JP2966613B2 - 高周波用半導体パッケージ - Google Patents

高周波用半導体パッケージ

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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
    • H01L2224/4805Shape
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高周波信号の反射を小
さくして外部との電気的接続が行える高周波用半導体パ
ッケージに関する。
【0002】
【従来の技術】近年の半導体技術の進歩により、各種半
導体素子が開発され、高周波信号処理回路においても広
く利用されている。そして、高周波信号処理回路に半導
体素子を使用する場合には、外部環境の影響から隔離し
たりするために、半導体素子をパッケージに搭載して、
基板上に実装する場合が多い。
【0003】図6は、従来の一般的な高周波用半導体パ
ッケージの模式図であり、セラミックや合成樹脂等の絶
縁体(誘電体)材料からなる基板10上には、同じ絶縁
体からなる側壁12と、導電体からなるとキャップ14
とによりキャビティ16が形成されている。そして、こ
のキャビティ16内の誘電体基板10上には、半導体素
子18が搭載されている。
【0004】また、誘電体基板10の表面上には、導電
性の配線パターン20とグランド線22が印刷により形
成され、配線パターン20の一部は拡大され、リードピ
ン用のパッド24となっている。そして、誘電体基板1
0上の配線パターン20と半導体素子18はボンディン
グ線26によって接続されており、パッド24には、リ
ードピン28が接続され、パッケージが実装される他の
基板(図示せず)上の回路と電気的に接続される。な
お、ボンディング線26の接続は通常のワイヤボンディ
ングなどの技術によって行われる。
【0005】次に、パッド24とリードピン28との接
続について、図7に基づいて説明する。リードピン28
は、その先端が、パッド24に対し、ろう付けにより電
気的、機械的に接続されている。ここで、リードピン2
8は、アルミニウム(Al)、金(Au)などの金属か
ら構成されるが、その厚さは配線パターン20と同様に
薄く、機械的強度があまり強くない。そこで、接続部に
おける機械的強度を高める必要があり、通常の場合図に
示すようにリードピン28の先端部分をT字状としてろ
う材溜りができ易いようにし、機械的強度を高めてい
る。従って、リードピン28の先端部がT字状となって
いるのに対応して、パッド24は、他の配線パターン2
0よりも広くなっている。このようなパッド24の拡が
りは、小型のパッケージほど顕著であり、通常の配線パ
ターンの線路幅の3倍近い幅になることもある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ここで、半導体パッケ
ージは、信号処理を行う電気回路ではない。このため、
電気信号はパッケージを素通りすることが好ましい。し
かし、上述のような半導体パッケージを用いた場合、特
に高周波帯域における電気信号が、パッケージに反射さ
れて、伝送の効率が悪くなるという問題点があった。
【0007】一般的に、高周波回路においては、伝送線
路の伝搬モードが大きく変化する点、及びインピーダン
スが整合しない点において信号の反射が生じる。そし
て、線路のインピーダンスは特性インピーダンスで評価
できる。一方、伝送線路が高周波信号を伝送する場合
は、ωL>>R,ωC>>Gの関係が成り立ち、次の式
が近似的に成り立つことが知られている。
【0008】Z0 =(L/C)1/2 ここで、Z0 は線路の特性インピーダンス、Lは線路の
リアクタンス、Cは線路のキャパシタンス(静電容
量)、Rは伝送方向に沿う単位長さ当りの線路抵抗、G
は線路の漏れコンダクタンス、ωは信号の周波数(角速
度)である。
【0009】そして、伝送線路の幅が拡がると、線路の
下方の誘電体全体がキャパシタンス成分として働くた
め、一般的に上述のキャパシタンス成分Cが増加する。
このため、リードピン用のパッド24の部分では、これ
に接続された配線パターン20との間に、キャパシタン
ス成分の段差が生じ、特性インピーダンスが不連続とな
る。そして、このような特性インピーダンスの不連続点
が線路上に存在した場合、ここにおいて高周波信号の反
射が起る。そこで、このような伝送線路幅の不連続な変
化を無くすることが必要となる。しかし、従来の技術、
特に小型パッケージにおいては、リードピンのろう付け
強度を確保するためには、パッド24の幅を広げる必要
があった。そこで、この特性インピーダンスの不連続点
をなくし、電気信号の反射を小さく抑えることができな
かった。
【0010】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、リードピン28のろう付け強度を高く
維持しながら、特性インピーダンスの変化を抑え、信号
の反射を減少することができる高周波用半導体パッケー
ジを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る高周波用半
導体パッケージは、表面上に半導体素子が搭載された誘
電体基板と、この誘電体基板の端部表面上に設けられ
導電性パッドであって、外部からのリード線がその表面
上に接続される導電パッドと、この導電パッドから誘電
体基板表面上において他端側に向けてのび、導電パッド
より幅が狭い配線パターンと、導電性パッドの近傍の誘
電体基板を除去して形成され、導電性パッドにおけるキ
ャパシタンス成分を減少させる切り欠き部と、を有する
ことを特徴とする。
【0012】
【作用】まず、図3に示すような、信号線30、誘電体
基板32、グランド板34からなるマイクロストリップ
線路を考える。このようなマイクロストリップ線路によ
れば、信号線30の幅が広くなるが、これに応じて、グ
ランド板34との間の誘電体基板32の面積が拡がり、
当然キャパシタンス成分Cが増加する。一方、図4に示
すように、信号線30の両側に誘電体基板32を除去し
たギャップ36を設ければ、信号線30とグランド板3
4との間の誘電体基板32の面積が実質的に小さくな
り、キャパシタンス成分Cが減少する。
【0013】従って、上述の従来のパッケージによれ
ば、図5において実線で示すように、パッド24の部分
においてキャパシタンス成分Cが大きくなり、特性イン
ピーダンスZ0 が大きく減少し、ここにおいてインピー
ダンスの不連続点が形成されていた。ところが、本発明
のように、パッド24の近傍に切欠を設ければ、この部
分におけるキャパシタンス成分Cが減少され、特性イン
ピーダンスZ0 の減少が緩和される。従って、このパッ
ド24による高周波信号の反射を減少することができ、
全体として良好な伝送特性を得ることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面に基
づいて説明する。図1は、実施例の平面図及び正面断面
図を示す構成図であり、図6及び図7に示した同一の部
材については同一の符号を付し、説明を省略する。本実
施例においては、誘電体基板10のパッド24の近傍に
おいて、誘電体基板10の一部を除去した切り欠き部4
0が設けられている。また、パッド24の四隅は切除さ
れて、テーパ部24aが形成され、全体的として八角形
状にされている。すなわち、図2に示すように、パッド
24の両脇には、幅x、長さyの切欠が形成され、この
部分における誘電体基板10が除去されている。さら
に、パッド24の四隅にテーパ部24aが形成され、パ
ッド24は、その幅が徐々に拡がり、徐々に狭まること
となり、リードピン28の幅と配線パターン10の幅と
の差による段差が徐々に解消されることとなる。
【0015】このように、本実施例によれば、ギャップ
40が設けられ、この部分の誘電体基板10が除去され
ているため、パッド24近傍の実効誘電率が減少する。
そこで、このパッド24の付近におけるキャパシタンス
成分Cを減少することができ、この部分における実行イ
ンピーダンスの減少を緩和することができる。そこで、
リードピン28、パッド24、配線パターン20からな
る高周波信号の伝送線路における特性インピーダンスの
変化を小さくすることができ、ここにおける信号の反射
を防止し、効果的な信号伝達を達成することができる。
【0016】また、上述のようにパッド24の四隅にテ
ーパ部24aを設けているため、信号線路の幅は、実質
的に徐々に拡がり、徐々に減少することとなる。そこ
で、この区間におけるキャパシタンス成分Cの変化が滑
らかとなり、電磁波の伝搬モードは無理なく変化され、
高周波信号の反射が低減される。
【0017】さらに、本実施例においては、パッド24
の側部には、切り欠き部40が設けられ、この切り欠き
部40に対応してパッド24の四隅のテーパ部24aが
設けられている。従って、パッド24の拡がり及び切り
欠き部40の始まりの位置Aでは、切り欠き部40は、
信号ラインから離れていて影響が小さい。そのため、伝
送線路の特性は通常のマイクロストリップ線路と同様で
あり、パッケージが実装される基板上の回路との整合性
が良くなっている。そして、A〜Bのテーパ部24aの
部分では、伝送線路(パッド24)の幅の増加がキャパ
シタンス成分Cを増加させることとなる。しかし、この
キャパシタンス成分Cの増加と共に、パッド24が切り
欠き部に接近し、切り欠き部の影響を受け易くなってい
る。そこで、パッド24の幅の増加に伴うキャパシタン
ス成分Cの増加を切り欠き部40の存在によって効果的
に抑制することができる。
【0018】また、この遷移部分における変化が滑かで
あるため、電磁波の伝搬モードは無理なく変化させられ
る。また、テーパ(遷移部分)の終りの位置Bまでに
は、信号の伝搬モードは切り欠き部40に挟まれたパッ
ド24の伝搬モードとほぼ同じとなっており、この部分
における整合性も良くなっている。なお、パッド24の
もう一方側についても同様のことがいえる。
【0019】このように、本実施例によれば、切り欠き
部40を形成したこと及びこれに対応してパッド24の
四隅にテーパ部24aを形成したことによって、高周波
信号の伝送線路における特性インピーダンスの変化にお
ける不連続性を効率的に除去でき、信号の反射を大幅に
減少することができる。
【0020】さらに、本実施例においては、特性インピ
ーダンスの整合を取るために、パッケージを何ら大型化
していない。従って全体としてパッケージを小型するこ
とができる。また、リードピン28及びパッド24の幅
は従来と同じであり、またリードピンの先端部には従来
通りろう付け強度確保のためのT字型部もついている。
このため、リードピン28の固定強度は従来通りとする
ことができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
リードピンを接合するためのパッドの近傍に設けた切り
欠き部により、パッド部の幅の増加による特性インピー
ダンスの変化を減少することができ、全体として電磁波
の伝搬モードの変化を小さくでき、反射を減少できる。
さらに、リードピンのパッドに対するろう付け強度を弱
くすることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の平面図及び正面断面図を表す図であ
る。
【図2】同実施例の斜視図である。
【図3】マイクロストリップ線路の構成を示す図であ
る。
【図4】本発明の原理を説明する構成図である。
【図5】本発明の動作を説明するための特性図である。
【図6】従来の半導体パッケージの構成を説明する模式
図である。
【図7】同従来例の斜視図である。
【符号の説明】
10 誘電体基板 18 半導体素子 20 配線パターン 24 パッド 28 リードピン 40 切り欠き部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面上に半導体素子が搭載された誘電体
    基板と、 この誘電体基板の端部表面上に設けられる導電性パッド
    であって、外部からのリード線がその表面上に接続され
    る導電パッドと、この導電パッドから誘電体基板表面上において他端側に
    向けてのび、導電パッドより幅が狭い配線パターンと、 電性パッドの近傍の誘電体基板を除去して形成され
    導電性パッドにおけるキャパシタンス成分を減少させる
    切り欠き部と、 を有することを特徴とする高周波用半導体パッケージ。
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