JPH10183444A - インパクトプリンター用インクリボン用基布およびその製造方法 - Google Patents
インパクトプリンター用インクリボン用基布およびその製造方法Info
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- JPH10183444A JPH10183444A JP8340972A JP34097296A JPH10183444A JP H10183444 A JPH10183444 A JP H10183444A JP 8340972 A JP8340972 A JP 8340972A JP 34097296 A JP34097296 A JP 34097296A JP H10183444 A JPH10183444 A JP H10183444A
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- Japan
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- ink
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、インク保持性が良好で、インク寿命
に優れる従来にない高寿命のインパクトプリンター用の
インクリボンを提供せんとするものである。 【解決手段】本発明のインパクトプリンター用インクリ
ボン用基布は、ポリアミドマルチフィラメントからなる
インクリボン用基布において、JIS L-1096吸水速度B法
に準じて測定したときの、該基布の長さ方向と幅方向の
吸水速度合計が50mm以上であり、かつ、該基布の緯糸
クリンプ率が3.5%以上であることを特徴とするもの
であり、また、かかるインパクトプリンター用インクリ
ボン用基布の製造方法は、ポリアミドマルチフィラメン
トらなる基布を精練工程、乾燥工程およびヒートセット
工程を通してインクリボン用基布を製造する方法におい
て、該精練工程として液流精練を採用し、かつ、該基布
の緯糸クリンプ率を3.5%以上に調整することを特徴
とするものである。
に優れる従来にない高寿命のインパクトプリンター用の
インクリボンを提供せんとするものである。 【解決手段】本発明のインパクトプリンター用インクリ
ボン用基布は、ポリアミドマルチフィラメントからなる
インクリボン用基布において、JIS L-1096吸水速度B法
に準じて測定したときの、該基布の長さ方向と幅方向の
吸水速度合計が50mm以上であり、かつ、該基布の緯糸
クリンプ率が3.5%以上であることを特徴とするもの
であり、また、かかるインパクトプリンター用インクリ
ボン用基布の製造方法は、ポリアミドマルチフィラメン
トらなる基布を精練工程、乾燥工程およびヒートセット
工程を通してインクリボン用基布を製造する方法におい
て、該精練工程として液流精練を採用し、かつ、該基布
の緯糸クリンプ率を3.5%以上に調整することを特徴
とするものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクリボンのイ
ンク寿命に優れたインパクトプリンターに使用されるイ
ンクリボン用基布およびその製造方法に関する。
ンク寿命に優れたインパクトプリンターに使用されるイ
ンクリボン用基布およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】インクリボンの使用形態はタイプライタ
ー、レジスターさらにはコンピュータ、ワードプロセッ
サ等のプリンターの印字媒体として使用されている。か
かるインクリボンは、ドットピン、活字板等による機械
的衝撃によりリボンの中のインクをプリント用紙に転写
するものであるため、その素材としては衝撃に対する機
械的抵抗力の大きいポリアミドやポリエステルなどの合
成繊維が主として用いられるようになってきた。しか
し、これらの合成繊維からなるインクリボンは、天然繊
維の綿、絹に比べると耐久性に勝るものの、インクの保
持性が劣っている。そのため、最近の急激な高速化や高
インパクト化されたプリンターに十分に対応できるもの
ではなく、良好なインク保持性、印字の鮮明性を有し、
かつインク寿命印字耐久性の良好なもの、すなわちイン
クリボンとして長期間使用できるものが切望されてい
る。一方、最近、インパクトタイプのプリンターに使用
されるインクリボンは、従来のスプールタイプが減少
し、カセットに長いテープ状のインクリボンを折り曲げ
て収納し、インクリボンの両端を超音波ウエルダーによ
って融着(溶着)し、エンドレス状にした融着部を有す
るエンドレスタイプのものが主流になってきている。通
常、インクリボンの寿命はプリンターのヘッドピンの衝
撃によって融着部分に穴が空き、次にインクが少なくな
り文字が薄くなるインクの寿命がきた後最後に基布部の
寿命となるのが通常である。従ってインクリボンの寿命
を左右するインク寿命の向上に対する要求は益々高まっ
てきているのが実情である。
ー、レジスターさらにはコンピュータ、ワードプロセッ
サ等のプリンターの印字媒体として使用されている。か
かるインクリボンは、ドットピン、活字板等による機械
的衝撃によりリボンの中のインクをプリント用紙に転写
するものであるため、その素材としては衝撃に対する機
械的抵抗力の大きいポリアミドやポリエステルなどの合
成繊維が主として用いられるようになってきた。しか
し、これらの合成繊維からなるインクリボンは、天然繊
維の綿、絹に比べると耐久性に勝るものの、インクの保
持性が劣っている。そのため、最近の急激な高速化や高
インパクト化されたプリンターに十分に対応できるもの
ではなく、良好なインク保持性、印字の鮮明性を有し、
かつインク寿命印字耐久性の良好なもの、すなわちイン
クリボンとして長期間使用できるものが切望されてい
る。一方、最近、インパクトタイプのプリンターに使用
されるインクリボンは、従来のスプールタイプが減少
し、カセットに長いテープ状のインクリボンを折り曲げ
て収納し、インクリボンの両端を超音波ウエルダーによ
って融着(溶着)し、エンドレス状にした融着部を有す
るエンドレスタイプのものが主流になってきている。通
常、インクリボンの寿命はプリンターのヘッドピンの衝
撃によって融着部分に穴が空き、次にインクが少なくな
り文字が薄くなるインクの寿命がきた後最後に基布部の
寿命となるのが通常である。従ってインクリボンの寿命
を左右するインク寿命の向上に対する要求は益々高まっ
てきているのが実情である。
【0003】インク保持性を高め、インク寿命を長くす
る手段として、繊維形成性ポリアミドとN−置換ピペラ
ジン環含有ポリアミドとを溶融混合紡糸して得た繊維か
ら、N−置換ピペラジン環含有ポリアミドを流液処理に
よって除去し、繊維中に中空部分を有する技術が、特公
昭49−6564号公報によって提案されている。ま
た、繊維断面において、主として外周の少なくとも一部
が開口している複数の溝状或いは蹄状の中空部分を有す
る技術が特公昭64−44772号公報によって提案さ
れている。
る手段として、繊維形成性ポリアミドとN−置換ピペラ
ジン環含有ポリアミドとを溶融混合紡糸して得た繊維か
ら、N−置換ピペラジン環含有ポリアミドを流液処理に
よって除去し、繊維中に中空部分を有する技術が、特公
昭49−6564号公報によって提案されている。ま
た、繊維断面において、主として外周の少なくとも一部
が開口している複数の溝状或いは蹄状の中空部分を有す
る技術が特公昭64−44772号公報によって提案さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記中
空部分を有する技術はインク保持性を高め、インク寿命
を長くする手段としては有効であるが、インクリボンが
嵩高なものになり、特にカセットタイプのインクリボン
では収納性に劣り、打字による基布部、および溶着部の
耐久性が悪くなる問題があり、実用に耐えないものであ
った。また、特開平6−278345号公報では、グフ
ィック斑、基布部、および溶着部の耐久性、インク寿命
を改良する技術として基布を構成する経糸と緯糸の単糸
繊度、および単糸繊度比、単糸本数比を特定し、経糸に
単糸繊度が太い糸を使用し、緯糸に単糸繊度の細い用い
る方法が提案されている。経糸に単糸繊度の太い糸を用
いるだけでは、基布のインク保持性が悪くなるためイン
ク寿命に対しては充分な効果が得られない問題がある。
空部分を有する技術はインク保持性を高め、インク寿命
を長くする手段としては有効であるが、インクリボンが
嵩高なものになり、特にカセットタイプのインクリボン
では収納性に劣り、打字による基布部、および溶着部の
耐久性が悪くなる問題があり、実用に耐えないものであ
った。また、特開平6−278345号公報では、グフ
ィック斑、基布部、および溶着部の耐久性、インク寿命
を改良する技術として基布を構成する経糸と緯糸の単糸
繊度、および単糸繊度比、単糸本数比を特定し、経糸に
単糸繊度が太い糸を使用し、緯糸に単糸繊度の細い用い
る方法が提案されている。経糸に単糸繊度の太い糸を用
いるだけでは、基布のインク保持性が悪くなるためイン
ク寿命に対しては充分な効果が得られない問題がある。
【0005】本発明は、かかる従来技術の欠点に鑑み、
インク保持性が良好で、インク寿命に優れる従来にない
高寿命のインパクトプリンター用のインクリボンを提供
せんとするものである。
インク保持性が良好で、インク寿命に優れる従来にない
高寿命のインパクトプリンター用のインクリボンを提供
せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる目的を
達成するために、次のような手段を採用する。
達成するために、次のような手段を採用する。
【0007】すなわち、本発明のインパクトプリンター
用インクリボン用基布は、ポリアミドマルチフィラメン
トからなるインクリボン用基布において、JIS L-1096吸
水速度B法に準じて測定したときの、該基布の長さ方向
と幅方向の吸水速度合計が50mm以上であり、かつ、該
基布の緯糸クリンプ率が3.5%以上であることを特徴
とするものであり、また、かかるインパクトプリンター
用インクリボン用基布の製造方法は、ポリアミドマルチ
フィラメントらなる基布を精練工程、乾燥工程およびヒ
ートセット工程を通してインクリボン用基布を製造する
方法において、該精練工程として液流精練を採用し、か
つ、該基布の緯糸クリンプ率を3.5%以上に調整する
ことを特徴とするものである。
用インクリボン用基布は、ポリアミドマルチフィラメン
トからなるインクリボン用基布において、JIS L-1096吸
水速度B法に準じて測定したときの、該基布の長さ方向
と幅方向の吸水速度合計が50mm以上であり、かつ、該
基布の緯糸クリンプ率が3.5%以上であることを特徴
とするものであり、また、かかるインパクトプリンター
用インクリボン用基布の製造方法は、ポリアミドマルチ
フィラメントらなる基布を精練工程、乾燥工程およびヒ
ートセット工程を通してインクリボン用基布を製造する
方法において、該精練工程として液流精練を採用し、か
つ、該基布の緯糸クリンプ率を3.5%以上に調整する
ことを特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明は、インク保持性およびイ
ンク寿命がともに優れた高寿命のインパクトプリンター
用のインクリボンを提供せんと、鋭意検討したところ、
基布の吸水速度にキーポイントが存在し、かかる吸水速
度は、精練工程として液流精練を採用することによっ
て、調整できることを究明したものである。
ンク寿命がともに優れた高寿命のインパクトプリンター
用のインクリボンを提供せんと、鋭意検討したところ、
基布の吸水速度にキーポイントが存在し、かかる吸水速
度は、精練工程として液流精練を採用することによっ
て、調整できることを究明したものである。
【0009】また、さらに検討を続けたところ、該基布
の長さ方向と幅方向の吸水速度合計が50mm以上、好ま
しくは50〜85mm、さらに好ましくは60〜80mmで
あり、かつ、該基布の緯糸クリンプ率が3.5%以上、
好ましくは4〜6%とすることによって、優れた効果を
達成すること、さらにかかる基布は、液流精練を採用し
て、該基布の緯糸クリンプ率を3.5%以上に調整して
大きくすることによって得られることも究明したもので
ある。
の長さ方向と幅方向の吸水速度合計が50mm以上、好ま
しくは50〜85mm、さらに好ましくは60〜80mmで
あり、かつ、該基布の緯糸クリンプ率が3.5%以上、
好ましくは4〜6%とすることによって、優れた効果を
達成すること、さらにかかる基布は、液流精練を採用し
て、該基布の緯糸クリンプ率を3.5%以上に調整して
大きくすることによって得られることも究明したもので
ある。
【0010】すなわち、本発明の基布は、毛管現象によ
る水の吸水速度とインクリボンのインク寿命の関係に着
目し、インク寿命の向上手段を鋭意検討したところ、基
布の吸水速度とインクリボンでのインクの移動性に密接
な関係があることを究明したものである。すなわち、通
常、インクリボンは長さ方向を経糸とし、幅方向を緯糸
として用いた一般的なテープ状の基布に適量の油性イン
クが塗布されて形成されているものである。これらのイ
ンクリボンは、専用のカセットに収納された後、両端を
超音波ウェルダーなどで融着し、カセットタイプのエン
ドレスリボンとする。かかるインクリボンは、プリンタ
ーで長さ方向に繰返し打字されるため、打字部分のイン
クが少なくなり、非打字部分に含有されているインクが
緯糸から、毛管現象によりインクの少なくなった打字部
分へ移動して補給されることを究明したものである。
る水の吸水速度とインクリボンのインク寿命の関係に着
目し、インク寿命の向上手段を鋭意検討したところ、基
布の吸水速度とインクリボンでのインクの移動性に密接
な関係があることを究明したものである。すなわち、通
常、インクリボンは長さ方向を経糸とし、幅方向を緯糸
として用いた一般的なテープ状の基布に適量の油性イン
クが塗布されて形成されているものである。これらのイ
ンクリボンは、専用のカセットに収納された後、両端を
超音波ウェルダーなどで融着し、カセットタイプのエン
ドレスリボンとする。かかるインクリボンは、プリンタ
ーで長さ方向に繰返し打字されるため、打字部分のイン
クが少なくなり、非打字部分に含有されているインクが
緯糸から、毛管現象によりインクの少なくなった打字部
分へ移動して補給されることを究明したものである。
【0011】しかしながら、従来の基布は、吸水速度が
小さいものでしかなく、特に緯糸の吸水速度が著しく劣
るものであったので、非打字部分に含有されているイン
クを緯糸から、毛管現象により打字部分へ移動補給させ
ることはできず、インク寿命を改善することはできなか
ったものである。
小さいものでしかなく、特に緯糸の吸水速度が著しく劣
るものであったので、非打字部分に含有されているイン
クを緯糸から、毛管現象により打字部分へ移動補給させ
ることはできず、インク寿命を改善することはできなか
ったものである。
【0012】本発明は、基布全体の吸水速度を大きく
し、さらに基布の長さ方向と幅方向の吸水速度を近似さ
せる、つまり、好ましくは1:1〜1:0.9、特に好
ましくは1:1にすることによって、インクリボンのイ
ンク寿命を向上させことができることを究明したもので
ある。すなわち、かかる機能を有する基布は、ポリアミ
ドマルチフィラメントからなり、しかも該基布の長さ方
向の単糸繊度が太く、幅方向の単糸繊度が細い繊維を用
いて織成し、液流精練を施して製造すると、その基布は
毛細管現象が大きくなり、基布の非打字部分から打字部
分へのインクの移動性に優れており、インクの寿命が延
長されるという特徴を有するものである。さらに、液流
精練を施すことにより、基布のインクの保持性を大幅に
向上させることができ、さらに基布につけるインクの吸
着量を増大させることができ、従来にない大幅にインク
寿命を向上させることができるものである。
し、さらに基布の長さ方向と幅方向の吸水速度を近似さ
せる、つまり、好ましくは1:1〜1:0.9、特に好
ましくは1:1にすることによって、インクリボンのイ
ンク寿命を向上させことができることを究明したもので
ある。すなわち、かかる機能を有する基布は、ポリアミ
ドマルチフィラメントからなり、しかも該基布の長さ方
向の単糸繊度が太く、幅方向の単糸繊度が細い繊維を用
いて織成し、液流精練を施して製造すると、その基布は
毛細管現象が大きくなり、基布の非打字部分から打字部
分へのインクの移動性に優れており、インクの寿命が延
長されるという特徴を有するものである。さらに、液流
精練を施すことにより、基布のインクの保持性を大幅に
向上させることができ、さらに基布につけるインクの吸
着量を増大させることができ、従来にない大幅にインク
寿命を向上させることができるものである。
【0013】本発明でいうポリアミドマルチフィラメン
トとしては、ナイロン46、ナイロン66、ナイロン
6、ナイロン610、ナイロン11、ナイロン12等で
ある。従来、インクリボン用基布を構成するマルチフィ
ラメントは40デニール、34フィラメント糸が通常用
いられているが、その単糸繊度は約1.2デニールであ
るが、一方、本発明は、かかる基布の長さ方向の糸を構
成する糸の単糸繊度を太い繊維で構成し、かつ、幅方向
の単糸繊度を細い糸を使用して織成し、かつ、液流精練
を施すことによって、上記の如く驚くべき効果を達成し
たものである。本発明の基布においては、長さ方向の単
糸繊度が3デニールを越えて、好ましくは3〜10デニ
ール、さらに好ましくは4〜8デニールとし、幅方向を
構成する糸の単糸繊度0.6〜1.2デニールの範囲に
する。経糸を太い単糸繊度で構成すると、その単糸繊度
に略比例して大きい効果を発揮するが、まず、該単糸繊
度が3デニールを越えれば、十分な効果を発揮するもの
である。
トとしては、ナイロン46、ナイロン66、ナイロン
6、ナイロン610、ナイロン11、ナイロン12等で
ある。従来、インクリボン用基布を構成するマルチフィ
ラメントは40デニール、34フィラメント糸が通常用
いられているが、その単糸繊度は約1.2デニールであ
るが、一方、本発明は、かかる基布の長さ方向の糸を構
成する糸の単糸繊度を太い繊維で構成し、かつ、幅方向
の単糸繊度を細い糸を使用して織成し、かつ、液流精練
を施すことによって、上記の如く驚くべき効果を達成し
たものである。本発明の基布においては、長さ方向の単
糸繊度が3デニールを越えて、好ましくは3〜10デニ
ール、さらに好ましくは4〜8デニールとし、幅方向を
構成する糸の単糸繊度0.6〜1.2デニールの範囲に
する。経糸を太い単糸繊度で構成すると、その単糸繊度
に略比例して大きい効果を発揮するが、まず、該単糸繊
度が3デニールを越えれば、十分な効果を発揮するもの
である。
【0014】かかる基布を、さらに液流精練を施すこと
によって、該効果をさらに助長させることができるもの
である。かかる液流精練とは、液流染色機やワッシャー
など基布をリラックス状態で加工ノズルを繰返し通過さ
せて精練する方法をいう。かかる液流精練を施こすこと
によって基布がよく収縮し、かつ、物理的な揉み効果を
与えることができ、基布を緻密で嵩高な構造にすること
ができる。
によって、該効果をさらに助長させることができるもの
である。かかる液流精練とは、液流染色機やワッシャー
など基布をリラックス状態で加工ノズルを繰返し通過さ
せて精練する方法をいう。かかる液流精練を施こすこと
によって基布がよく収縮し、かつ、物理的な揉み効果を
与えることができ、基布を緻密で嵩高な構造にすること
ができる。
【0015】かかる液流精練によって、基布を収縮させ
る場合、その基布の緯糸クリンプ率が3.5%以上にな
るまで処理するものである。本発明の基布は、かかる液
流精練を施さないものに比べ、グラフィック斑の防止性
や融着部耐久性を大幅に改善することができる。かかる
液流精練において基布に与える水圧としては、1.5kg
/cm2 で、ノズル隙間1.5mm以上を用いることが重要
である。さらに、処理温度としてはて好ましくは温度8
0℃以上、135℃以下、さらに好ましくは90〜12
5℃の温水で精練することがよい。かかる精練から得ら
れるインクリボン用基布は、精練のもみ効果によって基
布を構成する単繊維がよく動かされながら収縮するため
基布の毛細管現象を大きくする効果を得ることができ
る。
る場合、その基布の緯糸クリンプ率が3.5%以上にな
るまで処理するものである。本発明の基布は、かかる液
流精練を施さないものに比べ、グラフィック斑の防止性
や融着部耐久性を大幅に改善することができる。かかる
液流精練において基布に与える水圧としては、1.5kg
/cm2 で、ノズル隙間1.5mm以上を用いることが重要
である。さらに、処理温度としてはて好ましくは温度8
0℃以上、135℃以下、さらに好ましくは90〜12
5℃の温水で精練することがよい。かかる精練から得ら
れるインクリボン用基布は、精練のもみ効果によって基
布を構成する単繊維がよく動かされながら収縮するため
基布の毛細管現象を大きくする効果を得ることができ
る。
【0016】また、本発明に使用されるポリアミドマル
チフィラメントを構成するポリマーの硫酸相対粘度は、
好ましくは2.4〜3.8、さらに好ましくは2.8〜
3.1の範囲のものが、融着部耐久性、基布耐久性の面
からよい。また、糸に含まれる酸化チタンの含有率は、
含有率0〜0.15重量%程度のものが好ましく、さら
には0.10重量%以下であるものが好ましいが、特に
これに限定されるものではない。
チフィラメントを構成するポリマーの硫酸相対粘度は、
好ましくは2.4〜3.8、さらに好ましくは2.8〜
3.1の範囲のものが、融着部耐久性、基布耐久性の面
からよい。また、糸に含まれる酸化チタンの含有率は、
含有率0〜0.15重量%程度のものが好ましく、さら
には0.10重量%以下であるものが好ましいが、特に
これに限定されるものではない。
【0017】本発明の基布は、150〜700T/mの
撚りを施して用いることもできるが、好ましくは無撚糸
を用いた方が、撚糸工程が省略できるためコスト面から
好ましい。また、本発明では、従来の単糸繊度より太い
糸を用いるため、原糸製造段階での圧縮空気による交絡
処理を施さなくても良好な製織性を得られるが、更に製
織性を高める意味で5〜100ケ/m程度の交絡処理を
施すこともできる。
撚りを施して用いることもできるが、好ましくは無撚糸
を用いた方が、撚糸工程が省略できるためコスト面から
好ましい。また、本発明では、従来の単糸繊度より太い
糸を用いるため、原糸製造段階での圧縮空気による交絡
処理を施さなくても良好な製織性を得られるが、更に製
織性を高める意味で5〜100ケ/m程度の交絡処理を
施すこともできる。
【0018】かかるインクリボン用基布の織物組織とし
ては、平織、誘導平織、綾織、朱子織、およびその変化
組織等が使用されるが特にこれに限定されるものではな
い。かかる織物の織密度は、経糸が、好ましくは130
〜600本/in、さらに好ましくは140〜550本/
inで、また、緯糸は、好ましくは100〜400本/i
n、さらに好ましくは110〜350本/in程度に織成
されたものがよい。かかる織物を構成する長さ方向およ
び幅方向の糸の繊度は、好ましくは5〜150デニー
ル、さらに好ましくは20〜100デニールの範囲のも
のがすぐれている。かくして得られるインクリボン用基
布は、製織された後、液流精練、仕上げセットを施され
る。ピンテンターで160℃〜240℃の範囲で仕上げ
セットするのがよい。その後、通常の油性インク等のイ
ンク材料を該基布に適宜量付着(含浸)せしめた後、融
着してエンドレス状インクリボンを形成する。かかる融
着は、該インクリボン用基布の両端を超音波ウエルダー
を用いて実施される。
ては、平織、誘導平織、綾織、朱子織、およびその変化
組織等が使用されるが特にこれに限定されるものではな
い。かかる織物の織密度は、経糸が、好ましくは130
〜600本/in、さらに好ましくは140〜550本/
inで、また、緯糸は、好ましくは100〜400本/i
n、さらに好ましくは110〜350本/in程度に織成
されたものがよい。かかる織物を構成する長さ方向およ
び幅方向の糸の繊度は、好ましくは5〜150デニー
ル、さらに好ましくは20〜100デニールの範囲のも
のがすぐれている。かくして得られるインクリボン用基
布は、製織された後、液流精練、仕上げセットを施され
る。ピンテンターで160℃〜240℃の範囲で仕上げ
セットするのがよい。その後、通常の油性インク等のイ
ンク材料を該基布に適宜量付着(含浸)せしめた後、融
着してエンドレス状インクリボンを形成する。かかる融
着は、該インクリボン用基布の両端を超音波ウエルダー
を用いて実施される。
【0019】本発明のインクリボン用基布は、液流精練
の他、ワッシャー精練、高圧流体処理、気流処理、プラ
ズマ処理、界面活性剤処理、および樹脂加工等の適宜の
後加工が施されたものであってもよい。かくして得られ
た本発明のインクリボン用基布を用いて構成されたイン
クリボンはインク寿命に優れているため、インクリボン
としての寿命が延長されるものである。
の他、ワッシャー精練、高圧流体処理、気流処理、プラ
ズマ処理、界面活性剤処理、および樹脂加工等の適宜の
後加工が施されたものであってもよい。かくして得られ
た本発明のインクリボン用基布を用いて構成されたイン
クリボンはインク寿命に優れているため、インクリボン
としての寿命が延長されるものである。
【0020】
【実施例】以下に本発明を実施例によって詳しく説明す
る。本発明で使用する評価方法は次の通りである。 [インク寿命]作成されたインクリボン用基布を13mm
に溶断し、一度ハサミで1mに切断し、その後これらの
基布に基布重量に対し、油性インクを22重量%塗布し
て、次に超音波ウエルダー(ブランソン社製M−840
0)によって融着し、エンドレス状インクリボンを作成
した。このインクリボンを24ピンドットプリンター
(エプソン社製VP−2000)用カセットに収納し、
このカセットを上記プリンターにセットし、15℃×6
5%RH条件下の恒温槽内で3.2分間隔で600字の
#文字を印字し、2万字毎の文字濃度をMacbeth
d社製の濃度計PCM−IIによって測定し、印字濃度
が0.4PCSになった時までの印字数をラボグラフに
よって求め、インク寿命とした。
る。本発明で使用する評価方法は次の通りである。 [インク寿命]作成されたインクリボン用基布を13mm
に溶断し、一度ハサミで1mに切断し、その後これらの
基布に基布重量に対し、油性インクを22重量%塗布し
て、次に超音波ウエルダー(ブランソン社製M−840
0)によって融着し、エンドレス状インクリボンを作成
した。このインクリボンを24ピンドットプリンター
(エプソン社製VP−2000)用カセットに収納し、
このカセットを上記プリンターにセットし、15℃×6
5%RH条件下の恒温槽内で3.2分間隔で600字の
#文字を印字し、2万字毎の文字濃度をMacbeth
d社製の濃度計PCM−IIによって測定し、印字濃度
が0.4PCSになった時までの印字数をラボグラフに
よって求め、インク寿命とした。
【0021】[クリンプ率]作成されたインクリボン用
基布の経糸、および緯糸方向にそれぞれ20cmの定長L
1 を基布上に朱肉でマーキングする。さらに該基布から
糸をほぐして経糸、および緯糸を採取し、初荷重4gを
加えた時の糸の寸法L2 を求め次式によりクリンプ率を
求めた。
基布の経糸、および緯糸方向にそれぞれ20cmの定長L
1 を基布上に朱肉でマーキングする。さらに該基布から
糸をほぐして経糸、および緯糸を採取し、初荷重4gを
加えた時の糸の寸法L2 を求め次式によりクリンプ率を
求めた。
【0022】 クリンプ率=(L1 −L2 )/L1 ×100 [基布の吸水性]JIS L-1096に定める一般織物試験法
の、吸水性測定法(6.26)に準じて測定した。ただ
し、基布の毛細管現象による水の上昇高さが読取りやす
いようにするため水の中にパイロット社製の水溶性赤イ
ンクを2%溶解させ、基布の幅方向まで均一にインク色
に着色した部分の上昇高さを測定した。 実施例1〜5 硫酸相対粘度が2.85、酸化チタン含有率が0.04
重量%であるナイロン66ポリマーからなる40デニー
ル5フィラメント(単糸繊度8.0デニール),40デ
ニール10フィラメント(単糸繊度4.0デニール),
40デニール13フィラメント(単糸繊度3.1デニー
ル)、40デニール34フィラメント(単糸繊度1.2
デニール)、40デニール68フィラメント(単糸繊度
0.6デニール)のマルチフィラメント糸をそれぞれ作
製した。これらのマルチフィラメント糸に50ケ/mの
交絡処理を施したマルチフィラメント糸を作製した。該
マルチフィラメント糸に撚糸を施さず表1に示す組み合
わせにより経糸および緯糸に用い、織密度が経208本
/in,緯123本/inの平織組織からなる織物を作
製した後、これらの織物を液流精練、仕上げセットして
インクリボン用基布を作製した。これらのインクリボン
用基布について、インク寿命、クリンプ率、吸水速度を
それぞれの測定方法により測定した結果を表1に示し
た。
の、吸水性測定法(6.26)に準じて測定した。ただ
し、基布の毛細管現象による水の上昇高さが読取りやす
いようにするため水の中にパイロット社製の水溶性赤イ
ンクを2%溶解させ、基布の幅方向まで均一にインク色
に着色した部分の上昇高さを測定した。 実施例1〜5 硫酸相対粘度が2.85、酸化チタン含有率が0.04
重量%であるナイロン66ポリマーからなる40デニー
ル5フィラメント(単糸繊度8.0デニール),40デ
ニール10フィラメント(単糸繊度4.0デニール),
40デニール13フィラメント(単糸繊度3.1デニー
ル)、40デニール34フィラメント(単糸繊度1.2
デニール)、40デニール68フィラメント(単糸繊度
0.6デニール)のマルチフィラメント糸をそれぞれ作
製した。これらのマルチフィラメント糸に50ケ/mの
交絡処理を施したマルチフィラメント糸を作製した。該
マルチフィラメント糸に撚糸を施さず表1に示す組み合
わせにより経糸および緯糸に用い、織密度が経208本
/in,緯123本/inの平織組織からなる織物を作
製した後、これらの織物を液流精練、仕上げセットして
インクリボン用基布を作製した。これらのインクリボン
用基布について、インク寿命、クリンプ率、吸水速度を
それぞれの測定方法により測定した結果を表1に示し
た。
【0023】比較例1〜3 硫酸相対粘度が2.85、酸化チタン含有率が0.04
重量%であるナイロン66ポリマーからなる40デニー
ル10フィラメント(単糸繊度4.0デニール)、40
デニール13フィラメント(単糸繊度3.1デニー
ル)、40デニール34フィラメント(単糸繊度1.2
デニール)のマルチフィラメント糸をそれぞれ作製し
た。これらのマルチフィラメント糸に50ケ/mの交絡
処理を施したマルチフィラメント糸を作製した。該マル
チフィラメント糸に撚糸を施さず表1に示す組み合わせ
により経糸および緯糸に用いて、織密度が経208本/
in,緯123本/inの平織組織からなる織物を作製
した後、これらの織物を通常の方法による精練、仕上げ
セットしてインクリボン用基布を作製した。これらのイ
ンクリボン用基布について、インク寿命、クリンプ率、
吸水速度をそれぞれの測定方法により測定した結果を表
1に示した。
重量%であるナイロン66ポリマーからなる40デニー
ル10フィラメント(単糸繊度4.0デニール)、40
デニール13フィラメント(単糸繊度3.1デニー
ル)、40デニール34フィラメント(単糸繊度1.2
デニール)のマルチフィラメント糸をそれぞれ作製し
た。これらのマルチフィラメント糸に50ケ/mの交絡
処理を施したマルチフィラメント糸を作製した。該マル
チフィラメント糸に撚糸を施さず表1に示す組み合わせ
により経糸および緯糸に用いて、織密度が経208本/
in,緯123本/inの平織組織からなる織物を作製
した後、これらの織物を通常の方法による精練、仕上げ
セットしてインクリボン用基布を作製した。これらのイ
ンクリボン用基布について、インク寿命、クリンプ率、
吸水速度をそれぞれの測定方法により測定した結果を表
1に示した。
【0024】
【表1】 表1から明らかなように、実施例1〜5のものは、液流
精練を施さない(比較例1〜3)に比べ、インク寿命の
向上効果が顕著であり、インク寿命が長いものであっ
た。これらに対して、比較例1〜3はインク寿命が短い
ものであり、実用レベルに達するものではなかった。
精練を施さない(比較例1〜3)に比べ、インク寿命の
向上効果が顕著であり、インク寿命が長いものであっ
た。これらに対して、比較例1〜3はインク寿命が短い
ものであり、実用レベルに達するものではなかった。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、インクの保持性が良好
で、かつインク寿命に優れたインクリボン用基布を提供
することができ、もって高寿命のインパクトプリンター
用のインクリボンを提供することができる。
で、かつインク寿命に優れたインクリボン用基布を提供
することができ、もって高寿命のインパクトプリンター
用のインクリボンを提供することができる。
Claims (9)
- 【請求項1】 ポリアミドマルチフィラメントからなる
インクリボン用基布において、JIS L-1096吸水速度B法
に準じて測定したときの、該基布の長さ方向と幅方向の
吸水速度合計が50mm以上であり、かつ、該基布の緯糸
クリンプ率が3.5%以上であることを特徴とするイン
パクトプリンター用インクリボン用基布。 - 【請求項2】 該基布の長さ方向の吸水速度と幅方向の
吸水速度の比が1:1〜1:0.9の範囲である請求項
1記載のインパクトプリンター用インクリボン用基布。 - 【請求項3】 該基布が、長さ方向を構成する糸の単糸
繊度が3〜8繊度、幅方向を構成する糸の単糸繊度0.
6〜1.2繊度の範囲にある請求項1〜2のいずれかに
記載のインパクトプリンター用インクリボン用基布。 - 【請求項4】 ポリアミドマルチフィラメントらなる基
布を精練工程、乾燥工程およびヒートセット工程を通し
てインクリボン用基布を製造する方法において、該精練
工程として液流精練を採用し、かつ、該基布の緯糸クリ
ンプ率を3.5%以上に調整することを特徴とするイン
パクトプリンター用インクリボン用基布の製造方法。 - 【請求項5】 該液流精練が、使用ノズルの隙間を1.
5mm以上とし、ノズル圧力を1.5kg/cm2 以上の圧力
下で行うものである請求項4記載のインパクトプリンタ
ー用インクリボン用基布の製造方法。 - 【請求項6】 該液流精練が、80℃以上の温水下で処
理するものである請求項4〜5のいずれかに記載のイン
パクトプリンター用インクリボン用基布の製造方法。 - 【請求項7】 該ポリアミドマルチフィラメントが、無
撚糸である請求項4〜6のいずれかに記載のインパクト
プリンター用インクリボン用基布の製造方法。 - 【請求項8】 該無撚糸が、少なくとも経糸を構成して
おり、かつ、交絡処理が施されているものである請求項
7記載のインパクトプリンター用インクリボン用基布の
製造方法。 - 【請求項9】 該交絡処理が、5〜100ケ/mの範囲
の交絡箇所を構成するものである請求項8記載のインパ
クトプリンター用インクリボン用基布の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8340972A JPH10183444A (ja) | 1996-12-20 | 1996-12-20 | インパクトプリンター用インクリボン用基布およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8340972A JPH10183444A (ja) | 1996-12-20 | 1996-12-20 | インパクトプリンター用インクリボン用基布およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10183444A true JPH10183444A (ja) | 1998-07-14 |
Family
ID=18342020
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8340972A Pending JPH10183444A (ja) | 1996-12-20 | 1996-12-20 | インパクトプリンター用インクリボン用基布およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10183444A (ja) |
-
1996
- 1996-12-20 JP JP8340972A patent/JPH10183444A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040817 |