JP2963490B2 - 複合試験用車両搭載装置 - Google Patents

複合試験用車両搭載装置

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JP2963490B2
JP2963490B2 JP2125583A JP12558390A JP2963490B2 JP 2963490 B2 JP2963490 B2 JP 2963490B2 JP 2125583 A JP2125583 A JP 2125583A JP 12558390 A JP12558390 A JP 12558390A JP 2963490 B2 JP2963490 B2 JP 2963490B2
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Anzen Motor Car Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は車両のタイヤを被検知手段として利用してブ
レーキ、スピードメータその他の各種試験を行う複合試
験用車両搭載装置に関する。
「従来の技術」 従来より、車両のタイヤ(駆動輪)を被検知手段とし
て利用してブレーキ、スピードメータその他の各種試験
を行う車両複合試験装置は公知であり、この種の特に四
輪駆動用の車両試験装置においては前記各種試験を行う
ローラユニット上にタイヤが精度よく設置可能に構成す
るために、前記ローラユニットを左右一対組込んだタイ
ヤ搭載台を車長方向に移動可能に構成している。
そしてこの種の装置においては前記前側と後側に配置
したタイヤ搭載台間に踏板を架設して車両が走行可能に
構成しているが、特にトラックの様に車長の長い場合は
これに対応して、前記踏板を長くしなければならず、例
え該踏板を厚くしても車両の重両負担に耐えられるだけ
の強度性を踏板にもたすことは不可能である。
そこで一般には前記一対のタイヤ搭載台間に中間支持
台を配し、該中間支持台により前記踏板を2つに分割し
て架設することにより、車長の長い車両でも容易に踏板
上を走行可能に構成している。
「発明が解決しようとする技術的課題」 しかしながらかかる構成を採る装置にあっては前記中
間支持台がタイヤ搭載台間の一方に片寄って配設される
と、踏板に加わる荷重が均等に配分されないのみなら
ず、最悪の場合には前記踏板が支持台より外れて落下し
てしまう場合がある。
かかる欠点を解消するには、前記中間支持台をタイヤ
搭載台間の中央位置に常に配置する必要があるが前記タ
イヤ搭載台と中間支持台を夫々個別に而も後者を前者に
対し1/2の移動距離を維持しながら移動させる必要があ
り、その移動制御が煩雑化する。
而も前記搭載台上ではタイヤを回転させたり若しくは
ブレーキを作動させる等かなりの衝撃力が加わるため
に、その位置固定を完全にしなければ精度よい測定が不
可能になる。
本発明はかかる従来技術の欠点に鑑み、タイヤ搭載台
を移動するだけで中間支持台が精度よく且つ自動的に後
者を前者に対し1/2の移動距離を維持しながら移動可能
に構成した複合試験用車両搭載装置を提供することを目
的とする。
又本発明の他の目的とする所は、スピードメータテス
トやブレーキテスト時に外部より外力が付勢されても、
揺動や振れが生じることなく容易に位置固定が可能な複
合試験用車両搭載装置を提供することにある。
「課題を解決する為の技術手段」 本発明はかかる技術的課題を達成するために、 1)前記一対のタイヤ搭載部の内、一のタイヤ搭載部1
を固定させ、他のタイヤ搭載部2を所定距離範囲移動可
能に構成すると共に、該移動範囲を超えた位置に前記一
のタイヤ搭載部1と対峙するごとく固定台4を配置する
と共に、前記両搭載部1,2間に移動可能に踏板11,21を架
設するための中間支持台3を配した点。
2)前記一のタイヤ搭載部12に第1の固定滑車5a,5b、
固定台4に第2の固定滑車6a,6bを、更に中間支持台3
に動滑車7a,7bを夫々各一対づつ取り付けた点 3)前記他のタイヤ搭載部12の中間支持台3と対面する
側に一端が止設された第一のチェーン8aを、動滑車7a、
第2の固定滑車6a、第1の固定滑車5aの順に掛装させた
後、その他端を一のタイヤ搭載部1に止設した点、 4)前記他のタイヤ搭載部2の固定台4と対面する側に
一端が止設された第二のチェーン8bを、第2の固定滑車
6b、第1の固定滑車5b、動滑車7bの順に掛装させた後、
その他端を一のタイヤ搭載部1に止設させた点 を構成要件とする複合試験用車両搭載装置を提案する。
「作用」 かかる技術手段によれば、移動可能な他のタイヤ搭載
部2間に一端が止設された一対のチェーン8a,8bは、そ
の距離を一定に維持している固定台4と一のタイヤ搭載
台1間に固定滑車5,6により張設されているために、前
記他のタイヤ搭載部2を試験すべき車両の車長に合せて
移動させ、両搭載部1,2間の距離が変位しても該一対の
チェーン8a,8bの張設ストロークは変化する事なく常に
一定に維持することになる。
而も前記チェーン8a,8bは移動タイヤ搭載部2の前面
側と後面側の両者より張設されているために、該搭載部
2が前進する場合でも後退する場合でも、その張設力に
たるみ等が生じることなく、言い換えればバックラッシ
ュ等が生じることなく常に一定に維持することが出来
る。又、中間支持台3は、動滑車7a,7bを利用して前記
チェーンライン8a,8bに掛装した為に、前記他のタイヤ
搭載台2の移動に追従して中間支持台3が1/2のストロ
ークで正確に移動させることが可能となる。
而もこの場合において前記中間支持台3に設けた動滑
車7a,7bのチェーン掛装方向と回転方向が何れも正逆反
対方向であるために、前進、後退の何れの側でもチェー
ン8a,8bのたるみが生じることなく、均等な張設力で移
動させることが出来ると共に、他側チェーン8b.8aが弛
み時は一側チェーン8a,8bは引張されているために、い
わゆるバックラッシュ等が生じることがない。
従って前記何れかの滑車5,6,7若しくはチェーン8等
をロックすることにより容易に任意の位置で位置固定す
ることが出来る。
「実施例」 以下、図面に基づいて本発明の実施例を例示的に詳し
く説明する。但しこの実施例に記載されている構成部品
の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特定的な
記載がない限りは、この発明の範囲をそれのみに限定す
る趣旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
以下図面に基づいて本発明の実施例を説明する。
第1図乃至第4図は本発明の実施例にかかる複合車両
試験装置で、第1図は全体正面図、第2図はその要部正
面図、第3図はチェーンの掛装状態を示す説明図、第5
図は全体平面図である。
先ず第1図及び第2図に示すように、車両侵入路10の
奥側に矩形状の穴11を凹設し、該穴11の底部に水平に固
設したベース12上に後記する各種ユニット体1〜4を設
置する。
そして前記ベース12上の車両移動方向両端側に、固定
タイヤ搭載部2と固定台4を配すると共に、該両ユニッ
ト体間に車両移動方向にそって平行にラック13を敷設
し、ギア(不図示)を介して該ラック13に沿って移動可
能に移動タイヤ搭載部2と、該搭載部1−2間に中間支
持台3を配す。
そして前記タイヤ搭載部1,2の上面側には、第4図に
示すようにスピードローラ対21,22とブレーキローラ対2
3,24の各ローラを交互に並置させたタイヤテスタ20A,20
Bを車両移動方向と直交する短手方向両側に組込んだテ
ストユニット20が取り付けられており、該ユニット20上
に車両の各タイヤ31を設置することによりスピードメー
タテストその他のタイヤを被検知手段とする各種試験を
行うように構成している。又前記搭載部1,2の上端には
踏板11,12が中間支持台3側に向け延設されており、そ
の一端を該支持台3上に載置する。
そして固定タイヤ搭載台1の中間支持台3と対面する
側に一対の固定滑車5a,5bを同心上に、又該固定滑車取
り付け部5の下側位置にチェーン取り付け部15,16を、
夫々設ける。
又移動タイヤ搭載部2には、中間支持台3と固定台4
に夫々対面する側の対称位置にチェーン取り付け部25,2
6を設ける。
更に中間支持台3には一対の動滑車7a,7bを又固定台
4上面には一対の固定滑車6a,6bを夫々設ける。尚、前
記滑車群はいずれも同径に形成することが好ましい。
そして第3図(a)(b)に示すように前記移動タイ
ヤ搭載部2の中間支持台3と対面する側のチェーン取り
付け部25に第一のチェーン8aを止設し、該チェーン8a
を、動滑車7a、第2の固定滑車6a、第1の固定滑車5aの
順に掛装させた後、その他端を固定タイヤ搭載部1のチ
ェーン取り付け部15に止設し、 又第3図(c)(b)に示すように前記移動タイヤ搭
載部12の固定部と対面する側のチェーン取り付け部26に
第二のチェーン9bを止設し、該チェーン9bを第2の固定
滑車6b、第1の固定滑車5b、動滑車7bの順に掛装させた
後、その他端を一のタイヤ搭載部1のチェーン取り付け
部16に止設させる。
かかる実施例によれば前記発明の項で詳細に説明した
ように、前記移動搭載部2を不図示の駆動源であるシリ
ンダリング32を利用してギヤ/ラックに沿って固定タイ
ヤ搭載部2から離接する方向に往復動させた際に、該タ
イヤ搭載部2の移動に追従して中間支持台3が1/2のス
トロークで正確に移動させることが可能となる共に、前
記滑車群5、6、7、チェーン8等の何れかをロックす
ることにより前記移動タイヤ搭載台2と中間支持台3の
両者を任意の位置で固定させることが出来る。
「効果」 以上記載した如く本発明によれば、タイヤ搭載台を移
動するだけで中間支持台が精度よく且つ自動的に後者を
前者に対し1/2の移動距離を維持しながら移動出来ると
共に、スピードメータテストやブレーキテスト時に外部
より外力が付勢されても、揺動や振れが生じることなく
容易に位置固定が可能な複合試験用車スピードローラ対
間に昇降自在にブレーキローラを配すると共に、ブレー
キ試験時に該ローラがブレーキテスト時に生じる摩擦力
に抗して所定位置に容易に保持出来る。
等の種々の著効を有す。
又本発明の他の目的とする所はスピードメータテスト
と、ブレーキテストが車両の所定位置で専用的に行ない
得る為に、例えばタイヤ外径が変化しても力線方向を常
に一定に維持することが出来、これにより精度よい制動
力測定やその合否判定が可能となる等の種々の著効を有
す。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本発明の実施例にかかる複合車両試
験装置で、第1図は全体正面図、第2図はその要部正面
図、第3図はチェーンの掛装状態を示す説明図、第4図
は全体平面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 俊昭 静岡県三島市長伏155―8 丸善工業株 式会社内 (72)発明者 川口 安弘 静岡県三島市長伏155―8 丸善工業株 式会社内 (56)参考文献 特開 平2−176536(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01M 17/00 - 17/007

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面側に夫々タイヤテスト部を設けた一対
    のタイヤ搭載部の内、一のタイヤ搭載部を固定させ、他
    のタイヤ搭載部を所定距離範囲移動可能に構成し、該移
    動範囲を超えた位置に前記固定タイヤ搭載部と対峙する
    ごとく固定台を配置すると共に、前記両搭載部間に移動
    可能に踏板を架設するための中間支持台を配した車両搭
    載装置よりなり、 前記一のタイヤ搭載部に第1の固定滑車、固定台に第2
    の固定滑車を、更に中間支持台に動滑車を夫々各一対づ
    つ取り付けるとともに、 前記他のタイヤ搭載部の中間支持台と対面する側に一端
    が止設された第一のチェーンを、動滑車、第2の固定滑
    車、第1の固定滑車の順に掛装させた後、その他端を一
    のタイヤ搭載部に止設し、 前記他のタイヤ搭載部の固定部と対面する側に一端が止
    設された第二のチェーンを、第2の固定滑車、第1の固
    定滑車、動滑車の順に掛装させた後、その他端を一のタ
    イヤ搭載部に止設させた事を特徴とする複合試験用車両
    搭載装置
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