JP2965296B2 - 通信シートの製造方法 - Google Patents

通信シートの製造方法

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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、郵便葉書その他に使用することができる通
信シートの製造方法に関する。
〔従来の技術〕
実開昭49−33930号公報に、葉書の形態を有する2枚
の紙片を剥離可能に接着してなる合せ葉書が開示されて
いる。この合せ葉書は、各紙片の内面に通信文その他の
情報を表示して郵便に付すことが可能である。
しかし、上記の合せ葉書では、両紙片が互いに別葉で
あるために、差出人側で一定の情報、例えば文章、図、
グラフ、写真等からなる情報を両紙片にまたがって連続
的に表示することが困難であり、また仮に両紙片の内面
に連続表示ができたとしても、両紙片は受取人側におけ
る剥離、展開時に完全に分離されてしまうので情報の連
続性を失うと共に収納やファイリングにも不便であり、
両紙片の内面を連続的に有効利用することができなかっ
た。
また、上記の合せ葉書では、両紙片又は一方の紙片が
受取人側における両紙片の剥離、展開後も剥離面に粘着
性を有するために、受取人側に不快感を与えると共に受
取人側における収納やファイリングが困難であった。
一方、前記問題を解決するものとして、折り曲げられ
た1枚の葉書用シート或いは別個の2枚の葉書用シート
を、予め剥離可能に接着されると共に各外側面に粘着剤
が設けられた一対の透明シートからなるラベルシートを
挟んで剥離可能に接着してなる隠蔽情報所持体としての
葉書が実開昭63−92384号公報及び実開昭63−93175号公
報等に開示されている。
しかし、上記の葉書の製造に際しては、葉書用シート
間へのラベルシートの挟み込み作業を要する上に、その
作業に際しては、高い商品価値を保持するために葉書用
シートに対するラベルシートの挟み込み位置の正確な位
置合わせを要し、高品質の葉書を大量製造するには多大
の工数と高度の技術及び専用設備を必要とする等の問題
があった。
〔発明が解決しようとする課題〕
従って、本発明の課題は、差出人側において一定の情
報を両紙片にまたがって連続的に容易に表示することが
でき、また受取人側において両紙片の剥離、展開後も両
紙片が分離することなしに情報の連続性が保持されると
共に剥離面に不快な粘着性がなく、収納やファイリング
に至便である通信シートを安価且つ効率的に大量製造す
る方法を提供することにある。
〔課題を解決するための技術手段〕
本発明に係る通信シートの製造方法は、複数丁の通信
紙を含む通信シート用の原料紙の表面に各通信紙ごとに
情報を表示する工程と、前記情報表示工程後の原料紙の
情報表示表面に透明樹脂フィルムを剥離不能に被覆する
工程と、前記被覆工程後の原料紙をその透明樹脂フィル
ム被覆面を内側にして該透明樹脂フィルムと共に二つ折
りにする工程と、前記二つ折り工程後の原料紙を温度、
圧力及び送り速度の管理の下に加熱加圧処理すると共に
相対する透明樹脂フィルムの両側内面間に加熱加圧によ
る擬似接着層を形成し、相対する透明樹脂フィルムを該
擬似接着層を介して剥離可能に接着一体化させる工程
と、前記被覆工程、二つ折り工程及び接着一体化工程の
何れかの後に原料紙を複数丁の通信紙に裁断する工程と
からなるものである。
上記において、接着一体化工程後の原料紙における二
つ折りの通信紙の端縁部に沿ってその片側表面から内部
の擬似接着層に達する深さにスリットを穿設してもよ
い。また、被覆工程中の原料紙における二つ折りの通信
紙の相対する各片側内面に、その端縁部に沿って透明樹
脂フィルムの被覆されない非接着域を設けてもよい。さ
らに、二つ折り工程後の原料紙における二つ折りの透明
樹脂フィルムを、その端縁部において剥離不能に結合す
ることもできる。
〔作 用〕
上記通信紙を構成する原料紙は、コンピュータ出力用
紙から形成されたものでもよい。また、上記透明樹脂フ
ィルムとして、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、
ポリエステル等の樹脂フィルムを好適に使用することが
できる。
所要の擬似接着層を得るために、上記透明樹脂フィル
ムにブロッキング防止剤、カップリング剤等を添加した
り、プラズマ処理、コロナ放電等の表面処理を施しても
よく、さらに別のフィルム層を介することもできる。
上記二つ折りの透明樹脂フィルムの相対する両側内面
側における擬似接着層は、使用される透明樹脂フィルム
の物性や厚み、表面処理の有無等に応じた、温度、圧力
及び送り速度の管理の下における加熱加圧処理により形
成することができる。例えば、葉書と同程度の大きさに
裁断された57.5Kgコート紙からなる原料紙の表面に透明
樹脂フィルムとして厚み45μのポリプロピレンフィルム
を接着剤を介して剥離不能に被覆すると共にその被覆表
面を内側にして二つ折りにし、その原料紙についてヒー
トローラにより処理温度110〜120℃、プレス圧4Kg及び
紙送り速度1.06m/minの条件で加熱加圧処理を施したと
ころ、剥離可能且つ剥離後の剥離面が粘着性をもたない
所要の擬似接着態様が二つ折りのフィルム内面間に得ら
れた。また、透明樹脂フィルムとして厚み40μのポリエ
チレンフィルムを使用し、処理温度を80〜90℃にした以
外は前記と同じ条件で加熱加圧処理を施したところ、前
記試験例と同様の擬似接着態様が得られた。さらに、透
明樹脂フィルムとして厚み25μのポリエチレンフィルム
を使用し、処理温度を60〜70℃にすると共に紙送り速度
を2m/minにした以外は前記試験例と同じ条件で加熱加圧
処理を施したところ、所要の好ましい擬似接着態様が得
られた。
上記製造方法により得られる通信シートは、受取人側
において擬似接着層の部分から剥離され、見開き状態に
展開後における各片側の剥離面は透明樹脂フィルムによ
って連続的に被覆された状態にある。剥離後の透明樹脂
フィルムは、前記擬似接着層が二つ折りの透明樹脂フィ
ルムの加熱加圧処理によって形成されたものであること
から表面に粘着性をもたず、情報表示面を美的に向上さ
せると共に外部の摩擦、汚染、水分等から保護する作用
を奏する。
上記製造方法において、接着一体化工程後の原料紙に
おける二つ折りの通信紙の端縁部に沿ってその片側表面
から内部の擬似接着層に達する深さにスリットを穿設し
た場合は、通信シートをそのスリットの部分から剥離す
ることができる。また、被覆工程中の原料紙における二
つ折りの通信紙の相対する各片側内面に、その端縁部に
沿って透明樹脂フィルムの被覆されない非接着域を設け
た場合は、通信シートをその非接着域から剥離すること
ができる。さらに、二つ折り工程後の原料紙における二
つ折りの透明樹脂フィルムを、その端縁部において剥離
不能に結合した場合は、通信シートはその結合部を切取
った後に剥離可能となる。
本発明に係る通信シートの製造方法は、前記のように
被覆、二つ折り、接着一体化及び所要時期における裁断
の各工程からなり、個々の工程は、比較的簡素で従来の
技術を転用することができ、自動化の採用も可能であ
る。
なお、前記製造方法では、前記接着一体化工程におい
て二つ折りの透明樹脂フィルム間に剥離可能な擬似接着
層が形成されると同時に二つ折りの原料紙が剥離可能に
接着一体化されるので、予め剥離可能に接着された透明
樹脂フィルムを準備して、これを二つ折りの原料紙間に
挟み込むと共に各外側面を接着させるような従来の作業
は必要とされない。
なお、本発明者は、先に、二つ折りの通信紙の間に、
例えば実公昭57−60036号公報や実開昭62−9280号公報
に開示されるように2枚の樹脂フィルムが剥離可能に接
着されてなるフィルム積層体を挟んで接着一体化した通
信シートを開発したが、前記フィルム積層体の挟み込み
作業に多大の工数を必要とすること、及び通信シートの
剥離、展開後に、折り線部分において樹脂フィルムの被
覆がとぎれ、非連続的になるので、美観を損なうと共に
被覆機能が不完全になること等の問題があった。しか
し、本発明では、フィルム積層体の挟み込み作業が不要
になる上に通信シートの折り線部分も樹脂フィルムで連
続的に被覆されることになる。
〔実施例〕
以下に本発明を実施例に基づいて説明する。
第20図(A)〜(B)は本発明に係る通信シートの製
造方法の一例を工程順に示す断面図である。
通信シート用の原料紙13は複数丁の通信紙1からな
り、該原料紙13の表面には各通信紙1ごとに通信文、写
真その他の情報(図示されない)が反復表示されてい
る。前記原料紙13の情報表示表面に、第20図(A)に示
すように、透明樹脂フィルム2が接着層3を介して剥離
不能に被覆され、その後に複数丁の通信紙1に裁断され
る。
次いで、透明樹脂フィルム2が表面に被覆された前記
の各通信紙1は、第20図(B)に示すように、その透明
樹脂フィルム2被覆面を内側にして二つ折りにされ、さ
らにヒートローラ14によって温度、圧力及び送り速度の
管理の下に加熱加圧処理されると共に相対する二つ折り
の透明樹脂フィルム2の両側内面間に加熱加圧する擬似
接着層4が形成され、それによって相対する透明樹脂フ
ィルム2が該擬似接着層4を介して剥離可能に接着一体
化される。なお、上記複数丁への通信紙1への裁断は、
必要に応じて、前記のように被覆工程後に行われる代り
に、二つ折り工程又は接着一体化工程の後に行なわれて
もよい。
〔製造例1〕 第1図及び第2図は、本発明に係る通信シートの製造
方法により得られる通信シートの各々平面図及びそのI
−I線拡大断面図、第3図及び第4図は、第2図に示う
通信シートにおける各々剥離時及び展開後の状態を示す
断面図でる。
第1図及び第2図において、内面に通信文、写真その
他の情報(図示されない)が表示された二つ折りの通信
紙1の各片側内面に二つ折りの透明樹脂フィルム2の外
面が接着層3を介して剥離不能に被覆され、さらに二つ
折りの透明樹脂フィルム2の両側内面がそれらの加熱加
圧処理によって形成された擬似接着層4(境界線で示さ
れる)を介して剥離可能に接着されている。このように
形成された通信シートは、例えば第1図に示すように、
表面に宛名5及び差出人名6を記載すると共に切手7を
貼付することにより、郵便葉書その他の郵便物とするこ
とが可能である。
受取り人に届けられた通信シートは、第3図に示すよ
うに擬似接着層4の端縁部から剥離され、第4図に示す
ように見開き状態に展開される。展開された通信シート
は、各側に透明樹脂フィルム2が連続的に被覆され、透
明樹脂フィルム2の剥離面は粘着性を持たない。
〔製造例2〕 第5図及び第6図は本発明に係る通信シートの製造方
法により得られる別の通信シートの各々平面図及びその
II−II線拡大断面図、第7図は第5図に示す通信シート
における剥離時の状態を示す断面図、第8図は第5図に
示す通信シートを一部変更したものの通信シートの平面
図である。
第5図及び第6図に示すものは、前記製造例1の通信
シートにおいて、スリット8が連続的又は非連続的(ミ
シン目様)に、二つ折りの通信紙1の端縁部に沿ってそ
の片側表面から内部の擬似接着層4に達する深さに穿設
されたものであり、この通信シートは、第7図に示すよ
うにスリット8を広く開口させるように操作することに
より、擬似接着層4から容易に剥離させることができ
る。そのようなスリット8は、二つ折りの通信紙1の端
縁部に沿うが上記と異なる位置、例えば第8図に示すよ
うに二つ折りの通信紙1の角部に穿接されてもよい。な
お、上記二つ折りの通信紙1上における特に連続的なス
リット8には、それらの自然的な開口に伴う通信シート
の剥離事故を防ぐために、貼着テープ(図示されない)
が剥離可能に被覆されていてもよい。
〔製造例3〕 第9図及び第10図は本発明に係る通信シートの製造方
法により得られる別の通信シートの各々平面図及びその
III−III線拡大断面図、第11図は第9図に示す通信シー
トを一部変更したものの通信シートの平面図である。ま
た、第12図及び第13図は本発明に係る通信シートの製造
方法により得られる別の通信シートの各々平面図及びそ
のIV−IV線拡大断面図、第14図は第13図に示す通信シー
トにおける剥離時の状態を示す断面図、第15図は第12図
に示す通信シートを一部変更したものの通信シートの平
面図である。
第9図及び第10図に示すものは、前記製造例1の通信
シートにおいて、二つ折りの通信紙1における相対する
各片側内面に、その端縁部に沿って、透明樹脂フィルム
2の被覆されない非接着域9が設けられたものである。
この通信シートでは、第10図に示すように、二つ折りの
通信紙1の端縁部の少なくとも一部が二つ折りの透明樹
脂フィルム2及び擬似接着層4の各端縁部よりも外部に
突出しているので、剥離操作が容易である。そのような
非接着域9は、二つ折りの通信紙1の端縁部に沿うが上
記とは異なる位置、例えば第11図に示すように二つ折り
の通信紙1の角部に設けられていてもよい。
上記のような非接着域9は、第12図及び第13図に示す
ように、二つ折りの通信紙1の端縁部に沿って端縁部か
ら幾分離れた内側に設けられてもよい。この通信シート
は、受取り人に届けられた後、第14図に示すように非接
着域9に沿って裁断されることにより、第10図に示すよ
うな剥離され易い状態になる。上記のような非接着域9
は、例えば第15図に示すように非連続的に設けられても
よい。二つ折りの通信紙1の端縁部には、上記裁断位置
を明示する裁断マーク10を付すことが好ましい。
〔製造例4〕 第16図及び第17図は本発明に係る通信シートの製造方
法により得られるさらに別の通信シートの各々平面図及
びそのV−V線拡大断面図、第18図は第17図に示す通信
シートにおける剥離時の状態を示す断面図、第19図は第
17図に示す通信シートを一部変更したものの通信シート
の平面図である。
第16図及び第17図に示すものは、前記製造例1の通信
シートにおいて、二つ折りの透明樹脂フィルム2を、そ
の端縁部において剥離不能に結合する結合部11を設けた
ものである。その結合部11は、例えば相対する透明樹脂
フィルム2の高温加熱による溶着や接着剤による接着等
によって得られる。この通信シートは、受取り人に届け
られた後、第18図に示すように結合部11の内側に沿って
裁断されることにより、第2図に示すような剥離可能な
状態になる。相対する各透明樹脂フィルム2は、上記の
結合部11を設ける代りに第19図に示すように連続的に一
体化されることによって、剥離不能に結合されていても
よい。二つ折りの通信紙1の端縁部には、上記裁断位置
を明示する裁断マーク12を付すことが好ましい。
〔発明の効果〕
本発明に係る通信シートの製造方法は以上のように構
成されるので、差出人側において一定の情報を両紙片に
またがって連続的に容易に表示することができ、また受
取人側において両紙片の剥離、展開後も両紙片が分離す
ることなしに情報の連続性が保持されると共に剥離面に
不快な粘着性がなく、収納やファイリングに至便である
通信シートを、従来のような対向紙片間への予め剥離可
能に接着された透明樹脂フィルムの挟み込み作業やそれ
に従う挟み込み位置の位置合わせ作業を要することなし
に、安価且つ効率的に大量製造することができ、ダイレ
クトメールのように同一情報の表示された大量の通信シ
ートを製造する方法として特に有用である。
前記製造方法により得られる通信シートでは、差出人
側において一定の情報を両紙片にまたがって連続的に容
易に表示することができ、また受取人側において両紙片
の剥離、展開後も両紙片が分離することなしに情報の連
続性が保持されると共に剥離面に不快な粘着性がなく、
収納やファイリングに至便である。
また、上記の通信シートでは、剥離、展開後の透明樹
脂フィルムは表面に粘着性をもたず、情報表示面の美的
に向上させると共に外部の摩擦、汚染、水分等から保護
する効果を奏し、特に通信シートにおける各片側の剥離
面は、透明樹脂フィルムによって中央の折り線部を含め
て連続的に被覆された状態であるので、前記効果がさら
に促進される。
上記製造方法において、二つ折りの通信紙の端縁部に
沿ってその片側表面から内部の擬似接着層に達する深さ
にスリットを穿設し、或は二つ折りの通信紙の相対する
各片側内面に、その端縁部に沿って透明樹脂フィルムの
被覆されない非接着域を設けた場合は、得られる通信シ
ートの剥離作業が容易になる。さらに、二つ折りの透明
樹脂フィルムを、その端縁部において剥離不能に結合し
た場合は、得られる通信シートはその結合部を切取った
後に剥離可能となるので、情報の機密保持に至便であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、本発明に係る通信シートの製造方
法により得られる通信シートの各々平面図及びそのI−
I線拡大断面図、第3図及び第4図は、第2図に示す通
信シートにおける各々剥離時及び展開後の状態を示す断
面図である。 第5図及び第6図は本発明に係る通信シートの製造方法
により得られる別の通信シートの各々平面図及びそのII
−II線拡大断面図、第7図は第5図に示す通信シートに
おける剥離時の状態を示す断面図、第8図は第5図に示
す通信シートを一部変更したものの通信シートの平面図
である。 第9図及び第10図は本発明に係る通信シートの製造方法
により得られる別の通信シートの各々平面図及びそのII
I−III線拡大断面図、第11図は第9図に示す通信シート
を一部変更したものの通信シートの平面図である。 第12図及び第13図は本発明に係る通信シートの製造方法
により得られる別の通信シートの各々平面図及びそのIV
−IV線拡大断面図、第14図は第13図に示す通信シートに
おける剥離時の状態を示す断面図、第15図は第12図に示
す通信シートを一部変更したものの通信シートの平面図
である。 第16図及び第17図は本発明に係る通信シートの製造方法
により得られるさらに別の通信シートの各々平面図及び
そのV−V線拡大断面図、第18図は第17図に示す通信シ
ートにおける剥離時の状態を示す断面図、第19図は第17
図に示す通信シートを一部変更したものの通信シートの
平面図である。 第20図(A)〜(B)は本発明に係る通信シートの製造
方法の一例を工程順に示す断面図である。 〈主要符号の説明〉 1……通信紙,2……透明樹脂フィルム,4……擬似接着
層,8……スリット, 9……非接着域,11……結合部,13……原料紙,14……ヒ
ートローラ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数丁の通信紙を含む通信シート用の原料
    紙の表面に各通信紙ごとに情報を表示する工程と、前記
    情報表示工程後の原料紙の情報表示表面に透明樹脂フィ
    ルムを剥離不能に被覆する工程と、前記被覆工程後の原
    料紙をその透明樹脂フィルム被覆面を内側にして該透明
    樹脂フィルムと共に二つ折りにする工程と、前記二つ折
    り工程後の原料紙を温度、圧力及び送り速度の管理の下
    に加熱加圧処理すると共に相対する透明樹脂フィルムの
    両側内面間に加熱加圧による擬似接着層を形成し、相対
    する透明樹脂フィルムを該擬似接着層を介して剥離可能
    に接着一体化させる工程と、前記被覆工程、二つ折り工
    程及び接着一体化工程の何れかの後に原料紙を複数丁の
    通信紙に裁断する工程とからなる通信シートの製造方
    法。
  2. 【請求項2】接着一体化工程後の原料紙における二つ折
    りの通信紙の端縁部に沿ってその片側表面から内部の擬
    似接着層に達する深さにスリットを穿設した、請求項1
    記載の通信シートの製造方法。
  3. 【請求項3】被覆工程中の原料紙における二つ折りの通
    信紙の相対する各片側内面に、その端縁部に沿って透明
    樹脂フィルムの被覆されない非接着域を設けた、請求項
    1記載の通信シートの製造方法。
  4. 【請求項4】二つ折り工程後の原料紙における二つ折り
    の透明樹脂フィルムを、その端縁部において剥離不能に
    結合した、請求項1記載の通信シートの製造方法。
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