JPH0340541Y2 - - Google Patents

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JPH0340541Y2
JPH0340541Y2 JP1984067147U JP6714784U JPH0340541Y2 JP H0340541 Y2 JPH0340541 Y2 JP H0340541Y2 JP 1984067147 U JP1984067147 U JP 1984067147U JP 6714784 U JP6714784 U JP 6714784U JP H0340541 Y2 JPH0340541 Y2 JP H0340541Y2
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JP
Japan
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belt
brush
polished
hair
bristles
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JP1984067147U
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JPS60178571U (ja
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  • Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はポリウレタンゴム製のエンドレスベル
トに2種以上の毛を植毛したブラシ付ベルトを、
被研磨材などと平行に、かつ毛先が被研磨材など
の表面に接触するように回転させることにより、
効率よく研磨などができるブラシ付ベルトに関す
る。
(従来技術) 従来、各種製品の研磨、汚れ落し、仕上げなど
のブラツシングに際しては、ベルトコンベア上に
被研磨材などを載せて回転ブラシの下端部位を移
動させていた。この回転ブラシは固定位置で回転
し、ベルトコンベアの進行方向と直角方向に回転
軸を有し、かつ回転ブラシの毛先が被研磨材など
に接触するようにしたものである。
この方法によれば、回転しているブラシの最下
端部分のみしか搬送中の被研磨材などと接触でき
ず、実際に研磨される区間は非常に短い。作業の
効率を向上させるために、多数の回転ブラシを設
ける方法もあるが、この場合には装置がコスト高
となる。しかも、多数の研磨ブラシを設けても、
実際に研磨する部位は相変わらず最下端部分のみ
である。又、回転ブラシと回転ブラシとは一定以
上の間隔を保たねばならず、研磨作業の効率化に
は限界があつた。
更に、異なつた機能を有するブラシを必要とす
る場合には2種以上の回転ブラシを装着するか、
2以上の工程を必要とした。
(問題解決の手段) 本考案はベルトコンベア上を搬送中の被研磨材
などの上に、植毛されたエンドレスベルトを一定
間隔を保つて、高速で平行に移動させることによ
り、下方の搬送ベルトと上方の研磨用などのベル
トとが平行に移動している全工程において、研磨
作業などが行われ、極めて効率のよいものであ
る。しかし、通常の搬送ベルト上に植毛すること
は事実上困難であり、たとえ、植毛できても苛酷
な使用に耐えず、毛が抜けて耐久性がない。本考
案においてはベルト材として、ポリウレタンゴム
を使用することにより、植毛が容易であり、しか
も充分な耐久性がある。
更に、本考案においては種類の異なる毛を植毛
するため、その研磨などの作用の種類がそれぞれ
異なり、一つの装置で多種類の機能を併有させる
ことができる。
(構成) 本考案において使用するベルト素材はポリウレ
タンゴムである。これは通常の黒ゴム(現在では
主としてクロロプレンゴムが使用されている)と
比較して2倍以上の引張り強さ、すなわち400
Kg/cm2以上、日本メクトロン(株)製のアイアンラバ
ーにあつては420Kg/cm2もあり、しかも油中、水
中での汚れ落とし等にも使用できる。
本考案ベルトは歯付きベルト、平ベルト、Vベ
ルト等であり、2個のプーリーにより下面が水平
に移動するものであり、毛は外周面、すなわちプ
ーリーと接触しない面に植毛する。
毛の素材はナイロン、ポリ塩化ビニル等のプラ
スチツクス、真鍮、ピアノ線等の金属、動植物の
毛等、特に限定はない。同一素材でも太さや断面
形状を変化させると研磨などの機能も変化する。
本考案では、素材、太さ或いは形状において異
なる2種以上の毛を植毛する。汚れが深い場合に
は、浅い部分と深い部分とは異なる毛で交互に研
磨する必要があり、このような場合に特に有効で
ある。又搬送ベルト、ブラシ付ベルト共に歯付き
ベルトとし、ブラシ付ベルトの長さ方向に2以上
に分画し、順次粗い毛から柔らかい毛に変化させ
ていくと、ブラシ付ベルトが1回転する間に粗研
磨加工から仕上げ加工まで1装置で完了させるこ
とができる。
植毛方法は公知の方法でよいが、丸線植毛法、
平線植毛法等が特に便利である。
(実施例) 第1図は本考案ブラシ付ベルトで研磨している
状態を示す断面図、第2図はブラシ付ベルトの一
部拡大側面図、第3図はブラシ付ベルトの一部拡
大平面図である。1はポリウレタンゴム製のブラ
シ付ベルトであり、外周面にブラシ台2が一体に
成形されている。ブラシ台2にはナイロン製の太
い毛の束3を植毛した部位と、ナイロン製の細い
毛の束4を植毛した部位とがある。5はスチール
コードからなる抗張体である。ブラシ付ベルト1
は一対のプーリー6,7により矢印の方向に高速
で駆動される。8は被研磨材9,9′,……を載
せて移動する搬送ベルトであり、一対のプーリー
10,11により矢印の方向、すなわちブラシ付
ベルト1下面の移動方向と反対の方向にゆつくり
と回転する。その際、少なくとも、搬送ベルト8
上面とブラシ付ベルト1下面とは平行に移動す
る。
搬送ベルト8により搬送されてきた被研磨材は
ブラシ付ベルト1の端部で毛の先端と接触し、研
磨が開始され、プーリー6,7の中心から中心ま
でり間研磨工程が続き、作業効率が顕著に向上し
た。更に、太い毛の束3と細い毛の束4とが混在
しているため、それぞれの機能が異なり、本実施
例において用いた被研磨材である銅製品の酸化膜
を削り取るに際し、実質的に掻き取り工程と仕上
げ工程が交互に行なわれ、効率よく研磨すること
ができた。
第4図には他の実施例を示す。本実施例におい
ては搬送ベルト、ブラシ付ベルト共に歯付きベル
トを用いた。12は搬送ベルトの歯、13はブラ
シ付ベルトの歯である。搬送ベルト8は幅25mmで
あり、プロフイル14を一体に設けた。ブラシ付
ベルト1は幅25mm、歯数90のものを用い、その外
周を3区画に分け、第1の分画15には最も太い
毛の束を植毛し、第2の分画16には次いで太い
毛の束を植毛し、第3の分画17には最も細い毛
の束を植毛し、太い毛から、順次細い毛方向に回
転させた。
第4図に示すように、被研磨材9の先端がプー
リー7の中心軸の下端(図中b位置)にきたとき
第1分画と第3分画との境界18に接触し、第1
分画の太い毛の束3による研磨が開始され、次い
で第2分画、第3分画の毛により研磨される。搬
送ベルトとブラシ付ベルトとの移動方向は反対で
あり、被研磨材後端が第4図破線で示す部位(図
中c位置)、すなわち研磨工程の終わりにきたと
き境界18がプーリー6の下端にくるように搬送
ベルトとブラシ付ベルトの移動速度を調節する。
したがつて、b,c間が研磨工程である。被研磨
材9の後端がc位置にきたとき、プロフイルによ
り正確に移動される第2の被研磨材先端は図中の
a位置にあり、c位置にある境界18がc位置か
らb位置迄移動する間に第2の被研磨材先端はa
位置からb位置に移動する。
本実施例によれば、正確な歯付きベルトを用い
ることにより、粗いブラシから順次、或いは連続
的に細かいブラシを用いて研磨した場合と同一の
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図及び第4
図は使用状態を示す断面図、第2図はブラシ付ベ
ルトの一部の側面図、第3図はブラシ付ベルトの
一部の平面図である。 図面中、符号、1はブラシ付ベルト、3は太い
毛の束、4は細い毛の束、6,7,10,11は
プーリー、8は搬送ベルト、9は被研磨材、1
2,13は歯、15,16,17は分画、18は
境界である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被研磨材を配列した水平に移動する搬送ベルト
    の上方に装着され、一対のプーリーにより水平移
    動するポリウレタンゴム製のブラシ付エンドレス
    ベルトであつて、該ベルトの外周面に少なくとも
    毛先が被研磨材と接触するように植毛されている
    と共に、ベルトの外周面がベルトの長さ方向に2
    以上に分画され、各分画に素材、太さ或いは形状
    において異なる2種以上の毛が粗い毛から細かい
    順にそれぞれ植毛され、被研磨材がブラシと接触
    し始めた時点で粗い毛と接触し、ブラシと離れる
    時点で細かい毛と接触するように、上記搬送ベル
    トとブラシ付エンドレスベルトの走行速度を調節
    したことを特徴とするブラシ付ベルト。
JP6714784U 1984-05-10 1984-05-10 ブラシ付ベルト Granted JPS60178571U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6714784U JPS60178571U (ja) 1984-05-10 1984-05-10 ブラシ付ベルト

Applications Claiming Priority (1)

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JP6714784U JPS60178571U (ja) 1984-05-10 1984-05-10 ブラシ付ベルト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60178571U JPS60178571U (ja) 1985-11-27
JPH0340541Y2 true JPH0340541Y2 (ja) 1991-08-26

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ID=30600695

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JP6714784U Granted JPS60178571U (ja) 1984-05-10 1984-05-10 ブラシ付ベルト

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JP5889471B1 (ja) * 2014-11-16 2016-03-22 和▲徳▼ 福添 表面処理装置

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JPS5111094U (ja) * 1974-07-10 1976-01-27
JPS52117695U (ja) * 1976-03-03 1977-09-06
JPS5851965B2 (ja) * 1979-04-26 1983-11-19 東レ株式会社 制電性アクリロニトリル系重合体組成物

Family Cites Families (1)

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JPS60178571U (ja) 1985-11-27

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