JP2960085B2 - 回転陽極x線管 - Google Patents
回転陽極x線管Info
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- JP2960085B2 JP2960085B2 JP1321245A JP32124589A JP2960085B2 JP 2960085 B2 JP2960085 B2 JP 2960085B2 JP 1321245 A JP1321245 A JP 1321245A JP 32124589 A JP32124589 A JP 32124589A JP 2960085 B2 JP2960085 B2 JP 2960085B2
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明は液体潤滑剤で満たされた少なくても1つの摺
動軸受を有する回転陽極X線管に係る。
動軸受を有する回転陽極X線管に係る。
かかるX線管は、なかんずくヨーロッパ公開特許出願
第141,476号により知られている。回転陽極の軸受用の
摺動軸受は、この場合、狭いギャップとそれらの軸受面
の1つに溝型を有するいわゆるスパイラルフルート軸受
により形成される。一側において平滑軸受面により及び
他側において溝型を有する面により結合される軸受領域
に、潤滑剤がある。溝は、所定の回転方向での回転陽極
X線管の動作中、潤滑剤が軸受内に残るように形成され
る。スパイラルフルート軸受に隣接し、潤滑剤により濡
らされない方法で、例えば二酸化チタン−酸化シリコン
カーバイド層により作られる面がある。
第141,476号により知られている。回転陽極の軸受用の
摺動軸受は、この場合、狭いギャップとそれらの軸受面
の1つに溝型を有するいわゆるスパイラルフルート軸受
により形成される。一側において平滑軸受面により及び
他側において溝型を有する面により結合される軸受領域
に、潤滑剤がある。溝は、所定の回転方向での回転陽極
X線管の動作中、潤滑剤が軸受内に残るように形成され
る。スパイラルフルート軸受に隣接し、潤滑剤により濡
らされない方法で、例えば二酸化チタン−酸化シリコン
カーバイド層により作られる面がある。
かかる回転陽極X線管の場合において、潤滑剤の滴下
は軸受から漏れ管の動作中に強い電界に晒されるX線管
の真空領域の一部に入ることが特に輸送中に起こる。潤
滑剤のこれらの滴下はX線管の高電圧強度を損い、その
破壊に導きうる。
は軸受から漏れ管の動作中に強い電界に晒されるX線管
の真空領域の一部に入ることが特に輸送中に起こる。潤
滑剤のこれらの滴下はX線管の高電圧強度を損い、その
破壊に導きうる。
本発明の目的は、X線管の動作が摺動軸受から漏れる
潤滑剤の滴下により損われないような方法で上記の種類
の回転陽極X線管を設計することである。
潤滑剤の滴下により損われないような方法で上記の種類
の回転陽極X線管を設計することである。
本発明によれば、本目的は、スパイラルフルート軸受
が、潤滑剤により濡らされ、その結果混合相又は合金を
形成しうる物質からなるX線管の残りの真空領域と接す
る開口領域内の面により達成される。
が、潤滑剤により濡らされ、その結果混合相又は合金を
形成しうる物質からなるX線管の残りの真空領域と接す
る開口領域内の面により達成される。
本発明の場合において、潤滑剤により濡らされ、その
結果混合相を形成する物質を含む軸受から、潤滑剤が動
作状態時電界で満たされた残りの真空領域に達するよう
通らなければならない開口領域の面がある。従って、こ
の場合において、潤滑剤は、潤滑剤が開口領域内の面に
付着し、該面中に拡散するので動作状態時電界で満たさ
れた空間に漏れ得ない。可能な場合には、高電圧下の真
空領域に至る領域は、ラビリンスとして設計されるべき
である。
結果混合相を形成する物質を含む軸受から、潤滑剤が動
作状態時電界で満たされた残りの真空領域に達するよう
通らなければならない開口領域の面がある。従って、こ
の場合において、潤滑剤は、潤滑剤が開口領域内の面に
付着し、該面中に拡散するので動作状態時電界で満たさ
れた空間に漏れ得ない。可能な場合には、高電圧下の真
空領域に至る領域は、ラビリンスとして設計されるべき
である。
開口領域内の潤滑剤及び面物質は互いに調和されなけ
ればならない。知られている如く、ガリウム合金は摺動
軸受の潤滑剤として適している。しかし、酸化物又は炭
化物により不動態化された金属の面が破壊される場合、
多くの金属では、合金の混合相、すなわち新合金をしば
しば形成する。従って、かかる境界層(貴金属)を形成
しない金属のみ、又は、これらの境界層が、X線管の調
整に貢献するポンピング及びベーキング処理により破壊
されるような金属、例えば銅をもつ金属が適している。
望ましい他の開発によれば、従って潤滑剤がガリウム合
金からなりそして開口領域内の面が貴金属からなる。ガ
リウム合金の潤滑剤の滴下は、例えば濡れ及び合金の形
成を考慮して金メッキされた金属面上に拡がり、そして
基材に、特に高温で、しかし室温ででも拡散する。
ればならない。知られている如く、ガリウム合金は摺動
軸受の潤滑剤として適している。しかし、酸化物又は炭
化物により不動態化された金属の面が破壊される場合、
多くの金属では、合金の混合相、すなわち新合金をしば
しば形成する。従って、かかる境界層(貴金属)を形成
しない金属のみ、又は、これらの境界層が、X線管の調
整に貢献するポンピング及びベーキング処理により破壊
されるような金属、例えば銅をもつ金属が適している。
望ましい他の開発によれば、従って潤滑剤がガリウム合
金からなりそして開口領域内の面が貴金属からなる。ガ
リウム合金の潤滑剤の滴下は、例えば濡れ及び合金の形
成を考慮して金メッキされた金属面上に拡がり、そして
基材に、特に高温で、しかし室温ででも拡散する。
潤滑剤で濡らされ、その結果混合相を形成する本発明
により考えられる面が摺動軸受面に直接隣る場合、潤滑
剤は、結果として潤滑剤の不所望の損失を有するこれら
の面に摺動軸受から比較的容易に漏れる。本発明の別な
開発において、これは、潤滑剤により濡らされない物質
からなるスパイラルフルート軸受に直接隣る面により及
び潤滑剤により濡らされその結果混合相を形成する面に
より結合するこれらの面により減少されうる。潤滑剤の
如くガリウム合金の場合において、濡らされない面は、
例えば酸化チタン−カーバイドコーティング又は酸化シ
リコン−カーバイドコーティングにより作られる。
により考えられる面が摺動軸受面に直接隣る場合、潤滑
剤は、結果として潤滑剤の不所望の損失を有するこれら
の面に摺動軸受から比較的容易に漏れる。本発明の別な
開発において、これは、潤滑剤により濡らされない物質
からなるスパイラルフルート軸受に直接隣る面により及
び潤滑剤により濡らされその結果混合相を形成する面に
より結合するこれらの面により減少されうる。潤滑剤の
如くガリウム合金の場合において、濡らされない面は、
例えば酸化チタン−カーバイドコーティング又は酸化シ
リコン−カーバイドコーティングにより作られる。
以下、図面と共に本発明を詳細に説明する。
図に示すX線管は、例えばベリリウムからなり、ビー
ム射出窓2を設けられた金属外筐1を有し、第1の絶縁
体3上に陰極4及び第2の絶縁体5上に回転陽極6を夫
々有する。回転陽極6は、X線放射を動作中発し、軸受
を介して第2の絶縁体5に接続された陽極板7からな
る。軸受の固定部は、鉄−ニッケル−コバルト合金(ベ
ーコン)の支持要素9を介して絶縁体5に接続されたモ
リブデン合金の心棒8からなる。回転陽極用の陽性高電
圧は部品9を介して供給される。回転陽極6の軸受の回
転部分10は、心棒に8に同心で、同様に、モリブデン合
金からなり、そして心棒8の寸法に適合した軸受ブッシ
ュ10からなり、これにより、心棒8及びブッシュ10の間
は、図に示すよりかなり狭く、例えば20μの狭い間隔が
ある。
ム射出窓2を設けられた金属外筐1を有し、第1の絶縁
体3上に陰極4及び第2の絶縁体5上に回転陽極6を夫
々有する。回転陽極6は、X線放射を動作中発し、軸受
を介して第2の絶縁体5に接続された陽極板7からな
る。軸受の固定部は、鉄−ニッケル−コバルト合金(ベ
ーコン)の支持要素9を介して絶縁体5に接続されたモ
リブデン合金の心棒8からなる。回転陽極用の陽性高電
圧は部品9を介して供給される。回転陽極6の軸受の回
転部分10は、心棒に8に同心で、同様に、モリブデン合
金からなり、そして心棒8の寸法に適合した軸受ブッシ
ュ10からなり、これにより、心棒8及びブッシュ10の間
は、図に示すよりかなり狭く、例えば20μの狭い間隔が
ある。
軸受は、捩れ溝軸受の型の摺動軸受である。この目的
のため、心棒8は、軸方向に互いに傾斜しラジアル軸受
として作用する2つの魚骨形パターンの溝型12が設けら
れている。心棒86も円筒形厚み部13を含み、その端面は
同様に(さらに詳細には図示せず)溝型が設けられ、従
って陽極6の軸状軸受用の捩れ溝軸受として作用する。
厚み部13により、ブッシュ10は、図に示すような一体で
はなく、潤滑剤が結合領域を通って漏れないような方法
で互いに結合する少なくても2つの部分からならなけれ
ばならない。心棒8及びブッシュ10間の中央領域におい
て、潤滑剤14としてのガリウム合金(GaInSn)がある。
この潤滑剤は室温では液状であり、合金にならないよ
う、心棒8及びブッシュ10の面を濡らす。実際、とくに
衝撃のような機械的応力により、潤滑剤が軸受から漏れ
るのは避け難い。潤滑剤が動作状態中に強い電界がある
X線管の真空領域の一部に入った場合、X線管は破壊さ
れる。軸受が陽極板から密封された場合、潤滑剤は、心
棒8とブッシュ10の下部間及び支持要素9の外面と回転
子11の面間のこの空間に入るだけであり、絶縁体5に付
き、そこに高電圧破壊を誘起する高い可能性を生じる。
のため、心棒8は、軸方向に互いに傾斜しラジアル軸受
として作用する2つの魚骨形パターンの溝型12が設けら
れている。心棒86も円筒形厚み部13を含み、その端面は
同様に(さらに詳細には図示せず)溝型が設けられ、従
って陽極6の軸状軸受用の捩れ溝軸受として作用する。
厚み部13により、ブッシュ10は、図に示すような一体で
はなく、潤滑剤が結合領域を通って漏れないような方法
で互いに結合する少なくても2つの部分からならなけれ
ばならない。心棒8及びブッシュ10間の中央領域におい
て、潤滑剤14としてのガリウム合金(GaInSn)がある。
この潤滑剤は室温では液状であり、合金にならないよ
う、心棒8及びブッシュ10の面を濡らす。実際、とくに
衝撃のような機械的応力により、潤滑剤が軸受から漏れ
るのは避け難い。潤滑剤が動作状態中に強い電界がある
X線管の真空領域の一部に入った場合、X線管は破壊さ
れる。軸受が陽極板から密封された場合、潤滑剤は、心
棒8とブッシュ10の下部間及び支持要素9の外面と回転
子11の面間のこの空間に入るだけであり、絶縁体5に付
き、そこに高電圧破壊を誘起する高い可能性を生じる。
これは、軸受から漏れる潤滑剤がX線管の残りの真空
領域に入る開口領域内の面が金メッキされることにより
防がれる。これは、支持要素9の外面及びブッシュ10の
対向面及び回転子11の内面に太い実線15で示される。潤
滑剤を形成するガリウム合金は金メッキされた金属面を
濡らし、従って室温で新しい合金を形成する。潤滑滴下
は、従って電界のない領域でこれらの金属面に付着し、
電界で満たされたX線管の真空領域には漏れない。開口
領域内の面は、ラビリンスの方法で望ましく構成され
る。
領域に入る開口領域内の面が金メッキされることにより
防がれる。これは、支持要素9の外面及びブッシュ10の
対向面及び回転子11の内面に太い実線15で示される。潤
滑剤を形成するガリウム合金は金メッキされた金属面を
濡らし、従って室温で新しい合金を形成する。潤滑滴下
は、従って電界のない領域でこれらの金属面に付着し、
電界で満たされたX線管の真空領域には漏れない。開口
領域内の面は、ラビリンスの方法で望ましく構成され
る。
以上から分る如く、開口領域内の面は、潤滑剤により
容易に濡らされ、後者と合金を形成するようなかかる仕
上げがされなければならない。潤滑剤としてのガリウム
に対して、その為の金属のうち、なかんずく金その他の
貴金属である。しかし、貴金属以外の金属の面は、ガリ
ウムの滴下が面に付着しないよう酸化物又は炭化物によ
り通常パッシベーションされる。これらの金属(例え
ば、銅)の場合において、これらの層は、最初に動作す
る前にX線管が受けるポンピング及びベーキング処理に
より実質的に破壊される。湿潤、及びその結果としての
潤滑剤の捕捉は、約100℃の熱さの銅面上でも発生す
る。従って、銅面が汚染されず少なくとも100℃に保た
れるなら、銅回転子11の内面の金メッキはなしでも済ま
される。
容易に濡らされ、後者と合金を形成するようなかかる仕
上げがされなければならない。潤滑剤としてのガリウム
に対して、その為の金属のうち、なかんずく金その他の
貴金属である。しかし、貴金属以外の金属の面は、ガリ
ウムの滴下が面に付着しないよう酸化物又は炭化物によ
り通常パッシベーションされる。これらの金属(例え
ば、銅)の場合において、これらの層は、最初に動作す
る前にX線管が受けるポンピング及びベーキング処理に
より実質的に破壊される。湿潤、及びその結果としての
潤滑剤の捕捉は、約100℃の熱さの銅面上でも発生す
る。従って、銅面が汚染されず少なくとも100℃に保た
れるなら、銅回転子11の内面の金メッキはなしでも済ま
される。
軸受から漏れそして支持要素9の金メッキされた面に
付着したガリウムは、鉄−ニッケル−コバルト合金から
なる支持要素9に動作中拡散し、その支持要素9の熱膨
張率は絶縁体5の熱膨張率に適合される。かくて、この
支持要素は、漏れる潤滑剤を徐々に吸収し、これは高価
な金の層が非常に薄くなりうる利点を特に有する。この
支持要素が金メッキなしに潤滑剤と接触する場合、面上
の酸化物又は炭化物境界層は潤滑剤の付着を防ぐ。
付着したガリウムは、鉄−ニッケル−コバルト合金から
なる支持要素9に動作中拡散し、その支持要素9の熱膨
張率は絶縁体5の熱膨張率に適合される。かくて、この
支持要素は、漏れる潤滑剤を徐々に吸収し、これは高価
な金の層が非常に薄くなりうる利点を特に有する。この
支持要素が金メッキなしに潤滑剤と接触する場合、面上
の酸化物又は炭化物境界層は潤滑剤の付着を防ぐ。
金の層は、従って破壊的境界層が、例えば公知のガル
バニック準備方法により破壊されるような方法で支持要
素上に固定されなければない。
バニック準備方法により破壊されるような方法で支持要
素上に固定されなければない。
軸受ブッシュ10及び下部の心棒8の面も含む面が潤滑
剤により濡れ、摺動軸受に至る場合、潤滑剤は比較的容
易にこれらの面を濡らし、それにより軸受を損う。これ
を避ける為、心棒8及び軸受10の下部の面は、破線で示
す如く、潤滑剤により濡らされるのを防ぐ層が設けられ
ている。適宜な層は、例えば酸化チタン−カーバイドか
らなる。それは通常動作における潤滑剤の軸受からの流
れ出を防ぐ。潤滑剤がそれにも拘らず強い機械的衝撃等
により毛管作用でこの濡れない領域に打ち勝つ場合だ
け、潤滑剤は本発明による層を流れ、付着する。
剤により濡れ、摺動軸受に至る場合、潤滑剤は比較的容
易にこれらの面を濡らし、それにより軸受を損う。これ
を避ける為、心棒8及び軸受10の下部の面は、破線で示
す如く、潤滑剤により濡らされるのを防ぐ層が設けられ
ている。適宜な層は、例えば酸化チタン−カーバイドか
らなる。それは通常動作における潤滑剤の軸受からの流
れ出を防ぐ。潤滑剤がそれにも拘らず強い機械的衝撃等
により毛管作用でこの濡れない領域に打ち勝つ場合だ
け、潤滑剤は本発明による層を流れ、付着する。
図は本発明による回転陽刻X極管の回転軸を含む断面図
である。 1……金属外筐、2……ビーム射出窓、3……第1絶縁
体、4……陰極、5……第2絶縁体、6……回転陽極、
7……陽極板、8……心棒、9……支持要素、10……軸
受ブッシュ、11……回転子、12……溝型、13……円筒形
厚み部、14……潤滑剤、15……面。
である。 1……金属外筐、2……ビーム射出窓、3……第1絶縁
体、4……陰極、5……第2絶縁体、6……回転陽極、
7……陽極板、8……心棒、9……支持要素、10……軸
受ブッシュ、11……回転子、12……溝型、13……円筒形
厚み部、14……潤滑剤、15……面。
Claims (6)
- 【請求項1】液体潤滑剤で満たされた少なくとも1つの
摺動自在の軸受(8,10,12)と、動作時に電界で満たさ
れる真空領域と、上記軸受を上記真空領域に連通させる
開口領域とを有する回転陽極X線管であって、 上記開口領域が形成する面(15)は、金又はその他の貴
金属の物質を含みかつ、上記潤滑剤により濡らされるこ
とを特徴とする回転陽極X線管。 - 【請求項2】上記軸受の固定部に連結された支持要素
(9)を更に有し、 上記開口領域内の面は上記支持要素(9)に設けられた
層により形成されることを特徴とする請求項1記載の回
転陽極X線管。 - 【請求項3】上記潤滑剤はガリウム合金を含み、上記開
口領域内の面は貴金属を含むことを特徴とする請求項1
又は2記載の回転陽極X線管。 - 【請求項4】上記支持要素(9)は、上記潤滑剤と混合
相又は合金を形成する物質を含むことを特徴とする請求
項2又は3記載の回転陽極X線管。 - 【請求項5】スパイラルフルート軸受に直接隣る面は、
上記潤滑剤により濡らされない物質を含み、上記開口領
域内の面に隣接されることを特徴とする請求項1乃至4
のうちいずれか1項記載の回転陽極X線管。 - 【請求項6】上記潤滑剤はガリウム合金を含み、上記ス
パイラルフルート軸受に直接隣る面は酸化チタン−カー
バイドで覆われることを特徴とする請求項5記載の回転
陽極X線管。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3842034.1 | 1988-12-14 | ||
DE3842034A DE3842034A1 (de) | 1988-12-14 | 1988-12-14 | Drehanoden-roentgenroehre mit fluessigem schmiermittel |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02244545A JPH02244545A (ja) | 1990-09-28 |
JP2960085B2 true JP2960085B2 (ja) | 1999-10-06 |
Family
ID=6369117
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1321245A Expired - Fee Related JP2960085B2 (ja) | 1988-12-14 | 1989-12-11 | 回転陽極x線管 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5077776A (ja) |
EP (1) | EP0373705B1 (ja) |
JP (1) | JP2960085B2 (ja) |
DE (2) | DE3842034A1 (ja) |
Families Citing this family (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5169243A (en) * | 1990-09-28 | 1992-12-08 | Koyo Seiko Co., Ltd. | Dynamic pressure bearing for an x-ray tube having a rotary anode |
KR940009325B1 (ko) * | 1990-10-01 | 1994-10-06 | 가부시키가이샤 도시바 | 회전 양극형 x선관 |
CN1022007C (zh) * | 1990-10-05 | 1993-09-01 | 东芝株式会社 | 旋转阳极型x射线管 |
CN1024235C (zh) * | 1990-10-05 | 1994-04-13 | 株式会社东芝 | 旋转阳极型x射线管 |
US5737387A (en) * | 1994-03-11 | 1998-04-07 | Arch Development Corporation | Cooling for a rotating anode X-ray tube |
DE19523163A1 (de) * | 1994-07-12 | 1996-01-18 | Siemens Ag | Gleitlagerteil für ein Flüssigmetallgleitlager |
JP3093581B2 (ja) | 1994-10-13 | 2000-10-03 | 株式会社東芝 | 回転陽極型x線管及びその製造方法 |
DE19510068A1 (de) * | 1995-03-20 | 1996-10-02 | Siemens Ag | Flüssigmetall-Gleitlager |
DE19510067A1 (de) * | 1995-03-20 | 1996-10-02 | Siemens Ag | Gleitlager mit einem mit Flüssigmetall gefüllten Lagerspalt |
DE19606871C2 (de) * | 1996-02-23 | 1998-12-10 | Siemens Ag | Gleitlager mit einem mit Flüssigmetall gefüllten Lagerspalt |
DE19630351C1 (de) * | 1996-07-26 | 1997-11-27 | Siemens Ag | Röntgenröhre mit einem Gleitlager |
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US20090103684A1 (en) * | 2004-10-26 | 2009-04-23 | Koninklijke Philips Electronics, N.V. | Molybdenum-molybdenum brazing and rotary-anode x-ray tube comprising such a brazing |
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US8848875B2 (en) | 2010-10-29 | 2014-09-30 | General Electric Company | Enhanced barrier for liquid metal bearings |
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DE102013215977B4 (de) | 2013-08-13 | 2021-02-04 | Siemens Healthcare Gmbh | Flüssigmetall-Gleitlager |
US9500226B2 (en) * | 2014-08-13 | 2016-11-22 | General Electric Company | Method and systems for texturing liquid bearing surfaces in X-ray tubes |
US9911570B2 (en) | 2015-12-14 | 2018-03-06 | Varex Imaging Corporation | Antiwetting coating for liquid metal |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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NL8303832A (nl) * | 1983-11-08 | 1985-06-03 | Philips Nv | Roentgenbuis met spiraalgroeflager. |
NL8303833A (nl) * | 1983-11-08 | 1985-06-03 | Philips Nv | Spiraalgroeflager met metaalsmering en antibevochtigingslaag. |
NL8601414A (nl) * | 1986-06-02 | 1988-01-04 | Philips Nv | Roentgenbuis met een draaianode. |
-
1988
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