JP2957371B2 - 回転体の異常診断装置 - Google Patents

回転体の異常診断装置

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JP2957371B2 JP5012411A JP1241193A JP2957371B2 JP 2957371 B2 JP2957371 B2 JP 2957371B2 JP 5012411 A JP5012411 A JP 5012411A JP 1241193 A JP1241193 A JP 1241193A JP 2957371 B2 JP2957371 B2 JP 2957371B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、AE(アコースティ
ックエミッション)を利用した軸受等の回転体の異常診
断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、軸受の異常診断装置としては、軸
受に生じたクラックからのAEを検出するAEセンサ
と、このAEセンサからのAE信号を基準値と比較し、
このAE信号が基準値を越えたときに、異常を表す異常
信号を出力する比較手段と、上記異常信号の最小発生時
間間隔と軸受の内輪や外輪等の構成要素の計算で求めら
れる荷重印加間隔とを比較する手段とを備えて、最小発
生時間間隔がどの荷重印加間隔と一致するかを判別し
て、クラックがどの構成要素に生じたかを知るようにし
たものがある。(特開昭64−91031号公報参
照。)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、上記従来
の軸受の異常診断装置は、例えば軸受のAE信号を示す
図5(a)とそれと同じ時間軸の応力信号を表す図5
(b)に示すように、応力信号のレベルの高い区間L内
で発生した基準値Vを越えるAE信号AS1と、次の応
力信号のレベルの高い区間L内で発生した基準値Vを越
えるAE信号AS2との間の最小の時間間隔T1は、こ
の軸受の特定構成要素のクラックから生じるAEの最小
の時間間隔となるということに基づくものである。しか
し、図5(a),(b)に示すように、上記応力信号の
レベルの高い区間L以外で発生して基準値Vを越え、か
つ上記最小の時間間隔T1と同じ時間間隔T2を有する
AE信号AS3,AS4は、応力がかかっていない状態
で生じるものだから、軸受のクラックから生じるAEで
なくて、単にノイズで有るにも拘わらず、クラックによ
るAE信号と判別する。このように、上記従来の軸受の
異常診断装置で軸受の診断を行うと、誤って不要なノイ
ズを取り込んでしまい、軸受の異常診断を誤診するとい
う問題がある。
【0004】また、上記軸受のクラックからAEが発生
している場合、軸受にかかる応力の変動にともないAE
の大きさは変動する。すなわち、上記軸受にかかる応力
が大きいと発生するAEは大きくなり、応力が小さいと
発生するAEは小さくなる。したがって、単一の基準値
Vを用いて、この軸受から発生する全てのAEを比較判
別する場合、軸受にかかる応力が大きいとき、すなわち
AEが大きいときに合わせて基準値Vを大きく設定する
と、軸受にかかる応力が小さくなったときに軸受のクラ
ックから発生するAEは基準値Vより小さくなって、見
逃してしまう可能性がある。一方、上記軸受にかかる応
力が小さいとき、すなわちAEが小さいときに合わせて
基準値Vを小さく設定すると、軸受にかかる応力が大き
くなったときに、ノイズが基準値Vより大きくなって、
このノイズを誤って取り込んでしまうという可能性があ
る。
【0005】そこで、この発明の目的は、軸受等の回転
体のクラックから発生したAEを正確に識別して、回転
体の異常を診断できる回転体の異常診断装置を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の回転体の異常診断装置は、回転体からの
AEを検出するAEセンサと、上記回転体にかかる応力
を検出する応力センサと、上記AEセンサからのAE信
号と第1基準値とを比較する比較手段と、上記応力セン
サからの応力信号を受けて、上記応力信号のピーク値を
算出するピーク値算出手段と、上記ピーク値算出手段か
らのピーク値を表すピーク値信号を受けて、上記ピーク
値の時刻を含む所定時間幅の区間を算出する区間算出手
段と、上記比較手段からの上記AE信号が上記第1基準
値を越えたことを表す信号と、上記区間算出手段からの
上記区間を表す区間信号とを受けて、その区間内の上記
AE信号が上記第1基準値を越えた回数をカウントする
計数手段と、上記計数手段から出力された計数値と第2
基準値とを比較し、上記計数値が上記第2基準値を越え
たときに回転体の異常と判別する判別手段とを備えたこ
とを特徴としている。
【0007】また、上記応力センサからの応力信号を受
けて、上記応力信号の大小に応じて、上記第1基準値を大
小補正する基準値補正手段を備えることが望ましい。
【0008】
【作用】上記構成の回転体の異常診断装置によれば、回
転体からのAEをAEセンサで検出し、上記回転体にか
かる応力を応力センサで検出する。上記AEセンサから
のAE信号と第1基準値とを比較手段で比較する。上記
応力センサからの応力信号に基づいて、この応力信号の
ピーク値をピーク値算出手段により算出する。上記ピー
ク値算出手段からの応力信号のピーク値を表すピーク値
信号を受けて、区間算出手段により上記ピーク値の時刻
を含む所定時間幅の区間を算出する。上記比較手段から
のAE信号が第1基準値を越えたことを表す信号と、上
記区間算出手段からの上記区間を表す区間信号を受け
て、その区間内のAE信号が第1基準値を越えた回数を
計数手段で計数する。そして、判別手段により上記計数
手段で計数された計数値と第2基準値とを比較して、上
記計数値が第2基準値を越えたときに回転体が異常であ
ると判別する。このように、上記回転体にかかる応力の
ピーク値の時刻を含む所定時間幅の区間内のAE信号の
みを第1基準値と比較判別するので、上記区間以外の不
要なノイズを取り込むことがない。したがって、回転体
のクラックからのAEを精度よく検出して、回転体の異
常を正確に診断できる。
【0009】また、上記応力センサからの応力信号を受
けて、上記応力信号の大小に応じて、上記第1基準値を大
小補正する基準値補正手段を備えた場合、この基準値補
正手段は、回転体にかかる応力が小さいとき、上記回転
体のクラックから発生するAEは応力信号が大きいとき
に比べ相対的に小さくなるので、このクラックからのA
Eを上記比較手段で比較判別できるように、上記第1基
準値を小さくする。一方、上記基準値補正手段は、上記
回転体にかかる応力が大きいとき、上記回転体のクラッ
クから発生するAEは応力信号が小さいときに比べ相対
的に大きくなるので、このクラックからのAEを上記比
較手段で比較判別でき、かつ、不要なノイズは取り込ま
ないように、上記第1基準値を大きくする。したがっ
て、回転体のクラックからのAEをさらに精度よく検出
して、回転体の異常を正確に診断できる。
【0010】
【実施例】以下、この発明の回転体の異常診断装置を一
実施例により詳細に説明する。
【0011】図1はこの発明の実施例の軸受の異常診断
装置のブロック図を示しており、1は軸受(図示せず)
からのAEを検出するAEセンサ、2は上記AEセンサ
1から出力されるAE信号を増幅するプリアンプ、3は
上記プリアンプ2で増幅されたAE信号の内、例えば1
00KHzから500KHzの帯域のAE信号を通過さ
せるバンドパスフィルタ、4は上記バンドパスフィルタ
3でノイズが除去されたAE信号をさらに増幅するメイ
ンアンプ、5は上記メインアンプ4で増幅されたAE信
号を包絡線検波する包絡線検波回路、6は上記包絡線検
波回路5で包絡線検波されたAE信号をA/D変換する
A/D変換器である。また、7は上記軸受の応力を検出
する応力センサの一例としての歪ゲージ、8は上記歪ゲ
ージ7から出力される応力信号をA/D変換するA/D
変換器、9は上記A/D変換器6,8でA/D変換され
たAE信号と応力信号を図2に示すソフトウェアによっ
て処理するコンピュータ、10は上記コンピュータ9か
らの表示信号を表示する表示回路、11はコンピュータ
9から警報信号を受けて、警報を出力する警報出力回路
である。
【0012】図4(a)は上記A/D変換器6でA/D
変換後のAE信号を示し、図4(b)は応力信号を示
し、図4の(a),(b)の時間軸は同じ時間軸を示し
ている。上記AE信号はA/D変換器6によりA/D変
換された後に、上記コンピュータ9に入力すると共に、
上記応力信号はA/D変換器8によりA/D変換された
後に、コンピュータ9に入力する。このコンピュータ9
は、図2に示すフローチャートに従って、AE信号と応
力信号を演算処理して軸受の異常診断を行なう。
【0013】まず、図2のステップS1で、上記応力信
号を所定時間間隔で取り込むための割り込み処理用のタ
イマ(コンピュータ9に内蔵)がスタートする。そし
て、上記コンピュータ9は、この割り込み処理の回数を
カウントして、所定の回数になると割り込み処理用のタ
イマをストップするようにしている。
【0014】なお、上記割り込み処理用のタイマがスタ
ートし、所定の時間が経過すると、タイマから割り込み
信号が発生し、図2のフローチャートに示す処理を中断
して、図3に示すステップS21に処理が移る。このス
テップS21で取り込まれた応力信号と上記割り込み処
理の回数のカウント値とをステップS22でメモリに記
憶して、ステップS23に進む。そして、ステップS2
3で、上記ステップS21で取り込まれた応力信号が小
さいときは第1基準値Vrを小さくし、応力信号が大き
いときは第1基準値Vrを大きくするように、例えば応
力信号に第1基準値Vrが比例するように補正して、割
り込み処理が終る。そして、中断していた図2のフロー
チャートに示す処理を再開する。この割り込み処理は、
割り込み処理用のタイマがストップするまで繰り返し行
う。
【0015】上記ステップS2に次いで、ステップS3
に進み、ステップS2で取り込まれたAE信号を上記第
1基準値Vrと比較して、このAE信号が第1基準値V
rを越えた場合にはステップS4に進む。このステップ
S4で上記割り込み処理の回数のカウント値に基づき、
AE発生時の時刻をメモリに記憶して、ステップS5に
進む。一方、上記ステップS3でAE信号が第1基準値
Vrを越えない場合には、ステップS5に進む。上記ス
テップS5では、上記割り込み処理用の回数のカウント
値が所定の回数以下の場合にはステップS2に戻り、こ
のカウント値が所定の回数になったとき、上述のとお
り、割り込み処理用のタイマはストップして、ステップ
S6に進む。
【0016】次いで、ステップS6で上記割り込み処理
により、所定の割り込み処理の回数分メモリに記憶した
応力信号のデータからピーク値を求め、この応力信号の
ピーク値に対応する割り込み処理の回数のカウント値T
nを算出して、ステップS7に進む。
【0017】次いで、ステップS7で上記ステップS6
で算出した応力信号のピーク値に対応する割り込み処理
の回数のカウント値Tnを用いて、上記ステップS4で
メモリに記憶したAE発生時のカウント値のデータから
区間(Tn−X,Tn+X)以外のデータを除去して、
ステップS8に進む。なお、上記Xは予め決められた時
間を上記割り込み処理の回数のカウント値に換算し直し
たものである。
【0018】次いで、ステップS8で、上記区間(Tn
−X,Tn+X)の範囲以外を除去して、AE信号が第
1基準値Vrを越えた回数を計数する。すなわち、図4
(b)に示すTn−XからTn+Xまでの区間で第1基
準値Vrを越えたAE信号の個数として、AE発生回数
Nを求める。そして、ステップS9に進む。
【0019】次いで、ステップS9で上記ステップS8
により求めたAE発生回数Nが第2基準値M以上である
ときは、ステップS10に進み、このコンピュータ9は
軸受が異常であることを表わす表示信号を表示回路10
に出力すると共に、ステップS11で軸受が異常である
ことを表わす警報信号を警報出力回路11に出力する。
一方、上記AE発生回数Nが第2基準値Mより小さい場
合には、再びステップS1に戻り、上記割り込み処理用
のタイマがスタートして、上記AE発生回数Nが第2基
準値M以上と判断するまで、ステップS1〜S9の処理
が繰り返される。
【0020】なお、上記第1基準値Vrは、最初の割り
込み処理で応力信号の大小により補正されるまでは、所
定の値に設定しておく。
【0021】このように、上記AEセンサ1からのAE
信号と歪ゲージ7からの応力信号とをA/D変換器6,
8で夫々A/D変換した後コンピュータ9に入力し、上
記割り込み処理の回数が所定回数になると、割り込み処
理用のタイマをストップして、割り込み処理によりメモ
リに記憶した応力信号のデータからピーク値を算出す
る。この応力信号のピーク値の時刻Tnを含む区間(T
n−X,Tn+X)を算出して、この区間(Tn−X,
Tn+X)内のAE信号が第1基準値Vrを越えた回数
をAE発生回数Nとしてカウントする。そして、上記A
E発生回数Nが第2基準値M以上の場合に軸受の異常と
判断して、軸受が異常であることを表示回路10に表示
すると共に、上記警報出力回路11から警報を出力す
る。一方、上記AE発生回数Nが第2基準値Mより小さ
い場合は、上記処理を繰り返して診断を続ける。したが
って、この応力信号のピーク値の時刻Tnを含む区間
(Tn−X,Tn+X)以外の不要なノイズを取り込む
ことがなく、軸受の各構成要素の荷重印加間隔と一致す
るような時間間隔のノイズを誤って取り込むこともな
い。したがって、軸受のクラックからのAEを精度よく
検出するから、軸受の異常を従来に比して正確に診断で
きる。
【0022】また、上記割り込み処理で第1基準値Vr
を補正することにより、軸受にかかる応力が小さいと
き、上記軸受のクラックから発生するAEは相対的に小
さくなるので、このクラックからのAEを比較判別でき
るように、上記第1基準値Vrを小さくする。一方、上
記軸受にかかる応力が大きいとき、軸受のクラックから
発生するAEは相対的に大きくなるので、このクラック
からのAEを比較判別でき、かつ、不要なノイズは取り
込まないように、上記第1基準値Vrを大きくする。こ
のように、軸受にかかる応力の変動に応じて、AE信号
と比較する第1基準値Vrを補正するので、軸受のクラ
ックからのAEを適確に判別するから、軸受の異常をよ
り正確に診断できる。
【0023】上記実施例では、上記軸受にかかる応力を
検出する応力センサとして歪ゲージ7を用いたが、応力
センサは加速度ピックアップ等を用いたものでもよい。
【0024】また、上記実施例では、割り込み処理用の
タイマは、所定の割り込み回数になるとストップするよ
うにしているが、応力信号が一定の周期の場合や周期変
化が予測される場合は、割り込み処理用のタイマのスト
ップする割り込み回数を上記応力信号の周期と略一致す
るようにしてもよい。
【0025】また、上記実施例では、コンピュータ9に
内蔵された割り込み処理用のタイマを用いて、応力信号
の取り込みをAE信号の取り込みと並行して行ったが、
割り込み処理用のタイマの代わりに、もう一つのコンピ
ュータを用いて、応力信号の取り込みを行い、その結果
をコンピュータ9に出力してもよい。
【0026】なお、上記実施例は軸受を被験体として用
いたが、本装置は回転軸やローラ等の回転体にも適用で
きる。
【0027】
【発明の効果】以上より明らかなように、この発明の回
転体の異常診断装置は、回転体からのAEを検出するA
Eセンサと、上記回転体にかかる応力を検出する応力セ
ンサとを備え、上記AEセンサからのAE信号と第1基
準値とを比較手段で比較し、上記応力センサからの応力
信号のピーク値をピーク値算出手段で算出し、上記ピー
ク値から上記ピーク値の時刻を含む所定時間幅の区間を
区間算出手段で算出し、上記区間内のAE信号が第1基
準値を越えた回数を計数手段でカウントし、判別手段に
より、上記回数と第2基準値を比較して、上記回数が第
2基準値を越えたときに回転体の異常を判別するもので
ある。このように、上記回転体にかかる応力のピーク値
の時刻を含む所定時間幅の区間内のAE信号のみを第1
基準値と比較判別するので、上記区間以外の不要なノイ
ズを取り込むことがない。したがって、回転体のクラッ
クからのAEを精度よく検出して、回転体の異常を従来
に比して正確に診断することができる。
【0028】また、上記応力センサからの応力信号を受
けて、上記応力信号の大小に応じて、上記第1基準値を大
小補正する基準値補正手段を備えた場合、この基準値補
正手段は、回転体にかかる応力が小さいとき、上記回転
体のクラックから発生するAEは相対的に小さくなるの
で、このクラックからのAEを上記比較手段で比較判別
できるように、上記第1基準値を小さくする一方、上記
回転体にかかる応力が大きいとき、回転体のクラックか
ら発生するAEは相対的に大きくなるので、不要なノイ
ズは取り込まないように、上記第1基準値を大きくす
る。したがって、回転体のクラックからのAEをさらに
精度よく検出して、回転体の異常を正確に診断すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はこの発明の一実施例の軸受の異常診断
装置のブロック図である。
【図2】 図2は上記実施例のコンピュータによって行
われる異常診断処理のフローチャートである。
【図3】 図3は上記実施例のコンピュータによって行
われる割り込み処理のフローチャートである。
【図4】 図4(a),(b)は上記実施例の軸受の異
常診断装置のAE信号と応力信号の波形を示す図であ
る。
【図5】 図5(a),(b)は従来の軸受の異常診断
装置のAE信号と応力信号の波形を示す図である。
【符号の説明】 1…AEセンサ、2…プリアンプ、3…バンドパスフィ
ルタ、4…メインアンプ、5…包絡線検波回路、6,8
…A/D変換器、7…歪ゲージ、9…コンピュータ、1
0…表示回路、11…警報出力回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01M 13/04 G01N 29/14

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転体からのAEを検出するAEセンサ
    と、 上記回転体にかかる応力を検出する応力センサと、 上記AEセンサからのAE信号と第1基準値とを比較す
    る比較手段と、 上記応力センサからの応力信号を受けて、上記応力信号
    のピーク値を算出するピーク値算出手段と、 上記ピーク値算出手段からのピーク値を表すピーク値信
    号を受けて、上記ピーク値の時刻を含む所定時間幅の区
    間を算出する区間算出手段と、 上記比較手段からの上記AE信号が上記第1基準値を越
    えたことを表す信号と、上記区間算出手段からの上記区
    間を表す区間信号とを受けて、その区間内の上記AE信
    号が上記第1基準値を越えた回数をカウントする計数手
    段と、 上記計数手段から出力された計数値と第2基準値とを比
    較し、上記計数値が上記第2基準値を越えたときに回転
    体の異常と判別する判別手段とを備えたことを特徴とす
    る回転体の異常診断装置。
  2. 【請求項2】 上記応力センサからの応力信号を受け
    て、上記応力信号の大小に応じて、上記第1基準値を大
    小補正する基準値補正手段を備えたことを特徴とする請
    求項1に記載の回転体の異常診断装置。
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