JPH05164659A - 車両用プレート式複合試験機 - Google Patents

車両用プレート式複合試験機

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JPH05164659A
JPH05164659A JP3352027A JP35202791A JPH05164659A JP H05164659 A JPH05164659 A JP H05164659A JP 3352027 A JP3352027 A JP 3352027A JP 35202791 A JP35202791 A JP 35202791A JP H05164659 A JPH05164659 A JP H05164659A
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Yasushi Nakagawa
裕史 中川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一般走行状態に近い条件下での試験が可能
の、自動車の車輪を載架する接地部分が平板状の担持装
置を持つ、ブレーキ、サイドスリップと輪重計を兼ねる
車両用のプレート式複合試験手段を提供すること。 【構成】 検査手段を移動可能に載架するスライドレー
ルと前記検査手段を前後に移動可能とする、駆動力調整
手段を付設する駆動手段を設けるとともに、前記検査手
段が、車両の左右の車輪を別個に載架可能の、前記車輪
との接地部分が平板状となす担持装置と該担持装置が復
元装置を付設して左右に移動可能とする連結アームと該
担持装置に配設して載架試験時の発生応力を検知する荷
重板と該担持装置の連接するサイドスリップ検出器とを
有して構成するもので、さらに上記構成装置を前輪・後
輪両用として並設する構造を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の車両性能を検
査する試験機に係わり、車輪のブレーキ、サイドスリッ
プなどの試験および輪重計を兼ねるもので、特に試験車
両の車輪が一般走行道路と同じ接地条件の下で試験を可
能にする複合試験機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より車輪のブレーキを試験するもの
で、本願出願人の出願による特開昭62−294935
号、特開昭62−297736号などの公報に開示する
ように、試験車両の車輪が一般道路と同じ接地条件の下
で試験を可能にする試験機は、図7に示すように、平板
状のプレート62が試験車両の4つの車輪の相当位置に
設けられ、その上に車輪を載架可能に配設するブレーキ
試験装置60がある。該ブレーキ試験装置60は、固定
位置にあるフレーム67に載置する前輪用の2つのプレ
ート及び後輪用の2つのプレートが、それぞれリンク状
に構成する連結アーム66に連結され、前記2つの連結
アーム66は、軸受65を介して中央シャフト64に連
結して構成する。そして前記フレーム67に固定するシ
リンダー装置63の操作により、前記中央シャフト64
が終局的に前記プレート62を揺動して、同時にF方向
に作動させるようになっている。そのとき前記プレート
62を介して載架する車輪から伝えられる荷重変化を、
ここに図示しない前記プレート62の下部に配設のロー
ドセルに検知させて、前記した前輪と後輪のブレーキ性
能を試験可能に構成したもので、この発明は単機能形の
プレート式ブレーキ試験機として公知である。
【0003】またこの種の試験機においてサイドスリッ
プ量検出器を有するものがあり、それは自動車の車輪整
列測定装置として、本願出願人の出願による特開昭59
−114162号などの公報によって開示するもので、
すなわち図8に示すように前輪または後輪の2車輪を載
架可能に測定基準直線Hを基準として、中央振り分けに
配設する2つの支持板72が、それぞれが逆方向に移動
可能にレール71上にあって、その移動量が均等になる
ように相互が連結器75で連結されている。該支持板7
2の上部には、試験車両の車輪の側部を挟んで自動整列
させる車輪ガイド部材73を、その下部にはサイドスリ
ップ試験時にその移動量を検出するサイドスリップ検知
器77が配設される車輪整列装置70がある。そしてそ
の試験は、前記車輪を該支持板72に載架させ、次いで
自動整列させて前記測定基準直線Hを確定させた後に、
交互に一方の前記車輪ガイド部材73から車輪を開放
し、そのときのその開放車輪のサイドスリップ量を検知
する構成になっていて、このように単機能形のサイドス
リップ検知試験機は公知である。同様に、その他の車輪
の性能試験を、単機能的に測定する試験機は存在する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら車両測定
機の従来技術は、車輪を載架する支持部分がローラ状に
構成するものが大勢を占めている。ときに支持板に載せ
るものが、まれにあるが、図8に図示のように車輪を拘
束する操作が加わった。前記ローラ式の車両試験機は、
車輪がローラと接する態様が走行時の道路と接するケー
スと違うので、その試験条件が一般走行条件と異なる点
にある。このような条件の下で測定することは、試験機
の試験値と本来の車両走行性能が有する真の値との間に
誤差が介在することになる。この為前記誤差を極力少な
くしようとする試みが成されているが、車輪と試験用車
輪支持部との構造を変えない限り根本的解決にならな
い。そこで本願出願人が前記特開昭62−297736
号などの公報に開示して、車両走行条件に近い試験条件
をもつ試験機の初期の提案を行った。しかしこの提案
は、単機能形試験機であって、近年試験工場の省スペー
ス、試験対象車両の増大に伴う多元的試験ができ、かつ
効率的な業務執行に対する要望、安全で手軽な作業など
への要求に応えるには充分ではなく、合わせて、前記試
験技術の向上を組み合わせて提案された、複合試験を行
える試験機はなかった。
【0005】本発明の目的は、かかる従来技術の欠点に
鑑み、前記近年の試験業務が求める業務改善を図りつ
つ、動的試験であるブレーキ性能、静的試験である輪重
測定、その中間的な測定の車輪無拘束形のサイドスリッ
プ量の測定を可能とし、更に1回試験機に車輪を載せる
だけで多元的に他の所要の測定項目が行える継続測定を
可能とするとともに、車両走行条件に近い試験条件の向
上を図った複合試験機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記試験車両
の車輪を載せる部分を平板プレート状に設けた点につい
ては前記従来発明と同様であるが、図1に示すように、
前記検査手段2を移動可能に載架するスライドレール1
6と前記検査手段2を前後に移動可能とする前記駆動手
段1を設けるとともに、前記検査手段2が、車両の左右
の前記車輪50を個別に載架可能の、かつ前記車輪50
との接触面が平板状からなる前記担持装置20と該担持
装置20が左右に移動可能とする連結アーム33と該担
持装置20に配設して載架試験時の発生応力を検出する
荷重板22と該担持装置20に連接する前記サイドスリ
ップ検出器4とを有して構成することを特徴とするもの
である。
【0007】また前記担持装置20が、載架荷重の除去
後にその初期位置に復元可能とする復元装置38を付設
するイコライザ34を配設すること、前記イコライザ3
4が、前記イコライザ34の初期位置を設定可能のゲー
ジ板40を付設すること、および前記サイドスリップ検
知器4が、警報手段47を配設することを特徴とするも
のである。さらに前記担持装置20と前記サイドスリッ
プ検出器4および前記復元装置38とが、それぞれ一対
一に対応して配設すること、および前記担持装置20
が、前記担持装置20の移動停止を可能とする、着脱自
在のロック手段を配設することを特徴とするものであ
る。そして前記駆動手段1が、前記検査手段2の設定移
動量に対応して調整可能とする駆動力調整装置12を配
設して構成することを特徴とするものである。その上で
前記検査手段2と前記駆動手段1とを組み合わせて1式
とし、前記車両の前輪50aと後輪50bに対応する相
当位置に前記1式をそれぞれ配設して構成することを特
徴とするものである。ここに上記した前記サイドスリッ
プ検出器4、前記イコライザ34、前記復元装置38、
前記ロック手段44および前記警報手段47は、その構
成の組合せ、取付位置の決定、それらの選択的使用など
は、決定するそれらの配設に危険が生じないものである
限り、適宜に選択決定して本発明の実施例とする事が出
来る。
【0008】なお本発明において、請求項1は図1に、
請求項2は図1、図3及び図4に、請求項3、請求項4
と請求項6は図3に、請求項5は図4に、請求項7は図
1と図2に、請求項8図5に、その内容をそれぞれ図示
する。
【0009】
【作用】かかる技術手段によれば、前記従来発明のよう
に、単機能試験毎に車両を当該試験機に移動させるので
なく、図1に示すごとく前記駆動手段1を作動させて前
記検査手段2によりブレーキ性能を試験するとともに、
サイドスリップ量の測定をさせることが可能となり、ま
た載荷重を測定することが出来る。この結果、1箇所で
の複合試験が可能となるとともに、前記試験場の省スペ
ース、効率的な土地利用、試験車両の移動距離の、短縮
化とその動線の単純化、試験時間の縮小が可能となり、
前記駆動手段1と前記検査手段2とを1式とし、その2
式を1組として前記した前後輪50を同時に測定可能と
するために、さらに前記試験場の試験業務を、混雑時に
あっても能率的な運営を可能とすることが出来る。更
に、本発明試験機の前記担持装置の載架面が平板上のプ
レートで形成するものなので、試験条件を一般走行状態
に近づけて試験出来るとともに、このことは得られる検
出値に信頼性を増すことにより、この種の試験機の性能
を大幅に向上する。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の好適な実施例
を例示的に詳しく説明する。ただしこの実施例に記載さ
れている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置な
どは特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲を
それのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎ
ない。図1は本発明の基本構成および全体構成を示す実
施例の平面図で、フレーム30に保持される前記検査手
段2を、移動可能に載架する2本の平行に敷設されるス
ライドレール16と該スライドレール16上にある前記
検査手段2を前後に移動可能とする、駆動装置11と該
駆動装置11の駆動力を調整可能の駆動力調整装置12
を配設する前記駆動手段1を設けるとともに、前記検査
手段2が、車両の左右の車輪50を個別に載架可能の前
記担持装置20と、該担持装置20が該フレーム30上
部に敷設の2本の平行なガイドレール31に案内され
て、左右に移動可能とする連結アーム33と該担持装置
20に配設して載架試験時の発生応力を検知する前記荷
重板22と該担持装置20に連接する前記サイドスリッ
プ検知器4とを有して構成するものである。そしてこの
構成から得られる各検査値は、制御器5を介して表示器
54に表示される。前記担持装置20は、上から下に、
前記車輪50の接地部材である平板状のトッププレート
21、その上面に検知板を少し突出させた前記荷重板2
2、緩衝材としてのゴム板および前記架台24を基本構
造として構成する。そして前記荷重板22は、既存商品
を使用し、ここに図示しないロードセルを主体とする複
次元の方向の発生応力を検出可能になっている(株式会
社ブリヂストン製:商品名「超薄型マルチフォースセン
サ」)。
【0011】図2は、要部構造を示す側面図で、ここに
示すように、前記フレーム30の下部には車32が付設
され、前記スライドレール16に沿って移動可能とさ
れ、また前記担持装置20の下部には前記ガイドレール
31にあわせて配設する、コロ受け26、該コロ受け2
6に遊動可能に配設するコロ25が前記ガイドレール3
1の溝内の要部に配設する、その表面を焼きばめして堅
牢で摩擦係数を小に加工したレース29上で移動可能の
ように、それぞれが構成している。そして前記担持装置
20から下方に突き出して、前記2本のガイドレール3
1の側面に接触しながら作動するリテーナーが、回転自
在に設けられて、前記担持装置20の運動中の姿勢保持
が可能に構成する。また前記担持装置20が、該車輪5
0による載架荷重を除去した後にその初期位置に復元可
能とする、バネ使用の復元装置38を付設するイコライ
ザ34がピン36を中心に回動自在に配設するととも
に、該イコライザ34は、前記担持装置20の移動量を
均衡可能とし、かつその移動状態を隣接する前記サイド
スリップ検出器4に伝達可能になっている。前記サイド
スリップ検出器4は、その構成が公知のポテンシオメー
タ利用の、検出器構造となっている。
【0012】図3は、本発明の他の実施例の要部を示す
平面図であり、ここに示すように、必要に応じて前記イ
コライザ34にはその初期位置を設定可能の、ダイヤル
式のゲージ板40を付設する構成にすることが出来る。
図6は、サイドスリップ値の立面説明図であって、前記
サイドスリップ検出器4では、図6に図示のように、左
右の前記車輪50の試験時のトレッド最大間隔Tを検出
して、前記制御器5によって算出するもので、安全対策
としては付加的に接触または無接触形のスイッチで構成
する警報手段47を配設して、所定量以上のスリップ量
検出に対処可能になっている。図3に示す前記サイドス
リップ検出器4は前記担持装置20の外側に検出用アー
ム41を付設して配設する形式であり、該検出用アーム
41の端部に可動自在に連接する連結アーム42は、中
心点35を軸にその一端を逆U字形に形成して前記警報
手段47に対応して設けられ、その他端は前記サイドス
リップ検出器4の検知部にリンクして、その検出移動量
が拡大して取り出し得るように調整可能に構成してな
る。このサイドスリップ量は、普通/km走った場合に
生ずるタイヤの横滑り量を云いますが、このサイドスリ
ップテスタでは0.8m走らせて生ずる横滑り量を/m
あたりに換算して指示計にはその指示値を1000倍
し、m/kmの単位で示します。なお図6において、サ
イドスリップ量はT−C=2eで示され、その数値は自
動車において単位長1m当り5mm以内といわれる。
【0013】図4は、本発明の別の実施例を要部を示す
平面図であり、図4に示すように、前記イコライザ34
に代えて、前記担持装置20と、前記サイドスリップ検
出器4および前記復元装置38をそれぞれ一対一に対応
して配設することができる。この場合の構成では、中間
的なリンク機構を介さないで直接に前記担持装置20の
移動量を、左右それぞれの前記検出器4が個別に検出す
るもので、得られる検出値は、前記制御器5で数値処理
される。前記担持装置20は、その下部に前記担持装置
20の適宜に移動停止を可能とする、一端にロックハン
ドル45を付設するロッド43の、その要所に係止する
ロック部材44Rとロック部材44Lとによって、前記
担持装置20と着脱自在に係合することが可能のロック
手段44を配設する。なお前記した駆動力調整装置12
は、図示のように電動機による駆動装置11の駆動力を
プーリ13を介して、回転自由に振れ止め金具15に位
置固定されるネジ付シャフト14を回転可能とし、かつ
前記検査手段2のフレーム30の要部に固定されている
ネジ付軸受49の内部を該シャフト14が螺設して配設
する構成であり、その結果該ネジ付軸受49を介し該シ
ャフト14の回転運動によって、前記フレーム30がス
ライドレール16上を前後に移動可能になっている。前
記駆動手段1は、上記方法によるものの他、公知の、ほ
かの電動手段、油圧用手段などに代えてもよい。
【0014】図5は、本発明の2式1組の構成の実施例
を示す、平面図であり、上記した構成から成る前記検査
手段2と前記駆動手段1とを組み合わせて1式とし、図
5に示すように、前記車両の前輪50aと後輪50bに
対応して踏板装置20aL、20bLの中心間距離E
は、自動車のホィールベース間距離に等しくなる様に設
定されている。尚、異なったホィールベース間距離を有
する自動車を測定する為には、公知の任意の技術を適用
することにより中心間距離Eを自動車のホィールベース
間距離に応じて変更可能な構成とするとともに、前記1
式をそれぞれ配設して2式1組の試験機に構成するもの
である。ここに本発明の2式1組の構成の前記試験機
は、それらに付設する、ここに図示しない電気系の制御
器または表示器は必ずしも合わせて単一化する必要はな
く、公知の従来方法によって、必要に応じて複合化する
か、もしくは1操作での同時試験可能に再構成するよう
に纏めて、単一盤に設けてもよい。
【0015】次に本発明の動作について説明する。ブレ
ーキ試験においては、前記担持装置20に載架した試験
車両の前記車輪50は回転自由とされ、前記駆動手段1
により設定される駆動力、換言すれば適度な速さで、前
記検査手段2の全体を前後に移動させる運動を強制す
る。次いで前記車両のブレーキを作動させると、その制
動力に対応する反力が前記担持装置20の前記荷重板2
2に伝達して、前記した前記荷重板22の構造によって
前記反力が電気信号に変換され、この信号が信号線51
を介して制御器5に送られて処理され、信号線53を介
して表示器54に検出値として、表示される。
【0016】サイドスリップ試験においては、予め試験
車両に係わる基準のトレッド間隔Cを確認して、前記検
査手段2をゼロ点設定して置いてから、前記担持装置2
0にその車両の前記車輪50を載架する。そのとき前記
車両50が有する、その時に現す固有のサイドスリップ
量を生じ、前記担持装置20を介して前記サイドスリッ
プ検出器4に前記量が移動量として電気信号を発生・変
換し、この信号が前記ブレーキ試験の場合と同じく、信
号線52を介して前記制御器5に送られて処理される。
また車輪荷重の測定は、前記荷重板22をそのまま輪重
計にして行う。ここで前記ロック手段44は、主として
本発明装置を使用しない場合の安全手段として、前記担
持装置20の拘束をする場合に操作する。本発明複合試
験機の試験時間は、単純に計算して単機能型の試験機の
50%以下になる。更に前記本発明の2式1組の構成の
複合試験機にあっては、さらに短時間の試験が可能で、
当該試験項目の試験動作中の移動操作は全くその必要も
なく、しかもプレート上で行われるので、その試験値は
一層その信頼性を向上するものが得られて、これにより
試験機の総合能力を向上させる効果を上げることが可能
となる。
【0017】
【発明の効果】以上記載したごとく本発明によれば、1
箇所でのブレーキ、サイドスリップ、輪重計としての使
用が可能の複合試験手段の確保と、本発明試験機の採用
により試験場での試験場利用スペースに余裕を生み出す
効果と試験準備作業が低減することにより、よりよい試
験業務環境の改善とその向上を図りつつ、また前記試験
により、検査値が一般走行時により近い条件でのデータ
採取を可能とする、試験値の信頼性向上を果たす、等の
種々の著効を有し、本発明にして始めてプレート式での
複合試験機の提供が可能になり、その実用的価値は極め
て大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体構成の1実施例を示す、平面図で
ある。
【図2】要部構造を示す、側面図である。
【図3】本発明の他の実施例を要部を示す、平面図であ
る。
【図4】本発明の別の実施例を要部を示す、平面図であ
る。
【図5】本発明の2式1組に構成の実施例を示す、平面
図である。
【図6】サイドスリップ値の立面説明図である。
【図7】プレート式試験機の先行技術を示す、平面図で
ある。
【図8】サイドスリップ試験機の先行技術を示す、平面
図である。
【符号の説明】
1 駆動手段 11 駆動装置 1
4 ネジ付きシャフト 16 スライドレール 2 検査手段 2
0 担持装置 20L 左車輪用担持装置 20R 右車輪用担持
装置 21 トッププレート 22 荷重板 24 架台 25 コロ 2
8 リテーナー 30 フレーム 31 ガイドレール 3
3 連結アーム 35 中心点 37 取付板 3
8 復元装置 4 サイドスリップ検出器 40 ダイヤルゲージ
板 41 検出用アーム 43 ロッド 44 ロック手段 47 警報手段 49 ネジ付軸受 5 制御器 50 自動車の車輪 54 表示器 60 ブレーキ試験装置 61 レール 62 プレート 63 シリンダー装置 66 連結アーム 70 車輪整列装置 72 支持板 74 スリップ板 77 サイドスリップ量検出器 a 前輪符号 b 後輪符号 C トレッド間隔 D 車輪進行方向 F 揺動方向 L 左側機器符号 R 右側機器符号 P 荷重 Q 求心方向 S 遠心方向 E ホィールベース

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の車輪を検査手段に載架させ、該車
    輪を介して前記車両の性能を検査する試験装置におい
    て、前記検査手段を移動可能に載架するスライドレール
    と前記検査手段を前後に移動可能とする駆動手段を設け
    るとともに、前記検査手段が、車両の左右の車輪を個別
    に載架可能で、かつ前記車輪との接触面が平板状である
    担持装置と該担持装置が左右に移動可能とする連結アー
    ムと該担持装置に配設して載架試験時の発生応力を検知
    する荷重板と該担持装置に連接するサイドスリップ検出
    器とを有して構成することを特徴とする車両用プレート
    式複合試験機。
  2. 【請求項2】 前記担持装置が、載架荷重の除去後にそ
    の初期位置に復元可能とする復元装置を付設するイコラ
    イザを配設する請求項1記載の車両用プレート式複合試
    験機。
  3. 【請求項3】 前記イコライザが、前記イコライザの初
    期位置を設定可能のゲージ板を付設する請求項2記載の
    車両用プレート式複合試験機。
  4. 【請求項4】 前記サイドスリップ検出器が、警報手段
    を配設する請求項1記載の車両用プレート式複合試験
    機。
  5. 【請求項5】 前記担持装置と前記サイドスリップ検出
    器および前記復元装置とが、それぞれ一対一に対応して
    配設する請求項1記載の車両用プレート式複合試験機。
  6. 【請求項6】 前記担持装置が、前記担持装置の移動停
    止を可能とする、着脱自在のロック手段を配設する請求
    項1記載の車両用プレート式複合試験機。
  7. 【請求項7】 前記駆動手段が、前記検査手段の設定移
    動量に対応して調整可能とする駆動力調整装置を配設し
    て構成する請求項1記載の車両用プレート式複合試験
    機。
  8. 【請求項8】 前記検査手段と前記駆動手段とを組み合
    わせて1式とし、前記車両の前輪と後輪に対応する相当
    位置に前記1式を並設して構成する請求項1記載の車両
    用プレート式複合試験機。
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Cited By (6)

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