JP2969853B2 - 用紙収容装置 - Google Patents

用紙収容装置

Info

Publication number
JP2969853B2
JP2969853B2 JP2200060A JP20006090A JP2969853B2 JP 2969853 B2 JP2969853 B2 JP 2969853B2 JP 2200060 A JP2200060 A JP 2200060A JP 20006090 A JP20006090 A JP 20006090A JP 2969853 B2 JP2969853 B2 JP 2969853B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
tray
sheet
shift
jam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2200060A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0485263A (ja
Inventor
浩貴 山下
潔 会森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP2200060A priority Critical patent/JP2969853B2/ja
Priority to US07/734,962 priority patent/US5151735A/en
Publication of JPH0485263A publication Critical patent/JPH0485263A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2969853B2 publication Critical patent/JP2969853B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/65Apparatus which relate to the handling of copy material
    • G03G15/6552Means for discharging uncollated sheet copy material, e.g. discharging rollers, exit trays
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H31/00Pile receivers
    • B65H31/24Pile receivers multiple or compartmented, e.d. for alternate, programmed, or selective filling

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Pile Receivers (AREA)
  • Forming Counted Batches (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Collation Of Sheets And Webs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、用紙収容装置、特に電子写真複写機、レー
ザプリンタ等の画像形成装置本体から排出される用紙を
トレイ等の上に積み重ねて収容していく用紙収容装置に
関する。
従来の技術 レーザプリンタにおいては1度に大量のプリントを行
なう場合があり、そのために大容量のトレイ、スタッカ
等の積載台を複数備えた用紙収容装置が種々提案されて
いる。一般に、この種の用紙収容装置は用紙積載量に応
じて積載台をステップ的に下降させるエレベータ機構及
び所定のタイミングで積載台をシフトさせる機構を備
え、さらに、各積載台に用紙を選択的に送り込むように
構成されている。
しかし、従来の用紙収容装置では、複数の積載台のう
ち1箇所でも紙詰まり(ジャム)やエレベータモータ、
シフトモータの故障による収容不良が生じると、他の積
載台に用紙を収容可能であっても全ての用紙処理機構が
停止してしまい、しかも、画像形成装置本体での画像形
成処理も中断されることとなり、画像形成装置本体内を
点検して一旦給紙された用紙を取り除く作業も必要とな
り、煩雑であった。また、モータ類に関しては、1箇所
でも故障を生じると装置の立ち上げができず、サービス
マンによる修理を待つこととなり、極めて不便であっ
た。
発明の目的、構成及び作用 そこで、本発明の目的は、用紙の収容処理中に一つの
用紙収容手段で収容不良が発生しても用紙処理動作を継
続できる用紙収容装置を提供することにある。
以上の目的を達成するため、本発明に係る用紙収容装
置は、それぞれ独立した用紙収容処理のための駆動系を
有する複数の用紙収容手段と、前記各用紙収容手段を所
定のタイミングでシフトさせるためのシフト機構と、各
用紙収容手段における用紙収容処理不良の発生を検出す
るための検出手段と、前記検出手段により収容不良の発
生が検出されると、そのとき用紙を収容可能な用紙収容
手段をシフトさせて該用紙収容手段へ以後の用紙を収容
させる制御手段と、を備えたことを特徴とする。
用紙の収容不良とは、例えば、紙詰まり(ジャム)、
エレベータモータやシフトモータの故障等を意味する。
このような収容不良が発生すると、以後用紙は正常に機
能する他の用紙収容手段へ送り込まれる。従って、一の
収容手段が不良となっても画像形成装置本体において画
像形成処理を中断する必要がなく、画像形成再開のため
の煩雑な処理が不要となる。しかも、このとき正常に機
能する用紙収容手段をシフトさせるため、該手段に既に
収容されている用紙と以後収容される用紙とが仕分けさ
れて容易に識別可能となる。
実施例 以下、本発明に係る用紙収容装置の実施例を添付図面
に従って説明する。以下の実施例は、それぞれ独立した
エレベータ機構、シフト機構を備えた上段と下段の用紙
収容トレイからなるデュアルジョブスタッカとして構成
した用紙収容ユニットを示す。
[第1実施例、第1図〜第7図] 第1図は本発明の一実施例である用紙収容ユニット
(60)を、レーザプリンタ本体(1)に用紙反転ユニッ
ト(50)を介して取り付けた状態を示す。
プリンタ本体(1)は、デスク(40)上にセットさ
れ、略中央部には感光体ドラム(10)が矢印(a)方向
に回転駆動可能に設置されている。感光体ドラム(10)
の周囲には帯電チャージャ(11)、磁気ブラシ式の現像
装置(12),(13)、転写チャージャ(14)、用紙分離
チャージャ(15)、残留トナーのクリーニング装置(1
6)、残留電荷のイレーサランプ(17)等が設置されて
いる。画像はレーザビーム走査光学系(2)にて感光体
ドラム(10)上に帯電処理の直後に露光される。なお、
これらのエレメントによるプリント処理は周知であり、
その説明は省略する。
一方、プリンタ本体(1)の図中左側には自動給紙カ
セット(21),(22),(23)が三段に設けられ、また
デスク(40)にはオプションとしてのエレベータ方式の
自動給紙ユニット(24)が設置されている。各カセット
(21),(22),(23)及び給紙ユニット(24)内に装
填されている用紙のサイズはそれぞれセンサ(SE11)〜
(SE14)にて検出される。用紙は各カセット(21),
(22),(23)、給紙ユニット(24)からそれぞれの給
紙ローラ(25)〜(28)によって選択的に1枚ずつ給紙
される。図中、太線は通紙経路を示す。各用紙はタイミ
ングローラ(30)で一旦レジストされ、感光体ドラム
(10)上に形成された画像と同期をとって転写部へ送り
込まれる。トナー画像転写後の用紙は、搬送ベルト(3
1)にて定着装置(32)へ搬送され、ここでトナーの加
熱定着を施された後、排出ローラ(33)からプリンタ本
体(1)外へ、即ち用紙反転ユニット(50)へ導入され
る。
用紙反転ユニット(50)は、片面プリント済み用紙を
他の一面にもプリントする両面プリント又は同一面に重
ねてプリントする合成プリントのため、ローラ(36),
(37)等で構成される再給紙通路(35)へ用紙を送り込
む機能、用紙収容ユニット(60)へ用紙をストレートに
搬送するフェースアップ排紙(非反転モード)と表裏反
転させて搬送するフェースダウン排紙(反転モード)を
選択的に処理する機能を合わせ持っている。
以上の機能を達成するうえで、用紙反転ユニット(5
0)は受入れローラ(51)、送出しローラ(52)、正逆
転切換えローラ(53),(54)、再給紙ローラ(55)、
通紙切換え爪(56),(57)及びスイッチバック通路
(58)を有している。切換え爪(56),(57)は図示し
ないソレノイドで回動角度を二位置に切り換え可能とさ
れている。
非反転モードにおいて、用紙は受入れローラ(51)か
ら切換え爪(56)の上面でガイドされ、送出しローラ
(52)から用紙収容ユニット(60)にフェースアップの
状態で送り出される。反転モードにおいて、用紙は受入
れローラ(51)から切換え爪(56)の左側面でガイドさ
れ、正転するローラ(53)から切換え爪(57)の右側面
でガイドされ、さらにローラ(54)の正転にて用紙先端
部がスイッチバック通路(58)まで達する。用紙の後端
が反転ポイント(Q)へ到達すると、ローラ(53),
(54)が逆転に切り換えられる。ここで、用紙はそれま
での後端を先頭にして切換え爪(56)の右側面でガイド
され、送出しローラ(52)から用紙収容ユニット(60)
にフェースダウンの状態で送り出される。
一方、両面プリントモードにおいて、用紙は前記反転
モードと同様にスイッチバック通路(58)へ搬送され、
用紙の後端が反転ポイント(P)へ到達すると、ローラ
(54)が逆転に切り換えられる。ここで、用紙はそれま
での後端を先頭にして切換え爪(57)の左下面でガイド
され、再給紙ローラ(55)から再給紙通路(35)へ送り
込まれる。合成プリントモードにおいて、用紙はローラ
(53)から切換え爪(57)の左上面でガイドされ、再給
紙ローラ(55)から再給紙通路(35)へ送り込まれる。
用紙収容ユニット(60)は二段に設けたトレイ(7
0),(70a)と用紙搬送部(61)とで構成され、トレイ
(70),(70a)はそれぞれ用紙搬送方向と直交する方
向にシフト可能であると共に、用紙の積載量に応じて昇
降可能とされている。
用紙搬送部(61)は搬送ローラ(62)〜(66)と搬送
ローラ(62),(63)間に設置した通紙切換え爪(67)
を備えている。切換え爪(67)は図示しないソレノイド
で回動角度を二位置に切り換え可能とされ、その上面に
よって用紙を搬送ローラ(63)へガイドし、上段トレイ
(70)へ収容させる。さらに、切換え爪(67)はその左
側面によって用紙を下方へガイドし、搬送ローラ(64)
〜(66)を通じて下段トレイ(70a)へ収容させる。ま
た、搬送ローラ(63),(66)の直後には通過する用紙
を検出するためのセンサ(SE1),(SE1a)が設置され
ている。
トレイ(70),(70a)はそれぞれボックス(71),
(71a)に用紙収容方向に対して直交方向にシフト可能
かつ昇降可能に設置されている、即ち、トレイ(70),
(70a)の直下にはシフトモータ(73),(73a)及びエ
レベータモータ(74),(74a)が設置され、シフト機
構及び図示しないエレベータ機構によりシフト動作、昇
降動作が可能となっている。シフト機構は、シフトモー
タ(73)から回転力を伝達される支軸(80)にカム(8
1)を固定し、カム(81)の偏心位置に設けたピン(8
2)をシフトプレートの長孔(85)に係合させたもの
で、シフトプレートはトレイ(70)と一体的に矢印
(A),(A′)方向(用紙収容方向と直交する方向)
に移動自在である。また、カム(81)の外周面には180
゜の間隔で切欠き(80a),(80b)が形成され、センサ
(SE6)のアクチュエータ(86)がこの切欠き(80a),
(80b)に係合可能となっている。プリンタ本体(1)
にて所定のプリント処理が終了すると、シフトモータ
(73)が起動され、カム(81)が矢印(b)方向に回転
駆動されると共にトレイ(70)が(A)又は(A′)方
向に移動し、アクチュエータ(86)が切欠き(80a)又
は(80b)に落ち込むと、センサ(SE6)がオフし、これ
にてシフトモータ(73)がオフされる。即ち、トレイ
(70)はカム(81)が180゜ずつ間欠的に回転すること
により矢印(A),(A′)方向にシフト(往復移動)
する。一方、エレベータ機構は、エレベータモータ(7
4)にて回転駆動されるピニオンとトレイ(70)に設け
たラックとによる周知の機構で構成されており、その詳
細については省略する。
なお、トレイ(70),(70a)自体の構成及びその周
囲の構成は全く同一であり、以下上段トレイ(70)につ
いて説明し、下段トレイ(70a)部分に関しては図中に
符号(a)を付し、その説明は省略する。
ボックス(71)に設けた上下に対となった排出ローラ
(75)は、前記搬送部(61)から送り込まれた用紙をト
レイ(70)上に送り出す。排出ローラ対(75)の下ロー
ラには図示しないバドルホイールが下ローラと一体的に
回転可能に設置され、トレイ(70)上に収容される用紙
の後端部に収容方向とは逆方向の付勢力を付与し、用紙
をトレイ(70)上で整合させる。用紙の後端はトレイ
(70)の下端に対向して位置する背面板にて規制され
る。トレイ(70)にはトレイ(70)上での用紙の有無を
検出するセンサ(SE2)が設置されている。
さらに、トレイ(70)の適正位置(高さ)を維持する
ため、トレイ(70)の積載面自体及び収容された用紙の
上面を検出するセンサ(SE3)、アクチュエータ(76)
が設置されている。トレイ(70)の適正位置とは、用紙
が前記バドルホイールによって整合性よく収容される高
さ、具体的には、排出ローラ対(75)のニップ部からト
レイ(70)の積載面ないしは収容されている用紙上面ま
での高さを意味し、一定の上下許容幅がある。センサ
(SE3)は適正位置の上限を検出するためのものであ
る。即ち、アクチュエータ(76)はピン(77)を支点と
して回動自在であり、先端部は排出ローラ対(75)の下
ローラの外周面に沿った形状をなし、トレイ(70)の下
端部上面に対向配置され、後端部はセンサ(SE3)の光
軸に進退可能とされている。このアクチュエータ(76)
は図示しないスプリングによってピン(77)を支点とし
て常時時計回り方向に付勢され、第1図中実線位置にセ
ットされ、このときセンサ(SE3)はオフ状態である。
用紙がトレイ(70)上に順次収容され、用紙上面が適正
位置の上限に達するとアクチュエータ(76)が用紙上面
に付勢されて反時計回り方向に若干回動し、センサ(SE
3)がオンすることとなる。このオン信号に基づいてエ
レベータモータ(74)が下降方向にオンされ、トレイ
(70)が下降する。トレイ(70)の下降に応じてアクチ
ュエータ(76)が時計回り方向に復帰し、センサ(SE
3)がオフすると、エレベータモータ(74)がオフされ
る。このようにトレイ(70)は用紙の積載量が増加し、
用紙上面が上限高さに達したときに所定量1ステップ下
降される。
用紙の容量オーバーは、ボックス(71)の下部に設け
たセンサ(SE4)又は(SE5)が下降したトレイ(70)を
検出することにより判定される。サイズの大きい用紙が
プリンタ本体(1)から排出される際には上側のセンサ
(SE4)が使用され、サイズの小さい用紙が排出される
場合には下側のセンサ(SE5)が使用される。この切り
換えは、給紙部に設けたセンサ(SE11)〜(SE14)から
の用紙サイズ信号に基づいて行なわれる。
トレイ(70)から用紙が取り去られると、トレイ内セ
ンサ(SE2)がオフし、このオフ信号に基づいてエレベ
ータモータ(74)が上昇方向にオンされ、上限センサ
(SE3)がオンするまでトレイ(70)が上昇し、初期位
置へ復帰する。
一方、一群の情報がプリントアウトされるごとに、シ
フトモータ(73)が前記センサ(SE6)がオフするまで
駆動され、トレイ(70)が収容方向とは直交方向にピン
(82)の偏心量に応じた一定のピッチで移動し、この往
復移動によって一群の用紙が仕分けられる。
本実施例において、用紙のジャムは用紙反転ユニット
(50)内に設けられた用紙検出センサ(図示せず)や用
紙収容ユニット(60)内に設けられたセンサ(SE1),
(SE1a)とタイマとの組合わせで検出される。もし、上
段でジャムが発生すると、用紙後端が切換え爪(67)付
近に残っている可能性があるため、用紙収容処理を停止
する。しかし、下段でジャムが発生したのであれば、用
紙後端は切換え爪(67)を通り抜けており、上段トレイ
(70)への用紙収容には何ら支障がないため、以後用紙
を上段トレイ(70)へ収容する。そして、この場合に
は、上段トレイ(70)をシフトさせ、既に上段トレイ
(70)に収容されている用紙とジャム発生後上段トレイ
(70)へ収容される用紙とを区別する。なお、このよう
な制御に関しては、フローチャートを参照して後に詳述
する。
第3図はシステム全体の制御回路を示す。
プリンタ側にはプリンタ本体(1)を制御する制御プ
ロセッサ(100)、レーザビーム光学系(2)を制御す
る制御プロセッサ(101)、用紙反転ユニット(50)を
制御する制御プロセッサ(102)、用紙収容ユニット(6
0)を制御する制御プロセッサ(103)を有する。印字情
報はホストコンピュータ(110)からホストインターフ
ェイス(111)を経由して画像作成コントローラ(112)
へ送信される。画像作成コントローラ(112)はプリン
トすべき画像情報をビデオライン(113)を経由して光
学系制御プロセッサ(101)へ送信すると共に、制御ラ
イン(114)を介してプリントモード等をインターフェ
イス制御プロセッサ(115)へ送信する。このインター
フェイス制御プロセッサ(115)はシリアルインターフ
ェイス(116)を介して各プロセッサ(100)〜(103)
と種々のモードを通信し合う。即ち、インターフェイス
制御プロセッサ(115)は各プロセッサ(100)〜(10
3)から用紙サイズ、用紙のジャム、用紙の通過等の種
々の情報を受信し、各プロセッサ(100)〜(103)へ必
要な情報を送信する。さらに、インターフェイス制御プ
ロセッサ(115)はプリンタ本体(1)上の操作パネル
の表示部(117)をオン,オフ制御する。表示部(117)
は各プロセッサ(100)〜(103)の状態をプロセッサ
(115)からの指示に基づいて外部に表示する。
第4図は用紙収容ユニット(60)を制御するプロセッ
サ(103)の概略構成を示す。
このプロセッサ(103)はCPU(120)を中心に構成さ
れ、RAM(121)、PROM(122)を備えている。RAM(12
1)は、上段トレイ(70)及び下段トレイ(70a)のエン
プティをメモリするCメモリ、上段トレイ(70)の最新
用紙サイズデータをメモリするDメモリ、下段トレイ
(70a)の最新用紙サイズデータをメモリするEメモ
リ、プロセッサ(115)から現在送信されている用紙サ
イズデータをメモリするFメモリ等を有する。CPU(12
0)の出力ポートには切換え爪(67)の駆動ソレノイ
ド、用紙搬送モータ、シフトモータ(73),(73a)、
エレベータモータ(74),(74a)の駆動回路が接続さ
れている。また、CPU(120)の入力ポートには各センサ
(SE1)〜(SE5),(SE1a)〜(SE5a)、トレイ(7
0),(70a)のシフトポジションセンサ(SE6),(SE6
a)が接続されている。
次に、用紙収容ユニット(60)を制御するプロセッサ
(103)の制御手順を第5図ないし第7図を参照して説
明する。
第5図はCPU(120)のメインルーチンを示し、電源が
投入されてプログラムがスタートすると、まずステップ
(S1)で初期設定を行ない、各種フラグ、タイマ、カウ
ンタをリセットする。次に、ステップ(S2),(S3)で
シリアルインターフェイス(116)を通じて他のプロセ
ッサ(100),(101),(102),(103),(115)と
の通信を実行し、ステップ(S4)でプリント処理のシー
ケンス制御が開始されたと判定すると、ステップ(S5)
で用紙収容処理のサブルーチンを実行する。
第6図は前記ステップ(S5)で実行される用紙収容処
理のサブルーチンを示す。
まず、ステップ(S10)で上段ジャムフラグが「1」
か否かを判定する。上段ジャムフラグは用紙を上段トレ
イ(70)へ収容するための通路において用紙のジャムが
発生すると「1」にセットされる[第7図ステップ(S4
2)参照]。上段でのジャムは用紙後端が切換え爪(6
7)の近傍に残っているおそれがあり、この場合には以
後の用紙を下段トレイ(70a)へ収容することが不可能
であるため、上段でジャムが発生していれば[ステップ
(S10)でYES]、直ちにこのサブルーチンを終了する。
上段でジャムが発生していなければ[ステップ(S10)
でNO]、ステップ(S11)でエレベータ処理を実行す
る。ここでは、センサ(SE3),(SE3a)のオン,オフ
信号に基づいてエレベータモータ(74),(74a)を制
御し、トレイ(70),(70a)を適正位置に維持する。
次に、ステップ(S12)で用紙反転ユニット(50)か
らの用紙排出信号が発せられたか否かを判定する。排出
信号は用紙の先端が用紙反転ユニット(50)の出口に到
達したことが図示しないフォトセンサにて検出される
と、制御プロセッサ(102)から制御プロセッサ(103)
へ送信される。この排出信号が発せられると[ステップ
(S12)でYES]、ステップ(S13)で下段ジャムフラグ
が「1」か否かを判定する。下段ジャムフラグは用紙を
下段トレイ(70a)へ収容する通路で用紙ジャムが発生
すると「1」にセットされる[第7図ステップ(S36)
参照]。下段でジャムが発生していなければ[ステップ
(S13)でNO]、ステップ(S14)で現在用紙を収容する
ために指定されているトレイが上段トレイ(70)か下段
トレイ(70a)のいずれかか判定する。下段トレイ(70
a)が指定されていれば、ステップ(S15)で下段ジャム
タイマをセットし、ステップ(S16)で切換え爪(67)
を下段ガイド位置へセットし、ステップ(S19)へ移行
する。一方、上段トレイ(70)が指定されていれば、ス
テップ(S17)で上段ジャムタイマをセットし、ステッ
プ(S18)で切換え爪(67)を上段ガイド位置へセット
し、ステップ(S19)へ移行する。
次に、ステップ(S19)でジャム検出処理(詳細は第
7図を参照して説明する)を実行し、ステップ(S20)
で用紙の搬送、トレイ(70),(70a)のシフト等々の
他のシーケンス制御を実行する。
一方、下段でジャムが発生していれば[ステップ(S1
3)でYES]、ステップ(S21)で前回の収容処理で指定
されたトレイが上段トレイ(70)か否かを判定し、ステ
ップ(S22),(S23)で今回の収容処理で指定されてい
るトレイが上段トレイ(70)か下段トレイ(70a)のい
ずれかであるかを判定する。前回が上段トレイ(70)で
今回が下段トレイ(70a)の場合[ステップ(S21),
(S23)でYES]、または前回が下段トレイ(70a)で今
回が上段トレイ(70)の場合[ステップ(S21)でNO、
ステップ(S22)でYES]は、ステップ(S24)で上段ト
レイ(70)をシフトさせ、前述のステップ(S17),(S
18)を処理し、以後用紙を上段トレイ(70)へ収容す
る。前回及び今回共に上段トレイ(70)又は下段トレイ
(70a)が指定されているのであれば[ステップ(S23)
でNO又はステップ(S22)でNO]、上段トレイ(70)を
シフトさせることなく、ステップ(S17),(S18)を処
理する。
即ち、以上の制御において、下段でジャムが発生する
と、以後の用紙を通紙可能な上段トレイ(70)へ収容す
る。従って、ジャムの発生でいちいちプリンタ本体
(1)でのプリント処理を中止する必要がなくなる。ま
た、上段トレイ(70)への通紙切換え時に、上段トレイ
(70)をシフトするようにしたため、既に上段トレイ
(70)へ収容されている用紙と、以後収容される用紙と
を容易に識別することができる。
第7図は前記ステップ(S19)で実行されるジャム検
出処理のサブルーチンを示す。
まず、ステップ(S30)で現在指定されているトレイ
を判定し、下段トレイ(70a)が指定されていれば、ス
テップ(S31)で下段ジャムタイマが“0"にリセットさ
れたか否かを判定する。下段ジャムタイマは下段でのジ
ャム発生を検出するために前記ステップ(S15)でセッ
トされたもので、用紙反転ユニット(50)の出口に設け
た図示しないセンサからセンサ(SE1a)までの搬送距離
を搬送速度(システムスピード)で割った時間に若干の
余裕を加えた時間にセットされている。そして、ステッ
プ(S32)で下段ジャムタイマを“1"ずつ減算し、ステ
ップ(S34)でセンサ(SE1a)がオンか否かを判定す
る。下段ジャムタイマが“0"にリセットされる前にセン
サ(SE1a)がオンすれば[ステップ(S33)でNO、ステ
ップ(S34)でYES]、用紙が支障なく通過したとみなし
てステップ(S35)で下段ジャムフラグを「0」にリセ
ットする。センサ(SE1a)がオンする前に下段ジャムタ
イマが“0"にリセットされると[ステップ(S34)でN
O、ステップ(S33)でYES]、ジャムが発生したため、
ステップ(S36)で下段ジャムフラグを「1」にセット
する。
一方、前記ステップ(S30)で上段トレイ(70)が指
定されていると判定すると、ステップ(S37)〜(S42)
を実行する。ここでの処理は下段トレイ(70a)に対す
る前記ステップ(S31)〜(S36)での処理と同様であ
る。上段ジャムタイマは前記ステップ(S17)でセット
されたもので、用紙反転ユニット(50)の出口に設けた
図示しないセンサからセンサ(SE1)までの搬送距離を
搬送速度(システムスピード)で割った時間に若干の余
裕を加えた時間にセットされている。そして、センサ
(SE1)がオンする前に上段ジャムタイマが“0"にリセ
ットされると[ステップ(S40)でNO、ステップ(S39)
でYES]、ジャムが発生したためにステップ(S42)で上
段ジャムフラグを「1」にセットする。
[第2実施例、第8図〜第21図] 本第2実施例はシフト機構あるいはエレベータ機構が
モータ等の原因による故障で上段又は下段で用紙処理不
良が発生した場合の対策に関する。例えば、上段のシフ
ト機構が機能しなければ、正常に機能する下段トレイ
(70a)へ用紙を収容する。本第2実施例では、以下の
[表]に示すように動作1から動作9までの態様を実行
する。なお、装置は前記第1実施例で示したものと同じ
である。
動作1は上下のシフト機構、エレベータ機構の全てが
正常に動作する場合であり、特に対策は必要ない。
動作2は下段のシフト機構が異常の場合で、下段トレ
イ(70a)へのシフト命令時に上段トレイ(70)をシフ
トさせて用紙を上段トレイ(70)へ収容する。
動作3は下段のエレベータ機構が異常な場合で、下段
トレイ(70a)で用紙の収容が不可能なため、下段トレ
イ(70a)へ収容する際には上段トレイ(70)をシフト
させて用紙を上段トレイ(70)へ収容する。
動作4は上段のシフト機構が異常な場合で、上段トレ
イ(70)へのシフト命令時に下段トレイ(70a)をシフ
トさせて用紙を下段トレイ(70a)へ収容する。
動作5は上段、下段のシフト機構が共に異常な場合
で、ここではシフトさせることなく用紙を所定のトレイ
(70)又は(70a)へ収容する。
動作6は上段のシフト機構に加えて下段のエレベータ
機構が異常の場合で、用紙を上段トレイ(70)のみへシ
フトさせることなく収容する。
動作7は上段のエレベータ機構が異常な場合で、上段
トレイ(70)で用紙の収容が不可能なため、上段トレイ
(70)へ収容する際には下段トレイ(70a)をシフトさ
せて用紙を下段トレイ(70a)へ収容する。
動作8は上段のエレベータ機構に加えて下段のシフト
機構が異常の場合で、用紙を下段トレイ(70a)のみへ
シフトさせることなく収容する。
動作9は全てが異常な場合であり、用紙の収容は不可
能である。
以下、本第2実施例における制御手順について第8図
〜第21図のフローチャートを参照して説明する。
制御手順において、CPU(120)のメインルーチンは前
記第1実施例において第5図で説明したものと同様であ
る。
第8図はメインルーチンのステップ(S1)で実行され
る初期設定のサブルーチンを示す。
本第2実施例では、電源が投入されると、エレベータ
機構及びシフト機構を初期位置に設定する処理を実行
し、もし異常が発見されると、前記[表]に示した動作
1〜9に基づく用紙収容処理を行なう。
即ち、ステップ(S50)でフラグ等をクリアし、ステ
ップ(S51)〜(S54)でそれぞれ上段、下段のエレベー
タ機構及びシフト機構を初期位置へセットし、ステップ
(S55)で全てのモータ(73),(73a),(74),(74
a)が正常に動作することが確認されると、このサブル
ーチンを終了する。
第9図は前記ステップ(S51)で実行される上段エレ
ベータ機構の初期設定を示す。なお、他の機構に関して
もこのサブルーチンと同様の処理を実行する。
まず、ステップ(S60)で上段エレベータタイマが
“0"にリセットされているか否かを判定し、YESであれ
ばステップ(S68)でモータ(74)をオンして上段トレ
イ(70)を上昇させる。上段エレベータタイマは上段ト
レイ(70)が最下位置から最上位置まで上昇を完了する
時間に若干の余裕を加えた時間にセットされる。前記ス
テップ(S60)で上段エレベータタイマが“0"にリセッ
トされていないと判定すると、ステップ(S61)で上段
トレイ(70)の上限位置を検出するセンサ(SE3)がオ
ンか否かを判定し、オンすれば上段エレベータ機構は正
常であるため、ステップ(S62)で上段エレベータタイ
マを“0"にリセットし、ステップ(S63)でエレベータ
モータ(74)をオフして上段トレイ(70)の上昇を停止
させ、ステップ(S64)で上段エレベータフラグを
「0」にリセットする。なお、この上段エレベータフラ
グは「1」にセットされているとき、上段エレベータ機
構が異常であることを表示する。
前記ステップ(S61)でセンサ(SE3)がオフであると
判定すると、ステップ(S65)でタイマ処理を行ない
(第10図参照)、ステップ(S66)でエラー発生か否か
を判定し、エラー発生であればステップ(S67)で上段
エレベータフラグ「1」にセットする。
第10図は前記ステップ(S65)で実行されるタイマ処
理のサブルーチンを示す。なお、ステップ(S51)のサ
ブルーチン以外にもステップ(S52),(S53),(S5
4)の各サブルーチン中ステップ(S65)に相当するステ
ップでも第10図のサブルーチンを実行する。
まず、ステップ(S70)でタイマが“0"にリセットさ
れていないことが確認されるごとに、ステップ(S71)
でタイマを“1"ずつ減算し、ステップ(S72)でタイマ
が“0"にリセットされたか否かを判定する。“0"にリセ
ットされていなければ、所定時間内にトレイ(70)又は
(70a)が初期位置にセットされていないため、ステッ
プ(S73)でエラーをセットする。ここでのエラーセッ
トは前記ステップ(S66)での判定の対象とされるのは
前述のとおりである。
第11図はメインルーチンのステップ(S5)で実行され
る用紙収容処理のサブルーチンを示す。このサブルーチ
ンは前記第1実施例中第6図に示したサブルーチンと基
本的には同様である。
異なる点は、ステップ(S12)で用紙が反転ユニット
(50)から排出されると判定された後、ステップ(S12
a)でモータ処理を実行する。ここでは、初期設定にお
けるシフト機構、エレベータ機構の正常、異常の判定結
果に基づいて前記[表]に示した動作1〜9に基づく制
御を処理する。そして、下段でジャムが発生すると[ス
テップ(S13)でYES]、ステップ(S13a)で動作7,8,9
のいずれかを実行中か否かを判定し、YESであれば上段
エレベータ機構が異常で、上段トレイ(70)へは収容で
きないため、ステップ(S25)で動作不可信号を発し、
このサブルーチンを終了する。この信号が発せられると
メインルーチンのステップ(S2)において動作不可信号
をインターフェイス制御プロセッサ(115)に送信する
ことでプリント動作を中止する。動作不可信号が発せら
れると、メインルーチンのステップ(S4)においてプリ
ント中でないと判定されるため、用紙収容処理のサブル
ーチンは実行されない。前記ステップ(S13a)での判定
がNOであれば、第6図でも説明したように、ステップ
(S21),(S22),(S23)で前回と今回指定されてい
るトレイが上段か下段かを判定し、上段トレイ(70)を
シフト処理する直前にステップ(S22a)で動作4,5,6の
いずれかを実行中か否かを判定する。YESであれば上段
シフト機構が異常な場合であるため、ステップ(S24)
でシフト処理を行なうことなく、ステップ(S17),(S
18)へ移行する。
このサブルーチン中ステップ(S19)で実行されるジ
ャム検出処理については第7図に示したフローチャート
と同一である。
第12図は前記ステップ(S12a)で実行されるモータ処
理のサブルーチンを示す。
ここでは、ステップ(S80)でモータ処理をチェッ
ク、即ち、ステップ(S1)の初期設定で検出されたシフ
ト機構、エレベータ機構の正常/異常状態に基づいてス
テップ(S81)〜(S89)で動作1〜9のいずれかを実行
する。
動作1は、第13図に示すとおり、ステップ(S90)で
現在用紙収容のために指定されているのは下段トレイ
(70a)であると判定すると、ステップ(S91)で切換え
爪(67)を下段ガイド位置へセットして用紙を下段トレ
イ(70a)へ収容する。その後、ステップ(S92)でシフ
ト要求と判定すると、ステップ(S93)で下段トレイ(7
0a)をシフトさせる。一方、上段トレイ(70)に収容す
ることが指定されていれば、ステップ(S94)で切換え
爪(67)を上段ガイド位置へセットして用紙を上段トレ
イ(70)へ収容する。その後、ステップ(S95)でシフ
ト要求と判定すると、ステップ(S96)で上段トレイ(7
0)をシフトさせる。
動作2は、第14図に示すとおり、ステップ(S100)で
現在用紙収容のために指定されているのは下段トレイ
(70a)であると判定すると、ステップ(S101)で切換
え爪(67)を下段ガイド位置へセットして用紙を下段ト
レイ(70a)へ収容する。しかし、ステップ(S102)で
シフト要求と判定すると、このときは下段シフト機構が
異常であるため、ステップ(S103)で切換え爪(67)を
上段ガイド位置へセットし、ステップ(S104)で上段ト
レイ(70)をシフトさせ、以後用紙を上段トレイ(70)
へ収容する。一方、上段トレイ(70)に収容することが
指定されていれば、ステップ(S105)で切換え爪(67)
を上段ガイド位置へセットして用紙を上段トレイ(70)
へ収容し、ステップ(S106)でシフト要求と判定する
と、ステップ(S107)で上段トレイ(70)をシフトさせ
る。
動作3は、第15図に示すとおり、ステップ(S110)で
現在用紙収容のために指定されているのは下段トレイ
(70a)であると判定すると、このときは下段トレイ(7
0a)を使用できないため、ステップ(S111)で切換え爪
(67)を上段ガイド位置へセットし、ステップ(S112)
で上段トレイ(70)をシフトさせ、以後用紙を上段トレ
イ(70)へ収容する。一方、上段トレイ(70)へ収容す
ることが指定されていれば、ステップ(S113)で切換え
爪(67)を上段ガイド位置へセットして用紙を上段トレ
イ(70)へ収容し、ステップ(S114)でシフト要求と判
定すると、ステップ(S115)で上段トレイ(70)をシフ
トさせる。
動作4は、第16図に示すように、ステップ(S120)で
現在用紙収容のために指定されているのは下段トレイ
(70a)であると判定すると、ステップ(S121)で切換
え爪(67)を下段ガイド位置へセットして用紙を下段ト
レイ(70a)へ収容する。その後、ステップ(S122)で
シフト要求と判定すると、ステップ(S123)で下段トレ
イ(70a)をシフトさせる。一方、上段トレイ(70)に
収容することが指定されていれば、ステップ(S124)で
切換え爪(67)を上段ガイド位置へセットして用紙を上
段トレイ(70)へ収容する。しかし、ステップ(S125)
でシフト要求と判定すると、このときは上段シフト機構
が異常であるため、ステップ(S126)で切換え爪(67)
を下段ガイド位置へセットし、ステップ(S127)で下段
トレイ(70a)をシフトさせ、以後用紙を下段トレイ(7
0a)へ収容する。
動作5は、第17図に示すように、ステップ(S130)で
現在用紙収容のために指定されているトレイは上段、下
段のいずれであるかを判定し、下段トレイ(70a)が指
定されていればステップ(S131)で切換え爪(67)を下
段ガイド位置へセットして用紙を下段トレイ(70a)へ
収容する。一方、上段トレイ(70)が指定されていれば
ステップ(S132)で切換え爪(67)を上段ガイド位置へ
セットして用紙を上段トレイ(70)へ収容する。ここで
は、上段、下段のシフト機構が異常であるため、シフト
要求は無視することとなる。
動作6は、第18図に示すように、ステップ(S140)で
切換え爪(67)を上段ガイド位置へセットし、全ての用
紙を上段トレイ(70)へ収容する。下段トレイ(70a)
を使用できず、かつ、上段シフト機構が異常であること
による。
動作7は、第19図に示すように、ステップ(S150)で
現在用紙収容のために指定されているのは下段トレイ
(70a)であると判定すると、ステップ(S151)で切換
え爪(67)を下段ガイド位置へセットして用紙を下段ト
レイ(70a)へ収容する。その後、ステップ(S152)で
シフト要求と判定すると、ステップ(S153)で下段トレ
イ(70a)をシフトさせる。一方、上段トレイ(70)が
指定されていれば、このときは上段トレイ(70)を使用
できないため、ステップ(S154)で切換え爪(67)を下
段ガイド位置へセットし、ステップ(S155)で下段トレ
イ(70a)をシフトさせ、以後用紙を下段トレイ(70a)
へ収容する。
動作8は、第20図に示すように、ステップ(S160)で
切換え爪(67)を下段ガイド位置へセットし、全ての用
紙を下段トレイ(70a)へ収容する。上段トレイ(70)
を使用できず、かつ、下段シフト機構が異常であること
による。
動作9は、第21図に示すように、何ら処理を行なわな
い、上下段のエレベータ機構が機能しないため、用紙収
容は不可能であることによる。
[他の実施例] なお、本発明に係る用紙収容装置は前記実施例に限定
されるものではなく、その要旨の範囲内で種々に変更可
能である。
例えば、第2実施例において、故障箇所を外部に表示
する表示手段を操作パネル等に設けてサービスマンをコ
ールすることをオペレータに指示することが好ましい。
発明の効果 以上の説明で明らかなように、本発明によれば、一つ
の用紙収容手段にて収容不良の発生が検出されると、そ
のとき用紙を収容可能な他の用紙収容手段へ用紙を収容
させるようにしたため、用紙収容処理をシステム・ダウ
ンを伴うことなくスムーズに行なうことができ、いちい
ち用紙収容装置の動作、ひいては画像形成装置本体の動
作を停止させる必要がない。しかも、収容不良の発生時
に収容先を他の用紙収容手段に切り換える際に、収容先
の用紙収容手段をシフトさせるようにしたため、既に収
容されている用紙と以後収容される用紙とを容易に識別
できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る用紙収容装置の一実施例を示し、第
1図はプリンタを含むシステムの全体構成図、第2図は
トレイシフト機構の要部を示す斜視図である。第3図、
第4図は制御回路のブロック図である。第5図、第6
図、第7図は第1実施例での制御手順を示すフローチャ
ート図である。第8図、第9図、第10図、第11図、第12
図、第13図、第14図、第15図、第16図、第17図、第18
図、第19図、第20図、第21図は第2実施例での制御手順
を示すフローチャート図である。 (1)……プリンタ本体、(60)……用紙収容ユニッ
ト、(70),(70a)……トレイ、(73),(73a)……
シフトモータ、(74),(74a)……エレベータモー
タ、(103)……収容ユニット制御プロセッサ、(115)
……インターフェイス制御プロセッサ、(120)……マ
イクロコンピュータ、(SE1),(SE1a)……用紙検出
センサ、(SE3),(SE3a)……上限センサ、(SE6),
(SE6a)……シフト検出センサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65H 31/00 - 33/18 B65H 39/00 - 39/16

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像形成装置本体から1枚ずつ排出される
    用紙を順次積み重ねて収容していく用紙収容装置におい
    て、 それぞれ独立した用紙収容処理のための駆動系を有する
    複数の用紙収容手段と、 前記各用紙収容手段を所定のタイミングでシフトさせる
    ためのシフト機構と、 各用紙収容手段における用紙収容処理不良の発生を検出
    するための検出手段と、 前記検出手段により収容不良の発生が検出されると、そ
    のとき用紙を収容可能な用紙収容手段をシフトさせて該
    用紙収容手段へ以後の用紙を収容させる制御手段と、 を備えたことを特徴とする用紙収容装置。
JP2200060A 1990-07-26 1990-07-26 用紙収容装置 Expired - Lifetime JP2969853B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2200060A JP2969853B2 (ja) 1990-07-26 1990-07-26 用紙収容装置
US07/734,962 US5151735A (en) 1990-07-26 1991-07-24 Sheet storing apparatus with a plurality of trays

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2200060A JP2969853B2 (ja) 1990-07-26 1990-07-26 用紙収容装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13998699A Division JPH11343059A (ja) 1999-05-20 1999-05-20 用紙収容装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0485263A JPH0485263A (ja) 1992-03-18
JP2969853B2 true JP2969853B2 (ja) 1999-11-02

Family

ID=16418175

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2200060A Expired - Lifetime JP2969853B2 (ja) 1990-07-26 1990-07-26 用紙収容装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5151735A (ja)
JP (1) JP2969853B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5371573A (en) * 1992-03-25 1994-12-06 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming apparatus providing a sheet tray in the image forming section when the stacking device is filled
US5946541A (en) * 1997-04-30 1999-08-31 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus that detects a sheet load quantity and controls ejection of the sheets based on that detection
DE10102812A1 (de) * 2001-01-23 2002-07-25 Heidelberger Druckmasch Ag Vorrichtung zum Ausrichten von flexiblen blattförmigen Bedruckstoffen
US6671472B2 (en) * 2001-03-15 2003-12-30 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus, control method thereof and control program therefor
US6860594B2 (en) * 2001-04-11 2005-03-01 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus with improved jam removal
JP4659702B2 (ja) * 2006-08-03 2011-03-30 キヤノン株式会社 シート処理装置及び画像形成システム
JP5780266B2 (ja) * 2013-06-26 2015-09-16 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置及び粉体塗布装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4327993A (en) * 1979-10-30 1982-05-04 Xerox Corporation Method and apparatus for performing job recovery in a reproduction machine
US4295733A (en) * 1979-12-10 1981-10-20 International Business Machines Corporation Automatic error collator capacity constraints using spare bin strategy
JPS6064880A (ja) * 1983-09-20 1985-04-13 Canon Inc 印刷装置
DE3619800A1 (de) * 1985-06-14 1986-12-18 Sharp K.K., Osaka Kopiergeraet
US4927131A (en) * 1986-08-04 1990-05-22 Canon Kabushiki Kaisha Sheet stacking apparatus
JPH0266063A (ja) * 1988-08-31 1990-03-06 Minolta Camera Co Ltd 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0485263A (ja) 1992-03-18
US5151735A (en) 1992-09-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5150167A (en) Image forming apparatus
JPS62230539A (ja) 特定給紙容器選択装置
US5446524A (en) Image forming device with a function of selecting recording paper
JP3344405B2 (ja) 給紙装置と画像形成装置
JP2969853B2 (ja) 用紙収容装置
US4981293A (en) Sheet storing apparatus provided for a copying machine
JP6260586B2 (ja) 画像形成システム
JPH0480177A (ja) 用紙収容装置
JP2941101B2 (ja) 画像形成装置
US5188354A (en) Paper storage device
JPH11343059A (ja) 用紙収容装置
JP2903667B2 (ja) 用紙収容装置
JP2003292229A (ja) シート材排出機構およびシート材処理装置
JPH06100853B2 (ja) 自動原稿搬送装置
JPH01209235A (ja) システムプリンタ
JP2890632B2 (ja) 用紙収容装置
JPH02132021A (ja) 用紙カセットの給紙方向切換装置
JPH09301561A (ja) 画像記録装置
JPH03272963A (ja) 用紙収容装置
JPH0577965A (ja) 画像形成装置
JP2960425B2 (ja) 記録装置の用紙搬送制御装置
JPH035582B2 (ja)
JP3036748B2 (ja) 画像形成装置
JP3625300B2 (ja) 画像形成装置
JP2897233B2 (ja) 原稿供給装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080827

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080827

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090827

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090827

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100827

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term