JP2973728B2 - アレイアンテナ - Google Patents

アレイアンテナ

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JP2973728B2
JP2973728B2 JP4245901A JP24590192A JP2973728B2 JP 2973728 B2 JP2973728 B2 JP 2973728B2 JP 4245901 A JP4245901 A JP 4245901A JP 24590192 A JP24590192 A JP 24590192A JP 2973728 B2 JP2973728 B2 JP 2973728B2
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JP
Japan
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circuit
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monitor
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JP4245901A
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睦恵 寺内
光央 佐藤
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NEC Corp
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアレイアンテナに関し、
特にマイクロ波のモニタ回路に用いるアレイアンテナに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のアレイアンテナの送受信
モジュールのモニタ回路の一例を図3に示す。直列分配
合成回路2には方向性結合器5−1,5−2,5−3,
…,5−Nが設けられ、直列モニタ回路3には方向性結
合器6−1,6−2,6−3,…,6−Nと、方向性結
合器7−1,7−2,7−3,…,7−Nが設けられ
る。前記直列分配合成回路2と直列モニタ回路3の各方
向性結合器の間にはそれぞれ送受信モジュール4−1,
4−2,4−3,…,4−Nが接続され、前記直列モニ
タ回路3の各方向性結合器にはそれぞれアンテナ素子8
−1,8−2,8−3,…,8−Nが接続される。前記
各送受信モジュールはモジュール制御器19により動作
制御が個々に行われる。
【0003】また、前記直列分配合成回路2には電力分
配合成器9が接続され、前記直列モニタ回路3にはスイ
ッチ回路10が接続される。スイッチ回路10には振幅
位相測定回路14が接続され、かつこの振幅位相測定回
路14はスイッチ11を介して前記電力分配合成器9に
断接される。このスイッチ11は、この電力分配合成器
9をサーキュレータ12を介して信号発生器13又は受
信機20に切替接続する。
【0004】この回路においては、複数の送受信モジュ
ール4−1,4−2,4−3,…,4−Nのうち、モニ
タしようとする一つの送受信モジュールのみを動作状態
にし、他の送受信モジュールを全て非動作状態に制御す
る。そして、モニタしようとする送受信モジュールの出
力を直列モニタ回路3により取り出し、直列モニタ回路
3から受信されたモニタ信号の振幅位相を測定すること
により、或いは直列モニタ回路3から送受信モジュール
に対して入力されるモニタ信号に対する送受信モジュー
ルの出力を直列分配合成回路2を介してモニタ信号とし
て受信し、このモニタ信号の振幅位相を測定することに
より実施されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のアレイ
アンテナの送受信モジュールのモニタは、直列分配合成
回路2により励振信号を入力し、送受信モジュールの出
力を直列モニタ回路3により取り出し、直列モニタ回路
より受信されるモニタ信号を測定し、又は直列モニタ回
路3から入力したモニタ信号に対する送受信モジュール
の出力信号を直列分配合成回路2を介してモニタ信号と
して受信し測定しているので、直列分配合成回路2また
は直列モニタ回路3の故障又は挿入損失の増加等の異常
が発生した場合でも、これを検出することができず、モ
ニタの信頼性が低下するという問題がある。本発明の目
的は、直列分配合成回路や直列モニタ回路等の異常を検
出し、送受信モジュールのモニタの信頼性を高めたアレ
イアンテナを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数のアンテ
ナ素子と、複数の送受信モジュールと、これら送受信モ
ジュールの内部のスイッチを個々に制御する制御手段
と、送受信モジュールに対して電力を供給し、又は合成
する直列分配合成回路と、送受信モジュールの出力信号
を取り出す直列モニタ回路と、直列分配合成回路又は直
列モニタ回路に対してモニタ信号を出力し、かつこれら
から受信されるモニタ信号の振幅及び位相を測定する振
幅位相測定回路と、直列分配合成回路の終端部と直列モ
ニタ回路の終端部との間にサーキュレータを配置して接
続している。
【0007】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例の系統図である。直列分配
合成回路2には方向性結合器5−1,5−2,5−3,
…,5−Nが設けられ、直列モニタ回路3には方向性結
合器6−1,6−2,6−3,…,6−Nと、方向性結
合器7−1,7−2,7−3,…,7−Nが設けられ
る。前記直列分配合成回路2と直列モニタ回路3の各方
向性結合器の間にはそれぞれ送受信モジュール4−1,
4−2,4−3,…,4−Nが接続され、前記直列モニ
タ回路3の各方向性結合器にはそれぞれアンテナ素子8
−1,8−2,8−3,…,8−Nが接続される。前記
各送受信モジュール4−1,4−2,4−3,…,4−
Nはモジュール制御器19によって動作が制御される。
【0008】前記送受信モジュール4−n(n=1,
2,3,…,N)は図2(a)のように、スイッチ15
−nにより無反射終端器18−nと移相器16−nとを
切り替える回路構成とされる。或いは、図2(b)のよ
うにスイッチ15−n,無反射終端器18−n及び移相
器16−nの構成に、電力増幅器17と低雑音増幅器2
2を加え、これらをスイッチ21−1,21−2で切り
替えるように構成される。
【0009】また、前記直列分配合成回路2には電力分
配合成器9が接続され、前記直列モニタ回路3にはスイ
ッチ回路10が接続される。スイッチ回路10には振幅
位相測定回路14が接続され、かつこの振幅位相測定回
路14はスイッチ11を介して前記電力分配合成器9に
断接される。このスイッチ11は、この電力分配合成器
9をサーキュレータ12を介して信号発生器13又は受
信機20に切替接続する。更に、前記直列分配合成回路
2の終端部と直列モニタ回路3の終端部との間にはサー
キュレータ1が配置、接続されている。
【0010】次にその動作を説明する。送信時にはスイ
ッチ11は端子aに接続されモニタしようとするタイミ
ングで端子bに接続される。スイッチ11が端子bに接
続されているとき、先ずモジュール制御器19は全ての
送受信モジュール4−1,4−2,4−3,…,4−N
の内部スイッチ15−nを無反射終端器18−n側に接
続し送受信モジュールへの入力信号を切る。この状態で
振幅位相測定回路14はモニタ信号をスイッチ回路10
を介して直列モニタ回路3に入力する。モニタ信号は、
どの送受信モジュールにも入力されることなく、直列モ
ニタ回路3よりサーキュレータ1を通って直列分配合成
器2へ入力され、更に電力分配器9、スイッチ11を通
って振幅位相測定回路14で受信される。振幅位相測定
回路14において以上のモニタ信号の出力端から入力端
までの系の送受信モジュールを除く測定系の挿入損失、
挿入位相を測定することにより、測定系に異常のないこ
とを確認する。
【0011】次に、モジュール制御器19はモニタしよ
うとする送受信モジュール4nの内部のスイッチ15−
nを移相器16−n側に接続し、その他の送受信モジュ
ールの内部のスイッチは無反射終端器18−n側に接続
する。この状態で、振幅移相測定回路14よりモニタ信
号を出力し、スイッチ11、電力分配合成器9、直列分
配合成器2を介してモニタしようとする送受信モジュー
ル4nへモニタ信号を入力する。この入力に対する送受
信モジュール4−nの出力信号は、直列モニタ回路3に
取り出されるが、サーキュレータ1によりモニタ信号が
直列分配合成器2より送受信モジュールを介さずに直列
モニタ回路に入力されない。モニタ使用とする送受信モ
ジュールの出力信号は、直列モニタ回路3よりスイッチ
11を通って振幅位相測定回路14で受信され、振幅,
位相が測定される。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、送受信モ
ジュールに対して電力を供給し又は合成する直列分配合
成回路の終端部と、送受信モジュールの出力を取り出す
直列モニタ回路の終端部との間にサーキュレータを接続
しているので、送受信モジュールの故障の有無をモニタ
するために必要な系について、送受信モジュールを除く
測定系の挿入損失、挿入位相の測定が可能となる。これ
により、送受信モジュールを除く測定系の異常が発生し
ている場合には、これを検出することができ、送受信モ
ジュールのモニタにおける信頼性が向上するという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアレイアンテナの一実施例の系統図で
ある。
【図2】送受信モジュールの異なる内部構成を示す図で
ある。
【図3】従来のアレイアンテナの一例の系統図である。
【符号の説明】
1 サーキュレータ 2 直列分配合成回路 3 直列モニタ回路 4 送受信モジュール 8 アンテナ素子 9 電力分配合成器 10 スイッチ回路 11 スイッチ 14 振幅位相測定回路 15 スイッチ 19 モジュール制御器

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のアンテナ素子と、これらアンテナ
    素子の各々に接続され、入力信号を断接するスイッチを
    備える複数の送受信モジュールと、前記送受信モジュー
    ルの内部のスイッチを個々に制御する制御手段と、前記
    送受信モジュールに直列に配列され、これら送受信モジ
    ュールに対して電力を供給し、又は合成する直列分配合
    成回路と、前記送受信モジュールの出力信号を取り出す
    直列モニタ回路と、前記直列分配合成回路又は前記直列
    モニタ回路に対してモニタ信号を出力し、前記直列モニ
    タ回路又は前記直列分配合成回路より受信されるモニタ
    信号の振幅及び位相を測定する振幅位相測定回路とを備
    えるアレイアンテナにおいて、前記直列分配合成回路の
    終端部と前記直列モニタ回路の終端部との間にサーキュ
    レータを配置して接続したことを特徴とするアレイアン
    テナ。
JP4245901A 1992-08-22 1992-08-22 アレイアンテナ Expired - Lifetime JP2973728B2 (ja)

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JPH0669724A JPH0669724A (ja) 1994-03-11
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101879404B1 (ko) * 2018-01-17 2018-07-18 엘아이지넥스원 주식회사 장거리 레이더 장치 및 이의 안테나 구조와 방열 장치

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KR101879404B1 (ko) * 2018-01-17 2018-07-18 엘아이지넥스원 주식회사 장거리 레이더 장치 및 이의 안테나 구조와 방열 장치

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