JPH048794Y2 - - Google Patents

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JPH048794Y2
JPH048794Y2 JP12471487U JP12471487U JPH048794Y2 JP H048794 Y2 JPH048794 Y2 JP H048794Y2 JP 12471487 U JP12471487 U JP 12471487U JP 12471487 U JP12471487 U JP 12471487U JP H048794 Y2 JPH048794 Y2 JP H048794Y2
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JP
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vegetables
fruits
roll
brush roll
feeding
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JP12471487U
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JPS6428894U (ja
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  • Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は球形果菜類の表面に付着した汚れを自
動的に落とすと共にその表面に磨きをかけつつ送
り出すようになす果菜類表面処理機に関する。
(従来の技術) 第4図に示す如く、表面に螺旋溝の形成された
送り用ブラツシロール1と、表面が平らとなされ
た磨き用ブラツシロール2とを並置した構成の表
面処理機は従来より在る(例えば、実公昭58−
32640号公報参照)。
(考案が解決しようとする問題点) 上記した表面処理機は大きさや形状が一定し、
且つそれ自体が比較的転がり易い果菜類の表面処
理には好適であるが、大きさや形状が不均一で、
且つそれ自体が比較的転がり難い果菜類には充分
な効果が得られない。このことは、各ブラツシロ
ール1,2の発生する果菜類に対する力が適当で
ないため、果菜類が種々の方向に自転するものと
ならず、果菜類表面のほぼ全体に及ぶ十分な表面
処理は期待できないということである。
ここで、表面処理とは表面から汚れを落とす処
理や表面を磨く処理を云う。
本考案は上記事情に鑑みて成されたもので、果
菜類を効果的に反転させるようにしてこれら果菜
類の好適な表面処理を可能とした果菜類表面処理
機を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案の果菜類表
面処理機は、第1図に示す如く、毛7で被われた
送り用ブラツシロール4と比較的軟らかい毛10
で被われた反転用ブラツシロール5とを並設する
と共に、後者ロール5の方を大きい周速度として
双方のロール4,5を共に同一方向に回転させる
ようにし、且つ前者ロール4には果菜類に対し入
口から出口へ向かう送り力を付与するための螺旋
溝8をその周面に毛7の一部を切除することによ
り形成してあり、また後者ロール5には果菜類に
対し出口から入口へ向かう戻し力を付与するもの
であつて前記螺旋溝8とは逆向きとなる螺旋溝1
1をその周面に同じく毛10の一部を切除するこ
とにより形成してあり、且つ前者ロール4の送り
力が後者ロール5の戻し力よりも大きくなさしめ
てあることを特徴としている。
(作用) 送り用ブラツシロール4はその螺旋溝8により
処理対象物である果菜類に出口側へ向かう送り力
を付与する一方、反転用ブラツシロール5は、送
り用ブラツシロール4により送られつつある果菜
類に、これを入口側へ戻そうとする力をその螺旋
溝11により付与するものとなる。そして、各ロ
ール4,5が果菜類に付与する二つの力の作用点
は果菜類表面にあつて相互に離間していることか
ら、果菜類にはそれら二つの力に基づく必要大き
さの偶力が発生するものとなり、この偶力により
果菜類は各ロール4,5の回転方向と交叉する方
向に力強く回転されるものとなる。
そしてこの一方では、果菜類は従来同様に二つ
のロール4,5により各ロール4,5の回転方向
に強制的に自転させられる。
しかして、送り用ブラツシロール4により出口
側へ送られつつある果菜類は、これがミニトマト
等の球状果実である場合には特に好適に、種々の
方向に回転されるものとなり、しかも送り用ブラ
ツシロール4よりも周速度の速い反転用ブラツシ
ロール5によりその軟らかい毛10で効率良く磨
きをかけられるものとなる。
(実施例) 以下、例示図に基づいて本考案の具体的な一実
施例を説明する。
第1図は果菜類表面処理機の斜視図、第2図は
ブラツシロールをその軸方向から見た断面図、第
3図はブラツシロールの配置態様図である。
3は果菜類表面処理機の機枠で、これの上部に
送り用ブラツシロール4と反転用ブラツシロール
5とが並行して回動自在に軸架されている。送り
用ブラツシロール4は反転用ブラツシロール5よ
りも若干高く設定されており、これにより果菜類
の自転が強化せしめられる。また送り用ブラツシ
ロール4はミニトマト等の果菜類wと適合する如
く各部大きさが設定されている点を除き従来のも
のと略同様で、木製の円柱形芯部材6にこれの周
面を被うが如く数十mmの毛7が植え込まれてお
り、且つその毛7の一部が切除されることにより
毛7先端で形成される周面に螺旋溝8が形成され
ている。この送り用ブラツシロール4の毛7は一
般にやや硬いものと成されており、球状果菜類w
に対して一定以上の送り力を付与し得るものであ
る。一方、反転用ブラツシロール5は木製の円柱
形芯部材9にこれの周面を被うが如く数十mmの毛
10が植え込まれ、且つその毛10の一部が切除
されることにより毛10先端で形成される周面に
螺旋溝11が形成されて成る点では送り用ブラツ
シロール4と同様であるが、前記螺旋溝11が送
り用ブラツシロール4のものと逆向きに成される
と共にその深さを浅目に設定されており、且つ周
速度が送り用ブラツシロール4よりも速くなるよ
うに回転速度が適宜大きく設定されている他、磨
き効果が高まるべくこのロール5の毛10の方が
送り用ブラツシロール4のそれよりも軟らかく成
されている。しかして、これら両ロール4,5は
その回転方向を図中矢印m,nで示す同一方向に
設定されるのであり、その回転中において、送り
用ブラツシロール4は螺旋溝8を介して果菜類w
に対し矢印INで示す入口側から別の矢印OUTで
示す出口側に向かう送り力を付与するものとな
り、他方、反転用ブラツシロール5は果菜類wに
対し送り力とは反対方向の戻し力を付与するもの
となる。かかる状況下にあつても果菜類wは確実
に出口側に向かつて送られなければならず、この
ために、送り用ブラツシロール4による送り力の
方が反転用ブラツシロール5による戻し力よりも
大きくなるように設定される。即ち、そのために
は各ロール4,5の毛の長さや強度、各螺旋溝
8,11の深さ、及び回転速度等を適当に決定す
ることが要求される。
12は機枠3に固定されたモータで、このモー
タ12の回転軸13先端に固定された原動プーリ
14がベルト15を介することにより各ロール
4,5の入口側の軸端に固定された各プーリ1
6,17と連動連結されて成る。各ロール4,5
の回転数はプーリ14,16,17の径を変化さ
せたり、必要であれば図示しない変速機を介装す
る等して適宜に調整される。18はベルト15を
緊張するためのテンシヨンローラである。
19は各ロール4,5に沿つてその外方箇所に
設けられた堰板で、果菜類wがロール4,5の回
転に誘われる等して機外側方に溢れ落ちるのを防
止している。
なお、図示省略してあるが、矢印INの箇所に
は果菜類投入用のホツパーが設けられ、且つ矢印
OUTの箇所には適宜な送出シユートが設けられ
る。
いま、モーター12の回転中に矢印INの側か
ら各ロール4,5相互間にミニトマト等の球状果
菜類wが供給されると、その果菜類は第3図に示
す如く送り用ブラツシロール4の螺旋溝8に案内
されて果菜類w表面の一定箇所に矢印sで示す送
り力を付与される一方、反転用ブラツシロール5
の螺旋溝11に案内されて果菜類w表面の他の一
定箇所に矢印pで示す戻し力を付与されるものと
なり、これら二つの力に基づいて必要大きさの偶
力が発生し、果菜類wは各ロール4,5の回転方
向と交叉する方向に強制的に自転させられるもの
となるのである。そしてこの自転しつつある果菜
類wは、戻し力よりも大きく設定された送り力の
作用でもつて各ロール4,5相互間を伝つて出口
側に向かつて確実に送り出されるのである。
さらに加えて、この果菜類wは各ロール4,5
からその回転方向に沿つた回転力をも付与され
て、第2図に示す如く矢印rの方向に自転するも
のとなり、且つ反転用ブラツシロール5の方が送
り用ブラツシロール4よりも周速度が速いことか
ら前者ロール5の毛7が果菜類w表面上をスリツ
プして果菜類w表面に摺擦作用を付与するものと
なることからその果菜類は表面を効率良く磨かれ
るものとなる。
しかして、果菜類wは各ローラ4,5の毛7,
10の作用によつて地球で云う緯度線と経度線に
沿つた方向に変位させられつつ出口側に送られ、
しかもその間に摺擦作用を施されることから、そ
の殆ど全表面を傷つけられることなく好適に表面
処理されるものとなるのである。
(考案の効果) 以上の如く本考案によれば、送り用ブラツシロ
ール4と反転用ブラツシロール5とにより球状果
菜類wを確実に種々の方向に自転させながら、そ
の表面を摺擦することができ、しかも確実に出口
側に向けて適当速度で送り出すことが可能となる
のであり、したがつて、ミニトマト等の球状果菜
類wを処理するに際し、その殆ど全表面を、傷付
けることなく好適に表面処理(表面の汚れ落とし
とか表面を磨く処理)することが可能となるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の斜視図、第2図は同装置
における二つのブラツシロールをその軸方向側か
ら見た断面図、第3図は同じく二つのブラツシロ
ールの配置態様図、第4図は従来装置のブラツシ
ロールの配置態様図である。 符号、4……送り用ブラツシロール、5……反
転ブラツシロール、7……毛、8……螺旋溝、1
0……毛、11……螺旋溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 毛7で被われた送り用ブラツシロール4と比較
    的軟らかい毛10で被われた反転用ブラツシロー
    ル5とを並設すると共に、後者ロール5の方を大
    きい周速度として双方のロール4,5を共に同一
    方向に回転させるようにし、且つ前者ロール4に
    は果菜類に対し入口から出口へ向かう送り力を付
    与するための螺旋溝8をその周面に毛7の一部を
    切除することにより形成してあり、また後者ロー
    ル5には果菜類に対し出口から入口へ向かう戻し
    力を付与するものであつて前記螺旋溝8とは逆向
    きとなる螺旋溝11をその周面に同じく毛10の
    一部を切除することにより形成してあり、且つ前
    記送り力が前記戻し力よりも大きくなさしめてあ
    ることを特徴とする果菜類表面処理機。
JP12471487U 1987-08-14 1987-08-14 Expired JPH048794Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12471487U JPH048794Y2 (ja) 1987-08-14 1987-08-14

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12471487U JPH048794Y2 (ja) 1987-08-14 1987-08-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6428894U JPS6428894U (ja) 1989-02-21
JPH048794Y2 true JPH048794Y2 (ja) 1992-03-05

Family

ID=31374688

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12471487U Expired JPH048794Y2 (ja) 1987-08-14 1987-08-14

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5171168B2 (ja) * 2007-09-06 2013-03-27 シブヤ精機株式会社 農産物の清浄装置

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JPS6428894U (ja) 1989-02-21

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