JP2954424B2 - 同期信号補正回路 - Google Patents
同期信号補正回路Info
- Publication number
- JP2954424B2 JP2954424B2 JP4158350A JP15835092A JP2954424B2 JP 2954424 B2 JP2954424 B2 JP 2954424B2 JP 4158350 A JP4158350 A JP 4158350A JP 15835092 A JP15835092 A JP 15835092A JP 2954424 B2 JP2954424 B2 JP 2954424B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- time window
- synchronization signal
- synchronization
- pulse
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
Description
同期の乱れを防止する同期信号補正回路の関する。
ータの送受信を確実に行うには、送信側と受信側とで同
期をとることが必要であり、このため各種の方法が提案
されている。例えば、送信機側でデータを送信する際に
一定周期で同期信号を挿入し、この同期信号によって受
信機側がデータの受信に際して同期をとるという方法が
知られている。一般に、このような同期方法では、送信
機側から送出される同期信号に従って、受信機側が一定
周期で自走するという方法が採られる。
期方法では、送信機側や伝送路で同期信号の誤挿入や欠
落等があった場合、受信機側ではこれを効率良く的確に
補正する能力がないため、結果的に送信機側と受信機側
との同期が乱れてしまうという問題があった。
たもので、データ通信における同期の乱れを防止する同
期信号補正回路を提供することを目的とする。
ために、この発明は、送信手段から送信される受信信号
中の同期信号に応じて受信手段が同期をとるデータ通信
システムの同期信号補正回路において、前記受信信号お
よび第1の時間窓信号を各々入力し、前記受信信号から
検出された前記同期信号を含むパルス信号列から、前記
第1の時間窓信号の時間窓以外に存在するパルス信号を
削除して出力する誤挿入同期信号削除手段と、前記誤挿
入同期信号削除手段から出力されたパルス信号を判別
し、これに応じた第1の判別信号を出力する第1の同期
信号判別手段と、前記第1の判別信号に基づいて、前記
データ通信システムで予め決められた前記同期信号の時
間間隔に対応した一定時間間隔の前記第1の時間窓信号
を発生して、該第1の時間窓信号を前記誤挿入同期信号
削除手段へフィードバックする第1の時間窓発生手段
と、前記誤挿入同期信号削除手段から出力されたパルス
信号を判別し、これに応じた第2の判別信号を出力する
第2の同期信号判別手段と、前記第2の判別信号に基づ
いて、前記誤挿入同期信号削除手段から出力されるパル
ス信号列中の前記同期信号の位置に対応し、かつ、前記
時間間隔に対応した一定時間間隔の第2の時間窓信号を
発生する第2の時間窓発生手段と、前記誤挿入同期信号
削除手段から出力されたパルス信号列において、前記第
2の時間窓信号の時間窓内にパルス信号がないとき、該
第2の時間窓信号に対応する当該パルス信号列の位置
に、欠落した同期信号としてパルス信号を挿入する欠落
同期信号挿入手段とを具備することを特徴としている。
第1段階として、第1の時間窓発生手段は、第1の同期
信号判別手段から出力される第1の判別信号に基づい
て、同期信号の時間間隔に対応した一定時間間隔の第1
の時間窓信号を発生して、これを前記誤挿入同期信号削
除手段へフィードバックする。そして、誤挿入同期信号
削除手段は、受信信号から検出されたパルス信号列か
ら、第1の時間窓信号の時間窓以外に存在するパルス信
号を削除して出力する。すなわち、第1の時間窓発生手
段は、同期信号に対応するであろう区間のみの時間窓の
信号を第1の時間窓信号として発生し、その時間窓外の
パルス信号を誤挿入同期信号削除手段が削除するので、
同期信号があるべきところ以外にパルス信号があるかど
うかが判別されて誤挿入同期信号の削除が行われる。こ
のため、誤挿入同期信号削除手段の出力は、同期信号に
誤挿入された不要なパルス信号が完全に除去されたもの
であり、従って、同期補正を行う上で精度の高いもので
ある。次に、同期信号補正動作の第2段階として、第2
の時間窓発生手段は、第2の同期信号判別手段から出力
される第2の判別信号に基づいて、同期信号の位置に対
応し、かつ、同期信号の時間間隔に対応した一定時間間
隔の第2の時間窓信号を発生する。この第2の時間窓信
号は、同期信号に対応するであろう区間のみの時間窓の
信号となっており、更に、上述した第1段階における精
度の高い、誤挿入同期信号削除手段の出力に基づいて生
成されているので、おのずとその精度が高い信号であ
る。そして、欠落同期信号挿入手段は、誤挿入同期信号
削除手段の出力のパルス信号列において、第2の時間窓
信号の時間窓内にパルス信号がないとき、該第2の時間
窓信号に対応するパルス信号列の位置に、欠落した同期
信号としてパルス信号を挿入する。従って、欠落同期信
号挿入手段においては、同期信号があるべきところにあ
るかどうかが判別されて欠落同期信号の挿入が行われ
る。このように、この発明によれば、同期信号があるべ
きところだけにパルス信号があるかどうかを判別すると
共に、同期信号補正動作の第1段階において、誤挿入さ
れたパルス信号を削除して、精度の高い誤挿入同期信号
削除手段の出力を生成した後、第2段階において、上記
精度の高い誤挿入同期信号削除手段の出力に基づいて第
2の時間窓信号を生成して、該第2の時間窓信号に基づ
いて、欠落した同期信号の代わりにパルス信号を挿入す
ることにより同期信号の補正を行っているので、同期信
号の乱れ(同期信号の誤挿入および欠落)を高精度に補
正することができる。
ついて説明する。図1は、この発明の一実施例による同
期信号補正回路の構成を示すブロック図である。図1に
おいて、この補正回路は、同図(a)に示す誤挿入同期
信号削除回路と、同図(b)に示す欠落同期信号挿入回
路とから構成されている。
て、1は誤挿入同期信号削除部であり、図示せぬ送信機
から供給される信号Rp1を受信し、この受信信号Rp
1に含まれる誤った同期信号を削除する。すなわち、正
常な受信信号には一定時間毎に同期信号が含まれている
が、該削除部1は、この時間間隔以外に同期信号が含ま
れている場合、これを誤った同期信号として取り除いた
後、受信信号Rp2を出力する。
出力される受信信号Rp2に含まれる同期信号を判別
し、これに応じた判別信号Jp1を出力する。3は時間
窓発生部であり、判別部2から出力される判別信号Jp
1に応じた時間窓を設定し、これに対応する制御信号C
p1を出力する。すなわち、削除部1は、この制御信号
Cp1に従って受信信号Rp1に含まれる誤った同期信
号を判別し、これを削除する。
て、2′は上記判別部2と同一構成による同期信号判別
部である。この判別部2′は、上記削除回路を介した受
信信号Rp2を取り込み、これに含まれる同期信号に応
じた判別信号Jp2を出力する。また、3′は上記発生
部3と同一構成による時間窓発生部であり、判別部2′
から出力される判別信号Jp2に応じた時間窓を設定
し、これに対応する制御信号Cp2を出力する。
上記削除回路を介した受信信号Rp2を取り込み、この
受信信号Rp2から欠落している同期信号を挿入した
後、受信信号Rp3として図示せぬ受信機へ出力する。
すなわち、この挿入部4は、受信信号Rp2内の同期信
号が時間窓発生部3′から供給される制御信号Cp2に
対応した時間間隔毎に存在しない場合、該受信信号Rp
2に同期信号を挿入した後、信号Rp3を出力する。
に一定周期で含んだ受信信号Rp1が供給されると、時
間窓発生部3は、この周期に対応する一定時間間隔の時
間窓を設定し、これに応じた制御信号Cp1を削除部1
へ供給する。これにより、信号Rp1は削除部1におい
て特に何も処理を施されずに該削除回路を通過し、受信
信号Rp2として後に続く挿入回路へ供給される。
2は、挿入部4へ直接供給されると共に、同期信号判別
部2′へ供給される。この場合においても、時間窓発生
部3′は、同期信号の含まれる周期に対応した一定時間
間隔の時間窓を設定し、これに応じた制御信号Cp2を
挿入部4へ供給する。これにより、受信信号Rp2は、
挿入部4においても特に処理を施されずに該挿入回路を
通過する。このように、同期信号を一定周期で含んだ受
信信号Rp1が供給される間、この補正回路は上記動作
を繰り返し、特に処理を施さずに受信信号Rp3を受信
機へ供給する。
た受信信号Rp1がこの補正回路に供給されたとする。
つまり、受信信号Rp1は、複数の同期信号の列(同期
信号列)の列間隔(同期信号間の時間間隔)が常に一定
でない信号である。すなわち、この受信信号Rp1は、
余分な同期信号Ep1が誤挿入され、正常な受信信号に
存在すべき同期信号Ep2が欠落している。このような
場合、削除部1は、時間窓発生部3から供給される一定
時間間隔の制御信号Cp1に基づいて余分な同期信号E
p1を判別し、これを削除する(図示D)。一方、削除
部1は、同期信号Ep2の欠落を判別せずに、受信信号
Rp1を通過させる。時間窓発生部3から出力される制
御信号Cp1は、誤挿入された同期信号Ep1の影響で
一時的に若干乱れることになる。こうして余分な同期信
号Ep1のみ補正された受信信号Rp2は、後に続く挿
入回路へ供給される。
ように、挿入部4が時間窓発生部3′から供給される一
定時間間隔の制御信号Cp2に基づいて同期信号Ep2
の欠落を判別し、これを補う同期信号を挿入する(図示
I)。制御信号Cp2は、誤挿入された同期信号が削除
されたRp2に基づいて作成されるため、Cp1に比べ
て精度の高いものとなる。こうして、同期信号の乱れが
完全に補正され、一定周期毎に同期信号を含む受信信号
Rp3が受信機へ供給されることになる。
は、受信信号に含まれる同期信号の時間間隔に対応した
時間窓を設定しておき、同期信号の過不足のある受信信
号が入力された場合、時間窓との不一致により、その過
不足を判別する。そして、余分な同期信号を削除する一
方、欠落している同期信号を挿入することにより、受信
信号における同期信号の乱れを補正する。これにより、
データ通信における誤り訂正能力が向上し、結果として
受信機の信号処理回路の負担が軽減される。
ば、同期信号があるべきところ以外にパルス信号がある
かどうかを判別し、同期信号に誤挿入されたパルス信号
を削除した後、その削除がなされたパルス信号列に基づ
いて新たに第2の時間窓を設定した後、この第2の時間
窓に基づいて、同期信号があるべきところにあるかどう
かを判別し、欠落した同期信号としてパルス信号を前記
パルス信号列に挿入しているので、同期信号があるべき
ところだけにパルス信号があるかどうかが判別されるこ
ととなる結果、誤挿入同期信号と欠落同期信号の判別に
おいてノイズの影響を受けにくく、更に、欠落同期信号
の判別では誤挿入されたパルス信号の影響を受けること
なく、データ通信システムにおける同期の乱れを防止す
ることができる。従って、この発明によれば、誤り訂正
能力が向上し、結果として受信側の信号処理回路等の負
担が軽減されるという効果が得られる。
の構成を示すブロック図であり、(a)は同期信号削除
回路を、(b)は同期信号挿入回路を示している。
受信信号から誤挿入された同期信号が削除される状態を
示す信号図である。
受信信号に欠落した同期信号が挿入される状態を示す信
号図である。
別部、3,3′……時間窓発生部、4……欠落同期信号
挿入部
Claims (1)
- 【請求項1】 送信手段から送信される受信信号中の同
期信号に応じて受信手段が同期をとるデータ通信システ
ムの同期信号補正回路において、 前記受信信号および第1の時間窓信号を各々入力し、前
記受信信号から検出された前記同期信号を含むパルス信
号列から、前記第1の時間窓信号の時間窓以外に存在す
るパルス信号を削除して出力する誤挿入同期信号削除手
段と、 前記誤挿入同期信号削除手段から出力されたパルス信号
を判別し、これに応じた第1の判別信号を出力する第1
の同期信号判別手段と、 前記第1の判別信号に基づいて、前記データ通信システ
ムで予め決められた前記同期信号の時間間隔に対応した
一定時間間隔の前記第1の時間窓信号を発生して、該第
1の時間窓信号を前記誤挿入同期信号削除手段へフィー
ドバックする第1の時間窓発生手段と、 前記誤挿入同期信号削除手段から出力されたパルス信号
を判別し、これに応じた第2の判別信号を出力する第2
の同期信号判別手段と、 前記第2の判別信号に基づいて、前記誤挿入同期信号削
除手段から出力されるパルス信号列中の前記同期信号の
位置に対応し、かつ、前記時間間隔に対応した一定時間
間隔の第2の時間窓信号を発生する第2の時間窓発生手
段と、 前記誤挿入同期信号削除手段から出力されたパルス信号
列において、前記第2の時間窓信号の時間窓内にパルス
信号がないとき、該第2の時間窓信号に対応する当該パ
ルス信号列の位置に、欠落した同期信号としてパルス信
号を挿入する欠落同期信号挿入手段とを具備することを
特徴とする同期信号補正回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4158350A JP2954424B2 (ja) | 1992-06-17 | 1992-06-17 | 同期信号補正回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4158350A JP2954424B2 (ja) | 1992-06-17 | 1992-06-17 | 同期信号補正回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH066336A JPH066336A (ja) | 1994-01-14 |
JP2954424B2 true JP2954424B2 (ja) | 1999-09-27 |
Family
ID=15669734
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4158350A Expired - Fee Related JP2954424B2 (ja) | 1992-06-17 | 1992-06-17 | 同期信号補正回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2954424B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2614831B2 (ja) * | 1995-03-23 | 1997-05-28 | 東亜高級継手バルブ製造株式会社 | 樹脂管材の矯正方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5760515A (en) * | 1980-09-26 | 1982-04-12 | Hitachi Ltd | Synchronizing signal protection circuit |
JPH02306472A (ja) * | 1989-05-19 | 1990-12-19 | Olympus Optical Co Ltd | 同期回路 |
-
1992
- 1992-06-17 JP JP4158350A patent/JP2954424B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH066336A (ja) | 1994-01-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2954424B2 (ja) | 同期信号補正回路 | |
EP0746121B1 (en) | Synchronization regeneration circuit | |
JPS6331130B2 (ja) | ||
US6516003B1 (en) | Data communication apparatus | |
GB2292871A (en) | Resynchronization of a data receiver | |
JP2697421B2 (ja) | ディジタル伝送システムのフレーム同期回路 | |
JPH06253032A (ja) | 分散情報処理システムの時刻同期処理方法 | |
US5568488A (en) | Pointer re-setting method and apparatus thereof | |
JPH05244134A (ja) | データ同期回路 | |
JP2655624B2 (ja) | フレ−ム同期検出回路 | |
JPH04326231A (ja) | インタフェース回路 | |
JPS63214037A (ja) | Pcm伝送のフレ−ム同期方式 | |
JPS592461A (ja) | 擬似同期防止方式 | |
JPH08256181A (ja) | バースト通信用自動利得リセット回路 | |
JPH0221183B2 (ja) | ||
SU1578825A2 (ru) | Устройство дл передачи и приема дискретной информации с коррекцией ошибок | |
JP3510810B2 (ja) | 調歩同期式通信方式及び調歩同期式通信装置 | |
JP2863068B2 (ja) | データ伝送方法 | |
JPS63311829A (ja) | 受信同期回路 | |
JPH05336101A (ja) | デ−タ伝送におけるフレ−ム同期方法 | |
JPS62200837A (ja) | フレーム同期検出装置 | |
JPS6398238A (ja) | 高速フレーム同期方法 | |
JPH03226041A (ja) | 擬似同期防止制御方式 | |
JPS5875346A (ja) | フレ−ム同期方式 | |
JPS6361172A (ja) | 音響コマンド受信装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19960723 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090716 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090716 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100716 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100716 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110716 Year of fee payment: 12 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |