JPS6122448A - 光学ヘツド位置決め機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （ａｌ　　発明の技術分野 本発明は光学ディスク装置に係り、特に光学ヘッド位置
決め機構に関する。

（ｂｌ　　従来技術と問題点 第３図は従来の光学ヘッドのアクセス機構の原理図を示
す。図において、１は記録媒体、２は記録媒体１の回転
軸となるスピンドル、３は光学ヘッドを示す。従来の光
デイスク装置における光学ヘッド３のアクセス方式は、
記録媒体１の媒体面の大きな範囲を媒体半径方向（矢印
Ｈ方向）にアクセスする粗アクセス機構と、トラック偏
心を含むトランクずれを矢印Ｈ方向に微少補正しようと
する所謂トラッキングのための微細アクセス機構及び記
録媒体面に形成する光ビームスポットの焦点を自動調整
するために対物レンズ７を矢印Ｖ方向に微少アクセスす
る自動焦点制御機構８とから構成される。

相アクセス機構は、ローラ４を有する粗動キャリッジ５
と、これを駆動する粗動ホイスコイルモータ６とからな
り、微細アク令ス機構は位置決め分解能を高めるため光
学へソド３の自動焦点機構８に装着された対物レンズ７
を粗動キャリッジ５に固定された微動ホイスコイルモー
フ９により駆動する。対物レンズ７の光軸１１は、粗動
キャリッジ５に固定された光学系の光軸と一致するよう
に空間を隔てて対設する。

粗動キャリッジ５に収容された光学ヘッドの光学系の構
成は、光源のレーザダイオード１２から出射したレーザ
光は、コリメートレンズ１３によって平行光線となり、
真円補正プリズム１４にて円形光束に整えられ、偏光ビ
ームスプリッタ１５とλ／４板１６（λはレーザ光の波
長）を通って対物レンズ７で光ビームスポットに集光さ
れ記録媒体１のトランク上に照射される。

また、記録媒体１からの反射光は、入射光路を逆進し、
偏光ビームスプリッタ１５で直角に反射され、シリンド
リカルレンズ１７と集光レンズ１８を経由して、光検知
器１９に受光される構成になっている。

なお、光学系にはこの他に焦点検出系、トランク位置検
出系、信号検出系等の検出回路２０が収納されている。

これらの光学系及び検出系部品を全部粗動キャリッジ５
に収容しているため、磁気ディスク装置の磁気ヘッドに
比較すると、遥かに質量の大なるものになっている。

従って、粗動キャリッジ５を記録媒体１の媒体率ｉ￥方
向の情報記録領域の全域をアクセスするためには、強力
な制動力を有する粗動ボイスコイル（−夕６と、ボール
ベアリングのような乾性摩擦を有するローラ４を介して
、媒体半径方向に設けたガイド金具１０上を往復移動可
能な粗動キャリッジ５の搬送機構が必要であった。この
搬送機構が粗動ボイスコイルモータ６の負荷となって加
わるため、高速アクセスは不可能であり、更に、粗動キ
ャリッジ５の慣性作用に伴うオーバシュート等が原因で
発生する暴走時には、震動のため光学系の光軸がずれて
しまう等の信頼性を低下せしめる欠点があった。

（Ｃ１発明の目的 本発明は、上記従来の欠点に鑑み、キャリッジを軽量化
して高速アクセスを可能ならしめると共に、装置の信頼
度を向上せしむることを目的とする。

＋ｄ）　　発明の構成 そしてこの目的は、光源と、媒体に光を集光する対物レ
ンズと、媒体の反射光を検出する検出部とを内蔵する光
学ディスク装置の駆動機構において、前記駆動機構に前
記対物レンズの焦点を調整する自動焦点制御機構を設け
、前記反射光を前記駆動機構の駆動方向を経由して前記
駆動機構の外部に設けられた検出部に入力するように構
成したことを特徴とする本発明の光学ヘッド位置決め機
構を提供することにより達成される。

即ち、本発明はキャリッジ上には必要最小限の光学部品
のみを搭載し、他の光学部品、検出回路等はキャリッジ
から分離して、震動の影響が少ない適切な位置に設置す
ることにある。

（ｅ）　　発明の実施例 以下本発明の実施例を図面によって詳述する。

なお、構成、動作の説明を理解し易くするために全図を
通じて同一部分には同一符号を付して示し、その重複説
明を省略す、る。第１図は本発明による光学ヘッド位置
決め機構の斜視図を示す。

図において、ローラ４を有するキ沖リッジ５は、対物レ
ンズ７を光軸方向に駆動する自動焦点制御機構８と、自
動焦点制御機構８と共に対物レンズ７及び反射鏡３１を
媒体半径方向に微少駆動する微動ボイスコイルモータ９
並びに４本の板ばね３２より成るトラッキング機構３３
を搭載し、媒体半径方向の情報記録領域をアクセスする
。

このキャリッジ５は所謂ボイス・コイル・モータ６”で
駆動され、ローラ４によってガイド金具１０上を高速で
移動する。

本発明による光学ヘッドは第３図にて示したキャリッジ
５内の光学系及び検出系はすべてキャリッジ５の外部に
設置し反射鏡３１と３４とを介して所要方向の光路Ａを
形成し、レーザダイオード１２からの送光と、光検知器
１９に対する受光を行う。

反射鏡３１が対物レンズ７からうける光軸をキャリッジ
５の移動方向、すなわち、記録媒体の半径方向に反射す
るように方向調整を行い固定することにより、キャリッ
ジ５が移動しても光路Ａを一定方向に維持することがで
きる。

光検出器１９では記録媒体１表面と対物レンズ７の焦点
間の相対位置誤差及び所定トランクと光点間の相対位置
誤差等が検出され、この信号は制御回路３５を経由して
フレキシブル平行ケーブル３６を介して自動焦点制御機
構８と微動ボイスコイルモータ９にフィードバックされ
る。

本発明では、従来の光学系の多くと検出系がキャリッジ
５に搭載されぬため、キャリッジ５は軽量化され高速ア
クセスが可能となる。またキャリッジ５が暴走した場合
でも、光源のレーザダイオード１２とコリメート・レン
ズ１３間、或いは光検出器１９等の高精度の位置合わせ
が必要な部分が震動のない位置に固設できるので光軸が
狂うおそれが少ない。

本発明では、キャリッジ５の位置によって記録媒体１表
面から光検出器１９に至る光路長が変化するので、焦点
位置誤差、トラッキング位置誤差等の検出信号の検出利
得が変化する可能性があるが、総光路長に対するキャリ
ッジ５の走行範囲が小さければ、大きな問題となり得な
い。またキャリッジ５の位置を検出して、それに対応し
７て検出利得の制御を行うこともできる。

またキャリッジ５の走行精度が焦点位置誤差。

トラッキング位置誤差の検出精度、ひいては記録情報の
再生精度に与える影響が大きいが、ガイド金具１０の精
度に留意し、適正な与圧を与えたヘアリングローラ４を
使用すれば、キャリッジ５の走行精度は縦揺れ、横揺れ
共に十分高い周波数帯域（角度単位で数分程度）・まで
押さえることが可能であって全く問題とならない。

このようにキやり・ノジ５が軽量化されると、トラッキ
ング機構３３の機能は微動ボイス１イルモータ９を省略
して、キャリッジ５をボイス・コイル・モータ６″で駆
動することによっても行うことができる。この場合はキ
ャリッジは更に軽量化される。

第２図は本発明による光学ヘッド位置決め機構の他の実
施例の斜視図を示す。

図は第１図から微動ボイスコイルモータ９と、板ばね３
２とを削除したものである。このように軽量化できるめ
でボイス・コイル・モータ６°　モ低出力小型化ができ
高速駆動が可能となる。

（ｆ）　　発明の効果 以上詳細に説明したように本発明の光学ヘッド位置決め
機構によれば、キャリッジの搭載部品を外部に移設して
軽量化が実現できるのｔ、高速アクセスが可能となり装
置の信頼度を向上せしめることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による光学ヘッド位置決め機構の斜視図
、第２図は本発明による光学ヘッド位置決め機構の他の
実施例の斜視図、第３図は従来の光学ヘッドのアクセス
機構の原理図を示す。 図において、１は記録媒体、５はキャリッジ、６″はボ
イスコイルモータ、７は対物レンズ、８は自動焦点制御
機構、９は微動ボイスコイルモータ、１２は光源（レー
ザダイオード）、３１と３４は反゛射鏡をそれぞれを示
す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 光源と、媒体に光を集光する対物レンズと、媒体の反射
   光を検出する検出部とを内蔵する光学ディスク装置の駆
   動機構において、前記駆動機構に前記対物レンズの焦点
   を調整する自動焦点制御機構を設け、前記反射光を前記
   駆動機構の駆動方向を経由して前記駆動機構の外部に設
   けられた検出部に入力するように構成したことを特徴と
   する光学ヘッド位置決め機構。