JP2971365B2 - 中折りドア類の施解錠装置 - Google Patents

中折りドア類の施解錠装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば浴室等に使用
される折り畳み可能な中折りドア類に係り、特にドア本
体を閉状態にロックするための施解錠装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、浴室等に使用されている中折り
ドアは、上下枠および両側枠からなる方形の枠体に、そ
の開口領域を開閉可能に遮蔽する中折り式の折畳み可能
なドア本体を設けて構成されている。この場合、前記ド
ア本体には、浴室内側からドア本体を閉状態にロックす
るための施解錠装置が設けられている。従来のロック装
置の一例を図14に基づき説明すると、ドアの下框7b
には、下方が開口する長手方向の溝部38が形成され、
この溝部38に例えば樹脂製のケーシング55が挿嵌さ
れる。このケーシング55内には、下枠2bに形成され
た下部ガイドレール14に係合する断面L字状の係合部
56aを有する樹脂製のロック部材56が上下動可能に
設けられるとともに、浴室内側に操作レバー54を有す
るクランク軸53が前記ケーシング55を貫通した状態
で回動可能に取り付けられている。
【0003】前記ロック部材56の上端部にはクランク
軸53のクランク部53aに係合する係合溝57が形成
され、操作レバー54の回動操作によりクランク軸53
を介してロック部材56を上下動させ、ロック部材56
の係合部56aを実線で示すように、下部ガイドレール
14に係合させてロックしたり、或いは仮想線で示すよ
うに解除したりできるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た中折りドア等の施解錠装置の場合には、建物の躯体に
対する枠体の据え付け具合、枠体およびドア本体の製作
精度、経年変化等による取り付け具合の変化等により前
記ロック部材56の係合部56aが下部ガイドレール1
4等の受け部材に対してうまく係合しない、またはしな
くなったりする場合が多々あった。
【0005】そこで、本発明の主たる課題は、中折りド
アにおける施解錠装置に係り、施解錠装置のロック部材
と枠体側に設けられた受け部材との係合具合を任意に調
整できるようにし、将来に亘り継続的にドア本体を良好
なロック状態に維持できる施解錠装置を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は、上下枠および両側枠から構成される枠体
と、この枠体内に開閉可能に設けられた折畳み可能なド
ア本体とからなる中折りドア類に設けられ、前記ドア本
体を閉状態にロックするための施解錠装置であって、前
記施解錠装置は、操作部材と、この操作部材の操作によ
り往復移動可能に配設されたスライド体と、このスライ
ド体に対し一体的に設けられ、移動調節手段により前記
スライド体に対する相対的位置が変更可能であるととも
に、枠体側に設けられた受け部材に対し係合する施錠用
係合片を有するロック部材とからなることを特徴とする
ものである。
【0007】前記移動調節手段としては、例えば前記ス
ライド体とロック部材とを連結するボルト状部材が採用
される。
【0008】
【作用】本発明においては、操作部材によって往復移動
されるスライド体に対して、相対的位置が変更可能なロ
ック部材が取付けられる。したがって、据え付け当初に
おいては、たとえば前記ロック部材の移動調節手段を調
整することにより、ロック部材の施錠用係合片を受け部
材に対して相対的に最も適切な位置に位置決めすること
ができる。また、その後、経年変化により取り合い具合
が変化して、施錠用係合片と枠体側の受け部材との掛か
り具合が浅くなり過ぎたり、深くなり過ぎてきた場合で
も、前記ロック部材の移動調節手段を操作してロック部
材の位置を移動させることにより、簡単に再調整するこ
とができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
詳述する。図1は中折りドアの正面図、図2は水平断面
図(図1のA−A線矢視図)である。図1に示すよう
に、中折りドア1は、上下の枠(以下、上枠および下枠
ともいう。)2a、2bとその両側の枠(以下、側枠と
もいう。)2c、2dにより方形に組立てられた枠体2
と、この枠体2の開口領域3内に開閉可能に設けられた
中折り式の折畳み可能なドア本体4とを備えている。前
記枠体2を構成する上枠2a、下枠2bおよび両側枠2
c、2dは、たとえばアルミニウム合金の押出形材から
なるが、金属製に限らず樹脂製であってもよい。
【0010】前記ドア本体4は、左右一対の障子5a、
5bと、両障子5a、5bを隣り合わせで回動可能に連
結するヒンジ部材6とから主に構成されている。また、
前記各障子5a、5bは、上下の横框7a、7bと両側
の縦框7c、7dとから主に構成された方形の框体7
と、この框体7に装着された例えば不透明ガラス等から
なる遮蔽体8とから主に構成されている。前記ヒンジ部
材6は、本実施例では図2に示されるように回動支点と
なる一対の支軸6a,6bを有しており、各支軸部6
a、6bに前記隣り合う縦框7c、7cに形成された軸
受部9、9が係合されている。前記ドア本体4を構成す
る框体7及びヒンジ部材6は、前記枠体2と同様にたと
えばアルミニウム合金の押出形材からなるが、金属製に
限らず樹脂製であってもよい。なお、図2において、1
0は閉状態の前記ドア本体4の裏側周縁部と前記枠体2
との間を密閉するパッキン部材であり、11は前記パッ
キン部材10を装着するためのパッキン材装着枠部であ
り、12は障子5a、5bに設けられた把手である。
【0011】前記枠体2の開口領域3内に前記ドア本体
4を開閉可能に取付けるために、図1に示すように、前
記枠体2の上枠2aおよび下枠2bにはそれぞれガイド
レール13、14が設けられ、前記ドア本体4の四隅に
はこのドア本体4を上部と下部のガイドレール13、1
4に支持させるための支持体15、16が設けられてい
る。詳説すると、前記上枠2aは、図3および図4に示
すように、断面略階段状に形成され、その浴室内前縁部
18には中間の立上り部19と対向する垂下部20が形
成されている。この垂下部20と前記立上り部19とに
は、下向きに開放された溝21を挟んで対向し、先端が
少し立上がった形状の一対の上部ガイドレール13、1
3が一体形成されている。また、前記下枠2bは、図5
および図6に示すように、断面略階段状に形成され、そ
の中間の立上がり部22に断面略L字状で下向きの下部
ガイドレール14が一体形成されている。このように下
部ガイドレール14を下向きに形成することにより、下
部ガイドレール14にゴミ等が溜まることがなく、円滑
な案内機能を確保できるようになる。
【0012】前記ドア本体4の両側に位置する縦框7
d、7dは、長手方向に連通した中空部23を有してお
り、上部及び下部の支持体15、16は、前記縦框7d
の中空部23の上端と下端とに夫々挿嵌される、たとえ
ば樹脂製の本体部24を有している。この本体部24の
構成は上下の支持体15、16とも同一であるため、上
部支持体15のものについて説明し、下部支持体16の
ものについては図5および図6における同一部分に同一
符号を付して重複説明を省略する。
【0013】前記本体部24の挿入端にはフランジ部2
4aが形成され、このフランジ部24aがネジ25によ
り縦框7dに固定されている。前記ネジ25は縦框7d
と上部横框7a(下部の場合には下部横框)とを連結す
る役目も有しており、これにより部品数の削減が図られ
ている。前記縦框7dの外側端部はU字状の切欠部26
が設けられ、前記支持体15の本体部24には前記切欠
部26と係合する凸部24bが形成されている。この凸
部24bには外側から水平方向に雌ネジ孔27が設けら
れ、この雌ネジ孔27には外周が雄ネジ部28を有する
ネジ状の前記当接部材17が螺合されて設けられてい
る。前記当接部材17の後端部には、一対の脚部17
a、17aを備え、前記雌ネジ孔27の深部に形成され
た断面方形状の回転規制孔29のコーナー部に係合する
ことにより回り止めが図られている。
【0014】前記ドア本体4の両側の縦框7d、7dと
対向する枠体2の両側枠2c、2d内壁面は図2に示す
ように平坦面に形成されており、その各側枠2c、2d
内壁面と縦框7dとの間には、前記当接部材17の突張
作用を効かせるためにドア本体4の閉状態で所定の隙間
Sが形成されている。なお、前記隙間Sからの水の漏れ
は前記パッキン部材11により遮断される。
【0015】そして、前記本体部24には支軸31が縦
框7dの端部外方へ垂直に延出して回転可能に設けら
れ、上部支持体15においては、その支軸31の上端部
に上部ガイドレール13上を走行する一対の車輪32が
取付けられている。
【0016】また、下部支持体16においては、前記支
軸31の下端部に下部ガイドレール14に係合してスラ
イドする例えば樹脂製の摺動部材33が設けられてい
る。前記本体部24内における支軸31の端部には、前
記支持体15の場合は前記車輪32を上部ガイドレール
13に、下部支持体16の場合は前記摺動部材33を下
部ガイドレール14に押圧付勢するコイルバネ34が設
けられ、車輪32及び摺動部材33が上部ガイドレール
13及び下部ガイドレール14から離脱することを防止
している。図4および図5において、35はネジ25を
挿通させるために縦框7dに設けられた孔である。
【0017】なお、前記実施例とは反対に、上部支持体
15が摺動部材33を有し、下部支持体16が車輪32
を有することもできるし、或いは両方の支持体15、1
6が車輪32または摺動部材33を有していてもよい。
【0018】このようにして前記ドア本体24は、上側
両端部が上部支持体15、15を介して上部ガイドレー
ル13に吊持されるとともに、下部両端部が下部支持体
16を介して下部ガイドレール14に支持されている。
また、前記ドア本体4の何れか任意の一側、例えば図1
の左側の支持体15、16を図示しないストッパーによ
りガイド13、14上に移動不能状態に固定することに
より、その支持体15、16の支軸31を支点にドア本
体4の他側、図1の右側が戸先となって開閉されるよう
に構成されている。もちろん、前記例とは反対に、右側
の支持体15、16を図示しないストッパーによりガイ
ド13、14上に移動不能状態に固定することにより、
その支持体15、16の支軸31を支点にドア本体4の
他側、図1の左側を戸先として開閉することもできる。
【0019】さらに、前記ドア本体4が図2に仮想線4
aで示すように断面V字状に折畳まれることにより開状
態となり、ドア本体4を略一直線状に展開させて閉状態
としたとき、ドア本体4の両側の当接部材17と略中央
の支軸部(中折支点)6a,6aとを結ぶ中心線36が
若干逆V字状になるように構成されている。すなわち、
前記支軸部(中折支点)6a,6aの位置を中心線36
が一直線状となる位置より若干浴室外側にずらすことに
より少しだけ逆V字状になるようにして、当接部材17
による突張り力の分力を浴室外方向に作用させることに
より、ドア本体4が勝手に開かないようになっている。
【0020】前記のように構成される中折りドア1にお
いて、図1に示すようにドア本体4の下側略中間部、具
体的には右側障子5bの下部横框7bの左側に浴室内側
からドア本体4を閉状態にロックするための施解錠装置
37が設けられている。
【0021】前記下部横框7bは、図8等に示すよう
に、下方が開放されて長手方向に連通した溝部38を有
し、この溝部38にはその両側壁端部に形成された切欠
部39に係合する凸部40aを有する、例えば樹脂製の
ケーシング40が挿嵌されている。このケーシング40
には、浴室内側に操作レバー42を有するクランク軸4
3が貫通した状態で設けられている。前記クランク軸4
3は、中央部分に軸心に対し偏心した位置にクランク部
43aが設けられ、このクランク部43aに対して係合
溝44を介して吊持状態で連結されたスライド体41を
備えるとともに、このスライド体41に対してスプリン
グ48を間に介してロック部材46がボルト状部材47
により連結されている。したがって、ドアの据え付け当
初または使用中に、ロック部材46の位置が下部ガイド
レール14との係合関係において、適切な位置になって
いない場合には、前記ボルト状部材47を摘んで回転さ
せることにより、ロック部材46を上下方向の任意の位
置に調整して両者の相対的位置を調節することができ
る。この場合、前記ロック部材46の移動調整代として
は、±3〜5mm程度で調整できるようにするのが望まし
い。
【0022】施解錠操作は、前記操作レバー42を、図
7に矢印で示すように、180度の範囲で回動させる。
すると、クランク部43aが上方位置または下方位置に
移動して、スライド体41が上下方向に往復動される。
このスライド体41には一体的にロック部材46が設け
られているため、前記スライド体41の動きに追随して
ロック部材46も上下動し、図8に示すようにロック部
材46の側方先端に設けられた施錠用係合片46aが下
部ガイドレール14に係合して施錠されたり、また図9
に示すように施錠用係合片46aが下部ガイドレール1
4から外され解錠されるようになっている。
【0023】また、前記ケーシング40の内壁面には、
前記スライド体41の一側に設けられた弾性突起部41
bがロック位置と解除位置とでそれぞれ係合してスライ
ド体41を仮固定するための係合凹部45が形成されて
いる。また、前記クランク軸43の先端部(浴室外側)
には、回転工具類が係合する係合溝49が形成されてお
り、安全上、浴室外側からロック解除できるようになっ
ている。
【0024】なお、本発明は前記実施例に限定されるこ
となく、本発明の要旨の範囲で種々の設計変更が可能で
ある。たとえば、図10および図11に示されるよう
に、スライド体50に対しその下面より凹陥部50aを
形成するとともに、この凹陥部50aの内壁周面に雌ネ
ジを形成して雌連結部50bとし、一方前記ロック部材
51に対し前記スライド体50の雌連結部50bに螺合
連結される雄連結部51cを形成し、両者を螺合連結す
ることにより一体化するとともに前記ロック部材51の
ネジ込み量を調節することにより、ロック部材51の上
下方向位置を調整することも可能である。なお、51b
は螺合連結部を囲む周壁であり、52は回り止めのため
に螺設された固定ビスである。
【0025】他方、図12および図13に図示されるよ
うに、ロック部材を室内外方向に移動調整可能とするこ
ともできる。同図の例は、スライド体61の下端に室内
外方向に移動調整可能なロック部材58を設けたもので
ある。具体的には前記スライド体61下面の浴室側部分
に、垂下するボルト状部材取付壁61aを形成し、この
ボルト状部材取付壁61aの孔にネジ部が挿通され、か
つケーシング40の浴室側鉛直壁40bと前記ボルト状
部材取付壁61aとの間にボルト頭部が挟み付けられた
状態でボルト状部材59が支持され、このボルト状部材
59のネジ部に対してロック部材58が螺合して設けら
れている。ロック部材58は、図13に示されるよう
に、そのガイド片58aがスライド体61の下面部に室
内外方向に沿って形成されたガイド溝61bに対し嵌合
状態で装着されており、前記ボルト状部材59を正逆方
向に回転させることにより、前記ロック部材58がガイ
ド溝61bに沿って室内外方向に移動自在の構成となっ
ている。なお、ボルト状部材59の回転操作は、前記浴
室側鉛直壁40bのボルト状部材配設相応位置に形成さ
れたドライバー挿入孔40cよりドライバー62を挿入
することにより行われる。
【0026】なお、前記施解錠装置37の取付け位置と
しては、前記例のようにドア本体4の下部に限定される
ものではなく、ドア本体4の任意の位置に配設すること
ができる。また、ロック部材46の施錠用係合片46a
が係合する受け部材として、本例においては下部ガイド
レール14を利用したが、ガイドレールとは別途独立に
専用の受け部材を設け、これに対して係合させることも
できる。さらに、前述のように中折りドアに対して最も
好適に適用されるが、この他、折り戸、間仕切り戸など
に対して適用することも可能である。
【0027】
【発明の効果】以上詳説のとおり、本発明によれば、施
解錠装置のロック部材と枠体側に設けられた受け部材と
の係合具合を任意に調整できるため、将来に亘り継続的
にドア本体を良好なロック状態に維持することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】中折りドアを浴室内側から見た正面図である。
【図2】図1のA−A線拡大断面図である。
【図3】図1のB−B線拡大断面図である。
【図4】図3のC−C線断面図である。
【図5】図1のD−D線拡大断面図である。
【図6】図5のE−E線断面図である。
【図7】本発明に係る施解錠装置部の拡大正面図であ
る。
【図8】本発明に係る施解錠装置部の施錠状態断面図で
ある。
【図9】本発明に係る施解錠装置部の解錠状態断面図で
ある。
【図10】本発明に係る施解錠装置の変形例を示す解錠
状態断面図である。
【図11】図10のXI−XI線矢視図である。
【図12】本発明に係る他の施解錠装置例の解錠状態断
面図である。
【図13】図12のXIII-XIII 線矢視図である。
【図14】従来の施解錠装置の断面図である。
【符号の説明】 1…中折りドア、2…枠体、3…開口領域、4…ドア本
体、5a・5b…障子、6…ヒンジ部材、7…框体、1
3…上部ガイドレール、14…下部ガイドレール、15
・16…支持体、37…施解錠装置、38…溝部、39
…切欠部、40…ケーシング、41・50…スライド
体、42…操作レバー、43…クランク軸、43a…ク
ランク部、46・51…ロック部材、46a・51a…
施錠用係合片、47…ボルト状部材、48…スプリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E05C 1/06 E06B 3/48

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下枠および両側枠から構成される枠体
    と、この枠体内に開閉可能に設けられた折畳み可能なド
    ア本体とからなる中折りドア類に設けられ、前記ドア本
    体を閉状態にロックするための施解錠装置であって、 前記施解錠装置は、前記枠体に固定されたケーシング
    (40)と、このケーシング(40)に保持され、軸心
    に対して偏心した位置にクランク部(43a)を有する
    クランク軸(43)と、かつクランク軸(43)を前記
    軸心周りに回転させる操作レバー(42)と、前記クラ
    ンク部(43a)に係合し前記操作レバー(42)の回
    転操作により往復移動可能に配設されたスライド体(4
    1)と、このスライド体(41)と連動して往復移動
    し、前記枠体側に設けられた受け部材(14)に対し係
    合する施錠用係合片(46a)を有するロック部材(4
    6)とを備え、 前記ロック部材(46)はスライド体(41)とボルト
    状部材(47)により連結され、かつ、ロック部材(4
    6)とスライド体(41)との間に反発スプリング(4
    8)が介装され、この反発スプリング(48)の反発力
    に抗してボルト状部材(47)が前記ロック部材(4
    6)とスライド体(41)とを連結し、 ボルト状部材(47)のスライド体(41)に対する螺
    入位置に応じて前記ロック部材(46)の前記スライド
    体(41)に対する位置が調整される構成としたことを
    特徴とする中折りドア類の施解錠装置。
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