JP2960837B2 - 容器封止具 - Google Patents

容器封止具

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JP2960837B2 JP17568693A JP17568693A JP2960837B2 JP 2960837 B2 JP2960837 B2 JP 2960837B2 JP 17568693 A JP17568693 A JP 17568693A JP 17568693 A JP17568693 A JP 17568693A JP 2960837 B2 JP2960837 B2 JP 2960837B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、牛乳、ヨーグルト、
ジュース、清酒、ワイン等の液体を貯留するゲルトップ
型容器の上端を封止する容器封止具に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のゲーブルトップ型の液体
容器においては、液体が貯留された箱体の上部に、一対
の外片と一対の内片とからなる開閉代を設け、使用時に
はその開閉代を四角形状に開口し、不使用時には内片を
外片側に折り曲げることにより、内片を外片に重ね合わ
せて開閉代を閉じるようにしている。この液体容器の不
使用時には両外片同士は互いに重なり合っていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記の液体容器によれ
ば、不使用時に開閉代を閉じることにより液体容器内へ
の異物の混入を防止できるものの、内片と外片とを密閉
状態に保持する手段がないので、内外両片間に隙間が生
じてしまう。そのため、液体容器内の液体が例えば牛乳
やヨーグルトである場合には、他のもののにおいが前記
隙間を通って液体に移りやすく、さらには、誤って液体
容器が倒れた場合、内片と外片との間の隙間から液体が
こぼれ出てしまうという問題があった。
【0004】本発明は前述したような事情に鑑みてなさ
れたものであり、その目的は、簡単な操作で両外片を重
ね合わせた状態に保持して開閉代を密閉でき、他のもの
の臭いが液体に移ったり、箱体が倒れたときに同液体が
こぼれ出たりするのを確実に防止することができる容器
封止具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、ゲーブルトップ型の容器の上端
の開閉代に固定され容器封止用受具と、前記開閉代を
挟持して開閉代を封止状態に保持する保持具とからな
り、前記保持具は、前記開閉代を挟持する封止位置と該
封止位置から離脱して前記開閉代の挟持状態を開放する
開放位置との間を前記容器封止用受具に対して回動可能
であることをその要旨とするものである。
【0006】請求項2の発明は、請求項1に記載の容器
封止具において、前記容器封止用受具は、前記開閉代の
長手方向に向かって開口する掛止孔を備えていること
その要旨とするものである。
【0007】請求項3の発明は、請求項2に記載の容器
封止具において、前記保持具は、前記開閉代を挟持する
挟持部と、その挟持部に突設されて前記掛止孔に掛止さ
れる掛止部とからなることをその要旨とするものであ
る。
【0008】請求項4の発明は、請求項3に記載の容器
封止具において、前記挟持部は、前記開閉代を挟持する
凹部を備え、該凹部は、内奥部ほど開口幅が狭くなるよ
うに内壁面が湾曲状に形成されていることをその要旨と
するものである。
【0009】
【0010】
【作用】本発明の構成によれば、簡単な操作で開閉代を
重ね合わせた状態に保持して密閉できる。挟持部を保持
位置へ回動させて開閉代に被覆すると、開閉代は互いに
重ね合わされた状態に保持される。従って、この時には
挟持部によって開閉代が密閉されるので、容器内の液体
に他のもののにおいが移ることが防止される。又誤って
容器が倒れても液体が注ぎ口からこぼれ出ることが防止
される。
【0011】
【実施例】以下、この発明を具体化した容器封止具の一
実施例を図1〜図9に基づいて説明する。本実施例の容
器封止具9は、全体が合成樹脂製であり、図1〜図7に
示すように、受具10と保持具14とからなる。
【0012】受具10は、中央下部に取り付け溝12が
形成され、その両側には一対の長方形状の掛止孔11が
形成されている。保持具14は、挟持部15と掛止部2
0よりなる。
【0013】挟持部15は平面略T状をなし、その下面
には幅狭の第1凹部17と、横の広がる第2凹部16と
が形成されている。第1凹部17は、図7に示すよう
に、内奥部ほど幅がさらに狭くなるように両側壁内面が
湾曲状に形成されている。そして掛止部20と接する側
の壁は、後述する押さえ棒22を収容するために中央部
が切り欠き形成されている。壁の両端下部には後述する
係止突起と嵌合させるための小孔18が形成されてい
る。
【0014】掛止部20は板状の基板21と、その一側
に突設された一対の突片23とからなる。そして、基板
21には中央下部に取付溝25が形成されており、突片
23が形成されているのと反対側には一対のL字状の押
さえ棒22と係止突起26とが一体形成されている。突
片23の先端には先鋭状の掛止突起24が形成されてい
る。挟持部15は基板21の上端に対して連結部27及
びヒンジ28を介して折り曲げ可能に連結されている。
【0015】次に、この実施例の容器封止具の使用方法
を図1〜図7に基づいて説明する。まず受具10は、ゲ
ーブルトップ容器の開閉代8の一端部(開閉しない方)
に、取り付け溝12を嵌合させることにより予め固定さ
れている。この受け具10は例えば工場出荷の時に取り
付けられる。
【0016】そして、消費者は容器を開封するにあた
り、保持具14を持って、掛止部20に設けられた突片
23を、受具10の掛止孔11に挿嵌する。このように
すれば、突片23の先端の掛止突起24が掛止孔11の
端に掛止され、保持具20は受具10に、容易に離脱し
ないように支持される。この状態で、図1に示すように
保持具20が上方へ退避回動されて、開閉代8が開封さ
れる。なお、押さえ棒22は、未開封の容器の開閉代8
が開封されるときに、その開閉代8を両側から押さえて
開封作業を容易にするものである。
【0017】開封された開閉代8を閉鎖するには、ヒン
ジ28を中心として挟持部15を下方へ回動させる。す
ると挟持部15に形成されている第1凹部17に開閉代
8が収容されて密閉される。すなわち、図2において開
閉代8は一見閉じているものの、閉鎖はされていない。
従って、このままでは、液体容器外の他のもののにおい
が液体に移ったり、容器内に雑菌が容易に侵入したり、
あるいは、液体容器が誤って倒れた場合、液体がこぼれ
出たりするおそれがある。
【0018】そこで、ヒンジ28を中心として挟持部1
5を開閉代8の方向へ下方回動させると、開閉代8は挟
持部15の第1凹部17の狭い奥部に挟入されて、密閉
される。このとき、第1凹部17は湾曲状をなしている
ため、開閉代8が波うったり、凹凸していたりしても,
開閉代8が第1凹部17にスムーズに入り込む。そし
て、挟持部15が容易に開閉代8から離脱しないよう
に、係止突起26が小孔18に嵌合される。以上のよう
に開閉代8が密閉されて、他のもののにおいが液体に移
ったり、容器内に雑菌が容易に侵入したり、あるいは、
液体がこぼれ出たりするおそれを防止できる。
【0019】容器が空になって、容器を廃棄する場合に
は、突片23の掛止突起24を掛止孔11から外して、
その突片23を掛止孔11から抜き出すことにより、保
持具14を受具10から外す。そして、受具10は容器
に固定されたまま容器とともに廃棄され、保持具14は
次の新たな容器の密閉保持用に使用される。従って保持
具14は繰り返し使用が可能であり、廃棄されることが
ないので資源の節約にも寄与し、環境にもよい。
【0020】なお、この発明は上記実施例に限定される
ものではなく、この発明の趣旨から逸脱しない範囲で任
意に変更してもよい。 (1)挟持部15の回動操作作を容易にするために同挟
持部15の端部に指当て部を設けること。 (2)ヒンジ28に代えて、軸によって挟持部15を基
板21に回動可能に支持すること。 (3)図8に示すように、挟持部15の端部に圧縮コイ
ルバネ31によって内側に付勢される押さえピン30を
設けること。このようにすれば、密閉がより確実なもの
となる。開閉代8を開封または開放する場合には押さえ
ピン30をバネ31の付勢力に抗して矢印方向へ引けば
良い。
【0021】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明の容器封
止具によれば、開封された開閉代を簡単に密閉でき、他
のもののにおいが液体に移ったり、雑菌が容易に侵入し
たり、液体がこぼれたりするのを確実に防止することが
できる。又、予め箱体に受具のみを装着しておけば、保
持具は繰り返し使用が可能であり、省資源に役立つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による実施例の容器封止具を箱体に取
着し、挟持部を開放位置へ回動し、容器の注ぎ口を開け
た状態における斜視図である。
【図2】この発明による実施例の容器封止具を箱体に取
着し、挟持部を開放位置へ回動し、容器の注ぎ口を閉じ
た状態における斜視図である。
【図3】この発明による実施例の容器封止具を箱体に取
着し、挟持部を保持位置へ回動した状態における斜視図
である。
【図4】この発明による実施例の容器封止具の分解斜視
図である。
【図5】この発明による実施例の容器封止具を箱体に取
着し、挟持部を開放位置へ回動させ、注ぎ口を閉じた状
態の容器の部分側面図である。
【図6】図3におけるA−A線断面図である。
【図7】図3におけるB−B線拡大断面図である。
【図8】挟持部に押さえピンを取着した状態を示す断面
図である。
【図9】挟持部の掛止部との接合面側から見た斜視図と
掛止部の挟持部との接合面側から見た斜視図である。
【符号の説明】
1…箱体、8…開閉代、9…容器封止具、10…受具、
11…掛止孔、14…保持具、15…挟持部、20…掛
止部。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゲーブルトップ型の容器の上端の開閉代
    (8)に固定され容器封止用受具(10)と、 前記開閉代(8)を挟持して開閉代(8)を封止状態に
    保持する保持具(14)からなり、 前記保持具(14)は、前記開閉代(8)を挟持する封
    止位置と該封止位置から離脱して前記開閉代(8)の挟
    持状態を開放する開放位置との間を前記容器封止用受具
    (10)に対して回動可能である 容器封止具。
  2. 【請求項2】 前記容器封止用受具(10)は、前記開
    閉代(8)の長手方向に向かって開口する掛止孔(1
    1)を備えている請求項1に記載の容器封止具。
  3. 【請求項3】 前記保持具(14)は、前記開閉代
    (8)を挟持する挟持部(15)と、その挟持部(1
    5)に突設されて前記掛止孔(11)に掛止される掛止
    部(20)とからなる請求項2に記載の容器封止具。
  4. 【請求項4】 前記挟持部(15)は、前記開閉代
    (8)を挟持する凹部(17)を備え、該凹部(17)
    は、内奥部ほど開口幅が狭くなるように内壁面が湾曲状
    に形成されている請求項3に記載の容器封止具。
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