JP2976500B2 - 樹脂粒子およびその製造方法 - Google Patents

樹脂粒子およびその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はポリマービーズ、さらに詳しくは、球状でか
つ粒子径分布の狭いミクロンオーダーの樹脂粒子、およ
びその製造方法に関するものである。
(従来の技術) 近年、樹脂粒子:ポリマービーズは、艶消し剤、ブロ
ッキング防止材、有機顔料、クロマトグラフィー用坦
体、粉体塗料、ギャップ調整材、電子写真用トナー、化
粧品等として盛んに利用されてきている。この様な用途
に使用される樹脂粒子はその粒子径が概ね0.1〜100μm
の範囲であり、粒子径分布がシャープであることが要求
される。
従来、この様な用途に用いられる樹脂粒子を作製する
方法としては、エマルジョン重合法、懸濁重合法、シー
ド重合法、分散重合法が知られている。
(発明が解決しようとする課題) *エマルジョン重合 エマルジョン重合法は、水中において、界面活性剤に
て安定化された重合性単量体のミセル中で重合を行い樹
脂粒子を得るものである。
エマルジョン重合法においては、シャープな粒度分布
を有する粒子を得ることができる。しかしながら、安定
に存在しうるミセルの大きさにより粒径が決定されるた
めその粒径は約0.01〜0.5μm程度の範囲に限られ、お
よそ1μm以上の粒径を持つ粒子を作製することは困難
である。またミセルの安定化のために必須となる界面活
性剤が作製された粒子表面に残存するため、得られた樹
脂粒子の使用範囲が限定されてしまう。また、あまりに
も微小なる粒子のため、固体の粒子として利用すること
が困難である。
*懸濁重合 懸濁重合法は、水と重合性単量体とを攪拌することに
より得られる懸濁系において、重合性単量体を重合し粒
子を得る方法である。
懸濁重合法において、安定した系での重合は容易では
なく、また重合により均一な粒度分布を持つ微細な重合
体粒子を得ることは技術的に難しい。この理由は造粒中
に粒子の合一が生じるためである。
このため懸濁重合においては、粒子の合一を防止し、
重合を安定化させるために懸濁安定剤を使用する。懸濁
安定剤としては、一般に、難溶性の無機化合物、例え
ば、硫酸バリウム、硫酸カルシウム、炭酸マグネシウ
ム、炭酸バリウム、炭酸カルシウム、リン酸カルシウム
等の難溶性塩類、シリカ、カルシア、マグネシア、酸化
チタン等の金属化合物、珪藻土、滑石、粘土、カオリン
等の鉱物、およびそれらの混合物等、あるいは水溶性混
合物、例えば、ポリビニルアルコール、ゼラチン、澱粉
等が用いられる。
実際にはこれら懸濁安定剤を使用した場合において
も、懸濁重合法により得られる粒子の粒径範囲はおよそ
数10μm以上であり、また粒度分布もブロードなものと
なるため、重合後に分級等の操作が必要になる。
*シード重合 シード重合法はこれらの問題点を解決すべく提案され
ている重合法である。シード重合法は、他の方法により
得られた粒子をシード粒子とし、シード粒子を溶剤およ
び重合性モノマーにて膨潤させ、膨潤したシード粒子内
にて重合することによりシード粒子を大きく成長させる
方法である。
シード重合法においては、原理的には、適当なるシー
ド粒子を選択することにより、シャープな粒度分布を持
った粒子を得ることができ、また粒子の粒径は、シード
粒子と重合性単量体との膨潤率にて制御可能である。
シード重合法は元来、エマルジョン重合法により得ら
れる粒子径範囲:0.01〜0.5μmと懸濁重合法により得ら
れる粒子径範囲:数10μm以上の間の粒径を持つ粒子を
製造するために考案されたものである。したがって、現
実問題として、工業的にシード重合におけるシード粒子
と成り得る粒子はエマルジョン重合法により得られた粒
子、すなわちビニル系のポリマー粒子に限定されること
がほとんどである。
ビニル系ポリマー粒子を重合性モノマーにより膨潤さ
せることは難しい。膨潤率は、シード粒子を構成するポ
リマーと膨潤に用いるモノマーとの相互作用、および、
膨潤した粒子の界面張力等とのバランスにより決定さ
れ、実際にはせいぜい2〜10倍程度が限度となる。
すなわち、膨潤率を極端に大きくすることはできず、
一度に成長させることができる粒径範囲にはおのずと限
界がある。粒子径を10倍にすることは体積を1000倍にす
ることに相当するため、シード重合でこれを実現するた
めにはシード重合を繰り返す必要がある。
2段階膨潤シード重合法は、シード粒子の膨潤率を大
とするために考案された方法である。2段階膨潤シード
重合法においては、まずシード粒子をオリゴマーないし
水難溶性の低分子量物質(:膨潤剤)等により膨潤させ
た後に重合性モノマーにて膨潤させる。この方法により
シード粒子の膨潤率を数千倍にまで上げることができ
る。しかしながら2段階膨潤シード重合法により得られ
た粒子には膨潤剤が残存するため、これらを除去する工
程が必須となる。
シード重合法はシャープな粒度分布を有するミクロン
オーダーの樹脂粒子作製するという意味において優れた
方法ではあるが、以上の問題点がシード重合法を工業的
に成立させることを困難とさせている。
*分散重合法 分散重合法は、重合法モノマー、開始剤、安定剤を有
機溶媒に溶解し、重合を開始することにより、その初期
段階において発生したオリゴマーの凝集物を粒子核とし
て有機溶媒に不溶なポリマーの粒子を成長させる方法で
ある。
分散重合法はシャープな粒度分布を有するミクロンオ
ーダーの樹脂粒子作製するという目的において優れた方
法ではあるが、有機溶媒を媒体に用いるためにマスプロ
ダクト化が難しく、樹脂粒子の工業的な生産方法として
は成立し得ない場合が多い。
以上述べてきたように、従来の樹脂粒子およびその作
製方法は、工業的生産が可能な方法においては、樹脂粒
子の粒径範囲が限定され、さらに粒子径分布がブロード
となり、また、シャープな粒度分布が実現可能な方法に
ついては工業的生産が困難なものしか知られていない。
本発明者らはかかる状況に鑑み、シャープな粒度分布
を有し、かつ任意の粒子径をもつ樹脂粒子、および該樹
脂粒子の工業的生産が可能な製造方法を得るべく鋭意研
究を重ねた結果、次なる発明に到達した。
(課題を解決するための手段) 本発明は、ビニール系単量体および/または開環重合
系単量体のポリマーとポリエステル系ポリマーとを少な
くとも含有した樹脂粒子であって、真球度(粒子の短径
と長径との比)が0.7以上の粒子が全体の70重量%以上
存在する実質的に球状の粒子であり、平均粒子径Dが1
〜200μmであり、粒子径が0.5D〜2.0Dの範囲に入る粒
子が全体の70重量%以上を占めることを特徴とする樹脂
粒子であり、水系媒体に分散した平均粒子径(d)が0.
1〜50μmであり、実質的に球状のポリエステルを主成
分とする樹脂粒子をシードとし、該シード粒子をビニー
ル系単量体および/または開環重合系単量体にて膨潤さ
せた後、膨潤したシード粒子内にて該単量体を重合させ
ることにより、前記の平均粒子径が1〜200μmのポリ
エステル系ポリマーとビニール系単量体および/または
開環重合系単量体のポリマーとを少なくとも含有した樹
脂粒子を得ることを特徴とした樹脂粒子の製造方法であ
る。
本発明は全く新規なシード粒子を用いる一種のシード
重合法とそれによって得られる新規なる樹脂粒子であ
る。
本発明におけるシード粒子、すなわち、平均粒子径
(d)が0.1〜50μmであり、粒子径が0.5Dから2.0Dの
範囲に入る粒子が重量比で70%以上を占め、真球度0.7
以上の粒子が70重量%以上存在する実質的に球状である
ポリエステル樹脂粒子を得る方法としては、例えば、イ
オン性基含有ポリエステル樹脂を主成分とする水系分散
体中で該樹脂の対イオン基を含有するビニルモノマーを
イオン性基の当量比で0.5以上添加し重合させることに
より製造する方法を例示することができる。
ここに、ポリエステル樹脂とは、主として、ジカルボ
ン酸樹脂とグリコール成分とからなる。
ジカルボン酸成分としては、例えば、テレフタル酸、
イソフタル酸、オルソフタル酸1,5−ナフタル酸などの
芳香族ジカルボン酸、p−オキシ安息香酸p−(ヒドロ
キシエトキシ)安息香酸などの芳香族オキシカルボン
酸、コハク酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン
酸、ドデカンジカルボン酸当の脂肪族ジカルボン酸、フ
マール酸、マレイン酸、イタコン酸、ヘキサヒドロフタ
ル酸、テトラヒドロフタル酸、等の不飽和脂肪族、およ
び、脂環族ジカルボン酸等を用いることができる。酸成
分としては必要によりトリメリット酸、トリメシン酸、
ピロメリット酸等のトリおよびテトラカルボン酸を少量
含んでも良い。
グリコール成分としては、例えば、エチレングリコー
ル、プロピレングリコール、1,3−プロパンジオール、
1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−
ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール、ジエチレ
ングリコール、ジプロピレングリコール、2,2,4−トリ
メチル−1,3−ペンタンジオール、1,4−シクロヘキサン
ジメタノール、スピログリコール、1,4−フェニレング
リコール、1,4−フェニレングリコールのエチレンオキ
サイド付加物、ポリエチレングリコール、ポリプロピレ
ングリコール、ポリテトラメチレングリコール等のジオ
ール、ビスフェノールAのエチレンオキサイド付加物お
よびプロピレンオキサイド付加物、水素化ビスフェノー
ルAのエチレンオキサイド付加物およびプロピレンオキ
サイド付加物等を用いることができる。
これらの他、必要により、トリメチロールエタン、ト
リメチロールプロパン、グリセリン、ペンタエルスリト
ール等のトリオールおよびテトラオールを少量含んでも
良い。
また、ポリエステルポリオールとして、ε−カプロラ
クトン等のラクトン類を開環重合して得られる、ラクト
ン系ポリエステルポリオール類を含んでもよい。
ポリエステル樹脂に含まれるイオン性基としては、カ
ルボキシル基、スルホン酸基、硫酸基、リン酸基、もし
くはそれらの塩等のアニオン性基、または第1級ないし
第3級アミン基等のカチオン性基であり、好ましくは、
スルホン酸金属塩基および、カルボン酸アンモニウム塩
基であり、さらに好ましくはスルホン酸金属塩基であ
る。
ポリエステルに共重合可能なスルホン酸金属塩基含有
芳香族ジカルボン酸としては、スルホテレフタル酸、5
−スルホイソフタル酸、4−スルホフタル酸、4−スル
ホナフタレン−2,7ジカルボン酸、5〔4−スルホフェ
ノキシ〕イソフタル酸等の金属塩をあげることができ
る。金属塩としてはLi、Na、K、Mg、Ca、Cu、Fe等の塩
があげられる。特に好ましいものは5−ナトリウムスル
ホイソフタル酸である。
スルホン酸金属塩基含有芳香族ジカルボン酸は、該水
系分散体が得られる限りその量に限定は認められない
が、概ね0.02〜0.5当量/1000gの範囲内が適当である。
本発明においてポリエステル樹脂は、単独あるいは必
要により2種以上併用することができる。また、溶融状
態、溶液状態で、アミノ樹脂、エポキシ樹脂イソシアネ
ート化合物等と混合することもでき、またさらに、これ
らの化合物と一部反応させることもできる。得られた部
分反応生成物は同様に水系分散体の原料として供される
ことも可能である。
本発明のイオン性基含有ポリエステル樹脂を主成分と
する水系分散体は公知の任意の方法によって製造するこ
とができる。すなわち、ポリエステル樹脂と水溶性有機
化合物とを50〜200℃であらかじめ混合し、これに水を
加えるか、あるいはポリエステル樹脂と水溶性有機化合
物との混合物を水に加え、40〜120℃で攪拌することに
より製造される。あるいは水と水溶性有機化合物との混
合溶液中にポリエステル樹脂を添加し、40〜100℃で攪
拌して分散させる方法によっても製造される。
本発明における「対イオン基を含有するビニルモノマ
ー」とは、ポリエステル樹脂に含有されるイオン性基の
反対のイオン性基(ポリエステル樹脂に含有されるイオ
ン性基がアニオン性基のときの対イオン性基はカチオン
性基、また、ポリエステル樹脂に含有されるイオン性基
がカチオン性基のときの対イオン性基はアニオン性基)
を有するビニルモノマーを意味する。かかるイオン性基
は、ポリエステル樹脂の安定な水系分散体を形成させる
上で必要である。
対イオン性基の量はポリエステル樹脂中のイオン性基
の量に対して、ビニル重合可能なモノマーを重合してな
るポリマー中の対イオン性基の量が、当量比で0.5以
上、好ましくは0.5〜20、さらに好ましくは0.8〜2.0の
範囲である。かかる範囲の下限に満たないときは、微粒
子の合体、成長が起こりにくく、また上限を越えても微
粒子の成長に寄与しないばかりか樹脂粒子の耐水性低下
等の不都合を惹起することがある場合が多い。
カチオン性基含有ビニルモノマーとしては、例えば、
2−アミノエチル(メタ)アクリレート、2−N,N−ジ
メチルアミノエチル(メタ)アクリレート、2−N,N−
ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート、2−N,N
−ジプロピルアミノ(メタ)アクリレート、2−N,t−
ブチルアミノエチル(メタ)アクリレート、2−(4−
モルホリノ)−エチル(メタ)アクリレート、2−ビニ
ルピリジン、4−ビニルピリジン、アミノスチレン等が
あげられる。
また、アニオン性基含有ビニルモノマーとしては(メ
タ)アクリル酸、イタコン酸、フロトン酸、マレイン
酸、フマル酸、等のカルボキシル基またはその塩を含有
するモノマー、スチレンスルホン酸、ビニルトルエンス
ルホン酸、ビニルエチルベンゼンスルホン酸、イソプロ
ペニルベンゼンスルホン酸、2−クロロスチレンスルホ
ン酸、2−メチル−4−クロルスチレンスルホン酸、ビ
ニルオキシベンゼンスルホン酸、ビニルスルホン酸、
(メタ)アリルスルホン酸、(メタ)アクリル酸のスル
ホエチル、もしくはスルホプロピルエステル、2−アク
リルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸等の、スル
ホン酸基またはその塩を含有するモノマー、アジドホス
ホキシエチル(メタ)アクリレート、アジドホスホキシ
プロピル(メタ)アクリレート3−クロロ−2−アジド
ホスホキシプロピルメタクリレート、ビス(メタ)アク
リロキシエチルホスフェート、ビニルホスフェート等の
リン酸基またはその塩を含有するモノマー等があげられ
る。
なお本発明の目的を達成する上で、カチオン性基含有
ビニルモノマーとアニオン性基含有ポリエステルの組合
せがより望ましい。また公知のノニオン性モノマーを適
宜使用することは差し支えない。
ビニルモノマーを重合させる際に使用する重合開始剤
に特に制限はなく、例えば過酸化ベンゾイル、過酸化ア
セチル等の有機過酸化物、2,2′−アゾビスイソブチロ
ニトリル、2,2′−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニト
リル)等のアゾ化合物、過硫酸塩、過酸化水素、過マン
ガン酸塩等の無機過酸化物、前記無機過酸化物と亜硫酸
塩、重亜硫酸塩、メタ亜硫酸塩、ヒドロ亜硫酸塩、チオ
硫酸塩、鉄塩、蓚酸等の還元剤との水溶性レドックス系
開始剤等があげられるが、安全性、工業的観点からは水
溶性レドックス系開始剤が好ましい。重合性開始剤の使
用量は、ビニルモノマーに対して、概ね0.1〜3重量%
の範囲内である。
重合温度については一義的に規定することは困難であ
るが、水系媒体中に分散したポリエステル樹脂微粒子
を、ビニルモノマーの重合につれて合体させ、球状に成
長させる上で、ポリエステル樹脂のガラス転移点(Tg)
以上の温度条件を採用することが望ましく、該温度未満
の条件では不定形の粒子を生成しやすい。なおポリエス
テル樹脂の溶剤や可塑剤を併用することにより、ポリエ
ステル樹脂の見かけのガラス転移点(あるいは最低造膜
温度)を低下させ、かかる温度以上の条件で重合させる
こともできる。かかる溶剤や可塑剤の種類については限
定はなく、重合を阻害しない限りポリエステル樹脂の種
類に応じて公知のものの中から適宜選択される。
その他の重合条件については、常法に従って実施され
るが、ポリエステル樹脂微粒子の水系分散体中へ、ビニ
ルモノマーをあらかじめ仕込み、次いで重合開始剤を滴
下する手段がポリエステル樹脂微粒子の急激な合体、凝
集等の問題が無いので好ましい。
得られたポリエステル樹脂粒子の水系分散液は、濾
過、凍結乾燥、噴霧乾燥等の常法に従って乾燥粉体とし
て取り出される。
かくして、本発明におけるシード粒子となるポリエス
テル樹脂粒子を工業的に作製できる。
本発明においては、例えば以上の様にして得られたポ
リエステル樹脂のシード粒子を分散媒体中においてビニ
ール系単量体および/または開環重合系単量体により膨
潤させ、膨潤したシード粒子内にて重合することにより
所定の粒子径を有する樹脂粒子を得ることができる。
前述したようにシード重合法においては、原理的に
は、適当なるシード粒子を選択することにより、シャー
プな粒度分布を持った粒子を得ることができ、また粒子
の粒径は、シード粒子と重合性単量体との膨潤率にて制
御可能である。
本発明によるポリエステル樹脂系シード粒子は、一般
に用いられているビニルポリマー系シード粒子と異な
り、ビニール系単量体や開環重合系単量体による膨潤率
が極めて大きい。その結果、ビニール系単量体や開環重
合系単量体は、膨潤した粒子の界面張力の破綻により粒
子の変形ないし分裂が生じない範囲において無制限にシ
ード粒子に吸収させることができる。
本発明におけるシード樹脂粒子のビニール系単量体お
よび/または開環重合系単量体による膨潤率は上記の制
約により1〜10000倍、好ましくは2〜2000倍、さらに
好ましくは5〜1000倍である。
本発明においては、用いられる分散媒体を限定するも
のではないが、好ましくは「水」を用いることが工業的
見地からは好ましい。
本発明において用いられるビニール系単量体および開
環重合系単量体は、特に親水性であることを否定される
物ではない。しかしながら、シード粒子の速やかな膨潤
を実現する上において油溶性単量体の使用が好ましい。
ビニール系単量体としては、例えばアルキル基の炭素
数が1〜10である(メタ)アクリル酸アルキル、(メ
タ)アクリル酸メトキシエチル、(メタ)アクリル酸ヒ
ドロキシエチル、(メタ)アクリル酸フェニル、(メ
タ)アクリル酸シクロヘキシル、グリシジル(メタ)ア
クリレート、等の(メタ)アクリル酸エステル類、メチ
ルビニルケトン、フェニルビニルケトン、メチルイソプ
ロペニルケトン等の不飽和ケトン類、蟻酸ビニル、酢酸
ビニル、プロピオン酸ビニル、ブタン酸ビニル等のビニ
ルエステル類、メチルビニルエーテル、エチルビニルエ
ーテル、プロピルビニルエーテル等のビニルエーテル
類、ハロゲン化ビニルおよびハロゲン化ビニリデン類、
アクリルアミドおよびそのアルキル置換体、スチレン、
α−メチルスチレン、クロルスチレン等のスチレンおよ
びそのアルキルまたはハロゲン置換体、アリルアルコー
ルおよびそのエステルまたはエーテル類、アクロレイ
ン、メタアクロレイン等のビニルアルデヒド類、アクリ
ロニトリル、メタクリロニトリル、シアン化ビニリデン
等のシアン化ビニル類等のビニルモノマーならびにアク
リル酸、メタクリル酸、マレイン酸、イタコン酸、等の
不飽和カルボン酸およびこれらの塩類、ビニルスルホン
酸、アクリルスルホン酸、p−スチレンスルホン酸等の
不飽和炭化水素スルホン酸およびそれらの塩類、二重結
合を有するりん酸エステル類およびその塩類ビニルピリ
ジン、ビニルピロリドン、ビニルイミダゾール、ビニル
カルバゾール、ジメチルアミノエチルメタクリレート、
ジエチルアミノエチルメタクリレート等の塩基性化合物
等々のイオン性ビニル化合物、さらにこれらに加え、前
述したカチオン性基含有モノマー、アニオン性基含有モ
ノマー等を一種類以上採択することができる。
開環重合系単量体としては、シロキサン類、ラクトン
類、ラクタム類、エポキシ化合物類などをあげることが
できる。
本発明においてシード粒子に吸収されたビニール系単
量体や開環重合系単量体を重合させる開始剤として特に
制限される物ではなく公知の開始剤を使用すればよい。
以上の手法により、本発明における平均粒子径Dが1
〜200μmであり、真球度0.7以上の粒子が70重量%以上
存在する実質的に球状であって、粒子径が0.5Dから2.0D
の範囲に入る粒子が重量比で70%以上を占め、ポリエス
テルおよび、重合性単量体よりなるポリマーの複合物を
主たる構成成分とするミクロンオーダーの樹脂粒子を作
製することができる。
本発明に用いられるシード粒子はその膨潤率に実用上
制限が無いため、任意の大きさの粒子を製造することが
可能となる。また2段階膨潤シード重合法において用い
られる様な膨潤剤等を使用しないため得られた樹脂粒子
にこれらの残存がない等の優れた特性を持つものであ
る。
以下に実施例を示し、本発明をさらに詳細に説明する
が、本発明はこれらになんら限定される物ではない。な
お、実施例、比較例中に樹脂の物性は以下の方法により
測定した。
・融点、ガラス転移点 示差走査型熱量計(島津製作所製)により、昇温速度
10℃/分にて測定した。
・軟化点 JIS K2351に従って測定した。
・数平均分子量(蒸気圧法) 分子量測定装置(日立製作所製)により測定した。
・平均粒子径 島津製作所製自動粒径分布測定装置により測定した。
・真球度 光学顕微鏡により測定し投影された(球)粒子の図か
ら長径と短径をはかりその短径と長径の比をもって真球
度とし、1.0で真球1.0以下になれば変形したものであ
る。
(実施例) *実施例−1 ポリエステル樹脂の製造 温度計、攪拌機を備えたオートクレーブ中に、 ジメチルテレフタレート 94 重量部、 ジメチルイソフタレート 95 重量部、 エチレングリコール 89 重量部、 ネオペンチルグリコール 80 重量部、 および テトラブトキシチタネート 0.1重量部 を仕込み120〜230℃で120分間加熱してエステル交換反
応を行った。次いで、 5−ナトリウムスルホイソフタル酸 6.7重量部 を加え、220〜230℃で60分間反応を続け、さらに、250
℃まで昇温した後、系の圧力1〜10mmHgとして60分間反
応を続けた結果、共重合ポリエステル樹脂(A1)を得
た。
得られた共重合ポリエステル樹脂(A1)の分子量は27
00、スルホン酸金属塩機は118当量/1000000gであった。
スルホン酸金属塩基の量は共重合ポリエステル樹脂中の
硫黄濃度の測定により求めた。また、共重合ポリエステ
ル樹脂(A1)の組成はNMR分析の結果、酸成分として、 テレフタル酸 48.5mol%、 イソフタル酸 49.0mol%、 5−ナトリウムスルホイソフタル酸 2.5mol%、 アルコール成分として、 エチレングリコール 61.0mol%、 ネオペンチルグリコール 39.0mol% であった。
ポリエステル・シード粒子の製造 温度計、コンデンサー、攪拌羽根を備えた四つ口の1
リットルセパラブルフラスコに、得られた共重合ポリエ
ステル樹脂(A1)34重量部とブチルセロソルブ10重量部
とを、110℃にて溶解した後、80℃の水56重量部を添加
し共重合ポリエステルの水系分散体(B1)を得た。分散
体の粒径は0.1μm以下の平均径のものであった。
温度計、コンデンサー、攪拌羽根を備えた四つ口の1
リットルセパラブルフラスコに、共重合ポリエステル水
系分散体(B1)834重量部、脱イオン水800重量部、およ
び、ジメチルアミノエチルメタクリレート5.6重量部を
入れ、70℃に昇温した。次に過硫酸アンモニウム0.2重
量部を含む水溶液100重量部を30分間にわたって滴下し
た後、さらに20分間70℃に保った状態で反応を続けた。
その結果、共重合ポリエステル水系分散体に存在したサ
ブミクロンオーダーの粒子径の共重合体は粒子成長し、
平均粒子径0.92μm、直径をDとした場合に0.5D〜2Dの
範囲の粒径を有する粒子の占有率(重量)94%のポリエ
ステル粒子(C1)を得た。
シード重合 得られたポリエステル粒子(C1)に水を添加して0.2
重量%のポリエステル粒子水分散体(D1)を得た。
ポリエステル粒子水分散体(D1)100重量部に対し、
重合開始剤として、2,2′アゾビス(2,4ジメチルバレロ
ニトリル)を1重量%溶解したメタアクリル酸メチルモ
ノマーを20重量部を添加し、2分間静かに攪拌した。そ
の結果、水分散体中に存在したポリエステル粒子はメタ
アクリル酸メチルモノマーにより平均粒径9.2μmまで
膨潤した(膨潤率1000倍)。ついで、60℃に昇温し、3
時間重合した。
得られた樹脂粒子はポリメタアクリル酸メチルを主成
分とし、約0.1%のポリエステル分を含有する平均粒子
径Dが9.2μm、真球度0.7以上の粒子が94重量%以上存
在する実質的に球状であって、粒子径が0.5Dから2.0Dの
範囲に入る粒子が重量で全体の92%以上を占めるシャー
プな粒度分布を持つものであった。
*比較例1 ポリアクリル・シード粒子の製造 メチルアクリレート190重量部、p−スチレンスルホ
ン酸トナリウム10重量部、および水1181重量部をオート
クレーブにしこみ、さらに重合開始剤としてジターシャ
ルブチルパーオキシド2.5重量部添加した後密閉し、攪
拌下において160℃の温度にて10分間重合せしめた。反
応終了後攪拌を継続しながら約90℃まで冷却した得られ
た重合体粒子は平均粒子径Dが0.86μm、0.5D〜2.0Dの
範囲の粒径を有する粒子の占有率90%の実質的に球状で
あるポリメタアクリル酸メチル粒子であった。
シード重合 得られたポリメタアクリル酸メチル粒子に水を添加
し、0.2重量%の粒子水分散体を得た。この粒子水分散
体に100重量部に対し、重合開始剤として、2,2′−アゾ
ビス(2,4ジメチルバレロニトリル)を1重量%溶解し
たメタアクリル酸メチルモノマーを20重量部を攪拌化に
添加し、20分後に昇温を開始、温度60℃にて3時間重合
せしめた。得られた粒子は実質的に球形で、平均粒子径
Dが3.54μm、0.5D〜2.0Dの範囲を有する粒子の占有率
47%の広い粒度分布を有するものであった。
(発明の効果) 以上述べてきたように、本発明による樹脂粒子および
その製造方法は、任意の粒子径、シャープな粒度分布を
有する優れた真球状の樹脂粒子をマスプロダクト的に生
産することを可能ならしめるものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小野 宏 岡山県岡山市金岡東町3丁目3番1号 審査官 油科 壮一 (56)参考文献 特開 平4−106103(JP,A) 特開 昭61−190504(JP,A) 特開 昭59−81321(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C08F 2/00 - 2/44

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビニール系単量体および/または開環重合
    系単量体のポリマーとポリエステル系ポリマーとを少な
    くとも含有した樹脂粒子であって、真球度(粒子の短径
    と長径との比)が0.7以上の粒子が全体の70重量%以上
    存在する実質的に球形の粒子であり、平均粒径Dが1〜
    200μmであり、粒子径が0.5D〜2.0Dの範囲に入る粒子
    が全体の70重量%以上を占めることを特徴とする樹脂粒
    子。
  2. 【請求項2】水系媒体に分散した平均粒子径(d)が0.
    1〜50μmであり、実質的に球形のポリエステルを主成
    分とする樹脂粒子をシード粒子とし、該シード粒子をビ
    ニール系および/または開環重合系単量体にて膨潤させ
    た後、膨潤したシード粒子内にて該単量体を重合させる
    ことにより、請求項1に記載の平均粒子径が1〜200μ
    mのポリエステル系ポリマーとビニール系単量体のポリ
    マーおよび/または開環重合系単量体のポリマーとを少
    なくとも含有した樹脂粒子を得ることを特徴とした樹脂
    粒子の製造方法。
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