JPH0784141A - 光ファイバのクランプ装置 - Google Patents
光ファイバのクランプ装置Info
- Publication number
- JPH0784141A JPH0784141A JP24997793A JP24997793A JPH0784141A JP H0784141 A JPH0784141 A JP H0784141A JP 24997793 A JP24997793 A JP 24997793A JP 24997793 A JP24997793 A JP 24997793A JP H0784141 A JPH0784141 A JP H0784141A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grooves
- groove
- optical fibers
- optical fiber
- clamp
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 Ｖ溝台のＶ溝底部への安定した位置決め固定
を保持した光ファイバのクランプ装置を提供する。 【構成】 上面に光ファイバ位置決め用Ｖ溝を形成し、
該Ｖ溝の長さ方向に間隔をおいて配置した１対のＶ溝台
と、上記Ｖ溝台のそれぞれに位置決めされる光ファイバ
をＶ溝の下方向へ押圧する一対のクランプ部を一体に形
成した一体型クランプとよりなる光ファイバのクランプ
装置。
を保持した光ファイバのクランプ装置を提供する。 【構成】 上面に光ファイバ位置決め用Ｖ溝を形成し、
該Ｖ溝の長さ方向に間隔をおいて配置した１対のＶ溝台
と、上記Ｖ溝台のそれぞれに位置決めされる光ファイバ
をＶ溝の下方向へ押圧する一対のクランプ部を一体に形
成した一体型クランプとよりなる光ファイバのクランプ
装置。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は光ファイバの融着接続に
おいて、融着接続する１対の光ファイバを同一軸線上に
位置決め固定する光ファイバのクランプ装置に関するも
のである。
おいて、融着接続する１対の光ファイバを同一軸線上に
位置決め固定する光ファイバのクランプ装置に関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】光ファイバの融着接続においては、接続
すべき１対の光ファイバを同一軸線上に、正確かつ安定
した状態で位置決め固定する必要がある。このような光
ファイバの位置決め固定には、上面に光ファイバ位置決
め用のＶ溝を形成した１対のＶ溝台を、Ｖ溝の長さ方向
に間隔をおいて配置し、それぞれのＶ溝に接続すべき光
ファイバを位置決めし、その上方よりクランプにてＶ溝
の下方向へ光ファイバを押圧して位置決め固定してい
る。
すべき１対の光ファイバを同一軸線上に、正確かつ安定
した状態で位置決め固定する必要がある。このような光
ファイバの位置決め固定には、上面に光ファイバ位置決
め用のＶ溝を形成した１対のＶ溝台を、Ｖ溝の長さ方向
に間隔をおいて配置し、それぞれのＶ溝に接続すべき光
ファイバを位置決めし、その上方よりクランプにてＶ溝
の下方向へ光ファイバを押圧して位置決め固定してい
る。
【０００３】図２（イ）及び（ロ）は、上記光ファイバ
を位置決めするＶ溝を有するＶ溝台11の斜視図で、Ｖ溝
台11の上面に浅いＶ溝12を形成したもの（図２イ）と、
深いＶ溝13を形成したもの（図２ロ）の２種類がある。
そして、図３に示すように、これらＶ溝には光ファイバ
Ａを位置決めし、浅いＶ溝12を形成したＶ溝台11におい
ては底面が平滑な平型クランプ15を用い、深いＶ溝13を
形成したＶ溝台11においてはＶ溝13に適合する三角形状
のクランプ16を用い、これらクランプ15，16上よりバネ
17の押圧力により、光ファイバＡをこれらＶ溝12，13の
下方向へ押圧して位置決めする。
を位置決めするＶ溝を有するＶ溝台11の斜視図で、Ｖ溝
台11の上面に浅いＶ溝12を形成したもの（図２イ）と、
深いＶ溝13を形成したもの（図２ロ）の２種類がある。
そして、図３に示すように、これらＶ溝には光ファイバ
Ａを位置決めし、浅いＶ溝12を形成したＶ溝台11におい
ては底面が平滑な平型クランプ15を用い、深いＶ溝13を
形成したＶ溝台11においてはＶ溝13に適合する三角形状
のクランプ16を用い、これらクランプ15，16上よりバネ
17の押圧力により、光ファイバＡをこれらＶ溝12，13の
下方向へ押圧して位置決めする。
【０００４】図４は融着接続において、１対のＶ溝台1
1、クランプ15及びバネ17を用いて光ファイバＡを位置
決め固定した状態の概略側面図である。
1、クランプ15及びバネ17を用いて光ファイバＡを位置
決め固定した状態の概略側面図である。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上述のようにクランプ
により位置決め固定された光ファイバは、融着接続動作
においてＶ溝底部に押圧された状態で軸方向へ移動する
必要があり、この移動時に対になった光ファイバが軸ず
れすると融着接続時に不具合を生じ、低損失接続が不可
能となる。
により位置決め固定された光ファイバは、融着接続動作
においてＶ溝底部に押圧された状態で軸方向へ移動する
必要があり、この移動時に対になった光ファイバが軸ず
れすると融着接続時に不具合を生じ、低損失接続が不可
能となる。
【０００６】しかし、上述した従来の光ファイバのクラ
ンプは、１対の光ファイバに対し、個々の光ファイバに
個別のクランプが配置された独立型のクランプとなって
いる。このような独立した光ファイバクランプは、クラ
ンプと光ファイバの接触長さが短かく、又各々が個別の
動きを規制できない構造となっている。
ンプは、１対の光ファイバに対し、個々の光ファイバに
個別のクランプが配置された独立型のクランプとなって
いる。このような独立した光ファイバクランプは、クラ
ンプと光ファイバの接触長さが短かく、又各々が個別の
動きを規制できない構造となっている。
【０００７】光ファイバクランプの個別の動きは大別す
ると、クランプの平行移動（図５．イ）、傾き（図５．
ロ）、捻れ（図５．ハ）及びこれらの組合せがあり、以
上のいずれかの動きが発生すると、光ファイバはＶ溝底
部に安定せず、融着接続時に光ファイバの軸ずれが発生
する。
ると、クランプの平行移動（図５．イ）、傾き（図５．
ロ）、捻れ（図５．ハ）及びこれらの組合せがあり、以
上のいずれかの動きが発生すると、光ファイバはＶ溝底
部に安定せず、融着接続時に光ファイバの軸ずれが発生
する。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の問題点を
解消し、Ｖ溝台のＶ溝底部への安定した位置決め固定を
保持した光ファイバのクランプ装置を提供するもので、
その特徴は、上面に光ファイバ位置決め用のＶ溝を形成
し、該Ｖ溝の長さ方向に間隔をおいて配置した１対のＶ
溝台と、上記Ｖ溝台のそれぞれに位置決めされる光ファ
イバをＶ溝の下方向へ押圧する一対のクランプ部を一体
に形成した一体型クランプとよりなる光ファイバのクラ
ンプ装置にある。
解消し、Ｖ溝台のＶ溝底部への安定した位置決め固定を
保持した光ファイバのクランプ装置を提供するもので、
その特徴は、上面に光ファイバ位置決め用のＶ溝を形成
し、該Ｖ溝の長さ方向に間隔をおいて配置した１対のＶ
溝台と、上記Ｖ溝台のそれぞれに位置決めされる光ファ
イバをＶ溝の下方向へ押圧する一対のクランプ部を一体
に形成した一体型クランプとよりなる光ファイバのクラ
ンプ装置にある。
【０００９】
【実施例】図１は本発明の光ファイバのクランプ装置の
具体例の説明図で、図１（イ）は斜視図、図１（ロ）は
縦断面図である。図面に示すように、光ファイバＡを位
置決めするＶ溝を上面に形成した１対のＶ溝台１が、Ｖ
溝の長さ方向に間隔をおいて配置されている。そして、
上記Ｖ溝台１のＶ溝に位置決めされる光ファイバＡ上に
は、連結体2cにて一体化された一体型クランプ２のクラ
ンプ部2a，2bが位置し、それぞれのクランプ部2a，2bの
上に設けたバネ４により、光ファイバＡをＶ溝下方へ押
圧固定している。なお、上記一体型クランプ２の両側下
方には係合突起３があって、Ｖ溝台１の上方側面に係合
しており、軸方向のずれを規制している。
具体例の説明図で、図１（イ）は斜視図、図１（ロ）は
縦断面図である。図面に示すように、光ファイバＡを位
置決めするＶ溝を上面に形成した１対のＶ溝台１が、Ｖ
溝の長さ方向に間隔をおいて配置されている。そして、
上記Ｖ溝台１のＶ溝に位置決めされる光ファイバＡ上に
は、連結体2cにて一体化された一体型クランプ２のクラ
ンプ部2a，2bが位置し、それぞれのクランプ部2a，2bの
上に設けたバネ４により、光ファイバＡをＶ溝下方へ押
圧固定している。なお、上記一体型クランプ２の両側下
方には係合突起３があって、Ｖ溝台１の上方側面に係合
しており、軸方向のずれを規制している。
【００１０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のクランプ
装置によれば、Ｖ溝台上に位置する１対のクランプ部は
一体化されているため、個別の動きが規制され、融着接
続時において、光ファイバの軸ずれの発生がなく、低損
失な接続を実現することができる。又融着接続時の軸ず
れによる不具合や接続の失敗等がないため、作業時間の
短縮、品質の向上にも極めて効果的である。
装置によれば、Ｖ溝台上に位置する１対のクランプ部は
一体化されているため、個別の動きが規制され、融着接
続時において、光ファイバの軸ずれの発生がなく、低損
失な接続を実現することができる。又融着接続時の軸ず
れによる不具合や接続の失敗等がないため、作業時間の
短縮、品質の向上にも極めて効果的である。
【図１】本発明の光ファイバのクランプ装置の具体例の
説明図で、図１（イ）は斜視図、図１（ロ）は縦断面図
である。
説明図で、図１（イ）は斜視図、図１（ロ）は縦断面図
である。
【図２】光ファイバ位置決め用のＶ溝台で、図２（イ）
は浅溝Ｖ溝台、図２（ロ）は深溝Ｖ溝台のいずれも斜視
図である。
は浅溝Ｖ溝台、図２（ロ）は深溝Ｖ溝台のいずれも斜視
図である。
【図３】図３（イ）及び（ロ）は、それぞれ図２（イ）
及び（ロ）のＶ溝台を用いた従来の光ファイバのクラン
プの状態図である。
及び（ロ）のＶ溝台を用いた従来の光ファイバのクラン
プの状態図である。
【図４】融着接続時における従来の光ファイバのクラン
プの状態図である。
プの状態図である。
【図５】（イ）〜（ハ）は従来の光ファイバクランプに
おけるクランプの個別の動きの説明図である。
おけるクランプの個別の動きの説明図である。
１ Ｖ溝台 ２ 一体型クランプ 2a，2b クランプ部 2c 連結体 ３ 係合突起 ４ バネ
Claims (1)
- 【請求項１】 上面に光ファイバ位置決め用のＶ溝を形
成し、該Ｖ溝の長さ方向に間隔をおいて配置した１対の
Ｖ溝台と、上記Ｖ溝台のそれぞれに位置決めされる光フ
ァイバをＶ溝の下方向へ押圧する一対のクランプ部を一
体に形成した一体型クランプとよりなることを特徴とす
る光ファイバのクランプ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24997793A JPH0784141A (ja) | 1993-09-10 | 1993-09-10 | 光ファイバのクランプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24997793A JPH0784141A (ja) | 1993-09-10 | 1993-09-10 | 光ファイバのクランプ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0784141A true JPH0784141A (ja) | 1995-03-31 |
Family
ID=17201007
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24997793A Pending JPH0784141A (ja) | 1993-09-10 | 1993-09-10 | 光ファイバのクランプ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0784141A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002073283A3 (en) * | 2001-03-13 | 2003-08-21 | 3M Innovative Properties Co | Force equalizing filament clamp |
| JP2015129924A (ja) * | 2013-12-04 | 2015-07-16 | 株式会社成和技研 | 融着機 |
| US9933572B2 (en) | 2016-02-24 | 2018-04-03 | Furukawa Electric Co., Ltd. | Fusion splicer |
| US9939584B2 (en) | 2016-02-12 | 2018-04-10 | Furukawa Electric Co., Ltd. | Base member used for fusion splicer for joining optical fibers and fusion splicer |
-
1993
- 1993-09-10 JP JP24997793A patent/JPH0784141A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002073283A3 (en) * | 2001-03-13 | 2003-08-21 | 3M Innovative Properties Co | Force equalizing filament clamp |
| JP2015129924A (ja) * | 2013-12-04 | 2015-07-16 | 株式会社成和技研 | 融着機 |
| US9939584B2 (en) | 2016-02-12 | 2018-04-10 | Furukawa Electric Co., Ltd. | Base member used for fusion splicer for joining optical fibers and fusion splicer |
| US9933572B2 (en) | 2016-02-24 | 2018-04-03 | Furukawa Electric Co., Ltd. | Fusion splicer |
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