JP2968480B2 - インクリボン - Google Patents

インクリボン

Info

Publication number
JP2968480B2
JP2968480B2 JP8169309A JP16930996A JP2968480B2 JP 2968480 B2 JP2968480 B2 JP 2968480B2 JP 8169309 A JP8169309 A JP 8169309A JP 16930996 A JP16930996 A JP 16930996A JP 2968480 B2 JP2968480 B2 JP 2968480B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
denier
ink ribbon
fineness
durability
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP8169309A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08325877A (ja
Inventor
暢威 廣江
敏明 門田
純子 黒田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TORE KK
Original Assignee
TORE KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TORE KK filed Critical TORE KK
Priority to JP8169309A priority Critical patent/JP2968480B2/ja
Publication of JPH08325877A publication Critical patent/JPH08325877A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2968480B2 publication Critical patent/JP2968480B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
  • Artificial Filaments (AREA)
  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
  • Woven Fabrics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インク寿命が長
く、印字鮮明性、溶着部耐久性に優れたインパクトタイ
プのプリンターに使用されるインクリボンに関する。
【0002】
【従来の技術】インクリボンはタイプライターやレジス
ターさらにはコンピュータリボンとして使用されている
ことは周知の通りである。かかるインクリボンは、打字
によりリボンの中のインクをプリント用紙に転写するも
のであるため、その素材としては衝撃に対して機械的抵
抗力の大きいポリアミドやポリエステルなどの合成繊維
が主として用いられるようになってきた。
【0003】しかし、これらの合成繊維からなるインク
リボンは、従来の綿、絹に比べると耐久性に勝るもの
の、インクの保持性が劣っている。そのため、最近の急
激な高速化や高インパクト化されたプリンターに十分に
対応できるものではなく、良好なインク保持性、印字の
鮮明性を有し、かつインク寿命の長いものが切望されて
いる。
【0004】一方、最近、インパクトタイプのプリンタ
ーに使用されるインクリボンは、従来のスプールタイプ
が減少し、カセットに長いテープ状のインクリボンを折
り曲げて収納し、インクリボンの両端を超音波ウェルダ
ーによって溶着(接着)し、エンドレス状にした溶着部
を有するカセットタイプのものが増加してきている。通
常、インクリボンは印字する際にプリンターのヘッドピ
ンによって衝撃を受け、徐々に破壊されるが、上述の溶
着部は通常の基布部分に比べ、耐久性が弱く、溶着部の
寿命がインクリボンの寿命を左右するため、特にインク
リボンの溶着部の耐久性向上に対する要求には強いもの
があった。
【0005】インク保持性を高め、インク寿命を長くす
る手段として、繊維形成性ポリアミドとN−置換ピペラ
ジン環含有ポリアミドとを溶融混合紡糸して得た繊維か
ら、N−置換ピペラジン環含有ポリアミドを液体処理に
よって除去し、繊維中に中空部分を有する技術が特公昭
49−6564号公報によって提案されている。また、
繊維断面において、主として外周の少なくとも一部が開
口している複数の溝状或いは蹄状の中空部分を有する技
術が特開昭64−44772号公報によって提案されて
いる。
【0006】しかしながら、上記中空部分を有する技術
はインク保持性を高め、インク寿命を長くする手段とし
ては有効であるが、インクリボンが嵩高なものになり、
特にカセットタイプのインクリボンでは収納性に劣り、
収納長が短くなるばかりか、溶着部の耐久性向上に対し
ては何ら効果のないものであった。
【0007】一方、溶着部の耐久性を向上する手段とし
て、溶着する2枚のインクリボンの間に基布より融点の
低い熱可塑性合成樹脂を挿入して溶着する技術が、特公
昭57−13431号公報によって提案されている。
【0008】しかしながら、溶着する2枚のインクリボ
ンの間に基布より融点の低い熱可塑性合成樹脂を挿入し
て溶着する技術は、溶着するインクリボンにはインクが
含浸されているため、融点の異なるポリマー間の溶着が
不十分であり、溶着部の耐久性の向上幅が充分でなく、
溶着時の作業性も悪いものであり、インク寿命を長くす
る効果に対しては何ら効果のないものであった。
【0009】また、印字鮮明性を向上する手段として、
単糸繊度1.0デニール以下、総繊度25デニール以
下、糸強力が180g/y以上の糸を用いた技術が特公
昭3−78269号公報によって提案されている。
【0010】しかしながら、該技術は印字鮮明性を向上
する手段としては有効であるが、単糸繊度および総繊度
が小さいものであるため、インク寿命および溶着部の耐
久性に劣るものであった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる技術
的背景に鑑み、生産性が良く、かつ、インク寿命が長
く、印字鮮明性、溶着部耐久性に優れたインクリボンを
提供せんとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる課題を
解決するために、次のような手段を採用する。すなわ
ち、本発明のインクリボンは、ポリアミドマルチフィラ
メントからなる織物からなり、該織物を構成する織糸の
総繊度が20デニール以上、40デニール以下、フィラ
メント数が10本以上、34本以下、酸化チタン含有量
が0.05wt%以下、厚さが135μm 以下であり、
織物を構成する織糸の単糸繊度が、緯糸に比べて経糸が
太いことを特徴とするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明は、生産性が良く、かつ、
インク寿命が長く、印字鮮明性、溶着部耐久性に優れた
インクリボンを提供せんとして、鋭意検討したところ、
特定な原糸を特定な形で配列した織物として採用するこ
とで、かかる課題を一挙に解決することを究明したもの
である。
【0014】すなわち、ポリアミドマルチフィラメント
からなる織物の条件によって、さらにその効果を向
上することを究明したものである。すなわち、総繊度が
20デニール以上、40デニール以下、フィラメント数
が10本以上、34本以下、酸化チタン含有量が0.
wt%以下、厚さが135μm 以下であり、織物を
構成する織糸の単糸繊度が、緯糸に比べて経糸が太く構
成したインクリボンは、意外にも、インク寿命、印字鮮
明性および溶着部耐久性の総合的な特性を著しく改善す
ることを究明したものである。
【0015】本発明でいうポリアミドマルチフィラメン
トとしては、ナイロン46、ナイロン66、ナイロン
6、ナイロン610、ナイロン11、ナイロン12等で
ある。マルチフィラメントを構成するポリマー中の酸化
チタン含有量は0.05wt%以下であることが重要で
ある。0.05wt%を越えると溶着部耐久性が悪くな
る傾向を示す。また、マルチフィラメントを構成するポ
リマーの硫酸相対粘度は、一般に使用されている2.5
〜3.5のものでよい。
【0016】本発明のインクリボンを構成する織糸の総
繊度は20デニール以上、40デニール以下であること
重要である。40デニールを越えたものはインク寿
命、溶着部耐久性の面では好ましいが、印字鮮明性が低
下する傾向を示し、20デニール未満のものは逆に、印
字鮮明性の面では好ましいがインク寿命、溶着部耐久性
が低下する傾向を示す。一方、フィラメント数は10本
以上、3本以下であることが重要である。フィラメン
ト数が10本未満のものはインク吸収能が減少し、イン
ク寿命が低下の傾向を示し、3を越えるものは溶着
部耐久性が低下の傾向を示す。また、かかる織糸を構成
するフィラメントの単糸繊度は、好ましくは1.0デニ
ール以上、さらに好ましくは1.5デニール以上、4
デニール以下であるものが好ましく使用される。単糸繊
度もフィラメント数の場合と同様、4デニールを越える
ものはインク吸収能が減少し、インク寿命が低下の傾向
を示し、1.デニール未満のものは溶着部耐久性が低
下の傾向を示す。また、インクリボン構成織糸は、好ま
しくは無撚糸として用いるが、150〜700T/mの
撚糸を施して用いることもできる。また、製織性向上を
目的とした原糸製造段階での圧縮空気による5〜100
ケ/mの交絡処理を施こしたものを使用することもでき
る。
【0017】かかるインクリボンを構成する織糸の単糸
繊度は緯糸に比べて経糸が太いことが重要である
なわち、かかる経糸を構成するフィラメントの単糸繊度
を緯糸より太くすることで、インク寿命とともに溶着部
耐久性を大幅に改善し得たものであり、経糸の単糸繊度
が緯糸の単糸繊度の2〜4倍太いものがさらに上述効果
好ましい。経糸の単糸繊度が緯糸の単糸繊度の4倍を
越えるものは、緯糸の剛性に対して経糸の剛性が極めて
大きいものになるため、カセットへの収納性の面で好ま
しくない。また、経糸の単糸繊度が緯糸の単糸繊度の2
倍未満のものは、経糸と緯糸の単糸繊度差が少ないた
め、インク寿命、溶着部耐久性の面で効果が減少の方向
にある。インクリボンを構成する織物は、通常、緯糸に
比べて、経糸の曲りが大きく、織物表面に経糸が多く露
出した構造を有している。このため、経糸に太い単糸繊
度を用いることによって、経糸のインク保持量が少な
く、緯糸のインク保持量が多いものとなり、打字による
インクの吐き出しが緩やかになり、インク寿命が向上す
るものと考えられる。溶着部耐久性は溶着部が繊維層と
溶着層とが混在した状態が好ましいことが知られている
が、経糸の単糸繊度と緯糸の単糸繊度に差をつけること
により、繊維層と溶着層とが混在した状態を形成しやす
くなるものと考えられる。
【0018】また、かかるインクリボンにおいて、該織
糸の総繊度は、経糸に比べて緯糸が若干太いことが好ま
しく、本発明は、かかる緯糸の太さを調整することで、
溶着部耐久性も改善せしめることができたものである。
【0019】また、インクリボンの厚さは135μm 以
下であることが好ましい。135μm を越える場合は、
インク寿命、溶着部耐久性の面では好ましいが、印字鮮
明性が低下の傾向を示す。かかるインクリボンの織物組
織としては、一般に平織、誘導平織、綾織、および朱子
織等が使用されるが、特にこれに限定されるものではな
い。かかる織物の織物密度は、経糸が、好ましくは10
0〜500本/in、さらに好ましくは140〜400
本/inでよく、緯糸は、好ましくは100〜400本
/in、さらに好ましくは110〜350本/in程度
でよい。製織された織物は、通常の精練、好ましくは液
流精練で精練し、ピンテンターで160℃〜200℃の
範囲で仕上げセットすればよい。その後、使用するプリ
ンターの種類により、適当な幅にスリットした後、通常
の油性インク等のインク材料を該スリットした織物に適
宜量付着(含浸)せしめた後、溶着してエンドレス状イ
ンクリボンを形成する。かかる溶着は、該インクリボン
の両端を超音波ウェルダーを用いて実施される。本発明
のインクリボンは、高圧流体処理、プラズマ処理、界面
活性剤処理、および樹脂加工等の適宜の後加工が施され
たものであってもよい。かくして得られた本発明のイン
クリボンは、インク寿命が長く、印字鮮明性、溶着部耐
久性に優れていおり、コスト的にも優位であるという特
徴を有するものである。
【0020】
【実施例】以下に本発明を実施例によって詳しく説明す
る。
【0021】本発明で使用する評価方法は次の通りであ
る。
【0022】[溶着部耐久性] 精練、セットされた織物を13mm幅に溶断し、一度ハサ
ミで全長13m に切断し、その後これらの織物に織物重
量に対し、油性インクを22重量%塗布して、次に超音
波ウェルダー(ブランソン社製M−8400)によって
溶着したが、該溶着部はインクリボンの中にほぼ等間隔
に7個設けて、エンドレス状インクリボンを作製した。
このインクリボンを24ピンドットプリンター(エプソ
ン製UP−130K)用カセットに収納し、このカセッ
トを上記プリンターにセットし、英字、および数字を印
字し、溶着部にピンホールが発生した時の印字数を読取
り、その平均値を基布の溶着部耐久性とした。
【0023】 ◎ : 151万字以上 ○〜◎: 121〜150万字 ○ : 101〜120万字 △〜○: 91〜100万字 △ : 71〜90万字 × : 70万字以下 [インク寿命] 精練、セットされた織物を13mm幅に溶断し、一度ハサ
ミで全長13m に切断し、その後これらの織物に織物重
量に対し、油性インクを22重量%塗布して、次に超音
波ウェルダー(ブランソン社製M−8400)によって
溶着し、エンドレス状インクリボンを作成した。このイ
ンクリボンを24ピンドットプリンター(エプソン製U
P−130K)用カセットに収納し、このカセットを上
記プリンターにセットし、#を印字し、プリントコンス
トラストメーター(マクベス社製PCM−II)測定に
よる印字濃度が0.4PCSになった時までの印字数を
求め、インク寿命とした。
【0024】[インク残留率] インク寿命測定と同様、精練、セットされた織物を13
mm幅に溶断し、一度ハサミで全長13m に切断し、その
後これらの織物に織物重量に対し、油性インクを22重
量%塗布して、次に超音波ウェルダー(ブランソン社製
M−8400)によって溶着し、エンドレス状インクリ
ボンを作製した。このインクリボンを24ピンドットプ
リンター(エプソン製UP−130K)用カセットに収
納し、このカセットを上記プリンターにセットし、#を
印字し、プリントコンストラストメーター(マクベス社
製PCM−II)測定による印字濃度が0.4PCSに
なるまで印字した後、該インクリボンの重量を測定し、
次式によりインク残留率を求めた。
【0025】 インク残留率(%)=(A/B)×100 A:インクリボンに残留したインク重量 B:インクリボンに初期に付着したインク重量 [印字鮮明性] インク寿命測定と同様、精練、セットされた織物を13
mm幅に溶断し、一度ハサミで全長13m に切断し、その
後これらの織物に織物重量に対し、油性インクを22重
量%塗布して、次に超音波ウェルダー(ブランソン社製
M−8400)によって溶着し、エンドレス状インクリ
ボンを作製した。このインクリボンを24ピンドットプ
リンター(エプソン製UP−130K)用カセットに収
納し、このカセットを上記プリンターにセットし、英
字、数字、および漢字等を印字し、肉眼で文字の鮮明性
を評価した。
【0026】(鮮明性の評価基準) ◎:鮮明性が非常に良い ○:鮮明性が良い △:鮮明性が悪い ×:鮮明性が極めて悪い 実施例1〜5 硫酸相対粘度が2.85、酸化チタン含有量が0.04
wt%であるナイロン66ポリマーからなる22デニー
ル17フィラメント、27デニール26フィラメント、
30デニール8フィラメント、40デニール13フィラ
メント、40デニール34フィラメント、40デニール
10フィラメントのマルチフィラメント糸を、それぞれ
作製した。これとは別に硫酸相対粘度が3.15、酸化
チタン含有量が0.04wt%であるナイロン66ポリ
マーからなる40デニール13フィラメント、40デニ
ール34フィラメントマルチフィラメント糸を、それぞ
れ作製し実施例2とした。該マルチフィラメントを表1
に示す組み合わせ、および表2に織密度からなる平織組
織の織物を作製した。これらの織物を通常の方法による
精練、仕上げセットした。該織物について、前記の溶着
部耐久性、インク寿命、インク残留率および印字鮮明性
の評価方法に基づいてインクリボンを作製し、それぞれ
のインクリボンの溶着部耐久性、インク寿命、インク残
留率および印字鮮明性をそれぞれ測定しその結果を表2
に示した。
【0027】比較例1〜10 硫酸相対粘度が2.85、酸化チタン含有量が0.04
wt%であるナイロン66ポリマーからなる17デニー
ル17フィラメント、20デニール17フィラメント、
30デニール26フィラメント、40デニール8フィラ
メント、40デニール13フィラメント、40デニール
34フィラメント、40デニール48フィラメント、7
0デニール34フィラメントのマルチフィラメント糸
を、それぞれ作製した。これとは別に硫酸相対粘度が
2.85、酸化チタン含有量が0.38wt%であるナ
イロン66ポリマーからなる40デニール13フィラメ
ント、40デニール34フィラメントのマルチフィラメ
ント糸を、それぞれ作製し比較例2とした。該マルチフ
ィラメントを表1に示す組み合わせ、および表2に織密
度からなる平織組織の織物を作製した。これらの織物を
通常の方法による精練、仕上げセットした。該織物につ
いて、前記の溶着部耐久性、インク寿命、インク残留率
および印字鮮明性の評価方法に基づいてインクリボンを
作成し、それぞれのインクリボンの溶着部耐久性、イン
ク寿命、インク残留率および印字鮮明性をそれぞれ測定
しその結果を表1、2に示した。
【0028】
【表1】
【表2】 表1、2から明らかなように、実施例1〜5のインクリ
ボンは、インク寿命が長く、印字鮮明性、溶着部耐久性
に優れたものであった。これらに対して、比較例1〜1
0のインクリボンは、インク寿命、印字鮮明性、溶着部
耐久性のいずれかのリボン特性が劣るものであり、実用
に耐えるものではなかった。また、比較例9のインクリ
ボンは、インク寿命、印字鮮明性、溶着部耐久性はほぼ
問題ないレベルにあるが、経糸の剛性が極めて大きいも
のであり、カセットへの収納性に劣るものであった。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、生産コスト的に極めて
優位であり、インクリボンとしての必要特性であるグラ
フィック斑、および打字によるインクリボンの損傷にも
優れ、高速型のプリンターに好適なインクリボンを提供
することができる。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−92881(JP,A) 「工業ナイロン」、升本二郎著、P. 38、日刊工業新聞社(S.35.11.20)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリアミドマルチフィラメントからなる
    織物であって、該織物を構成する織糸の総繊度が20デ
    ニール以上、40デニール以下であり、フィラメント数
    が10本以上、34本以下であり、酸化チタン含有量
    が、0.05wt%以下、厚さが135μm 以下であ
    り、かつ、該織物を構成する織糸の単糸繊度が、緯糸に
    比べて経糸が太いことを特徴とするインクリボン。
  2. 【請求項2】 該経糸および緯糸の単糸繊度が、1デニ
    ール以上であることを特徴とする請求項記載のインク
    リボン。
  3. 【請求項3】 該単糸繊度が、1.5デニール以上、4
    デニール以下であることを特徴とする請求項1または2
    記載のインクリボン。
  4. 【請求項4】 該フィラメント数が、10本以上、20
    本以下であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか
    記載のインクリボン。
  5. 【請求項5】 該経糸の単糸繊度が緯糸の単糸繊度に
    比べて2〜4倍太いことを特徴とする請求項1〜3のい
    ずれかに記載のインクリボン。
JP8169309A 1996-06-28 1996-06-28 インクリボン Expired - Fee Related JP2968480B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8169309A JP2968480B2 (ja) 1996-06-28 1996-06-28 インクリボン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8169309A JP2968480B2 (ja) 1996-06-28 1996-06-28 インクリボン

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3040187A Division JP2569983B2 (ja) 1990-03-29 1991-03-06 インクリボン用基布

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08325877A JPH08325877A (ja) 1996-12-10
JP2968480B2 true JP2968480B2 (ja) 1999-10-25

Family

ID=15884151

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8169309A Expired - Fee Related JP2968480B2 (ja) 1996-06-28 1996-06-28 インクリボン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2968480B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5228983B2 (ja) * 2009-02-19 2013-07-03 東レ株式会社 熱接着用ポリアミドマルチフィラメント

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
「工業ナイロン」、升本二郎著、P.38、日刊工業新聞社(S.35.11.20)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08325877A (ja) 1996-12-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2968480B2 (ja) インクリボン
JP2569983B2 (ja) インクリボン用基布
EP0584367B1 (en) Ink ribbon substrate
JP3521638B2 (ja) インクリボン用基布およびインクリボン
US5558450A (en) Ink ribbon fabric foundation
JP2000118108A (ja) インクリボン用基布およびインクリボン
JPH08258383A (ja) インクリボン用基布およびインクリボン
JPH06238995A (ja) インクリボン用基布
JPH0671989A (ja) インクリボン
JP2530787B2 (ja) インクリボン用基布
JP3544762B2 (ja) インクリボン用基布
JPH082073A (ja) インクリボン用基布の製造方法
JP2001115355A (ja) インクリボン用基布およびインクリボン
JPH11254797A (ja) インクリボン用基布およびその製造方法
EP0679526B1 (en) Ink ribbon base fabric and production method thereof
US5534334A (en) Base fabric for ink ribbons
JP2003103889A (ja) インクリボン用基布
JPH082072A (ja) インクリボン用基布
JP2910522B2 (ja) インクリボン基布およびその製造方法
JPH0712005Y2 (ja) インクリボン
JPH10183444A (ja) インパクトプリンター用インクリボン用基布およびその製造方法
JPH11170680A (ja) インパクトプリンター用のインクリボン
JPH05104839A (ja) インクリボン用基布
JP2001262444A (ja) インクリボン用基布およびインクリボン
JPH10183445A (ja) インクリボン用基布

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees