JPH03203877A - クリアランス制御型磁気ヘッド駆動装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、記録媒体への情報の書込みおよび読比しに用
いられる磁気ヘッドと、記録媒体とのクリアランス制御
装置に関し、特に、光磁気用記録再生装置に好適に応用
できる磁気ヘッド駆動装置に関する。

鵞＊ｏａｔｅ 光磁気記録、特に磁界変調型の光磁気記録においては、
記録媒体から一定の高さに磁気ヘッドを維持して駆動す
ることが必要である。

従来、ハードディスク駆動装置において既に技術的に確
立されている浮上型の磁気ヘッドを。

光磁気記録のオーバーライド用磁気ヘッドとして用いる
ことが提案されている（特開昭６３−２１７５４８号公
報）。

しかしながら、光磁気ディスクは、チャッキング条件や
ディスク自体の精度誤差のため、ハードディスクに比べ
て面振れが著しく大きい。

また、光磁気ディスクは、ハードディスクと異なりリム
ーバブルディスクであるため、ゴミやホコリの影響も大
きい。このため、浮上型の磁気ヘッドの小さな浮上量で
、光磁気記録における磁気ヘッドと記録媒体との間のク
リアランスを制御することは、困難な問題が多かった。

そこで、記録ディスク上に対物レンズにより光をフォー
カシングさせ、オートフォーカス機構により対物レンズ
を具えた駆動部を駆動し、対物レンズと記録ディスクと
の距離を設定値に維持する光駆動装置を用い、これに磁
気ヘッドを取り付け、磁気ヘッドと記録ディスクとの距
離をフィードバック制御することが考えられる。

この場合、光駆動装置および磁気ヘッドはキャリッジに
取り付けられ、このキャリッジとともに、磁気ヘッドが
記録ディスク上を走行してトラッキング駆動される。ま
た、対物レンズおよび磁気ヘッドは、リニアモータを構
成する磁気回路により、記録ディスクの高さ方向に上下
駆動される。

しかしながら、対物レンズと磁気ヘッドを駆動する磁気
回路がキャリッジに搭載されているため、キャリッジ全
体としての重量増加を招き、キャリッジの振動モード特
性を悪化させるという問題がある。また、搭載構造のた
め、大きさ、特に駆動装置本体の高さ方向のスペース的
余裕を圧迫している。

さらに、小型化要求の観点から自ずと大きさが制御され
、磁気回路の駆動力も低下し、より感度の高いアクチュ
エータ機能を求められても、その要求に応えることが困
難であった。

が　　しようとする 本発明は、キャリッジの軽量化が可能で、また、高感度
化も実現可能な磁気ヘッド駆動装置を提供するものであ
る。

見胛勿豊處 本発明のクリアランス制御型磁気ヘッド駆動装置は、磁
気ヘッドを具えた磁気ヘッド可動部を有し、この磁気ヘ
ッド可動部がキャリッジに搭載されてキャリッジにより
記録媒体上を走行される磁気ヘッド駆動装置において、 磁気ヘッド可動部にコイルを設け、一方、磁気ヘッド可
動部とは別体でキャリッジによって走行されず、上記コ
イルと直進モータを構成する磁石装置を、キャリッジに
よる磁気ヘッド可動部の走行軌跡に沿って、磁気ヘッド
可動部の走行時に上記コイルが直進モータを構成しつつ
移動可能に配設したことを特徴とする。

尖−遣−」 第１図は本発明を光磁気記録ディスク駆動装置に応用す
る場合の実施例を示す側面図、第２図は第１図の矢印Ａ
方向から見た磁気ヘッド可動部２１近傍の断面図である
。第３図は、第１図の線Ｂ−Ｂに沿った断面図である。

キャリッジ１１には光学ヘッド１３が搭載され、また、
連結アーム１５、支持杆１９を介して磁気ヘッド２３が
搭載されている。光学ヘッド１３と磁気ヘッド２３とは
、記録ディスク７１を介して対向し、キャリッジ１１と
ともに記録ディスク７１上を走行して、スイングアーム
方式でトラッキング駆動される。

記録ディスク７１の面振れ等により、磁気ヘッド２３と
記録ディスク７１との距離に変動が生じると、磁気ヘッ
ド可動部２１に固定された対物レンズ４１からの光信号
をキャリッジ固定光学系１７で検知し、このエラー信号
により、磁気ヘッド可動部２１を上下駆動し、クリアラ
ンス制御する。

このエラー信号の検出機構は、従来の光学ヘッドにおい
て用いられているフォーカスアクチュエータ機構をその
まま採用できる。例えば、第６図に示すように、レーザ
ーダイオード５１からの光を、コリメータレンズ４７、
ビームスプリッタ４５、反射ミラー４３を介して、対物
レンズ４１により記録ディスク７１上に照射する。この
反射光を対物レンズ４１、反射ミラー４３、ビームスプ
リッタ４５．１７２波長板５３、反射ミラー５５、集光
レンズ５７、シリンドリカルレンズ５９を介して、４分
割フォトダイオード６１にスポット照射する。

対物レンズ４１と記録ディスク７１との距離が適正値か
ら外れると、４分割フォトダイオード６１上の光スポッ
トが、真円から楕円に変化するので、これからエラー信
号を採る。

磁気へラド２３および対物レンズ４１が固定された磁気
ヘッド可動部２１は、支持杆１９に嵌合し、ダンパ２５
（板バネ）により、上下動可能に支持杆１９に支持され
ている。

さらに、磁気ヘッド可動部２１には巻回コイル２７が取
り付けられ、この巻回コイル２７は、装置本体の筐体に
固定された永久磁石２９およびヨーク３１（磁石装置３
３）と、直進モータ（リニアモータ）を構成している。

巻回コイル２７の上側水平巻回部２７ａは、磁石装置［
３３により水平方向の磁束を受けており、上側水平巻回
部２７ａに電流が流れることにより、電流の方向に規制
され上または下方向への駆動力を得、ダンパ２５に抗し
て磁気ヘッド可動部２１を上下に動かし、エラー信号に
基いて磁気ヘッド２３と記録ディスク７１とのクリアラ
ンスを設定値に保つ。

磁気ヘッド２３は、第５図に矢印りで示したように、キ
ャリッジ１１とともに記録ディスク７１上を円弧状にス
イング駆動される。この実施例では第３図に示すように
、磁気ヘッド２３、すなわち巻回コイル２７の駆動軌跡
に沿って磁石装置３３が設けられており、巻回コイル２
７は、ヨーク３１゜３１の間を磁石装置３３と衝突する
ことなく、トラッキング駆動される。よって、記録ディ
スク７１のどの位置に磁気ヘッド２３がある場合におい
ても、巻回コイル２７に電流を流すことにより、磁気ヘ
ッド２３と記録ディスク７１のクリアランスを制御でき
る。

また、第５図で矢印Ｃで示したように、直進駆動される
磁気ヘッドにおいては、この駆動軌跡に合わせて、第４
図で示したように、磁石装置３３を直線上に装置本体の
筐体に固定すればよし１゜ 以上、光磁気記録における磁気ヘッドの駆動装置を中心
に説明したが、本発明の駆動機構は、他の記録方式、例
えば、一般の磁気記録装置における磁気ヘッドの駆動制
御機構にも適用できる。

３月Ｉり１果 本発明によれば、磁気ヘッドを磁気回路により駆動して
クリアランス制御するに際し、重量の大きな磁石装置を
固定部に配置でき、可動部であるキャリッジに搭載する
必要がないので、キャリッジ送り機構を軽量化でき、キ
ャリッジの特性を改善することができ、高速化も可能で
ある。

また、マグネット、ヨークを大きくできるので、より強
力な磁気回路とすることが可能となり、高感度なりリア
ランス制御ができる。

さらに、磁気ヘッド制御装置全体の小型化も可能となる
。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明の実施例を示す側面図、第２図はその矢
印へ方向から見た磁気ヘッド可動部近傍の断面図である
。第３図は、第１図の線Ｂ−Ｂに沿った断面図である。 第４図は、磁石装置の他の実施例を示す第３図に相当す
る断面図である。 第５図は、磁気ヘッドの走行方向を示す記録ディスクの
上面図である。 第６図は、エラー信号検出の光学系を示す図である。 １１・・・キャリッジ１３・・・光学ヘッド１５・・・
連結アーム　　　　１７・・・キャリッジ固定光学系１
９・・・支持杆　　　　　　２１・・・磁気ヘッド可動
部２３・・・磁気ヘッド　　　　２５・・・ダンパ２７
・・・巻回コイル　　　　２９・・・永久磁石３１・・
・ヨーク　　　　　　３３・・・磁石装置３５・・・筐
体　　　　　　　４１・・・対物レンズ４３・・・反射
ミラー　　　　４５・・・ビームスプリッタ４７・・・
コリメータレンズ　５１・・・レーザーダイオード５３
・・・１７２波長板　　　　５５・・・反射ミラー５７
・・・集光レンズ５９・・・シリンドリカルレンズ６１
・・・４分割フォトダイオード

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、磁気ヘッドを具えた磁気ヘッド可動部を有し、この
   磁気ヘッド可動部がキャリッジに搭載されてキャリッジ
   により記録媒体上を走行される磁気ヘッド駆動装置にお
   いて、 磁気ヘッド可動部にコイルを設け、一方、 磁気ヘッド可動部とは別体でキャリッジによって走行さ
   れず、上記コイルと直進モータを構成する磁石装置を、
   キャリッジによる磁気ヘッド可動部の走行軌跡に沿って
   、磁気ヘッド可動部の走行時に上記コイルが直進モータ
   を構成しつつ移動可能に配設したことを特徴とするクリ
   アランス制御型磁気ヘッド駆動装置。