JP2955718B2 - 皮膚外用剤 - Google Patents

皮膚外用剤

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敏夫 西山
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、サイコサポニンb1および/またはサイコサ
ポニンb2とFGF、PDGFまたはTGF−βのいずれかの細胞成
長因子を配合することにより、創傷治癒の遅延や、肌荒
れ、日光照射による光障害や加齢にともなう皮膚のし
わ、たるみ、あるいはつやの消失などを防いで、皮膚の
老化を防止する効果に優れた皮膚外用剤に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
サイコサポニンあるいは、細胞成長因子の1つである
ウロガストロン(通常は、表皮細胞成長因子とよばれて
いる)は、皮膚外用剤あるいは、皮膚病塗布剤として報
告されている。(特開昭60−23325、特開昭61−721
6)。また、ウロガストロンと、生薬の甘草又は、柴胡
との組合せによる皮膚病塗布剤も報告されている。(特
開昭60−23325) 〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、甘草や柴胡は、種々の成分の混合物で
あり、またサイコサポニンもいくつかのサポニン成分の
混合物であり、その内のどの成分による作用なのか未だ
充分に解明されていない。
特に、細胞成長因子との組合せにおいては、全く不明
である。
本発明者らは、細胞成長因子として、、線維芽細胞成
長因子(FGF)、血小板由来成長因子(PDGF)、あるい
はトランスフォーミンググロースファクターβ(TGF−
β)とサイコサポニン成分のうちサイコサポニンb1ある
いは、サイコサポニンb2の組合せにおいて、相乗的に皮
膚細胞の増殖を著しく促進することを見い出し、このこ
とに着目して、サイコサポニンb1および/またはb2と細
胞成長因子を配合した皮膚外用剤を経皮的に投与した場
合、いかなる効果を生じるか、鋭意研究を重ねた結果、
創傷治療の遅延や、肌荒れ、日光照射による光障害や加
齢にともなう皮膚のしわ、たるみ、あるいはつやの消失
などを防いで、皮膚の老化を防止する効果に極めて優れ
ることを見い出し、本発明を完成するに至った。
〔課題を解決するための手段〕
すなわち、本発明は、サイコサポニンb1および/また
はb2とFGF、PDGFまたはTGF−βのいずれかの細胞成長因
子を配合することを特徴とする皮膚外用剤を提供するも
のである。
以下、本発明の構成を詳述する。
本発明の皮膚外用剤においては、サイコサポニンb1
サイコサポニンb2のすくなくともどちらかが配合され
る。サイコサポニンb1とサイコサポニンb2は柴胡等の植
物からの抽出物のかたちで用いてもよく、あるいは抽出
されたサイコサポニンからサイコサポニンb1とサイコサ
ポニンb2を分離して用いてもよい。細胞成長因子との組
合せで相乗効果を示すのは、サイコサポニンb1とb2であ
り、他のサイコサポニン成分であるサイコサポニンa、
b3、b4、c、dには、相乗効果を示すものはない。
本発明におけるサイコサポニンb1とb2の配合量は、皮
膚外用剤全量中0.0001〜1重量%(1ppm〜10000ppm)が
好ましく、0.001〜0.1重量%(10ppm〜1000ppm)がさら
に好ましい。0.0001重量%未満では本発明の効果が十分
発揮されず、1重量%を越えて配合してもそれ以上の効
果は望めない。
本発明で用いる細胞成長因子は、FGF、PDGFおよびTGF
−βであり、表皮細胞や真皮の線維芽細胞の増殖を極め
て低濃度(0.1ng/g〜100ng/g)で著明に促進することが
知られている。また、これらの細胞成長因子を外用する
ことにより、皮膚の創傷治療が促進される傾向にあるこ
とが報告されている。
次にEGFと、本発明に用いるFGF、PDGFまたはTGF−β
の分子性状や作用機序を述べると、 EGFは、53個のアミノ酸よりなるポリペプチドであ
り、分子量は、6045で、水にとけやすく、表皮細胞や、
線維芽細胞などの多くの種類の細胞の増殖を促進する。
FGFは、2種類報告されており、酸性FGFは、140個
のアミノ酸よりなるポリペプチドで、塩基性FGFは、146
個のアミノ酸よりなるポリペプチドである。両者とも、
線維芽細胞や血管内皮細胞などの増殖を促進することが
知られている。
PDGFは、125個のアミノ酸よりなるA鎖と160個のア
ミノ酸よりなるB鎖の複合体で、それぞれAA、ABおよび
BBの組合せのポリペプチドである。線維芽細胞のような
結合組織の細胞の増殖を促進する。
また、生体防御機構のなかで、創傷治癒過程で重要な
役割を果していることが知られている。
TGF−βは、112個のアミノ酸よりなるポリペプチド
鎖2本よりなる複合体であり、他の細胞成長因子の作用
を促進したり、阻害したりすることが知られている。線
維芽細胞の増殖を促進し、コラーゲンやフィブロネクチ
ンなどの生体高分子成分の産生を促進することが知られ
ている。
本発明におけるFGF、PDGFまたはTGF−βのいずれかの
細胞成長因子の配合量は、皮膚外用剤全量中0.00001〜
0.1重量%(0.1ppm〜1000ppm)が好ましく、0.0001〜0.
01重量%(1.0ppm〜100ppm)がさらに好ましい。0.0000
1重量%未満では本発明の効果が十分発揮されず、0.1重
量%を越えて配合してもそれ以上の効果は望めない。
本発明の皮膚外用剤は、前記の必須成分に加えて必要
に応じて、本発明の効果を損わない範囲内で、化粧品、
医薬品等に一般に用いられる各種成分、すなわち、水性
成分、粉末成分、油分、界面活性剤、保湿剤、増粘剤、
防腐剤、酸化防止剤、香料、色剤、薬剤等を配合するこ
とができる。
また本発明の皮膚外用剤の剤型は任意であり、霊えば
化粧水等の可溶化系、乳液、クリーム等の乳化系あるい
は軟膏、分散液などの剤型をとることができる。
〔発明の効果〕
本発明の皮膚外用剤は、サイコサポニンb1および/ま
たはサイコサポニンb2とFGF、PDGFまたはTGF−βのいず
れかの細胞成長因子を配合することにより、創傷治癒の
遅延や、肌荒れ、日光照射による光障害や加齢にともな
う皮膚のしわ、たるみ、あるいはつやの消失などを防い
で、皮膚の老化を防止する効果に優れた皮膚外用剤であ
る。
〔実施例〕
以下に、実施例を示して本発明を詳述するが、本発明
はこれにより限定されるものではない。
実施例に先立ち本発明にかかる皮膚外用剤の皮膚老化
防止効果を明らかにするために行った試験法、評価方法
を説明する。
皮膚細胞増殖作用 サイコサポニンb1および/またはサイコサポニンb2
細胞成長因子を配合した皮膚外用剤の創傷治療促進や肌
荒れ防止、加齢にともなう、皮膚のしわやしみやつやの
消失の防止などの皮膚老化防止効果を示すために次の皮
膚細胞増殖促進作用の試験を、通常の培養シャーレを用
いた細胞培養系と、コラーゲン線維ゲル内での培養系で
ある真皮モデル内(T.Nishiyama et al.,Collagen Rel.
Res.,,259−273,1988,T.Nishiyama et al.,Matrix
193−199、1989)の培養系で試験した。
ヒト皮膚真皮より得た線維芽細胞を、ダルベッコ変法
イーグル培養液(DMEM)に10%ウシ胎児血清(FBS)を
含む倍地で培養し、実施に必要な細胞を得る。
培養シャーレを用いた系 細胞をトリプシンで分散し、単一細胞とし、細胞培養
用シャーレに1×105個の細胞を接着させる。接着後、
5時間5%CO2インキュベータ中で培養した後、0.2%FB
Sを含むDMEMに培地交換してCO2インキュベータ中で培養
する。
24時間後、サイコサポニンb1またはb2(最終濃度10μ
g/ml)、細胞成長因子(最終濃度10ng/ml)、あるい
は、サイコサポニンb1またはb2(最終濃度1μg/ml)、
細胞成長因子(最終濃度10ng/ml)の両者を含む0.2%FB
S−DMEMに培地交換し、CO2インキュベータ中で37℃でさ
らに7日間培養する。その後、細胞をトリプシンで分散
し、細胞数を計測した。なお、0.2%FBS−DMEMのみで培
養したものをコントロールとした。
結果を表−1に示す。サイコサポニンb1または、b2
細胞成長因子との組合せにより、皮膚線維芽細胞の増殖
が、それぞれ単独の場合に比べ、相乗的に著しく促進さ
れた。サイコサポニンの成分のうちa、b3、b4、c、d
には、細胞成長因子との相乗作用は全くみられなかっ
た。
真皮モデル系 細胞をトリプシンで分散し、単一細胞とし、I型コラ
ーゲン(1mg/ml)を含む10%FBS−DMEM中に2×105個の
細胞を分散する。この細胞とコラーゲンを含む溶液を培
養シャーレに注入し、直ちに37℃のCO2インキュベータ
中で培養する。10分後に、コラーゲンが線維を形成しゲ
ル化し、細胞がゲル内に内包される。培養とともに、こ
のゲルは、収縮し、7日以上たつと、コラーゲン線維密
度が真皮に相当する程度(10〜20%)まで高くなり、細
胞の増殖が全く停止する。この状態の細胞を、サイコサ
ポニンb1またはb2(最終濃度10μg/ml)、細胞成長因子
(最終濃度30ng/ml)、あるいはサイコサポニンb1また
はb2(最終濃度1μg/ml)、細胞成長因子(最終濃度30
ng/ml)の両者を含む10%FBS−DMEMで、さらに3日間、
37℃でCO2インキュベータ中で培養する。その後、コラ
ーゲンゲルをコラゲナーゼで分解し、細胞を回収して、
細胞数を求めた。なお、10%FBS−DMEMのみで培養した
ものをコントロールとした。
結果を表−2に示す。真皮モデル系では、サイコサポ
ニンb1、b2あるいは細胞成長因子(PDGFを除く)単独で
は、皮膚線維芽細胞の増殖を促進しなかった。しかもな
がらサイコサポニンb1あるいはb2と細胞成長因子の両者
の組合せにより、細胞の増殖は、相乗的に著明に促進さ
れた。サイコサポニンの成分のうちa、b3、b4、c、d
には、細胞成長因子との相乗作用は全くみとめられなか
った。
更に皮膚に対する創傷治癒効果を示すために次の試験
を行った。
老齢ラット皮膚への創傷治癒効果 生後70週齢のウィスター系ラットを5匹1群として毛
刈後、試験に供した。ラットは、エーテル麻酔後、正中
線にそって、約3cm背部皮膚を切開し、ただちに切開部
をミッヘル縫合し、サイコサポニンb1あるいは、b2を10
0μg/mlの濃度で含む生理食塩水溶液、細胞成長因子を
1μg/mlの濃度で含む生理食塩水溶液、あるいは両者を
含む生理食塩水溶液を1日1回、0.1mlずつ10日間連続
塗布した。10日後、ラットをエーテル麻酔死させ、縫合
針を外し、断面2cmとなるように皮膚切片を作製した。
張力測定には、テンシロンUTM−4(東洋測器株式会社
製)を用い、創傷治癒面の切断張力を測定した。なお、
コントロールは、生理食塩溶液を塗布した皮膚切片を用
いた。
表−3の結果から、サイコサポニンb1およびb2単独塗
布の方が、細胞成長因子単独の場合より、創傷治癒を促
進する。さらに両者の組合せにより相乗的に創傷治癒が
促進されることが認められた。
肌荒れ改善効果 実施例1の化粧水〔サイコサポニンb1とPDGFを精製水
に配合したもの〕とブランク化粧水〔サイコサポニンb1
とPDGFを配合しないもの(精製水で置換)〕、サイコサ
ポニンb1配合化粧水〔PDGFを配合しないもの(精製水で
置換)〕およびPDGF配合化粧水〔サイコサポニンb1を配
合しないもの(精製水で置換)〕を用いて人体パネルで
肌荒れ改善効果試験を行った。
すなわち、女性健常人(顔面)の皮膚表面形態をミリ
スン樹脂によるレプリカ法を用いて肌のレプリカを取り
顕微鏡(7倍)にて観察する。
皮紋の状態及び角層の剥離状態から表−4に示す基準
に基づいて肌荒れ評価1,2と判定された肌荒れパネルを2
5名ずつ、次の3種類の実験に用いた。
(1) 顔面左右半々に、実施例1の化粧水とブランク
化粧水を塗布。
(2) 顔面左右半々に実施例1の化粧水とサイコサポ
ニンb1配合化粧水を塗布。
(3) 顔面左右半々に実施例1の化粧水とPDGF配合化
粧水を塗布。
(1)〜(3)各25名ずつ、1日1回4週間、それぞ
れの化粧水を塗布した。
4週間後、再び上述のレプリカ法にて肌の状態を観察
し、表−4の判定基準に従って評価した。
結果を表−5、表−6および表−7に示す。
これらの結果より、サイコサポニンb1配合およびPDGF
配合の化粧水にも改善効果が認められるが、サイコサポ
ニンb1とPDGFの両者を配合した化粧水では、相乗効果に
より顕著な肌荒れ改善効果が認められた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A61K 38/00 A61K 45/06 45/06 37/02 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61K 7/00 A61K 31/70 A61K 37/02 A61K 45/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】次式 で表わされるサイコサポニンb1(R=β−OH)および/
    またはサイコサポニンb2(R=α−OH)に、FGF、RDGF
    またはTGF−βのいずれかの細胞成長因子を添加してな
    ることを特長とする皮膚外用剤。
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