JPH08334525A - 電磁センサ - Google Patents

電磁センサ

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JPH08334525A
JPH08334525A JP16137795A JP16137795A JPH08334525A JP H08334525 A JPH08334525 A JP H08334525A JP 16137795 A JP16137795 A JP 16137795A JP 16137795 A JP16137795 A JP 16137795A JP H08334525 A JPH08334525 A JP H08334525A
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JP
Japan
Prior art keywords
terminal
lead wire
sensor
stay
receiving portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP16137795A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuya Karino
和哉 苅野
Ichiro Yui
一郎 由比
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Minebea AccessSolutions Inc
Original Assignee
Honda Lock Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 リード線の接続容易性と断線に対する強度と
を共に向上し得るように改良された電磁センサを提供す
る。 【構成】 コイルボビン4、第1端子12、ポールピー
ス5、永久磁石6を共通のケース内に収容し、センサ本
体8と、センサ本体を受容する受容部9、及びリード線
に接続された第2端子17を受容して受容部の内面に固
定されるターミナルホルダ18を備えたステー11とを
有し、ターミナルホルダにリード線の被覆を固着すると
共に、センサ本体をステーに結合させると第1端子と第
2端子とが相互に連結されるようにする。特に、ターミ
ナルホルダを、第2端子の第1端子との連結部17a及
びリード線の接続部17bを受容する受容部24と、受
容部の開口を閉じる蓋25と、蓋の外面に接合する被覆
接着部26とからなるものとし、被覆接着部に、受容部
の内面に設けられたケーブル挿通孔14の開口に緊密に
突入し得るテーパ状部分26aを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コイル及び永久磁石を
用いた電磁センサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車のエンジンや車輪の回転速度を検
出するためのセンサとして、コイルが巻回された永久磁
石に磁性体が接離する際の磁束の変化によって誘起され
る電圧を利用した電磁センサが多用されている。
【0003】この電磁センサの一例として、永久磁石、
コイル、及びポールピースなどの構成素子をケース内に
収容した上で、このケースを車体に対する取付用のステ
ーに結合し、かつケースの開口、及びステーとケースと
の結合部に合成樹脂等からなるポッティング材を充填す
ることによって一体的にユニット化したものが、特開昭
63−285414号公報に開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来形式の電磁セ
ンサによると、ケースに収容されたコイルの端子にリー
ド線を直接的に接続するか、あるいはリード線を端子に
予め接続した状態でコイルをケースに収容しなければな
らない。また、リード線が接続された状態で、さらにケ
ースをステーに結合しなければならない。このため、リ
ード線の接続作業や取り回しが繁雑となり、組立作業が
面倒である上、組み付け上の都合からリード線に余裕が
必要なために断線の保護措置が厄介になりがちであっ
た。
【0005】本発明は、このような従来技術の不都合を
解消するべく案出されたものであり、その主な目的は、
リード線の接続容易性と断線に対する強度とを共に向上
し得るように改良された電磁センサを提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的は、電磁
センサの構成を、導線を巻回してなるコイルボビン、導
線に接続された第1端子、コイルボビンの中心に嵌着さ
れたポールピース、及びポールピースの端部に配設され
た永久磁石を共通のケース内に収容し、かつケースの軸
線方向一端面に第1端子を露出させてなるセンサ本体
と、センサ本体を受容する受容部、及びリード線に接続
された第2端子を受容して受容部の内面に固定されるタ
ーミナルホルダを備えたステーとを有し、ターミナルホ
ルダにリード線の被覆を固着すると共に、センサ本体を
ステーに結合させると第1端子と第2端子とが相互に連
結されるものとすることによって達成される。
【0007】特に、ターミナルホルダを、第2端子の第
1端子との連結部及びリード線の接続部を受容する受容
部と、受容部の開口を閉じる蓋と、蓋の外面に接合する
リード線の被覆接着部とからなるものとし、被覆接着部
に、受容部の内面に設けられたケーブル挿通孔の開口に
緊密に突入し得るテーパ状部分を設けるものとすると良
い。
【0008】
【作用】このようにすれば、第1並びに第2端子の位置
や姿勢の精度が高まるので、センサ本体とステーとの結
合工程で第1端子と第2端子とを簡単に且つ確実に連結
し得ることから、リード線の接続作業や取り回しに煩わ
されることなく組立てることができる。また、第2端子
のステーに対する固定部にターミナルホルダを介在さ
せ、このターミナルホルダにリード線の被覆部を接着す
るものとすれば、ステーに対するリード線の結合強度が
高まり、リード線の断線不安が低減される。加えて、ス
テーのセンサ本体受容部の内面に設けられたケーブル挿
通孔の開口に被覆接着部に設けたテーパ状部分を緊密に
突入させるものとすれば、かしめ作業を要することなく
強固な抜け止めをリード線に施すことができる。
【0009】
【実施例】以下に添付の図面に示された具体的な実施例
に基づいて本発明の構成を詳細に説明する。
【00010】図1〜図3は、本発明に基づき構成され
た電磁センサを示している。この電磁センサ1は、ナイ
ロン樹脂などにて射出成形されたボビン2に導線3を巻
回してなるコイルボビン4、コイルボビン4の中心孔に
嵌着された概ね円柱状をなすポールピース5、ポールピ
ース5の一端に接合された永久磁石6、および永久磁石
6の反ポールピース側に接合されたヨーク7からなるセ
ンサ本体8と、センサ本体受容部9および車体に対する
取付ブラケット10からなるステー11とから構成され
ている。
【0010】ボビン2に巻回された導線3の各端末は、
ボビン2に圧入固着された第1端子としての一対の雄端
子12にそれぞれフュージング接続されている。この雄
端子12の先端部は、後述する雌端子に連結されるよう
になっている。
【0011】センサ本体8は、上記各素子を順次組み込
んだ上で金型内にインサートし、ポールピース5の他端
部および雄端子12の先端部を除く周囲をナイロン樹脂
などで概ね円柱状にモールド成形されている(図3参
照)。なお雄端子12の先端部は、モールド成形された
センサ本体8の軸線方向一端面の外周側に形成された凹
部13の内側に露出している。
【0012】ステー11は、ナイロン樹脂などにて射出
成形されており、センサ本体受容部9は、センサ本体8
の雄端子12の先端部が導出された側を緊密に受容する
シリンダ状をなしている。この受容部9の外面には、後
記する2芯のウレタン被覆ケーブルを挿通するためのケ
ーブル挿通孔14を貫設してなるボス15が、受容部9
の軸線に沿う向きに突設されている。そして受容部9の
内面には、ケーブルの芯線である一対のリード線16の
各端末が結合された第2端子としての雌端子17を受容
したターミナルホルダ18が固定されている。
【0013】ターミナルホルダ18に受容された雌端子
17は、雄端子12の先端部を弾発的に嵌着させる筒状
をなすソケット17aと、このソケット17aの一端か
ら直角方向へ延出されたリード線接続脚部17bとから
なっている。
【0014】ボス15のケーブル挿通孔14には、抜け
止めキャップ19を介して防水用のラバーブーツ20が
嵌着されている。このラバーブーツ20が、ケーブル挿
通孔14の内周面と該孔に挿通された2芯のウレタン被
覆ケーブル21との間の隙間をシールして、水分や塵埃
が受容部9内に侵入することを防止している。
【0015】取付ブラケット10には、金属カラー22
がインサートされたボルト挿通孔23が開設されてお
り、車体に対してボルト止めする際の締め付け力が各金
属カラー22にて受け止められ、合成樹脂材の部分に過
大な圧縮応力が作用しないようになっている。
【0016】ターミナルホルダ18は、図4に示すよう
に、一対の雌端子17のソケット17a及びリード線接
続脚部17bを、互いに絶縁した状態でそれぞれ受容す
るべく、内側が隔壁で仕切られた箱状部24a及び箱状
部24aの一端側から直角に突設された筒状部24bを
一体成形してなる基部24と、リード線接続脚部17b
を受容した箱状部24aの上面開口を覆う蓋部25と、
蓋部25の上面に接合する被覆接着部26とからなって
いる。これら箱状部24と蓋部25、並びに蓋部25と
被覆接着部26とは、蓋部25に設けられた弾発片25
a・25bが、箱状部24a並びに被覆接着部26の側
面に設けられた係止爪27a・27bにそれぞれ引っか
かり、互いに分離しないようになっている。
【0017】箱状部24aの両側部には、中心に六角孔
28が開けられた耳29が突設されている。この耳29
の六角孔28にセンサ本体受容部9の底面に突設された
だぼ30を圧入することにより、ターミナルホルダ18
がセンサ本体受容部9の底面に固定される。
【0018】被覆接着部26には、蓋部25との接合面
の反対側にテーパ状の突出部26aが設けられており、
その中心孔にウレタン被覆ケーブル21が接着されてい
る。そしてテーパ状の突出部26aがケーブル挿通孔1
4の開口に浅い角度で面取りされた傾斜面14aに密接
し、ウレタン被覆ケーブル21が引かれると挿通孔14
の開口の傾斜面14aに被覆接着部26のテーパ状突出
部26aが食い込み、ウレタン被覆ケーブル21を圧接
する方向に撓むので、ウレタン被覆ケーブル21が尚更
抜け難くなるようになっている。また被覆接着部26に
は、リード線16を曲折させる迷路状の溝26bが設け
られており、リード線16を複雑に曲折させて保持する
ことで、リード線16が引かれた時に雌端子17との接
続部に直接的に応力が作用しないようにしている。
【0019】センサ本体8とステー11とを結合するに
当たっては、センサ本体8の端部にOリング31を装着
した上で、ターミナルホルダ18の筒状部24bをセン
サ本体8の凹部13内に挿入しつつ、センサ本体受容部
9内にセンサ本体8を嵌入する。この仮組み状態で超音
波溶着機の固定台Fにセンサ本体8側をセットし、ステ
ー11側に可動コーンMを押し当てることにより、セン
サ本体8と受容部9との接合部全周が溶着結合される。
この時、取付ブラケット10の車体に対する接合面を位
置センサ(図示せず)によって検出し、可動コーンMの
押し込みストロークを制御することにより、取付ブラケ
ット10の車体に対する接合面とポールピース5の先端
位置との関係が高精度に規定される。
【0020】このようにして、センサ本体8とステー1
1との接合部は、Oリング31を介した全周超音波溶着
により、略完全な防水性が得られる。
【0021】
【発明の効果】このように本発明によれば、ターミナル
ホルダを介して雌端子及びリード線の被覆がしっかりと
ステーに保持され、かつモールド成形によって雄端子が
強固にセンサ本体に保持されるので、両者の連結作業が
簡単に行われ、しかもリード線の端末処理が繁雑になら
ずに済む。従って、リード線の接続作業や取り回しに煩
わされることなく組立てることができるので、組立作業
性が著しく向上して電磁センサの製造コストを低減する
ことが可能になると共に、リード線の保持力が高まって
断線に対する信頼性を高めることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく電磁センサの縦断面図。
【図2】ステーのセンサ本体取付面の平面図。
【図3】本発明に基づく電磁センサの分解斜視図。
【図4】ターミナルホルダの分解斜視図。
【符号の説明】
1 電磁センサ 2 ボビン 3 導線 4 コイルボビン 5 ポールピース 6 永久磁石 7 ヨーク 8 センサ本体 9 センサ本体受容部 10 取付ブラケット 11 ステー 12 雄端子 13 凹部 14 ケーブル挿通孔 14a 傾斜面 15 ボス 16 リード線 17 雌端子 17a ソケット 17b リード線接続脚部 18 ターミナルホルダ 19 抜け止めキャップ 20 ラバーブーツ 21 ウレタン被覆ケーブル 22 金属カラー 23 ボルト挿通孔 24 基部 24a 箱状部 24b 筒状部 25 蓋部 25a・25b 弾発片 26 被覆接着部 26a 突出部 26b 溝 27a・27b 係止爪 28 六角孔 29 耳 30 だぼ 31 Oリング

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導線を巻回してなるコイルボビン、前記
    導線に接続された第1端子、前記コイルボビンの中心に
    嵌着されたポールピース、及び該ポールピースの端部に
    配設された永久磁石を共通のケース内に収容し、かつ前
    記ケースの軸線方向一端面に前記第1端子を露出させて
    なるセンサ本体と、 前記センサ本体を受容する受容部、及びリード線に接続
    された第2端子を受容して前記受容部の内面に固定され
    るターミナルホルダを備えたステーとを有し、 前記ターミナルホルダに前記リード線の被覆部を固着す
    ると共に、 前記センサ本体を前記ステーに結合させると前記第1端
    子と前記第2端子とが相互に連結されるようにしてなる
    ことを特徴とする電磁センサ。
  2. 【請求項2】 前記ターミナルホルダは、前記第2端子
    の前記第1端子との連結部及び前記リード線の接続部を
    受容する受容部と、該受容部の開口を閉じる蓋と、該蓋
    の外面に接合するリード線の被覆接着部とからなり、 前記被覆接着部が、前記受容部の内面に設けられたケー
    ブル挿通孔の開口に緊密に突入し得るテーパ状部分を有
    することを特徴とする請求項1に記載の電磁センサ。
JP16137795A 1995-06-05 1995-06-05 電磁センサ Pending JPH08334525A (ja)

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JP16137795A JPH08334525A (ja) 1995-06-05 1995-06-05 電磁センサ

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006284479A (ja) * 2005-04-04 2006-10-19 Tamagawa Seiki Co Ltd レゾルバ・ハーネス接続構造
JP2018096918A (ja) * 2016-12-16 2018-06-21 パナソニックIpマネジメント株式会社 センサ
JP2020118590A (ja) * 2019-01-25 2020-08-06 日本電産サンキョー株式会社 エンコーダおよびエンコーダ付きモータ

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