JP2967414B1 - コイン研磨装置 - Google Patents

コイン研磨装置

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JP2967414B1 JP16419998A JP16419998A JP2967414B1 JP 2967414 B1 JP2967414 B1 JP 2967414B1 JP 16419998 A JP16419998 A JP 16419998A JP 16419998 A JP16419998 A JP 16419998A JP 2967414 B1 JP2967414 B1 JP 2967414B1
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Abstract

【要約】 【課題】 研磨処理能力が高く、機械油や汚れ等が確実
に除去されコインが非常にきれいな見栄えとなり、様々
な機械に使用しても詰ったりすることがないコイン研磨
装置を提供することにある。 【解決手段】 コイン搬送路7の途中にコイン回転強制
送り機構3を設け、回転搬送区間にフェルト車2を設
け、フェルト車2の下流に研磨布14を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主にパチンコ場・
遊技場等に使われるコイン・メダル及び硬貨(明細書中
コインと総称する)の研磨装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コインは使用していると機械油・手汗・
脂・ゴミ・汚れが付着するので再使用の際にコイン研磨
装置を用いてコイン表面を研磨して油・脂・不着性のゴ
ミ・汚れを除去している。従来のコインの研磨装置は、
対向した研磨布の端にコインを誘導し、コインを研磨布
の間に設けたコイン周縁送りベルトでコインを回転させ
ながらコインを送り、コインと研磨布間を通過させるも
のである。この従来のコイン研磨装置において、汚れや
油等の除去性能を高めるには、研磨布を強くコイン表面
(上面・下面)に押しつけ強く擦る必要があるが、研磨
布を強くコイン表面に押しつけると摩擦が大きくなり、
コインの送り力が不足し、コイン送り速度が遅くなると
いう問題点があった。また、コインの送り力を強めると
研磨布間のコインが一列からはみ出して重なってしま
い、研磨・送りができなくなることがあった。また、研
磨効果を高めるには、研磨布をコイン表面に押しつけ強
く擦る長さを長くすればよいが、研磨布でコインを擦る
長さを長くするとコインの送り速度がさらに遅くなり、
かつ装置が大きくなりすぎるという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、従来のこれらの問題点を解消し、研磨処理
能力が高く、機械油や汚れ等が確実に除去されコインが
非常にきれいな見栄えとなり、様々な機械に使用しても
詰ったりすることがないコイン研磨装置を提供すること
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決した本
発明の構成は、 1) コインを一列に搬送するコイン搬送路を設け、同
コイン搬送路の途中にコインを回転させながら所定速度
で搬送させるコイン回転強制送り機構を設け、同コイン
回転強制送り機構による回転搬送区間にコイン表面と接
触する研磨面が前記コイン回転強制送り機構によるコイ
ンの搬送速度と異なる速度で接触してコインを研磨する
研磨装置を複数設けて、同研磨装置の研磨面による研磨
力を高め、コインを回転させながら全面を研磨するとと
もに、コイン回転強制送り機構として、コインとの摩擦
を大きくした無端送りベルトをコイン外周面に押し当た
るようにコイン搬送路の一方側に設け、反対側のコイン
搬送路にもコインとの摩擦を大きくした無端送りベルト
をコイン外周面に押し当たるように設け、どちらか一方
の無端送りベルトをコインの搬送方向に送り、もう一方
の無端送りベルトをコインの搬送方向と逆に送って、無
端送りベルトとコインの摩擦力又は無端送りベルトの送
り速度を変えてコインを搬送方向に回転しながら送るよ
うにしたコイン研磨装置 2) 複数設けた研磨装置の少なくとも一つの研磨装置
は回転体の外周面をコイン表面と接触するように押し付
けて、同外周面を研磨面とする構造である前記1)記載
のコイン研磨装置 3) 複数設けた研磨装置の少なくとも一つの研磨装置
は、複数のローラーで無端研磨帯を支持し、ローラー間
に張って移動させる同無端研磨帯の水平部分をコイン表
面に押し当ててコインを研磨する研磨面とした構造であ
る前記1)記載のコイン研磨装置 4) 複数設けた研磨装置の少なくとも一つの研磨装置
は、研磨布をコイン表面に上下から接触させ、同研磨布
をスプリングでコイン表面に押し付ける構造である前記
1)記載のコイン研磨装置 5) 複数設けた研磨装置の少なくとも一つの研磨装置
は、研磨装置の研磨面を搬送路上流に向って動かしてコ
インを研磨するようにした前記1)〜3)いずれかに記
載のコイン研磨装置 6) 研磨装置の研磨面としてフェルトを用いる前記
1)又は2)記載のコイン研磨装置にある。
【0005】
【作用】本発明では、コイン搬送路の途中にコイン回転
強制送り機構を設け、コインを回転させながらコイン搬
送路下流へ送る。このようにコインが送られる回転搬送
区間に複数の研磨装置を設けているので、コインは回転
しながら複数の研磨面によって研磨されることになる。
回転することによってコインの研磨される部分が位置を
変え、研磨されていない部分が研磨面に接触するように
なる。さらに複数の研磨面によって研磨することによっ
て、一つの研磨装置で充分に研磨できていない部分をそ
の下流の研磨面がさらにコイン表面を研磨するので均一
にコイン表面を研磨できる。コイン回転強制送り機構と
して、無端送りベルトとコインガイドを用いた構造とし
たものは、コインの一方の外周面に無端送りベルトを押
し当て、反対側のコイン外周面にコインガイドを押し当
てる。この状態で無端送りベルトによってコインを送る
と、コインは無端送りベルト側の外周面を前方へ動かす
よう力を受け、一方反対側のコイン外周面はコインガイ
ドに押し当てているため、片方のコイン外周面はコイン
ガイドとの摩擦によって容易に動こうとしない。よって
コインは回転しながら送られる。そして、コインがこの
動きをしながら複数の研磨面を通る。するとコインは、
回転によりコイン表面の全面を研磨される。コイン回転
強制送り機構として、2つの無端送りベルトを設けたも
のは、コインの一方の外周面を無端送りベルトによって
コイン搬送路下流に向って送り、もう一方のコイン外周
面をコイン搬送路上流に向って送る。コインは両端に逆
方向の力を受けるので回転する。さらにコインを送る速
度は、コイン搬送路下流に向かう方が速くなっているの
でコインは回転しながら下流へ送られる。よってコイン
は研磨される区間においての回数が増えることになるの
で、コイン表面はくり返し研磨されて研磨性が向上す
る。複数設けた研磨装置の少なくとも一つの研磨面を回
転体の外周面としたものは回転させた回転体の外周面を
コイン表面に押し当てて研磨を行う。複数設けた研磨装
置の少なくとも一つとして複数のローラーで無端研磨帯
を支持したものと無端研磨帯としてバフベルトを用いる
ものは、研磨装置の研磨面が長い研磨帯となるので研磨
面を長くコイン表面に押し当てることができる。複数設
けた研磨装置の少なくとも一つとして、研磨布をスプリ
ングでコイン表面に上下から押し付ける構造にしたもの
は、研磨布を均一にコイン表面に押し付けて擦ってコイ
ン表面を研磨する。複数設けた研磨装置の少なくとも一
つが、研磨装置の研磨面を搬送路上流に向って動いて研
磨するものは、コインに対する実際の研磨面の移動速度
が、研磨面の移動速度にコイン搬送速度を加えたものに
なるので、より研磨面の移動速度を上げたのと同じにな
る。研磨装置の研磨面としてフェルトを用いるものは、
安価な研磨面となる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の研磨面の素材には、フェ
ルト・布・皮等があり、フェルト・布・紙等に研磨材を
塗布したものも使用できる。コイン回転強制送り機構と
しては、ベルトとローラーを組み合わせたものや、小径
で多数設けた摩擦抵抗の高いローラーなどがあり、コイ
ンを確実に回転させながら送るものが好ましい。研磨材
は、研磨条件、コイン材質に応じて決めるのが望まし
い。研磨装置の研磨面のコインとの接触面は、コインの
上面側又は下面側あるいは上面下面の両側になるように
設ける場合がある。
【0007】
【実施例】本発明の各実施例について図面を参照して具
体的に説明する。 実施例1(図1〜4参照) 図1〜4に示す実施例1は、コイン回転強制送り機構と
して、無端送りベルトをコイン搬送路の一方側に設け、
反対側のコイン搬送路にコインガイドを固設したコイン
研磨装置の例である。図1は実施例1のコイン研磨装置
の斜視図である。図2は実施例1のコイン研磨装置のコ
インが移動していく状態を示す説明図である。図3は実
施例1のコイン研磨装置の平面図である。図4は実施例
1のコイン研磨装置のコインの移送速度と研磨面の速度
の関係を示す説明図である。図中、1はコイン研磨装
置、2はフェルト車、3はコイン回転強制送り機構、4
はローラー、5は無端送りベルト、6はコイン、7はコ
イン搬送路、8は回転盤、9は外周フレーム、10はコ
イン搬出口、11はコインガイド、14は研磨布、15
はガイドブロック、16は研磨布巻取りドラムである。
図1〜4に示す実施例1は、コイン研磨装置に投入され
たコインを受ける回転盤8を設け、図示しない駆動装置
によって回転可能になっている。次に回転盤8を外周フ
レーム9で囲み、回転盤8上に投入されるコイン6が回
転盤8上より外へはねて出たりすることがないようにし
ている。外周フレーム9にはコイン搬出口10が設けら
れており、コイン6をコイン搬送路7へ誘導する形状と
なっている。コイン搬送路7はコインが1枚ずつ一列に
なって移動する寸法になっている。次にコイン搬送路7
の側方にローラー4を複数設け、そのローラー4に無端
送りベルト5を張り渡す。無端送りベルト5の外側面は
コイン外周面との摩擦を大きくするよう細い凹凸状のロ
ーレットになっている。また、ローラー4は図示しない
駆動装置から駆動を伝達されて回転することによって、
無端送りベルト5を移動させる。次に無端送りベルト5
を設けた反対側のコイン搬送路7の側方にコインガイド
11を設ける。コインガイド11のコイン6の外周面が
接する面は、コイン6に対する摩擦が大きくなるように
ウレタン板を設けている。このように無端送りベルトと
コインガイドを用いた構造とすることによって安価にコ
イン回転強制送り機構を構成できる。次にこのように無
端送りベルト5とコインガイド11が左右に設けられた
部分のコイン搬送路7に安価な研磨面となるフェルト車
2を設ける。フェルト車2は搬送されるコイン6の上面
に高速で回転するフェルトの面を押し当てて研磨するよ
うに設けている。このように、フェルト車2を用いるこ
とによって研磨装置をコンパクトにすることができる。
次にフェルト車2のコイン搬送路7の下流で、無端送り
ベルト5とコインガイド11が各々左右に設けられた部
分に、上下にベルト状の研磨布14を配置し、ベルト状
の研磨布14を上下から押して一定の間隔にするガイド
ブロック15を設ける。ガイドブロック15の上下に
は、ベルト状の研磨布14の巻取りドラム16を設け
る。ガイドブロックはスプリングで上下より押せばよい
ので非常に安価な構成となり、かつ均一に研磨布14が
コイン表面を研磨できるようにする。実施例1のコイン
研磨装置を使用するには、回転盤8、フェルト車2、コ
イン回転強制送り機構3の図示しない駆動装置を駆動さ
せ、コイン6をコイン研磨装置1に投入する。投入され
たコイン6は回転している回転盤8の上に送られる。回
転盤8が回転することにより、コイン6は遠心力によっ
て外側へ移動し、外周フレーム9に当たって一列になっ
てコイン搬出口10へ向かう。コイン搬出口より押し出
されるコイン6はコイン搬送路7を下流に向かって移動
する。下流に向かって移動したコイン6は、図2,3に
示すように外周面の片側がコイン回転強制送り機構3の
無端送りベルト5に当たり、その反対側がコインガイド
11に当たる。コイン6は、コイン回転強制送り機構3
の無端送りベルト5によってコインガイド11へ押し当
てられる寸法となっている。この状態でコイン回転強制
送り機構3の無端送りベルト5を送ると、無端送りベル
ト5のコイン外周面に当たっている面が前方へ移動する
ので、コイン6の外周面は前方へ移動するように力を受
ける。一方、無端送りベルト5が当たっているコイン外
周面の反対側のコイン外周面は、コインガイド11へ押
し当てられている。コインガイド11はコイン外周面と
の摩擦が大きくなるようウレタン板を設けているので、
コインガイド11側のコイン外周面は容易にすべって動
こうとはしない。よってコイン6は回転しながらコイン
搬送路7の下流に向かって移動する。そして、回転しな
がらフェルト車2の研磨面を通過する。コイン6の回転
によって、研磨していない部分が研磨面へ当たるように
移動することになって、コイン表面の全面が研磨され
る。さらに、回転しながらコイン6が移動していくコイ
ン搬送速度とフェルト車2の研磨面の移動速度を異るよ
うにする。図4に示すようにコイン搬送速度をVO,研
磨面の速度をV1とし、実施例1ではフェルト車2の研
磨面の移動速度をコイン搬送速度より速くしている(V
1>V0)ので、コイン6に対する研磨面の速度差はV1
−V0となる。よってこの研磨面の速度差(V1−V0
でコイン表面を研磨していく。フェルト車2によって研
磨されたコイン6は、フェルト車2下流に設けられた研
磨布14を回転しながら通過していく。この際、コイン
6は、上下から研磨布14が接触し、その研磨布14が
均一に研磨できるように研磨布14をガイドブロック1
5で上下からスプリングによって押している。コイン6
は、表面に研磨布14が押し付けられ、コイン6が回転
しながら移動することによってさらに全面が研磨され
る。このように複数の研磨面を設けて、回転しながら研
磨することにより、コイン全面を均一に研磨するよう研
磨処理能力が向上し、機械油や汚れ等が確実に除去さ
れ、コインが非常にきれいな見栄えとなり、様々な機械
に使用しても詰まったりすることがなくなる。また、フ
ェルト車2を研磨面がコイン搬送路上流へ向かうように
動かし、コインに対する研磨面の速度が研磨面の速度に
コイン搬送速度を加えたものになるようすれば、さらに
研磨は効果的になりコイン表面の機械油や汚れがひどい
場合にも対応できる。 実施例2(図5参照) 図5に示す実施例2は、コイン搬送路の両側に無端送り
ベルトを設け、一方の無端送りベルトをコイン搬送路下
流に向って送り、もう一方の無端送りベルトを逆に送っ
てコイン回転強制送り機構とし、研磨帯としてバフベル
トをローラー間に張った研磨装置とフェルト車を用いた
研磨装置を設けたコイン研磨装置の例である。図5は実
施例2のコイン研磨装置の斜視図である。図中、17は
研磨装置のローラー、18はバフベルトである。実施例
2では、図5に示すようにコイン搬送路7の途中の両側
にローラー4を多数設け、ローラー4に無端送りベルト
5を張ってコイン回転強制送り機構としている。この回
転搬送区間に、三つのローラーでバフベルト18を支持
して研磨装置とし、その下流のコイン搬送路7にフェル
ト車2を設け研磨装置としている。実施例2では、回転
搬送区間内のコイン6は、無端送りベルト5に接した外
周面の一方をコイン搬送路7下流に向って送り、もう一
方の無端送りベルト5に接した外周面をコイン搬送路7
上流に向って送る。するとコイン6は同じ回転方向に力
を受けるので回転する。さらにコイン搬送路7下流への
送り速度を速くしているのでコイン6は回転しながら下
流へ送られる。回転搬送区間内において、2つの無端送
りベルト5の送り速度を変化させればコイン6の回転数
を自由に設定することができる。特に、コインの回転数
を上げればさらに確実にコイン6の表面を均一に研磨で
きる。さらに、下方の2つのローラー間に水平に張った
バフベルトの部分を研磨面とすることで研磨面を長くし
て、コイン表面に押し当てて研磨能力を高め、さらに確
実にコイン全面を研磨することができる。その他符号・
構成・作用・使い方は実施例1と同じである。 実施例3(図6,7参照) 図6,7に示す実施例3は、コイン回転強制送り機構と
して、無端送りベルトをコイン搬送路の一方側に設け、
反対側のコイン搬送路にコインガイドを固設し、フェル
ト車を用いた2つの研磨装置と研磨布を用いた研磨装置
を設けたコイン研磨装置の例である。図6は実施例3の
コイン研磨装置のコインガイドを省略した斜視図であ
る。図7は実施例3のコイン研磨装置のコイン搬送速度
と研磨面速度の関係を示す説明図である。図中、符号は
実施例1と同じである。実施例3では、図6,7に示す
ようにフェルト車2を用いた研磨装置を2台設け、その
下流に研磨布を用いた研磨装置を設けている。このよう
に研磨装置を多数設ければ油や汚れのコイン表面への付
着がひどい場合に対応できる。その他符号・構成・作用
・使い方は実施例1と同じである。図8は実施例の他の
例である。図8は実施例の他の例のコイン研磨装置の斜
視図である。図中、19は駆動ベルト、20は駆動ベル
ト用ローラー、21はギアである。実施例の他の例で
は、図8に示すように駆動ベルト用ローラー20に駆動
ベルト19を張って、コイン回転強制送り機構の最も上
流のローラー4を駆動させ、そのローラー4と同軸で上
部にギア21を設けて、駆動ベルト19を用いてフェル
ト車2を駆動している。その他符号・構成・作用・使い
方は実施例1と同じである。
【0008】
【発明の効果】本発明によれば、研磨処理能力が高く、
機械油や汚れ等が確実に除去されコインが非常にきれい
な見栄えとなり、様々な機械に使用しても詰ったりする
ことがないコイン研磨装置を提供できる。コイン回転強
制送り機構として、無端送りベルトとコインガイドを用
いた構造としたものは、安価な構成でコインが全面を研
磨されるようにして、コイン全面の機械油や汚れ等を確
実に除去されるようにできる。コイン回転強制送り機構
として、2つの無端送りベルトを設けたものは、コイン
の回転数を必要に応じて設定し、回転数を上げてコイン
表面をさらに確実に全面を均一に研磨できるようにす
る。複数設けた研磨装置の少なくとも一つの研磨面を回
転体の外周面としたものはコンパクトな研磨装置の構成
にして、コイン研磨装置を小型化できるようにする。複
数設けた研磨装置の少なくとも一つとして、研磨布をス
プリングでコインを上下から押し付ける構造にしたもの
は、さらに均一にコイン表面を研磨できるようにする。
複数設けた研磨装置の少なくとも一つとして複数のロー
ラーで無端研磨帯を支持したものと、無端研磨帯として
バフベルトを用いるものは、研磨面を長くしてコイン表
面に押し当てて、研磨能力を高め、さらに確実にコイン
全面を研磨することができる。複数設けた研磨装置の少
なくとも一つが、研磨装置の研磨面を搬送路上流に向っ
て動いて研磨するものは、効果的な研磨にしてコイン表
面の機械油や汚れがひどい場合にも対応できるようにす
る。研磨装置の研磨面としてフェルトを用いるものは安
価な研磨装置となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のコイン研磨装置の斜視図である。
【図2】実施例1のコイン研磨装置のコインが移動して
いく状態を示す説明図である。
【図3】実施例1のコイン研磨装置の平面図である。
【図4】実施例1のコイン研磨装置のコイン移送速度と
研磨面の速度の関係を示す説明図である。
【図5】実施例2のコイン研磨装置の斜視図である。
【図6】実施例3のコイン研磨装置のコインガイドを省
略した斜視図である。
【図7】実施例3のコイン研磨装置のコイン搬送速度と
研磨面速度の関係を示す説明図である。
【図8】実施例の他の例のコイン研磨装置の斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 コイン研磨装置 2 フェルト車 3 コイン回転強制送り機構 4 コイン回転強制送り機構のローラー 5 無端送りベルト 6 コイン 7 コイン搬送路 8 回転盤 9 外周フレーム 10 コイン搬出口 11 コインガイド 14 研磨布 15 ガイドブロック 16 研磨布巻取りドラム 17 研磨装置のローラー 18 バフベルト 19 駆動ベルト 20 駆動ベルト用ローラー

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コインを一列に搬送するコイン搬送路を
    設け、同コイン搬送路の途中にコインを回転させながら
    所定速度で搬送させるコイン回転強制送り機構を設け、
    同コイン回転強制送り機構による回転搬送区間にコイン
    表面と接触する研磨面が前記コイン回転強制送り機構に
    よるコインの搬送速度と異なる速度で接触してコインを
    研磨する研磨装置を複数設けて、同研磨装置の研磨面に
    よる研磨力を高め、コインを回転させながら全面を研磨
    するとともに、コイン回転強制送り機構として、コイン
    との摩擦を大きくした無端送りベルトをコイン外周面に
    押し当たるようにコイン搬送路の一方側に設け、反対側
    のコイン搬送路にもコインとの摩擦を大きくした無端送
    りベルトをコイン外周面に押し当たるように設け、どち
    らか一方の無端送りベルトをコインの搬送方向に送り、
    もう一方の無端送りベルトをコインの搬送方向と逆に送
    って、無端送りベルトとコインの摩擦力又は無端送りベ
    ルトの送り速度を変えてコインを搬送方向に回転しなが
    ら送るようにしたコイン研磨装置。
  2. 【請求項2】 複数設けた研磨装置の少なくとも一つの
    研磨装置は回転体の外周面をコイン表面と接触するよう
    に押し付けて、同外周面を研磨面とする構造である請求
    項1記載のコイン研磨装置。
  3. 【請求項3】 複数設けた研磨装置の少なくとも一つの
    研磨装置は、複数のローラーで無端研磨帯を支持し、ロ
    ーラー間に張って移動させる同無端研磨帯の水平部分を
    コイン表面に押し当ててコインを研磨する研磨面とした
    構造である請求項1記載のコイン研磨装置。
  4. 【請求項4】 複数設けた研磨装置の少なくとも一つの
    研磨装置は、研磨布をコイン表面に上下から接触させ、
    同研磨布をスプリングでコイン表面に押し付ける構造で
    ある請求項1記載のコイン研磨装置。
  5. 【請求項5】 複数設けた研磨装置の少なくとも一つの
    研磨装置は、研磨装置の研磨面を搬送路上流に向って動
    かしてコインを研磨するようにした請求項1〜3いずれ
    かに記載のコイン研磨装置。
  6. 【請求項6】 研磨装置の研磨面としてフェルトを用い
    る請求項1又は2記載のコイン研磨装置。
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