JP2955504B2 - 釣竿用トップガイド - Google Patents
釣竿用トップガイドInfo
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- JP2955504B2 JP2955504B2 JP7330965A JP33096595A JP2955504B2 JP 2955504 B2 JP2955504 B2 JP 2955504B2 JP 7330965 A JP7330965 A JP 7330965A JP 33096595 A JP33096595 A JP 33096595A JP 2955504 B2 JP2955504 B2 JP 2955504B2
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- JP
- Japan
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- bridge
- fishing rod
- rear end
- mounting pipe
- guide ring
- Prior art date
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 11
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000003405 preventing effect Effects 0.000 description 2
- 238000005219 brazing Methods 0.000 description 1
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01K—ANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
- A01K87/00—Fishing rods
- A01K87/04—Fishing-line guides on rods, e.g. tips
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Environmental Sciences (AREA)
- Marine Sciences & Fisheries (AREA)
- Animal Husbandry (AREA)
- Biodiversity & Conservation Biology (AREA)
- Fishing Rods (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は釣竿用トップガイドに関
する。詳しくは、案内環を保持した案内環保持部と、釣
竿先端部が挿入される円筒状の取付パイプと、案内環保
持部の左右両側部から後ろ下方へ向かって延びたブリッ
ジとを備え、該ブリッジの後端部が上記取付パイプの外
周面に下方から固着された釣竿用トップガイドに関し、
ブリッジの形状を工夫することで、糸の引っ掛かりを少
なくした新規な釣竿用トップガイドを提供しようとする
ものである。
する。詳しくは、案内環を保持した案内環保持部と、釣
竿先端部が挿入される円筒状の取付パイプと、案内環保
持部の左右両側部から後ろ下方へ向かって延びたブリッ
ジとを備え、該ブリッジの後端部が上記取付パイプの外
周面に下方から固着された釣竿用トップガイドに関し、
ブリッジの形状を工夫することで、糸の引っ掛かりを少
なくした新規な釣竿用トップガイドを提供しようとする
ものである。
【0002】
【従来の技術】釣竿の先端部に装着されるトップガイ
ド、特に、所謂外通しタイプの竿に装着されるトップガ
イドは、通常、案内環保持部と取付パイプとこれらを連
結するための連結手段等から成り、案内環保持部には案
内環が保持され、取付パイプには竿の先端部が挿入され
る。そして、中型以上のサイズのものにあっては、上記
連結手段を複数備えたものが多い。
ド、特に、所謂外通しタイプの竿に装着されるトップガ
イドは、通常、案内環保持部と取付パイプとこれらを連
結するための連結手段等から成り、案内環保持部には案
内環が保持され、取付パイプには竿の先端部が挿入され
る。そして、中型以上のサイズのものにあっては、上記
連結手段を複数備えたものが多い。
【0003】図6及び図7はそのようなタイプの従来の
釣竿用トップガイドの一例aを示すものである。同図に
おいて、bは金属製のフレームであり、円環状を為す案
内環保持部cと、その左右両側部から後ろ下方へ延びた
ブリッジdと、案内環保持部cの下端部から略後ろ下方
へ延びた比較的短い脚片eとから成る。ブリッジdは、
上方から見て左右幅の狭い略台形状を成し、且つ、側方
から見て略横倒J字状をしており、その後端部fは下方
へ向けて半円弧形に屈曲されている。gは金属製の取付
パイプであり、その前端部に脚片eの後部が挿入され、
中間部がブリッジdの後端部f上に載置され、取付パイ
プgの外周面とブリッジdの後端部fとの接触箇所が、
また、脚片eと取付パイプgの前端面とが、夫々ロー付
けされる。しかして、フレームbと取付パイプgとが一
体的に接合される。案内環保持部cには案内環hが内嵌
状に保持される。そして、取付パイプgには後方から釣
竿iの先端部が挿入され、それにより、トップガイドa
が当該釣竿iに装着される。案内環hには釣糸jが通さ
れる。
釣竿用トップガイドの一例aを示すものである。同図に
おいて、bは金属製のフレームであり、円環状を為す案
内環保持部cと、その左右両側部から後ろ下方へ延びた
ブリッジdと、案内環保持部cの下端部から略後ろ下方
へ延びた比較的短い脚片eとから成る。ブリッジdは、
上方から見て左右幅の狭い略台形状を成し、且つ、側方
から見て略横倒J字状をしており、その後端部fは下方
へ向けて半円弧形に屈曲されている。gは金属製の取付
パイプであり、その前端部に脚片eの後部が挿入され、
中間部がブリッジdの後端部f上に載置され、取付パイ
プgの外周面とブリッジdの後端部fとの接触箇所が、
また、脚片eと取付パイプgの前端面とが、夫々ロー付
けされる。しかして、フレームbと取付パイプgとが一
体的に接合される。案内環保持部cには案内環hが内嵌
状に保持される。そして、取付パイプgには後方から釣
竿iの先端部が挿入され、それにより、トップガイドa
が当該釣竿iに装着される。案内環hには釣糸jが通さ
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】釣竿用のガイドには、
できるだけ糸絡みしないことが要求される。この点、上
記した従来のトップガイドaには多くの問題があった。
即ち、ブリッジdの後端部fと取付パイプgの外周面と
が連続する位置には明らかな段差k、k、kが形成され
てしまうため、ややもするとこの段差k、k、kのある
位置で釣糸jが引っ掛かってしまい、釣糸jの繰り出し
や巻き取りが不能になるという問題があった。
できるだけ糸絡みしないことが要求される。この点、上
記した従来のトップガイドaには多くの問題があった。
即ち、ブリッジdの後端部fと取付パイプgの外周面と
が連続する位置には明らかな段差k、k、kが形成され
てしまうため、ややもするとこの段差k、k、kのある
位置で釣糸jが引っ掛かってしまい、釣糸jの繰り出し
や巻き取りが不能になるという問題があった。
【0005】また、ブリッジdの側方から見た形状は横
倒J字形をしているので、大部分が、その両端を結ぶ直
線より上に突出している。このため、釣糸jが、図7に
二点鎖線で示すように、ブリッジdの内側を通ってしま
った状態で緊張されると、多くの場合、その釣糸jはブ
リッジd外へ逃げることができなくなってしまい、これ
も糸絡みになるという問題があった。
倒J字形をしているので、大部分が、その両端を結ぶ直
線より上に突出している。このため、釣糸jが、図7に
二点鎖線で示すように、ブリッジdの内側を通ってしま
った状態で緊張されると、多くの場合、その釣糸jはブ
リッジd外へ逃げることができなくなってしまい、これ
も糸絡みになるという問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明釣竿用ト
ップガイドは、上記課題を解決するために、上下方向か
ら見てブリッジの外形を後端部が閉じた略V字形に形成
し、且つ、該後端部をある程度の前後長を有する矢じり
形にすると共に、該後端部の下面を後ろへ行くに従って
取付パイプに近ずく段差様の屈曲部の無い斜面にし、ブ
リッジの上縁全体がその両端を結ぶ直線より下に位置す
るようにこのブリッジを下へ向けて屈曲させたものであ
る。
ップガイドは、上記課題を解決するために、上下方向か
ら見てブリッジの外形を後端部が閉じた略V字形に形成
し、且つ、該後端部をある程度の前後長を有する矢じり
形にすると共に、該後端部の下面を後ろへ行くに従って
取付パイプに近ずく段差様の屈曲部の無い斜面にし、ブ
リッジの上縁全体がその両端を結ぶ直線より下に位置す
るようにこのブリッジを下へ向けて屈曲させたものであ
る。
【0007】
【0008】
【作用】従って、本発明釣竿用トップガイドにあって
は、ブリッジの外形自体に段差様の屈曲部が無い上に、
ブリッジと取付パイプとが連続する部位、例えば、上方
から見てブリッジの外側縁と取付パイプの外周面とが連
続する部位や、ブリッジの後端部下面と上記外周面とが
連続する部位にも段差様の屈曲部は無いので、これら部
位に釣糸が引っ掛かる虞れは非常に小さいものとなる。
そして、ブリッジの後端部が矢じり形になっているの
で、その下面を斜面にするための加工を、例えば、プレ
スによる場合でも小さな圧力で容易且つ綺麗に行うこと
ができ、従って、製造コストが安く済む。
は、ブリッジの外形自体に段差様の屈曲部が無い上に、
ブリッジと取付パイプとが連続する部位、例えば、上方
から見てブリッジの外側縁と取付パイプの外周面とが連
続する部位や、ブリッジの後端部下面と上記外周面とが
連続する部位にも段差様の屈曲部は無いので、これら部
位に釣糸が引っ掛かる虞れは非常に小さいものとなる。
そして、ブリッジの後端部が矢じり形になっているの
で、その下面を斜面にするための加工を、例えば、プレ
スによる場合でも小さな圧力で容易且つ綺麗に行うこと
ができ、従って、製造コストが安く済む。
【0009】更に、本発明釣竿用トップガイドにあって
は、釣糸がブリッジの内側を通ったとしても、その釣糸
は緊張されることでブリッジの内側空間から外へ逃げる
ことになるため、ブリッジによる糸絡みを防止又は自動
的に解消することができる。
は、釣糸がブリッジの内側を通ったとしても、その釣糸
は緊張されることでブリッジの内側空間から外へ逃げる
ことになるため、ブリッジによる糸絡みを防止又は自動
的に解消することができる。
【00010】
【実施例】以下に、本発明釣竿用トップガイドの詳細を
添付図面に示した実施例に従って説明する。尚、この実
施例は、本発明を、リールから引き出された釣糸の経路
が竿の上側に位置するタイプの釣竿に装着されるトップ
ガイドに適用したものである。
添付図面に示した実施例に従って説明する。尚、この実
施例は、本発明を、リールから引き出された釣糸の経路
が竿の上側に位置するタイプの釣竿に装着されるトップ
ガイドに適用したものである。
【0011】図中1が釣竿用トップガイドであり、それ
ぞれ金属製のフレーム2及び取付パイプ3から成る。フ
レーム2は案内環4を保持した案内環保持部5とブリッ
ジ6及び脚片7とから成る。これらブリッジ6及び脚片
7は上記取付パイプ3との結合を行うためのものであ
る。案内環保持部5は円環状をしており、その前端(図
1における左上方へ向かう方向を前方とする)部には内
側へ僅かに突出した環状の保持縁8(図4参照)が形成
されている。
ぞれ金属製のフレーム2及び取付パイプ3から成る。フ
レーム2は案内環4を保持した案内環保持部5とブリッ
ジ6及び脚片7とから成る。これらブリッジ6及び脚片
7は上記取付パイプ3との結合を行うためのものであ
る。案内環保持部5は円環状をしており、その前端(図
1における左上方へ向かう方向を前方とする)部には内
側へ僅かに突出した環状の保持縁8(図4参照)が形成
されている。
【0012】ブリッジ6は上方から見て略V字形をして
いる。即ち、9、9はブリッジ6を構成している左右2
つの側片であり、これら側片9、9は比較的細幅の板状
を為し、案内環保持部5の後縁5aの左右両側部から後
ろ下方へ向かって延びると共に、互いの間の間隔を次第
に狭めて後端部10(以下、「パイプ受部」と言う)に
おいて連続している。そして、前端からパイプ受部10
に至る間に互いに反対側へ略90度くらい捩られ、パイ
プ受部10近くから幅が広がっている。上記パイプ受部
10は、上方から見て、ある程度の前後長を有して後ろ
が尖った略矢じり形を為すように形成され、その下面1
0aは後ろ上がりの斜面になっている。
いる。即ち、9、9はブリッジ6を構成している左右2
つの側片であり、これら側片9、9は比較的細幅の板状
を為し、案内環保持部5の後縁5aの左右両側部から後
ろ下方へ向かって延びると共に、互いの間の間隔を次第
に狭めて後端部10(以下、「パイプ受部」と言う)に
おいて連続している。そして、前端からパイプ受部10
に至る間に互いに反対側へ略90度くらい捩られ、パイ
プ受部10近くから幅が広がっている。上記パイプ受部
10は、上方から見て、ある程度の前後長を有して後ろ
が尖った略矢じり形を為すように形成され、その下面1
0aは後ろ上がりの斜面になっている。
【0013】また、ブリッジ6の上縁11、11は、全
体がその両端を結ぶ直線より下に位置するようにされて
おり、この実施例では上縁11、11全体を下へ向けて
極く緩やかに屈曲させてある。尚、ここで言うブリッジ
6の「上縁11、11」とは、上方を向いた面又は縁と
いう意味である。脚片7は案内環保持部5の後縁5aの
下端部から後ろ下方へ向けて突出されている。
体がその両端を結ぶ直線より下に位置するようにされて
おり、この実施例では上縁11、11全体を下へ向けて
極く緩やかに屈曲させてある。尚、ここで言うブリッジ
6の「上縁11、11」とは、上方を向いた面又は縁と
いう意味である。脚片7は案内環保持部5の後縁5aの
下端部から後ろ下方へ向けて突出されている。
【0014】このようなフレーム2は一枚のステンレス
板をプレスによって絞り及び穴明け加工等することによ
って形成される。
板をプレスによって絞り及び穴明け加工等することによ
って形成される。
【0015】取付パイプ3は基本的に円筒状を為し、そ
の前端部は前端口3aが横長になるように加工されてい
る。
の前端部は前端口3aが横長になるように加工されてい
る。
【0016】しかして、ブリッジ6のパイプ受部10に
取付パイプ3の略中間部が載置され、且つ、該取付パイ
プ3の孔前端部に脚片7の後部が挿入され、この状態か
ら、これらパイプ受部10及び脚片7と取付パイプ3と
の間でロー付けが為される。これにより、フレーム2と
取付パイプ3とが一体的に結合される。
取付パイプ3の略中間部が載置され、且つ、該取付パイ
プ3の孔前端部に脚片7の後部が挿入され、この状態か
ら、これらパイプ受部10及び脚片7と取付パイプ3と
の間でロー付けが為される。これにより、フレーム2と
取付パイプ3とが一体的に結合される。
【0017】このような釣竿用トップガイド1は、取付
パイプ3に後方から釣竿12の先端部が挿入されされる
ことで当該釣竿12に装着される。そして、案内環4に
は釣糸13が通される。
パイプ3に後方から釣竿12の先端部が挿入されされる
ことで当該釣竿12に装着される。そして、案内環4に
は釣糸13が通される。
【0018】このような釣竿用トップガイド1にあって
は、糸絡みの虞れが小さい。即ち、ブリッジ6は上記し
た形状にされているので、これ自体に段差様の屈曲部が
無い上に、ブリッジ6と取付パイプ3とが連続する部
位、例えば、上方から見て側片9、9の外側縁と取付パ
イプ3の外周面3aとが連続する部位や、パイプ受部1
0の下面10aと上記外周面3aとが連続する部位にも
段差様の屈曲部が生じないため、これら側部9、9やパ
イプ受部10に釣糸13が引っ掛かる虞れは非常に小さ
いものとなる。
は、糸絡みの虞れが小さい。即ち、ブリッジ6は上記し
た形状にされているので、これ自体に段差様の屈曲部が
無い上に、ブリッジ6と取付パイプ3とが連続する部
位、例えば、上方から見て側片9、9の外側縁と取付パ
イプ3の外周面3aとが連続する部位や、パイプ受部1
0の下面10aと上記外周面3aとが連続する部位にも
段差様の屈曲部が生じないため、これら側部9、9やパ
イプ受部10に釣糸13が引っ掛かる虞れは非常に小さ
いものとなる。
【0019】そして、前記したようにブリッジ6のパイ
プ受部10はある程度の前後長を有する矢じり形になっ
ているので、その下面10aを斜面にするための加工を
容易に行うことができる。即ち、板材からフレーム2が
打ち抜かれた状態で、パイプ受部10となるべき部分は
後ろへ行くに従い幅が狭くなっているので、例えばこの
部分をプレスで潰すには小さな圧力で足りるからであ
る。従って、製造コストが安く済む。
プ受部10はある程度の前後長を有する矢じり形になっ
ているので、その下面10aを斜面にするための加工を
容易に行うことができる。即ち、板材からフレーム2が
打ち抜かれた状態で、パイプ受部10となるべき部分は
後ろへ行くに従い幅が狭くなっているので、例えばこの
部分をプレスで潰すには小さな圧力で足りるからであ
る。従って、製造コストが安く済む。
【0020】更に、ブリッジ6の上縁11、11はその
全体が下に向かって屈曲されているので、仮に、釣糸1
3が図1に二点鎖線で示すように絡みついてその一部が
ブリッジ6の内側に入った場合でも、その状態から釣糸
13が緊張されると、ブリッジ6内に入っていた部分
は、通常、自動的にブリッジ6外へ逃がされることにな
り、それにより、糸絡みが防止又は自動的に解消され
る。
全体が下に向かって屈曲されているので、仮に、釣糸1
3が図1に二点鎖線で示すように絡みついてその一部が
ブリッジ6の内側に入った場合でも、その状態から釣糸
13が緊張されると、ブリッジ6内に入っていた部分
は、通常、自動的にブリッジ6外へ逃がされることにな
り、それにより、糸絡みが防止又は自動的に解消され
る。
【0021】図5はブリッジ6の後端部の変形例14を
示すもので、前記した後端部10に較べて前後長が長く
なっている。従って、長くなった分、その底面14aの
傾斜を緩くすることができるため、糸絡み防止効果を更
に高めることができる。
示すもので、前記した後端部10に較べて前後長が長く
なっている。従って、長くなった分、その底面14aの
傾斜を緩くすることができるため、糸絡み防止効果を更
に高めることができる。
【0022】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明釣竿用トップガイドは、案内環を保持した案
内環保持部と、釣竿先端部が挿入される円筒状の取付パ
イプと、案内環保持部の左右両側部から後ろ下方へ向か
って延びたブリッジとを備え、該ブリッジの後端部が上
記取付パイプの外周面に下方から固着された釣竿用トッ
プガイドであって、上下方向から見てブリッジの外形を
後端部が閉じた略V字形に形成し、且つ、該後端部をあ
る程度の前後長を有する矢じり形にすると共に、該後端
部の下面を後ろへ行くに従って取付パイプに近ずく段差
様の屈曲部の無い斜斜面にし、ブリッジの上縁全体がそ
の両端を結ぶ直線より下に位置するようにこのブリッジ
を下へ向けて屈曲させたことを特徴とする。
に、本発明釣竿用トップガイドは、案内環を保持した案
内環保持部と、釣竿先端部が挿入される円筒状の取付パ
イプと、案内環保持部の左右両側部から後ろ下方へ向か
って延びたブリッジとを備え、該ブリッジの後端部が上
記取付パイプの外周面に下方から固着された釣竿用トッ
プガイドであって、上下方向から見てブリッジの外形を
後端部が閉じた略V字形に形成し、且つ、該後端部をあ
る程度の前後長を有する矢じり形にすると共に、該後端
部の下面を後ろへ行くに従って取付パイプに近ずく段差
様の屈曲部の無い斜斜面にし、ブリッジの上縁全体がそ
の両端を結ぶ直線より下に位置するようにこのブリッジ
を下へ向けて屈曲させたことを特徴とする。
【0023】従って、本発明釣竿用トップガイドにあっ
ては、ブリッジの外形自体に段差様の屈曲部が無い上
に、ブリッジと取付パイプとが連続する部位、例えば、
上方から見てブリッジの外側縁と取付パイプの外周面と
が連続する部位や、ブリッジの後端部下面と上記外周面
とが連続する部位にも段差様の屈曲部は無いので、これ
ら部位に釣糸が引っ掛かる虞れは非常に小さいものとな
る。そして、ブリッジの後端部が矢じり形になっている
ので、その下面を斜面にするための加工を、例えば、プ
レスによる場合でも小さな圧力で容易且つ綺麗に行うこ
とができ、従って、製造コストが安く済む。
ては、ブリッジの外形自体に段差様の屈曲部が無い上
に、ブリッジと取付パイプとが連続する部位、例えば、
上方から見てブリッジの外側縁と取付パイプの外周面と
が連続する部位や、ブリッジの後端部下面と上記外周面
とが連続する部位にも段差様の屈曲部は無いので、これ
ら部位に釣糸が引っ掛かる虞れは非常に小さいものとな
る。そして、ブリッジの後端部が矢じり形になっている
ので、その下面を斜面にするための加工を、例えば、プ
レスによる場合でも小さな圧力で容易且つ綺麗に行うこ
とができ、従って、製造コストが安く済む。
【0024】
【0025】更に、本発明釣竿用トップガイドにあって
は、釣糸がブリッジの内側を通ったとしても、その釣糸
は緊張されることでブリッジの内側空間から外へ逃げる
ことになるため、ブリッジによる糸絡みを防止又は自動
的に解消することができる。
は、釣糸がブリッジの内側を通ったとしても、その釣糸
は緊張されることでブリッジの内側空間から外へ逃げる
ことになるため、ブリッジによる糸絡みを防止又は自動
的に解消することができる。
【0026】また、本発明におけるブリッジは案内環保
持部と一体である必要はない。そして、前記実施例にお
いては、本発明を、リールから引き出された釣糸の案内
経路が竿の上側に位置するタイプの釣竿に装着される釣
竿用トップガイドに適用したものを示したが、本発明は
上記案内経路が竿の下側に位置するタイプの竿に装着さ
れるトップガイドにも適用することができ、この場合
は、本明細書中の上下方向を逆に観念すればよい。この
ような観念は、特許請求の範囲における上下方向の解釈
についても同様である。
持部と一体である必要はない。そして、前記実施例にお
いては、本発明を、リールから引き出された釣糸の案内
経路が竿の上側に位置するタイプの釣竿に装着される釣
竿用トップガイドに適用したものを示したが、本発明は
上記案内経路が竿の下側に位置するタイプの竿に装着さ
れるトップガイドにも適用することができ、この場合
は、本明細書中の上下方向を逆に観念すればよい。この
ような観念は、特許請求の範囲における上下方向の解釈
についても同様である。
【0027】
【図1】図1乃至図4は本発明釣竿用トップガイドの実
施例を示すものであり、本図は斜視図である。
施例を示すものであり、本図は斜視図である。
【図2】側面図である。
【図3】底面図である。
【図4】図3のIV−IV線に沿って切断した拡大断面
図である。
図である。
【図5】ブリッジ後端部の変形例を示す底面図である。
【図6】図6及び図7は従来の釣竿用トップガイドの一
例を示すもので、本図は一部を切り欠いて示す平面図で
ある。
例を示すもので、本図は一部を切り欠いて示す平面図で
ある。
【図7】側面図である。
【0028】
1…釣竿用トップガイド 3…取付パイプ 3a…(取付パイプの)外周面 5…案内環保持部 6…ブリッジ 10…(ブリッジの)後端部 10a…(後端部の)下面 11…(ブリッジの)上縁 12…釣竿 14…(ブリッジの)後端部 14a…(後端部の)下面
Claims (1)
- 【請求項1】案内環を保持した案内環保持部と、釣竿先
端部が挿入される円筒状の取付パイプと、案内環保持部
の左右両側部から後ろ下方へ向かって延びたブリッジと
を備え、該ブリッジの後端部が上記取付パイプの外周面
に下方から固着された釣竿用トップガイドであって、上
下方向から見てブリッジの外形を後端部が閉じた略V字
形に形成し、且つ、該後端部をある程度の前後長を有す
る矢じり形にすると共に、該後端部の下面を後ろへ行く
に従って取付パイプに近ずく段差様の屈曲部の無い斜面
にし、ブリッジの上縁全体がその両端を結ぶ直線より下
に位置するようにこのブリッジを下へ向けて屈曲させた
ことを特徴とする釣竿用トップガイド
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7330965A JP2955504B2 (ja) | 1995-11-13 | 1995-11-13 | 釣竿用トップガイド |
TW086220710U TW350213U (en) | 1995-11-13 | 1996-11-05 | Novel top guide ring for fishing rod |
KR1019960052265A KR100257725B1 (ko) | 1995-11-13 | 1996-11-06 | 낚싯대용 톱 가이드 |
GB9623385A GB2307386B (en) | 1995-11-13 | 1996-11-11 | Top guide for fishing rod |
AU70694/96A AU708342B2 (en) | 1995-11-13 | 1996-11-11 | Top guide for fishing rod |
US08/747,377 US5941013A (en) | 1995-11-13 | 1996-11-12 | Top guide for fishing rod |
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