JP2958937B2 - 光ファイバ端部の押え装置 - Google Patents

光ファイバ端部の押え装置

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JP2958937B2
JP2958937B2 JP30096393A JP30096393A JP2958937B2 JP 2958937 B2 JP2958937 B2 JP 2958937B2 JP 30096393 A JP30096393 A JP 30096393A JP 30096393 A JP30096393 A JP 30096393A JP 2958937 B2 JP2958937 B2 JP 2958937B2
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movable
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洋 古川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光ファイバの端面ど
うしを突合せて接続する場合などにおける光ファイバ端
部の押え装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】長距離の光線路の構成においては、各線
路の冗長に製造上の限界があるため、各光線路の端面ど
うしを突合せて接続させる技術が不可欠である。また、
多心ケーブル化においては、各光線路の切替接続の要求
が頻起するであろう。このために、光ファイバの融着接
続技術やメカニカルコネクタ方式の光切替スイッチが実
用化されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
装置は、光ファイバの端面どうしを突合せ整合するため
に、複雑な機構を必要とするので、取扱いが難しく故障
をおこし易いばかりか、装置の大型化,製造コストの増
大等の問題を生じている。そこで、この発明は、上記し
た事情に鑑み、比較的簡単な構成であって、取扱いも容
易であり、しかも確実で安定した光端面の突合せを行う
ことができる光ファイバ端部の押え装置を提供すること
を目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】即ち、この請求項1に係
る発明は、複数の固定側光ファイバに対して少なくとも
1本の移動側光ファイバを備え、前記移動側光ファイバ
を前記固定側光ファイバに対して相対移動させて光ファ
イバの接続動作を切り替える光ファイバの接続装置にお
いて、少なくとも1本の固定側光ファイバと、少なくと
も1本の移動側光ファイバが搭載された移動ヘッドと、
一端が固定され他端が自由端を構成し、移動側光ファイ
バの接続端部側に圧電アクチュエータとを備え、電圧の
印加によって前記圧電アクチュエータが屈曲して少なく
とも前記移動側光ファイバの接続 端部を押圧し、前記移
動側光ファイバと前記固定側光ファイバの接続をはかる
ように構成したものである。
【0005】
【作用】この発明では、移動側光ファイバの接続端部が
移動ヘッドによって所望の位置、つまり接続すべき固定
側光ファイバの接続端部の近傍位置に移動してきた後、
電圧印加によって屈曲する圧電アクチュエータの自由端
側が電印の印加方向に向って変移するのに伴い少なくと
も移動側光ファイバの接続端部が押圧されて、この移動
側光ファイバの接続端部が丁度固定側光ファイバの接続
端部に対峙して双方の軸整合の安定化を図ることができ
る。
【0006】
【実施例】以下、この発明について添付図面を参照しな
がら説明する。図1はこの発明の一実施例にかかる光フ
ァイバスイッチにおける光ファイバ端部の押え装置を示
す概略斜視図である。この実施例の光ファイバ端部の押
え装置は、図示しないV溝が形成され、複数の固定側光
ファイバ1が列状に配置された位置合わせ用のV溝台2
と、少なくとも1本の移動側光ファイバ3が搭載された
移動ヘッド4と、一端が固定され他端が自由端を構成
し、移動側光ファイバ3の接続端部側に剛性を付与する
板バネ5を介して設けられた圧電アクチュエータ6とを
備えた構成となっている。なお、図中固定側光ファイバ
1は前記V溝内に完全に収容されているか或は多少V溝
台2表面よりも飛び出している。
【0007】移動ヘッド4は、適宜の駆動機構によって
作動するようになっており、例えば貫通するガイドシャ
フトを備え、ボールねじ機構によって移動するような構
成としてもよい。
【0008】この実施例の圧電アクチュエータ6は、移
動ヘッド4に固着した固定部材7に一端が固定・保持さ
れているとともに他端側が自由端として板バネ5ととも
に移動側光ファイバ3の接続端部に一体に固定されてい
る。尚、この圧電アクチュエータ6には、図2に示すよ
うなピエゾセラミックス2枚で構成されたパラレル型ピ
エゾアクチュエータが使用されており、上下に一対接合
された2枚のピエゾ素子61の中間には中心電極62が
設けられ、各素子61の両側面には一対の電極62,6
3を備えている。
【0009】従って、この実施例によればこの圧電アク
チュエータ6は、移動ヘッド4が接続すべき所定位置に
移動したのち、両電極62,63間に所定の電圧が印加
されることによって電圧の印加方向に向って変移し、板
バネ5の剛性力に抗して移動側光ファイバ3の接続端部
側を下方に押下するので、V溝台2のV溝上で移動側光
ファイバ3の接続端部を水平状態に押さえ付け、該移動
側光ファイバ3の接続端面と前記固定側光ファイバ1の
端面とを向かい合せて突合せ接続するようになってい
る。
【0010】なお、この実施例の板バネは、圧電アクチ
ュエータの回復力の補完と剛性付与のために必要に応じ
て設ける部材であって、特に備えなくても本発明の目的
を達成することができる。またV溝を使用しない構成の
ものなどでは固定側光ファイバが高さ方向の軸は合って
いるから、この場合には移動側光ファイバは下方に屈曲
する必要はない。したがって、この場合には圧電アクチ
ュエータは、接続位置の固定安定化の作用を有するもの
である。さらに圧電アクチュエータが押え付ける範囲
は、移動側光ファイバの先端のみではなく、固定側光フ
ァイバの先端部にまたがって押え付けてもよい。なおさ
らに、本実施例は、メカニカルな光ファイバスイッチ
の、光ファイバ端部の押え手段として用いたが、他の用
途、例えば光ファイバの融着接続機における光ファイバ
の押え機構(クランプ機構)などにも用いることができ
る。またこの発明では固定側及び移動側光ファイバの接
続部全体をオイル封入すると、接続損失を減らすことが
できる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、電圧印加によって屈曲する圧電アクチュエータの自
由端側の変移に伴い移動側光ファイバの接続端部も押圧
されてV溝台上で屈曲変移し、この移動側光ファイバの
接続端部が丁度固定側光ファイバの接続端部に対峙して
双方の光ファイバどうしの軸整合を図ることができるよ
うになっているから、たとえ固定側光ファイバの芯線数
が多数であったとしても移動側光ファイバの接続端部に
合わせたほんの小さな圧電アクチュエータで済むから、
装置の小型化に好適である。
【0012】またこの発明によれば、光ファイバ同士の
接続手段として特にモータやギヤ等の機械的な手段を必
要とせず、圧電アクチュエータによって物理的に接続さ
せているので、故障も発生する虞れが少なく信頼度の高
い光ファイバ端部の押え装置を低コストで提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる光ファイバ端部の押え装置の
要部を示す概略断面図。
【図2】この発明にかかる圧電アクチュエータの構成を
示す説明図。
【符号の説明】
1 固定側光ファイバ 2 V溝台 3 移動側光ファイバ 4 移動ヘッド 5 板バネ 6 圧電アクチュエータ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の固定側光ファイバに対して少なく
    とも1本の移動側光ファイバを備え、前記移動側光ファ
    イバを前記固定側光ファイバに対して相対移動させて光
    ファイバの接続動作を切り替える光ファイバの接続装置
    において、 少なくとも1本の固定側光ファイバと、 少なくとも1本の移動側光ファイバが搭載された移動ヘ
    ッドと、 一端が固定され他端が自由端を構成し、移動側光ファイ
    バの接続端部側に圧電アクチュエータとを備え、 電圧の印加によって前記圧電アクチュエータが屈曲して
    少なくとも前記移動側光ファイバの接続端部を押圧し、
    前記移動側光ファイバと前記固定側光ファイバの接続を
    はかるように構成したことを特徴とする光ファイバ端部
    の押え装置。
JP30096393A 1993-11-05 1993-11-05 光ファイバ端部の押え装置 Expired - Fee Related JP2958937B2 (ja)

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