JP2977544B1 - 携帯型遊技機検査装置 - Google Patents

携帯型遊技機検査装置

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JP2977544B1
JP2977544B1 JP25222798A JP25222798A JP2977544B1 JP 2977544 B1 JP2977544 B1 JP 2977544B1 JP 25222798 A JP25222798 A JP 25222798A JP 25222798 A JP25222798 A JP 25222798A JP 2977544 B1 JP2977544 B1 JP 2977544B1
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Abstract

【要約】 【目的】遊技機に設けられた識別情報を検査することに
より、遊技制御基板等が不正に交換されたものであるか
否かを簡単に判定することのできる携帯型遊技機検査装
置を提供する。 【構成】遊技機に取り付けられ遊技機固有の識別情報を
保持する識別情報保持手段と通信を行う通信手段32
2,323と、遊技機固有の前記識別情報を複数記憶可
能な識別情報記憶手段340と、前記識別情報保持手段
から読み取った前記識別情報を前記識別情報記憶手段に
記憶させる識別情報登録手段と、前記通信手段による通
信により前記識別情報保持手段から得た識別情報と、前
記識別情報記憶手段が記憶している識別情報との整合性
を判定する整合性判定手段と、前記整合性判定手段の判
定結果を操作者に認識可能な態様で出力する判定結果出
力手段303とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばパチンコ
機、パチスロ機のような、遊技機に設けられた識別情報
を検査することにより、遊技制御基板等が不正に交換さ
れたものであるか否かを簡単に判定することのできる携
帯型遊技機検査装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機、パチスロ機のような遊技機
には、遊技機を制御するための遊技制御基板が設けられ
ている。遊技制御基板には、遊技機を制御するための遊
技制御プログラムが記憶された遊技制御用ROMが取り
付けられている。夜間等にこの遊技制御用ROMを不正
に交換し、遊技機から不正な利益を得るようなことを防
止するために、この遊技制御用ROMに記憶されている
遊技制御プログラムが正規のものであるか否かを判定す
る機能を遊技制御基板に設けることも行われていた。こ
れは、電源投入時などにおいて、遊技制御用ROMに記
憶されている遊技制御プログラムを読出してその読出さ
れた遊技制御プログラムが正しいものであるか否かをチ
ェックし、正規のものでないと判定された場合には、通
常の遊技動作を行なわないようにする機能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】遊技制御基板がこのよ
うな遊技制御プログラムの判定機能を有していたとして
も、遊技制御基板自体を不正なものに交換されてしまう
と、この機能は発揮できない。実際、遊技制御基板をそ
れを収納する遊技制御基板ボックスごと不正に交換され
る犯罪も発生している。遊技制御基板に設けた遊技制御
プログラム判定機能ではこのような不正を発見できない
という問題点があった。
【0004】そこで、本発明は、遊技機に設けられた識
別情報を検査することにより、遊技制御基板等が不正に
交換されたものであるか否かを簡単に判定することので
きる携帯型遊技機検査装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の携帯型遊技機検査装置は、遊技機に取り付
けられ遊技機固有の識別情報を保持する識別情報保持手
段と通信を行う通信手段と、遊技機固有の前記識別情報
を複数記憶可能な識別情報記憶手段と、前記識別情報保
持手段から読み取った前記識別情報を前記識別情報記憶
手段に記憶させる識別情報登録手段と、前記通信手段に
よる通信により前記識別情報保持手段から得た識別情報
と、前記識別情報記憶手段が記憶している識別情報との
整合性を判定する整合性判定手段と、前記整合性判定手
段の判定結果を操作者に認識可能な態様で出力する判定
結果出力手段とを有するものである。
【0006】また、上記の携帯型遊技機検査装置におい
て、前記識別情報記憶手段は、電気的に書き換え可能な
不揮発性の記憶手段であり、記憶した識別情報を更新可
能なものであることが好ましい。
【0007】また、上記の携帯型遊技機検査装置におい
て、時刻情報を実時間で出力可能なカレンダ時計手段を
有することが好ましい。
【0008】また、上記の携帯型遊技機検査装置におい
て、前記識別情報記憶手段および前記カレンダ時計手段
の記憶内容を電源オフ時にもバックアップするバッテリ
を有することが好ましい。
【0009】また、上記の携帯型遊技機検査装置におい
て、前記識別情報記憶手段は、前記識別情報と、前記識
別情報に対応する遊技機を操作者に認識可能に示す遊技
機指示情報と、前記識別情報を登録した時刻を示す時刻
情報とを記憶するものであることが好ましい。
【0010】また、上記の携帯型遊技機検査装置におい
て、電源を持たない前記識別情報保持手段に、動作に必
要な電力を供給する電力供給手段を有することが好まし
い。
【0011】また、上記の携帯型遊技機検査装置におい
て、前記電力供給手段は、電磁波により電力を供給する
ものであることが好ましい。
【0012】また、上記の携帯型遊技機検査装置におい
て、検査装置の電源のオンオフを行う電源キーを他の入
力キーと組み合わせて操作することにより、起動する動
作モードを切り換えるものであることが好ましい。
【0013】また、上記の携帯型遊技機検査装置におい
て、操作者の操作資格を確認するための暗証番号を記憶
する暗証番号記憶手段を有することが好ましい。
【0014】上記課題を解決するための手段の具体例
を、発明の実施の形態の表記と対応させて説明する。遊
技機としては、パチンコ機1やパチスロ機がある。識別
情報保持手段には、ID発信器230が対応する。通信
手段には、通信回路322、アンテナ323および通信
プログラム332が対応する。識別情報記憶手段には、
識別情報テーブル341が対応する。識別情報登録手段
には、識別情報登録プログラム334が対応する。整合
性判定手段には、整合性判定プログラム335が対応す
る。判定結果出力手段には、表示パネル303、表示L
ED304またはブザー328が対応する。不揮発性の
記憶手段としては、バッテリバックアップされたSRA
Mが使用できる。カレンダ時計手段には、カレンダ時計
327が対応する。遊技機指示情報には、台番号が対応
する。電力供給手段には、通信回路322およびアンテ
ナ323が対応する。暗証番号記憶手段には、SRAM
340が対応する。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して説明する。図1は本発明の検査装置によって
検査する遊技機の例としてのパチンコ機1の正面図であ
る。パチンコ機1には、それに隣接してカードユニット
35が設けられている。カードユニット35に設けられ
たカード利用可表示ランプ47は、カードユニット35
が使用可能な状態であるか否かを、点灯または点滅によ
り遊技者に知らせるためのものである。このカードユニ
ット35は、遊技機設置島に複数台設置されているパチ
ンコ機1の間に挿入された状態で設置されており、左右
どちらのパチンコ機1に接続されているのかが連結台方
向表示器49により表示される。
【0016】遊技者がカード残高の記録された共通カー
ド(プリペイドカード)をカード挿入口50から挿入す
ると、その共通カードに記録されているカード残高が読
み取られる。そして、遊技者が貸玉操作を行なうことに
より、あらかじめ設定されている貸出単位額分がカード
残高から減額されるとともに、その貸出単位額分のパチ
ンコ玉がパチンコ機1の上皿87内に貸し出し供給され
る。
【0017】カードユニット35には情報表示スイッチ
48が設けられており、この情報表示スイッチ48を押
圧操作することにより、例えばカード残高やエラーが発
生した場合のエラーコードなどの情報をパチンコ機1に
設けられた情報表示器(図示せず)に表示可能である。
カードユニット錠51はカードユニット35前面を錠止
するための錠であり、このカードユニット錠51に所定
の鍵を挿入して解錠操作することにより、カードユニッ
ト35の前面側を開放できる。
【0018】パチンコ機1の遊技盤3は、遊技面として
形成されており、その表面に各種部品が配置されてい
る。遊技盤3の中央部は、帯状の板金材で作られた区画
レール2によって仕切られた円形状の遊技領域とされて
いる。遊技領域の中央部には可変表示部4が設けられて
おり、可変表示部4の中央部には画像表示装置5の表示
画面が配置されている。画像表示装置5としては、CR
T、液晶ディスプレイ等が利用できる。画像表示装置5
の表示画面には、スロットマシン状の変動停止可能な特
別図柄やその他の動画、静止画等の遊技に係る情報を表
示する。画像表示装置5の下部には始動口9が配置され
ている。始動口9に玉が入る確率は、この始動口9の直
上の複数本の入賞調整釘の微調整により変更することが
できる。始動口9に入ったパチンコ玉は、始動検出器
(図示せず)により検出される。
【0019】始動検出器が入賞したパチンコ玉を検出す
ると、景品玉としてのパチンコ玉をあらかじめ決められ
た規定数だけ払い出す。この払い出しと同時に、画像表
示装置5には、スロットマシン状のの回転体の図柄表示
(特別図柄)が回転するかのような動画を表示する。回
転体の回転が停止し、その特別図柄が特定の組み合わせ
に一致すると大当りとなる。ここで、「大当り」とは、
画像表示装置5の表示があらかじめ決められた特定の組
み合わせに一致し、可変入賞球装置10の開閉板61が
開いて大入賞口となり、その大入賞口から多くのパチン
コ玉が入り得る状態、すなわち大当り状態になることを
いう。
【0020】開いた開閉板61は、開いた後所定時間
(例えば30秒)経過するか、または所定個数(例えば
10個)のパチンコ玉が大入賞口から入るか、どちらか
の条件が満たされた時点で閉じる。大当り状態では、L
ED(発光ダイオード)62が点滅状態となる。個数表
示器63には大入賞口から入ったパチンコ玉の数が表示
される。
【0021】可変表示部4の両側方にワープ入口21が
設けられている。ワープ入口21に玉が入る確率は、こ
のワープ入口21の直上の複数本の入賞調整釘の微調整
により変更される。ワープ入口21に入ったパチンコ玉
は、始動口9の直上のワープ出口8から出てくる。この
ため、ワープ出口8から出たパチンコ玉は、始動口9に
比較的入賞しやすい。
【0022】可変表示部4の左側に設けられたワープ入
口21には、普通図柄始動ゲート23が設けられてい
る。この普通図柄始動ゲート23に入ったパチンコ玉
は、通過玉検出器23aによって検出され、それにより
普通図柄表示器17に表示される普通図柄が変動する。
普通図柄が、特定の図柄に一致すると当りとなる。ここ
で、「当り」とは、普通図柄表示器17に表示される図
柄があらかじめ定められたものになり、始動口9の可動
片20が開き、パチンコ玉が始動口9に入賞玉として入
る確率が高くなる状態を言う。
【0023】また、画像表示装置5の下側には、始動記
憶表示器6が設けられている。始動記憶表示器6は、始
動口9に入賞し、かつまだ画像表示装置5の変動表示を
始動していないパチンコ玉の数を表示するためのもので
ある。始動記憶表示器6は、最高4個までの始動記憶数
を表示することができる。さらに、普通図柄表示器17
の両側には通過記憶表示器18が設けられている。通過
記憶表示器18は、普通図柄始動ゲート23を通過し、
かつまだ普通図柄表示器17の図柄変動を始動していな
いパチンコ玉の数を記憶し表示するためのものである。
通過記憶表示器18は、最高4個までの図柄変動数を記
憶、表示することができる。
【0024】遊技領域には、固定入賞口7,11,15
も設けられている。サイドランプ22は、パチンコ玉が
固定入賞口7,11,15や始動口9等に入って入賞し
たときに点滅する飾りランプである。風車19は、パチ
ンコ玉がこれに衝突したときに回転して、パチンコ玉の
落下速度、落下方向に変化を与えるものである。アウト
口16は、どの入賞口や始動口9にも入らなかったパチ
ンコ玉がアウト玉として遊技領域から排出されるところ
である。
【0025】パチンコ機1の下部には、ハンドル82が
回動自在に設けられている。ハンドル82を回動させる
ことにより、パチンコ玉を電動で遊技領域に向かって発
射することができる。上皿87は、ハンドル82の操作
で打ち出す玉を多数貯留しておくための容器である。上
皿87には、入賞したとき払い出される賞球も入るよう
に構成されている。
【0026】パチンコ玉で上皿87が満杯になると、賞
球は自動的に上皿87の下部に配置された下皿86に払
い出される。また、上皿玉抜レバー84を横移動させる
ことにより、上皿87のパチンコ玉を下皿86に移動さ
せることができる。下皿86のパチンコ玉を抜き取るに
は、下皿玉抜レバー85を横移動させて、パチンコ玉を
別途用意した容器(図示せず)に落下させる。また、前
面枠錠83はパチンコ機1の前面側の扉状の前面枠を錠
止するためのものである。開放検出スイッチ266は前
面枠の開閉状態を検出するためのスイッチである。
【0027】パチンコ機1上部に設けられたスピーカ8
1は、効果音、音楽、音声メッセージ等の音声信号をス
テレオ出力するものである。また、パチンコ機1には、
装飾LED262、装飾蛍光灯263,264,265
が設けられている。これらは、パチンコ機1の遊技状態
に応じて点灯または点滅するものであり、特定遊技状態
の発生や継続を遊技者に通知するとともに、遊技の雰囲
気を盛り上げるためのものである。さらに、景品玉が不
足したことを通知する玉切れLED260、入賞玉の発
生に基づいて所定個数の景品玉が払出されたことを報知
するための払出LED261が設けられている。
【0028】図2は、パチンコ機1およびカードユニッ
ト35を裏面から見た図である。パチンコ機1は外枠5
2内に取り付け固定されている。パチンコ機1の裏面側
には機構板53が取り付けられており、機構板53には
種々の装置、回路基板等が設けられている。玉タンク5
4は、図示しないパチンコ玉供給装置から供給されたパ
チンコ玉や打込玉を貯留しておくためのものである。玉
整列レール55、カーブ樋57および通路体58は、玉
タンク54内のパチンコ玉を賞球払出装置59に供給す
るためのものである。
【0029】賞球払出装置59は、入賞に応じて賞球と
してのパチンコ玉を上皿87に払い出すためのものであ
る。賞球払出装置59には玉タンク54からパチンコ玉
が供給される。遊技制御基板ボックス87bには、遊技
盤3を含むパチンコ機1の遊技動作を制御する遊技制御
基板87a(図3参照)が収納されている。入賞玉処理
装置72は、入賞玉検出スイッチ74および入賞玉排出
ソレノイド73を備え、各入賞口から入賞したパチンコ
玉の処理を行うものである。
【0030】さらに、ユニット中継基板75を収容した
中継基板ボックス76、電飾基板65を収容した電飾基
板ボックス64、ターミナル基板67を収容したターミ
ナル基板ボックス68が設けられている。ユニット中継
基板75は、パチンコ機1とカードユニット35との配
線を中継するものである。また、電飾基板65は、遊技
制御基板87aからの指令またはデータに基づいてパチ
ンコ機1の前面に設けられる電気的装飾部品(装飾LE
D262、装飾蛍光灯263〜265等)の動作を制御
するものである。ターミナル基板67は、パチンコ機1
に設けられる各種電気的装置に電源を供給するととも
に、パチンコ機1内部での信号線の中継、パチンコ機1
と外部との信号線の中継を行なうものである。
【0031】賞球基板69は、賞球払出装置59を制御
して賞球の払い出しの制御を行うものであり、賞球基板
ボックス77内に収納されている。また、打球ユニット
71は、遊技者がハンドル82(図1参照)を回動する
ことによって、パチンコ玉を遊技盤3の遊技領域に発射
するためのものであり、発射基板70によりこの打球ユ
ニット71の動作を制御する。
【0032】機構板53の中央には窓開口56が開設さ
れ、その窓開口56からは、遊技盤3の裏面に取り付け
られた入賞玉集合カバー体66が貫通している。入賞玉
集合カバー体66には、中継基板78と画像表示装置5
とが設けられている。中継基板78には、遊技盤3上の
各種電気部品が接続されるとともに、後述する遊技制御
基板87aが接続されている。また、画像表示装置5内
には、画像表示制御基板(図示せず)が設けられてい
る。画像表示装置5は、画像表示制御基板の画像表示制
御信号に基づいて表示画面に各種特別図柄、キャラク
タ、その他の画像を表示する。中継基板78、遊技制御
基板87aおよび画像表示装置5はケーブル90により
互いに接続されている。各ケーブル90はコネクタ88
により着脱可能に取り付けられている。
【0033】遊技制御基板ボックス87b内の遊技制御
基板87aには、後述のようにID発信器230(図3
参照)が取り付けられるが、それ以外にも、電飾基板6
5に取り付けるID発信器245、賞球基板69に取り
付けるID発信器246、外枠52下方のミドルプレー
トに取り付けるID発信器235のように種々の態様で
ID発信器を設けるようにしてもよい。
【0034】図3は、遊技制御基板ボックス87bの拡
大図である。遊技制御基板ボックス87bは、遊技制御
基板87aを収容するボックス本体110と、遊技制御
基板87aを収容した状態で蓋をする蓋体91とから構
成されている。蓋体91とボックス本体110とは、蓋
体91の表面に設けられた取付片部80a〜80cによ
り互いに組み付けられて固定されている。取付片部80
a〜80cは、蓋体91を開放すると開放した痕跡を残
すようになっており、遊技制御基板87aの不正交換等
を目的とする蓋体91の不正開放を防止する機能を有す
る。
【0035】蓋体91の表面の長手方向の両端側には、
複数の取付片部80a〜80cが並設されている。この
取付片部80a〜80cは、ボックス本体110と蓋体
91とを非可逆的に固着するためのものである。取付片
部80a〜80cは、側面において連結部94a〜94
cにより蓋体91との間および相互間を連結されてお
り、上面において連結部93a〜93cにより蓋体91
との間を連結されている。各取付片部80a〜80c間
には、スリット状の溝が形成されており、連結部93a
〜93c、94a〜94cを切断すると、各取付片部8
0a〜80cは蓋体91から分離することができる。取
付片部80a〜80cの上面には、それぞれ取付穴95
a〜95cが設けられており、取付片部80cの隣接部
の上面には、取付穴95dが設けられている。
【0036】また、各連結部93a〜93c、94a〜
94cには、それぞれ遊技制御基板ボックス87bの開
放順序を作業員などに指示するための刻印「1〜3」が
施されている。具体的には、取付片部80aに対応する
連結部93a,94aには「1」の刻印が施され、取付
片部80bに対応する連結部93b,94bには「2」
の刻印が施され、取付片部80cに対応する連結部93
c,94cには「3」の刻印が施されている。遊技制御
基板87aの修理、交換等が必要な場合には、作業員は
これらの刻印にしたがって連結部93a〜93c、94
a〜94cを切断し、遊技制御基板ボックス87bの蓋
体91を開放する。
【0037】最初にボックス本体110と蓋体91と
は、取付穴95aにねじ込まれたワンウェイねじ140
により固定されている。ワンウェイねじ140は、ねじ
締め方向にしか回らない特殊なねじであり、一旦締めつ
けるとねじを取り外すことはできない。したがって、蓋
体91を開放するには連結部93a,94aを切断して
取付片部80aを蓋体91から分離するしかない。取付
片部80aはそのままボックス本体110側に固定され
て残る。次に蓋体91を固定するには、ボックス本体1
10内部に収納されているワンウェイねじ140を取り
出し、取付片部80bの取付穴95bにねじ込む。この
ようにして蓋体91を3回までは開放することができ、
最後は取付穴95dを使用して蓋体91を固定する。
【0038】蓋体91の上面には、パチンコ機1の機種
名を記した機種名シール97bと検査履歴シール98b
が貼着されている。検査履歴シール98bには、遊技制
御基板87aを検査、修理、交換等した際に書き込む
「検査者」欄と「検査日」欄が設けられており、作業者
が検査、修理、交換等のために蓋体91を開放した場合
には各項目に記入する。このような構成とすることによ
り、蓋体91を容易には開放できず、また、無理に蓋体
91を開放してもその痕跡が一目で識別できる。
【0039】蓋体91の不正開放防止のために、蓋体9
1とボックス本体110との間は、ホログラムをプリン
トした封印シール104,105が貼着され封印されて
いる。封印シール104,105は、剥がすと蓋体91
およびボックス本体110にホログラムが部分的に残
り、剥がしたことが一目で分かるようになっている。し
かし、これらの不正開放防止手段によっても、ボックス
本体110ごとそっくり不正交換されてしまうと、それ
を判別することはできない。そのような問題点を解決す
るために、本願発明においては、遊技制御基板87aそ
のものに識別情報を記憶、発信するID発信器230を
取り付けるようにした。
【0040】遊技制御基板ボックス87b内に収容され
ている遊技制御基板87aは、CPU、RAM、および
ROMを備え、可変表示部4や可変入賞球装置10など
の遊技装置の遊技動作を制御する。例えば、遊技制御基
板87aは、画像表示装置5内の画像表示制御基板とケ
ーブルにより接続されており、表示画面に表示させるべ
き画像を指定するための信号を画像表示制御基板へ送信
する。遊技制御基板87aは、固定ねじ139によりボ
ックス本体110に固定された長方形のプリント配線基
板であり、蓋体91から露出する一側部には複数のコネ
クタ88が実装されている。
【0041】遊技制御基板87aにはID発信器230
が貼着等によって固定され取り付けられている。ID発
信器230は、非接触型のICカード内に埋め込まれて
使用されるICチップと同種のICチップで構成されて
いる。ID発信器230内のメモリ(フラッシュメモ
リ)には、個別の遊技制御基板87aごとに異なり、そ
れぞれの遊技制御基板87aを識別可能な識別情報(I
Dコード)が記憶されている。ID発信器230は、I
D検査装置300(図4参照)からの送信要求に応じて
内部に記憶されている識別情報をID検査装置300へ
送信する。この識別情報を確認することにより、遊技制
御基板87aの不正交換の有無を容易に判別可能とな
る。
【0042】図4は本発明のID検査装置300の正面
図であり、図5はID検査装置300の側面図である。
ID検査装置300の本体301は、先端部分に識別情
報の発信要求信号の送信および識別情報の受信を行うデ
ータ送受信部302が設けられている。本体301の後
端部分は手で握ることができるような形状とされてい
る。ID検査装置300は、作業者が片手で握って持ち
運べる程度に小型軽量に構成されており、携帯性に優れ
ている。
【0043】表示LED304は、データ送受信部30
2による識別情報等のデータの送受信が成功したか否か
を表示するものである。表示パネル303には、カタカ
ナ、英字、数字の文字を10文字×2行表示することが
できる。表示パネル303に表示される文字情報によ
り、識別情報の確認を行ったり、メニューから作業内容
を選択したりする。また、表示パネル303には、バッ
テリの残容量を示す表示も行う。
【0044】電源キー305は、ID検査装置300の
電源をオン、オフするためのものである。下方向キー3
07および上方向キー308は、表示パネル303に表
示されるカーソルを移動したり、メニューの表示ページ
を切り替えたりするためのものである。取消キー309
は、処理を途中で中断したり、メニューの階層をさかの
ぼって戻るためのものである。決定キー306は、処理
を実行したり、メニューを決定するためのものである。
また、電源キー305を押すときに同時に決定キー30
6を押しておくと、処理の選択メニューが表示されて起
動し、電源キー305を単独で押すと識別情報の検査モ
ードで起動する。
【0045】本体301の裏面側には、バッテリカバー
310が着脱可能に設けられており、バッテリカバー3
10を取り外すと乾電池、充電式電池等の交換が行え
る。また、本体301の図5と反対の側面にはブザー音
を外部に出力するためのブザー孔(図示せず)が設けら
れている。
【0046】図6は、ID検査装置300の回路構成を
示すブロック図である。ID検査装置300内には、情
報処理手段としてのCPU320が設けられている。C
PU320は、バス321を介してフラッシュメモリ3
30、SRAM340等のメモリをアクセスし、また、
それ以外の入出力回路等をアクセスして種々の情報処理
を行うことができる。フラッシュメモリ330は不揮発
性のROMであるが、記憶内容の電気的な書き換えをブ
ロック単位に行うことができるものである。フラッシュ
メモリ330内には、CPU320が実行するプログラ
ムおよびデータが記憶されている。
【0047】SRAM340は、書き換え自在のスタテ
ィックRAMであるが、主バッテリ350およびバック
アップ用バッテリ351によって記憶内容がバックアッ
プされている。すなわち、ID検査装置300の電源が
オフであってもSRAM340の記憶内容は保持され、
SRAM340は不揮発性のメモリとされている。SR
AM340内には、ID発信器230の個別の識別情
報、ID発信器230が取り付けられたパチンコ機1の
台番号等の情報が対応付けられて記憶される識別情報テ
ーブル341が記憶されている。またSRAM340内
には、操作者の操作資格を確認するための暗証番号を記
憶する暗証番号記憶領域が設けられている。SRAM3
40内には、その他に、CPU320の作業用メモリ領
域も設けられている。
【0048】通信回路322およびアンテナ323は、
ID発信器230に対して識別情報の発信を要求する識
別情報発信要求信号を送信したり、ID発信器230か
ら発信された識別情報を受信するためのものである。ア
ンテナ323は、ID検査装置300のデータ送受信部
302の内部に配置されている。ID発信器230との
通信可能な距離は数cmであり、非接触で識別情報を読
み取ることができる。赤外線通信回路324は、赤外線
によって他の機器(例えば、汎用の個人用コンピュータ
等)と情報の交換を行うためのものである。シリアル入
出力回路325は、シリアル信号により他の機器(例え
ば、汎用の個人用コンピュータ等)と情報の交換を行う
ためのものである。
【0049】表示パネル303、表示LED304は前
述の通りのものである。入力キー326は、前述の電源
キー305、決定キー306、下方向キー307、上方
向キー308および取消キー309からなるものであ
る。カレンダ時計327は、現在の日付(年月日)およ
び時刻をリアルタイムで保持する時計であり、ID検査
装置300の電源がオフであっても、主バッテリ350
およびバックアップ用バッテリ351によってバックア
ップされている。ブザー328は、ID検査装置300
を操作する操作者に音によるメッセージを伝えるための
ものである。
【0050】主バッテリ350はアルカリ乾電池等の電
源供給用のバッテリであり、ID検査装置300の全て
の回路に電源電圧を供給するものである。バックアップ
用バッテリ351は、主バッテリ350の交換時にSR
AM340、カレンダ時計327の記憶内容が失われな
いように、それらをバックアップするためのものであ
る。バックアップ用バッテリ351としては、ボタン型
のリチウム電池等が使用できる。
【0051】図7は、ID発信器230の回路構成を示
すブロック図である。ID発信器230は、非接触型の
ICカード内に埋め込まれて使用されるものと同種のI
Cチップで構成されている。ワンチップ・マイクロコン
ピュータ(以下、マイコンという)400は、CPU4
01、フラッシュメモリ402、RAM403等をワン
チップ内に実装したICである。不揮発性のフラッシュ
メモリ402には識別情報が記憶されており、無電源で
も識別情報は保持されている。識別情報は、所定のビッ
ト長のユニークな(同じ情報が2つはない)非公開情報
とし、パチンコホール、パチンコ機メーカ、第三者情報
管理組織等によってセキュリティ管理することが好まし
い。
【0052】RAM403は、CPU401の作業用の
メモリである。通信回路405とアンテナ406は、I
D検査装置300から送信された識別情報発信要求信号
を受信したり、フラッシュメモリ402に記憶された識
別情報を送信するためのものである。ID検査装置30
0から識別情報発信要求信号とともに送信される搬送波
成分は、通信回路405で受信され電源回路404に送
られる。電源回路404では、この搬送波成分を整流し
て直流電圧を得る。そして、この直流電圧を直流電源と
してマイコン400および通信回路405に供給する。
したがって、ID発信器230は、電池や外部電源を使
用せずに、必要なときにはいつでも識別情報を発信する
ことができる。なお、ここではID発信器230をマイ
コン400、電源回路404、通信回路405、アンテ
ナ406で構成するものとしたが、アンテナ406以外
の回路をワンチップICとして構成してもよい。
【0053】図8は、ID検査装置300のフラッシュ
メモリ330内に記憶されたプログラム内容を示す図で
ある。起動プログラム331は、電源キー305が押さ
れて電源がオンとされたときの起動処理を行うプログラ
ムである。起動時に決定キー306が押されていると、
表示パネル303に選択メニューを表示する処理選択モ
ードとなり、決定キー306が押されていなければ、パ
チンコ機1の識別情報の検査を行う検査モードとなる。
【0054】通信プログラム332は、通信回路322
を制御して所定のプロトコルに従って通信を行うための
ものである。通信プログラム332によって、ID発信
器230に対して識別情報発信要求信号を送信し、さら
に、ID発信器230からの識別情報送信信号を受信し
てデコードし識別情報を得る。メニュー表示選択プログ
ラム333は、表示パネル303に選択メニュー(図1
0参照)を表示し、また、その選択メニューから操作者
により選択された処理に分岐するためのプログラムであ
る。
【0055】識別情報登録プログラム334は、最初に
パチンコ機1の識別情報をSRAM340内の識別情報
テーブル341(図9参照)に設定、登録するためのプ
ログラムである。通信プログラム332によって得られ
た、パチンコ機1の識別情報をパチンコ機の台番号、登
録時刻情報とともに識別情報テーブル341に記憶す
る。整合性判定プログラム335は、パチンコ機1の識
別情報の検査を行う検査モードにおいて、識別情報の整
合性を判定するためのものである。パチンコ機1の識別
情報をID発信器230から受信し、その識別情報が識
別情報テーブル341に登録されているか否かを検索す
る。登録されていればその識別情報に対応する台番号を
表示し、操作者が実際のパチンコ機1の台番号と一致す
るか否かを一目で判定できるようにする。識別情報が登
録されていなければその旨を表示する。
【0056】その他の処理プログラム336には、選択
メニューにおけるその他の処理を行うプログラムや、表
示パネル303の表示制御、表示LED304の点灯制
御、ブザー328の発音制御、赤外線通信回路324の
制御、シリアル入出力回路325の制御等を行うプログ
ラムが含まれる。これらのプログラムは不揮発性のフラ
ッシュメモリ330に記憶されているため、電源オフで
も、さらには主バッテリ350およびバックアップ用バ
ッテリ351がなくなっても記憶され続ける。また、プ
ログラムの変更が必要になれば電気的に記憶内容を書き
換えることができる。
【0057】図9は、SRAM340に記憶された識別
情報テーブル341のデータ構造を示す図である。図9
の識別情報テーブル341は、n個の識別情報1〜nが
登録されている状態である。ID検査装置300を登録
されていないパチンコ機1の遊技制御基板ボックス87
bに接近させ、遊技制御基板87aに貼着等によって固
定されているID発信器230から識別情報を読み取
る。遊技制御基板ボックス87bの蓋体91は閉鎖した
ままの状態で、識別情報を読み取ることが可能である。
【0058】読み取った識別情報は識別情報テーブル3
41の識別情報フィールド342に登録する。そして、
入力されたそのパチンコ機1の台番号を、識別情報に対
応させて台番号フィールド343に登録する。台番号を
入力しないと台番号は「0000」に設定される。時刻
情報フィールド344には、識別情報を登録した日付お
よび時刻が記録される。時刻情報はカレンダ時計327
から読み取られて記録される。
【0059】図10は、表示パネル303に表示される
選択メニューを示す図である。この選択メニューは、電
源キー305と決定キー306とを同時に押して電源を
オンとしたときに表示される。最初に(a)のように、
「メニュー」の表示とカレンダ時計327に設定されて
いる現在の時刻(月/日、時:分)が表示される。バッ
テリ残量表示352は、主バッテリ350の残容量を表
示するものである。バッテリフルの状態ではバッテリ残
量表示352内の3個のブロックが全て点灯し、主バッ
テリ350の出力電圧が低下するに従って1個ずつブロ
ックが消える。(a)の表示は所定時間(例えば2秒)
表示されると、(b)の表示に切り替わる。
【0060】(b)は、ID検査装置300の作業内容
を選択するための選択メニューである。画面には「1.
トウロク」、「2.カクニン」の2つが表示されている
が、下方向キー307、上方向キー308を操作するこ
とにより表示ページを切り替えることができる。上下表
示353は、上下方向キー308,307が有効である
ことを示す表示である。カーソル354は上下方向キー
308,307により上下に移動でき、カーソル354
により所望の作業内容を選択し、決定キー306を押し
て決定する。
【0061】(b)画面で、カーソル354を「2」に
移動させ、さらに下方向キー307を押すと表示ページ
が切り替わり、(c)のようになる。さらに表示ページ
を切り替えると(d)のようになる。(b)〜(d)の
選択メニューにおいて、「1.トウロク」は新規にパチ
ンコ機1の識別情報を登録する作業を行うためのもので
あり、「2.カクニン」は識別情報を登録済みのパチン
コ機1を確認する作業を行うためのものであり、「3.
サクシ゛ョ」は登録済みの識別情報を削除する作業を行
うためのものであり、「4.アンショウNo」はID検
査装置300の操作に必要な暗証番号を変更する作業を
行うためのものであり、「5.セッテイ」はID検査装
置300の各種機能の設定を行うためのものであり、
「6.END」は登録済みのパチンコ機1の識別情報を
検査する検査モードに移行するためのものである。
【0062】図11および図12は、識別情報の登録作
業の手順における表示パネル303の表示を示すもので
ある。図10(b)における選択メニュー中「1.トウ
ロク」を選択し、決定キー306を押すと、図11(1
a)の画面表示がなされ、識別情報の登録作業が可能と
なる。下の行には識別情報の登録済み件数が表示され
る。(1a)の画面を所定時間表示した後、(1b)の
画面に移行する。
【0063】(1b)は、暗証番号の入力画面である。
ID検査装置300における、この登録作業のように安
全確保が必要な作業を行うには、暗証番号の入力が必要
である。これにより、不正に識別情報を変更してしまう
ような不正行為等を防止することができる。カーソル3
54は最初、暗証番号の左から1桁目の位置にあり、上
方向キー308および下方向キー307を操作すること
により、1桁目の数字を増減することができる。決定キ
ー306を押すと1桁目の数字を決定し、1桁目は
「*」の表示に変わり、カーソルは2桁目に移動する。
(1c)は、このようにして暗証番号の3桁目まで決定
し、4桁目を入力中の画面である。暗証番号の入力中に
取消キー309を押すと、現在入力中の桁は「0」に戻
り、カーソル354は1つ左側の桁に移動する。1桁目
で取消キー309を押すと、図10(b)の選択メニュ
ーの表示画面に戻る。
【0064】暗証番号を4桁全て入力し、ID検査装置
300に設定した暗証番号と一致すれば、(1d)のよ
うな登録作業の画面に移行する。暗証番号を入力しても
ID検査装置300に設定した暗証番号と一致しなけれ
ば、ブザー328が3回鳴るとともに、図10(b)の
選択メニューの表示画面に戻る。(1d)の画面では、
まず登録しようとするパチンコ機1の台番号を入力す
る。台番号は、パチンコホールで使用されているパチン
コ機1の通し番号であり、パチンコ機1の近傍に台番号
を表示した番号プレート等が取り付けられている。台番
号により個々のパチンコ機1を重複することなく指定す
ることができる。
【0065】台番号の入力は、暗証番号の入力と同様
に、左から1桁目から順番に、上方向キー308および
下方向キー307によって選択し、決定キー306によ
って決定する。ただし、ここではすでに決定した数字も
そのまま表示され、「*」に変わることはない。台番号
の入力中に取消キー309を押すと、現在入力中の桁は
そのままで、カーソル354は1つ左側の桁に移動す
る。1桁目で取消キー309を押すと、図10(b)の
選択メニューの表示画面に戻る。
【0066】台番号を4桁全て入力すると、(1e)の
画面に移行する。(1e)の画面では、上方向キー30
8を押すことにより台番号を1ずつ増加させ、下方向キ
ー307を押すことにより台番号を1ずつ減少させるこ
とができる。ただし、台番号の変更可能範囲は0001
〜9999の範囲である。(1e)の画面表示の状態
で、ID検査装置300のデータ送受信部302をパチ
ンコ機1のID発信器230に接近させ、決定キー30
6を押すと、ID発信器230から識別情報を読み込
む。読み込み中は図12(1f)の表示となる。
【0067】図11(1d)の画面で台番号を「000
0」と入力した場合には、台番号なしの登録となり、識
別情報と時刻情報の異なる複数のデータが台番号「00
00」として登録される。これは台番号によりパチンコ
機1を管理していないホールや、台番号のかわりに数字
以外の台識別符号を使用しているホール等において有効
である。
【0068】図12(1f)は、ID発信器230から
識別情報を読み込んでいる最中の表示画面である。識別
情報の読み込みが正常に行われれば、ブザー328が短
く1回鳴るとともに、(1g)の画面に移行し、識別情
報、台番号、時刻情報が識別情報テーブル341の各フ
ィールドに登録される。また、(1g)の画面の下の行
には、台番号が自動的に1だけ増加して表示され、この
まま次のパチンコ機1の登録を行うことができる。デー
タ送受信部302を次のパチンコ機1のID発信器23
0に接近させ、決定キー306を押せばよい。また、台
番号を自動的に1だけ増加させる場合に、一般的に嫌わ
れる「4」、「9」を含む台番号を飛ばすようにするこ
ともできる。(1g)の画面でも、上方向キー308を
押すことにより台番号を1ずつ増加させ、下方向キー3
07を押すことにより台番号を1ずつ減少させることが
できる。
【0069】(1f)の画面から、識別情報の読み込み
が異常終了した場合は、ブザー328が3回鳴るととも
に、(1h)の画面に移行する。ここで、再度決定キー
306を押すと、再びID発信器230からの識別情報
読み込み動作を行う。取消キー309を押すと、図11
(1d)の台番号の入力画面に戻る。(1f)の画面か
ら識別情報を読み込んだ際、すでにその識別情報が登録
されているがその台番号が異なる場合には、ブザー32
8が3回鳴るとともに、(1i)の画面が表示され、操
作者に別の台番号ですでにその識別情報が登録されてい
る旨を伝える。ここで決定キー306または取消キー3
09を押すと、(1j)の画面に移行し、古い台番号を
現在入力した台番号に変更してよいかどうかを確認す
る。(1j)の画面で決定キー306を押すと、台番号
を変更して登録し(1g)の画面に移行する。(1j)
の画面で取消キー309を押すと、登録をキャンセルし
て図11(1e)の画面に移行する。
【0070】図12(1f)の画面から識別情報を読み
込んだ際、すでにその識別情報と台番号が登録されてい
る場合、台番号が登録済みで識別情報が異なる場合、最
大登録数を越えて登録しようとしている場合等にもブザ
ー328が3回鳴るとともに、それぞれの確認画面に移
行して操作者にエラー内容や操作を促すメッセージを表
示する。
【0071】図13は、登録済み識別情報の確認作業の
手順における表示パネル303の表示を示すものであ
る。図10(b)における選択メニュー中「2.カクニ
ン」を選択し、決定キー306を押すと、図13(2
a)の画面表示がなされ、識別情報の確認作業が可能と
なる。下の行には識別情報の登録済み件数が表示され
る。(2a)の画面を所定時間表示した後、(2b)の
画面に移行する。
【0072】(2b)の画面では、確認しようとするパ
チンコ機1の台番号を入力する。台番号の入力は、図1
1(1d)の台番号の入力と同様である。台番号の入力
中に取消キー309を押すと、現在入力中の桁はそのま
まで、カーソル354は1つ左側の桁に移動する。1桁
目で取消キー309を押すと、図10(b)の選択メニ
ューの表示画面に戻る。
【0073】(2b)の画面で台番号を4桁全て入力
し、その台番号が識別情報テーブル341に登録されて
いれば、(2c)の画面に移行して台番号と登録された
時刻情報を表示する。入力した台番号が識別情報テーブ
ル341になければ、入力した台番号より大きな登録済
みの台番号を表示する。ただし、大きな台番号が登録さ
れていなかった場合には、最も小さな登録済みの台番号
を表示する。(2c)の画面では、上方向キー308を
押すことにより台番号を増加させ、下方向キー307を
押すことにより台番号を減少させて登録済みの次の台番
号の登録情報を表示させることができる。ただし、台番
号を9999からさらに増加させると0001となり、
台番号を0001からさらに減少させると9999とな
る。この画面で取消キー309を押すと、(2b)の台
番号入力画面に戻る。
【0074】(2b)の画面で台番号を入力したが、全
ての登録済みのデータが台番号なしの場合(台番号が0
000の場合)には、(2e)の画面を表示する。この
画面で取消キー309を押すと、(2b)の台番号入力
画面に戻る。(2b)の画面で台番号を「0000」と
入力した場合には、(2d)の画面に移行し、パチンコ
機1の識別情報を読み取って登録されているか否かを確
認するモードとなる。台番号なしで登録されているデー
タを確認する場合にも同じ操作を行う。
【0075】(2d)の画面表示の状態で、ID検査装
置300のデータ送受信部302をパチンコ機1のID
発信器230に接近させ、決定キー306を押すと、I
D発信器230から識別情報を読み込む。識別情報を読
み込んでいる最中には、図12(1f)と同様の表示を
行う。識別情報の読み込みが正常に行われ、その識別情
報が登録されていれば、(2c)の画面表示を行い、識
別情報の読み込みが失敗するか、または読み込んだ識別
情報が登録されていなければ、(2e)の画面表示を行
う。
【0076】図10(c)の選択メニューから「3.サ
クシ゛ョ」を選択すると、登録済みの識別情報を削除す
る作業を行うことができる。まず、暗証番号の入力を求
められ、次に削除すべき登録済みの台番号を入力して削
除を行う。削除作業の手順は、図13の登録済み識別情
報の確認作業と同様のものである。図10(c)の
「4.アンショウNo」を選択すると、ID検査装置3
00の操作に必要な暗証番号を変更することができる。
まず、古い暗証番号の入力が求められ、次に新しい暗証
番号を確認のため2回入力して暗証番号の変更を行う。
【0077】図10(d)の選択メニューから「5.セ
ッテイ」を選択すると、さらに設定メニューが表示さ
れ、ID検査装置300の各種機能の設定を行うことが
できる。ここでは、カレンダ時計327の時刻の設定、
シリアル入出力回路325の通信パラメータ(通信ボー
レート、キャラクタのビット数、パリティの有無、スト
ップビット長等)の設定、キー押下時の発生音の有無、
ブザー音の音量等の設定が行える。また、識別情報テー
ブル341の全体の消去を行うこともできる。図10
(d)の「6.END」を選択すると、登録済みのパチ
ンコ機1の識別情報を検査する検査モードに移行するこ
とができる。
【0078】図14は、検査モードでの識別情報の検査
作業における表示パネル303の表示を示すものであ
る。検査モードには、図10(d)の選択メニューから
「6.END」を選択しても移行できるが、ID検査装
置300の電源オフの状態から電源キー305を単独で
押すことにより、ID検査装置300は直接検査モード
で起動する。検査モードの初期画面は、図14(6a)
のように「チェック」の表示とカレンダ時計327に設
定されている現在の時刻(月/日、時:分)が表示され
る。(6a)の画面表示は所定時間(例えば2秒)表示
されると、(6b)の画面表示に切り替わる。
【0079】(6b)の画面表示の状態で、ID検査装
置300のデータ送受信部302をパチンコ機1の遊技
制御基板87aに固定されたID発信器230に接近さ
せ、決定キー(R/Wキー)306を押すと、ID発信
器230から識別情報を読み込む。識別情報を読み込ん
でいる最中には、図12(1f)と同様の表示を行う。
識別情報の読み込みが正常に行われ、その識別情報が登
録されていれば、ブザー328が短く1回鳴るととも
に、表示LED304が緑色に点灯し、(6c)の画面
表示を行う。識別情報の読み込みが失敗すると、ブザー
328が3回鳴るとともに、表示LED304が赤色に
点灯し、(6d)の画面に移行する。読み込んだ識別情
報が登録されていなければ、ブザー328が3回鳴ると
ともに、表示LED304が赤色に点灯し、(6e)の
画面表示を行う。
【0080】(6c)の画面は識別情報の検査に異常が
なかった場合の表示であり、画面の下の行に登録されて
いる台番号が表示されるので、操作者は表示されている
台番号と実際の台番号とを比較して、両者が一致してい
れば正常である。台番号が一致しなければ、そのパチン
コ機の調査が必要である。(6c)の画面から、データ
送受信部302を次のパチンコ機1のID発信器230
に接近させ、決定キー306を押せば、次のパチンコ機
の識別情報を読み込み、連続してパチンコ機の識別情報
を検査することができる。(6c)の画面から取消キー
309を押すと、(6b)の画面に戻る。
【0081】(6d)の画面は識別情報の読み込みが失
敗した場合の表示であり、ここで再度、データ送受信部
302をパチンコ機1のID発信器230に接近させ、
決定キー306を押せば、もう1度識別情報の読み込み
を行う。それでも(6d)の表示がされるようであれ
ば、ID発信器230の異常、すなわち、遊技制御基板
87aが不正交換された可能性がある。(6d)の画面
から取消キー309を押すと、(6b)の画面に戻る。
【0082】(6e)の画面は読み込んだ識別情報が登
録されていない場合の表示であり、ここで決定キー30
6または取消キー309を押せば、(6b)の画面に戻
る。この場合は、図13で説明した登録済み識別情報の
確認作業を行う。いま検査を行ったパチンコ機の台番号
が登録されていれば、遊技制御基板87aが不正交換さ
れた可能性がある。いま検査を行ったパチンコ機の台番
号が登録されていなければ、登録漏れであるからその台
番号の登録作業を行う。
【0083】以上のように、ID検査装置300の表示
パネル303に表示されるメニューやガイダンスに従っ
て操作するだけで、簡単にパチンコ機1の識別情報の登
録および識別情報の検査を行うことができる。また、遊
技制御基板87aをそれを収納する遊技制御基板ボック
ス87bごと不正に交換されても、その不正交換を判別
することができる。なお、以上の実施の形態では、遊技
機としてパチンコ機を例に挙げて説明したが、パチンコ
機以外にもパチスロ機等の任意の遊技機に適用すること
ができる。
【0084】また、以上に開示された実施の形態は全て
の点で単なる例示であり、本発明の範囲を制限するもの
ではない。本発明の範囲は、以上の発明の実施の形態の
説明ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求
の範囲の記載の範囲内およびその均等の範囲内での全て
の変更が含まれる。
【0085】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下のような効果を奏する。
【0086】遊技機固有の識別情報を携帯型の遊技機検
査装置によって検査するようにしたので、遊技機の遊技
制御基板を収納ボックスごと交換するような不正行為も
簡単に判定することができ、そのような不正行為による
被害を防止することができる。また、遊技機検査装置が
識別情報を装置内に登録する識別情報登録手段を有して
いるので、遊技機の入れ替え時等にも識別情報の登録作
業を迅速に完了することができる。
【0087】識別情報を電気的に書き換え可能な不揮発
性の記憶手段に記憶させるようにしたので、遊技機の入
れ替え時等にも識別情報を簡単に更新できる。
【0088】時刻情報を実時間で出力可能なカレンダ時
計手段を備えているので、識別情報の登録時に時刻情報
も同時に記録することができ、識別情報の改竄等の不正
行為を防止することができる。
【0089】識別情報記憶手段とカレンダ時計手段とを
バックアップするバッテリを備えているので、電源オフ
時、主バッテリの交換時にもこれらの記憶内容が保存さ
れ、設定し直す必要がなくなる。
【0090】識別情報と遊技機指示情報と登録時の時刻
情報とを記憶するようにしたので、遊技機指示情報と登
録時の時刻情報を表示させることができ、識別情報の改
竄等の不正行為を防止することができる。
【0091】識別情報保持手段に電力を供給する電力供
給手段を備えているので、識別情報保持手段に電池等の
電源を備える必要がなく、識別情報保持手段の取付方法
等の自由度が高くなるとともに、識別情報保持手段のサ
イズ、コストを減少させることができる。また、識別情
報保持手段を外部回路に接続する必要がなくなり、識別
情報保持手段のセキュリティが高くなる。
【0092】電力供給手段を電磁波により電力供給を行
うものとしたので、非接触で識別情報保持手段の識別情
報を読み込むことができ、読み込み作業が簡単となると
ともに、遊技制御基板ボックス内に封印されている遊技
制御基板の検査もボックスを開放することなく簡単に行
うことができる。
【0093】電源キーを他の入力キーと組み合わせて操
作することにより起動モードを切り換えるようにしたの
で、操作頻度の高い検査モードを迅速に起動できるとと
もに、種々の作業メニューを備えた選択メニューも表示
することができ、操作性がよくなる。
【0094】操作者の捜査資格を確認するための暗証番
号を記憶する領域を有しているので、安全確保が必要な
作業には暗証番号の入力を必須として、識別情報の改竄
等の不正行為を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の検査装置によって検査するパ
チンコ機の正面図である。
【図2】図2は、パチンコ機およびカードユニットの背
面図である。
【図3】図3は、遊技制御基板ボックスの拡大図であ
る。
【図4】図4は、本発明のID検査装置の正面図であ
る。
【図5】図5は、ID検査装置の側面図である。
【図6】図6は、ID検査装置の回路構成を示すブロッ
ク図である。
【図7】図7は、ID発信器の回路構成を示すブロック
図である。
【図8】図8は、ID検査装置のフラッシュメモリの内
容を示す図である。
【図9】図9は、識別情報テーブルのデータ構造を示す
図である。
【図10】図10は、表示パネルに表示される選択メニ
ューを示す図である。
【図11】図11は、識別情報の登録作業における表示
を示すものである。
【図12】図12は、識別情報の登録作業における表示
を示すものである。
【図13】図13は、識別情報の確認作業における表示
を示すものである。
【図14】図14は、識別情報の検査作業における表示
を示すものである。
【符号の説明】
1…パチンコ機 2…区画レール 3…遊技盤 4…可変表示部 5…画像表示装置 6…始動記憶表示器 7…固定入賞口 8…ワープ出口 9…始動口 10…可変入賞球装置 16…アウト口 17…普通図柄表示器 18…通過記憶表示器 19…風車 20…可動片 21…ワープ入口 22…サイドランプ 23…普通図柄始動ゲート 35…カードユニット 47…カード利用可表示ランプ 48…情報表示スイッチ 49…連結台方向表示器 50…カード挿入口 51…カードユニット錠 52…外枠 53…機構板 54…玉タンク 55…玉整列レール 56…窓開口 57…カーブ樋 58…通路体 59…賞球払出装置 61…開閉板 87a…遊技制御基板 87b…遊技制御基板ボックス 230…ID発信器 300…ID検査装置 301…本体 302…データ送受信部 303…表示パネル 304…表示LED 305…電源キー 306…決定キー 307…上下方向キー 307…下方向キー 308…上方向キー 309…取消キー 310…バッテリカバー 320…CPU 321…バス 322…通信回路 323…アンテナ 324…赤外線通信回路 325…シリアル入出力回路 326…入力キー 327…カレンダ時計 328…ブザー 330…フラッシュメモリ 340…SRAM 341…識別情報テーブル 342…識別情報フィールド 343…台番号フィールド 344…時刻情報フィールド 350…主バッテリ 351…バックアップ用バッテリ 352…バッテリ残量表示 353…上下表示 354…カーソル 400…マイコン 401…CPU 402…フラッシュメモリ 403…RAM 404…電源回路 405…通信回路 406…アンテナ

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技機に取り付けられ遊技機固有の識別情
    報を保持する識別情報保持手段との通信を遊技機と非接
    触の状態で行う通信手段と、 遊技機固有の前記識別情報を複数記憶可能な識別情報記
    憶手段と、 前記識別情報保持手段から読み取った前記識別情報を前
    記識別情報記憶手段に記憶させる識別情報登録手段と、 前記通信手段による通信により前記識別情報保持手段か
    ら得た識別情報と、前記識別情報記憶手段が記憶してい
    る識別情報との整合性を判定する整合性判定手段と、 前記整合性判定手段の判定結果を操作者に認識可能な態
    様で出力する判定結果出力手段とを有する携帯型遊技機
    検査装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載した携帯型遊技機検査装置
    であって、 前記識別情報記憶手段は、電気的に書き換え可能な不揮
    発性の記憶手段であり、記憶した識別情報を更新可能な
    ものである携帯型遊技機検査装置。
  3. 【請求項3】請求項2に記載した携帯型遊技機検査装置
    であって、 時刻情報を実時間で出力可能なカレンダ時計手段を有す
    る携帯型遊技機検査装置。
  4. 【請求項4】請求項3に記載した携帯型遊技機検査装置
    であって、 前記識別情報記憶手段および前記カレンダ時計手段の記
    憶内容を電源オフ時にもバックアップするバッテリを有
    する携帯型遊技機検査装置。
  5. 【請求項5】請求項4に記載した携帯型遊技機検査装置
    であって、 前記識別情報記憶手段は、前記識別情報と、前記識別情
    報に対応する遊技機を操作者に認識可能に示す遊技機指
    示情報と、前記識別情報を登録した時刻を示す時刻情報
    とを記憶するものである携帯型遊技機検査装置。
  6. 【請求項6】請求項1〜5のいずれか1項に記載した携
    帯型遊技機検査装置であって、 電源を持たない前記識別情報保持手段に、動作に必要な
    電力を供給する電力供給手段を有する携帯型遊技機検査
    装置。
  7. 【請求項7】請求項6に記載した携帯型遊技機検査装置
    であって、 前記電力供給手段は、電磁波により電力を供給するもの
    である携帯型遊技機検査装置。
  8. 【請求項8】請求項1〜7のいずれか1項に記載した携
    帯型遊技機検査装置であって、 検査装置の電源のオンオフを行う電源キーを他の入力キ
    ーと組み合わせて操作することにより、起動する動作モ
    ードを切り換えるものである携帯型遊技機検査装置。
  9. 【請求項9】請求項1〜8のいずれか1項に記載した携
    帯型遊技機検査装置であって、 操作者の操作資格を確認するための暗証番号を記憶する
    暗証番号記憶手段を有する携帯型遊技機検査装置。
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