JP2974227B2 - プロジェクションテレビ - Google Patents
プロジェクションテレビInfo
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- Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)
- Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
Description
レビのスクリーン取り付け構造に関するものである。
のスクリーン取り付け構造の一例であり、図5は、その
断面図である。図において、スクリーンフレーム5とス
クリーン1の4辺に配されたスクリーンホルダ6をネジ
7で締めることにより、スクリーン1を保持している。
このスクリーン1は厚形スクリーンと言われるもので、
厚さ1.5mm以上のレンチキュラーレンズと厚さ1.
5mm以上のフレネルレンズを重ねその端部を両面接着
テープで貼合わせている。材質は両レンズ共アクリル樹
脂を用いている。また、スクリーンフレーム5とスクリ
ーンホルダ6は通常金属又はプラスチックを用いてい
る。
レーム5とスクリーンホルダ6の間からずれない程度に
保持されている。このような状態で温度・湿度の変化が
あると、スクリーン1が膨張したとき、このスクリーン
1は厚形であるので伸びようとする力が大きく、スクリ
ーンフレーム5とスクリーンホルダ6の間を滑って移動
する。このようにスクリーン1の伸びを逃がすため、ス
クリーン1のゆがみを防ぐことがてきる。
スクリーン1は薄い方が有利である。しかし、スクリー
ン1を薄形化すれば、スクリーン1が温度・湿度の変化
によって膨張したとき、スクリーン1の伸びようとする
力が小さいため、スクリーン1の伸び分がそのままゆが
みとなって表れ、画質劣化が起きるという問題点があっ
た。尚、この薄形スクリーンの構造は、厚形と同じレン
チキュラーレンズとフレネルレンズとで構成されてお
り、両レンズの厚さがそれぞれ1.5mm以下程度のも
ので通常アクリル樹脂を使用している。
技術が知られている。実開平4−4478号では、ゴム
等の弾性体をスクリーンと枠体との間に設けて、スクリ
ーンの伸縮を吸収している。また、スクリーンを保持す
る枠体とキャビネット本体との間で、いずれか一方に固
着具を取り付け、他方がスクリーンの伸縮による変位を
許容する空間部を形成している。
の一辺を固定し、一方をローラで挟んで保持することに
より、スクリーンの伸縮に対して移動可能に保持してい
る。また、実開平4−70645号では、スクリーンは
フレネルレンズとレンチキュラシートで構成されてい
て、両者の一辺部または隣接する二辺部のみを、両面接
着テープで貼合わせて枠体に加圧狭持し、他辺部は接着
や加圧狭持せずに枠体に保持している。
ためになされたもので、従来の解決策と異なる解決手段
で、スクリーンの薄形化を行っても温度・湿度の変化に
よりゆがみが生じず、画質劣化が起きないプロジェクシ
ョンテレビを得ることを目的とする。
ェクションテレビは、スクリーンの周辺部に、温度・湿
度に対する伸縮率がスクリーンと類似の材質からなる補
強部材を取り付けると共に、この補強部材をスクリーン
の伸縮する方向に移動自在に保持する保持手段を設けた
ものである。また、スクリーンに背面から投影するプロ
ジェクションテレビにおいて、温度・湿度に対する伸縮
率が上記スクリーンと類似の材質からなるスクリーン支
持手段に、温度・湿度に対する伸縮率がスクリーンと類
似の材質からなる保持手段によりスクリーンを取り付け
たものである。
し、補強部材は移動自在に保持されているので、スクリ
ーンのゆがみが生じない。また、スクリーンが伸縮して
も、温度・湿度に対する伸縮率がスクリーンと類似の材
質からなるスクリーン支持手段と保持手段が追従するの
で、スクリーンのゆがみが生じない。
図、図2は、この発明のスクリーン取付構造の斜視図、
図3はその要部の断面図である。図において、5、6、
7は図4および図5と同等のものである。10は薄形ス
クリーン、2は補強部材てあるストレッチフレームで、
薄形スクリーン10の周辺部を収容する段差部が設けら
れた第1部分2aと、この第1部分2aに接合されて薄
形スクリーン10の周辺部を挟み込む第2部分2bから
なり、薄形スクリーン10の周辺部を挟みネジ3で固定
される。ストレッチフレーム2は薄形スクリーン10の
4辺にそれぞれ設けられ、隣接する辺のストレッチフレ
ーム2同士をネジ4で強固に固定している。このストレ
ッチフレーム2の材質は、薄形スクリーン10の温度・
湿度に対する伸縮率と同じ、または近いものを用いてい
てる。
ム5とスクリーンホルダ6をネジ7で締めてストレッチ
フレーム2、薄形スクリーン10を保持する。このとき
の保持は、薄形スクリーン10がストレッチフレーム2
と共に伸び縮みしても、その伸び縮みの方向に滑って移
動するよう移動自在に保持されている。
0が伸びるとき、補強部材であるストレッチフレーム2
も同程度に伸びる。このストレッチフレーム2は伸びよ
うとする力が強いので、スクリーンフレーム5とスクリ
ーンホルダ6の間を滑って行き、従って、薄形スクリー
ン10にゆがみが生じない。
フレーム2の第1部分2aおよび第2部分2bで挟み込
み、両部分2a、2bをネジ3で固定する方法を取って
いるが、ネジ3の代わりに接着剤を用いてもよい。ま
た、薄形スクリーン10の4辺を挟持したそれぞれのス
トレッチフレーム2同士を、ネジ4の代わりに接着剤を
用いて固定してもよい。
ンホルダ6自体を薄形スクリーン10と同じ材質、ある
いは、温度・湿度による伸縮率の似た材質を用いること
により、薄形スクリーン10をスクリーンフレーム5と
スクリーンホルダ6で直接固定することができる。この
場合は、スクリーンフレーム5と本体キャビネット(図
示しない)との間で、移動可能に保持する保持手段を設
ける。
は、薄形スクリーン10の4辺全部でなく、隣接する2
辺とし、他の2辺は固定していてもよい。また、薄形ス
クリーン10の任意の3辺とし、他の1辺は固定するよ
うにしてもよい。
あるが、従来の分厚いスクリーン1に対して、補強部材
すなわちストレッチフレーム2を取り付けてもよい。こ
の場合、補強部材はスクリーン1を補強するので、スク
リーン1に伸縮時の力がからず、破損、ゆがみ等の機会
を少なくし、信頼性の向上につながる。
度、湿度に対する伸縮率がスクリーンと類似の材質を用
いた補強部材とし、この補強部材を移動自在に保持する
保持手段で保持するようにしたので、温度・湿度の変化
があっても、スクリーンのゆがみが抑制され、画質劣化
が生じない効果がある。また、温度、湿度に対する伸縮
率がスクリーンと類似の材質からなるスクリーン支持手
段に、温度、湿度に対する伸縮率がスクリーンと類似の
材質からなるスクリーン保持手段によりスクリーンを取
り付けたので、温度・湿度の変化があっても、スクリー
ンのゆがみが抑制され、画質劣化が生じない効果があ
る。
材を取り付けた斜視図。
の斜視図。
Claims (2)
- 【請求項1】 スクリーンに背面から投影するプロジェ
クションテレビにおいて、上記スクリーンの周辺部に、
温度・湿度に対する伸縮率が上記スクリーンと類似の材
質からなる補強部材を取り付けると共に、この補強部材
を上記スクリーンの伸縮する方向に移動自在に保持する
保持手段を設けたことを特徴とするプロジェクションテ
レビ。 - 【請求項2】 スクリーンに背面から投影するプロジェ
クションテレビにおいて、温度・湿度に対する伸縮率が
上記スクリーンと類似の材質からなるスクリーン支持手
段に、温度・湿度に対する伸縮率が上記スクリーンと類
似の材質からなる保持手段により上記スクリーンを取り
付けたことを特徴とするプロジェクションテレビ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32662892A JP2974227B2 (ja) | 1992-12-07 | 1992-12-07 | プロジェクションテレビ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32662892A JP2974227B2 (ja) | 1992-12-07 | 1992-12-07 | プロジェクションテレビ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06178243A JPH06178243A (ja) | 1994-06-24 |
JP2974227B2 true JP2974227B2 (ja) | 1999-11-10 |
Family
ID=18189922
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32662892A Expired - Fee Related JP2974227B2 (ja) | 1992-12-07 | 1992-12-07 | プロジェクションテレビ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2974227B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4531658B2 (ja) * | 2005-08-24 | 2010-08-25 | 三栄工業株式会社 | ヘッドライトテスタ |
JP2014126780A (ja) * | 2012-12-27 | 2014-07-07 | Mitsubishi Electric Corp | 投射型映像表示装置 |
-
1992
- 1992-12-07 JP JP32662892A patent/JP2974227B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06178243A (ja) | 1994-06-24 |
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Legal Events
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