジング内に放出するようにしたので、潤滑油
を油溜め器内にスムーズに流し込むことができる。この
結果、油ポンプによる摺動部への給油量を確保でき、摺
動部の潤滑不良を防止できる。
閉ハウジングの下側外部にこのハウジングの内部と連通
する油溜め器を付設し、油ポンプの吸入管を上記油溜め
器内に開口させ、かつ上記油溜め器に一端が接続された
ガス抜き管の他端を上記密閉ハウジング内の油面より上
方に開口させてあるので、十分な量の潤滑油を貯留で
き、かつ電動モータロータの潤滑油内への浸漬を回避で
きるので、油上り量を低下させ、かつ油ポンプによる摺
動部へ十分な給油を行うことができる。
の縦断面図。
Claims (1)
- 【請求項1】 密閉ハウジングに内蔵された圧縮機構等
の摺動部に同ハウジング内に設けられた油ポンプによっ
て給油するよう構成されている横型密閉圧縮機におい
て、上記密閉ハウジングの下側外部にこのハウジングの
内部と連通する油溜め器を付設し、上記油ポンプの吸入
管を上記油溜め器内に開口させ、かつ上記油溜め器に一
端が接続されたガス抜き管の他端を上記密閉ハウジング
内の油面より上方に開口させたことを特徴とする横型密
閉圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20649592A JP2999068B2 (ja) | 1992-08-03 | 1992-08-03 | 横型密閉圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20649592A JP2999068B2 (ja) | 1992-08-03 | 1992-08-03 | 横型密閉圧縮機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0658281A JPH0658281A (ja) | 1994-03-01 |
JP2999068B2 true JP2999068B2 (ja) | 2000-01-17 |
Family
ID=16524322
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20649592A Expired - Lifetime JP2999068B2 (ja) | 1992-08-03 | 1992-08-03 | 横型密閉圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2999068B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5667371A (en) * | 1996-04-08 | 1997-09-16 | Copeland Corporation | Scroll machine with muffler assembly |
US5921761A (en) * | 1997-04-17 | 1999-07-13 | Copeland Corporation | Scroll machine with discharge duct |
US6220839B1 (en) * | 1999-07-07 | 2001-04-24 | Copeland Corporation | Scroll compressor discharge muffler |
US7674099B2 (en) * | 2006-04-28 | 2010-03-09 | Sumitomo Heavy Industries, Ltd. | Compressor with oil bypass |
CN107559203A (zh) * | 2017-09-18 | 2018-01-09 | 珠海格力节能环保制冷技术研究中心有限公司 | 供油装置及涡旋压缩机 |
-
1992
- 1992-08-03 JP JP20649592A patent/JP2999068B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0658281A (ja) | 1994-03-01 |
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Legal Events
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