JP2974449B2 - 買物システム - Google Patents

買物システム

Info

Publication number
JP2974449B2
JP2974449B2 JP11375291A JP11375291A JP2974449B2 JP 2974449 B2 JP2974449 B2 JP 2974449B2 JP 11375291 A JP11375291 A JP 11375291A JP 11375291 A JP11375291 A JP 11375291A JP 2974449 B2 JP2974449 B2 JP 2974449B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
product
data
terminal
coupon
stored
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP11375291A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0668354A (ja
Inventor
美津男 高橋
洋 佐野
啓子 山川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NCR International Inc
Original Assignee
NCR International Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NCR International Inc filed Critical NCR International Inc
Priority to JP11375291A priority Critical patent/JP2974449B2/ja
Publication of JPH0668354A publication Critical patent/JPH0668354A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2974449B2 publication Critical patent/JP2974449B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、携帯用スキャナを顧客
が操作して販売商品に付された商品コードを読み取らせ
ながら買物をする買物システムに関する。
【0002】
【従来の技術】商品登録及び精算場所での顧客の待ち時
間を短縮するために、キャッシャーによる商品登録に代
わって顧客が携帯型スキャナ(以下携帯型端末機とい
う)で購入商品コードの読み取り操作を行ない商品登録
を行なうシステムが考えられている。
【0003】例えば、従来の技術として特開昭63ー2
45594号に記載の発明がある。この先行技術には、
商品販売データ処理装置とこの処理装置本体に着脱可能
な携帯型端末機からなり、顧客が商品に付されたバーコ
ードシンボルを読み取り商品コードを携帯端末機に記憶
させ、商品販売データ処理装置に接続して商品コードに
より品名、単価等の商品データを読みだし精算処理を行
う、また商品販売データの検証として商品の累積重量デ
ータと重量計で得られた商品総重量を比較する商品販売
データ処理装置が開示されている。
【0004】また、特開昭63ー223998号に記載
の発明には、顧客がバーコードリーダーで読み取ったと
きにバーコードラベルが変色するようにし、商品コード
の価格や数量等のデータを表示すると共に、得られたデ
ータを無線等で受信装置に転送する商品登録装置と、受
信装置に接続され入力されたデータを累積するPOS端
末とから構成され、キャッシャーは品物のバーコードラ
ベルが変色しているかを確認すると共にPOS端末に入
力されたデータにより精算処理をするPOSシステムが
開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
63−245594号においては、顧客が操作する携帯
型端末機にはPLUファイルが備えられていないため、
読み取った商品の商品コードはデータメモリやコードテ
ーブルに記憶、累積されるだけである。顧客は買物の途
中で購入金額を知ることができず、精算においてはじめ
て合計金額を知らされる。そのため、精算において購入
商品の合計金額が手持ちの金額以上の場合には、購入商
品の取消や不足金額を掛売りしなければならなく、精算
が遅延し精算所が混雑するという問題点がある。また、
顧客は買物をする際に予算額以上にならないように注意
を払なければならないという問題点がある。
【0006】特開昭63−223998号においては、
バーコードリーダーに接続された商品登録装置は、買物
途中の購入商品の単価や合計金額を顧客に表示するため
に、商品データを記憶した記憶部と、POS端末にデー
タを送信する無線装置を有している。そのため商品登録
装置は高価で、入店する顧客の最大の数だけ商品登録装
置を準備しなければならず設備投資額が膨大になるとい
う問題点がある。また使用されるバーコードリーダーは
商品登録装置にケーブルで接続されているため顧客が操
作し難いという問題点もある。さらに、スーパーマーケ
ットで販売している商品は膨大の数であるため、限定さ
れた数量しか携帯型端末機のPLUファイルには記憶さ
せることはできないという問題点や、無線で送信された
価格や数量等のデータ等が正しくPOS端末に読み込ま
れたかどうか不安であるという問題点がある。
【0007】その他、買物において、顧客側は買物に有
効なサービス情報が容易に入手することができ、また店
舗側は顧客が希望するサービス情報を提供すると共にそ
の提供するサービス情報から店舗運営に必要な顧客の購
買動向情報が得られるシステムが望まれていた。
【0008】本発明は上記の問題点を解決するためにな
されたもので、顧客は操作性の優れた携帯型端末機を用
いて容易に商品に付された商品コードの走査入力がで
き、買物の途中の購入金額を知ることができる顧客のス
キャニングによる買物システムを提供することを目的と
する。また、本発明は顧客による商品登録の検証を容易
に行うことができ、且つ設備投資額が低廉な買物システ
ムを提供することを目的とする。さらに、本発明は携帯
型端末機を介して顧客は商品を購入するに際して有効な
サービス情報が得られ、店舗側はサービス情報を提供す
ると共に必要なマーケッテング情報が得られる買物シス
テムを提供することを目的とする。以上のように、本発
明は統合的な買物システムを提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めの本発明の構成を1図を用いて説明する。本発明は商
品に付された商品コードを入力する携帯用端末機2と、
前記携帯用端末機2が接続されたときに該携帯用端末機
2からのデータに基づき精算処理を行ない領収書を発行
する支払端末機6とから成るシステムにおいて、前記携
帯用端末機2は、商品に付された商品コードを読み取る
読取手段と、前記読取手段の読み取った商品コードを記
憶する商品コードデータ記憶手段と、前記支払端末機6
に接続する接続部を含み前記商品コードデータを送信を
する送信手段と、照合手段とを含み、前記照合手段は、
照合キーと、照合用商品コード記憶手段と、比較手段と
を備え、前記照合キーを押下した後に前記読取手段によ
り読み取った商品コードを前記照合用商品コード記憶手
段に記憶して、前記比較手段により前記商品コードデー
タ記憶手段に記憶されている商品コードと比較照合し、
前記照合用商品コード記憶手段に記憶した全ての商品コ
ードが前記商品コードデータ記憶手段に記憶されている
ときに精算処理許可の案内を出力し、そうでないときに
は照合不一致である旨を出力するようにした。
【0010】また、本発明は、顧客により操作されて商
品に付された商品コードを読み取り記憶する携帯用端末
機2と、前記携帯用端末機に記憶された商品コードデー
タを読み出して精算処理を行う支払端末機6と、前記支
払端末機6に接続され、前記携帯端末機2から送信され
る前記商品コードデータから商品価格データ等を検索及
び取引データを算出し前記支払端末機6に送信する中央
処理装置8とからなる顧客による商品登録を可能とした
システムにおいて、前記中央処理装置8に接続されてお
り、前記支払端末機6による精算処理前の前記携帯用端
末機2を接続することにより該携帯用端末機2に記憶し
た商品コードデータを読み取り、該読み取った商品コー
ドデータを前記中央処理装置8に送信して該中央処理装
置8で算出された取引データを受信し、その時点の商品
購入額の小計を表示するまたは印字する中間処理端末機
4を含んでいる。
【0011】また、本発明の買物システムにおいて、前
記中央処理装置8は前記中間処理端末機4からの商品コ
ードデータを受信したときに、前記中間処理端末機4に
各種販売商品の割引情報等の買物情報を送信し、前記中
間処理端末機4は、表示部を有しており、前記中央処理
装置8からの前記各種買物情報を表示する。
【0012】さらに、本発明の買物システムにおいて、
前記中央処理装置8は前記中間処理端末機4から商品コ
ードデータが送られてきたときに、該受信した商品コー
ドで指定される商品と同種の商品であって販売促進を意
図するものとして予め登録してある商品の割引券、その
他のサービス券を発行するような制御データを前記中間
処理端末機4に送信し、前記中間処理端末機4は前記制
御データに従い所定の割引券またはサービス券を発行す
る。前記中間処理端末機4から前記割引券その他のサー
ビス券を発行した場合に、前記中央処理装置8は前記支
払端末機6による精算処理のときにまたはその後に、前
記発行済み割引券その他のサービス券に対応する商品が
購入されているかどうかを検出しその結果を記憶する。
以上のように構成、動作することにより問題点を解決し
た。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明
する。まず、本発明の全体の構成を説明する。図2は本
発明の顧客の走査入力による買物システムの概略構成
と、店舗に於けるそのレイアウトの一実施例を示す図で
ある。図2において、2は携帯型端末機(以下スキャナ
という)で店舗の入口付近に設けられた充電機能を有す
るスキャナ貸出装置3(以下貸出装置という)に多数個
取り外し可能に接続されている。4はスキャナ2で走査
入力した購入商品の買物の途中における小計照会と、購
入商品の明細登録と明細書の発行と、買物に役立つ情報
(クーポン券、特売品、売り場案内等の情報)等を提供
する中間処理端末機(以下情報端末機という)である。
6はスキャナ2に記憶された商品コードデータにより、
購入商品の売上合計、点数データを表示すると共に商品
購入代金を受取り領収書を発行する代金支払端末機(以
下支払端末機という)である。8は複数台の情報端末機
4及び支払端末機6を制御する店舗内制御装置または中
央処理装置(以下ISPという)で、情報端末機4及び
支払端末機6からの取引データを受信、記憶、演算し、
また各種ファイルを有し、要求に応じて必要データを送
信する。9は商品に関する商品コード、品名、価格等の
商品データを記憶したPLUファイルでISP8に接続
されている。
【0014】次に、図2を用いて本発明の全体の構成、
動作を顧客の商品購入の手順により説明する。図中、点
線で顧客の商品購入の経路を部分的に示してある。説明
の便宜上、顧客はスキャナ2a、情報端末機4a及び支
払端末機6aを使用するものとする。顧客は入口付近に
配置されたショピング用カート5aまたは籠5bを取
り、スキャナ2aを貸出装置3から取り外し携帯する。
購入したい商品が見つかると顧客は商品棚10からその
商品を取り、スキャナ2aを走査して商品に付されたバ
ーコードシンボルを読み取り、商品を籠5bに収納す
る。スキャナ2aにより必要な商品の購入(走査入力)
が終了すると、顧客は情報端末機4aに赴きスキャナ2
aを接続する。顧客は情報端末機4aの画面上に表示さ
れた処理項目から必要な処理項目を選択しキーを押下す
ると、該当する処理項目のガイダンス画面が表示され
る。顧客は表示に従って情報端末機4を操作する。明細
登録キーが押下されると明細登録処理が実行され、引続
きガイダンス画面が表示される。クーポン認証キーが押
下され、画面の表示に従ってクーポン認証処理がを行な
われる。明細登録に関する一連の処理が終わると売上合
計データが表示され明細書が発行される。顧客は精算処
理を行うために支払端末機6aに赴く。まずスキャナ2
aの照合キーが押下され購入商品の検証が行なわれる。
検証の結果、正しく商品登録されていると、キャッシャ
ーはスキャナ2aを支払端末機6aに接続する。支払端
末機6aに売上合計データ等が表示され、顧客は予め準
備した購入代金を支払う。支払金額がキー入力され、支
払金額及び釣銭データが表示されると共にプリンターで
印字され領収書が発行される。顧客はスキャナ2a、領
収書及び釣銭を受け取ったのち、購入商品を袋詰めにす
る。袋詰めした購入商品を持ってスキャナ2aを貸出装
置3に返却したのち、顧客は出口から立ち去る。以上述
べたようにして買物が終了する。
【0015】次に図3から図18を用いて、本発明の買
物システムに使用する各装置及び動作を詳しく説明す
る。
【0016】まず、スキャナ2について図3(A)を用
いて説明する。スキャナ2はバーコード読取部21、操
作手順やエラーを表示する表示部22、商品データ入力
が正しく行なわれたか否かを表示する表示ランプ23、
登録キー24a、訂正キー24b、照合キー24cから
成るキーボード24、商品データ入力が正しく行なわれ
たことを知らせるブザー25、データ入力時刻を計時す
る時計部26、端末機間のデータのやりとりを行なうコ
ネクタを含む送受信部27、各部を動作するプログラム
を記憶したROM28、ROM28のプログラムに従っ
て接続された各部を制御する主制御部30(以下CPU
という)及び商品コードデータ等のデータを記憶するR
AM29から構成される。
【0017】CPU30に接続されたRAM29は、図
4に示すようにバーコード読取部21やキーボード24
で読み取られたデータ及び時刻を記憶する売上商品コー
ドデータ記憶領域204、照合キーが押下されたのち読
み取られた商品コードデータを記憶する照合用商品コー
ドデータ記憶領域206と訂正キーフラグ領域208、
照会キーフラグ領域209などで構成されている。売上
商品コードデータ記憶領域204はさらに商品コード、
売上点数、訂正ビット及時刻データを記憶する領域など
で構成されている。
【0018】スキャナ2の動作について説明する。スキ
ャナ2のCPU30はROM28をアクセスし、ROM
28に記憶された処理プログラムに従って図5に示すよ
うに動作する。顧客がスキャナ2を携帯すると貸出装置
3との接続が切れその時刻が入店時刻として入店時刻記
憶領域201に記憶される(S2)。以下、括弧中の英
字S及び数字はステップの順番を示す。顧客がその店舗
の会員の場合(S4)、バーコードで記録された会員番
号がバーコード読取部21で読み取られ、会員番号記憶
領域203に記憶される(S6)。バーコード読取部2
1が動作される、またはキーボード24のキーが押下さ
れると必要データはバッファに記憶される(S8)。ス
テップS10で入力されたデータが何かの判断がされる
(S10)。訂正キーデータの入力ならば(S12)、
訂正キーフラグ208がセットされる(S14)。訂正
キーデータの入力でないならばデータエラーが表示さ
れ、再度データ入力するために登録キー24aを押下を
促す表示が表示部22に示される。照合キー24cであ
るならば照合処理(後述する)が行なわれる(S1
6)。入力されたデータがバーコード読取部21で読み
取られた商品コードデータである(S10)と、訂正キ
ーフラグ208がセットされているかを読み取る(S1
8)。訂正キーフラグ208がセットされていなけれ
ば、読み取った商品コード、点数「1」、及び時刻デー
タを売上商品コードデータ記憶領域204に書き込む
(S20)。訂正キーフラグ208がセットされている
(S18)と読み取った商品コード、点数「1」、訂正
ビット「1」及び時刻データを売上商品コードデータ記
憶領域204に書き込む(S22)。書き込みが終了す
ると、訂正キーフラグ208をリセットする(S2
4)。正しく処理されると正常を示す表示ランプ23が
点灯しブザー25が鳴る。バッファのデータをクリアに
し、表示部22は次の走査入力を促すメッセージを表示
する(S26)。顧客は正しく処理されたことを確認し
て、商品を商品登録処理ならば買物籠5aに入れ、訂正
処理ならば商品棚10に戻す。このようにして顧客は商
品のバーコードをスキャナ2で走査入力することにより
登録または訂正することができる。この動作は買物が終
了するまで続けられる(S28)。
【0019】情報端末機4の構成及び動作を説明する前
に、情報端末機4及び支払端末機6と取引データの授受
を行なうISP8の構成について図3(D)を用いて説
明する。ISP8は、情報端末機4や支払情報端末機6
に指示を与えたり、PLUファイル9の内容を変更した
り、データ処理を指示したりするキーボード60、取引
データや集計データ等のデータ処理結果を表示する表示
部62及び印字するプリンタ64、情報端末機4や支払
端末機6とデータの送受信をする電送部66、各部を動
作するプログラムを記憶したROM68、ROM68の
プログラムに従って接続された各部を制御するCPU7
0及び取引データ等を記憶するRAM72とから構成さ
れる。
【0020】CPU70に接続されたRAM72は、図
6に示すように、情報端末機4及び支払端末機6から受
信したあらゆる取引データを記憶するために多くの記憶
領域を有している。売上商品データ記憶領域602、各
種タッチキー41が押下され実行された処理項目の処理
コードと時刻を記憶する処理データ記憶領域604、照
合用商品データ記憶領域606、売上合計、点数合計、
小計、商品クーポン割引額、小切手金額、入店時刻、精
算時刻、会員番号、スキャナ番号及び取引一連番号等の
記憶領域、店舗内クーポン券発行データ/サービス券発
行データ記憶領域612、商品クーポン券発行データ記
憶領域614、商品クーポン券/店舗内クーポン券認証
データ記憶領域616、競合商品ファイル608、商品
クーポンファイル610、図示しない特売品ファイル、
売り場案内情報ファイル、種々の集計ファイル等から構
成されている。また、PLUファイル9は、図7に示す
ように商品コード別に商品に関する品名、部門番号、価
格、競合商品区分、割引ビット、印字済みビット等のデ
ータを記憶している。
【0021】次に、情報端末機4について図3(B)を
用いて説明する。情報端末機4は、図8に示すように、
買物の精算処理の前に購入商品の明細登録及び売上合計
を確認する明細登録キー41a、買物途中における商品
購入金額を把握するための小計照会キー41b、商品ク
ーポン表示/発行キー41c、商品クーポンの一覧を表
示及び発行する商品クーポン一覧/発行キー41d、顧
客が持参及び当日店で発行された商品クーポン券及び店
舗内クーポン券を認証、受領するクーポン認証キー41
e、明細書の要否を選択するキー41f、画面表示か印
字発行を選択するキー41g及び処理を終了するキー4
1hその他小切手認証キー、特売品一覧を表示する特売
品一覧キー、売り場案内や催し物案内を表示する売り場
案内キー、料理案内キー等の各種タッチキー41、並び
に各種処理の操作手順、購入商品明細、買物途中の購入
金額、商品クーポン券や特売品の一覧及び案内等を表示
するタッチパネル42、明細書及び店舗内クーポン券等
を印字し発行するプリンタ46、スキャナ2と売上商品
データ等の受信及び送信をするための接続用コネクタを
含む送受信部47、ISP8と取引データのやり取りを
行う電送部48、各部を動作するプログラムを記憶した
ROM50、ROM50のプログラムに従って接続され
た各部を制御するCPU49及び取引データ等を記憶す
るRAM52、クーポン券の発行、認証を行なうクーポ
ン発行/クーポン認証機54、処理時刻を計時する時計
部56及び図示しない小切手認証機から構成される。情
報端末機4は種々の商品が陳列された複数台の陳列棚1
0の端部に適当に配置される。
【0022】CPU49に接続されたRAM52は、図
9に示すように、スキャナ2から受信した商品コードデ
ータを記憶する売上商品データ記憶領域402、タッチ
キー41が押下され実行された処理項目の処理コードと
時刻を記憶する処理データ記憶領域404、売上合計、
点数合計、小計、クーポン割引額、会員番号、明細フラ
グ、印字フラグ、表示データ及び印字データの書式(図
示せず)等を記憶する領域等で構成されている。売上商
品データ記憶領域402は商品コード、点数及びISP
8を介して得られる品名、部門番号、価格等のデータを
記憶する領域で構成されている。端末機間の商品データ
等の電送は、各スキャナ固有のスキャナ番号、またはI
SP8から受信した取引一連番号で識別されて行なわれ
る。
【0023】情報端末機4の基本動作について図10の
フローチャートを用いて説明する。顧客は買物の途中い
つでも必要な情報を入手したいとき、情報端末機4にお
いて買物サービス情報を得ることができる。スキャナ2
が情報端末機4に接続されると(S40)、図6に示す
ように、タッチパネル42上に最初の選択画面が表示さ
れる(S42)。必要なサービス情報を得るために画面
上の処理項目を示すタッチキー41が選択、押下される
(S43)。CPU49は押下されたキーが終了キーか
判定する。終了キーでないならば(S44)、CPU4
9は実行すべき処理コード及び処理に必要なデータ、例
えば商品コードデータをISP8に送信する。実行して
得られた結果はRAM72に記憶される(S45)。最
初に押下された処理項目に関連する別の処理項目がタッ
チパネル42に表示される(S46)。処理が必要なら
ば(S47)、必要とするタッチキー41が押下され次
の処理が実行され、結果はRAM72に記憶される(S
45〜S47)。別の処理が不要ならば、また一連の必
要な処理が終了して結果がRAM72に記憶されると
(S48)、表示または印字データが情報端末機4に送
信される。データは指示に応じて表示部42に表示さ
れ、またはプリンタ46で印字、発行される(S4
9)。必要なサービス情報が得られると、終了キー41
hが押下され処理は終了する(S44)。この説明で
は、一連の処理の最終段階で結果を表示叉は印字した
が、各処理の終了段階で表示叉は印字することも当然可
能である。
【0024】以下、情報端末機4による具体的な小計照
会処理の動作について説明する。CPU49はROM5
0に記憶された小計照会処理プログラムに従って図11
及び図12に示すように動作する。顧客は商品の走査入
力の途中に購入商品の金額が知りたい場合、情報端末機
4に赴きスキャナ2を送受信部47に接続する。スキャ
ナ2が情報端末機4に接続されると、タッチパネル42
上には図6に示す選択画面が表示される。顧客はタッチ
パネル42の小計照会キー41bを押下する(S5
2)。情報端末機4は小計照会処理を開始する。小計照
会処理コード及び時計部56で計時された処理時刻、顧
客が押下した明細キー41f及び印字キー41gの押下
に応じた明細フラグ、印刷フラグが処理データ記憶領域
404に記憶される(S54)。スキャナ2のRAM2
9に記憶された商品コード、スキャナ番号、会員番号、
入店時刻等の商品コードデータは順次読み出されRAM
52に記憶される(S56)。RAM52に記憶された
処理データ、商品コードデータ及び情報端末機番号は電
送部48を介してISP8に送信される(S58)。I
SP8のCPU70は情報端末機4から電送部66を介
して受信したデータが何かを判断しRAM72の所定の
データ領域に書き込む。書き込みが終わると商品コード
に従ってPLUファイル9をアクセスし、商品データ
(品名、部門番号、価格等)を読み取りRAM72の当
該商品コードの記憶領域に記憶する(S62)。同時に
小計、点数の合計等が算出されRAM72に記憶される
(S64)。
【0025】RAM72に小計データが記憶されると、
情報端末機4の表示部42に引き続き処理すべき処理項
目キー、例えばクーポン検索/発行キー(詳細は後述す
る)が表示される。顧客は必要に応じてタッチキーを押
下すると、前述と同様に処理コードと処理時刻が処理デ
ータ記憶領域404に記憶され、入力された処理データ
と共にISP8に送信される。得られた処理結果のデー
タ、例えばクーポン券データ(商品コード、割引額)が
RAM72に記憶される。
【0026】小計照会処理に関するデータが記憶される
と、明細フラグ、印字フラグがセットされているかが読
み取られ(S66)、明細フラグがセットされていると
(S68)、取引一連番号を付与した明細データ、小計
及び処理結果データを送信先の情報端末機4に送信する
(S70)。情報端末機4はデータを受信し、印字フラ
グがセットされていると(S72)、明細及び小計デー
タを表示すると共に印字し明細書を発行(S74)し、
印字フラグがセットされていないと、明細データ、小計
データ及び処理結果データを表示する(S76)。明細
フラグがセットされていないと(S68)、取引一連番
号を付与した小計データ及び処理結果データを送信先の
情報端末機4に送信する(S78)。情報端末機4はデ
ータを受信し、印刷フラグがセットされていると(S8
0)、小計及び処理結果データを表示すると共に印字、
発行する(S82)。印刷フラグがセットされていない
と、小計及び処理結果データを表示する(S84)。I
SP8はデータを送信すると同時にRAM72の明細印
字した商品コードの印字済み領域にビットを立てると共
に印字の回数を更新する(S86)。小計照会処理が終
了すると、終了キー41hが押下され、取引一連番号が
スキャナ2に送信され取引番号記憶領域205に記憶さ
れると共に処理データはISP8に送信され、情報端末
機4のRAM52はクリアされる。以上のようにして小
計照会処理が終了すると、スキャナ2は取り外され(S
88)、顧客は引続き購入商品の走査入力を行なう。
【0027】顧客が購入を希望する商品全てについて走
査入力が終了すると、情報端末機4で明細登録処理が行
なわれる。明細登録処理は明細登録キー41aが押下さ
れ実行される。明細登録処理は上述の小計照会処理と略
同様のステップで実行される。但し、処理コードが異な
る点、及び小計の代わりに売上合計が表示される点及び
必要に応じて明細登録処理の後にクーポン認証処理が行
なわれる点等が異なっている。
【0028】次に、情報端末機4による顧客へのサービ
スについて説明する。商品クーポン検索/発行処理を図
13を用いて説明する。顧客は小計照会処理において購
入商品にクーポン券が発行されているか知りたい場合が
ある。商品クーポン検索/発行処理を行なうために、一
連の小計照会処理の途中、タッチパネル42に表示され
た商品クーポン検索/発行キー41cが押下される。商
品クーポン検索/発行処理コード及び処理時刻が処理デ
ータ記憶領域404に記憶される。小計照会処理におい
て、スキャナ2に記憶された商品コードデータに基づい
てPLUファイル9の商品データが検索され、検索結果
により小計等が算出されてRAM72に記憶される(S
92)。クーポンファイル610がアクセスされ、RA
M72に記憶された商品コードがクーポンファイル61
0に存在するか検索される(S94)。クーポンファイ
ル610に該当する商品コードが存在した場合(S9
6)、商品クーポン券発行メモリ領域にその商品コード
が記憶されていないか検証する(S98)。記憶されて
いないならば、その商品コードを商品クーポン券発行デ
ータメモリ614に書き込み(S100)、記憶されて
いるならば枚数を加算する(S99)。RAM72に記
憶された商品コード全てについて検索が終了したならば
(S102)、タッチパネル42に図示しない商品クー
ポン券発行キー及び商品クーポン一覧表発行キーが表示
される(S103)。商品クーポン券の発行キーが押下
されると(S104)、商品クーポン券発行データメモ
リ614に記憶された商品コード、枚数データ等は情報
端末機4に送出され、商品クーポン発行/クーポン認証
機54は該当する商品クーポン券を発行する(S10
5)。商品クーポン券一覧表発行キーが押下されると
(S104)、商品クーポン券発行データメモリ614
に記憶された商品コードは情報端末機4に送出され、印
字用の所定の形式に変換されたのち、プリンタ84は該
当する商品の商品コード、品名、割引額、及びその他発
行可能な商品クーポン券の一覧を印字した商品クーポン
一覧表を発行する(S107)。また小計照会処理でR
AM72に記憶された商品明細、小計等も情報端末機4
に送出され、顧客の要求に応じて表示及び印字される。
小計照会処理が終了すると、終了キー41hが押下さ
れ、取引一連番号がスキャナ2に送信され取引番号記憶
領域205に記憶され、処理データはISP8に送信さ
れ、情報端末機4のRAM52はクリアされる(S10
8)。なお、商品クーポン一覧表を入手した顧客は、引
続きクーポン一覧/発行キー41dを押下し、タッチパ
ネル42に表示された商品クーポン一覧の中から該当す
るクーポン券及びその他必要な商品クーポン券を選択
し、商品クーポン発行/クーポン認証機54から発行さ
れた商品クーポン券を受け取る(S109)。クーポン
券発行については公知技術の利用であり説明を省略す
る。また、最初の画面で直接商品クーポン検索/発行キ
ー41cが押下された場合も略同様な処理が行われる。
【0029】その他、顧客は必要に応じてタッチパネル
42に表示されるクーポン一覧/発行、クーポン券認
証、小切手認証、売り場案内、料理案内等のタッチキー
を押下して、タッチパネル42に表示される案内に従っ
て処理を行なう。なお、特売品案内、売り場案内、料理
案内等は、公知技術の利用のため説明は省略する。
【0030】次に、情報端末機4による店舗側及び顧客
側に対するに情報サービスについて説明する。例えば、
飲料等は各メーカーから似かよった種々の製品が発売さ
れている。この中のあるメーカーの飲料だけ販売を促進
したい場合がある。このような場合、顧客が購入した同
種の商品(以下競合製品という)に対して販売促進を図
る商品(以下推奨商品という:本実施例では同一の競合
商品区分コードの競合商品であって割引ビットがセット
されている1つの商品をいう。)の店舗内クーポン券を
発行することにより推奨商品への買い換え叉は追加購入
を促すことができる。以下図14を用いて説明する。
【0031】顧客が情報端末機4を利用して小計照会処
理を行なうと、スキャナ2に走査入力、記憶された商品
コードデータはISP8に送信される。ISP8は受信
したデータに従って、前述のように小計照会処理をおこ
なう。小計照会処理によりISP8の売上商品データ記
憶領域602に記憶された商品データを読み出す(S1
10)。商品データに競合商品区分コードが記憶されて
いるか判断する。競合商品区分コードがあると(S11
1)、割引ビットが立っているか判断される。割引ビッ
トが立っていれば(S112)、推奨商品として競合商
品ファイル608の割引額を読み取り推奨商品割引額合
計を更新する(S113)。割引ビットが立っていない
と(S111)と競合商品ファイル608から競合商品
区分コードに該当する推奨商品コード、推奨商品割引額
を読み取る(S114)。推奨商品データが店舗内クー
ポン券発行データメモリ612に記憶されていないか検
索する(S116)。店舗内クーポン券発行メモリに記
憶されてるといると発行枚数(図示せず)を更新する
(S117)。推奨商品データが店舗内クーポン券発行
データメモリ612に記憶されていないならばデータメ
モリ612に記憶する(S118)。スキャナ2に記憶
された商品コードデータ全てについて検索を終了すると
(S120)、小計処理結果及び店舗内クーポン券発行
データは電送部66を介して情報端末機4に送信される
(S121)。情報端末機4は受信した店舗内クーポン
券発行データを記憶し、規定の書式に変換したのち店舗
内クーポン券を枚数分だけ発行する(S122)。また
顧客の要求に応じて小計データ等を印字または表示す
る。店舗内クーポン券の発行が終了して終了キー41h
が押下されると、取引一連番号がスキャナ2に送信され
取引番号記憶領域205に記憶されると共にRAM52
の処理データ等はISP8に送信され、RAM52のデ
ータはクリアされる(S122)。
【0032】次に情報端末機4によるクーポン認証処理
を説明する。スキャナ2が情報端末機4に接続され、タ
ッチパネル42のクーポン認証キー41eが押下される
と、商品クーポン発行/クーポン認証機54が稼動す
る。商品クーポン券が認証機54に挿入されると、認証
機54は、例えばクーポンに印刷されているバーコード
を読み取り、クーポン券を確定する。読み取られたクー
ポン券の商品コードに該当する商品コードがRAM52
に記憶されていれば商品クーポン券認証データメモリ4
06に記憶し、商品クーポン券を受領する。また割引額
合計を算出し商品クーポン割引額合計に記憶する。読み
取られたクーポン券に該当する商品コードがRAM92
に記憶されていなければ商品クーポン券は返却される。
クーポン認証処理が終了して終了キー41hが押下され
ると、RAM52の処理データ等はISP8に送信、記
憶され、RAM52のデータはクリアされる。なお、ク
ーポン認証、小切手認証は公知技術の利用であり詳細な
説明は省略する。
【0032】顧客は買物が終わり、情報端末機4で明細
登録、クーポン認証、小切手認証等の処理を行なう。情
報端末機4で処理されて得られたデータは上述のように
ISP8に送信され、RAM72に記憶される。情報端
末機4における処理を全て終了すると顧客は支払端末機
6で精算支払処理を行なう。
【0033】支払端末機6について図3(C)を用いて
説明する。支払端末機6は、従来のPOSターミナルに
相当するものであり、転送キー82a、締めキー82b
等のキーから成るキーボード82、売上合計、支払代金
及び釣銭等を表示する表示部83、取引明細を記録紙や
領収紙に印字すると共に領収書を発行するプリンタ8
4、ドロア85、精算終了後にスキャナ2に記憶された
商品コードデータをクリアにする信号を送信する送受信
部86、処理時刻を計時する時計部87、ISP8と取
引データ等の交換を行う電送部88、各部を動作するプ
ログラムを記憶したROM90、ROM90のプログラ
ムに従って接続された各部を制御するCPU89及び売
上データ等のデータを記憶するRAM92から構成され
る。
【0034】CPU89に接続されたRAM92は、図
15に示すように、ISP8から送信された明細商品デ
ータを記憶する商品データ記憶領域802、売上合計、
売上点数、小切手金額、預かり金額、釣銭等記憶する領
域を含み、売上商品データ記憶領域802は商品コー
ド、点数、品名、部門番号、価格等を記憶する領域及び
図示しない総売上データ、総売上点数、部門ファイル、
キャッシャー別ファイルなどから構成されている。
【0035】精算支払処理に先だって顧客により走査入
力された商品の検証が行なわれる。照合処理を図16を
用いて説明する。キャッシャーは顧客からスキャナ2を
受取り照合キー24cを押下する(S132)。購入商
品の中から複数個の商品を選択し、商品に付されたバー
コードを読み取り(S134)、RAM29の照合用商
品データ記憶領域に記憶する(S136)。表示部22
の表示案内に従い、再度照合キーが押下され、照合が行
なわれる(S138)。同じ商品が読み取られていない
かの確認のため、照合用商品コードと同一の照合用商品
コードが、照合用商品コードデータ記憶領域206に有
るか検索する(S140)。同一照合用商品コードがあ
れば、その数(照合総点数)を読み取り記憶する(S1
42)。照合用コードと売上商品コードデータ記憶領内
204に記憶されている商品コードが照合され(S14
4)。同一商品コードがなければ(S148)、全購入
商品について走査登録のやり直し等のエラー処理が行な
われる(S150)。同一商品コードがあったとき(S
148)、売上商品コードデータ記憶領域内204の商
品コードの商品点数(登録総点数)を算出する(S15
2)。登録総点数と照合総点数を比較し(S154)、
照合総点数が多ければエラー処理(S150)を、多け
れば次の商品コードの照合を行なう(S156)。照合
商品コードが全て正しく走査入力されていたならば、正
常を示す表示及び表示ランプ22点灯して照合処理が終
了する(S158)。
【0036】正しく走査入力されていると、スキャナ2
が支払端末機6に接続され精算支払処理が行なわれる。
図17を用いて精算処理を説明する。キーボード82の
転送キー82aが押下され(S160)、スキャナ2の
取引一連番号、最終購入商品コード及び時刻が支払端末
機6を介してISP8に送信される(S162)。IS
P8は取引一連番号からRAM72に記憶された取引デ
ータを読み出し、最終購入商品コード及び時刻を比較す
る(S164)。両データが一致していないとき、再度
登録処理を行う等のエラー処理が行なわれる(S16
8)。両データが一致すると(S166)、ISP8は
売上合計、売上点数、印字の回数、全明細データ等を送
信すると共に、PLUファイル9等の更新を行なう(S
170)。支払端末機6は受信した売上合計データを表
示部83に表示する(S172)。顧客から受領した支
払金額の支払金額データがキー入力され、締めキー82
bが押下される(S174)。情報端末機4で釣銭が算
出され釣銭データを表示する。印字の回数が1で全明細
が印字されていないかまたは再プリントの要求があると
(S176)、購入商品の全明細を印字する(S17
8)。印字回数が2以上で再プリントの要求がないと全
明細データから印字済みビットがセットされていない未
印字明細データを印字する。さらに、預かり金額、釣
銭、取引一連番号及び印字回数等を印字し領収書を発行
する(S176)。預かり金額、釣銭、顧客取引デー
タ、締めキー82bの押下時刻(精算時刻)をISP8
に送信する(S178)。ISP8はデータを受信する
とRAM92に記憶し、全取引データの記憶終了信号を
支払端末機6に送信する(S180)。支払端末機6は
終了信号を受信すると、接続されたスキャナ2に記憶さ
れた商品コードデータをクリアにする。また図示しない
総売上データ、総売上点数、部門ファイル、キャッシャ
ー別ファイル等の累積データを更新し、RAM92に記
憶された取引データをクリアにする(S182)。顧客
は領収書及び釣銭を受領し、支払精算が終了する。
【0037】次に、一連取引番号別にISP8のRAM
72に記憶された商品取引データを利用したデータ処理
について説明する。ISP8は収集した商品取引データ
を用いて販売動向に関するレポート、会員別管理レポー
ト等の各種のレポートを作成する。本発明では、情報端
末機4で行なっている顧客サービス及び販売活動が効果
的に運用されているかどうかを知ることができる。
【0038】以下、販売情報端末機4による競合商品に
対する推奨商品のクーポン発行処理に関するデータ処理
を図18を用いて説明する。キーボード60から競合商
品に関する指示のキー入力がされるとCPU70はRO
M68内の競合商品分析プログラムに従ってデータ処理
を行なう。取引データファイルをアクセスし(S19
0)、取引データから競合商品ビットがセットされてい
る商品データを読み取り図示しない検索用ファイルに記
憶する(S192)。また、取引データから店舗内クー
ポン券が発行された処理コード、例えば小計照会処理の
時刻(T)を読み取る(S194)。競合商品データの
時刻データにより時刻(T)前に購入された競合商品の
点数と戻された(訂正フラグがある)競合商品の点数と
の差(X)を算出する(S196)。購入された競合商
品があるならば(S198)、時刻(T)後に戻された
競合商品の点数と購入された競合商品の点数との差
(Y:実質戻された競合商品の点数)を算出する(S2
00)。戻された競合商品があるならば(S202)、
購入された競合商品と戻された競合商品の差を算出す
る。購入された競合商品が戻された競合商品より多けれ
ば(S204)、推奨商品が時刻(T)後に購入された
点数と戻された点数との差(U:実質購入された推奨商
品の点数)を算出する(S206)。購入された点数が
多ければ(S208)、(U)と(Y)とを比較する
(S210)。(U)が(Y)と同じか大きいならば、
Yの点数だけ競合商品から推奨商品への買換えがある
(S212)。また、実質戻された競合商品の点数
(Y)が実質購入された推奨商品の点数(U)より小さ
ければ、Uの点数だけ競合商品から推奨商品への買換え
がある(S214)。得られた買換え点数及び推奨商品
名、戻された競合商品名、処理コード(この説明では小
計照会コード)、時刻等のデータは買い換え商品メモリ
(図示せず)に記憶される(S216)。買い換え商品
メモリへの記憶が終了すると、検索用ファイルのデータ
をクリアにして、次の取引データの検索に移る(S21
8)。この実施例では一つの競合商品区分について説明
したが、区分を複数個設けることも可能である。
【0039】以上、収集された取引データから競合商品
から推奨商品への買換えに関するデータ処理について説
明したが、店舗内クーポン券の買換え利用及び買増し利
用に関係なく単に使用状態については、店舗内クーポン
発行データメモリ612に記憶された推奨商品の発行枚
数データとクーポン認証処理により商品クーポン券認証
データメモリ616に記憶された推奨商品クーポンの受
領枚数データを比較することで容易に知ることができ
る。
【0040】この買物システムの説明では、ISP8に
競合商品ファイル、クーポンファイル等を持たせたが情
報端末機4や支払端末機6に持たせたることもできる。
またISP8に接続されたPLUファイル9を情報端末
機4及び支払端末機6から直接アクセス可能に接続する
こともできる。さらにISP8の稼動状況に応じて各種
処理を端末機側に分散することも可能である。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る買物
システムによれば、スキャナは操作するキー数が少ない
ので、顧客の操作ミスが少ないという効果がある。本発
明の買物システムは顧客による商品の走査入力の検証を
簡単に行うことができ、また購入商品の走査入力、明細
登録、代金の支払いを各端末機で分離処理し、情報端末
機において多くの時間がかかるクーポン処理を済ませる
と共に購入金額を知ることができるので、購入代金を前
もって準備した支払いが支払端末機で行なわれるため、
精算時間を短くできて精算場所の混雑を緩和できるとい
う効果を有する。本発明の買物システムは顧客の混み具
合い、顧客の情報端末機の操作の馴具合い等の諸条件に
応じて情報端末機、支払端末機の設置台数を変えて、効
率よく情報収拾場所、支払場所の混雑を緩和できるとい
う効果を有する。さらにスキャナで情報端末機を利用し
て買物の途中の購入金額を知ることができるので、顧客
は予算額に応じた買物を安心してすることができるとい
う効果を有する。その他、情報端末機を利用して、顧客
側は購入商品の商品クーポン券を情報端末機で容易に入
手でき商品を安く購入することができ、また情報端末機
でクーポン券、特売品、売り場案内、料理メモ等の買物
サービス情報を入手し効率的な買物ができるという効果
を有する。一方、店舗側は情報端末機を利用して店舗内
クーポン券を発行する等の販売促進を行なうことがで
き、また情報端末機から得られた情報を利用した店舗運
営ができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の買物システムの機能構成を示した図で
ある。
【図2】本発明の顧客のスキャニングによる買物システ
ムの店舗におけるレイアウトの一実施例を示した図であ
る。
【図3】本発明に係る買物システムの各構成要素の具体
的構成を示した図であり、図2(A)はスキャナを、図
3(B)は情報端末機を、図3(C)は支払端末機を、
図3(D)はISPをそれぞれ示した図である。
【図4】スキャナのメモリの構成を示した図である。
【図5】スキャナのよる走査入力処理の流れ図である。
【図6】ISPのメモリの構成を示した図である。
【図7】PLUファイルの構成を示した図である。
【図8】情報端末機のタッチパネルにおける表示の一実
施例を示した図である。
【図9】情報端末機のメモリの構成を示した図である。
【図10】情報端末機による一般的な処理の流れ図であ
る。
【図11】情報端末機による小計照会処理の流れ図であ
る。
【図12】情報端末機による小計照会処理の流れ図であ
る。
【図13】情報端末機による商品クーポン処理の流れ図
である。
【図14】情報端末機による店舗内クーポン券発行処理
の流れ図である。
【図15】支払端末機のメモリの構成を示した図であ
る。
【図16】スキャナによる購入商品の検証、照合処理の
流れ図である。
【図17】支払端末機による購入商品の支払精算処理の
流れ図である。
【図18】ISPによる競合商品の買い換え購入商品の
精算処理の流れ図である。
【符号の説明】
2 スキャナ 3 貸出装置 4 情報端末機 6 支払端末機 8 ISP 9 PLUファイル 10 陳列棚
フロントページの続き (72)発明者 佐野 洋 神奈川県中郡大磯町高麗1丁目1番10号 日本エヌ・シー・アール株式会社 大 磯開発製造本部内 (72)発明者 山川 啓子 神奈川県中郡大磯町高麗1丁目1番10号 日本エヌ・シー・アール株式会社 大 磯開発製造本部内 (56)参考文献 特開 平2−122395(JP,A) 特開 平2−90292(JP,A) 特開 平2−236698(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G07G 1/00 - 5/00 G06F 17/40 G06F 17/60 G06F 19/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品に付された商品コードを入力する携
    帯用端末機と、前記携帯用端末機が接続されたときに該
    携帯用端末機からのデータに基づき精算処理を行ない領
    収書を発行する支払端末機とから成るシステムにおい
    て、前記携帯用端末機は、商品に付された商品コードを
    読み取る読取手段と、前記読取手段の読み取った商品コ
    ードを記憶する商品コードデータ記憶手段と、前記支払
    端末機に接続する接続部を含み前記商品コードデータを
    送信をする送信手段と、照合手段とを含み、前記照合手
    段は、照合キーと、照合用商品コード記憶手段と、比較
    手段とを備え、前記照合キーを押下した後に前記読取手
    段により読み取った商品コードを前記照合用商品コード
    記憶手段に記憶して、前記比較手段により前記商品コー
    ドデータ記憶手段に記憶されている商品コードと比較照
    合し、前記照合用商品コード記憶手段に記憶した全ての
    商品コードが前記商品コードデータ記憶手段に記憶され
    ているときに精算処理許可の案内を出力し、そうでない
    ときには照合不一致である旨を出力することを特徴とす
    る買物システム。
  2. 【請求項2】 顧客により操作されて商品に付された商
    品コードを読み取り記憶する携帯用端末機と、前記携帯
    用端末機に記憶された商品コードデータを読み出して精
    算処理を行う支払端末機と、前記支払端末機に接続さ
    れ、前記携帯端末機から送信される前記商品コードデー
    タから商品価格データ等を検索及び取引データを算出し
    前記支払端末機に送信する中央処理装置とからなる顧客
    による商品登録を可能としたシステムにおいて、前記中
    央処理装置に接続されており、前記支払端末機による精
    算処理前の前記携帯用端末機を接続することにより該携
    帯用端末機に記憶した商品コードデータを読み取り該読
    み取った商品コードデータを前記中央処理装置に送信し
    て該中央処理装置で算出された取引データを受信し、そ
    の時点の商品購入額の小計を表示するまたは印字する中
    間処理端末機を含むことを特徴とする買物システム。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の買物システムにおいて、
    前記中央処理装置は前記中間処理端末機からの商品コー
    ドデータを受信したときに、前記中間処理端末機に各種
    販売商品の割引情報等の買物情報を送信し、前記中間処
    理端末機は、表示部を有しており、前記中央処理装置か
    らの前記各種買物情報を表示することを特徴とする買物
    システム。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の買物システムにおいて、
    前記中央処理装置は前記中間処理端末機から商品コード
    データが送られてきたときに、該受信した商品コードで
    指定される商品と同種の商品であって販売促進を意図す
    るものとして予め登録してある商品の割引券、その他の
    サービス券を発行するような制御データを前記中間処理
    端末機に送信し、前記中間処理端末機は前記制御データ
    に従い所定の割引券またはサービス券を発行することを
    特徴とする買物システム。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の買物システムにおいて、
    前記中間処理端末機から前記割引券その他のサービス券
    を発行した場合に、前記中央処理装置は前記支払端末機
    による精算処理のときにまたはその後に、前記発行済み
    割引券その他のサービス券に対応する商品が購入されて
    いるかどうかを検出し、その結果を記憶することを特徴
    とする買物システム。
JP11375291A 1991-04-19 1991-04-19 買物システム Expired - Fee Related JP2974449B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11375291A JP2974449B2 (ja) 1991-04-19 1991-04-19 買物システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11375291A JP2974449B2 (ja) 1991-04-19 1991-04-19 買物システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0668354A JPH0668354A (ja) 1994-03-11
JP2974449B2 true JP2974449B2 (ja) 1999-11-10

Family

ID=14620231

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11375291A Expired - Fee Related JP2974449B2 (ja) 1991-04-19 1991-04-19 買物システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2974449B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6189789B1 (en) * 1998-09-09 2001-02-20 International Business Machines Corporation Method and system for a merchandise checkout system
JP2003527665A (ja) * 1999-09-03 2003-09-16 カタリナ マーケティング インターナショナル,インク. Rfid技術を使用した顧客と購入選択品の識別を使用して、方向づけられたマーケティングインセンティブを提供する方法とシステム
KR100435204B1 (ko) * 2000-07-18 2004-06-09 박종덕 물품 구매 대금 계산 및 결재 시스템과 그 방법
US20020165803A1 (en) * 2001-05-01 2002-11-07 Akinori Iwase Information processing system
JP3839319B2 (ja) * 2001-12-28 2006-11-01 富士通株式会社 供給者主導による商品/サービスの値引き方法
JP5512133B2 (ja) * 2006-03-03 2014-06-04 カタリナ マーケティング コーポレーション 印刷およびハイライト化を含むposネットワーク
JP2012510691A (ja) * 2010-02-02 2012-05-10 スリィーディー メディア ソリューションズ コリア、インコーポレイテッド 売場用広告システムおよび広告方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0668354A (ja) 1994-03-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6540143B1 (en) System and method for recovering bar code errors
JP2993832B2 (ja) Posシステム
JP5531511B2 (ja) 携帯端末およびposシステム
KR20030003044A (ko) 거래 시스템
JP3774378B2 (ja) 商品販売データ処理装置、レシート発行端末、レシート印字形式の選択方法及びプログラム
JP4109644B2 (ja) 金銭登録装置および金銭登録システム並びに金銭登録装置用表示制御プログラムおよび同プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体
JP4933992B2 (ja) 商品販売データ処理装置
JP2974449B2 (ja) 買物システム
JP2011013845A (ja) Posレジスタ装置、posレジスタ装置での限定販売における必要人数の計算表示方法及びプログラム
JP3587736B2 (ja) 商品販売登録データ処理装置
JP2000172957A (ja) 商品販売登録データ処理装置
JPH07121772A (ja) Posシステムにおけるクーポン処理方法
JP4685889B2 (ja) 商品販売データ処理装置、商品販売データ処理システムおよび商品販売データ処理方法
JP2003044940A (ja) 販売データ処理装置
JP3694194B2 (ja) 商品販売登録データ処理システム
JP7266837B2 (ja) 登録装置及び商品販売データ処理システム
JP3929670B2 (ja) Posシステムおよびpos装置
JPH09212742A (ja) 取引処理装置
JP4486983B2 (ja) 情報処理装置、サービス提供システム及び情報処理プログラム
JP4887437B2 (ja) 情報処理装置、サービス提供システム及び情報処理プログラム
JP3139600B2 (ja) 金銭登録装置
JPH0632133B2 (ja) Posシステム
JP5205328B2 (ja) 商品販売処理システム、商品販売処理装置およびプログラム
JP3712188B2 (ja) 購入商品登録システム
JPH10222765A (ja) 買物支援システム

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees