JP2970281B2 - 光学式ディスク再生装置 - Google Patents

光学式ディスク再生装置

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JP2970281B2
JP2970281B2 JP2225793A JP2225793A JP2970281B2 JP 2970281 B2 JP2970281 B2 JP 2970281B2 JP 2225793 A JP2225793 A JP 2225793A JP 2225793 A JP2225793 A JP 2225793A JP 2970281 B2 JP2970281 B2 JP 2970281B2
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  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Rotational Drive Of Disk (AREA)
  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンパクトディスクプ
レーヤ等に利用する光学式ディスク再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の光学式ディスク再生装置
では、ディスク毎に異なる記録線速度を知ることが出来
ない。このため、ディスク上の指定位置に光ピックアッ
プを移動させる時(アクセス動作)の光ピックアップの
移動量を算出するには、平均的な記録線速度を近似値と
して用いていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の光学式ディスク再生装置では、平均的な記録線速度
を用いて、光ピックアップの移動量を計算しているため
に、実際の記録線速度との差のために移動量の誤差を生
じ、このため光ピックアップを指定位置まで移動するの
に、何度もアクセス動作させなければならず、再生動作
に至るまでの所要時間が長くなるという問題点があっ
た。
【0004】本発明はこの様な従来の問題を解決するも
のであり、ディスクごとに異なる記録線速度を測定し、
アクセス動作時に光ピックアップの移動量を正確に算出
し移動することで、より早いアクセス動作が可能な光学
式ディスク再生装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、回転するディスク上に記録されたトラ
クと光ピックアップとの間の半径方向の位置ズレ量を検
する検出信号を生成する検出手段と、前記ディスク上
に記録されたピットの通過時間が前記ピットの長さに対
応した一定の時間となるように前記ディスク回転速度
制御を行う回転制御手段と、この制御手段で一定回転
速度に制御された前記ディスクの1回転に対応して生じ
前記検出信号の周期的な変化に基づいて、前記ディス
クの1回転に要する時間を測定し、前記ディスクに信号
を記録した時の前記ディスクの回転の線速度を算出し、
この線速度に基づいて前記ディスク上の指定情報を再生
するために必要な前記光ピックアップの移動量を算出す
る演算手段とを備えたようにしたものである。
【0006】
【作用】本発明は、上記のような構成により次のような
作用を有する。すなわち、ディスクの相対速度である記
録線速度を測定し、アクセス動作をさせる時の光ピック
アップの移動量を計算するもので、線速度の異なるディ
スクを再生させられても、そのディスクに応じて光ピッ
クアップの移動量を正確に算出し、早いアクセスを実現
できる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例の光学式ディスク再生
装置について、図面を参照しながら説明する。
【0008】図1は本実施例の光学式ディスク再生装置
のブロック図である。図1において、11は記録された
情報を読み取る光ピックアップである。12は、光ピッ
クアプ11をコンパクトディスク13(以下ディスクと
略す)の半径方向へ移動させるトラバースモータであ
る。14はディスク13を回転させるスピンドルモータ
である。15は、スピンドルモータ14を駆動するスピ
ンドルドライブ回路である。16は、トラバースモータ
12を駆動するトラバースドライブ回路である。
【0009】17は、光ピックアップ11を焦点方向に
駆動し焦点を合わせるフォーカスドライブ回路である。
18は、光ピックアップ11をディスク13の半径方向
に偏移させて、トラックに追従させるトラッキングドラ
イブ回路である。19は、光ピックアップ11から読み
込まれたディスク上の信号を整形し、サーボ制御に必要
な焦点方向の誤差量信号(フォーカスエラー信号)やト
ラック追従方向の誤差量信号(トラッキングエラー信
号)を出力する検出手段としてのRFアンプである。2
0は、ディスク13から読み込まれた信号を処理して音
声データやサブコードを取り出し、スピンドルの回転サ
ーボ制御を行なう信号処理LISである。21は、光ピ
ックアップ11からの信号に基づいて、フォーカス、ト
ラッキングのサーボ制御を行なう回転制御手段としての
デジタルサーボLSIである。
【0010】22は、信号処理LSI20やデジタルサ
ーボLSI21を制御しディスク再生やアクセス動作を
行ない、また、トラッキングエラー信号から、ディスク
の回転速度を測定し、ディスクの記録線速度を算出する
演算手段としてのマイクロプロセッサである。23は、
光ピックアップ11がディスク13の再生開始位置にあ
ることを検出するスイッチである。24は、信号処理L
SI20から出力されるデジタル信号をアナログに変換
するデジタル−アナログ変換器である。25は、デジタ
ル−アナログ変換器23により変換された音声信号を増
幅する増幅器である。26は、増幅器25で増幅された
音声信号を再生するスピーカである。
【0011】27は、マイクロプロセッサ22からの出
力される再生曲番号信号を表示パネルに表示し、操作パ
ネルの操作ボタン押下信号をマイクロプロセッサ22に
出力する操作表示装置である。
【0012】図2は、ディスク13上に記録されたピッ
ト列の拡大図である。ディスクの接線方向に基本となる
周期(T)に対し3倍から11倍まで整数倍の長さのピ
ットの組み合わせによって、デジタルデータが記録され
ている。
【0013】図3は、回転するディスクにおいて、フォ
ーカスサーボ制御のみ行ったときのトラッキングエラー
信号である。
【0014】次に、上記実施例の動作について説明す
る。上記実施例において、マイクロプロセッサ22は、
トラバースドライブ回路16に対しトラバースモータ1
2を回転させる制御信号を出力し、光ピックアップ11
をディスクの内周方向に移動させ、光ピックアップ11
がスイッチ23を押下した時点で移動を停止させる。こ
のことにより、光ピックアップ11はスイッチ23で定
められた一定位置に移動される。次に、マイクロプロセ
ッサ22は、デジタルサーボLSI21に対し、フォー
カスサーボ制御を開始させる。デジタルサーボLSI2
1は、光ピックアップ11からのフォーカスエラー信号
に基づいて、焦点を合わせるサーボ制御を行なう。ま
た、信号処理LSI20に対し、スピンドルモータ14
を一定速度で回転させるため後述するサーボ制御を開始
させる。
【0015】ここで、光ピックアップ11からは、トラ
ッキングサーボ制御が行われていないため、ディスク1
3上のトラックのピット列が断片的に読み込まれる。信
号処理LSI20は、この断片的ピット列の中から、図
2の28で示される基本周期(T)の6倍の長さを持つ
ピット列を抽出し、このピットを通過する時間が再生時
と同等な一定時間になるようにスピンドルドライブ回路
15に対し駆動信号を出力する(ラフサーボ)。このこ
とにより、ディスク13が記録されたときの線速度で回
転させることができる。
【0016】ここで、RFアンプ19からは、図3に表
されるような、トラッキングエラー信号が出力される。
すなわち、トラッキングサーボが行われていないため、
RFアンプ19からは、単に光ピックアップ11の上を
通過するトラックに対するトラッキングエラー信号が出
力され、その信号は回転するディスク13の真の中心と
スピンドルモータ14の回転軸の中心からズレている
(偏心)により、周期的な変化を待つ。この周期的な変
化は、ディスク13の1回転につき2回生じることか
ら、この周期を測定することで、前述の記録されたとき
の線速度で回転するディスク13の回転速度を求めるこ
とができる。
【0017】マイクロプロセッサ22では、スイッチ2
3で特定されるディスク13の半径位置rにおいて、記
録線速度vで回転するディスク13の回転周期tから、
記録線速度vを2πr/tと算出する。この処理は、デ
ィスク13がスピンドルモータ14上に装着されて、再
生する前に行なうものである。ここで、操作表示装置2
7からの選曲操作ボタン押下信号が、マイクロプロセッ
サ22に入力されると、マイクロプロセッサ22は、あ
らかじめディスク13から読み込んでおいた曲の目次情
報(TOC)から、選曲された番号を、ディスク上に連
続的に記録された絶対時間情報に置き換える。また、線
速度vで記録されたディスク上での絶対時間t1とディ
スク中心からの半径位置r1の関係は、 v・t1・tp=π・(r1・r1−r0・r0) ただし π:円周率 r0:演奏開始位置半径 tp:トラックピッチ と表され、これよりディスク上の指定された絶対時間t
1までの光ピックアップ11の移動量(r1−r0)を
算出する。さらにこの移動量を、光ピックアプ11を半
径方向に移動したときの横切るトラック本数に換算し
て、 ((r1−r0)÷tp) を求め、マイクロプロセッサ22は、デジタルサーボL
SI21に対し、光ピックアップ11の移動処理を開始
させる。デジタルサーボLSI21は、トラバースドラ
イバ16を制御しトラバースモータ12を回転させるこ
とで、光ピックアツプ11を移動させ、同時に光ピック
アップ11が横切ったトラック本数をカウントし、指定
されたトラックを横切ったところで、光ピックアップ1
1の移動を停止する。これにより、選曲された曲の位置
に光ピックアップ11を移動させることができる。
【0018】この様に、上記実施例によれば、選曲動作
をする前に、マイクロプロセッサ22がディスク13の
記録線速度を算出することで、選曲を実行するときの光
ピックアップ11の移動量を再生するディスク毎に算出
する事で、選曲動作が誤差なく正確にできるという効果
を有する。
【0019】
【発明の効果】本発明は上記実施例より明らかなよう
に、再生するディスク毎にそのディスクの記録線速度を
算出し、選曲動作時の光ピックアップの移動量を算出す
のものであり、選曲動作を誤差なく正確にできるという
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における光学式デイスク再生
装置の回路ブロック図
【図2】コンパクトディスクのコンパクトディスク上に
記録されたピット列の拡大図
【図3】フォーカスサーボ制御のみ行ったときのトラッ
キングエラー信号波形図
【符号の説明】
11 光ピックアップ 13 光学式ディスク 14 スピンドルモータ 15 スピンドルドライブ回路 19 RFアンプ回路(検出手段) 21 デジタルサーボ回路(回転制御手段) 22 マイクロプロセッサ(演算手段)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転するディスク上に記録されたトラ
    クと光ピックアップとの間の半径方向の位置ズレ量を検
    する検出信号を生成する検出手段と、前記ディスク上
    に記録されたピットの通過時間が前記ピットの長さに対
    応した一定の時間となるように前記ディスク回転速度
    制御を行う回転制御手段と、この制御手段で一定回転
    速度に制御された前記ディスクの1回転に対応して生じ
    前記検出信号の周期的な変化に基づいて、前記ディス
    クの1回転に要する時間を測定し、前記ディスクに信号
    を記録した時の前記ディスクの回転の線速度を算出し、
    この線速度に基づいて前記ディスク上の指定情報を再生
    するために必要な前記光ピックアップの移動量を算出す
    る演算手段とを備える光学式ディスク再生装置。
  2. 【請求項2】 回転するディスク上に記録されたトラッ
    クと光ピックアップとの間の半径方向の位置ズレ量を検
    出する検出信号を生成し、前記ディスクの回転を一定の
    回転速度に制御し、前記ディスクの1回転に対応して生
    じる前記検出信号の周期的な変化に基づいて推定され
    る、前記ディスクに信号を記録した時の前記ディスクの
    回転の線速度に基づいて、必要な情報が記録された前記
    ディスク上の半径方向位置を算出する光学式ディスク装
    置の位置算出方法。
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KR100426108B1 (ko) 1999-08-31 2004-04-08 마츠시타 덴끼 산교 가부시키가이샤 디스크 재생 시스템

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