JP2975762B2 - 半導体レーザ装置とその製造方法 - Google Patents

半導体レーザ装置とその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はダブルヘテロ構造を有す
るGa1-uAluAs系半導体レーザ装置とその製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、半導体レーザ装置は光情報処理、
光通信、光計測用光源等として広く利用されており、活
発に研究開発が行われている。図7は従来の半導体レー
ザ装置の断面図であり、この図を用いてその製造方法を
説明する。
【0003】最初に、n型GaAs基板31上面にn型
GaAlAsクラッド層32、GaAlAs活性層3
3、p型GaAlAsクラッド層34、p型GaAs保
護層35、n型Ga0.9Al0.1As電流阻止層36を有
機金属気相成長法(MOCVD法)や分子線エピタキシ
ャル法(MBE法)によって連続的に結晶成長させる。
【0004】次に、前記電流阻止層36に前記保護層3
5が露出するようにストライプ溝50をエッチングによ
り形成する。
【0005】続いて、前記溝50の下部にある保護層3
5をGaAsメルトを用いたメルトバックにより除去し
た後、前記電流阻止層36の上面及び前記溝50内にp
型GaAlAs電流注入層37、該p型電流注入層37
上にp型GaAsコンタクト層38を液相エピタキシャ
ル法(LPE法)を用いて作成するその後、前記コンタ
クト層38上面にp型電極39を形成すると共に前記基
板31の下面にn型電極40を形成する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の構造
の半導体レーザ装置では、電流阻止層36にGaAlA
s層を用いているが、この電流阻止層36では活性層3
3から放出される放出光の光吸収が十分でなく、横モー
ドの制御が制御が十分でないといった問題があった。
【0007】この問題を解決するためには、電流阻止層
としてGaAs層を用いればよい。しかし、このような
場合には前記メルトバックの工程で、前記GaAs電流
阻止層もメルトバックされるので、溝50の幅が拡がっ
て溝幅制御が困難であり、横モードの制御が十分でなか
った。
【0008】本発明は上述の問題点を鑑み成されたもの
であり、高精度な溝幅制御が可能なGaAs電流阻止層
をもつ半導体レーザ装置とその製造方法を提供すること
が目的である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体レーザ装
置は、GaAs基板上に、活性層と、第1、第2クラッ
ド層からなるダブルヘテロ構造部を備え、該第2クラッ
ド層上に電流通路部をもつ電流阻止層を有し、該電流阻
止層がGaAsからなり、該電流阻止層の上面及び前記
電流通路部の側面にアンチメルトバック層(GaAlA
s)が形成されていることを特徴とするまた、本発明の
半導体レーザ装置の製造方法は、GaAs基板上に、第
1クラッド層、活性層、第2クラッド層、GaAs電流
阻止層、第1アンチメルトバック層(GaAlAs)、
及び第1保護層をこの順序に形成する工程と、前記第1
保護層上面にパターンニングマスクを形成する工程と、
前記パターンニングマスクを用いて前記電流阻止層の一
部が残存するように前記第1保護層、第1アンチメルト
バック層、及び電流阻止層をエッチングして凹部を形成
する工程と、前記パターンニングマスクを介した状態で
前記凹部内に第2アンチメルトバック層(GaAlA
s)及び第2保護層をMOCVD法を用いて形成する工
程と、前記パターンニングマスクを介した状態でRIB
E法を用いて前記凹部の底部に電流阻止層を露出する工
程と、前記パターンニングマスクをエッチング除去する
工程と、メルトバックによって前記第1、第2保護層と
前記凹部下に残存する電流阻止層を除去した後、LPE
法を用いて電流注入層を形成する工程と、を有すること
を特徴とする。
【0010】更に、本発明の半導体レーザ装置の他の製
造方法は、GaAs基板上に、第1クラッド層、活性
層、第2クラッド層、及びGaAs電流阻止層をこの順
序に形成する工程と、前記GaAs電流阻止層上面にパ
ターンニングマスクを形成する工程と、前記パターンニ
ングマスクを用いて前記電流阻止層の一部が残存するよ
うにエッチングして凹部を形成する工程と、前記パター
ンニングマスクをエッチング除去する工程と、前記凹部
内及び前記電流阻止層上面にアンチメルトバック層(G
aAlAs)及び保護層を形成する工程と、エッチング
により前記凹部の底部に電流阻止層を露出する工程と、
メルトバックによって前記保護層と前記凹部の底部に残
存する電流阻止層を除去した後、LPE法を用いて電流
注入層を形成する工程と、を有することを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明によると、電流阻止層はGaAsで構成
されているので、該電流阻止層で光吸収が十分行われ
る。従って、光閉じ込めが良好に行われて、横モードの
制御が良くなる。
【0012】また、斯る半導体レーザ装置は、前記電流
阻止層の表面及び前記電流通路部の側面にアンチメルト
バック層(GaAlAs)を形成しているので、メルト
バックの工程において電流通路部の幅が拡がるのを防止
できる。また、メルトバック工程において、電流阻止層
の電流通路部側端部の層厚が小さくなる惧れがないた
め、電流阻止と光吸収が該端部においても良好に行われ
る。
【0013】また、第2クラッド層が酸素に触れず、酸
化する惧れがないので、電流注入層が良好に形成でき
る。更に、MBE法等を用いずに製造することが可能で
あるので、安価に量産できる。
【0014】
【実施例】以下、本発明に係る一実施例の半導体レーザ
装置について図面を参照しつつ説明する。図1は本実施
例の半導体レーザ装置の断面図である。
【0015】図中、1は基板(n型GaAs)である。
この基板1の上面には層厚1μmの第1クラッド層(n
型Ga0.6Al0.4As)2、層厚0.08μmの活性層
(ノンドープ型Ga0.9Al0.1As)3、層厚0.3μ
mの第2クラッド層(p型Ga0.6Al0.4As)4がこ
の順に積層されてなるダブルヘテロ構造部100が形成
されている。
【0016】前記第2クラッド層4上には、層厚1μm
の電流阻止層(n型GaAs)5が形成されている。こ
の電流阻止層5には電流通路部となる凹部、例えば幅1
〜6μmのストライプ溝6が前記第2クラッド層4が露
出するように形成されており、この部分を電流が流れ
る。そして、前記電流阻止層5の上面及び前記溝6の側
面には、アンチメルトバック層(p型Ga1-xAlx
s、0.2≦x≦1、望ましくは0.3≦x≦1)7、
7、・・が形成され、該アンチメルトバック層7、7、
・・上及び前記溝6内には該アンチメルトバック層上面
の層厚が0.5〜3μmの電流注入層(p型Ga0.6
0.4As)8が形成されている。この電流注入層8上
には層厚0.5μmのコンタクト層(p型GaAs)9
が形成されている。
【0017】そして、前記コンタクト層9上にはAu/
Crからなるp型電極10が形成されていると共に基板
1の下面にはAu/Snからなるn型電極11が形成さ
れている。
【0018】次に、斯る半導体レーザ装置の製造方法の
一例について説明する。図1と同じ部分には同じ符号を
付す。
【0019】まず、図2(a)に示すように、最初に、
n型GaAs基板1を準備した後、この基板1の上面に
有機金属気相成長法(MOCVD法)、分子線エピタキ
シャル法(MBE法)又は液相エピタキシャル法(LP
E法)を用いて、ダブルヘテロ構造部100を構成する
第1クラッド層2、活性層3、及び第2クラッド層4、
そして電流阻止層5、層厚0.1μmの第1アンチメル
トバック層(p型Ga 1-xAlxAs、0.2≦x≦1、
望ましくは0.3≦x≦1)7a、及び層厚0.1μm
の第1保護層(p型GaAs)21aをこの順序に連続
的に結晶成長する。尚、前記第1保護層21aは前記第
1アンチメルトバック層7aが酸素に触れて酸化され、
この表面に結晶成長が行えなくなるのを防止するための
ものである(第1工程)。
【0020】次に、図2(b)に示すように、前記第1
保護層21a上にSiO2またはSi34からなるマス
ク膜を蒸着法や化学気相成長法(CVD法)により成膜
し、該マスク膜をフォトリソグラフィ技術等を用いてス
トライプ溝に対応する部分をフッ酸系エッチング液を用
いてパターンニング除去し、パターンニングマスク22
を形成する。この時、マスク膜をパターンニング除去す
る幅は1〜6μmである。その後、前記パターンニング
マスク22を介した状態で例えば硫酸系エッチング液に
より、第1保護層21a、第1アンチメルトバック層7
a、更に電流阻止層5の一部を除去して、電流阻止層5
が0.2μm残存した状態のストライプ溝(凹部)6a
を作成する(第2工程)。
【0021】続いて、図3(a)に示すように、前記パ
ターンニングマスク22を介して、MOCVD法により
前記ストライプ溝6a内に層厚0.1μmの第2アンチ
メルトバック層(p型Ga1-xAlxAs、0.2≦x≦
1、望ましくは0.3≦x≦1)7b及び層厚0.1μ
mの第2保護層(p型GaAs)21bを連続して成長
する。この時、パターンニングマスク22には結晶成長
が起こらない。尚、この第2保護層21bは前記第1保
護層21aと同様の働きをする(第3工程)。
【0022】その後、図3(b)に示すように、前記パ
ターンニングマスク22を用いて、前記ストライプ溝6
aの底部に残存する電流阻止層5の厚みdが0.1μm
になるように第2保護層21b、第2アンチメルトバッ
ク層7b、及び電流阻止層5をCl2ガスを用いた反応
性イオンビームエッチング法(RIBE法)により除去
する。ここで、前記RIBE法によるイオンビームは前
記パターンニングマスク22に垂直に照射するので、垂
直方向にのみエッチングされる(第4工程)。
【0023】次に、完成図である図1に示すように、前
記パターンニングマスク22を例えばバッファードフッ
酸液によりエッチング除去する。その後、前記ストライ
プ溝6aの底部に残存する電流阻止層5及び前記第1、
第2保護層21a、21bをGaAsメルトを用いたメ
ルトバックにより除去して第2クラッド層4が露出して
なるストライプ溝6を形成した後、該ストライプ溝6内
及び第1、第2アンチメルトバック層7a、7bからな
るアンチメルトバック層7、7、・・上に電流注入層
8、該電流注入層8上にコンタクト層9をLPE法によ
り作成する。ここで、メルトバックにより露出した第2
クラッド層4は酸素に触れることなく、LPE法により
その表面に結晶成長が行われる。その後、前記コンタク
ト層9上面、及び前記基板1の下面にそれぞれp型電極
10、n型電極11を蒸着法等によって形成する(第5
工程)。
【0024】斯る半導体レーザ装置は、電流阻止層がG
aAsで構成されているので、該電流阻止層で光吸収が
十分行われる。従って、光閉じ込めが良好に行われて、
横モードの制御が良くなる。また、前記電流阻止層5の
表面及び前記ストライプ溝6の側面にGaAsメルトに
よってメルトバックされる惧れがないアンチメルトバッ
ク層(Ga1-xAlxAs、0.2≦x≦1)を形成して
おり、そしてメルトバックする電流阻止層の層厚dを小
さくできるので、電流通路部であるストライプ溝6の幅
が拡がるのを防止できる。従って、横モードの制御が十
分に行える。
【0025】また、斯る半導体レーザ装置の製造方法で
は、第2クラッド層4が酸素に触れず、酸化する惧れが
ないので、電流注入層8が良好に形成できる。また、M
BE法を用いずとも製作できるので、安価に作成でき
る。
【0026】以下、本発明に係る第2実施例の面発光型
半導体レーザ装置について図面を参照しつつ説明する。
図4は本実施例の半導体レーザ装置の断面図である。
尚、第1実施例と同一部分には同一符号を付してその説
明は割愛する。
【0027】図中、1は基板(n型GaAs)である。
この基板1の上面には第1クラッド層2、活性層3、第
2クラッド層4がこの順に積層されてなるダブルヘテロ
構造部100が形成されている。
【0028】前記第2クラッド層4上には、電流阻止層
5が形成されている。この電流阻止層5には電流通路部
となる凹部、例えば溝幅1〜6μmのストライプ状の溝
6が第2クラッド層4が露出するように形成されてい
る。そして、前記電流阻止層5の上面及び前記溝6の側
面には、アンチメルトバック層(Ga1-xAlxAs、
0.2≦x≦1、望ましくは0.3≦x≦1)7、7が
形成されている。前記アンチメルトバック層7、7上面
及び前記溝6の内には電流注入層8が形成され、該電流
阻止層8上にはコンタクト層9が形成されている。
【0029】そして、前記コンタクト層9上にはp型電
極10が形成されていると共に基板1の下面にはn型電
極11が形成されている。
【0030】次に、斯る半導体レーザ装置の製造方法の
一例について説明する。図4と同じ部分には同じ符号を
付す。
【0031】まず、図5(a)に示すように、最初に、
n型GaAs基板1を準備した後、この基板1の上面に
MOCVD法 、MBE法又はLPE法を用いて、ダブ
ルヘテロ構造100を構成する第1クラッド層2、活性
層3、及び第2クラッド層4、そして電流阻止層5をこ
の順序に連続的に結晶成長する。
【0032】次に、図5(b)に示すように、前記電流
阻止層5上にレジスト膜を形成し、該レジスク膜をフォ
トリソグラフィ技術等を用いてストライプ溝に対応する
部分をパターンニング除去したパターンニングマスク2
4を形成する。この時、マスク膜をパターンニング除去
する幅は1〜6μmである。その後、前記パターンニン
グマスク24を介して、例えば硫酸系エッチング液を用
いて、電流阻止層5の一部をエッチング除去して、電流
阻止層5が0.2μm残存した状態のストライプ溝(凹
部)6bを作成する。
【0033】続いて、図6(a)に示すように、前記パ
ターンニングマスク24を除去した後、MOCVD法又
はMBE法、望ましくはMOCVD法により前記ストラ
イプ溝6b内及び電流阻止層5上面に層厚0.1μmの
アンチメルトバック層(p型Ga1-xAlxAs、0.2
≦x≦1、望ましくは0.3≦x≦1)7及び層厚0.
1μmの保護層(p型GaAs)21を連続して成長す
る。尚、保護層21は前記第1実施例の第1、第2保護
層21a、21bと同じ働きをするものである。
【0034】その後、図6(b)に示すように、前記ス
トライプ溝6bの底部を除いてレジストパターン膜25
を形成した後、このレジストパターン膜25をマスクと
して前記ストライプ溝6bの底部に残存する電流阻止層
5の厚みdが0.1μm程度になるように保護層21、
アンチメルトバック層7、及び電流阻止層5をCl2
スを用いた反応性イオンビームエッチング法(RIBE
法)または例えば硫酸系エッチング液を用いて除去す
る。
【0035】その後、完成図である図4に示すように、
前記レジストパターン膜25を除去した後、第1実施例
の第5工程と同様にGaAsメルトを用いて前記ストラ
イプ溝6bの底部に残存する電流阻止層5及び保護層2
1を除去して第2クラッド層4が露出してなるストライ
プ溝6を形成した後、該ストライプ溝6内及びアンチメ
ルトバック層7、7上に電流注入層8、コンタクト層9
をLPE法により作成する。その後、前記コンタクト層
9上、及び前記基板1の下面にそれぞれp型電極10、
n型電極11を形成する。
【0036】斯る半導体レーザ装置及びその製造方法も
第1実施例と同様の効果が得られる。
【0037】尚、上記第1、第2実施例では、n型Ga
As基板を用いたが、p型GaAs基板を用いてもよ
い。但し、この場合、第1、第2クラッド層等を逆の導
電型にする必要がある。また、活性層にGaAlAsに
代えてGaAsを用いてもよい。更に、アンチメルトバ
ック層、保護層の導電型はp型以外のノンドープ型、n
型でもよい。
【0038】更に、本発明は基板上に半導体層をエピタ
キシャル成長させ、この基板面に対して垂直な方向から
レーザ光を取り出すGa1-uAluAs系面発型光半導体
レーザ装置にも利用できる。
【0039】
【発明の効果】本発明の半導体レーザ装置は、電流阻止
層がGaAsで構成されているので、該電流阻止層で光
吸収が十分行われる。従って、光閉じ込めが良好に行わ
れて、横モードの制御が良くなる。また、前記電流阻止
層の表面及び前記電流通路部の側面にアンチメルトバッ
ク層(GaAlAs)を形成しているので、メルトバッ
ク工程において電流通路部の幅が拡がるのを防止でき
る。従って、横モードの制御が十分に行える。
【0040】また、斯る半導体レーザ装置の製造方法で
は、第2クラッド層が酸素に触れず、酸化する惧れがな
いので、電流注入層が良好に形成できる。
【0041】また、MBE法を用いることなく製造でき
るので、安価に量産できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例の半導体レーザ装置の断
面図である。
【図2】上記半導体レーザ装置の製造工程を示す工程図
である。
【図3】上記半導体レーザ装置の図2に続く製造工程を
示す工程図である。
【図4】本発明に係る他の実施例の半導体レーザ装置の
断面図である。
【図5】上記他の実施例の半導体レーザ装置の製造工程
を示す工程図である。
【図6】上記他の実施例の半導体レーザ装置の図5に続
く製造工程を示す工程図である。
【図7】従来例の半導体レーザ装置の断面図である。
【符号の説明】
1 GaAs基板 2 第1クラッド層 3 活性層 4 第2クラッド層 5 電流阻止層 6 ストライプ溝(電流通路部) 6a 凹部 6b 凹部 7 アンチメルトバック層 7a 第1アンチメルトバック層 7b 第2アンチメルトバック層 21 保護層 21a 第1保護層 21b 第2保護層 8 電流注入層 100 ダブルヘテロ構造部
フロントページの続き (72)発明者 三宅 輝明 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−3178(JP,A) 特開 平3−296290(JP,A) 特開 平2−202085(JP,A) 特開 昭59−200483(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01S 3/18 JICSTファイル(JOIS)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 GaAs基板上に、活性層と、第1、第
    2クラッド層からなるダブルヘテロ構造部を備え、該第
    2クラッド層上に電流通路部をもつ電流阻止層を有する
    半導体レーザ装置において、該電流阻止層がGaAsか
    らなり、該電流阻止層の上面及び前記電流通路部の側面
    にアンチメルトバック層(GaAlAs)が形成されて
    いることを特徴とする半導体レーザ装置。
  2. 【請求項2】 GaAs基板上に、第1クラッド層、活
    性層、第2クラッド層、GaAs電流阻止層、第1アン
    チメルトバック層(GaAlAs)、及び第1保護層を
    この順序に形成する工程と、前記第1保護層上面にパタ
    ーンニングマスクを形成する工程と、前記パターンニン
    グマスクを用いて前記電流阻止層の一部が残存するよう
    に前記第1保護層、第1アンチメルトバック層、及び電
    流阻止層をエッチングして凹部を形成する工程と、前記
    パターンニングマスクを介した状態で前記凹部内に第2
    アンチメルトバック層(GaAlAs)及び第2保護層
    をMOCVD法を用いて形成する工程と、前記パターン
    ニングマスクを介した状態でRIBE法を用いて前記凹
    部の底部に電流阻止層を露出する工程と、前記パターン
    ニングマスクをエッチング除去する工程と、メルトバッ
    クによって前記第1、第2保護層と前記凹部下に残存す
    る電流阻止層を除去した後、LPE法を用いて電流注入
    層を形成する工程と、を有することを特徴とする半導体
    レーザ装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 GaAs基板上に、第1クラッド層、活
    性層、第2クラッド層、及びGaAs電流阻止層をこの
    順序に形成する工程と、前記GaAs電流阻止層上面に
    パターンニングマスクを形成する工程と、前記パターン
    ニングマスクを用いて前記電流阻止層の一部が残存する
    ようにエッチングして凹部を形成する工程と、前記パタ
    ーンニングマスクをエッチング除去する工程と、前記凹
    部内及び前記電流阻止層上面にアンチメルトバック層
    (GaAlAs)及び保護層を形成する工程と、エッチ
    ングにより前記凹部の底部に電流阻止層を露出する工程
    と、メルトバックによって前記保護層と前記凹部の底部
    に残存する電流阻止層を除去した後、LPE法を用いて
    電流注入層を形成する工程と、を有することを特徴とす
    る半導体レーザ装置の製造方法。
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