JP2973935B2 - データベース環境の共有方法 - Google Patents
データベース環境の共有方法Info
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- JP2973935B2 JP2973935B2 JP8208970A JP20897096A JP2973935B2 JP 2973935 B2 JP2973935 B2 JP 2973935B2 JP 8208970 A JP8208970 A JP 8208970A JP 20897096 A JP20897096 A JP 20897096A JP 2973935 B2 JP2973935 B2 JP 2973935B2
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Description
方法に関し、特に、地理的に離れた複数端末間でのデー
タベース環境におけるデータベースの共有方法に関す
る。
従来のデータベースシステムにおいて、ある端末からユ
ーザID(ユーザ識別子、「UID」という)にて接続
(ログオン)した場合、データベースシステムのトラン
ザクションを管理するテーブルには、既存の値と異なる
固有のトランザクションID(「TID」という)やセ
ッションID(「SID」という)が自動的に割り当て
られると共に、ロールバック機能のためのロールバック
領域も各トランザクションIDに割り当てられる。
ションIDの割り当ては自動的に行われるため、例え
ば、図4に示すように、端末1、端末2、端末3の3つ
の端末からそれぞれデータベース100に接続した場
合、図3に示すように、それぞれ異なるTIDが設定さ
れる(端末1、2、3にTID1、2、3)と共に、各
TIDに対応したロールバック領域30、31、32が
割り当てられる。
Z)を値23(=Z′)に、TID2にて値21(=
Y)を値24(=Y′)に、コミットせずに、更新した
後に、端末1、端末2、端末3から、表データ10の全
件検索を行った場合、端末1では、<値20(=X)、
値21(=Y)、値23(=Z′)>を取得する。
(=Y′)、値22(=Z)>を取得する。
(=Y)、値22(=Z)>を取得する。
ランザクションに対してマスクする機能(検索時に更新
前の結果を返却する機能)を「読み取り一貫性機能」と
呼ぶ。上記したように、例えば更新処理したトランザク
ション(TID1、2)と異なるトランザクション(T
ID3)である端末3の検索処理において、データ表1
0の内容は更新前のままの値を取得し、また端末1にお
いては、端末2のトランザクション(TID2)による
更新前の値21(=Y)を取得している。
スシステム100でのデータベース環境の共有方式とし
て以下の2通りの方式が考えられる。
共有したい複数の端末同士で、同一の更新処理を行う、
ものである。
で、例えば電話、FAX等何らかの通知手段より、逐次
更新内容を伝達しあって、同じ更新処理を行う。
共有したい端末での更新処理をコミットする、ものであ
る。
0の値22(=Z)から値23(=Z′)への更新処理
のコミットを実行する。
ベース環境の共有の第1の方式では、全ての端末に端し
て更新内容の通知手段(電話/FAX等)が必要なだけ
でなく、共有する全ての端末で同一の更新作業を行うこ
とが必要とされる。
第1の方式のような端末間での通知手段は必要とされな
い。しかし、この第2の共有方式においては、更新処理
がコミット処理済みであるため、例えば更新結果が思わ
しくない場合には元の値にロールバックする必要がある
が、データベースに一般的に具備されるロールバック機
能を使用することができないので、新たなロールバック
の機能をユーザ側で独自に構築することが必要とされる
他、図6に示したように、データベース環境の共有を行
っていない端末2に対しては、不適切な更新結果である
値23(=Z′)を検索させてしまうという問題が生じ
る。
されたものであって、その目的は、複数端末間で同一ト
ランザクションIDを自動的に割り当てることによりデ
ータベース環境を共有することができるようにした全く
新規な方法を提供することにある。
め、本発明のデータベース環境の共有方法は、複数端末
間でデータベース環境を共有したい相手のユーザIDを
入力することにより、前記相手のユーザIDと同一トラ
ンザクションIDを自動設定することを特徴とする。
て図面を参照して説明する。
て、自動的に異なるトランザクションIDを割り当てる
という従来の機能の他に、データベースに接続時に環境
を共有したい相手のユーザID(UID)を指定するこ
とにより、トランザクション環境テーブルを検索して、
一致するUIDを持つ登録済みのTIDと、同じTID
を割り当てるようにしたものである。
ベース環境の共有方法を説明するための図である。
ータベース100に接続している環境で、新たに端末3
が端末1のUID(A)を指定して接続した場合、図2
に示すように、端末3のTIDを端末1のTIDと同じ
値(=1)に設定することにより、端末1と端末3に対
して同一ロールバック領域30が割り当てられる。
全体検索を行った場合、図1に示すように、端末1、3
では<値20(=X)、値21(=Y)、値23(=
Z′)>を取得する。端末2では、<値20(=X)、
値24(=Y′)、値22(=Z)>を取得する。
一貫性機能」を保ちながら、端末1と端末3との間のデ
ータベース環境の共有を実現できる。
データベース環境を共有したい相手のユーザIDと同一
のTIDを割り当てることによって、使用するロールバ
ック領域を共有することにより、コミット前の更新情報
について、複数端末間にて、同一検索結果を取得できる
ので、従来の第1の共有方式での通信手段を不要とする
と共に、同一更新処理を全ての共有端末間で行う手間が
必要なくなるという効果を奏する。
正なデータを他の端末に見せることが無くなると共に、
更新結果が思わしくない場合にも、独自のロールバック
機能を構築する必要がなく、データベースのロールバッ
ク機能を使用して簡単に元の値に戻すことができるとい
う効果を奏する。
図である。
管理テーブルの一例を示す図である。
ルの一例を示す図である。
めの図である。
明するための図である。
明するための図である。
ック領域 31 トランザクションID(TID)=2のロールバ
ック領域 32 トランザクションID(TID)=3のロールバ
ック領域 40 トランザクション管理テーブル 100 データベース
Claims (2)
- 【請求項1】複数端末間でデータベース環境を共有した
い相手のユーザIDを入力することにより、前記相手の
ユーザIDと同一トランザクションIDを自動設定する
ことを特徴とするデータベース環境の共有方法。 - 【請求項2】データベース環境を共有したい相手先ユー
ザIDのトランザクションに対して割り当てられたID
と同一のIDを割り当てることにより、使用するロール
バック領域を共有し、コミット前の更新情報について、
前記データベース環境を共有する端末間にて、同一検索
結果を取得できるようにしたことを特徴とするデータベ
ース環境の共有方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8208970A JP2973935B2 (ja) | 1996-07-19 | 1996-07-19 | データベース環境の共有方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8208970A JP2973935B2 (ja) | 1996-07-19 | 1996-07-19 | データベース環境の共有方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1040153A JPH1040153A (ja) | 1998-02-13 |
JP2973935B2 true JP2973935B2 (ja) | 1999-11-08 |
Family
ID=16565184
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8208970A Expired - Fee Related JP2973935B2 (ja) | 1996-07-19 | 1996-07-19 | データベース環境の共有方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2973935B2 (ja) |
-
1996
- 1996-07-19 JP JP8208970A patent/JP2973935B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1040153A (ja) | 1998-02-13 |
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