JP3084517B2 - N−ウェイ(way)電力分配機/合成機 - Google Patents

N−ウェイ(way)電力分配機/合成機

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JP3084517B2
JP3084517B2 JP09259454A JP25945497A JP3084517B2 JP 3084517 B2 JP3084517 B2 JP 3084517B2 JP 09259454 A JP09259454 A JP 09259454A JP 25945497 A JP25945497 A JP 25945497A JP 3084517 B2 JP3084517 B2 JP 3084517B2
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power
switch
port
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徳 龍 金
益 洙 張
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ケイエムダブリュー カンパニー リミテッド
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01PWAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
    • H01P5/00Coupling devices of the waveguide type
    • H01P5/12Coupling devices having more than two ports
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01PWAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
    • H01P5/00Coupling devices of the waveguide type
    • H01P5/04Coupling devices of the waveguide type with variable factor of coupling

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  • Transmitters (AREA)
  • Amplifiers (AREA)
  • Waveguide Switches, Polarizers, And Phase Shifters (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は超高周波システム
(Micro wave system)に関するもの
で、特にN−ウェイ電力分配機/合成機(N−Way
power divider/Combiner)に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】通常に超高周波システムには高周波電力
を多数の出力ポートに分配する電力分配機と、多数のポ
ートに入力される高周波電力を合成して一つのポートに
出力する電力合成機が利用されている。例えば、電力
機は一つの信号源から出力される超高周波信号を多数
の必要である部分に一定な比率をもって分配することに
効果的である。そして、電力合成機は多数個の信号源ま
たは増幅器から出力される超高周波信号を結合して一つ
のアンテナあるいは出力の強さを高めることに効果的で
ある。こういう合成機と分配機は通常一つの回路として
具現されることが一般である。
【0003】上記のような電力分配機/合成機の一例と
してはウィルキンソン(Wilkinson)により提案
された“N-Way Wilkinson power
divider"(ここで、Nは1より大きい定数のこ
と)がある。N−ウェイウィルキンソン電力分配機の基
本構成は少なくとも一つの高周波信号を入力するための
入力ポートと、上記入力ポートに入力される高周波信号
を分配出力するための少なくとも一つの出力ポートを持
つ。このような構成はいろんな形態として制作可能であ
るが通常マイクロストリップ(Microstrip)ラ
インとして構成されたり、ストリップ基板上に構成され
る例がその代表的な例である。
【0004】図1は従来の技術によるN−ウェイ電力分
配機/合成機の構造を図示したもので、これはウィルキ
ンソンにより提案されて“N−ウェイ均等ウィルキンソ
ン電力分配機”といわれる。上記図1のように構成され
たN−ウェイ均等ウィルキンソン電力分配機の構成及び
動作を簡略に説明すると以下の通りである。
【0005】現在、ポート(10)に高周波信号(R
F)が入力されると、上記の高周波信号RFは伝送ライ
ン(transmission line)(20,2
2,24,26)の一側のノード(N1)に入力され
る。このとき、上記伝送ライン(20,22,24,2
6)のそれぞれの長さは“λ/4”(ここで、λは入力
高周波信号の波長を意味すること)であり、それぞれの
他側ノード(N2)などは共通ノード(CN)に一側が
共通に接続された絶縁(isolation)抵抗(2
8,30,32,34)などの他側に接続されている。
そして、上記絶縁抵抗(28,30,32,34)など
の他側と上記伝送ライン(20,22,24及び26)
などの他側ノードなどN2には分配された信号を出力す
るためのポート(36,38,40及び42)などが具
備される。
【0006】上記ポート(10)は共通入出力ポートと
して使用され、ポート(36,38,40,42)は個
別的に信号を入出力するポートなどとして使用される。
これら多数のポート(10,36,38,40,42)
には高周波信号を出力する送信機、受信機あるいは高周
波信号を増幅する高周波電力増幅器が接続される。
【0007】 従って、上記のようにポート(10)に
高周波信号(RF)が入力されると、上記入力される高
周波信号のRF電力は同一の位相及び振幅を持つ信号に
分けられてN個のポート(図1の構成では4個のポート
(36,38,40,42)に分離して出力される。こ
のとき、各ポート(36,38,40,42)のロード
(load)がマッチングされると、各伝送ライン(2
0,22,24,26)の他側ノードN2に接続された
絶縁抵抗(28,30,32,34)では電力の損失が
ない。従って、電力端子として利用されるポート(3
6,38,40,42)にのみ高周波信号が分配されて
伝達される。
【0008】このとき、上記図1の構成で“λ/4”の
長さをもってポート(10)と多数の絶縁抵抗(28,
30,32,34)の間に接続された伝送ライン(2
0,22,24,26)はポート(36,38,40,
42)からの反射信号の位相を同一にする目的である。
この伝送ライン(20,22,24,26)の特性イン
ピーダンスを(Zo)とすると下記の数1の通りであ
る。
【0009】
【数1】
【0010】上記数1でnは“0”でない自然数で、R
o は伝送ライン(20,22,24,26)のライン抵
抗である。このとき、図1のようなN−ウェイウィルキ
ンソン電力分配機の入力インピーダンス(Zin)はZ
oになる。上記のように動作されるN−ウェイウィルキ
ンソン電力分配機の入力と出力を換えると高周波信号の
電力を合成(Combine)するN−ウェイ電力合成機
(N−Way power Combiner)として動
作される。例えば、ポート(36,38,40,42)
などを高周波信号を入力する入力ポートとして使用し、
ポート(10)を合成された高周波信号を出力する出力
ポートとして利用するとN−ウェイ電力合成機として利
用でき、この動作は下記の通りである。
【0011】現在、ポート(36,38,40,42)
のそれぞれに任意の高周波信号出力装置或いは多数の増
幅器から増幅して出力された高周波信号(RF2,RF
3,RF4,RF5)が入力されると、上記の高周波信
号(RF2,RF3,RF4,RF5)はそれぞれの伝
送ライン(20,22,24,26)を通じてポート
(10)に供給されることにより上記ポート(10)で
合成されて出力される。
【0012】このとき、上記入力される高周波信号(R
F2,RF3,RF4,RF5)の信号の強さと位相が
全て同一な場合なら高周波信号(RF2,RF3,RF
4,RF5)の電力が合成されてポート(10)で現れ
る。しかし、入力される高周波信号(RF2,RF3,
RF4,RF5)の信号の強さと位相が互いに異なる場
合には上記入力される高周波信号の電力の損失なしに合
成されることにより絶縁抵抗(28,30,32及び3
4)でのみ一定量の電力が消耗された後ポート(10)
に出力される。
【0013】図1のような電力分配機/合成機を設計す
るときは絶縁抵抗(28,30,32,34)の抵抗値
とポート(36,38,40,42)の出力抵抗がマッ
チングされるようにすることがとても重要である。
【0014】図2は従来の又別の技術によるレディアル
形(Radial type)のN−ウェイ電力分配機/
合成機の構造を示したした図である。図2を参照すると
共通ノード(CN)がレディアル形のように接続されて
いて、上記共通ノード(CN)と円周の中心に位置した
共通入出力ポート(10)の間に絶縁抵抗(28,3
0,32,34)と伝送ライン(20,22,24,2
6)が接続された構造である。このようなレディアル形
のN−ウェイ電力分配機/合成機の基本動作は図1に
されたウィルキンソン電力分配機/合成機の動作と同一
である。
【0015】しかし、上記図1と図2のような構成の従
来のN−ウェイ電力分配機/合成機は多数の信号伝達経
路に接続された回路(図示せず、例えば、高周波電力増
幅器、送信機、受信機等)、例えば共通入出力端子とし
て使用するポート(10)から多数の入出力端子として
使用されるポート(36,38,40,42)の間の経
路中の一つのポートに接続された回路に故障が生じる
際、問題のある経路を除去しない状態で継続電力を分配
或いは合成すると下記のような電力損失を生じて電力の
効率が悪くなる問題が生じる。
【0016】第一、高周波信号の電力を持続に分配して
故障の回路が接続された経路にも電力を供給することに
より“Pout/N”(ここで、Poutは共通入出力
ポート(10)に接続された回路の出力電力であり、N
は自然数として図1の経路の数である)ほどの電力損失
をもたらす。例えば、ポート(36)に接続された回路
に故障が生じて高周波信号の入力が不必要とすることに
も関わらず共通入出力ポート(10)からの高周波信号
電力(Pout)を“N”に分配することにより“Po
ut/N”ほどの電力の浪費を招来する。
【0017】第二、ポート(10)に入力される高周波
信号の電力をポート(36,38,40,42)に分配
する際、故障の回路が接続されたポートの経路によって
出力端子のインピーダンス整合が成らないから電力分配
機の全体の反射特性が悪くなる。
【0018】第三、電力合成機として動作する時、ポー
ト(36,38,40,42)等に連結された多数の回
路の中である一つでも故障が生じるとポート(10)の
出力整合が成らないから全体の出力特性が悪くなる問題
が生じる。
【0019】終わりに、図1と図2のような構成を従来
のN−方向電力分配機/合成機の二つの伝送ライン、例
えば、二つの隣接の伝送ライン対(20,22或いは2
2,24、及び24,26)が絶縁抵抗(28,30,
32,34)の外郭の長さほど非常に近く近接して配置
されると、別の素子を付加するのが難しく新たな機能を
付加し難い。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来の問題点を解決すべくなされたもので、電力分配或
いは合成効率を向上させたN−ウェイ電力分配機/合成
機の構造を提供することを目的としている。そして、本
発明の別の目的は任意の回路から出力される高周波信号
を多数の受信回路に分配するN−ウェイ電力分配機にお
いて、多数の受信回路の動作状態によってN−i(ここ
で、iは0でない定数)−ウェイ電力分配機に転換する
N−ウェイ電力分配機を提供することにある。
【0021】本発明の又別の目的は故障の回路に連結さ
れた電力分配の経路を自動的に遮断して分配機の特性イ
ンピーダンスと入出力整合特性の変化を減らしてN−ウ
ェイ電力分配機からN−i−ウェイ電力分配機に転換さ
れても電力分配効率が減少されないようにするN−ウェ
イ電力分配機を提供することにある。本発明の又別の目
的は故障の回路との結合を除去してN−ウェイ電力分配
機からN−i−ウェイ合成機に自動的に動作できるよう
にするN−ウェイ電力合成機を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために、共通入出力ポートと、共通ノードと、
上記共通入出力ポートと上記共通ノードとの間に並列に
連結されたN個(ただし、Nは2以上の自然数であり、
より好ましいのは4である。)の信号伝達経路を備え、
上記信号伝達経路は、上記共通入出力ポートに一側が接
続された第1伝送線路と、上記第1伝送線路の他側に接
続された入出力ポートと、上記第1伝送線路の他側に接
続された絶縁抵抗と、上記絶縁抵抗の他側に一側が接続
された第2伝送線路と、上記共通入出力ポートと上記第
1伝送線路との間に連結された第1スイッチと、上記第
2伝送線路と上記共通ノードとの間に連結された第2ス
イッチとを含む。
【0023】また、上記第1スイッチと上記第2スイッ
チとは同時にスイッチングされ、上記第1スイッチを含
む第1伝送線路の長さはλ/4であって、上記第2スイ
ッチを含む第2伝送線路の長さはnλ/2(ただし、n
は0を含まない整数)である。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
に係る実施の形態について説明する。なお、各実施の形
態間において共通する部分、部位には同一の符号を付
し、重複する説明は省略する。下記の説明では本発明に
よる動作を理解することに必要な部分のみを説明し、そ
れ以外の部分の説明は省略している。
【0025】図3は本発明の第1の実施の形態による4
−ウェイ電力分配機/合成機の構造を示す図面である。
この構成は前述の図1の構成に下記の構成要素が更に
加されて構成される。
【0026】共通に信号が入力或いは出力されるポート
(10)と多数の伝送ライン(20,22,24,2
6)の間に4個のRFスイッチ(44,46,48,5
0)が更に付加されて接続される。そして、共通ノード
(CN)と絶縁抵抗(28,30,32,34)の一側
の間にはRFスイッチ(6X)(ここで、Xは0,2,
4,6を意味)と第2伝送線路(5j)(ここで、jは
2,4,6,8を意味)が直列接続された伝送ラインス
イッチ回路が更に付加接続されて構成される。ここで、
第2伝送ライン(52,54,56,58)の長さは第
1伝送ライン(20,22,24,26)の長さ“λ/
4”より約定数倍の長さである“nλ/2”の長さとし
て形成されており、これは絶縁抵抗(28,30,32
及び34)と共通ノード(CN)の間でRFスイッチの
追加を容易にするためのものである。
【0027】上記のような構成の中、多数のRFスイッ
チなど中で図面符号44,60と46,62,そして4
8,64及び50,66などが一対として動作される。
このようなRFスイッチは第1伝送ライン(20,2
2,24,26)の他側ノードに接続された入力或いは
出力ポートとして使用されるポート(36,38,4
0,及び42)に接続された回路(図示せず)の故障が
ないかを検索する制御器(100)から出力される制御
信号(CTL1,CTL2,CTL3,CTL4)によ
りスイッチングされる。
【0028】ここで、上記制御器(100)は図3に図
示されたポート(36,38,40,42)に接続され
た回路、例えば高周波電力増幅器等のようなアンプの作
動状態を検索して失敗(Fail)であるとき該当制御
信号を発生する回路としてこの技術分野の当業者ならこ
れ以上の説明は必要でない。しかし、もっとより具体的
に説明すれば、ポート(36)に接続された回路に故障
が生じると上記制御器(100)は多数の制御信号など
中のCTL1のみを活性化させて一対として動作される
RFスイッチ(44と60)をオープンさせる。
【0029】図3の4−ウェイ電力分配機/合成機の電
力分配(或いは合成)動作を簡略に説明すると下記の通
りである。図3の4−ウェイ電力分配機/合成機の回路
がある理由、例えばアンプの故障などの原因によりポー
ト(36)とポート(10)の間の信号伝達経路を利用
できなくなると、制御器(100)が制御信号(CTL
1)を活性化させる。このとき、ポート(10)から分
岐される経路(12,14,16,18)などと共通ノ
ード(CN)の間に接続された多数のRFスイッチなど
中RFスイッチ(44,60)の一対のスイッチが“オ
フ”されてポート(36)が接続された信号伝達経路が
ポート(10)から分離される。
【0030】上記のようにポート(10)と(36)の
間の信号伝達経路が分離されるとポート(10)とポー
ト(38,40,42)間の3個の信号伝達経路のみが
残って図3の電力分配機/合成機は4−ウェイから3−
ウェイ電力分配機或いは合成機に転換される。このよう
なRFスイッチのスイッチングにより4−ウェイから3
−ウェイに転換されると特性インピーダンスは下記数2
になって数3の理論的な3−ウェイ電力分配機/合成機
の特性インピーダンス値に近接になる。
【0031】
【数2】
【0032】
【数3】
【0033】従って、4−ウェイが3−ウェイになって
も全体的な電力分配機/合成機の動作特性に影響を及ぼ
さないことがわかる。即ち、4−ウェイと3−ウェイを
任意に変化させて使用できることになる。
【0034】又、上記図3の回路は絶縁抵抗(28,3
0,32及び34)と共通ノード(CN)の間で“nλ
/2”の長さで更に付加された第2伝送線路(52,5
4,56,58)により回路全体の入出力特性が変化し
ない。また、上記のような制御器(100)の動作によ
り任意の信号伝達経路が除去されても有効な信号伝達経
路の第1伝送線路、例えば第1伝送線路(22,24,
26)の絶縁抵抗(30,32,34)と出力抵抗の間
が“λ/2”または“λ”の定数倍になって回路的な特
性の変化は殆ど無くなる。
【0035】上記の第1実施例では4−ウェイの具現例
を説明するが、この分野の当業者なら上記の説明により
N−ウェイ電力分配機/合成機に適用することが容易す
ることに有意すべきである。即ち、N個の電力分配或い
は合成のための信号伝達経路を持つ線形増幅器(LP
A)または高電力増幅器(HPA)システムに適用され
て多数の経路中1つ以上のアンプに失敗(fail)が
生じる時失敗が生じた信号伝達経路を遮断したり或いは
統制を必要とする回路に容易に適用される。
【0036】そして、N−ウェイ電力分配機/合成機を
使用する高周波回路でスイッチを利用して各信号伝達経
路の任意の統制が必要な回路でも広範囲に利用されるこ
とに有意しなければならない。
【0037】図4は本発明の第2実施例により構成され
たラディアル形N−ウェイ電力分配機/合成機の構造を
示した図面である。この構成は前述の図2のようなラデ
ィアル形電力分配機/合成機の構成を図3の説明のよう
な原理により改良した構造を持つものである。
【0038】即ち、図4の構成は共通ポート(10)
と、他側ノードに信号入出力用ポート(36,38,4
0,42)及び絶縁抵抗(28,30,32,34)が
それぞれ接続された第1伝送線路(20,22,24及
び26)と、上記共通ポート(10)と上記第1伝送線
路(20,22,24,26)の一側ノードの間に位置
されたRFスイッチ(44,46,48,50)と、上
記第1伝送ライン(20,22,24,26)の長さよ
り所定の長さほど長い長さを持って直列接続された第2
伝送ライン(52,54,56,58)と、上記絶縁抵
抗(28,30,32,34)と上記第2伝送ライン
(52,54,56,58)の接続ノード間にそれぞれ
接続されたRFスイッチ(60,62,64,66)で
構成されている。この時、上記の全ての構成要素の基本
的な動作は図3の説明と同じである。従って、下記の説
明では図3との差異のみが付加説明される。
【0039】nλの長さを持つ第2伝送ライン(52,
54,56,58)を各絶縁抵抗(28,30,32,
34)の間に図4のように追加して図3のように共通ポ
ート(10)とポート(36)との信号伝達経路を除去
する場合、RFスイッチ(44)とこれと対として動作
されるRFスイッチ(60)をオープンさせればいい。
このようなRFスイッチ(44,60)及びそれ以外の
RFスイッチなどの開放/短絡の制御は図3で述べたよ
うな制御器(100)の出力により制御される。このよ
うな制御により4−ウェイが3−ウェイになっても全体
的な電力分配機/合成機の動作特性に影響を及ばさな
い。
【0040】図4のように構成された電力分配機/合成
機の特性は図3のようにN−ウェイの動作にも拡大適用
することができる。N−ウェイ電力分配機/合成機の理
想的な特性インピーダンスZoは下記数4と同じ、N−
1−ウェイ電力分配機/合成機の特性インピーダンスは
下記数5と同じが、本発明による図4の構成によるN−
ウェイ電力分配機/合成機がN−1−電力分配機/合成
機になると特性インピーダンス値は下記数6のようにな
ることにより分配機の特性には大きい影響を及ぼさない
ようになる
【0041】
【数4】
【0042】
【数5】
【0043】
【数6】
【0044】従って、上記図4のようなレディアル形の
N−ウェイ電力分配機/合成機の構成によっても故障の
回路が接続されたポートの信号伝達経路を除去できるか
ら電力損失を防止できることになる。
【0045】
【発明の効果】本発明は信号伝達経路を開放/短絡させ
るために第1伝送ラインに定数倍の長さを持つ第2伝送
ラインを追加してRFスイッチを設置できる空間を確保
して失敗された信号伝達経路を除去することにより電力
伝達効率を極大化できる利点がある。即ち、N個の信号
伝達経路中故障が生じた回路に接続された信号伝達経路
を自動に遮断することにより電力伝達効率を高められ
る。また、N−ウェイの電力分配/合成の経路でNを任
意に変更しても特性インピーダンスについての幅がとて
も少ないので電力分配機/合成機としての利用が効率的
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術によるN-ウェイ(way)電力分配
機/合成機の構造を示した図である
【図2】従来の又別の技術によるレディアル形のN−ウ
ェイ電力分配機/合成機の構造を示した図である。
【図3】本発明に係るN-ウェイ電力分配機/合成機の
構造を示した図である
【図4】本発明の第2実施例によるレディアル形のN−
ウェイ電力分配機/合成機の構造を示した図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 張 益 洙 大韓民国 京畿道 華城郡 ドンタン面 ヨンチョン里 65 ケイエムダブリュ ー カンパニー リミテッド内 (56)参考文献 特開 平3−179808(JP,A) 実開 昭63−59435(JP,U) 実開 平4−85912(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01P 5/12 H01P 5/19

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Nウェイ電力分配機/合成機において、 共通入出力ポートと、 共通ノードと、 上記共通入出力ポートと上記共通ノードとの間に並列に
    連結されたN個(ただし、Nは2以上の自然数)の信号
    伝達経路を備え、 上記信号伝達経路は、 上記共通入出力ポートに一側が接続された第1伝送線路
    と、 上記第1伝送線路の他側に接続された入出力ポートと、 上記第1伝送線路の他側に接続された絶縁抵抗と、 上記絶縁抵抗の他側に一側が接続された第2伝送線路
    と、 上記共通入出力ポートと上記第1伝送線路との間に連結
    された第1スイッチと、 上記第2伝送線路と上記共通ノードとの間に連結された
    第2スイッチとを含んで、 上記第1スイッチと上記第2スイッチとは同時にスイッ
    チングされ、 上記第1スイッチを含む第1伝送線路の長さはλ/4で
    あって、上記第2スイッチを含む第2伝送線路の長さは
    nλ/2(ただし、nは0を含まない整数)であること
    を特徴とするN−ウェイ電力分配機/合成機。
  2. 【請求項2】 上記Nは、4であることを特徴とする請
    求項1記載のN−ウェイ電力分配機/合成機。
  3. 【請求項3】 前記入出力ポートに接続された回路の作
    動状態を検索してその検索結果により前記スイッチを制
    御する制御器を更に包含する請求項1又は請求項2記載
    のN−ウェイ電力分配機/合成機。
JP09259454A 1996-08-12 1997-08-12 N−ウェイ(way)電力分配機/合成機 Expired - Lifetime JP3084517B2 (ja)

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KR1019960033448A KR100279490B1 (ko) 1996-08-12 1996-08-12 N-웨이 전력 분배기/합성기
KR1996P33448 1996-08-12

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JP09259454A Expired - Lifetime JP3084517B2 (ja) 1996-08-12 1997-08-12 N−ウェイ(way)電力分配機/合成機

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