JP2920376B1 - コイン研磨装置 - Google Patents
コイン研磨装置Info
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Abstract
に除去されコインが非常にきれいな見栄えとなり、様々
な機械に使用しても詰ったりすることがないコイン研磨
装置を提供することにある。 【解決手段】 コイン一列搬送路2aに高速で研磨する
フェルト車2b,2cを設け、フェルト車2b,2cの
下流に速度制御手段1を設ける。
Description
遊技場等に使われるコイン・メダル及び硬貨(明細書中
コインと総称する)の研磨装置に関する。
脂・ゴミ・汚れが付着するので再使用の際にコイン研磨
装置を用いてコイン表面を研磨して油・脂・不着性のゴ
ミ・汚れを除去している。従来のコインの研磨装置は、
対向した研磨布の間にコインを誘導し、コインを研磨布
の端に設けたコイン周縁送りベルトでコインを回転させ
ながらコインを送り、コインと研磨布間を通過させるも
のである。この従来のコイン研磨装置において、汚れや
油等の除去性能を高めるには、研磨布を強くコイン表面
(上面・下面)に押しつけ強く擦る必要があるが、研磨
布を強くコイン表面に押しつけると摩擦が大きくなり、
コインの送り力が不足し、コイン送り速度が遅くなると
いう問題点があった。また、コインの送り力を強めると
研磨布間のコインが一列からはみ出して重なってしま
い、研磨・送りができなくなることがあった。また、研
磨効果を高めるには、研磨布をコイン表面に押しつけ強
く擦る長さを長くすればよいが、研磨布でコインを擦る
長さを長くするとコインの送り速度がさらに遅くなり、
かつ装置が大きくなりすぎるという問題があった。
する課題は、従来のこれらの問題点を解消し、研磨処理
能力が高く、機械油や汚れ等が確実に除去されコインが
非常にきれいな見栄えとなり、様々な機械に使用しても
詰ったりすることがないコイン研磨装置を提供すること
にある。
発明の構成は、 1) コインを一列に並べて連続して搬送するコイン搬
送路を設け、同コイン搬送路に沿ってコイン表面と接触
して搬送路下流に向って高速で研磨面を動かして研磨す
る主研磨装置を設け、搬送されるコインの搬送速度を前
記主研磨装置の研磨面の移動速度より遅い速度となるよ
うにする速度制御手段を主研磨装置の下流に設け、前記
主研磨装置の研磨面の移動速度とコインの搬送速度とに
大きな速度差を作って前記主研磨装置の研磨面による研
磨力を高めたコイン研磨装置 2) 研磨体を動かさずコイン表面に強く押し付けてコ
イン搬送速度を摩擦抵抗で低下させるとともに研磨体表
面でコイン表面を研磨する押し付け研磨装置を速度制御
手段とした前記1)記載のコイン研磨装置 3) 主研磨装置の研磨面の移動速度より遅い速度でコ
インを送る低速コイン送り機構を速度制御手段とした前
記1)記載のコイン研磨装置 4) 主研磨装置の研磨面の移動速度より低速で研磨面
を動かして研磨しながらコインの搬送速度を低下させる
低速研磨装置を速度制御手段とした前記1)記載のコイ
ン研磨装置 5) 主研磨装置と低速研磨装置の間に主研磨装置の研
磨面の移動速度より低速で低速研磨装置の研磨面の移動
速度より速い中速で研磨面を動かしてコイン表面を研磨
する中速研磨装置を設けた前記4)記載のコイン研磨装
置 6) 主研磨装置の研磨面を回転体の外周とした前記
1)〜5)いずれかに記載のコイン研磨装置 7) 主研磨装置として複数のローラーで無端研磨帯を
支持し、ローラー間に張って移動させる同研磨帯の水平
部分をコイン表面に押し当てる構造とした前記1)〜
5)いずれかに記載のコイン研磨装置 8) 研磨布をコイン表面に上下から接触させ、同研磨
布をガイドブロックを介してスプリングで上下から押し
付けて押し付け研磨装置とした前記2)記載のコイン研
磨装置 9) 主研磨装置の研磨面としてフェルトを用いる前記
1)〜6)いずれかに記載のコイン研磨装置 10) 研磨帯としてバフベルトを用いた前記7)記載
のコイン研磨装置 11) 主研磨装置の研磨面の移動速度がコインの搬送
速度の2倍以上である前記1)〜10)いずれかに記載
のコイン研磨装置 12) 摩擦の強い弾性素材の回転体をコインの表面に
押しつけてすべりなくコインを送り出して速度制御手段
とした前記1),6),7),9)〜11)いずれかに
記載のコイン研磨装置にある。
速度制御手段によって減速させる。すると、減速したコ
インより上流から送られてくるコインは減速したコイン
に当って同じ速度で進んで行く。よって一列に並んだコ
インは減速した速度で全体が送られていく。研磨面にお
いても、コインは減速した速度で移動するので、研磨面
がコイン表面に接触する時間が長くなり研磨時間を長く
し、かつコインの移動速度と研磨面の移動速度の速度差
の分、コイン表面に対して研磨面が速く移動することに
なって効果的な研磨を行うことができる。押し付け研磨
装置を速度制御手段としたものは、研磨体をコイン表面
に押し付けて、摩擦抵抗によってコインの搬送速度を低
下させ、かつ研磨体をコイン表面に押し付ることで第2
の研磨面としてコイン表面を研磨する。研磨面の後方に
低速コイン送り機構を設けたものは、研磨面の研磨速度
より遅いコイン送り速度でコインを送ることになり、研
磨面がコイン表面に接触する時間が長くなり、効果的に
研磨を行うことができ、かつコインの送りに研磨面を用
いないので、非常に小さい磨き代等への巾広い研磨条件
に対応できるようにする。低速で研磨面を動かして研磨
する低速研磨装置を研磨面の下流に設けたものは、低速
で研磨して送り出す速度が、低速研磨装置より上流のコ
インの搬送速度になり、上流の研磨面と低速研磨装置の
速度差によって、コイン表面に対して研磨面が速く移動
することになって効果的な研磨を行い、低速研磨装置に
よってさらにコイン表面が研磨されるのでさらに研磨効
果を高めることができる。中速研磨装置を設けたもの
は、くり返し研磨することで強く研磨するのと同等とな
る。主研磨装置の研磨面を回転体の外周としたものは回
転させた回転体の周速で研磨させる。主研磨装置の研磨
面を研磨帯とし、同研磨帯をコインに押し付けるものと
研磨帯としてバフベルトを用いるものは、研磨するコイ
ンの表面を研磨帯で覆って研磨する。押し付け研磨装置
として、ガイドブロックを用いるものでは、安価に押し
付け研磨装置を構成する。主研磨装置の研磨面の移動速
度がコイン搬送速度の2倍以上にしたものは、コイン表
面の確実な研磨を確保する。摩擦の強い弾性素材の回転
体をコインの表面に強く押し付けるものは、安価な素材
を用いて速度制御手段としている。
ルト・布・皮等があり、フェルト・布・皮・紙等に研磨
材を塗布したものも使用できる。コイン送り機構として
は、回転抵抗の高いローラーや、コインの上・下・ある
いは側面を摺動して減速させるローラーやベルトなどが
あり、適度にコインを減速させるものがよい。コインガ
イドは、コインが1枚通過する大きさになっていて、強
度が確保されコインとの摺動抵抗が小さいものが好まし
い。コインガイドはコインを確実にガイドできるように
入口部分にテーパなどを設けるのが好ましい。主研磨装
置及び速度制御手段の研磨面のコインとの接触面は、コ
インの上面側又は下面側あるいは上面下面の両側になる
ように設ける場合がある。
体的に説明する。 実施例1(図1〜6,13参照) 図1〜6,13に示す実施例1は、コイン研磨面の後方
に速度制御手段として、押し付け研磨装置である交代で
きる巻取り式の研磨布を上下から近接させるコイン研磨
装置の例である。図1は実施例1のコイン研磨装置の説
明図である。図2は実施例1のコイン研磨装置の研磨面
と速度制御手段を示す斜視図である。図3は実施例1の
コイン研磨装置のコインの動きを示す説明図である。図
4は実施例1のコイン研磨装置の平面図である。図5は
図4のA−A断面図である。図6は図4のB−B断面図
である。図13は実施例1のコイン研磨装置の研磨面の
速度とコイン移動速度の関係を示す説明図である。図
中、1は速度制御手段、1a,1bはベルト状研磨布、
1c,1dはベルト状研磨布の巻取ドラム,1e,1f
はガイドブロック、1kは研磨後の排出シュート、2は
研磨部、2aはコイン一列搬送路、2b,2cはフェル
ト車、2d,2eはフェルト軸、2iは駆動モータ、2
jは駆動ベルト、3はコイン一列供給装置、3aは回転
盤、3bは外周フレーム、3cはコイン排出口、3dは
駆動ベルト、3eは回転軸、3fは駆動モータ、3gは
軸受、4はコイン回収箱、5はコイン投入シュート、6
はコインガイド、10はコインである。実施例1では、
図1〜6に示すようにコイン投入シュート5の下方に、
回転盤3aを設ける。回転盤3a下面には、回転軸3e
を軸受3gで回動自在に設ける。回転軸3eと駆動モー
タ3fには駆動ベルト3dを駆動力を伝達できるように
かけ渡す。また、図2に示すように回転盤外周にコイン
排出口3cを設ける。そのコイン排出口3cから、コイ
ンを一列に送るコイン一列搬送路2aを設ける。次に図
4に示すようにそのコイン一列搬送路2aの途中に上下
にフェルト車2b,2cを設ける。フェルト車2b,2
cの軸2d,2eと駆動モータ2iには駆動ベルト2j
を駆動を伝達できるようにかけ渡す。次にフェルト車2
b,2cのコイン一列搬送路2aには、コイン一枚のみ
通過を許容するコインガイド6を設ける。さらにコイン
ガイド6の後方のコイン一列搬送路2aには、上下にベ
ルト状研磨布1a,1bを配置し、ベルト状研磨布1
a,1bを上下から押して一定の間隔にするガイドブロ
ック1e,1fを設ける。ガイドブロック1e,1fの
上下には、ベルト状研磨布1a,1bの巻取りドラム1
c,1dを設ける。このコイン一列搬送路2aの上下に
設けたベルト状研磨布が速度制御手段1となる。ガイド
ブロック1a,1eはスプリングで上下より押せばよい
ので非常に安価な構成となる。速度制御手段1の後方に
は排出シュート1kを設け、排出シュート1kより排出
されたコインを受けるようコイン回収箱4を設置する。
本実施例1のコイン研磨装置を使用するには、コイン投
入シュート5に多くのコイン10を入れ、駆動モータ2
i,3fを駆動させる。コイン10はコイン投入シュー
ト5よりコイン一列供給装置3の回転盤3a上に落下す
る。回転盤3aは回転しているので落下したコイン10
は遠心力で外周フレーム3bの方向に移動し、外周フレ
ーム3bに沿って動き、外周フレーム3bに設けたコイ
ン排出口3cから吐出され、図2,3に示すようにコイ
ン一列搬送路2aに一列に並んだ状態で送り出される。
コイン一列搬送路2aに送られたコイン10は研磨材を
塗布されたフェルト車2b,2cに挟まれ研磨される。
研磨されたコイン10は強い力でコイン一列搬送路2a
の下流へ押し出されるコインガイド6でガイドされるの
でコイン一列搬送路2aよりはみ出すことなく下流へ送
られる。下流へ送られたコイン10は、ベルト状研磨布
1a,1bによって挟まれ、ベルト状研磨布1a,1b
との摩擦によって減速されかつ、さらに研磨される。こ
のように一列に並んだコインの先頭のコイン10が速度
制御手段1に達したならば、図13に示すように速度制
御手段1のベルト状研磨布1a,1bによる減速分(図
13ではブレーキによる減速分V2 )によって速度制御
手段1より上流のコイン10は次々と下流のコイン10
に当って行くのでコイン搬送路の一列に並んだコイン1
0全体は減速した速度で送られる(図13ではコイン移
動速度Va)。よってフェルト車2b,2cで研磨する
周速(図13では研磨面速度V1 )とコインが送られる
速度Vaの間に生じる速度差によってフェルト車2b,
2cによる研磨は、周速が速い分、長い時間研磨するこ
とになり、十分な高い研磨性が確保される。本実施例1
では研磨面の速度をコインの搬送速度の3倍に設定して
いる。さらに上下のフェルト車2b,2cの間隔をせま
くした場合でも、フェルト車から強く押し出されるコイ
ン10はコインガイド6によって確実にガイドされ、コ
イン一列搬送路2aからはみ出したりコイン10が重な
ったりすることがない。さらにコイン10は、前述した
ように速度制御手段へのベルト状研磨布1a,1bによ
ってさらに研磨されるので、機械油・脂・ゴミ・汚れが
確実に除去され、コインが非常にきれいな見栄えとな
り、パチンコ場や遊技場等で使われてもコインの汚れな
どによる厚みなど形状の変化や粘着することにより機械
に詰ったりすることがなくなる。さらに、フェルト車2
b,2cの回転を速くし、ベルト状研磨布1a,1bを
コインに強く押しつけてさらに研磨性を向上させ、かつ
コインの送り速度を大きくしてもよい。速度制御手段1
を通過したコイン10は、コインが重みで移動するよう
後方に傾けられた排出シュート1kを通ってコイン回収
箱4へ回収され、運ばれて再使用される。 実施例2(図7参照) 図7に示す実施例2はコイン研磨装置の研磨面のフェル
ト車を上方のみとした例である。図7は実施例2のコイ
ン研磨装置の側面図である。実施例2では、コイン研磨
装置の研磨面のフェルト車を上方のみとしている。コイ
ンが本実施例2のコイン研磨装置に頻繁に通過するよう
な場合やコイン研磨装置を小スペースにしたい場合など
は、フェルト車を上方のみにして使用すればよい。その
他符号、構成、作用、使い方は実施例1と同じである。 実施例3(図8,15参照) 図8に示す実施例3はコイン研磨装置研磨面のフェルト
車より径の小さいフェルト車を後方に上下に設けて速度
制御手段とした例である。図8は実施例3のコイン研磨
装置のコインガイドを省略した説明図である。図15は
実施例3のコイン研磨装置の研磨面の速度とコイン移動
速度の関係を示す説明図である。図中、11a,11b
は径の小さいフェルト車である。他の符号は実施例1と
同じである。実施例3では径の小さいフェルト車11
a,11bを速度制御手段1として設けている。この第
2の研磨面となる径の小さいフェルト車11a,11b
はフェルト車2b,2cと同回転数としても径差による
研磨面の周速の違いによって径の小さいフェルト車11
a,11bでコイン10は減速される。このことによっ
て図15に示すように、フェルト車11a,11bで研
磨する周速(図15では研磨面速度V2 )によってフェ
ルト車11a,11bより上流のコイン10は減速した
速度で送られる(図15ではコイン移動速度Va)。よ
って、フェルト車2b,2cで研磨する周速(図15で
は研磨面速度V1 )とコインが送られる速度(Va)の
間に生じる速度差によってコインが十分に研磨されるの
で、確実にコインの油・汚れを除去できる。本実施例3
では、フェルト車のみ用いているので、フェルト車のみ
としたほうがコストが下がる場合やコンパクトにしたい
場合などに用いればよい。その他、符号、構成、作用、
使い方は実施例1と同じである。図16はコイン研磨装
置の研磨面であるフェルト車と速度制御手段とした径の
小さいフェルト車の間に中速研磨装置としてフェルト車
を設けた実施例3の他の例である。図16は実施例3の
他の例のコイン研磨装置の研磨面の速度とコイン移動速
度との関係を示す説明図である。図16に示すように中
速研磨装置を設けて、研磨材の粒度や研磨面の押付力を
段階的に変えて、効果的な研磨を行ってもよい。また、
径の小さいフェルト車11a,11bをコインの搬送方
向と逆に研磨面が移動するようにして、コインの移動速
度をフェルト車11a,11bがコインに対してスリッ
プしながら減速するように研磨させて、径の小さいフェ
ルト車11a,11bでの研磨効果をさらに高めてもよ
い。 実施例4(図9,14参照) 図9に示す実施例4は第2コインガイドを通るコインの
側方を減速させて送る送りベルトを設けた例である。図
9は実施例4のコイン研磨装置のコインガイドを省略し
た説明図である。図14は実施例4のコイン研磨装置の
研磨面の速度とコイン移動速度の関係を示す説明図であ
る。12は第2コインガイド、13は送りベルトであ
る。実施例4では低速コイン送り機構として送りベルト
13を設けている。研磨面を図14に示すように、コイ
ン送り機構によってコイン送り機構より上流のコイン1
0は、コイン送り機構である送りベルト13のコインを
送る速度(図14ではコイン送り速度V2 )で送られ
る。よってフェルト車2b,2cで研磨する周速(図1
4では研磨面速度V1 )とコインが送られる速度(図1
4ではVa=V2 )の間に速度差が生じる。速度差によ
ってコインが十分に研磨されるので、確実にコインの油
・汚れを除去できる。このように、研磨面をさらに強く
押しつけるような場合に、第2コインガイドを設け、コ
インの側方に送りベルト13を設けて減速させればよ
い。その他符号、構成、作用、使い方は実施例1と同じ
である。 実施例5(図10参照) 図10に示す実施例5は研磨面を複数設け、第2研磨面
を通るコインの側方を減速させて送る送りベルトを設け
た例である。図10は実施例5のコイン研磨装置のコイ
ンガイドを省略した説明図である。実施例5では、フェ
ルト車2b,2cを用いて上流側の研磨面とし、ベルト
状研磨布1a,1bを用いて下流側の研磨面とし、下流
側研磨面側方に送りベルト13を設けて減速コイン送り
機構としている。下流側研磨面において減速コイン送り
機構とならないような研磨を行う場合には、送りベルト
13をこのように設けてもよい。その他符号、作用、使
い方は実施例1と同じである。 実施例6(図11,12参照) 図11,12に示す実施例6は研磨面にバフベルトを用
いた例である。図11は実施例6のコイン研磨装置のコ
インガイドを省略した説明図である。図12は実施例6
のコイン研磨装置の側面図である。図中14はバフベル
ト、15はローラーである。実施例6では、研磨面とし
て研磨材を塗布したバフベルト14を複数のローラー1
5で支持して高速で移動させてコインを研磨する。バフ
ベルトは研磨するコインの表面全体を覆うので確実にコ
イン油・汚れを除去できる。その他符号、構成、作用、
使い方は実施例1と同じである。 実施例7(図17参照) 図17に示す実施例7は速度制御手段としてゴム車を用
いた例である。図17は実施例7のコイン研磨装置の研
磨面の速度とコイン移動速度の関係を示す説明図であ
る。図中、16はゴム車である。実施例7では、速度制
御手段として、弾性素材のゴム車を用いて確実にコイン
を低速で送り出している。その他符号、構成、作用、使
い方は実施例1と同じである。
機械油や汚れ等が確実に除去されコインが非常にきれい
な見栄えとなり、小型化でき、様々な機械に使用しても
詰ったりすることがないコイン研磨装置を提供すること
にある。押し付け研磨装置を速度制御手段としたもの
は、研磨処理能力をさらに高めることができる。研磨面
の後方に低速コイン送り機構を設けたものは、研磨処理
能力を高め、さらに様々な研磨条件に対応することがで
きる。低速で研磨面を動かして研磨する低速研磨装置を
研磨面の下流に設けたものは、さらに研磨性能を高め、
さらに確実に機械油や汚れ等を確実に除去することがで
きる。中速研磨装置を設けたものは、研磨を段階的にし
てさらに確実に機械油や汚れ等を除去することができ
る。主研磨装置の研磨面をフェルトとしたものは、確実
にコインの油・汚れを除去し、かつコンパクトな研磨装
置にすることができる。研磨装置の研磨面を高速で移動
させた研磨帯とし、同研磨帯をコインに押し付けるもの
と研磨帯としてバフベルトを用いるものは、確実にコイ
ンの油・汚れを除去できる。押し付け研磨装置として、
ガイドブロックを用いるものは、安価な押し付け研磨装
置とすることができる。主研磨装置の研磨面の移動速度
がコイン搬送速度の2倍以上にしたものは、確実なコイ
ンの油・汚れの除去を確保する。摩擦の強い弾性素材の
回転体をコインの表面に強く押し付けるものは、速度制
御手段を安価に構成する。
手段を示す斜視図である。
す説明図である。
略した説明図である。
略した説明図である。
省略した説明図である。
省略した説明図である。
コイン移動速度の関係を示す説明図である。
コイン移動速度の関係を示す説明図である。
コイン移動速度の関係を示す説明図である。
の速度とコイン移動速度の関係を示す説明図である。
コイン移動速度の関係を示す説明図である。
Claims (12)
- 【請求項1】 コインを一列に並べて連続して搬送する
コイン搬送路を設け、同コイン搬送路に沿ってコイン表
面と接触して搬送路下流に向って高速で研磨面を動かし
て研磨する主研磨装置を設け、搬送されるコインの搬送
速度を前記主研磨装置の研磨面の移動速度より遅い速度
となるようにする速度制御手段を主研磨装置の下流に設
け、前記主研磨装置の研磨面の移動速度とコインの搬送
速度とに大きな速度差を作って前記主研磨装置の研磨面
による研磨力を高めたコイン研磨装置。 - 【請求項2】 研磨体を動かさずコイン表面に強く押し
付けてコイン搬送速度を摩擦抵抗で低下させるとともに
研磨体表面でコイン表面を研磨する押し付け研磨装置を
速度制御手段とした請求項1記載のコイン研磨装置。 - 【請求項3】 主研磨装置の研磨面の移動速度より遅い
速度でコインを送る低速コイン送り機構を速度制御手段
とした請求項1記載のコイン研磨装置。 - 【請求項4】 主研磨装置の研磨面の移動速度より低速
で研磨面を動かして研磨しながらコインの搬送速度を低
下させる低速研磨装置を速度制御手段とした請求項1記
載のコイン研磨装置。 - 【請求項5】 主研磨装置と低速研磨装置の間に主研磨
装置の研磨面の移動速度より低速で低速研磨装置の研磨
面の移動速度より速い中速で研磨面を動かしてコイン表
面を研磨する中速研磨装置を設けた請求項4記載のコイ
ン研磨装置。 - 【請求項6】 主研磨装置の研磨面を回転体の外周とし
た請求項1〜5いずれかに記載のコイン研磨装置。 - 【請求項7】 主研磨装置として複数のローラーで無端
研磨帯を支持し、ローラー間に張って移動させる同研磨
帯の水平部分をコイン表面に押し当てる構造とした請求
項1〜5いずれかに記載のコイン研磨装置。 - 【請求項8】 研磨布をコイン表面に上下から接触さ
せ、同研磨布をガイドブロックを介してスプリングで上
下から押し付けて押し付け研磨装置とした請求項2記載
のコイン研磨装置。 - 【請求項9】 主研磨装置の研磨面としてフェルトを用
いる請求項1〜6いずれかに記載のコイン研磨装置。 - 【請求項10】 研磨帯としてバフベルトを用いた請求
項7記載のコイン研磨装置。 - 【請求項11】 主研磨装置の研磨面の移動速度がコイ
ンの搬送速度の2倍以上である請求項1〜10いずれか
に記載のコイン研磨装置。 - 【請求項12】 摩擦の強い弾性素材の回転体をコイン
の表面に押しつけてすべりなくコインを送り出して速度
制御手段とした請求項1,6,7,9〜11いずれかに
記載のコイン研磨装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16419798A JP2920376B1 (ja) | 1998-05-27 | 1998-05-27 | コイン研磨装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16419798A JP2920376B1 (ja) | 1998-05-27 | 1998-05-27 | コイン研磨装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2920376B1 true JP2920376B1 (ja) | 1999-07-19 |
JPH11333129A JPH11333129A (ja) | 1999-12-07 |
Family
ID=15788531
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16419798A Expired - Lifetime JP2920376B1 (ja) | 1998-05-27 | 1998-05-27 | コイン研磨装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2920376B1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112489286A (zh) * | 2019-09-12 | 2021-03-12 | 富士电机株式会社 | 货币处理机 |
-
1998
- 1998-05-27 JP JP16419798A patent/JP2920376B1/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112489286A (zh) * | 2019-09-12 | 2021-03-12 | 富士电机株式会社 | 货币处理机 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11333129A (ja) | 1999-12-07 |
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