JP2969678B2 - 帯域補正回路 - Google Patents

帯域補正回路

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、帯域補正回路に関し、特に差動増幅回路を
備えた帯域補正回路に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の帯域補正回路は、第4図に示すよう
に、出力用の端子T3,T4の外側にコンデンサC1,C2を外付
けし、差動増幅回路1の負荷抵抗R3,R4とこれら外付け
されたコンデンサC1,C2とでRCフィルタを形成し帯域補
正を行う構成となっていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の帯域補正回路は、帯域補正を差動増幅
回路1の負荷抵抗R3,R4及び外付けのコンデンサC1,C2に
よるRCフィルタで行う構成となっているので、帯域調整
にあたり、受動素子である抵抗R3,R4若はコンデンサC1,
C2を取換える必要があり、取換え用を含む部品点数が増
加するという欠点があり、また超高周波における帯域補
正においては、外付けのコンデンサC1,C2実装までの距
離に応じて発生するインダクタンスにより、帯域補正が
困難になるという欠点がある。
本発明の目的は、外付け用の部品をなくすことがで
き、帯域補正を容易に行うことができる帯域補正回路を
提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の帯域補正回路は、各エミッタを共通接続し各
ベースに第1及び第2の入力信号をそれぞれ対応して入
力する第1及び第2のトランジスタと、これら第1及び
第2のトランジスタのコレクタと電源供給端子との間に
それぞれ対応して接続された第1及び第2の抵抗とを備
えた差動増幅回路と、前記第1及び第2のトランジスタ
のベース・コレクタ間にそれぞれ対応して接続された第
1及び第2の拡散接合容量素子と、前記第1及び第2の
トランジスタのベース・コレクタ間電圧を外部からの制
御電圧により制御するバイアス制御回路とを有してい
る。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は本発明の第1の実施例を示す回路図である。
この実施例は、第1の入力信号IN1を差動増幅回路1
の第1のトランジスタQ3のベースへ伝達するエミッタフ
ォロア構成のトランジスタQ1及び抵抗R1と、第1の入力
信号IN1と相補の関係にある第2の入力信号IN2を差動増
幅回路1の第2のトランジスタQ4のベースへ伝達するエ
ミッタフォロア構成のトランジスタQ2及び抵抗R2と、エ
ミッタを共通接続した第1及び第2のトランジスタQ3,Q
4、これらトランジスタQ3,Q4のエミッタと接地端子との
間に接続された電流源I1、及びトランジスタQ3,Q4のコ
レクタと電源供給端子(電源電圧Vcc)との間にそれぞ
れ対応して接続された抵抗R3,R4を備えた差動増幅器1
と、トランジスタQ3,Q4のベース・コレクタ間にそれぞ
れ対応して接続された第1及び第2の拡散接合容量素子
のトランジスタQ7,Q8と、コレクタとエミッタをそれぞ
れトランジスタQ3,Q4のベースと接地端子にそれぞれ対
応して接続し各ベースに端子T5から入力される制御電圧
VBによりトランジスタQ5,Q6に流れる電流を制御し、ト
ランジスタQ3,Q4のベース・コレクタ間の電圧、すなわ
ちトランジスタQ7,Q8の各両端間の電圧を制御するバイ
アス制御回路2とを有する構成となっている。
次に、この実施例の動作について説明する。
第2図(a),(b)はそれぞれこの実施例の動作を
説明するための飛散接合容量素子のトランジスタQ7,(Q
8)の部分の回路図及び等価回路図である。
第2図(b)において、トランジスタQ7のコレクタ及
びエミッタの拡散接合容量をCjc及びCjeとして表わして
いる。
この時、トランジスタQ7の拡散接合容量Cjc,Cjeは、
両端の電圧をV1及びV2とすると(1)式及び(2)式で
表わされる。
但し、Cjc0,Cje0:V1=V2時の拡散接合容量 φce :接合電位 mc,me :傾斜係数 従って、トランジスタQ7の全拡散接合容量Cjと表わされ、V2−V1の差電位が増加すると一般的にCj
小さくなる。
以上よりこの実施例における帯域補正としては、カッ
トオフ周波数f(-3dB) 但し、R :抵抗R3,R4の抵抗値 gm :トランジスタQ3,Q4の相互コンダクタンス Cj0:トランジスタQ3,Q4のベース・コレクタ間
容量 となり、外付け部品なしにカットオフ周波数f(-3dB)
制御電圧VBにより制御することができる。
第3図は本発明の第2の実施例を示す回路図である。
この実施例は、トランジスタQ3,Q4のコレクタ側の電
圧をバイアス制御回路2Aにより制御するようにしたもの
で、トランジスタQ1,Q2のエミッタ側に抵抗がないの
で、大電流駆動することができるという利点がある。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、差動増幅回路の第1及
び第2のトランジスタのベース・コレクタ間にそれぞれ
拡散接合容量素子を設け、これら拡散接合容量素子の各
両端間の電圧を制御して容量値を制御し、第1及び第2
のトランジスタの負荷抵抗とで構成されるCRフィルタの
特性を制御する構成とすることにより、外付け用の部品
なしで帯域補正を容易に行うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示す回路図、第2図
(a),(b)はそれぞれ第1図に示された実施例の動
作を説明するための拡散接合容量素子の部分の回路図及
び等価回路図、第3図は本発明の第2の実施例を示す回
路図、第4図は従来の帯域補正回路の一例を示す回路図
である。 1……差動増幅回路、2,2A……バイアス制御回路、C1,C
2……コンデンサ、I1〜I3……電流源、Q1〜Q10……トラ
ンジスタ、R1〜R4……抵抗。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各エミッタを共通接続し各ベースに第1及
    び第2の入力信号をそれぞれ対応して入力する第1及び
    第2のトランジスタと、これら第1及び第2のトランジ
    スタのコレクタと電源供給端子との間にそれぞれ対応し
    て接続された第1及び第2の抵抗とを備えた差動増幅回
    路と、前記第1及び第2のトランジスタのベース・コレ
    クタ間にそれぞれ対応して接続された第1及び第2の拡
    散接合容量素子と、前記第1及び第2のトランジスタの
    ベース・コレクタ間電圧を外部からの制御電圧により制
    御するバイアス制御回路とを有することを特徴とする帯
    域補正回路。
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