JP2960156B2 - 光学ヘッド装置 - Google Patents

光学ヘッド装置

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JP2960156B2 JP2340278A JP34027890A JP2960156B2 JP 2960156 B2 JP2960156 B2 JP 2960156B2 JP 2340278 A JP2340278 A JP 2340278A JP 34027890 A JP34027890 A JP 34027890A JP 2960156 B2 JP2960156 B2 JP 2960156B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、情報記憶装置、例えば、コンピュータ等
の外部記憶装置として利用される光ファイリング装置に
かかり、特に、情報記録媒体に向かって光ビームを照射
することで情報を記録し或いは再生する光学式情報記録
再生装置に組込まれる光学ヘッド装置に関する。
(従来の技術) 一般に、光ファイリング装置では、第5図に示されて
いるような光ピックアップ70、この光ピックアップ70を
記録媒体即ち光ディスク100に対して概ね平行に移動さ
せる駆動アーム60、及び、この駆動アーム60を光ディス
ク100に含まれているトラックTに対して半径方向(矢
印Aと平行な方向)に移動するためにアーム60を付勢す
る駆動ユニット50を有している。上記光ピックアップ70
は、光ディスク100の記録面に対してレーザビームを集
光させ、或いは、光ディスク100から反射されたレーザ
ビームを図示しない光検出機構に導く対物レンズ72、こ
の対物レンズ72及びレンズ72を支持する本体74を光ディ
スク100の記録面と直交する方向に移動させるための力
を発生するフォーカス制御コイル76、上記対物レンズ72
及びピックアップ本体74を光ディスク100のトラックT
と直交する方向(矢印Cと平行な方向)に移動させるた
めの力を発生するトラック制御コイル78等で形成されて
いる。尚、上記レンズ72、本体74、フォーカス制御コイ
ル76及びトラック制御コイル78は、シャーシ80上に一体
に組立てられているとともに、上記レンズ72に対してレ
ーザビームを供給する図示しない半導体レーザ、光ビー
ムを電気信号に変換する図示しない光検出器、及び、上
記フォーカス制御コイル76或いはトラック制御コイル78
を付勢するための電力を供給するとともに、上記光検出
器からの出力信号を伝達するための図示しない電気回路
基板を有している。
上記光ピックアップ70は、図示しないねじ部材を介し
て駆動アーム60の端部に形成されているマウント62に固
定されている。また、上記駆動アーム60は、マウント62
が配置されている端部と反対側の端部に駆動ユニット50
の一部であるアーム駆動コイル54を有している。駆動コ
イル54の内部には、駆動ユニット50と一体に組立てら
れ、制御コイル54を移動可能に支持するヨーク52が配置
されている。
上述した光ファイリング装置では、光ディスク100
は、光ディスク100の記録面に含まれているトラックT
が、例えば、線速一定に、矢印Bの方向に回転される。
光ディスク100に対して情報が記録される場合には、図
示しない光源即ちレーザから発生されたレーザビームが
図示しない電気回路を介して記録すべき情報に応じて強
度変調され、光ピックアップ70のレンズ72を介して光デ
ィスク100の記録面に照射される。光ディスク100の記録
面はレーザビームによって加熱され、表面の反射率が変
化されることで、情報が記録される。光ディスク100か
ら情報が再生される場合には、一定強度を有するレーザ
ビームが光ピックアップ70のレンズ72を介して光ディス
ク100の記録面に照射される。光ディスク100に照射され
たレーザビームは、光ディスク100で反射されるととも
に、光ディスク100に記録されている情報即ち光ディス
ク100の記録面の反射率の変化に応じて強度変調され、
再び光ピックアップ70に戻される。この光ディスク100
からの反射レーザビームは、図示しない光検出器を介し
て電気信号に変換され、図示しない信号再生回路によっ
て光ディスク100に記録されている情報として再生され
る。
ところで、上記光ピックアップ70が利用されて情報が
記録或いは再生される場合には、光ディスク100の記録
面に照射されるレーザビームは、ピックアップ70に含ま
れているレンズ72を介して上記記録面に正確に結像され
る(集束される)ことが望まれている。また、線速一定
で回転され、光ディスク100の内周から外周に向かって
放射状に延ばされている記録面のトラックTの中心とレ
ーザビームが結像される位置とが常に一致することが望
まれている。従って、既に説明したように、フォーカス
制御コイル76及びトラック制御コイル78が利用されて、
上記レーザビームと光ディスク100の記録面との間隔及
びトラックの中心とが一致される。即ち、フォーカス制
御コイル76及びトラック制御コイル78に電力が供給さ
れ、光ピックアップ本体74が任意の方向に移動されるこ
とで、光ピックアップ本体74と光ディスク100とが常時
最良の位置関係に維持される。この場合、光ピックアッ
プ70即ち光ピックアップ本体74が光ディスク100上のト
ラックに対して追尾可能な範囲は、選択されている所望
の1トラックのみであって、例えば、複数のトラックを
ジャンプしたり、光ディスク100の全トラックに亘って
ジャンプする場合には、上記駆動アーム60が付勢される
ことによる光ピックアップ70の移動がなされる。尚、上
記駆動アーム60は、上記駆動コイル54に所望の電力が与
えられることで駆動コイル54がヨーク52上を往復動する
ことで、矢印Aの方向に往復動される。
(発明が解決しようとする課題) 上述した光学ヘッド装置では、光ピックアップ70は、
フォーカス制御コイル76及びトラック制御コイル78を介
して任意の方向(上下左右)に移動される。この場合、
フォーカス制御コイル76は、中空コイルであるから比較
的裕度をもってほぼ垂直に往復動可能である。しかしな
がら、トラック制御コイル78は、偏平コイルが利用され
ていることから、移動量の総量が比較的少なくなってし
まう問題がある。また、上記光ピックアップ本体74は、
図示しない4本のワイヤ(線状ばね)を介してシャーシ
80に固定されていることから、上記フォーカス制御コイ
ル76とトラック制御コイル78の移動量(移動可能な量の
最大値)の差によって、光ピックアップ本体74が光ディ
スク100に対して捩れてしまう虞れがある。この場合、
光ディスク100に対して常時最良の位置関係に維持され
るべき光ピックアップ本体74即ち対物レンズ72と光ディ
スク100との位置関係が捩じれの状態になることから、
良好なフォーカシング及びトラッキングが得られなくな
る問題がある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明は、対物レンズを支持する部材と、この支持
部材に、一端側が取り付けられ、他端側が固定部に固定
され、上記対物レンズの光軸に直交する方向に伸びて配
置され、上記支持部材の上記対物レンズを移動可能に支
持する複数本のワイヤと、上記支持部材の周囲に取り付
けられ、互いに直交する方向に移動可能な中空のフォー
カス制御コイルおよび中空のトラック制御コイルと、上
記フォーカス制御コイルの中空部を貫通し、光軸方向に
伸びて配置された、フォーカス用ヨークと、上記トラッ
ク制御コイルの中空部を貫通し、光軸方向と直交する方
向であって、かつ上記複数本のワイヤと直交する方向に
伸びて配置されたトラック用ヨークと、上記フォーカス
制御コイルの周囲に設けられ、上記フォーカス制御コイ
ルに磁界を与えるもので、電流が供給される上記フォー
カス制御コイルと上記フォーカス用ヨークと共にフォー
カス用磁気回路を形成することにより、上記支持部材に
フォーカス用駆動力を与え、上記支持部材の上記対物レ
ンズを上記フォーカス用ヨークに沿って上記光軸方向で
あるフォーカス方向に移動するフォーカス用マグネット
と、上記トラック制御コイルの周囲に設けられ、上記ト
ラック制御コイルに磁界を与えるもので、電流が供給さ
れる上記トラック制御コイルと上記トラック用ヨークと
共にトラック用磁気回路を形成することにより上記支持
部材にトラック用駆動力を与え、上記支持部材の上記対
物レンズを上記トラック用ヨークに沿って上記対物レン
ズの光軸に直交する方向であって、かつ上記複数本のワ
イヤと直交する方向であるトラッキング方向に移動する
トラッキング用マグネットと、からなり、上記フォーカ
ス用磁気回路を形成する上記フォーカス制御コイルと上
記フォーカス用ヨークと上記フォーカス用マグネットと
が互いに対向配置されており、上記支持部材の自重によ
る垂れ下がりを無視した場合に、上記支持部材に対し、
上記フォーカス方向に上記フォーカス用駆動力が与えら
れて上記支持部材が変位する量は、上記支持部材に作用
する上記トラック用駆動力の作用線と上記支持部材の重
心とのずれであり、かつ上記トラック用磁気回路を形成
する上記トラック制御コイルと上記トラック用ヨークと
上記トラック用マグネットとが互いに対向配置されてお
り、上記支持部材の自重による垂れ下がりを無視した場
合に、上記支持部材に対し、上記トラック方向に上記ト
ラック用駆動力が与えられて上記支持部材が変位する量
は、上記支持部材に作用する上記フォーカス用駆動力の
作用線と上記支持部材の重心とのずれであり、上記複数
本のワイヤ、上記フォーカス制御コイル、上記フォーカ
ス用ヨークおよび上記フォーカス用マグネットからな
り、上記支持部材を上記フォーカス方向に移動するフォ
ーカス方向移動手段の可動部重量、上記フォーカス方向
のダンピング係数および上記フォーカス方向のばね定数
が、上記複数本のワイヤ、上記トラック制御コイル、上
記トラック用ヨークおよび上記トラック用マグネットか
らなり、上記支持部材を上記トラック方向に移動するト
ラッキング方向移動手段の可動部重量、上記トラッキン
グ方向のダンピング係数および上記トラッキング方向の
ばね定数と同等であり、Ffを上記第1の移動手段から発
生される上記フォーカス用駆動力、Ftを上記第2の移動
手段から発生される上記トラック用駆動力、Δyを上記
駆動力Ffによって生じる上記支持部材の変位量、Δxを
上記駆動力Ftによって生じる上記支持部材の変位量、お
よびMを上記支持部材に作用するモーメントとすると
き、M=Ff・Δx−Ft・Δyとなると共に、Mの値が概
ね0となることを特徴とする光学ヘッド装置を提供する
ものである。
(作用) この発明によれば、光ディスクの記録面に対して平行
に配置される対物レンズは、互いに相似形に形成された
フォーカス制御系(フォーカス制御コイル)及びトラッ
ク制御系(トラック制御コイル)を介して支持されてい
る。この場合、対物レンズが移動される際のモーメント
は、互いに打ち消す方向に作用される。従って、対物レ
ンズが移動される際に生じる傾きが除去される。
(実施例) 以下、図面を用いてこの発明の一実施例について説明
する。
第1図、第2A図及び第2B図によれば、光ピックアップ
2は、図示しない光ディスクの記録面に対してレーザビ
ームを集光させ、或いは、光ディスクから反射されたレ
ーザビームを図示しない光検出機構に導く対物レンズ10
を有している。この対物レンズ10は、光ピックアップ本
体12に固定されている。このピックアップ本体12は、フ
ォーカス制御コイル14及びトラック制御コイル16を有
し、所望の方向に移動可能に形成されているとともに、
4本のワイヤ(線状ばね)24を介してピックアップシャ
ーシ20に支持されている。尚、4本のワイヤ(線状ば
ね)24は、例えば、シャーシ20と同一材料によってモー
ルドされているワイヤ固定ブロック22を介してシャーシ
20に固定されている。また、上記フォーカス制御コイル
14及びトラック制御コイル16の周囲には、フォーカシン
グのためにフォーカス制御コイル14に磁界を与えるマグ
ネット18及びトラッキングのためにトラック制御コイル
16に磁界を与えるマグネット26(第2A図参照、本来4個
配置されているが第1図は、部分概略図であるから1個
しか見えない)が、それぞれ、配置されている。
上記光ピックアップ本体12の周囲に配置されるフォー
カス制御コイル14及びトラック制御コイル16は、それぞ
れ、中空コイルであって、互いに直交する方向に移動可
能に形成されている。フォーカス制御コイル14は、マグ
ネット18から発生される磁界と自身に電流が供給される
ことで発生する磁界との反発力或いは吸引力によって対
物レンズ10即ちピックアップ本体12をレンズ10の光軸方
向(第2B図における上下方向)に移動させる。また、ト
ラック制御コイル16は、マグネット26から発生される磁
界と自身に電流が供給されることで発生する磁界との反
発力或いは吸引力によって対物レンズ10を図示しない光
ディスクに含まれているトラックと直交させる方向(こ
の第1図では、上記対物レンズ10の光軸方向に直交する
方向であって、且つ、4本のワイヤ24と直交する方向、
即ち、第2A図における上下方向)に移動される。この場
合、フォーカス制御コイル14は、ヨーク20に沿って、ま
た、トラック制御コイル16は、ヨーク28に沿って、それ
ぞれ、移動されることはいうまでもない。
第3図によれば、可動部の自重による垂れ下がりを無
視した場合、フォーカス方向に駆動力Ffが与えられるこ
とで、上記可動部はΔYだけシフトされる。ここで、上
記可動部に対して作用する駆動力の作用線と重心とのズ
レは上記磁気回路の位置によって規定されることからΔ
Yとなる。同様に、トラック方向に駆動力Ftが与えられ
ることで、上記可動部はΔXだけシフトされる。また、
上記可動部に対して作用する駆動力の作用線と重心との
ズレはΔXとなる。このことから、上記可動部の重心を
中心として作用するモーメントMは、 M=Ff・Δx−Ft・Δy ……I となる。
また、上記レンズアクチェータの可動部における運動
方程式は、 Kxをトラック方向におけるワイヤ(線ばね)のばね定
数、 Kyをフォーカス方向におけるワイヤ(線ばね)のばね
定数、 Cxをトラック方向におけるダンパの減衰係数、 Cyをフォーカスにおけるダンパの減衰係数とおくと、 と表せる。
このI〜III式をラプラス変換すると、 M(s)=Ff(s)Δx(s)−Ft(s)Δy(s) ……I′ ms2y(s)=−Ky・y(s)−sCy・y(s)+Ff
(s) ……II′ ms2x(s)=−Kx・x(s)−sCx・x(s)+Ft
(s) ……III′ が、それぞれ得られる。
ここで、II′及びIII′式より、 となる。
先に説明した「M=Ff・Δx−Ft・Δy」すなわち
(I)式を、ラプラス変換した式「M(s)=Ff(s)
・x(s)−Ft(s)・Δy(s)」に、IV式とV式を
代入し、x(s),y(s)を除去することで、 と変形でき、VI式(M(s))は、さらに、 と変形できる。
ここで、平行に配置されている4本のワイヤ24が利用
されている支持系について考察する。
上記フォーカス方向及びトラック方向における振動系
が概ね相似形であるとき、Kx≒Ky,Cx≒Cyであることか
ら、上記VI式は、「M(s)=0」と表される。
ところで、第5図に示されている例では、トラック制
御コイル78の移動量(移動可能な最大量)がフォーカス
制御コイル76の移動量(移動可能な最大量)に比べて小
さいことから、上記“M(s)=0"が満足されないこと
が確認されている。
また、第1図、第2A図及び第2B図に示されている光ピ
ックアップ2では、ピックアップ2自身の重さによる垂
れ下がりが考慮されてないことから、上記II式における
右辺には、重力Gとピックアップ2自身の重量に関する
項即ち“−mg"が付加される。従って、式Iにおいて、
上記“M(2)=0"が満足される必要がある。この場
合、例えば、光ピックアップ2を第4図に示されている
ように、フォーカス方向において対物レンズ10に重力G
の影響を受けない配置(第4図は、図示しない光ディス
クの記録面が重力Gの方向に対して垂直に配置されてい
ることを示している。従って、フォーカス制御コイル14
及びトラック制御コイル16は、それぞれ、重力Gに直交
する方向に移動される。)にすることで、上記“M
(s)=0"が満足される。尚、対物レンズ10及び光ピッ
クアップ12の重量を最小にすることで、対物レンズ10と
光ディスクとの位置関係の捩じれ即ち対物レンズ10の傾
きが最小にできることはいうまでもない。
(発明の効果) 以上説明したようにこの発明によれば、光ディスクの
記録面と平行に配置されなければならない対物レンズ
は、4本のワイヤ(線ばね)を介して、フォーカス制御
系(フォーカス制御コイル)及びトラック制御系(トラ
ック制御コイル)の対称性が利用されることで、対物レ
ンズの傾きが最小になるよう支持されている。この場
合、光ディスクに対して平行に配置される対物レンズ即
ち光ピックアップを光ディスクに記録されている情報に
追尾させる際の対物レンズの傾きが除去できることか
ら、記録精度或いは読取精度の高い光ピックアップが提
供される。従って、正確な情報の記録或いは情報の再生
が可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例である光ピックアップを
示す概略図、第2A図は、第1図に示されている光ピック
アップの平面図、第2B図は、第2A図に示されている光ピ
ックアップの断面図、第3図は、この発明の光ピックア
ップに作用するモーメントを示す概略図、第4図は、第
1図に示されている光ピックアップの変形例を示す平面
図、第5図は、従来から利用されている光学ヘッド装置
を示す概略図である。 2……光ピックアップ、10……対物レンズ、12……ピッ
クアップ本体、14……フォーカス制御コイル、16……ト
ラック制御コイル、18……フォーカシング用マグネッ
ト、20……ピックアップシャーシ、22……ワイヤ固定ブ
ロック、24……ワイヤ(線ばね)、26……トラッキング
用マグネット、28……トラック制御コイルヨーク、30…
…フォーカス制御コイルヨーク。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 7/085

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対物レンズを支持する部材と、 この支持部材に、一端側が取り付けられ、他端側が固定
    部に固定され、上記対物レンズの光軸に直交する方向に
    伸びて配置され、上記支持部材の上記対物レンズを移動
    可能に支持する複数本のワイヤと、 上記支持部材の周囲に取り付けられ、互いに直交する方
    向に移動可能な中空のフォーカス制御コイルおよび中空
    のトラック制御コイルと、 上記フォーカス制御コイルの中空部を貫通し、光軸方向
    に伸びて配置されたフォーカス用ヨークと、 上記トラック制御コイルの中空部を貫通し、光軸方向と
    直交する方向であって、かつ上記複数本のワイヤと直交
    する方向に伸びて配置されたトラック用ヨークと、 上記フォーカス制御コイルの周囲に設けられ、上記フォ
    ーカス制御コイルに磁界を与えるもので、電流が供給さ
    れる上記フォーカス制御コイルと上記フォーカス用ヨー
    クと共にフォーカス用磁気回路を形成することにより、
    上記支持部材にフォーカス用駆動力を与え、上記支持部
    材の上記対物レンズを上記フォーカス用ヨークに沿って
    上記光軸方向であるフォーカス方向に移動するフォーカ
    ス用マグネットと、 上記トラック制御コイルの周囲に設けられ、上記トラッ
    ク制御コイルに磁界を与えるもので、電流が供給される
    上記トラック制御コイルと上記トラック用ヨークと共に
    トラック用磁気回路を形成することにより上記支持部材
    にトラック用駆動力を与え、上記支持部材の上記対物レ
    ンズを上記トラック用ヨークに沿って上記対物レンズの
    光軸に直交する方向であって、かつ上記複数本のワイヤ
    と直交する方向であるトラッキング方向に移動するトラ
    ッキング用マグネットと、からなり、 上記フォーカス用磁気回路を形成する上記フォーカス制
    御コイルと上記フォーカス用ヨークと上記フォーカス用
    マグネットとが互いに対向配置されており、上記支持部
    材の自重による垂れ下がりを無視した場合に、上記支持
    部材に対し、上記フォーカス方向に上記フォーカス用駆
    動力が与えられて上記支持部材が変位する量は、上記支
    持部材に作用する上記トラック用駆動力の作用線と上記
    支持部材の重心とのずれであり、かつ 上記トラック用磁気回路を形成する上記トラック制御コ
    イルと上記トラック用ヨークと上記トラック用マグネッ
    トとが互いに対向配置されており、上記支持部材の自重
    による垂れ下がりを無視した場合に、上記支持部材に対
    し、上記トラック方向に上記トラック用駆動力が与えら
    れて上記支持部材が変位する量は、上記支持部材に作用
    する上記フォーカス用駆動力の作用線と上記支持部材の
    重心とのずれであり、 上記複数本のワイヤ、上記フォーカス制御コイル、上記
    フォーカス用ヨークおよび上記フォーカス用マグネット
    からなり、上記支持部材を上記フォーカス方向に移動す
    るフォーカス方向移動手段の可動部重量、上記フォーカ
    ス方向のダンピング係数および上記フォーカス方向のば
    ね定数が、上記複数本のワイヤ、上記トラック制御コイ
    ル、上記トラック用ヨークおよび上記トラック用マグネ
    ットからなり、上記支持部材を上記トラック方向に移動
    するトラッキング方向移動手段の可動部重量、上記トラ
    ッキング方向のダンピング係数および上記トラッキング
    方向のばね定数と同等であり、 Ffを上記第1の移動手段から発生される上記フォーカス
    用駆動力、Ftを上記第2の移動手段から発生される上記
    トラック用駆動力、Δyを上記駆動力Ffによって生じる
    上記支持部材の変位量、Δxを上記駆動力Ftによって生
    じる上記支持部材の変位量、およびMを上記支持部材に
    作用するモーメントとするとき、 M=Ff・Δx−Ft・Δy となると共に、Mの値が概ね0となることを特徴とする
    光学ヘッド装置。
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JPS621132A (ja) * 1985-06-27 1987-01-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光デイスク装置用アクチエ−タ
JPS621133A (ja) * 1985-06-27 1987-01-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光デイスク装置用アクチエ−タ
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