JP3697466B2 - ルアー用のはりす装置及びその装置に用いるブレード - Google Patents

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【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、釣糸や釣針がリングと共に、ブレードから容易に取外しできるように改善したルアー用のはりす装置及びその装置に用いるブレードに関する。
【0002】
【従来の技術】
本発明の従来例について、図面を参照して説明する。図5は本発明の従来例でルアー用のはりす装置を示す斜視図、図6は図5で示した釣針の取付説明図である。
従来例のルアー用はりす装置として、スプーン形を例に説明する。図5で示すように従来例のルアー用はりす装置1は、さじ先端の形をしたブレード2と、このブレードの両端に設けた小孔に、それぞれリングを設けると共に、その一方のリングには釣針8を配設したものが知られている。
【0003】
ブレード2は各種の形があって、水中や水面ではその動きに変化を持たせることができるものである。このブレード2の一端には、リング4を介して図示しない釣糸を取付けする。ブレードの他方にはコイル状に巻廻したリング5を介して、釣針8を取付けしている。
釣針8は図6で示すように、コイル巻したリング5の端部を開いて、釣針8の取付部を挿入すると共にリング5を回転させる。すると、釣針の取付部は、リング5を形成する線材の間を通って、輪形内に取付けできるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このようなルアー用のはりす装置によれば、リングに釣針や釣糸を取付けすることが非常に面倒であった。特に釣針などは釣の途中で交換することが多く、その着脱に時間がかかると、せっかくのチャンスを逃すこともあって、素早く交換できることが望まれていた。
本発明は、このような不具合を解消するためになされたものであり、着脱が簡単にできるルアー用のはりす装置及びその装置に用いるブレードの提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記不具合を解決するために、本発明は次のような構成としている。
請求項1に記載したルアー用のはりす装置は、水中での動きに変化を持たせるためにブレード本体の両端部にそれぞれ小孔を設けると共に、一方の小孔には釣糸を他方の小孔には釣針などを取付けて、魚が掛った状態では前記ブレード本体の両端側に引張られる力向の力が付加されるルアー用のはりす装置において、前記小孔にはリングなどの輪形を介して取付けた釣糸や釣針などの着脱用として、それぞれの小孔のブレード中央部側には、小孔の内側に向って外れ防止用としての一対の小突起を設けた。また、これらの小突起間からは、少なくともその一部が、ブレード中央部側の外形方向に向って配設されると共に、前記釣糸や釣針などに設けた輪形が容易に通過して、引掛け状態で前記小孔に取付けできるようにした溝状の着脱手段を設けることで、ルアー用のはりす装置とした。
請求項2に記載したブレードは、水中での動きに変化を持たせるためのブレード本体の両端に、それぞれ釣糸や釣針などを取付けるために小孔を設けた。
これらの小孔の前記ブレード本体中央部側には、小孔の内側に向って外れ防止用としての一対の小突起を設けた。また、ブレード本体の中央部から少なくともその一部が、ブレード中央部側の外形方向に向って配設されると共に、前記釣糸や釣針などに設けた輪形が容易に通過して引掛け状態で前記小孔に取付けできるようにした溝状の着脱手段を設けることでブレードとした。
【0006】
【作用】
ブレード本体の両端部にそれぞれ設けた小孔に、リングなどの輪形を介して引掛けた状態で取付ける釣糸や釣針などの着脱手段を設けることにより、それらを簡単に交換することができるから、釣場の条件に適したルアーを選んでチャンスを逃がすことなく釣ができるようにした。
この着脱手段は、魚が掛った場合には付加される力と、それぞれ反対方向に溝を配設したことと、小孔からこの溝への接続部に小突起を設けたこととによって、外れを完全に防止した。しかも、着脱する釣糸や釣針が、溝内を容易に通過できるようにしたことで、ブレードや釣針の交換が素早く容易にできるものである。
【0007】
【実施例】
本発明の実施例について、図面を参照して説明する。図1は本発明のルアー用のはりす装置を示す斜視図、図2は図1のブレードを示す説明図である。
本発明のルアー用のはりす装置として、スプーン形のルアーを例に説明する。図1で示すようにルアー用のはりす装置10は、その両端に着脱手段15を設けたブレード12と、このブレードに設けた着脱手段15を介して取付けした釣針25とからなる。
このような着脱手段15付のブレード12と、釣針25とについて更に詳細に説明する。
ブレード12は、さじの先端部と同様に湾曲形成されたブレード本体13の両端に小孔14を設けている。この小孔には輪形のリングや釣針などの一端に設けた輪形を直接取付けしたりするものであり、それぞれの小孔に着脱手段15を設けている。着脱手段は、小孔14とブレード本体13の外形部を結ぶ溝状の切込16よりなり、この溝はブレード本体の中央部側を基点として、湾曲しながら外形部に向って形成している。
この切込み16は、リング20などの輪形が容易に外れないように、またリング20などの輪形が通過できる程度の溝幅であり、更に溝の形を一直線上に設けたものではなく、湾曲溝17とすることで抜け防止に配慮している。
また、小孔14と湾曲溝17との接合部には、リングなどの輪形の通過をより完全に阻止する一対の小突起19を、小孔14内に突出して設けることで、更にリング20などの輪形の抜け防止策としている
この小突起19は、小孔に取付けたリング20などが、湾曲溝17の入り口に移動してきた場合に、小突起で停止させて溝内への移動を防止するものである。
釣針25は図1で示すように、針の一端に輪形の糸を取付けしたものや、環部を針と一体に形成したものなどであり、市販品の釣針を使用している。
【0008】
このように構成したルアー用のはりす装置10の使用例について説明する。釣針25や図示しないライン等は、それらの端部をリング20に取付けしており、そのリング20を、ブレード12に設けられた着脱装置15としての湾曲溝17に挿入することで、小孔14に取付けすることができる。
ラインや釣針25を取付けしたリング20は、使用中には常にブレード12の両端側にそれぞれ引張られるから、ブレードの中央部側に設けた湾曲溝17を介して、ブレードから外れるようなことはない。例えば、セットした魚がリングを外す方向に動いても、その動きは瞬間的なことであり、釣人はすぐにリングの外れない自分の方へ魚を引き寄せることと、切込16の溝幅が狭く湾曲していることとで、釣針の外れる確率はほとんど無いに等しい。
釣は状況に合せて、ルアー全体や釣針のみを途中で交換することも良く行われるが、着脱手段15を設けたブレード12によれば、簡単にいつでも交換することができるものである。
【0009】
着脱手段15としての湾曲溝17の他の例について説明する。図3は着脱手段の他の例を示す説明図、図4は図3の作用を示す説明図である。
図3で示すように着脱手段15は、小孔14のブレード中央部側から、ブレード本体13の外形部に向けて設けたコ字状の切込よりなる折曲溝18である。この溝は同一幅で形成しても良いが、コイル状に巻廻ししたコイルリング21を使用することを考えて、溝幅を途中で変化させている。
すなわち、コイルリング21は、線材が少くとも2本並列に配設して形成するために、折曲溝18におけるコイルリングの移動方向によっては、溝幅が線材の略1本分で良かったり、2本分必要であったりすることを利用した溝である。
例えば、図4で示すコイルリング21が、折曲溝18内の図中で示すA方向に移動する場合は、線材が2本分の溝幅であり、B方向の場合は、線材が略1本分の溝幅を必要とする。
よって、A方向とB方向では溝幅を変えることと、折曲溝18とすることによって、更にコイルリング21の外れが防止されるものである。このような折曲溝18を用いた着脱手段15も、図2で示した湾曲溝17の場合と同様に、コイルリング21に設けた釣針や釣糸を、簡単に交換することができるものである。
尚、折曲溝18の両側と小孔14との接合部に小突起19を設けることは、図2で示した例と同様である。
【0011】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、ブレードの両端に着脱手段を設けたことにより、以下の効果を得ることができた。
すなわち、ブレードの両端に設けた着脱手段を利用することにより、釣針の交換や、はりす全体の交換が簡単にできるようになったので、釣の状況に応じた対応が素早くできるようになった。
その結果、絶好の機会を逃すこともなく、楽しく釣ができるようになったなどの効果を得ることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のルアー用のはりす装置を示す斜視図である。
【図2】図1で示すブレードの説明図である。
【図3】図2で示す着脱手段の他の例を示す説明図である。
【図4】図3の作用を示す説明図である。
【図5】本発明の従来例で、ルアー用のはりす装置を示す斜視図である。
【図6】図5で示す釣針の取付説明図である。
【符号の説明】
10 ルアー用のはりす装置
12 ブレード
13 ブレード本体
14 小孔
15 着脱手段
16 切込
17 湾曲溝
18 折曲溝
20 リング
21 コイルリング
25 釣針

Claims (2)

  1. 水中での動きに変化を持たせるためのブレードの両端部に小孔を設けると共に、その小孔の一方には釣糸を、他方の小孔には釣針などを取付けて、魚が掛かった状態では、前記ブレードがブレード本体の両端側に引張られるルアー用のはりす装置において、
    前記ブレードに設けた小孔には、リングなどの輪形を介して取付けた前記釣糸や釣針などをブレードから取外したり取付けたりするために、前記小孔のブレード中央部側には小孔の内側に向って、外れ防止用としての一対の小突起を配設すると共に、これらの小突起間から少なくともその一部が、ブレード中央部側の外形方向に向って配設され、前記釣糸や釣針などに設けた輪形が容易に通過して引掛け状態で前記小孔に取付けできるようにした溝状の着脱手段とからなるルアー用のはりす装置。
  2. 水中での動きに変化を持たせるためのブレード本体と、
    このブレード本体の両端に、それぞれ釣糸や釣針などを取付けるために設けた小孔と、
    この小孔の前記ブレード本体中央部側には、小孔の内側に向って外れ防止用としての一対の小突起を設けると共に、これらの小突起から少なくともその一部が、ブレード中央部側の外形方向に向って配設され、前記釣糸や釣針などに設けた輪形が容易に通過して引掛け状態で前記小孔に取付けできるようにした溝状の着脱手段とからなるブレード。
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