JP2967641B2 - 単位基板実装状態確認回路 - Google Patents

単位基板実装状態確認回路

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JP2967641B2
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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、単位基板をコネクタに
挿入した時、実装状態を確認するための単位基板実装状
態確認回路に関する。
【0002】ここに、単位基板とは、装置を形成する各
単位機能またはその一部の回路を搭載し、装置架に収容
して使用される板状素子を指す。単位基板のほとんどが
印刷配線板(PCB)であり、主として交換分野ではパ
ッケージ、伝送分野ではユニットと呼ぶことが多い。以
下、単に基板と呼ぶことがある。
【0003】また、実装状態とは、基板を装置架に挿入
したのち、基板の差込み接触子(以下単に接触子と呼ぶ
ことがある。)とコネクタの受止め接触子(以下コネク
タピンと呼ぶことがある。)とがすべて良好な接触を完
成した状態を指す。
【0004】信頼性に対する要求の強い公衆電気通信網
における伝送装置等の装置架には、現用と予備の両基板
が収容され、両者に常時電源が投入されている。現用が
故障の場合は、自動的に予備に切換えて運転を継続す
る。故障した基板は、電源が投入されたままの状態で差
替える。
【0005】新規挿入基板が次の切換えに備えるために
は、たとえばマイクロプロセッサユニット(以下MPU
と呼ぶ。)から到来する設定信号で予め設定をしておく
ことが必要である。ところが、全コネクタピンの良好な
接触子までには多少時間がかかり、時にはチャッタリン
グ(chattering不安定切断振動)が起きることもある。
この期間中に設定信号が到来すると情報誤りとなるの
で、実装状態になるまで待って、実装信号を、たとえば
MPUに送らねばならない。
【0006】しかし、従来の実装状態認識技術では、実
装信号が発生したのにかかわらず、実は実装状態になっ
ていないことが少なくなかった。
【0007】
【従来の技術】最近の公衆電気通信網における伝送装置
等のほとんどが高多重度で、大束の回線が収容されてい
る。従って信頼性に対する要求が強いため、装置架には
現用と予備の同種の基板が二枚ずつ収容されており、両
者に常時電源が投入されている。
【0008】すなわち予備がホットスタンバイ状態とな
っており、現用が故障の場合は自動的に予備に切換えて
運転を継続する。予備で運転中の基板は表示灯で分かる
ので、故障した基板を抜去し、新規の同種基板を挿入す
る。この差替えも、もちろん電源が投入されたままの状
態で行なわれる。
【0009】新規挿入基板が次回の切換えに備えるため
には、単に電源が入っているだけでなく、他の基板との
予行的な信号のやりとりが必要である。たとえば、MP
Uから到来する設定信号で各種の設定を予め行っておく
ことが必要である。
【0010】ところが、新規基板が欠陥品で、挿入した
コネクタピンにおける接触が不良な場合は論外として、
良品の場合でも全コネクタピンの良好な接触がおこなわ
れるまでに多少時間がかかり、またチャッタリングが起
きることもある。
【0011】この期間中に他の基板から信号が到来する
と情報誤りとなるので、良好な接触が完了した状態、い
わゆる実装状態になるまで待って、実装状態になったら
これを相手基板に知らせなければならない。
【0012】以下、従来の実装状態認識技術について説
明する。図6は、従来技術による実装状態認識回路の代
表例の構成を示す。図中、1は複数のピンX1,…を備
えたコネクタ、2は複数のピンY1,Z1,…を備えた
タネクタ、3は複数の接触子X2,…の固着した差込み
部、4は複数の接触子Y2,Z2,…の固着した差込み
部で、5は前記差込み部3,4を有する単位基板であ
る。1枚の単位基板に2つの差込み部があり、このそれ
ぞれに対応して2つのコネクタがあるのは、単にそのよ
うな製品が多いというだけの理由で、1つだけであって
も、3つ以上であっても構わない。0はコネクタ1,2
を固定する装置架背面板である。
【0013】さて、6は単位素子5に備えられたパワー
オン・リセット回路で、コネクタ1,2のピンX1およ
びZ1にはそれぞれ電源S及びアースEが接続されてお
り、ピンY1には実装情報出力端子Tが接続されてい
る。
【0014】いま、単位基板5をコネクタ1,2に挿入
すると、パワーオン・リセット回路6には電源Sとアー
スEとが接続され、その出力はTから相手基板に送られ
る。図7は、パワーオン・リセット回路6の出力波形を
示すタイム・チャートである。
【0015】図中時点oで単位基板5が挿入されると、
パワーオン・リセット回路6から反転信号が出力される
が、特定の時間後の時点pからは実装情報が出力され、
相手基板に送出される。このような機能は、月並みな単
安定マルチバイブレータ(ワン・ショット・マルチ)で
容易に達成できる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、たとえ
ば図6に示したような従来技術による単位基板実装状態
認識回路では、たとえパワーオン・リセット回路6から
実装情報が出力されても、それは単に接触子X2とコネ
クタピンX1、および接触子Z2とコネクタピンZ1の
接触が良好であることを示すだけであった。したがっ
て、他のすべての接触子とコネクタピンとの接触が良好
である保証はなく、事実実装情報が発生したにもかかわ
らず一部の接触が不良、またはチャッタリング中という
事例が少なくない。
【0017】従って、本発明の目的は、従来技術におけ
る上述のような難点を除き、実装情報が発生した時点で
は完全にチャッタリングも収まって、安定かつ良好な接
触が完成した、つまり真の実装状態を保証する単位基板
実装状態確認回路を提供する点にある。
【0018】図1は本発明の原理構成図である。図中7
は複数の受止め接触子A1,B1,C1,・・を備える
コネクタで、8は前記複数の受止め接触子A1,B1,
C1,・・のそれぞれと1対1に対応する複数の差込み
接触子A2,B2,C2,・・を固定した差込み部、9
は前記差込み部を有する単位基板であり、10は単位
基板9に設けられる実装情報発生器である。
【0019】実装情報発生器10中、11はレベル検出
回路、12は単安定回路、13は双安定回路、14は過
渡期反転回路で15は異常時抑回路である。図1に示
すように、複数の受止め接触子A1,B1,C1,・・を
備えるコネクタ7と、前記複数の受止め接触子A1,B
1,C1,・・のそれぞれと1対1に対応する複数の差込
み接触子A2,B2,C2,・・を固定した差込み部8を
有する単位基板9との相互間において、受止め接触子と
差込み接触子のある1組から他の組までを電気的に直列
に配線接続した直列回路を形成するとともに、前記直列
回路の一端であるコネクタ7の受止め接触子を特定のレ
ベルに設定し、前記単位基板9に設けられる実装情報発
生器10は、前記直列回路の他端である差込部の差込み
接触子に伝達される前記特定のレベルを検出するレベル
検出回路11と、前記レベル検出回路11の最初の検出
出力で本安定状態から準安定状態に励起して第1の特定
の時間の計時を開始し、第1の特定の時間の経過前に検
出出力に変化があればその都度第1の特定の時間の計時
を繰り返し行い、第1の特定の時間が経過した時点で
安定状態に復帰する単安定回路12と、前記単位基板9
を前記コネクタ7に挿入した時点から第2の特定の時間
が経過するまでの期間過渡期信号を出力する過渡期反
転回路14と、少なくとも前記過渡期信号の期間内、
セット信号を出力する異常時抑止回路15と、前記リセ
ット信号を受けて初期状態に設定され、前記単安定回路
12が本安定状態に復帰する時点でセットされ実装情報
を出力する双安定回路13とを備える
【0020】ここに単安定回路の本安定状態とは、たと
えば単安定マルチバイブレータ(ワンショット・マル
チ)におけるように本来有する単一の安定状態を指し、
準安定状態とは、トリがされたときここに一時的に励起
されるが所定の時間ののちには本安定状態に復帰する一
時的状態を指すものとする。
【0021】
【作用】本発明の原理構成を示す図1において、受止め
接触子と差込み接触子のある1組(たとえばE1,E
2)から他の組(たとえばB1,B2)までを電気的に
直列に配線接続した直列回路を形成し、前記直列回路の
一端であるコネクタ7の受止め接触子たとえばE1
を特定のレベルたとえばLレベル)に設定した状態
で、コネクタに単位基板9を差込むと、前記特定のレ
ベルは複数の相異なる接触を経由して、即ち、E1と
E2、F2とF1、C1とC2、A2とA1、B1とB
2の各接触を経由して直列回路の他端である差込部8の
差込み接触子B2に伝達される。
【0022】
【0023】一方、単位基板9をコネクタ7に挿入する
と、過渡期反転回路14が、単位基板9をコネクタ7に
挿入した時点から第2の特定の時間継続する過渡期信号
を発生する。過渡期反転回路14は、たとえば、「従来
の技術」で説明したパワーオン・リセット回路6のよう
なものである。この状態において、前記直列回路の他端
である差込部8の差込み接触子B2に前記特定のレベル
が伝達されると、レベル検出回路11がそれを検出し
単安定回路12と異常時抑止回路15とに出力する。
【0024】異常時抑止回路15は、レベル検出回路1
1のレベル検出が、過渡期信号の期間内であるときに
は、過渡期信号の期間内双安定回路13に対しリセット
信号を出力する。また、異常時抑止回路15は、レベル
検出回路11のレベル検出が過渡期信号の期間経過後で
あるときには、レベル検出回路11のレベル検出に応答
して双安定回路13に対しリセット信号を出力する。
ち、双安定回路13は、異常時抑止回路15のリセット
信号を受けて、過渡期信号の期間内または過渡期信号の
消滅後レベル検出回路11がレベル検出を行うまでの期
間内、初期状態に置かれ、それぞれの期間経過後にリセ
ット状態が解除される。
【0025】また、レベル検出回路11の出力は、入力
レベルが安定なら安定であるが、チャタリング等で不安
定であるとそれに応して脈動する。したがって、単安定
回路12は、レベル検出回路11の最初の検出出力で本
安定状態から準安定状態に励起して第1の特定の時間の
計時を開始し、第1の特定の時間の経過前に検出出力に
変化があればその都度第1の特定の時間の計時を繰り返
し行い、第1の特定の時間が経過した時点で本安定状態
に復帰する。単安定回路12が、本安定状態に復帰する
と、双安定回路13は、セットされ、実装情報を出力す
る。 この実装情報は、挿入時にチャタリング等があった
ときには、それらが落ち着いた後に出力されるので、真
に安定した接続状態が得られたと確認できたこと示す情
報が得られる。
【0026】
【実施例】以下、図面により本発明の実施例について説
明する。図2は本発明の実施例の構成図である。
【0027】図中、71は複数のコネクタピンH1,J
1,K1,L1,・・を備えたコネクタ、72は複数のコ
ネクタピンM1,N1,P1,Q1,・・を備えたコネク
タ、81は複数の接触子H2,J2,K2,L2,・・を
固定した差込み部、82は複数の接触子M2,N2,P
2,Q2,・・を固定した差込みで、90は差込部8
1,82を有する単位基板であり、単位機能の回路を搭
載する。
【0028】この実施例では、第1の特定のコネクタピ
ンはM1で、これに+5ボルトの電源Sを接続してい
る。また、第2の特定のコネクタピンはN1で、これに
特定レベルとしてアース電位つまりL=0を印加してい
る。
【0029】そして、単位基板90をコネクタ71,7
2に挿入した時、もしすべての接触が良好となれば前記
アース電位は、N1→N2→P2→P1→L1→L2→
H2→H1→K1→K2の経路で特定の接触子K2に伝
達されるよう、コネクタ側ピン相互間及び単位基板側接
触子相互間が配線接続されている。つまり、この実施例
は、接触子N1,N2の組から他の接触子K1,K2の
組までを電気的に直列に配線接続した直列回路を形成
し、この直列回路の一端であるコネクタ7側の接触子N
1を特定のレベル(たとえばLレベル)に設定し、その
特定のレベルが直列回路の他端である単位基板90側の
接触子K2に伝達されるようにした場合の例である。
【0030】前記の経路を形成するコネクタピンの位置
は、コネクタの上・下・左・右にわたって、あまねくか
つ無作為に分布するように選択されているので、とりわ
け図3のコネクタピンの配置例のとき単位基板が斜めに
あるいは捩じれて挿入されると、すべてのピンが正しく
嵌合するまで、接触子K2にまでアース電位は伝達され
ない。しかし、接触子K2にアース電位が伝達されれ
ば、それはすべてのコネクタピンの良好な接触が達成さ
れた確度の高い保証となる。
【0031】図3は本実施例におけるコネクタピンの配
置例を示す。さて、図2に戻ると、Rは抵抗で抵抗Rを
囲む点線のブロック91は図1におけるレベル検出回路
11に該当する。92はリトリガラブル単安定マルチ
(再三トリガが可能な単安定マルチバイブレータ)で、
図1の単安定回路12に該当する。931はフリップ・
フロップ、932は否定ゲートで両者を囲む点線のブロ
ック93は図1の双安定回路13に該当する。フリップ
・フロップ931内部の記号b,s,r,tはそれぞれ
バイアス付与,セット入力,リセット入力,出力の各端
子を示す。94はパワーオン・リセット回路で、図1の
過渡期反転回路14に該当する。951は否定ゲート、
952はアンドゲートで両者を囲む点線のブロック95
は図1の異常時抑圧回路15に該当する。
【0032】図4は、図2の回路の各点における信号波
形を示すタイムチャートである。いま、両図面を参照し
つつ説明すると、時点oで基板が挿入された時、点Uに
は+5ボルトが印加され、点Vにはアース電位が印加さ
る。これにより、パワーオン・リセット回路94の出
力点vからは、時点oから時点pまで(この間の時間は
数十ミリ秒程度)0レベル(低レベル)が継続する過渡
期信号が出力される。一方、リトリガラブル単安定マル
チ92の入力点Wのレベルは、接触子K2にアース電位
が伝達されるまでは、点Uにおける+5ボルトが抵抗R
を介して印加されるので、1レベル(高レベル)を継続
し、時点qで接触子K2にアース電位が伝達されると、
0レベル(低レベル)になる。図4は、過渡期信号(点
v)の消滅後(時点p以後)に、接触子K2にアース電
位が伝達される場合を示している。 接触子K2にアース
電位が伝達される時点qまでは、否定ゲート951の出
力点wにおけるレベルも0レベル(低レベル)であるか
ら、アンド・ゲート952の出力点rのレベルも0レベ
(低レベル)である。アンド・ゲート952の出力点
rのレベルが0レベル(低レベル)である期間内、フリ
ップフロップ931はリセット状態を継続する。そし
て、時点qで接触子K2にアース電位が伝達され、リト
リガラブル単安定マルチ92の入力点Wのレベルが0レ
ベル(低レベル)になるのに応じて、否定ゲート951
の出力点wのレベルが、1レベル(高レベル)に転じ、
アンド・ゲート952の出力点rのレベルも1レベル
(高レベル)に転じるから、フリップフロップ931は
リセット状態が解除される。同時に、リトリガラブル単
安定マルチ92時点qで入力レベルが0レベル(低
レベル)になるのに応じて励起され、出力点sのレベル
を0レベル(低レベル)にし、その時定数に対応する時
間τを経過後の時点zで出力点sのレベルをレベル
(高レベル)に復帰する。τは数十ミリ秒程度で、調節
可能である。
【0033】フリップフロップ931はリトリガラブ
ル単安定マルチ92が出力点sのレベルを1レベル(高
レベル)に復帰する時点zでセットされるので、以後出
力点tには1レベル(高レベル)の信号が継続的に送出
され、従って、コネクタピンJ1に接続された端子Tに
継続的に0レベル(低レベル)の信号である実装情報
が到来する。これをたとえばMPU等の相手基板に転送
すれば目的は達成される。なお、接触子K2にアース電
位が伝達される時点qが、時点p以前、つまり、過渡期
信号の発生期間内に到来する場合もあり得る。この場合
にも以上説明した動作により、端子Tに実装情報が出力
されることはいうまでもない。過渡期信号は、いわゆる
電源リセットの信号であるが、多くの場合、電源リセッ
トの期間は短くて済み、リトリガラブル単安定マルチ9
2の時定数に対応する時間τを電源リセットの期間より
も長く設定できるからである。
【0034】以上は、チャタリングの発生しない場合で
あるが、チャタリングの発生する場合は下記のとおりで
ある。図5はチャタリングの発生した場合のリトリガラ
ブル単安定マルチ92の入力点Wと出力点sにおける
波形を示すタイムチャートである。・・・x,yはチャタ
リングの終末部におけるリトリガラブル単安定マルチ9
2のトリガ時点を示す。公知のようにリトリガラブル単
安定マルチ92では1トリガで励起したのち前記時定数
に対応する時間τ経過以前、すなわち出力点sのレベル
を1レベル(高レベル)に復帰する以前にリトリガされ
ると、リトリガ以後さらに時間τ励起状態を保持する。
従って、リトリガラブル単安定マルチ92は、チャタリ
ングが収まった時点yから時間τ経過後の時点zで始め
て出力点sのレベルを1レベル(高レベル)に復帰する
ので、フリップフロップ931は、チャタリングが収ま
った時点yから時間τ経過後の時点zでセットされ、実
装情報Tが出される。この実装情報は、真に安定した接
続状態が得られたことを示すものである。τが数十ミリ
秒程度で、調節可能であることは既述したとおりであ
る。
【0035】なお、本実施例では図3のようなコネクタ
ピン配列構造でなくても、要は平面分布のピンおよび接
触子を実装情報の送出に用いる構成であればよい。
【0036】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、基
板が斜めにあるいは捩れて挿入された時に発生しがちな
一部のコネクタピンの末接触も見逃すことなく、また不
安定接触に起因するチャッタリングによる到来情報の誤
認もなく、一たん実装情報が出力されれば、それはすべ
てのコネクタピンの良好な接触が達成された高確度の保
証である単位基板実装状態確認回路が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明の実施例の構成図である。
【図3】本実施例におけるコネクタピンの配置例であ
る。
【図4】図2の回路各点における信号波形を示すタイム
チャートである。
【図5】チャッタリングによる信号波形を示すタイムチ
ャートである。
【図6】代表的従来技術の構成図である。
【図7】図6の回路の出力波形を示すタイムチャートで
ある。
【符号の説明】
7 コネクタ 8 差込み部 9 単位基板 10 実装情報発生器 11 レベル検出回路 12 単安定回路 13 双安定回路 14 過渡期反転回路 15 異常時抑止回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の受止め接触子(A1,B1,C
    1,・・)を備えるコネクタ(7)と、前記複数の受止め
    接触子(A1,B1,C1,・・)のそれぞれと1対1に
    対応する複数の差込み接触子(A2,B2,C2,・・)
    固定した差込み部(8)を有する単位基板(9)と
    相互間において、受止め接触子と差込み接触子のある1
    組から他の組までを電気的に直列に配線接続した直列回
    路を形成するとともに、前記直列回路の一端であるコネ
    クタの受止め接触子を特定のレベルに設定し、 前記単位基板(9)に、 前記直列回路の他端である差込部の差込み接触子に伝達
    される前記特定のレベルを検出するレベル検出回路(1
    1)と、 前記レベル検出回路(11)の最初の検出出力で本安定
    状態から準安定状態に励起して第1の特定の時間の計時
    を開始し、第1の特定の時間の経過前に検出出力に変化
    があればその都度第1の特定の時間の計時を繰り返し行
    い、第1の特定の時間が経過した時点で本安定状態に復
    帰する単安定回路(12)と、 前記単位基板を前記コネクタに挿入した時点から第2の
    特定の時間が経過するまでの期間、過渡期信号を出力す
    る過渡期反転回路(14)と、 少なくとも前記過渡期信号の期間内、リセット信号を発
    生する異常時抑止回路(15)と、 前記リセット信号を受けて初期状態に設定され、前記単
    安定回路(12)が本安定状態に復帰する時点でセット
    され実装情報を出力する双安定回路(13)と を備える
    実装情報発生器(10)を設けたことを 特徴とする単位
    基板実装状態確認回路。
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