JP2965731B2 - 赤外線式測定装置 - Google Patents
赤外線式測定装置Info
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Description
し、より詳しくは、金属板のような材料の上に形成され
た樹脂コートや樹脂フイルム等に赤外線を投射して、そ
の赤外波長領域における特性吸収量から樹脂コートや樹
脂フィルム等の厚みを測定する赤外線式測定装置に関す
る。
あるいは半導体工業等の種々の工業分野において、液体
に含まれる成分の濃度や樹脂フィルム等の厚みを非接触
で簡便に測定する要求がある。
としては、赤外線光源から出射する光(赤外線)を測定対
象物に投射し、この測定対象物から反射もしくは透過す
る光を検出し、赤外波長領域における測定対象物特有の
特性吸収量を測定することにより、測定対象物の濃度あ
るいは厚みを測定する赤外線式測定装置が周知である。
この赤外線式測定装置では、測定対象物に投射した光と
測定対象物により吸収されずに透過した光との比率によ
って測定対象物の光の吸収量を測定し、この吸収量から
測定対象物の濃度あるいは厚みを検出している。
は、赤外線光源から測定対象物に投射される光以外の不
要光が、測定対象物に投射される光に混入し、測定精度
に影響を及ぼす。そこで、この混入する不要光の影響を
除くために、赤外線光源から出射される光を光強度変調
した後に測定対象物に投射し、この強度変調に同期して
光強度を測定するようにした、図13に示すような構成
を有する赤外線式測定装置が提案されている。
れる光は、集光レンズや所定の波長を有する赤外線を透
過させるフィルタ等からなる光学系2を通して、チョッ
パと呼ばれる光強度変調器3に入射し、この光強度変調
器3にて周期的に遮断されて光強度変調されたのち、測
定対象物4に入射する。上記光強度変調器3は、モータ
Mにより、図14に示すような半円形の遮光板5を回転
させて、上記光学系2から出射する光をチョッピングす
る。上記測定対象物4からの反射光は、検出器6によっ
てその光強度が検出される。変調タイミング検出回路7
は、上記光強度変調に同期したタイミング信号を信号処
理回路8に供給し、この信号処理回路8を通じて検出器
6の検出信号を処理する。この信号処理回路8による信
号処理を図15に示す。
出力信号の状態である。赤外線光源1から測定対象物4
に投射される光以外の不要光の光強度E、いわゆるバッ
クグラウンドは、光強度変調時の「明」および「暗」いずれ
の状態においても検出される。すなわち、光強度変調時
の「暗」の状態では、上記検出器6の出力はEであり、光
強度変調の「明」の状態では、上記検出器6の出力は(E
+A)である。したがって、測定対象物4に投射した光
に対する光強度Aは、信号処理回路8にて、光強度変調
の「暗」における上記検出器6の光強度E(バックグラウ
ンド)を記憶し、光強度変調の「明」の状態での上記検出
器6の出力(E+A)と上記光強度Eとの差分、(E+A)
−E(=A)を演算することにより、バックグラウンドE
は除去される。これにより、測定対象物4に対して投射
した光に対する光強度Aのみを精度よく検出することが
可能である。
分Eに加えて、新たに不要成分Dの光が外部から検出器
6に入射し、(D+E)がバックグラウンドとして同時に
検出された状態を示す。この場合にも、光強度変調の
「明」の状態での上記検出器6の出力(D+E+A)とバッ
クグラウンド(D+E)との差分、(D+E+A)−(D+
E)(=A)を演算することにより、バックグラウンド(D
+E)は除去される。
では、赤外線光源1から測定対象物4に投射される光以
外の不要光を除去し、測定対象物4に投射した光の光強
度のみを精度よく測定できる。そしてこの従来装置で
は、不要光は光強度変調器3で変調されないかぎり除去
可能である。このため、光強度変調器3は、可能なかぎ
り投射する赤外線光源1に近い位置に配置する必要があ
り、通常、測定対象物4に光を投射する以前に光を変調
する、前変調の光学配置構成を採用している。
定装置では、赤外線光源1と光強度変調器3との間に、
赤外線光源1から放射される光を狭い範囲の波長範囲に
分光し、光強度変調器3を通して測定対象物4に投射す
るために、分光器やレンズ等の光学部品からなる光学系
2が配置されている。また、上記分光器と兼用するた
め、光強度変調器3自体が上記光学系2の一部を構成す
る光学部品を備えているものもある。
有している赤外線式測定装置では、光強度変調器3と検
出器6の間に混入した不要光のうち、光強度変調器3側
に入射した光が、図13に示す経路Lを経て、上記光学
系2を構成している光学部品の表面反射によって反射し
た後、検出器6に入射する場合がある。
射し、光強度変調器3によって変調されるので、図15
の(3)に示すように、不要光は光強度変調器3に同期し
て「明」の状態にのみ図15のBとして検出器6から検出
される。そして、同期検出により、「明」と「暗」の差分と
して検出した場合には、不要な成分Cを含んだ測定値B
として検出されることになる。
不要光を反射する上記光学系2の光学部品としては、た
とえばレンズ、ミラー、分光器、プリズム、偏光子干渉
フィルタなどがあげられる。これらの光学部品は、赤外
線光源1からの光を光強度変調器3で光強度変調し、測
定対象物4に光を投射する上記光学系2を構成するため
に不可欠のものである。
るため、光強度変調器3と検出器6の間に混入する不要
光としては、赤外線光源1以外の熱放射の影響がある。
上記従来の赤外線式測定装置では、背景に存在する熱源
の熱放射に対しては遮蔽をするなどの対策によって混入
を防止することが可能であるが、測定対象物自体が高温
の場合には、この熱放射の影響を除去することは不可能
である。
は、測定対象物4の熱放射の影響を無視して測定してい
るか、測定精度を必要とする場合には、測定対象物4の
温度を別途測定して補正を加えることによって対応して
いる。しかし、温度補正を行う場合においても、従来装
置の利点として測定対象物4に対して非接触で測定する
ことがあげられるため、温度測定も非接触測定をする必
要があり、この場合に温度測定上の精度から補正は完全
には実施不可能であるといった問題があった。
れて検出器に入射すべきでない赤外線光源以外からの不
要光が検出器に入射するのを防止するようにした測定精
度の高い赤外線式測定装置を提供することである。
て検出器に入射すべきでない不要光成分を検出して、こ
の不要光により検出器の検出値を補正するようにした測
定精度の高い赤外線式測定装置を提供することである。
め、本願の請求項1に係る発明は、赤外線光源から入射
する赤外線を強度変調して出射する投射光学系を備え、
この投射光学系から出射する強度変調された赤外線を測
定対象物に投射し、この測定対象物からの透過光もしく
は反射光を検出器で上記強度変調に同期して検出し、測
定対象物の赤外波長領域における特性吸収量から測定対
象物の厚み、もしくは濃度を測定する赤外線式測定装置
であって、測定対象物側から上記赤外線の投射方向と逆
向きに進む不要光を、反射する上記投射光学系の光学部
品の中の少なくとも一つの光軸を、光源と測定対象物と
検出器とを結ぶ光軸に対して傾斜させたことを特徴とす
る赤外線式測定装置を提供するものである。
に係る発明は、赤外線光源から入射する赤外線を強度変
調して出射する投射光学系を備え、この投射光学系から
出射する強度変調された赤外線を測定対象物に投射し、
この測定対象物からの透過光もしくは反射光を検出器で
上記強度変調に同期して検出し、測定対象物の赤外波長
領域における特性吸収量から測定対象物の厚み、もしく
は濃度を測定する赤外線式測定装置であって、測定対象
物側から上記赤外線の投射方向と逆向きに進む不要光
を、反射する上記投射光学系の光学部品の表面に反射防
止処理が施されていることを特徴とする赤外線式測定装
置を提供するものである。
に係る発明は、赤外線光源から入射する赤外線を強度変
調して出射する投射光学系を備え、この投射光学系から
出射する強度変調された赤外線を測定対象物に投射し、
この測定対象物からの透過光もしくは反射光を検出器で
上記強度変調に同期して検出し、測定対象物の赤外波長
領域における特性吸収量から測定対象物の厚み、もしく
は濃度を測定する赤外線式測定装置であって、上記投射
光学系と測定対象物との間に上記投射光学系の光軸に対
して傾斜した光軸を有し、測定対象物側から上記赤外線
の投射方向と逆向きに上記投射光学系に入射する不要光
を反射する不要光反射部材を備えたことを特徴とする赤
外線式測定装置を提供するものである。
項4に係る発明は、赤外線光源から入射する赤外線を強
度変調して出射する投射光学系を備え、この投射光学系
から出射する強度変調された赤外線を測定対象物に投射
し、この測定対象物からの透過光もしくは反射光を検出
器で上記強度変調に同期して検出し、測定対象物の赤外
波長領域における特性吸収量から測定対象物の厚みを測
定する赤外線式測定装置であって、赤外線光源から測定
対象物への赤外線の入射を停止する停止手段と、測定対
象物側から上記赤外線の投射方向と逆向きに上記投射光
学系に入射し、停止手段の作動時に上記光強度変調器に
よって変調されて測定対象物に向かって反射される不要
光を測定して記録する不要光の測定記録手段と、投射光
学系から測定対象物に投射されて検出器で上記強度変調
に同期して検出される上記透過光もしくは反射光の検出
値と上記不要光の測定記録手段に記録された不要光の検
出値との差を演算する演算手段とを備えたことを特徴と
する赤外線式測定装置を提供するものである。
きでない赤外線光源以外からの不要光は、赤外線光源か
ら投射光学系を通して測定対象物に到る光軸から外れ
る。このため不要光は、光強度変調器によって変調され
ても検出器に到達しないため検出されない。
の不要光の検出値を減算処理することによって不要光の
影響が除去される。
されて検出器に入射すべきでない赤外線光源以外からの
不要光は、赤外線光源から投射光学系を通して測定対象
物に到る光軸から外れるので、不要光は、光強度変調器
によって変調されても検出器に到達せず、不要光の影響
が除去され、測定対象物に対して赤外線光源から投射さ
れた光にのみ対応する光強度を精度よく測定できる。
変調されて検出器に入射すべきでない赤外線光源以外か
らの不要光のみが別途測定され、この不要光の検出値を
減算処理することにより、不要光の影響が除去され、測
定対象物に対して赤外線光源から投射された光にのみ対
応する光強度を精度よく測定できる。
例を説明する。本発明に係る赤外線式測定装置の一実施
例の構成を図1に示す。図1に示すように赤外線光源1
1から放射した光は、投射光学系12を通して、光強度
変調器13に投射され、この光強度変調器13によって
光強度変調された後、測定対象物14に投射される。こ
の測定対象物14が、たとえば反射体上にコートされた
透明皮膜である場合には、投射された光は測定対象物1
4の透明皮膜を透過して上記反射体14で反射した後、
再び、上記透明皮膜を透過して検出器15に入射する。
この検出器15では、光強度変調器13の変調に同期し
て入射する光の光強度を検出する。ここで、光強度変調
器13には、複数の波長域からなる光の吸収量を測定す
るため、モータMにより回転駆動される円板16に、図
2に示すように、3つの穴16aが形成され、各穴16a
にそれぞれ干渉フィルタ17が取り付けられており、光
強度変調器13は、投射光学系12の分光器として兼用
される。
る。この表面反射による光が測定対象物14から検出器
15に入射するのを防止するため、図1に示す実施例で
は、光強度変調器13の円板16が、投射光学系12の
光軸Nに直角な方向対して角度(ーθ)傾斜するように、
上記光強度変調器13を取り付けている。すなわち、上
記光強度変調器13の円板16は、その干渉フィルタ1
7の光軸が上記投射光学系12の光軸に対して(ーθ)傾
斜して取り付けられる。上記光強度変調器13の円板1
6がモータMにより回転駆動されると、円板16の穴1
6aにて、上記投射光学系12から投射される光が干渉
フィルタ17を透過して測定対象物14に投射され、ほ
かの部分では遮断される。赤外線光源11から出射する
光は、上記干渉フィルタ17を透過し、実線で示す光路
Nを通過して検出器15に入射するため、測定に関して
影響はない。測定対象物14に投射された光の反射光
は、検出器15に入射してその光強度が検出される。
理回路19はそれぞれ、図13において説明した変調タ
イミング検出回路7および信号処理回路8と同様の構成
および機能を有する。すなわち、変調タイミング検出回
路18は、上記光強度変調に同期したタイミング信号を
信号処理回路19に供給し、この処理回路19により上
記検出器15の検出信号を図13の信号処理回路8と同
様に処理する。
3と検出器15との間に混入する不要光として、たとえ
ば従来の赤外線式測定装置では除去不能であった測定対
象物14の熱放射による光を考えると、この光は赤外線
光源11方向に進行し、干渉フィルタ17に入射する。
干渉フィルタ17は、上記したように、その光軸が上記
投射光学系12の光軸に対して角度(−θ)傾斜している
ので、干渉フィルタ17にて反射した光は、破線Pで示
す方向に進行し、投射光学系12の光軸Nをずれるた
め、検出器13に入射することはない。これによって、
不要光は測定されず、測定対象物14の熱放射の影響が
除去される。
表面反射による光が測定対象物14から検出器15に入
射するのを防止するため、図1に示す実施例では、光強
度変調器13の円板16が投射光学系12の光軸に直角
な方向に対して、角度(ーθ)傾斜するように上記光強度
変調器13を取り付けているが、図3に示すように、上
記光強度変調器13は、その円板16が投射光学系12
の光軸Nに直角な方向に対して、図1とは反対に、角度
θ傾斜するように取り付けてもよい。すなわち、上記光
強度変調器13の円板16は、その干渉フィルタ17の
光軸を上記投射光学系12の光軸Nに対してθ傾斜させ
て取り付けてもよい。
13において説明した従来の構成を有する赤外線式測定
装置とを用いて、30℃ないし90℃の温度にて、鉄板
上にアクリル系樹脂コートを形成したサンプル1および
サンプル2について、アクリル系樹脂コートの厚みを測
定した結果を次の表1および表2に示す。
従来の構成を有する赤外線式測定装置では、サンプル温
度が上昇するにつれて測定厚みに影響があらわれている
が、図1に示す構成を有する赤外線式測定装置では、サ
ンプル温度の影響が除去されている。
16に干渉フィルタ17を取り付け、光強度変調器13
が投射光学系12の光軸に直角な方向に対して、傾斜す
るように上記光強度変調器13を取り付けるようにした
が、投射光学系12の光の出射部に干渉フィルタを取り
付け、この干渉フィルタをその光軸が上記投射光学系1
2の光軸Nに対して傾斜するように固定してもよい。
12の構成部品に不要光を吸収するための反射防止処理
を施すようにしてもよい。
強度変調器13と測定対象物14との間に、投射光学系
12からの光を透過し、不要光の透過を阻止する不要光
反射部材を設置するようにしてもよい。
構成を図4に示す。図4に示す赤外線式測定装置では、
赤外線光源21の投射光学系22と不要光を反射する光
強度変調器23の円板26の光学部品との間に移動式の
シャッタ24を取り付ける。図4の赤外線式測定装置で
は、不要光を反射する上記光学部品としては、図5に示
すように、光強度変調器23の円板26に形成された穴
26aに取り付けた干渉フイルタ27を想定している。
なように矢印aで示すように移動し、第1タイミングセ
ンサ28により投射光学系22からの光の遮断あるいは
透過を判別する。また、第2タイミングセンサ29によ
り円板26の回転タイミングを判別する。
トを図6に示す。E1,A1は、図4のシャッタ24に
よって赤外線光源21からの光を遮光した状態を示し、
E2,A2は、赤外線光源21からの光が透過する状態
を示す。また、E1,E2は円板26によって赤外線光
源21からの光を遮光した状態を示し、A1,A2は、
干渉フイルタ27によって赤外線光源21からの光を透
過した状態を示す。ただし、A1ではシャッタ24によ
って赤外線光源21からの光を遮光する。
いて、E1,E2のタイミングでは、不要成分の光は反
射せずかつ赤外線光源21からの光も遮光するので、検
出器30への入射光は変調されていないバックグラウン
ドとなる。A1のタイミングでは、赤外線光源21は遮
光され不要光のみ干渉フイルタ27によって反射するの
で、図示しない検出器への入射光は変調されていないバ
ックグラウンド並びに変調された不要光となる。A2の
タイミングでは、検出器への入射光は変調されていない
バックグラウンド並びに変調された赤外線光源と不要光
となる。
器31は、第1タイミングセンサ28に同期した切替信
号によって検出器30の出力を切り替える。シャッタ2
4の閉時には、切替え器31は、検出器30の出力を接
点31aに接続し、シャッタ24の開時には、検出器3
0の出力を接点31bに接続する。
持する。そして、第1減算回路33ではA1−E1の処
理を行う。第3ホールド回路36ではA1−E1を保持
する。これによって不要光のみ計測される。
切替え器31は、検出器30の出力を接点31bに接続
する。そして、第2ホールド回路34はE2を保持す
る。減算回路35ではA2−E2の処理を行う。また、
第3減算器37では(A2−E2)−(A1−E2)(=A
2−A1)の処理を行う。これによって不要成分の反射
光が除去される。吸光度変換回路38は、不要光が除去
された第3減算回路37の出力に基づいて測定対象物の
吸光度を演算する。
構成を、図8に示す。図8に示す赤外線式測定装置で
は、赤外線光源41の投射光学系42から出射する光を
光強度変調する光強度変調器43の円板46が、次のよ
うな構成を有する。すなわち、図9および図10にそれ
ぞれ上記円板46の投射光学系42と反対側の面および
投射光学系42との対向側の面を示すように、上記円板
46には、半円形の穴46aが形成され、各穴46aに干
渉フィルタ47が取り付けられる。そして、上記円板4
6の投射光学系42と反対側の面に、上記各穴46aの
残る半円部分に、不要光反射部46bが形成されてい
る。モータMにより回転駆動される光強度変調器43の
上記円板46の回転のタイミングは、変調タイミング検
出回路49により検出される。
構成を有しているときは、図9と図11のタイミングチ
ャートとを参照すれば分かるように、Eでは赤外線光源
41からの光は遮光されかつ不要成分の光は反射しない
ため、バックグラウンドのみ計測可能である。A1では
赤外線光源41からの光は遮光されかつ不要光は上記不
要光反射部46bに反射されるため、バックグラウンド
と不要光が測定される。そして、A2では赤外線光源4
1の光と不要光の反射光、バックグラウンドが測定され
る。
回路51は、上記A1の出力タイミングによって、検出
器50から出力するA1を保持し、減算回路52によっ
てA2−A1の処理を行う。これにより、不要な反射光
を除いた測定が可能となる。吸光度変換回路53は、不
要光が除去された減算回路52の出力に基づいて測定対
象物の吸光度を演算する。
は濃度を測定できる。
成を示す説明図である。
する円板の平面図である。
説明図である。
施例の構成の要部を示す説明図である。
調器を構成する円板の平面図である。
のタイミングチャートである。
構成の説明図である。
つの実施例の構成の要部を示す説明図である。
調器を構成する円板の投射光学系と反対側の面の説明図
である。
変調器を構成する円板の投射光学系側の面の説明図であ
る。
めのタイミングチャートである。
の構成の説明図である。
である。
説明図である。
ためのタイミングチャートである。
Claims (4)
- 【請求項1】 赤外線光源から入射する赤外線を強度変
調して出射する投射光学系を備え、この投射光学系から
出射する強度変調された赤外線を測定対象物に投射し、
この測定対象物からの透過光もしくは反射光を検出器で
上記強度変調に同期して検出し、測定対象物の赤外波長
領域における特性吸収量から測定対象物の厚み、もしく
は濃度を測定する赤外線式測定装置であって、測定対象
物側から上記赤外線の投射方向と逆向きに進む不要光
を、反射する上記投射光学系の光学部品中の少なくとも
一つの光軸を、光源と測定対象物と検出器とを結ぶ光軸
に対して、傾斜させたことを特徴とする赤外線式測定装
置。 - 【請求項2】 赤外線光源から入射する赤外線を強度変
調して出射する投射光学系を備え、この投射光学系から
出射する強度変調された赤外線を測定対象物に投射し、
この測定対象物からの透過光もしくは反射光を検出器で
上記強度変調に同期して検出し、測定対象物の赤外波長
領域における特性吸収量から測定対象物の厚み、もしく
は濃度を測定する赤外線式測定装置であって、測定対象
物側から上記赤外線の投射方向と逆向きに進む不要光
を、反射する上記投射光学系の光学部品の表面に反射防
止処理が施されていることを特徴とする赤外線式測定装
置。 - 【請求項3】 赤外線光源から入射する赤外線を強度変
調して出射する投射光学系を備え、この投射光学系から
出射する強度変調された赤外線を測定対象物に投射し、
この測定対象物からの透過光もしくは反射光を検出器で
上記強度変調に同期して検出し、測定対象物の赤外波長
領域における特性吸収量から測定対象物の厚み、もしく
は濃度を測定する赤外線式測定装置であって、上記投射
光学系と測定対象物との間に、上記投射光学系の光軸に
対して傾斜した光軸を有し、測定対象物側から上記赤外
線の投射方向と逆向きに上記投射光学系に入射する不要
光を反射する不要光反射部材を備えたことを特徴とする
赤外線式測定装置。 - 【請求項4】 赤外線光源から入射する赤外線を強度変
調して出射する投射光学系を備え、この投射光学系から
出射する強度変調された赤外線を測定対象物に投射し、
この測定対象物からの透過光もしくは反射光を検出器で
上記強度変調に同期して検出し、測定対象物の赤外波長
領域における特性吸収量から測定対象物の厚みを測定す
る赤外線式測定装置であって、赤外線光源から測定対象
物への赤外線の入射を停止する停止手段と、測定対象物
側から上記赤外線の投射方向と逆向きに上記投射光学系
に入射し、停止手段の作動時に上記光強度変調器によっ
て変調されて測定対象物に向かって反射される不要光を
測定して記録する不要光の測定記録手段と、投射光学系
から測定対象物に投射されて検出器で上記強度変調に同
期して検出される上記透過光もしくは反射光の検出値と
上記不要光の測定記録手段に記録された不要光の検出値
との差を演算する演算手段とを備えたことを特徴とする
赤外線式測定装置。
Priority Applications (1)
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JP6607691A JP2965731B2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 赤外線式測定装置 |
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JP6607691A JP2965731B2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 赤外線式測定装置 |
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