JP2974450B2 - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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JP2974450B2
JP2974450B2 JP3131629A JP13162991A JP2974450B2 JP 2974450 B2 JP2974450 B2 JP 2974450B2 JP 3131629 A JP3131629 A JP 3131629A JP 13162991 A JP13162991 A JP 13162991A JP 2974450 B2 JP2974450 B2 JP 2974450B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンタ等の
給紙装置に係り、特に、呼び出しコロによつて送り出さ
れる給紙台上の用紙を、フイードローラとリバースロー
ラとからなる分離ローラ対によつて1枚ずつに捌いて給
紙する型式の給紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は上述した分離ローラ対方式の給紙
装置の構成図である。図において、1は用紙束を積載し
た給紙台、2は用紙束の最上位紙から順に1枚ずつ送り
出す呼び出しコロ、3は給紙台1および呼び出しコロ2
の下流側に隣接して配置された分離ローラ対、4はその
フイードローラ、5はそのリバースローラである。フイ
ードローラ4はフイード軸6が回転することにより回転
し、また、リバースローラ5はフイード軸とは逆方向に
常に駆動が掛けられているリバース軸7により駆動され
るのであるが、リバース軸7にはトルクリミツタが介在
してあり、リバースローラ5がフイードローラ4に圧接
した状態あるいは用紙を1枚送る状態では、リバースロ
ーラ5とフイードローラ4間あるいはリバースローラ5
と用紙間の摩擦係数により、トルクリミツタの作用を受
けて、リバースローラ5はフイードローラ4に連れ回り
するようになつている。
【0003】一方、分離ローラ対7間に用紙が2枚以上
重送されてくると、用紙どうしの摩擦係数が小さいた
め、リバースローラ5はリバース軸7と同方向に回転
し、給紙されるべき最上位の用紙を残して、他の用紙を
給紙台1方向に戻すことで用紙の捌きが行われている。
なお、8は搬送ローラ対である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の給紙装置に
おいては、リバースローラ5に、用紙の分離性能(捌き
性能)を向上させるため、常時、逆転駆動力を掛けてい
るから、トルクリミツタの負荷を駆動部材は常に背負う
ことになる。また、フイードローラ4の線速は紙のスリ
ツプ等を見込んで増速されており、リバース軸7の線速
もそれに合わせて増速されているため、更に負荷が増大
する。さらに、給紙台1が何段もある場合、その段数分
負荷が増大する。
【0005】従つて、この負荷の増大に対処して、駆動
部材である駆動モータの出力の増大、駆動部品の強度ア
ツプが必要となり、コスト高につながるという問題があ
つた。なお、負荷の増大を回避するためには、給紙台ご
とに電磁クラツチを設置し、未使用の給紙台の負荷を駆
動部材に伝えないようにすることが考えられるが、この
場合、電磁クラツチ設置分、コスト高になるという欠点
がある。
【0006】本発明は、このような背景に基づいてなさ
れたものであり、上記従来技術の欠点を解消し、用紙の
分離性能を低下させないで、負荷低減を図ることができ
る給紙装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、給紙台に載
置された用紙束上面に圧接し、給紙信号により一定時間
給紙方向に回転する呼び出しコロと、この呼び出しコロ
の給紙方向下流側近傍にあつてこれと同期して同方向に
回転するフイードローラと、このフイードローラに押圧
され、用紙を給紙台の方へ戻す方向にトルクリミツタに
より一定のトルクが付与されるリバースローラとを備え
た給紙装置において、給紙時に、リバース軸とフイード
軸を同速で回転させ、それ以外の装置本体作動時は、リ
バース軸線速を給紙時より低速にした第の手段により
達成される。この場合、具体的には、例えば、前記フイ
ード軸に駆動を伝達する第1のギヤ群と、この第1のギ
ヤ群とかみ合い、前記リバース軸に駆動を伝達する第2
のギヤ群とを設け、給紙時とそれ以外の装置本体作動時
とで、駆動伝達を有効とするギヤの組み合わせを変える
ようにし、あるいは前記フイード軸と一体的に回転する
回転軸に偏心カムを設けると共に、この偏心カムに圧接
され、一方向クラツチを介してリバース軸に取り付けら
れたレバーを設け、給紙時以外の装置本体作動時にこの
レバーを偏心カムの回転により揺動させ、前記リバース
軸に一方向クラツチにより所定の方向の回転力を与える
ようにする。
【0008】
【作用】常時回転しているリバースローラ軸の回転速度
を、少なくとも給紙時以外の装置本体作動時に、給紙時
より低速に抑えると、用紙の分離性能は維持されつつ、
負荷の増大は抑制される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。なお、図6に示す装置と同一もしくは同一と見做せ
る個所には同一符号を付して重複する説明は省略する。
【0010】図1、図2は第1の実施例に係り、図1は
給紙装置の分離ローラ対の駆動機構の正面図、図2はそ
の側面図である。フイードローラ4は給紙クラツチ10
がオンしたときにフイード軸6が回転することにより回
転する。リバース軸7は、ギヤ11,12を介しリバー
ス駆動軸13から駆動を伝達される。リバース駆動軸1
3には更にギヤ14が設けてあり、クラツチギヤ15の
ギヤ部15aにかみ合つている。電源スイツチ(図示せ
ず)が投入され、装置本体が作動すると、ギヤ16が回
転し、このギヤ16とかみ合つているクラツチギヤ15
のギヤ部15bも回転する。これによりこのクラツチギ
ヤ15のギヤ部15aとかみ合つているギヤ14が回転
し、この回転力は、リバース駆動軸13、ギヤ12、ギ
ヤ11、リバース軸7、トルクリミツタ17を介してリ
バースローラ5に伝達され、これによりリバースローラ
5は図6において破線で示す如く時計回り方向(紙捌き
方向)に常時駆動を掛けられる。
【0011】ここで、ギヤ14と、このギヤ14とかみ
合つているクラツチギヤ15のギヤ部15aとの直径を
比較すると、ギヤ14の方がかなり大きく、また、ギヤ
11とギヤ12とは同径となつている。このことから、
クラツチギヤ15と等速回転するフイード軸6よりも大
幅に低速でリバース軸7が回転することになる。なお、
フイード軸6とリバース軸7の線速の比は、この実施例
の構造では、ギヤ部15aとギヤ14の直径の比により
決定される。
【0012】ここで、コピースタートボタン(図示せ
ず)が押されると、給紙信号により、給紙クラツチ10
がオンし、呼び出しコロ2が回転して用紙を送り出し始
める。これと同時に、フイードローラ4も時計回り方向
に回転を始める。前述したように、分離ローラ対3のニ
ツプ部に用紙がないとき、あるいは1枚のみ用紙が送ら
れる場合は、リバースローラ5はトルクリミツタ17を
介しているので、フイードローラ4に連れ回りするが、
用紙が2枚以上ニツプ部に送り込まれたときは、リバー
ス軸7の回転駆動力がトルクリミツタ17を介してリバ
ースローラ5に伝達されるので、リバースローラ5は逆
転し(連れ回り方向と逆方向の回転)、用紙を捌く。
【0013】給紙が終わり給紙クラツチ10がオフして
も、ギヤ14によりリバース軸7は低速で回転してい
る。これは給紙時にフイードローラ4とリバースローラ
5で形成するニツプ部に給紙する枚数以上の用紙がたま
つている場合、リバース軸7に駆動力が掛かつていない
とローラ圧接力が弱くなり、たまつている紙がニツプ部
を過ぎてしまうことによる次給紙時の重送を防止するた
めである。
【0014】図2に基づき、リバース軸7の駆動と、フ
イードローラ4、リバースローラ5間のローラ圧接力と
の関係を説明する。リバース軸7は上下方向に移動可能
になつており、ギヤ12が反時計回り方向に回転する
と、このギヤ12にかみ合つているギヤ11が時計回り
方向に回転し、両ギヤ11,12による押し上げ力Pが
リバースローラ5に働き、これによりリバースローラ5
はフイードローラ4に圧接されるのである。
【0015】実験結果では、給紙時に、フイード軸6の
線速の1/2にリバース軸7の線速を減少させても分離
性能の低下はほとんど見られなかつた。また、リバース
軸7における負荷に関しては、フイード軸6とリバース
軸7の線速を等しくした場合の約半分となつた。
【0016】次に第2の実施例について、第1の実施例
と異なるところのみ説明する。図3は分離ローラ対3の
駆動機構の正面図であり、この実施例では、第1の実施
例に示すギヤ配列の外に、ギヤ14に隣接して、リバー
ス駆動軸13にギヤ20を配置している。またこのギヤ
20とかみ合い、同一の径を持つギヤ21をフイード軸
6に固定して設けている。なお、本実施例では、ギヤ1
4,20共に、一方向クラツチが圧入されている。
【0017】電源スイツチが投入された時点で前述した
ように、ギヤ14は低速で回転し、リバース軸7も低速
で回転する。一方、コピースタートボタンが押され、給
紙クラツチ10がオンすると、フイード軸6が回転す
る。従つて、このフイード軸6に固定されたギヤ21も
等速回転し、この回転力がギヤ20に伝達されるので、
リバース軸7がフイード軸6と同じ線速の高速回転を行
う。即ち、この実施例では、給紙時は、フイード軸6と
リバース軸7とは同速で回転するが、給紙時以外の装置
本体作動時には、リバース軸7は給紙時よりも低速で回
転することになる。
【0018】次に第2の実施例の変形例を説明する。図
4は分離ローラ対3の駆動機構の正面図、図5はその要
部の側面図である。この実施例も、給紙時以外の装置本
体作動時に、リバース軸7の回転速度を低速に切り換え
るものであるが、この実施例では、レバーと偏心カムを
圧接させ、偏心カムの回転によるレバーの揺動を利用し
て、リバース軸7を低速で回転させている。
【0019】即ち、図4において、22は、リバース駆
動軸13に一方向クラツチを介して取り付けられたレバ
ーであり、23はクラツチギヤ15の溝部に形成された
偏心カムである。図5に示すように、レバー22は、引
張りコイルばね24により、偏心カム23に圧接されて
いる。従つて電源投入により、クラツチギヤ15が回転
を始めると、レバー22は揺動運動を開始し、この揺動
運動により、一方向クラツチを介してリバース駆動軸1
3が間欠的に低速で回転し、結果的にリバース軸7が低
速(間欠)回転を行うものである。コピースタートボタ
ンが押されると、ギヤ20とギヤ21のかみ合いによ
り、リバース軸7がフイード軸6と同速で回転するのは
前述の通りである。
【0020】
【発明の効果】請求項1ないし請求項3記載の発明によ
れば、給紙時以外の装置本体作動時に、リバース軸の線
速を給紙時よりも低速にすることで、リバースローラの
フイードローラへの圧接による分離性能は維持しつつ、
負荷の増大を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る給紙装置の分離ロ
ーラ対の駆動機構の正面図である。
【図2】その側面図である。
【図3】本発明の第2の実施例に係る給紙装置の分離ロ
ーラ対の駆動機構の正面図である。
【図4】第2の実施例の変形例に係る給紙装置の分離ロ
ーラ対の駆動機構の正面図である。
【図5】その要部の側面図である。
【図6】一般的な給紙装置の構成図である。
【符号の説明】
1 給紙台 2 呼び出しコロ 3 分離ローラ対 4 フイードローラ 5 リバースローラ 6 フイード軸 7 リバース軸 10 給紙クラツチ 11,12,14 ギヤ 13 リバース駆動軸 15 クラツチギヤ 15a,15b ギヤ部 17 トルクリミツタ 22 レバー 23 偏心カム

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給紙台に載置された用紙束上面に圧接
    し、給紙信号により一定時間給紙方向に回転する呼び出
    しコロと、この呼び出しコロの給紙方向下流側近傍にあ
    つてこれと同期して同方向に回転するフイードローラ
    と、このフイードローラに押圧され、用紙を給紙台の方
    へ戻す方向にトルクリミツタにより一定のトルクが付与
    されるリバースローラとを備えた給紙装置において、給
    紙時に、リバース軸とフイード軸を同速で回転させ、そ
    れ以外の装置本体作動時は、リバース軸線速を給紙時
    り低速にしたことを特徴とする給紙装置。
  2. 【請求項2】 請求項記載において、前記フイード軸
    に駆動を伝達する第1のギヤ群と、この第1のギヤ群と
    かみ合い、前記リバース軸に駆動を伝達する第2のギヤ
    群とを設け、給紙時とそれ以外の装置本体作動時とで、
    駆動伝達を有効とするギヤの組み合わせを変えるように
    したことを特徴とする給紙装置。
  3. 【請求項3】 請求項記載において、前記フイード軸
    と一体的に回転する回転軸に偏心カムを設けると共に、
    この偏心カムに圧接され、一方向クラツチを介してリバ
    ース軸に取り付けられたレバーを設け、給紙時以外の装
    置本体作動時にこのレバーを偏心カムの回転により揺動
    させ、前記リバース軸に一方向クラツチにより所定の方
    向の回転力を与えることを特徴とする給紙装置。
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