JP2511263Y2 - バンプ電極形成装置 - Google Patents

バンプ電極形成装置

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JP2511263Y2
JP2511263Y2 JP1991031156U JP3115691U JP2511263Y2 JP 2511263 Y2 JP2511263 Y2 JP 2511263Y2 JP 1991031156 U JP1991031156 U JP 1991031156U JP 3115691 U JP3115691 U JP 3115691U JP 2511263 Y2 JP2511263 Y2 JP 2511263Y2
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勲 能瀬
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関西日本電気株式会社
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/74Apparatus for manufacturing arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and for methods related thereto
    • H01L2224/79Apparatus for Tape Automated Bonding [TAB]

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  • Wire Bonding (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、TAB(Tape Automat
ed Bonding)テープを用いたTAB式の半導体装置に利
用される半導体ペレットにバンプ電極を形成するための
バンプ電極形成装置である。
【0002】
【従来の技術】従来より、TAB式の半導体装置は、図
6に示すように、半導体ペレット100の表面には予め
バンプ電極101が形成され、各バンプ電極101とT
ABテープ102の透孔103内に突設された各インナ
ーリード104とを接合一体化したものである。
【0003】このとき予め半導体ペレット100に形成
されるバンプ電極101は、例えば、メッキにより形成
したり、キャピラリより導出される金線の先端にボール
を形成して所定位置にボンディングを行なったり、ウェ
ッジボンディングにより所定位置にボンディングを行な
ったり、予め金線を球状に形成して所定位置に個々にボ
ンディングを行なう等により形成されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、メッキ
によって形成すると、数十μm程度の直径では、高さに
ばらつきが生じやすくなるといった問題があり、キャピ
ラリ110の先端に金球を形成してボンディングしてバ
ンプ電極112を形成すると、図7に示すようにキャピ
ラリ110の先端形状とワイヤ111の切断残りが生
じ、これを除去する等の後処理が必要になるといった問
題があった。また、ウェッジボンディングでは、ワイヤ
径に対して細長いバンプ電極が形成されるようになり、
実質的に無駄になる部分が多くなり、また、予め金線を
球状に形成して個々にボンディングする場合には、金球
を吸着して固定する等の手段が必要で、取扱い難く作業
性が低下する問題もあり、半導体ペレット100にバン
プ電極101を形成する作業の改善が望まれていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本考案のバンプ電極形成装置は、基板上にバンプ電
極を形成するためのバンプ電極形成装置であって、ワイ
ヤを一定ピッチで供給するためのワイヤ供給部と、該ワ
イヤ供給部より供給されたワイヤを水平方向に所定長さ
だけ突出させて保持するワイヤ保持具と、該ワイヤ保持
具の先端縁に沿って上下動自在に配置され、このワイヤ
保持具より突出する上記ワイヤを切断すると共に基板上
のバンプ電極形成予定部に圧着するボンディング部とを
具備してなることを特徴とする。
【0006】そして、基板が半導体ウェーハ、半導体ペ
レットなどの半導体基板であり、絶縁部材に導電パター
ンを形成した印刷配線基板であることを特徴とする。
【0007】
【作用】上記構成のバンプ電極形成装置では、ワイヤを
ワイヤ供給部により一定ピッチで供給し、ワイヤ保持具
にて所定長さだけワイヤを突出させてから該ワイヤ保持
具の先端縁に沿ってボンディング部を下降させてワイヤ
を切断すると共にそのまま切断したワイヤ片を基板上の
バンプ電極形成予定部にボンディングすることができ
る。バンプ電極の大きさ等はワイヤの外径やワイヤ保持
具からの突出長さやボンディング圧を変えることにより
簡単に変化させることができる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本考案の一実施例を説
明する。
【0009】図1は本考案の一実施例に係るバンプ電極
形成装置の概略斜視図であり、図2は要部の概略断面図
である。図に示すバンプ電極形成装置は、ワイヤ1を一
定ピッチで供給するワイヤ供給部2と、該ワイヤ供給部
2より供給されたワイヤ1を所定長さだけ突出させて保
持するワイヤ保持具3と、該ワイヤ保持具3の先端縁よ
り突出するワイヤ1を切断すると共に、基板、即ち、半
導体ウェーハWに形成された各半導体ペレット領域4の
バンプ電極形成予定部4aに切断したワイヤ片を押圧し
てボンディングするボンディング部5よりなる。
【0010】上記ワイヤ供給部2はワイヤ1を巻いたロ
ール21とワイヤ1を挟持して一定ピッチで移動させる
ためのクランパ22と途中に設けられたガイドローラ2
3より構成される。上記クランパ22は例えば、一端が
軸止されて他端側が開閉自在となっており、上下のパッ
ド22a間にワイヤ1が挟持され、前後方向に一定ピッ
チで間欠的に移動自在となってワイヤ保持具3にワイヤ
1を供給するものである。
【0011】上記ワイヤ保持具3はワイヤ1をガイドす
る外形形状が円錐状の筒状体で、軸方向に沿って分割さ
れ、例えば高硬度の人工ダイヤモンドからなり、ガイド
31によって後端側が把持されて上下に開閉自在であ
り、先端部分でワイヤ1を挟持固定する。
【0012】上記ボンディング部5はセラミックや超硬
材で製作されるボンディングツール51と該ボンディン
グツール51を固定した超音波ホーン52よりなり、両
者が一体となって上記ワイヤ保持具3の先端縁に沿って
上下に昇降自在となっている。上記ボンディングツール
51の下端は鋭利な切断刃状であり、ワイヤ保持具3の
先端縁より突出したワイヤ1をその先端縁に沿ってせん
断するものである。そして、該ボンディングツール51
によってせん断したワイヤ片1aを半導体ペレット領域
4のバンプ電極形成予定部4aに落とし込み、超音波ホ
ーン52によって超音波振動を付与することにより圧着
してバンプ電極を形成するものである。
【0013】上記構成のバンプ電極形成装置では、ロー
ル21からガイドローラ23を介してクランパ22の先
端上下のパッド22a,22a間にワイヤ1を挟持して
一定ピッチでワイヤ保持具3に供給する。送り込まれた
ワイヤ1はワイヤ保持具3の先端より水平方向に所定長
さだけ突出させて挟持固定され、図2に示すように、ボ
ンディングツール51をワイヤ保持具3の先端縁に沿っ
て超音波ホーン52と一体で下降させ、ボンディングツ
ール51の下端で突出したワイヤ1をせん断してワイヤ
片1aを形成し、半導体ペレット領域4のバンプ電極形
成予定部4aに落とし込む。このとき、ワイヤ1が金線
であるとある程度の粘性をもち、ワイヤ保持具3の線端
縁に沿ってせん断してもボンディングツール51の下端
面に引っ付いた状態となり、周囲に飛び散る心配はな
い。
【0014】この状態で半導体ペレット領域4のバンプ
電極形成予定部4aに落とし込まれたワイヤ片1aを超
音波ホーン52による超音波振動をボンディングツール
51に付与し押圧して図3及び図4に示すように接合一
体としバンプ電極4bが形成される。形成されたバンプ
電極4bは、ワイヤ1の外径を変えたり、ボンディング
ツール51によるワイヤ片1aの押圧力によってその高
さや拡りが変動し、また、ワイヤ保持具3からの突出長
さによって所望の長さで形成することができる。従っ
て、本考案のバンプ電極形成装置では、ワイヤ1を間欠
供給しながらワイヤ保持具3の先端より突出させたワイ
ヤ1をボンディングツール51によりせん断してバンプ
電極形成予定部4aに押圧するだけでバンプ電極4bを
連続した機械的動作により確実で、作業性良く形成でき
るようになる。
【0015】尚、ワイヤ保持具3の先端を図5に示すよ
うに、狭くしてワイヤ1を扁平させた状態で挟持固定す
ると、せん断されたワイヤ片1aをボンディングツール
51で押圧する際のバンプ電極4bの高さの微妙な調整
が可能となる。また、ワイヤ保持具3より突出したワイ
ヤ1をボンディングツール51によってせん断したとき
に即乾性を有する液体等を供給し、ワイヤ片1aとボン
ディングツール51とを粘性で確実に保持した状態で半
導体ペレット領域4のバンプ電極形成予定部4aに落と
し込んでから圧着してもよい。
【0016】また、本考案にはバンプ電極を有する基板
一般に適用でるもので、基板として半導体ウェーハだけ
でなく、半導体ウェーハを分割した半導体ペレットなど
の半導体基板、平板状あるいはシート状の絶縁部材に導
電パターンを形成した印刷配線基板などに適用できる。
【0017】
【考案の効果】以上の説明から明らかなように、本考案
のバンプ電極形成装置では、基板の各バンプ電極形成予
定部にそれぞれバンプ電極を連続して確実に能率良く形
成することができるようになり、作業性が大幅に向上す
るといった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るバンプ電極形成装置の
概略斜視図。
【図2】本考案のバンプ電極形成装置によるワイヤのせ
ん断状態を示す要部断面図。
【図3】本考案のバンプ電極形成装置によるワイヤのバ
ンプ電極形成予定部への押圧状態を示す要部断面図。
【図4】本考案のバンプ電極形成装置によるワイヤのバ
ンプ電極形成予定部への押圧状態を示す概略正面図。
【図5】本考案の他の実施例に係るワイヤ保持具を示す
要部断面図。
【図6】バンプ電極を設けた半導体ペレットによって構
成されるTAB式の半導体装置の概略斜視図。
【図7】キャピラリによるバンプ電極形成状態を示す概
略断面図。
【符号の説明】
1 ワイヤ 2 ワイヤ供給部 3 ワイヤ保持具 4 半導体ペレット 4a バンプ電極形成予定部 4b バンプ電極 5 ボンディング部 W 半導体ウェーハ

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板上にバンプ電極を形成するためのバン
    プ電極形成装置であって、 ワイヤを一定ピッチで供給するためのワイヤ供給部と、
    該ワイヤ供給部より供給されたワイヤを水平方向にガイ
    ドし所定長さだけ突出させて保持する筒状のワイヤ保持
    具と、該ワイヤ保持具の先端縁に沿って上下動自在に配
    置され、このワイヤ保持具より突出する上記ワイヤを切
    断すると共に基板上のバンプ電極形成予定部に圧着する
    ボンディング部とを具備してなるバンプ電極形成装置。
  2. 【請求項2】基板が半導体ウェーハ、半導体ペレットな
    どの半導体基板であることを特徴とする請求項1記載の
    バンプ電極形成装置。
  3. 【請求項3】基板が絶縁部材に導電パターンを形成した
    印刷配線基板であることを特徴とする請求項1記載のバ
    ンプ電極形成装置。
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JPH0671033B2 (ja) * 1990-07-06 1994-09-07 日本電気株式会社 金属突起物の形成方法および治具
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