JP2971964B2 - 電動レンチ - Google Patents

電動レンチ

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JP2971964B2
JP2971964B2 JP2968091A JP2968091A JP2971964B2 JP 2971964 B2 JP2971964 B2 JP 2971964B2 JP 2968091 A JP2968091 A JP 2968091A JP 2968091 A JP2968091 A JP 2968091A JP 2971964 B2 JP2971964 B2 JP 2971964B2
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裕之 安藤
千里 矢花
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボルト、ナット及びネ
ジ等の締め付け或いは緩め作業を主として電動にておこ
なう電動レンチに関し、詳しくは電動駆動のための出力
を、機構負荷を大幅に減少させて、小出力になそうとす
る技術に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、往復運動のうち片方の運動にて片
送り操作ができるワンウェイクラッチ機構を装備した電
動又は空気圧駆動のラチェットレンチ、電動ラチェット
レンチは、例えば図17、図18に示す特開昭59ー3
0674号公報のものにおいては、偏心軸7の回動にて
駆動リング8を往復動させ、ボックスのようなアクチュ
エータが装着される出力軸12と一体で回転するように
配設されたラチェット爪15aと駆動リング8の内周に
形成された歯18との噛み合い及び出力軸12を所定の
力で本体ケース1に保持する浮動バネWにより一定方向
にのみ出力軸12を駆動回転させるラチェット運動をお
こなうように構成されている。さらに詳しくは、出力軸
12に配設されたラチェット爪15aは出力軸12と同
軸に所定の範囲回動自在とされた正逆切換軸11によっ
て駆動リング8との噛み合いが切換えられるのである
が、図19に示すような状態にある時には、駆動リング
8の歯18とラチェット爪15aが噛み合い、浮動バネ
Wが出力軸12を本体ケース1に押圧する力に打ち勝っ
てA方向に出力軸12が回動し、駆動リング8がB方向
に回動する時は、駆動リング8の揺動中心がラチェット
爪15aの回動中心と異なるため、及びラチェット爪1
5aを駆動リング8に押圧するラチェットバネ9aのバ
ネ力が、出力軸12を本体ケース1に押圧保持させる浮
動バネWのバネ力よりも弱いために、ラチェット爪15
aと駆動リング8の歯18との噛み合いが外れ、出力軸
12は回動せずにその位置を保つ。以上のように、モー
タ4にて駆動される偏心軸7により前述のA方向及びB
方向の駆動リング8の往復運動が繰り返されてボルト、
ナット等の締め付け作業がおこなわれる。逆に緩め作業
は正逆切換軸11によってラチェット爪15aの噛み合
い方向を図20のようにすればよい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
構成のものにおいては、出力軸12に浮動バネWのバネ
力が常に付与されており、これが駆動負荷となり、駆動
リング8の往復運動を出力軸12の回転に変換する時、
バネ力が機構負荷となり、回転数及びトルクダウンとな
る。特に充電式のラチェットレンチでは、ねじ締め及び
緩め本数の低下のもとになるという問題があった。ま
た、ラチェット機構における最小の空転ピッチがラチェ
ット爪15aと駆動リング8内周の歯18との噛み合い
による為、手締め時の強度を確保しようとすればする
程、歯形が大きくなり、最小空転ピッチが大きくなって
使い勝手が悪いという問題があった。また、手締め時、
その反力は駆動リング8を介して偏心軸7に伝達されて
負荷となり、偏心軸7の強度も問題となるものである。
【0004】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、浮動バネの使用
を回避して、機構負荷を無くし、結果として駆動に要す
る出力を小出力にできる電動レンチを提供しようとする
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の電動レンチは、
回転駆動される回転体9と、回転体9の外周に径方向に
突出されて周方向に間隔をへだてられた複数個の突部1
4と、回転体9に対して略同芯状に配設され、かつ回転
体9に対して所定範囲回動自在でカム体11を外周に突
出させた出力軸12と、カム体11の回転方向の両側面
に形成され回転体9外周面よりも外方に突出させた複数
個のカム面17と、回転体9及びカム体11を内蔵し、
本体ケース1に固定されたリング体15と、リング体1
5の内周面と回転体9の突部14の回転方向の両側面の
うち一方とカム体11の両側のカム面17のうち一方
の間に配置されてワンウェイクラッチを構成するクラッ
チ部材18とから成ることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】このように、本体ケース1側のリング体15の
内周面と回転体9の突部14と出力軸12のカム面17
との間にクラッチ部材18が配されてワンウェイクラッ
チを構成することで、クラッチ部材18を介して出力軸
12を駆動回転し、そしてクラッチ部材18を逃す場合
には負荷少なく戻り操作をおこなえ、しかして、従来の
浮動バネを設けるのを回避し、浮動バネによる機構負荷
を回避し、その出力を小出力になすようにしたものであ
る。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて詳述す
る。本体ケース1の把持部2に充電池パック3、略同芯
にモータ4と減速機5を配設し、充電地パック3とモー
タ4の間にスイッチ21を設けている。上記減速機5の
駆動軸6にて後述するワンウェイクラッチ機構部を介し
て出力軸12を片方向に駆動回転させてボルトやネジの
締め込み及び緩め操作をおこなうことができるようにし
てある。以下ワンウェイクラッチ機構部の構成を詳述す
る。
【0008】減速機5の駆動軸6に固定されたピニオン
7とそれと噛み合うフェイスギヤ8がその軸芯が略直交
され、フェイスギヤ8と同軸上に回転体9、10が回転
自在に配されるとともにカム体11を有する出力軸12
が回転自在に配されている。連結ピン13で連結された
回転体9、10の外周面には図3に示すように複数個の
突部14が放射状にかつ略等間隔に突設されている。ま
た、本体ケース1に一体に形成されたケース1aの内面
には回転体9、10とカム体11を有する出力軸12を
内蔵するようにリング体15が固定されている。カム体
11の外周面には図3に示すようにカム面17が隣合っ
て逆の傾斜面をもつように形成されている。回転体10
にはカム体11側に円弧状の溝19が設けられており、
カム体11に固着されている位置決めピン16で規制さ
れる範囲において回動するように構成されている。ここ
において回転体9の突部14の両側にはカム面17とリ
ング体15の内周面との間に楔状空間部が形成されてお
り、そして回転体9の回動方向イ側にある楔状空間部に
はそれぞれローラ状のクラッチ部材18が配設されてい
る。このクラッチ部材18の直径はカム面17とリング
体15の内周面で形成される隙間のうち回転体9、10
の突部14側の隙間より小さくなっており、突部14か
ら回転方向イ側に離れた位置では逆に大きくなっている
ため、クラッチ部材18は突部14側に位置するときは
図3に示すように遊動状態にあるが、突部14から離れ
て図4のようにカム体11のカム面17とリング体15
の内周面との間に噛み込んだ時、出力軸12をロックす
るようにしてある。
【0009】次に動作について説明する。回転体9,1
0の円弧状溝19とカム体11の位置決めピン16と
が、図3に示す位置関係にある正転の規制位置にあると
き、モータ4を出力軸1側から見て反時計方向に回転さ
せると、この出力は遊星機構22において減速されて駆
動軸6の回転となり、駆動軸6に固定されているピニオ
ン7からフェイスギヤ8に回転を伝達する。そしてフェ
イスギヤ8及び回転体9に半円状に形成されている半円
溝23a,23b内にある鋼球24を介してこの回転は
回転体9、10に伝達され、次に位置決めピン16を介
して出力軸12に伝達され、図3の矢印イ方向に出力軸
12は回転するが、このときクラッチ部材18は回転体
9、10の突部14によって突部14の根元側に誘い込
まれる為に、すなわち楔状空間部における遊動領域に位
置するため、クラッチ部材18が出力軸12の回転を妨
げることがない。しかして電動による締めつけをおこな
う。スイッチ21をオフにしてモータ4を停止させた状
態で手動による締めつけをおこなうためにケース1aを
B方向に回転させたならば、本体ケース1と出力軸1
2、つまりはリング体15とカム体11との間に生じる
相対回転で図4に示すようにクラッチ部材18は上記相
対回転に伴う転動で突部14から離れて楔状空間部にお
ける噛み込み部分側に移るために、リング体15と出力
軸12がロックされてリング体15の回転とカム体11
の回転とが一体化され、出力軸12は本体ケース1と共
に図中矢印B方向に回転する。この状態で図5に示すよ
うに、本体ケース1をA方向に回転させたならば、リン
グ体15とカム体11との間に生じる相対回転でクラッ
チ部材18は突部14側の遊動領域に移動し、出力軸1
2に対してリング体15、つまりケース1aは空転とな
る。このとき、回転体9は鋼球24の範囲すなわちフェ
イスギヤ8及び回転体10に設けた半円溝23a、23
bの形成範囲においてフェイスギヤ8からの負荷を受け
ることはない。以上の動作を繰り返すことにより本体ケ
ース1の往復回転によるボルト等の手締めが可能とな
る。
【0010】回転体9,10の円弧状溝19とカム体1
1の位置決めピン16とが、図6に示す位置関係にある
逆転の規制位置にあって、モータ4の回転方向が出力軸
12側から見て時計方向の場合、回転体9、10の回転
は位置決めピン16を介して出力軸12に伝達され、出
力軸12は図中矢印方向に回転する。このとき、クラッ
チ部材18は楔状空間部における遊動領域に位置するた
めにロックがなされることはない。モータ4を停止させ
た状態で手動による緩めをおこなうためにケース1aを
A方向に回転させたならば、図7に示すように、クラッ
チ部材18が出力軸12をロックし、出力軸12は図中
矢印方向に回転する。この状態で図8に示すようにケー
ス1aをB方向に回転させた時にはクラッチ部材18は
遊動領域に位置するため、ケース1aは空転となる。こ
のとき、回転体10は鋼球24の遊びの範囲においてフ
ェイスギヤ8からの負荷を受けることはない。従って、
ケース1aの往復回転運動によるボルト等の手動戻しが
可能となる。
【0011】ここで、回転体9、10とカム体11との
規制位置の切替え構成について説明する。図9に示すよ
うに、正転の規制位置にあるとき、モータ4を出力軸1
2側から見て時計方向に回転させたならば、鋼球24に
よりフェイスギヤ8から回転体9、10に回転が伝達さ
れるが、この時、クラッチ部材18はその慣性によって
突部14から離れ、かつ出力軸12は回転体9,10
の摺動抵抗負荷のため図中矢印方向に回転する為、カム
面17とリング体15の内周面との間に噛み込んで出力
軸12をロックするので、結局回転体9、10のみが1
20°回転し(回転体9、10の突部14がクラッチ部
材18を押すようになり)、図6に示すように、逆転の
規制位置に自動的に切替えられる。なお逆転の規制位置
への切替えも同様であり、又、回転体9に形成される正
逆切替え摘み部25を出力軸12の軸廻りに切替えたい
回転方向と同方向に手動で回転することでも正逆切替え
をおこなうことができる。この手動操作において正逆切
替え操作にクリック感を出すためカム体11に回転体1
0に対向してコイルバネ26で付勢されて鋼球28が嵌
合する凹み27が2ヶ所回転体10に設けられている。
【0012】そして、電動にて正逆転の切替えができる
ので、特に狭いスペースなどで作業をおこなう時、ネジ
の締め、緩めを一端、ネジから外して手動で先端の正逆
切替え摘み25を操作して切替える必要がなく、手元の
スイッチ21ですむので、非常に使い勝手がよい。図1
0は電動にてねじ締めをおこなっていた状態から手動に
よって本体ケース1を片送りさせながらすなわちケース
1aをA方向に空転させ、B方向に回動してボルト締め
をおこなう時のフェイスギヤ8と回転体9に設けた半円
の溝23a,23bに対する鋼球24との位置関係を示
す。円弧状実線の溝23aはフェイスギヤ8に設けたも
のであり、二点鎖線は回転体9に設けた半円の溝23b
を示す。これら半円の溝23a,23bは円弧状でかつ
両端が閉じられており、図10に示すように、電動にて
正転させた時、鋼球24はフェイスギヤ8の半円の溝2
3aに対しては出力軸12に向かって左端に回転体9の
半円の溝23bに対しては出力軸12に向かって右端に
位置しており、ここで、ケース1aをA方向に回すとピ
ニオン7との噛み合いでフェイスギヤ8は本体ケース1
と共にA方向に回転する。この時、半円の溝23a,2
3bを鋼球24はB方向にころがり、その為、機構負荷
はきわめて小さいので、ケース1aはA方向にスムーズ
に空転する。そしてケース1aをA方向に回転させてネ
ジ締めをおこなうと、ピニオン7との噛み合いによりフ
ェイスギヤ8はケース1aと共にB方向に回転し、かつ
クラッチ部材18の噛み合いにより出力軸12すなわち
回転体9もB方向に回転する。電動にて逆転させた時、
鋼球24はフェイスギヤ8の半円の溝23aに対して出
力軸12に向かって右端に、回転体9の半円の溝23b
に対しては出力軸12に向かって左端に位置し、上記と
同様に手動操作時に空転動作を補佐する。尚、締め付け
完了時の過負荷クラッチは本体側にある。図1中30は
ベアリング、31はスラスト板である。
【0013】図11〜図12に第2実施例を示す。これ
は前記実施例におけるクラッチ部材18をクラッチ連結
体33にて連結し、かつ回転体9、10共に設けていた
突部14を回転体10だけにしている点で構造が異なっ
ている。動作においては前記実施例と同じであるが、回
転体10とカム体11との規制位置の切替えの際、クラ
ッチ部材18の倒れによる出力軸12のロックが起こり
にくくスムーズに切替えがおこなわれる。また突部14
は回転体10側だけに設けているが、これは回転体10
側でクラッチ部材18が連結されているからであり、第
1の実施例のように、回転体9にも設けてもよい。
【0014】図13〜図14に第3実施例を示す。これ
は第1の実施例における回転体10の両側にカム体11
を設けたもので、回転体10のみに突部14が設けられ
ており、クラッチ部材18の軸方向略中央に回転体10
が設けられている。動作においては、第1の実施例と同
様であるが、クラッチ部材18の略中央に回転体10の
突部14が作用し、かつクラッチ部材18噛み込み時ク
ラッチ部材18の両端側でカム体11が当接するので、
規制位置切替えの際、クラッチ部材18が倒れにくく出
力軸12のロックがクランク部材18によって均一にさ
れる効果がある。
【0015】図15〜図16に第4実施例を示す。これ
は第1の実施例における回転体9の突部14が周方向及
び出力軸12軸方向のカム体11側に延びており、各突
部14の間にはクラッチ部材18が配設されている。そ
のスペースでクラッチ部材18が出力軸12のロック及
びその解除をおこなえるだけの空間部が形成されている
ものである。動作においては第1の実施例と同じである
が、回転体10とカム体11の規制位置の切替えの際の
回動範囲が小さく、また、クラッチ部材18の倒れが起
こりにくく、切替えがスムーズにおこなわれる。
【0016】そして第2〜第4実施例においては、正逆
切替えの回動角が小さくなるので、手動時の操作が楽に
なると共に電動での切替え時においてもタイムラグが小
さくなるメリットがある。
【0017】
【発明の効果】本発明は上述のように、回転駆動される
回転体と、回転体の外周に径方向に突出されて周方向に
間隔をへだてられた複数個の突部と、回転体に対して略
同芯状に配設され、かつ回転体に対して所定範囲回動自
在でカム体を外周に突出させた出力軸と、カム体の回転
方向の両側面に形成され回転体外周面よりも外方に突出
させた複数個のカム面と、回転体及びカム体を内蔵し、
本体ケースに固定されたリング体と、リング体の内周面
と回転体の突部の回転方向の両側面のうち一方とカム体
の両側のカム面のうち一方との間に配置されてワンウェ
イクラッチを構成するクラッチ部材とから構成したか
ら、つまり、本体ケース側のリング体の内周面と回転体
の突部と出力軸のカム面との間にクラッチ部材が配され
てワンウェイクラッチを構成することで、クラッチ部材
を介して出力軸を駆動回転し、そしてクラッチ部材を逃
す場合には負荷少なく戻り操作をおこなえると共に、回
転体から出力軸への正転方向と逆転方向の伝達の切り替
えがおこなえ、しかして、従来の浮動バネを設けるのを
回避し、浮動バネによる機構負荷を回避し、その出力を
小出力になすことできるという利点がある。このように
機構負荷が少なくなるから、充電電池を使用したものに
おいては、1充電当たりのねじ締め等の作業量を大幅に
増やすことができるという利点がある。しかもクラッチ
部材を噛み込んで、つまりクラッチ部材を圧接して駆動
力を伝達するから、従来の歯との噛み合いによるものに
比べて小スペースで充分な強度を得られるという利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の部分断面図である。
【図2】同上の全体の一部を破断した平面図である。
【図3】同上の出力軸を正転規制状態にしたカム体とク
ラッチ部材との関係を示し、電動による締め付け状態を
示す説明図である。
【図4】同上の出力軸を正転規制状態にしたカム体とク
ラッチ部材との関係を示し、手動締め付け状態を示す説
明図である。
【図5】同上の空転時を示す説明図である。
【図6】同上の出力軸を逆転規制状態にしたカム体とク
ラッチ部材との関係を示す説明図である。
【図7】同上の出力軸を逆転規制状態にしたカム体とク
ラッチ部材との関係を示す説明図である。
【図8】同上の出力軸を逆転規制状態にしたカム体とク
ラッチ部材との関係を示す説明図である。
【図9】同上の正逆転規制状態の切替えを示し、カム体
とクラッチ部材との関係を示す説明図である。
【図10】同上のフェイスギヤの溝、回転体の溝、鋼球
の関係を示す平面図である。
【図11】同上の第2実施例のクラッチ部材の状態を示
す説明図である。
【図12】同上の断面図である。
【図13】同上の第3実施例のクラッチ部材の状態を示
す説明図である。
【図14】同上の断面図である。
【図15】同上の第4実施例のクラッチ部材の状態を示
す説明図である。
【図16】同上の断面図である。
【図17】従来例の側面図である。
【図18】同上の一部を破断し、一部を省略した底面図
である。
【図19】同上の部分断面図である。
【図20】同上の作用を示す説明図である。
【図21】同上の作用を示す説明図である。
【符号の説明】
9 回転体 10 回転体 11 カム体 12 出力軸 14 突部 17 カム面 18 クラッチ部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B25B 21/00 B25B 23/157 F16D 41/02 F16D 41/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転駆動される回転体と、回転体の外周
    に径方向に突出されて周方向に間隔をへだてられた複数
    個の突部と、回転体に対して略同芯状に配設され、かつ
    回転体に対して所定範囲回動自在でカム体を外周に突出
    させた出力軸と、カム体の回転方向の両側面に形成され
    回転体外周面よりも外方に突出させた複数個のカム面
    と、回転体及びカム体を内蔵し、本体ケースに固定され
    たリング体と、リング体の内周面と回転体の突部の回転
    方向の両側面のうち一方とカム体の両側のカム面のうち
    一方との間に配置されてワンウェイクラッチを構成する
    クラッチ部材とから成ることを特徴とする電動レンチ。
JP2968091A 1991-02-25 1991-02-25 電動レンチ Expired - Lifetime JP2971964B2 (ja)

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