JP2976604B2 - フィルムキャリアのリード部のボンディング装置 - Google Patents

フィルムキャリアのリード部のボンディング装置

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JP2976604B2
JP2976604B2 JP3212022A JP21202291A JP2976604B2 JP 2976604 B2 JP2976604 B2 JP 2976604B2 JP 3212022 A JP3212022 A JP 3212022A JP 21202291 A JP21202291 A JP 21202291A JP 2976604 B2 JP2976604 B2 JP 2976604B2
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潔 有田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフィルムキャリアのリー
ド部のボンディング装置に係り、詳しくは、フィルムキ
ャリアのリード部を、電気部品の電極に確実にボンディ
ングするための手段に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリイミドなどの合成樹脂により形成さ
れたフィルムキャリアの表面に、エッチングなどにより
極細のリード部を形成し、このリード部をチップの電極
に圧着することは、TAB法におけるインナーリードボ
ンディングとして知られている。
【0003】図5は、従来のインナーリードボンディン
グ手段を示しており、101はフィルムキャリアに形成
されて、X方向およびY方向に延びるリード部、102
はフィルムキャリアに形成されたサポートリング、10
3はチップ、104はチップ103の上面に形成された
電極(バンプ)、105は圧着面が平坦な枠型の熱圧着
子である。
【0004】この手段は、リード部101を電極104
に接合し、熱圧着子105をリード部101に押し付け
ることにより、すべてのリード部101を一括してボン
ディングする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来手
段は、前述したように圧着面が平坦な熱圧着子105を
リード部101に一括して押し付けてボンディングして
いたため、例えばチップ103の電極104の厚みのば
らつきなどにより、すべてのリード部101に均等なボ
ンディング圧がかからず、ボンディングの良否にばらつ
きが生じやすい問題点があった。なお、アウターリード
ボンディングも、一般にすべてのリードを熱圧着子によ
り一括して基板の電極にボンディングすることから、上
記と同様の問題が生じていた。
【0006】そこで本発明は、フィルムキャリアのリー
ド部を、チップや基板などの電気部品の電極に確実にボ
ンディングすることができるフィルムキャリアのリード
部のボンディング装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このために本発明は、棒
状のホーンと、このホーンの先端部に保持された押圧ツ
ールと、このホーンをその長さ方向に振動させる振動手
段と、このホーンをXY方向に移動させるXYテーブル
とからボンディング装置を構成し、上記ホーンの長さ方
向を上記リード部の長さ方向と斜交させて、上記押圧ツ
ールにより上記リード部を上記電極に押圧してボンディ
ングするものである。
【0008】
【作用】上記構成によれば、フィルムキャリアのリード
部を電気部品の電極に1箇所ずつ確実にボンディングす
ることができる。しかもこの場合、ホーンはリードの長
さ方向と斜交しているので、X方向とY方向に延出する
リード部の方向性に関係なく、同様の力を加えてボンデ
ィングすることができる。
【0009】
【実施例】次に、図面を参照しながら本発明の実施例を
説明する。
【0010】図1は本発明のフィルムキャリアのリード
部のボンディング装置の正面図、図2は同平面図であ
る。
【0011】1は供給リールであり、フィルムキャリア
2が巻回されている。このフィルムキャリア2の表面に
は、X方向およびY方向に延出する多数本のリード部3
が形成されており、そのリード部3の一端部は、所定間
隔毎に形成された大きな開口部4の内方に自由端部とな
って延出している。Pはこのフィルムキャリア2の開口
部4の裏面側にボンディングされる電気部品としてのチ
ップであり、5はこのフィルムキャリア2をピッチ送り
するスプロケットである。このスプロケット5を図外の
駆動手段により回転させると、供給リール1からフィル
ムキャリア2がピッチ送りされる。
【0012】6はXYテーブルであり、その下部に棒状
のホーン7の駆動部8が設けられている。このホーン7
の先端部には、押圧ツール9が保持されており、このホ
ーン7の基端部には、このホーン7をその長さ方向Nに
振動させる振動手段としての圧電素子10が設けられて
いる。また、このホーン7は、その長さ方向を上記リー
ド部3の長さ方向と45度に斜交して配設されている
(図3(a)、(b)も参照)。XYテーブル6の駆動
により、この押圧ツール9をリード部3上に移動させ、
駆動部8を駆動することにより、この押圧ツール9を昇
降させ、また圧電素子10に給電して、このホーン7を
その長さ方向Nに振動させることにより、各リード部3
を1箇所ずつ順にチップPの電極11(図3参照)に押
圧してボンディングする。
【0013】本装置は上記のような構成により成り、次
に動作を説明する。図1および図2に示すように、スプ
ロケット5を回転させて、供給リール1からフィルムキ
ャリア2をピッチ送りし、開口部4をチップPの真上に
位置させる。次いで、XYテーブル6を駆動して、この
押圧ツール9をXY方向へ移動させ、また駆動部8を駆
動して、この押圧ツール9を昇降させ、また圧電素子1
0を駆動してこのホーン7を振動させながら、リード部
3をチップPの電極11に1箇所ずつボンディングして
行く。したがって本方法によれば、各電極11の厚みに
ばらつきがあってもリード部3を電極11に1個ずつ確
実にボンディングすることができる。
【0014】しかもこの場合、このホーン7の長さ方向
を上記リード部3の長さ方向と45度に斜交させている
ため、X方向とY方向に延出するリード部3の方向性に
関係なく、同様の力を加えてボンディングすることがで
きる。因みに、図4に示すように、ホーン7を斜交させ
なかった場合、同図(a)に示すように、ホーン7の長
さ方向すなわち振動方向Nがリード部3の長さ方向に直
交する場合には、ホーン7が振動すると、リード部3も
これに追随して振動方向Nに自由に屈曲し、電極11に
良好にボンディングされる。ところが、同図(b)に示
すように、ホーン7の長さ方向がリード部3長さ方向と
一致する場合には、リード部3は振動方向Nに自由に屈
曲できないことから、ボンディング力は減殺されて電極
11に十分にボンディングできないこととなる。このよ
うにホーン7をリード部3に斜交させないと、X方向の
リード部3とY方向のリード部3に対するボンディング
効果に大きな差異が生じ、ボンディングにばらつきが生
じることになる。
【0015】本発明は上記実施例に限定されないもので
あって、インナーリードボンディングだけでなく、基板
の電極にアウターリード部をボンディングするアウター
リードボンディングにも適用できる。またホーンのリー
ド部に対する斜交角度は45度に限定されないのであっ
て、要はXY方向に延出するリード部の延出方向に対し
て、ボンディング効果のばらつきが生じないように斜交
させればよい。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、棒状のホ
ーンと、このホーンの先端部に保持された押圧ツール
と、このホーンをその長さ方向に振動させる振動手段
と、このホーンをXY方向に移動させるXYテーブルと
を備え、上記ホーンの長さ方向を上記リード部の長さ方
向と斜交させて、上記押圧ツールにより上記リード部を
上記電極に1箇所ずつ押圧してボンディングするように
しているので、フィルムキャリアのリード部を電気部品
の電極に1個ずつ確実にボンディングすることができ、
しかもX方向やY方向に延出するリード部を同様なボン
ディング力を加えて一様にボンディングすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフィルムキャリアのリード部のボ
ンディング装置の正面図
【図2】同平面図
【図3】同ボンディング中の平面図
【図4】同ボンディング効果を説明する要部平面図
【図5】従来手段に係るフィルムキャリアのリード部の
ボンディング装置の斜視図
【符号の説明】
2 フィルムキャリア 3 リード部 6 XYテーブル 7 ホーン 9 押圧ツール 10 振動手段 11 電極 P 電子部品

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】X方向およびY方向に延出するフィルムキ
    ャリアのリード部を電気部品の電極にボンディングする
    ボンディング装置であって、棒状のホーンと、このホー
    ンの先端部に保持された押圧ツールと、このホーンをそ
    の長さ方向に振動させる振動手段と、このホーンをXY
    方向に移動させるXYテーブルとを備え、上記ホーンの
    長さ方向を上記リード部の長さ方向と斜交させて、上記
    押圧ツールにより上記リード部を上記電極に押圧してボ
    ンディングするようにしたことを特徴とするフィルムキ
    ャリアのリード部のボンディング装置。
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