JP2970986B2 - 電磁センサ - Google Patents

電磁センサ

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JP2970986B2
JP2970986B2 JP34359293A JP34359293A JP2970986B2 JP 2970986 B2 JP2970986 B2 JP 2970986B2 JP 34359293 A JP34359293 A JP 34359293A JP 34359293 A JP34359293 A JP 34359293A JP 2970986 B2 JP2970986 B2 JP 2970986B2
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JP
Japan
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sensor
pole piece
fitted
mounting bracket
main body
Prior art date
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JP34359293A
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English (en)
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JPH07167872A (ja
Inventor
勉 栗田
一郎 由比
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HONDA ROTSUKU KK
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HONDA ROTSUKU KK
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Publication date
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、導線を巻回してなるコ
イルボビンと、該コイルボビンの中心に嵌着されるポー
ルピースと、該ポールピースの端部に配設される永久磁
石とを有する電磁センサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車のエンジンや車輪の回転速度を検
出するためのセンサとして、コイルが巻回された永久磁
石に磁性体が接離する際の磁束の変化によって誘起され
る電圧を利用した電磁センサが多用されている。
【0003】この電磁センサは、永久磁石、コイル、及
びポールピースなどの構成素子をケース内に収容した上
で、このケースを車体に対する取付ブラケットに結合
し、かつケースの開口、及び取付ブラケットとケースと
の結合部に合成樹脂等からなるポッティング材を充填す
ることにより、一体的にユニット化されている(特開昭
63−285414号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来形式の電磁セ
ンサによると、センサを構成する各素子をケース内に収
容する作業が繁雑となりがちであり、製造コストを低減
する要望を満たすことが困難であった。
【0005】本発明は、このような従来技術の不都合を
解消するべく案出されたものであり、その主な目的は、
組立工程を簡略化し得るように改良された電磁センサを
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的は、本発
明によれば、電磁センサの構成を、導線を巻回してなる
コイルボビン(4)と、該コイルボビンの中心に嵌着さ
れるポールピース(5)と、該ポールピースの端部に配
設される永久磁石(6)とをインサートして合成樹脂材
にてモールド成形してなるセンサ本体(8)と、センサ
本体取付部(9)と車体取付用ブラケット(10)とを
一体成形してなるステー(11)とを別体とし、前記セ
ンサ本体取付部に形成された凹部(13)内に前記セン
サ本体を嵌入してこれらを一体結合してなるものとする
ことによって達成される。
【0007】
【作用】このような構成によれば、センサを構成する各
素子が合成樹脂材によるインサートモールドにより一体
化されるので、取付ブラケットとの結合工程を簡略化し
得る。
【0008】
【実施例】以下に添付の図面に示された具体的な実施例
に基づいて本発明の構成を詳細に説明する。
【0009】図1乃至図3は、本発明に基づき構成され
た電磁センサを示している。この電磁センサ1は、ナイ
ロン樹脂などにて射出成形されたボビン2に導線3を巻
回してなるコイルボビン4、コイルボビン4の中心孔に
嵌着された概ね円柱状をなすポールピース5、ポールピ
ース5の一端に接合された永久磁石6、および永久磁石
6の反ポールピース側に接合されたヨーク7からなるセ
ンサ本体8と、センサ本体取付部9および車体に対する
取付ブラケット10からなるステー11とから構成され
ている。
【0010】またボビン2に巻回された導線3の各端末
は、ボビン2に圧入固着された一対の雄端子12にそれ
ぞれフュージング接続されている。
【0011】センサ本体8は、上記各素子を順次組み込
んだ上で金型内にインサートし、ポールピース5の他端
および雄端子12の接続部を除く周囲をナイロン樹脂な
どで概ね円柱状にモールド成形されている。
【0012】一方、ステー11は、ナイロン樹脂などに
て射出成形されており、センサ本体取付部9には、セン
サ本体8の雄端子12が導出された側の端部を緊密に受
容する凹部13が形成されている。この凹部13の底面
には、ステー11の外面の中心部に突設されたボス14
を貫通するリード線挿通孔15が形成されると共に、一
対のリード線16の各端末が結合された雌端子17が固
定されている。また取付ブラケット10には、それぞれ
に金属カラー18がインサートされた一対のボルト挿通
孔19が開設されており、車体に対してボルト止めする
際の締め付け力が、各金属カラー18にて受け止められ
るようになっている。
【0013】ボス14に於けるリード線挿通孔15の内
面には、防水用のラバーブーツ20が嵌着されている。
そしてボスの外面には、コードクランプ用のスリーブ2
1が嵌着されている。このスリーブ21は、ボス14の
基端部に隣接する部分を内向きにかしめることでボス1
4に一体結合されている。またスリーブ21は、ラバー
ブーツ20と重なる部分が縮径されており、2芯のウレ
タンキャブタイヤ22をリード線挿通孔15に挿通した
うえでさらに全周をかしめることにより、ウレタンキャ
ブタイヤ22との間に隙間が生じないように緊結されて
いる。
【0014】これらセンサ本体8とステー11とを結合
するに当たっては、センサ本体8の端部にOリング23
を装着した上で、センサ本体取付部9に形成された凹部
13内の雌端子17にセンサ本体側の雄端子12を挿入
しつつ凹部13にセンサ本体8を嵌入する。この仮組み
状態で超音波溶着機にセットし、センサ本体8と取付ブ
ラケット10との接合部全周を溶着結合する。またこの
溶着時に、取付ブラケット10の基準面Sに対するポー
ルピース先端Pの位置が規定される。
【0015】このようにして、センサ本体8と取付ブラ
ケット10との接合部は、全周超音波溶着されるために
その接合部から水が侵入することはないが、Oリング2
3を用いた二重防水により、略完全な防水性が得られ
る。
【0016】
【発明の効果】このように本発明によれば、組み付け性
が著しく向上するので、電磁センサの製造コストを低減
するうえに多大な効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく電磁センサの分解斜視図。
【図2】本発明に基づく電磁センサの縦断面図。
【図3】ステーのセンサ本体取付面の平面図。
【符号の説明】
1 電磁センサ 2 ボビン 3 導線 4 コイルボビン 5 ポールピース 6 永久磁石 7 ヨーク 8 センサ本体 9 センサ本体取付部 10 取付ブラケット 11 ステー 12 雄端子 13 凹部 14 ボス 15 リード線挿通孔 16 リード線 17 雌端子 18 金属カラー 19 ボルト挿通孔 20 防水用のラバーブーツ 21 スリーブ 22 ウレタンキャブタイヤ 23 Oリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01P 3/488 G01D 5/245

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導線を巻回してなるコイルボビンと、該
    コイルボビンの中心に嵌着されるポールピースと、該ポ
    ールピースの端部に配設される永久磁石とをインサート
    して合成樹脂材にてモールド成形してなるセンサ本体
    と、センサ本体取付部と車体取付用ブラケットとを一体成形
    してなるステーとを別体とし、 前記センサ本体取付部に形成された凹部内に前記センサ
    本体を嵌入してこれらを 一体結合してなることを特徴と
    する電磁センサ。
JP34359293A 1993-12-15 1993-12-15 電磁センサ Expired - Lifetime JP2970986B2 (ja)

Priority Applications (2)

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JP34359293A JP2970986B2 (ja) 1993-12-15 1993-12-15 電磁センサ
US08/309,293 US5675248A (en) 1993-12-15 1994-09-20 Magnetic sensor with molded casing having an insert molded coil assembly, pole piece and magnet and amounting bracket assembly

Applications Claiming Priority (1)

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JP34359293A JP2970986B2 (ja) 1993-12-15 1993-12-15 電磁センサ

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JPH07167872A JPH07167872A (ja) 1995-07-04
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