JP2967933B2 - シーケンステーブルの同期実行方法 - Google Patents
シーケンステーブルの同期実行方法Info
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- JP2967933B2 JP2967933B2 JP2113594A JP11359490A JP2967933B2 JP 2967933 B2 JP2967933 B2 JP 2967933B2 JP 2113594 A JP2113594 A JP 2113594A JP 11359490 A JP11359490 A JP 11359490A JP 2967933 B2 JP2967933 B2 JP 2967933B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control
- process number
- sequence table
- control device
- synchronization data
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Description
号別の制御情報が記されたシーケンステーブルを設定さ
れてなる複数の制御装置が、それぞれ前記工程番号の順
に、かつこの工程番号を同期させ乍ら当該の工程番号の
前記制御情報によって示される制御を実行する方法に関
する。
実行方法としては、複数の制御装置の内、マスタとなる
1つが主体的に動作して工程番号を順番に送信し、他の
制御装置は、それぞれ、このマスタ制御装置の送信した
その時々の工程番号の制御を従属的に実行することによ
り、シーケンステーブルを実行していた。
ているマスタの制御装置が従属的に動作している制御装
置の実行の進行状態を確認せず、いわゆるたれ流し的に
工程番号を順番に出力するだけであるため、同期ずれを
生じ、このためマスタ制御装置のシーケンステーブルの
出力により、従属的に動作している制御装置に対して、
インタロックを働かせることになり、以降、シーケンス
テーブルが実行できなくなることがあった。 そこで本発明はこの問題を解消できるシーケンステー
ブルの同期実行方法を提供することを課題とする。
の通信回線(3など)に接続され、それぞれ工程番号別
の制御情報が記されたシーケンステーブルを設定されて
なる複数の制御装置(1など)を備え、 前記の各制御装置がそれぞれ前記工程番号の順に、か
つこの工程番号を同期させ乍ら、当該の工程番号の前記
制御情報によって示される制御を実行する系において、 前記の各制御装置はそれぞれ当該の工程番号の制御を
終了するつど、当該の工程番号または次の工程番号を含
む同期データを前記通信回線を介して他の制御装置へ送
信し、かつ自己を含む全ての制御装置の,同一の工程番
号を含む前記同期データの前記送信を(送受信領域4A,5
A,4B,5B,などを介し)確認して次の工程番号の制御を開
始するように』するものとする。
当該の工程番号の制御を終了するつど、それぞれその工
程番号と次の工程番号とからなる同期データを送信する
と共に、自己を含む全ての制御装置の最新の同期データ
をそれぞれ自身内の所定の領域に更新格納するように
し、全制御装置についてのこの同期データの内容が全て
一致したとき、次の工程番号の制御を開始するようにし
たものである。
ある。同図において、制御装置1(1A)と制御装置1
(1B)とは通信回線3で接続され、各制御装置1A,1Bに
はそれぞれ工程番号別に制御情報が記されたシーケンス
テーブルが設定されている。そして前記工程番号の順
に、それぞれ該工程番号に対応して自身に設定されてい
る前記制御情報の示す制御を実行する。 また制御装置1Aの中には、制御装置1Aの送信内容を記
憶する領域4Aと制御装置1Bからの受信内容を記憶する領
域5Aとが設けられ、同様に制御装置1Bには、制御装置1A
からの受信内容を記憶する領域5Bと制御装置1Bの受信内
容を記憶する領域4Bとが設けられている。 次に制御装置1A,1B間のシーケンステーブル実行の同
期方法を述べる。 制御装置1Aは当該の工程番号の制御を完了すると、当
該の工程番号および次の工程番号からなる同期データを
通信回線3に送出し、かつ同期データを自身内の送信領
域4Aに格納する。 他方、制御装置1Bは通信回線3を介し制御装置1Aから
受信した前記同期データを自身内の受信領域5Bに格納す
る。 同様に制御装置1Bは当該の工程番号の制御の完了時点
に、前記同期データと同様な内容の同期データを通信回
線3に送出し、かつ該同期データを自身内の送信領域4B
に格納する。 他方、制御装置1Aは通信回線3を介し制御装置1Bから
受信した前記同期データを自身内の受信領域5Aに格納す
る。 このようにして制御装置1Aは自身内の送信領域4A内の
同期データと同じく受信領域5A内の同期データとの内容
が一致したことを確認して、自身に対し設定されたシー
ケンステーブルの次の工程番号の制御を開始する。 同様に制御装置1Bも自身内の送信領域4B内の同期デー
タと、同じく受信領域5B内の同期データとの内容が一致
したことを確認して、自身に対し設定されたシーケンス
テーブルの次の工程番号の制御を開始する。
の工程番号の制御を終了するつど、当該の工程番号を含
む同期データを送信することにより、工程番号の同期を
とりながらシーケンステーブルを実行するようにしたた
め、 制御装置間の同期ずれによってインタロックが働きシ
ーケンステーブルが停止することがなく、複数の制御装
置が共通の工程番号の順にそれぞれ自身に対して設定さ
れたシーケンステーブルを実行することが可能になる。
る。 1(1A,1B):制御装置、3:通信回線、4A:装置1Aの送信
領域、4B:装置1Bの送信領域、5A:装置1Bからの受信領
域、5B:装置1Aからの受信領域。
Claims (1)
- 【請求項1】共通の通信回線に接続され、それぞれ工程
番号別の制御情報が記されたシーケンステーブルを設定
されてなる複数の制御装置を備え、 前記の各制御装置がそれぞれ前記工程番号の順に、かつ
この工程番号を同期させ乍ら、当該の工程番号の前記制
御情報によって示される制御を実行する系において 前記の各制御装置はそれぞれ当該の工程番号の制御を終
了するつど、当該の工程番号または次の工程番号を含む
同期データを前記通信回線を介して他の制御装置へ送信
し、かつ自己を含む全ての制御装置の,同一の工程番号
を含む前記同期データの前記送信を確認して次の工程番
号の制御を開始するようにしたことを特徴とするシーケ
ンステーブルの同期実行方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2113594A JP2967933B2 (ja) | 1990-04-27 | 1990-04-27 | シーケンステーブルの同期実行方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2113594A JP2967933B2 (ja) | 1990-04-27 | 1990-04-27 | シーケンステーブルの同期実行方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0410108A JPH0410108A (ja) | 1992-01-14 |
JP2967933B2 true JP2967933B2 (ja) | 1999-10-25 |
Family
ID=14616167
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2113594A Expired - Lifetime JP2967933B2 (ja) | 1990-04-27 | 1990-04-27 | シーケンステーブルの同期実行方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2967933B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59167710A (ja) * | 1983-03-14 | 1984-09-21 | Matsushita Electric Works Ltd | シ−ケンサのデ−タ転送方式 |
JPS62121505A (ja) * | 1985-11-22 | 1987-06-02 | Toshiba Mach Co Ltd | プログラマブルコントロ−ラのリンク方式 |
JPS62174865A (ja) * | 1986-01-28 | 1987-07-31 | Nec Corp | 複数cpuシステム |
JPS63285605A (ja) * | 1987-05-18 | 1988-11-22 | Fanuc Ltd | 数値制御装置のシリアルデ−タリンク方式 |
-
1990
- 1990-04-27 JP JP2113594A patent/JP2967933B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0410108A (ja) | 1992-01-14 |
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