JP2973935B2 - データベース環境の共有方法 - Google Patents

データベース環境の共有方法

Info

Publication number
JP2973935B2
JP2973935B2 JP8208970A JP20897096A JP2973935B2 JP 2973935 B2 JP2973935 B2 JP 2973935B2 JP 8208970 A JP8208970 A JP 8208970A JP 20897096 A JP20897096 A JP 20897096A JP 2973935 B2 JP2973935 B2 JP 2973935B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
value
database environment
transaction
database
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP8208970A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1040153A (ja
Inventor
雄二 井田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP8208970A priority Critical patent/JP2973935B2/ja
Publication of JPH1040153A publication Critical patent/JPH1040153A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2973935B2 publication Critical patent/JP2973935B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データベース管理
に関し、特に、地理的に離れた複数端末間でのデー
タベース環境におけるデータベースの共有方に関す
る。
【0002】
【従来の技術】複数ユーザ及び複数端末をサポートする
従来のデータベースシステムにおいて、ある端末からユ
ーザID(ユーザ識別子、「UID」という)にて接続
(ログオン)した場合、データベースシステムのトラン
ザクションを管理するテーブルには、既存の値と異なる
固有のトランザクションID(「TID」という)やセ
ッションID(「SID」という)が自動的に割り当て
られると共に、ロールバック機能のためのロールバック
領域も各トランザクションIDに割り当てられる。
【0003】そして、上記トランザクションIDやセッ
ションIDの割り当ては自動的に行われるため、例え
ば、図4に示すように、端末1、端末2、端末3の3つ
の端末からそれぞれデータベース100に接続した場
合、図3に示すように、それぞれ異なるTIDが設定さ
れる(端末1、2、3にTID1、2、3)と共に、各
TIDに対応したロールバック領域30、31、32が
割り当てられる。
【0004】データ表10を、TID1にて値22(=
Z)を値23(=Z′)に、TID2にて値21(=
Y)を値24(=Y′)に、コミットせずに、更新した
後に、端末1、端末2、端末3から、表データ10の全
件検索を行った場合、端末1では、<値20(=X)、
値21(=Y)、値23(=Z′)>を取得する。
【0005】端末2では、<値20(=X)、値24
(=Y′)、値22(=Z)>を取得する。
【0006】端末3では、<値20(=X)、値21
(=Y)、値22(=Z)>を取得する。
【0007】コミット前における、更新結果を、他のト
ランザクションに対してマスクする機能(検索時に更新
前の結果を返却する機能)を「読み取り一貫性機能」と
呼ぶ。上記したように、例えば更新処理したトランザク
ション(TID1、2)と異なるトランザクション(T
ID3)である端末3の検索処理において、データ表1
0の内容は更新前のままの値を取得し、また端末1にお
いては、端末2のトランザクション(TID2)による
更新前の値21(=Y)を取得している。
【0008】この読み取り一貫性機能を持つデータベー
スシステム100でのデータベース環境の共有方式とし
て以下の2通りの方式が考えられる。
【0009】(1)第1の方式は、データベース環境を
共有したい複数の端末同士で、同一の更新処理を行う、
ものである。
【0010】図5に示すように、端末1と端末3の間
で、例えば電話、FAX等何らかの通知手段より、逐次
更新内容を伝達しあって、同じ更新処理を行う。
【0011】(2)第2の方式は、データベース環境を
共有したい端末での更新処理をコミットする、ものであ
る。
【0012】図6に示すように、端末1でのデータ表1
0の値22(=Z)から値23(=Z′)への更新処理
のコミットを実行する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のデータ
ベース環境の共有の第1の方式では、全ての端末に端し
て更新内容の通知手段(電話/FAX等)が必要なだけ
でなく、共有する全ての端末で同一の更新作業を行うこ
とが必要とされる。
【0014】一方、上記した第2の共有方式では、上記
第1の方式のような端末間での通知手段は必要とされな
い。しかし、この第2の共有方式においては、更新処理
がコミット処理済みであるため、例えば更新結果が思わ
しくない場合には元の値にロールバックする必要がある
が、データベースに一般的に具備されるロールバック機
能を使用することができないので、新たなロールバック
の機能をユーザ側で独自に構築することが必要とされる
他、図6に示したように、データベース環境の共有を行
っていない端末2に対しては、不適切な更新結果である
値23(=Z′)を検索させてしまうという問題が生じ
る。
【0015】したがって、本発明は上記事情に鑑みてな
されたものであって、その目的は、複数端末間で同一ト
ランザクションIDを自動的に割り当てることによりデ
ータベース環境を共有することができるようにした全く
新規な方を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明のデータベース環境の共有方は、複数端末
間でデータベース環境を共有したい相手ユーザIDを
入力することにより、前記相手ユーザIDと同一トラ
ンザクションIDを自動設定することを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0018】本発明は、その好ましい実施の形態におい
て、自動的に異なるトランザクションIDを割り当てる
という従来の機能の他に、データベースに接続時に環境
を共有したい相手のユーザID(UID)を指定するこ
とにより、トランザクション環境テーブルを検索して、
一致するUIDを持つ登録済みのTIDと、同じTID
を割り当てるようにしたものである。
【0019】図1は、本発明の一実施形態に係るデータ
ベース環境の共有方を説明するための図である。
【0020】図1を参照して、端末1、及び端末2がデ
ータベース100に接続している環境で、新たに端末3
が端末1のUID(A)を指定して接続した場合、図2
に示すように、端末3のTIDを端末1のTIDと同じ
値(=1)に設定することにより、端末1と端末3に対
して同一ロールバック領域30が割り当てられる。
【0021】端末1、2、3でそれぞれデータ表10の
全体検索を行った場合、図1に示すように、端末1、3
では<値20(=X)、値21(=Y)、値23(=
Z′)>を取得する。端末2では、<値20(=X)、
値24(=Y′)、値22(=Z)>を取得する。
【0022】端末1、3と、端末2との間の「読み取り
一貫性機能」を保ちながら、端末1と端末3との間のデ
ータベース環境の共有を実現できる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
データベース環境を共有したい相手のユーザIDと同一
のTIDを割り当てることによって、使用するロールバ
ック領域を共有することにより、コミット前の更新情報
について、複数端末間にて、同一検索結果を取得できる
ので、従来の第1の共有方式での通信手段を不要とする
と共に、同一更新処理を全ての共有端末間で行う手間が
必要なくなるという効果を奏する。
【0024】また、従来の第2の共有方式のように、不
正なデータを他の端末に見せることが無くなると共に、
更新結果が思わしくない場合にも、独自のロールバック
機能を構築する必要がなく、データベースのロールバッ
ク機能を使用して簡単に元の値に戻すことができるとい
う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を説明するためのブロック
図である。
【図2】本発明の実施の形態におけるトランザクション
管理テーブルの一例を示す図である。
【図3】従来方式におけるトランザクション管理テーブ
ルの一例を示す図である。
【図4】従来方式における読み取り一貫性を説明するた
めの図である。
【図5】従来のデータベース環境の第1の共有方式を説
明するための図である。
【図6】従来のデータベース環境の第2の共有方式を説
明するための図である。
【符号の説明】
1、2、3 端末1、端末2、端末3 10 データ表 20、21、22 データ表10の更新前の値 23 端末1によるデータ表10の更新後の値 24 端末2によるデータ表10の更新後の値 30 トランザクションID(TID)=1のロールバ
ック領域 31 トランザクションID(TID)=2のロールバ
ック領域 32 トランザクションID(TID)=3のロールバ
ック領域 40 トランザクション管理テーブル 100 データベース

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数端末間でデータベース環境を共有し
    相手ユーザIDを入力することにより、前記相手
    ユーザIDと同一トランザクションIDを自動設定する
    ことを特徴とするデータベース環境の共有方
  2. 【請求項2】データベース環境を共有したい相手先ユー
    ザIDのトランザクションに対して割り当てられたID
    と同一のIDを割り当てることにより、使用するロール
    バック領域を共有し、コミット前の更新情報について、
    前記データベース環境を共有する端末間にて、同一検索
    結果を取得できるようにしたことを特徴とするデータベ
    ース環境の共有方
JP8208970A 1996-07-19 1996-07-19 データベース環境の共有方法 Expired - Fee Related JP2973935B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8208970A JP2973935B2 (ja) 1996-07-19 1996-07-19 データベース環境の共有方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8208970A JP2973935B2 (ja) 1996-07-19 1996-07-19 データベース環境の共有方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1040153A JPH1040153A (ja) 1998-02-13
JP2973935B2 true JP2973935B2 (ja) 1999-11-08

Family

ID=16565184

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8208970A Expired - Fee Related JP2973935B2 (ja) 1996-07-19 1996-07-19 データベース環境の共有方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2973935B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH1040153A (ja) 1998-02-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6553368B2 (en) Network directory access mechanism
CA2159973C (en) Message filtering techniques
JP2996197B2 (ja) 文書共有管理方法
US7774409B2 (en) Providing common contact discovery and management to electronic mail users
US6973463B2 (en) Replication architecture for a directory server
JP2585773B2 (ja) 通信会議システム
JPH04269049A (ja) アドレス管理システムおよび通信端末装置
JPH0695999A (ja) プロセス間通信のための通信方法及び通信システム
JPH03189745A (ja) Osiディレクトリの非葉エントリの名称変更方法
JPS6226567A (ja) コンピュータネットワークシステムのユーザ管理方法
JP2973935B2 (ja) データベース環境の共有方法
US20050259666A1 (en) Method for distributing and collecting address information
WO1997048050A1 (en) Ip name resolution system
US20030088614A1 (en) Directory server mapping tree
US7116770B1 (en) Communication network management
JP2002268970A (ja) アクセス方法および情報処理装置および情報提供装置
JPH08115245A (ja) ファイルシステムおよびそのファイルシステムで管理される情報の属性構造
JPH01263746A (ja) 登録者名簿自動管理システム
JP2624161B2 (ja) ネットワークアドレス動的管理装置
JPH08235096A (ja) プロセス間リンクコネクション設定システム及びその設定方法
JP2000267914A (ja) 情報共有装置、及び、その記録媒体
KR20020016355A (ko) 커뮤니티 운영시스템 및 방법
CN116954474A (zh) 数据读取的方法、装置、设备、存储介质和程序产品
JPH05250372A (ja) ドキュメント作成編集方法
JPH09270854A (ja) 発信先電話番号の管理方法ならびにその管理システム

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19990803

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080903

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080903

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090903

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090903

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100903

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees