JP2952693B2 - 環状ライナー成形装置 - Google Patents

環状ライナー成形装置

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【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、瓶蓋或いは罐蓋の如き容器蓋における容器
蓋シェルの内面に合成樹脂製環状ライナーを成形するた
めの環状ライナー成形装置に関する。
〔従来技術〕
当業者には周知の如く、容器蓋の密封特性を所要通り
の優れたものにするために、金属薄板或いは合成樹脂か
ら形成された容器蓋シェルの天面壁の内面に、比較的柔
軟な合成樹脂から成形されたライナーを施すことが広く
実用に供されている。容器蓋シェルの内径が比較的小さ
い場合には、円板形状のライナーを施すことが多いが、
特に容器蓋シェルの内径が比較的大きい場合には、ライ
ナー材料の節約等の見地から、天面壁の周縁部のみに存
在する環状ライナーを施すことが望ましい。
合成樹脂製環状ライナーは、通常、所謂スピンライニ
ング法によって形成される。このスピンライニング法に
おいては、容器蓋シェルの天面壁内面周縁部に軟化状態
の未発泡合成樹脂材料を供給し、次いでかかる合成樹脂
材料を加熱して発泡せしめる。然るに、かようなスピン
ライニング法に使用される発泡性塩化ビニル樹脂の如き
発泡性合成樹脂は比較的高価であり、そしてまた確認さ
れていないが衛生上の問題も指摘されている。そこで、
近時においては、円板形状のライナーの場合に常用され
ている型押成形によって合成樹脂製環状ライナーを成形
することも提案されている。
特公昭63−58088号公報には、容器蓋シェルの天面壁
の内面に合成樹脂製環状ライナーを型押成形するための
型押成形装置が開示されている。この型押成形装置は、
アンビルとこのアンビルに対向してその上方に配置され
且つアンビルに対して接近及び離隔する方向に相対的に
移動せしめられる型押工具組立体とを具備している。型
押工具組立体は中央パンチ部材、このパンチ部材の外側
に配設された円筒状ブッシング部材及びこのブッシング
部材の外側に配設された円筒状スリーブ部材を含んでい
る。天面壁内面に溶融状態の環状合成樹脂素材が供給さ
れた容器蓋シェルがアンビル上に位置付けられ、かかる
容器蓋内に型押工具組立体が相対的に進入せしめられ、
かくして環状合成樹脂素材が環状ライナーに型押成形さ
れる。容器蓋シェルの天面壁内面に環状合成樹脂素材を
供給する方式について、上記特公昭63−58088号公報に
おいては具体的に説明することに代えて特開昭55−7752
3号公報が引用されている。そして、この特開昭55−775
23号公報には、環状排出口を介して押出機から溶融状態
の合成樹脂を押し出し、かかる合成樹脂素材を容器蓋シ
ェルの天面壁内面に供給する方式が開示されている。
〔従来技術の問題点〕 而して、容器蓋シェルの天面壁内面に環状ライナーを
成形するための従来の環状ライナー成形装置には、特に
容器蓋シェルの天面壁内面に合成樹脂素材を環状に供給
するのに著しく複雑な機構を必要とすることに起因し
て、複雑且つ高価な装置を必要とすると共に、ライナー
の成形に相当な時間を要し高成形効率を達成することが
できない、という問題がある。
〔発明の解決課題〕
本発明の主たる技術的解決課題は、特に合成樹脂素材
の供給方式に独特な方式を採用して、著しく複雑且つ高
価な機構を必要とすることなく、環状ライナーを型押成
形するのに必要な合成樹脂素材を所要通りに充分迅速に
供給することを可能にせしめ、かくして従来の環状ライ
ナー成形装置における上記問題を解決することである。
〔発明の解決手段〕
上記解決課題を達成する本発明の解決手段骨子は、
(a)型押工具組立体におけるスリーブ部材の上部に
は、所定角度位置に渡って周方向に延在する透過切欠
と、この透過切欠に隣接してその下方或いは上方に位置
し且つ上記透過切欠における成形手段の移動方向下流側
のみが切り欠かれている非透過切欠とを形成し、(b)
樹脂素材供給手段には、上記透過切欠の移動径路中に位
置せしめられ且つ下方或いは上方に開口した排出口を有
する供給ノズルを配設し、(c)成形手段が樹脂素材受
取域を通って移動せしめられる際には、供給ノズルがス
リーブ部在の上記透過切欠を通って相対的に移動せしめ
られ、供給ノズルの排出口から排出された溶融状態の合
成樹脂素材が、上記非透過切欠を通してスリーブ部材内
に進入せしめられ且つ供給ノズルの排出口から切り離さ
れるようになす、ことである。
即ち、本発明によれば、容器蓋シェル受取域、樹脂素
材受取域、成形域及び容器蓋排出域をこの順序で或いは
該樹脂素材受取域と該容器シェル受取域とを逆の順序で
順次に通して搬送される成形手段と、 円形天面壁を有する容器蓋シェルを、該容器蓋シェル
受取域において該成形手段に供給するための容器蓋シェ
ル供給手段と、 該樹脂素材受取域において該成形手段に合成樹脂素材
を供給するための樹脂素材供給手段と、 容器蓋シェルとその天面壁の内面に成形された環状ラ
イナーとから成る容器蓋を、該容器蓋排出域において該
成形手段から排出するための容器蓋排出手段と、 を具備する、容器蓋シェルの内面に環状ライナーを成
形する環状ライナー成形装置において、 該成形手段は、容器蓋シェルが倒立状態で載置される
アンビル、及び該アンビルに対向してその上方に配設さ
れ且つ該アンビルに対して接近及び離隔する方向に相対
的に移動せしめられる型押工具組立体を含み、 該型押工具組立体は、パンチ部材、該パンチ部材の外
側に配設された円筒状ブッシング部材、及び該ブッシン
グ部材の外側に配設された円筒状スリーブ部材を含み、
該ブッシング部材は該パンチ部材及び該スリーブ部材に
対して相対的に昇降自在であり、 該スリーブ部材の上部には、所要角度範囲に渡って周
方向に延在する透過切欠と、該透過切欠に隣接してその
下方或いは上方に位置し且つ該透過切欠における該成形
手段の移動方向下流側のみが切り欠かれている非透過切
欠とが形成されており、 該樹脂素材供給手段は、該透過切欠の移動径路中に位
置せしめられ且つ下方或いは上方に開口した排出口を有
する供給ノズルを含み、 該成形手段が該樹脂素材受取域を通って移動せしめら
れる際に、該型押工具組立体における該ブッシング部材
は該スリーブ部材に形成されている該透過切欠よりも上
方に位置せしめられて、該供給ノズルが相対的に該透過
切欠を通って移動せしめられ、該供給ノズルの該排出口
から排出された溶融状態の合成樹脂素材が、該型押工具
組立体の該スリーブ部材における該非透過切欠を通して
該スリーブ部材内に進入せしめられ且つ該供給ノズルの
該排出口から切り離され、かくして該型押工具組立体に
合成樹脂素材が供給され、 該成形域においては該パンチ部材及び該スリーブ部材
に対して該ブッシング部材が相対的に下降せしめられ
て、合成樹脂素材が容器蓋シェルの天面壁の内面に移動
せしめられて環状ライナーに型押成形される、 ことを特徴とする環状ライナー成形装置が提供され
る。
〔発明の作用〕
本発明の環状ライナー成形装置においては、成形手段
が樹脂素材受取域を通って移動せしめられる際に型押工
具組立体のスリーブ部材内に自動的に合成樹脂素材が供
給され、それ故に合成樹脂素材の供給に起因して必要時
間が長くなることはなく、高効率で環状ライナーを成形
することができる。加えて、樹脂素材の供給のために必
要な機構は、従来の機構と比べて相当簡潔であり、従っ
て装置全体も従来の装置と比べて相当簡潔且つ安価にせ
しめることができる。
〔発明の好適具体例〕
以下、本発明に従って構成された環状ライナー成形装
置の好適具体例を図示している添付図面を参照して、更
に詳細に説明する。
第1図を参照して説明すると、図示の成形装置は、全
体を番号2で示す回転式成形装置本体を具備している。
後に更に詳細に説明する如く、成形装置本体2は、実質
上鉛直(第1図において紙面に垂直な方向)に延びる中
心軸線を中心として矢印4で示す方向に連続的に回転せ
しめられる回転支持体6を含んでおり、この支持体6に
は周方向に等間隔をおいて複数個(図示の場合は24個)
の成形手段8が装着されている。支持体6が矢印4で示
す方向に連続的に回転せしめられると、成形手段8の各
々は容器蓋シェル受取域10、樹脂素材受取域12、成形域
14及び容器蓋排出域16を順次に通る円形移動径路に沿っ
て移動せしめられる。所望ならば、容器蓋シェル受取域
10と樹脂素材受取域12との配列順序を逆にして、成形手
段8の各々は樹脂素材受取域12を通った後に容器蓋シェ
ル受取域10を通るようにせしめることもできる。
容器蓋シェル受取域10に関連せしめて容器蓋シェル供
給手段18が配設され、樹脂素材受取域12に関連せしめて
樹脂素材供給手段20が配設され、そして容器蓋排出域16
に関連せしめて容器蓋排出手段22が配設されている。図
示の具体例における容器蓋シェル供給手段18は、回転タ
レット機構から構成されており、実質上鉛直(第1図に
おいて紙面に垂直な方向)に延びる中心軸線を中心とし
て矢印24で示す方向に連続的に回転せしめられるターレ
ット26を含んでいる。ターレット26の周縁部には周方向
に等間隔をおいて複数個(図示の場合は12個)の略半円
形の収容切欠28が形成されている。搬入シュート30を通
して送給される容器蓋シェル32が収容切欠28に部分的に
収容され、ターレット26の回転に応じて矢印24で示す方
向に搬送され、そして容器蓋受取域10において成形手段
8の各々に供給される。搬入シュート30から収容切欠28
に搬入され容器蓋シェル受取域10まで矢印24で示す方向
に搬送される間には、搬入シュート30の下流側から容器
蓋シェル受取域10の上流側までターレット26の周縁に沿
って延びる拘束壁34によって、容器蓋シェル32が半径方
向外方に収容切欠28から離脱することが阻止される。タ
ーレット26の下方には静止支持盤36が配設されており、
かかる支持盤36には高周波誘導加熱コイル38が配設され
ている。このコイル38には高周波発生機40から高周波が
供給され、かくしてターレット26によって搬送される容
器蓋シェル32が加熱される。容器蓋シェル32自体は、ア
ルミニュウム薄板、クロム酸処理鋼薄板或いはブリキ薄
板の如き適宜の金属薄板(或いは適宜の合成樹脂)から
形成されたものでよく、第3−A図に図示する如く、円
形天面壁42とこの天面壁42から垂下する円筒状スカート
壁44を有する。スカート壁44には雌ねじ或いはラグ等の
係合手段を形成することができる。図示の樹脂素材供給
手段20は、通常の形態でよい押出機46と、供給ノズル48
と、押出機46の流出口と供給ノズル48の流入口とを接続
している可撓性導管50とを含んでいる。供給ノズル48に
は空気圧シリンダ機構51が付設されており、この空気圧
シリンダ機構51によって実線で示す作用位置と2点鎖線
で示す非作用位置とのいずれかに選択的に位置付けられ
る。押出機46から押し出された溶融状態の合成樹脂素材
は可撓性導管50を通して供給ノズル48に送給され、供給
ノズル48の排出口から排出されて成形手段8に供給され
る(供給ノズル48については後に更に言及する)。容器
蓋排出域16に関連せしめて配設された容器蓋排出手段22
は、上述した容器蓋シェル供給手段18と同様に、回転タ
ーレット機構から構成されている。即ち、実質上鉛直
(第1図において紙面に垂直な方向)に延びる中心軸線
を中心として矢印52で示す方向に連続的に回転せしめら
れるターレット54を含んでいる。このターレット54の周
縁部には周方向に等間隔をおいて複数個(図示の場合は
12個)の略半円形の収容切欠56が形成されている。容器
蓋排出域16において成形手段8から排出される容器蓋58
(かかる容器蓋は後述する通りにして成形された環状ラ
イナーを有する)がターレット54の収容切欠56に部分的
に収容され、ターレット54の回転に応じて矢印52で示す
方向に搬送され、そして搬出シュート60に搬送される。
容器蓋排出域16の下流側から搬出シュート60の上流端ま
でターレット54によって搬送される間には、ターレット
54の周縁に沿って延びる拘束壁59によって、容器蓋58が
半径方向外方に収容切欠56から離脱することが防止され
る。ターレット54の下方には静止支持盤61が配設されて
おり、ターレット54によって搬送される容器蓋58は支持
盤61上を滑動せしめられる。容器蓋排出手段22によって
搬出シュート60に搬出された容器蓋58は、搬出シュート
60を通して検査域或いは収集域等の適宜の部位に搬送さ
れる。容器蓋シェル供給手段18及び容器蓋排出手段22を
構成する回転ターレット機構自体は当業者には周知の機
構であり、それ故に回転ターレット機構の詳細について
の説明は本発明書においては省略する。
第1図と共に第2図を参照して説明を続けると、図示
の回転式成形装置本体2は実質上鉛直に延在する静止支
持軸62を含んでいる。この支持軸62の下端には固定フラ
ンジ64が形成されており、かかるフランジ64を通して複
数本の連結ねじ66(第1図にその内の1本のみを図示す
る)を静止水平基盤68に螺合することによって支持軸62
は所要位置に固定されている。支持軸62には下部軸受手
段69及び上部軸受手段70を介して上記回転支持体6が回
転自在に装着されている。回転支持体6は、第2図に明
確に図示する通り、内側円筒状部71と、この内側円筒状
部71の上部から半径方向外方に水平に延びる接続壁部72
と、この接続壁部72の周縁から下方に垂下する外側円筒
状部74とを有する。接続壁部72には周方向に間隔をおい
て複数個の開口76が形成されている。外側円筒状部74に
は、その上部から半径方向外方に実質上水平に突出する
上部支持フランジ78と、その下部から半径方向外方に実
質上水平に突出する下部支持フランジ80が形成されてい
る。上部支持フランジ78の周縁部には、周方向に等間隔
をおいて複数個(図示の場合は24個)の略半円形状の切
欠82が形成されており、下部支持フランジ80の周縁部に
は、周方向に等角度間隔をおいて複数個(図示の場合は
24個)の円形開口84が形成されている。上部支持フラン
ジ78に形成されている切欠82の各々の中心と下部支持フ
ランジ80に形成されている開口84の各々の中心とは、鉛
直方向に相互に整合せしめられており、切欠82と開口84
の各対に夫々上記成形手段8が装着されている。回転支
持体6の外側円筒状部74の下端には連結歯車86が固定さ
れている。上記容器蓋シェル供給手段18におけるターレ
ット26にも連結歯車88が固定されており、この歯車88が
上記歯車86に係合せしめられている。更に、図示してい
ないが、上記容器蓋排出手段22におけるターレット54に
も連結歯車が固定されており、この歯車も上記歯車86に
係合せしめられている。上記歯車86は電動モータでよい
回転駆動源(図示していない)に連結されており、かか
る駆動源によって第1図に矢印4で示す方向に連続的に
回転せしめられ、そしてかかる回転が歯車88を介して容
器蓋シェル供給手段18のターレット26に、また図示して
いない歯車を介して容器蓋排出手段22のターレット54に
伝動され、かくしてターレット26及び54も第1図に矢印
24及び52で示す方向に回転せしめられる。
回転支持体6の外側円筒状部74に形成されている上記
上部支持フランジ78及び下部支持フランジ80には、上述
した如く成形手段8が装着されている。更に詳しくは、
上部支持フランジ78に形成されている半円形状の切欠82
には成形手段8の型押工具組立体92が装着され、下部支
持フランジ80に形成されている円形開口84には成形手段
8のアンビル94が装着されている。
第2図と共に第3−A図を参照して説明を続けると、
上部支持フランジ78に形成されている半円形状の切欠82
には装着部材96が位置付けられ、この装着部材96の外側
に固定部材98が位置付けられる。第4図から理解される
通り、固定部材98は略半円弧形状であり半円形状の内周
面を有する。かかる固定部材98はその周方向両側部に形
成されている貫通孔を通して連結ねじ99(第4図)を上
部支持フランジ78に螺合することによって上部支持フラ
ンジ78に固定され、かくすると上部支持フランジ78に形
成されている半円形状の切欠82と固定部材98の内周面と
の協働によって円形断面の装着孔が規定される。第3−
A図に図示されている通り、切欠82の下端及び固定部材
98の内周面下端にはそれより上方の部分よりも幾分大径
にせしめられている係止部100が形成されている。一
方、上記装着部材96は上記装着孔の内径に対応した外径
を有する円筒形状の主部102を有する。装着部材96の下
端部には上記係止部100の内径に対応する外径を有する
被係止部104が形成されており、その上端部106の外径は
主部102の外径よりも幾分大きくせしめられていて主部1
02と上端部106との境界には下方を向いた環状肩面108が
形成されている。装着孔の係止部100と装着部材96の被
係止部104には相互に係合して両者間の相対的回転を阻
止するスプラインが形成されている。装着部材96の被係
止部104を装着孔の係止部100に位置せしめて装着部材96
を切欠82に配置し、次いで固定部材98を上部支持フラン
ジ78に固定することによって、装着部材96が上部支持フ
ランジ78に固定される。装着部材96の被係止部104が装
着孔の係止部100内に位置すると共に装着部材96の環状
肩面108の一部が上部支持フランジ78の上面に当接せし
めることによって、装着部材96の鉛直方向への移動が阻
止され、そして装着部材96の被係止部104に形成され鉛
直方向に延びるスプラインと装着孔の係止部100に形成
され鉛直方向に延びるスプラインとが相互に係合せしめ
られることによって、装着部材96の回転が阻止される。
第3−A図を参照して説明を続けると、上記装着部材
96には鉛直方向貫通開口110が形成されている。第4図
を参照することによって理解される通り、図示の具体例
においては、装着部材96の外周面の中心に対して貫通開
口110の中心は、回転支持体6の回転中心から見て半径
方向外方に幾分偏心せしめられている。かかる貫通開口
110は円形断面形状を有し、主部112と主部112の内径よ
りも幾分大きい内径を有する中間部114とこの中間部114
の内径よりも更に大きい内径を有する上端部116を含ん
でいる。装着部材96の貫通開口110には、上記型押工具
組立体92が装着される。第3−A図と共に第5図を参照
して説明を続けると、図示の型押工具組立体92は、キッ
クアウト部材118、パンチ部材120、過剰樹脂対応部材12
2、プッシュ部材124、ブッシング部材126及びスリーブ
部材128を含んでいる。
パンチ部材120は大径頭部130とこの頭部130の中心部
から下方に延びる円筒状主部132とを有する。パンチ部
材120の頭部130の外径は装着部材96の貫通開口110の上
端部116の内径に対応しており、パンチ部材120の頭部13
0は装着部材96の貫通開口110の上端部116内に挿入され
る。第3−A図に図示する如く、貫通開口110の上端部1
16の底面とパンチ部材120の頭部130との間には環状板13
4が挟み込まれている。パンチ部材120の頭部130の周縁
部には直径方向に対向して位置する2個の貫通孔135が
形成されており、かかる孔135を通して装着部材96(更
に詳しくはその貫通開口110の上端部116の底面)に連結
ねじ(図示していない)を螺合せしめることによって、
装着部材96にパンチ部材120が固定される。パンチ部材1
20の中心部には鉛直方向に延在する貫通開口136が形成
されており、パンチ部材120の下端部は所要外径及び内
径を有する円筒形状である。パンチ部材120の貫通開口1
36の軸線方向中間部には半径方向内方に突出する環状突
出部138が形成されている。キックアウト部材118はパン
チ部材120の貫通開口136に挿入されている。このキック
アウト部材118は大径下端部140とこの下端部140の中心
部から上方に延びる軸部142とを有する。キックアウト
部材118の下端部140の外径はパンチ部材120の貫通開口1
36の主部の内径に対応し、キックアウト部材118の軸部1
42の外径はパンチ部材120の貫通開口136における環状突
出部138の内径に対応している。キックアウト部材118の
軸部142はパンチ部材120の貫通開口136の環状突出部138
内に滑動自在に挿通され、キックアウト部材118の下端
部140はパンチ部材120の貫通開口136の下端部に滑動自
在に収容される。キックアウト部材118の下端部140の上
面と貫通開口136における環状突出部138の下面との間に
は圧縮コイルばねでよい弾性偏倚手段144が介在されて
おり、かかる弾性偏倚手段144はキックアウト部材118を
鉛直方向下方に弾性的に偏倚する。キックアウト部材11
8の軸部142の上端部には係止リング146が固定されてお
り、係止リング146が貫通開口136の環状突出部138の上
面に当接することによってキックアウト部材118の下降
が制限される。キックアウト部材118にはその上端から
その下端近傍まで延びる穴148が形成されている。一
方、上記パンチ部材120の貫通開口136の上端部にはプラ
グ部材150が固定されている。このプラグ部材150には下
方に延びてキックアウト部材118の穴148内を延在する管
部材152が固定されている。プラグ部材150には管部材15
2の上端から幾分上方に延び次いで半径方向外方に延び
る流入路154が形成され、そしてパンチ部材120の頭部13
0にはこの流入路154に続いて頭部130の外周面まで半径
方向外方に延びる流入路156が形成されている。また、
プラグ部材150には管部材152の周縁部を上方に延び次い
で半径方向外方に延びる流出路158が形成され、そして
パンチ部材120の頭部130にはこの流出路158に続いて頭
部130の外周面まで半径方向外方に延びる流出路160が形
成されている。図示していないが、流入路156は適宜の
可撓性パイプを介して冷却水でよい冷却媒体供給源に接
続され、流出路160は適宜の可撓性パイプを介して冷却
媒体収集手段に接続される。かくして、流入路156及び1
54、管部材152、キックアウト部材118の穴148、流出路1
58及び160を通して冷却媒体が循環される。
第3−A図及び第5図を参照して説明を続けると、過
剰樹脂対応部材122は円筒形状の部材から構成されてい
る。過剰樹脂対応部材122の上端には直径方向に対向し
た2個の位置から半径方向外方に突出する突出片162が
形成されている。上記環状板134の中央部には開口164が
形成されており、過剰樹脂対応部材122はその下端から
上記開口164に挿通せしめられ、上記突出片162が環状板
134に係止せしめられることによって、過剰樹脂対応部
材122の下方への移動が制限される。環状板134の上記開
口164には直径方向に対応した2個の位置に拡張部166が
形成されている(後述する如く、かかる拡張部166には
プッシュ部材124及びブッシング部材126の弧状片が挿通
せしめられる)。第3−A図に図示されている通り、上
記パンチ部材120の頭部130の下面には、過剰樹脂対応部
材122の上端に形成されている上記2個の突出片162に対
応せしめて2個の凹部168が形成されており、2個の突
出片162が2個の凹部168に収容されている。2個の凹部
168の各々には皿ばねでよい弾性偏倚手段170が配設され
ており、かかる弾性偏倚手段170は過剰樹脂対応部材122
を下方に弾性的に偏倚する。過剰樹脂対応部材122の下
降は、その上端に形成されている2個の突出片162が上
記環状板134の上面に当接することによって制限され
る。第3−A図に図示されている通り、過剰樹脂対応部
材122の下端外周面172は下方に向かって半径方向内側に
傾斜した円錐台形状にせしめられている。
更に第3−A図及び第5図を参照して説明を続ける
と、プッシュ部材124は円筒形状の部材から構成されて
いる。かかるプッシュ部材124には直径方向に対向する
2個の部位に切欠174が形成されている。切欠174の各々
はプッシュ部材124の下部から上端まで実質上鉛直に延
びており、従ってプッシュ部材124の下部を除く部分は
横断面形状が弧状である2個の弧状片176によって規定
されている。第5図に明確に図示する通り、上記パンチ
部材120の頭部130には直径方向に対向して位置する2個
の孔178が形成されている。2個の孔178の各々は弧状断
面形状を有し、パンチ部材120の頭部130を鉛直方向に貫
通して延びている。第3−A図から理解される如く、プ
ッシュ部材124の2個の弧状片176は、上記環状板134の
開口164における拡張部166を通して、パンチ部材120の
頭部130に形成されている2個の孔178に下方から挿入さ
れ、プッシュ部材124の下部はパンチ部材120の頭部130
よりも下方に位置するが、プッシュ部材124の2個の弧
状片176はパンチ部材120の頭部130を貫通して上方に突
出する。第3−A図に明確に図示する通り、プッシュ部
材124の下面180は半径方向内側に向かって下方に傾斜す
る円錐台形状にせしめられている。
ブッシング部材126も略円筒形状の部材から構成され
ている。このブッシング部材126にも直径方向に対向す
る2個の部位に切欠182が形成されている。切欠182の各
々はブッシング部材126の下部から上端まで実質上鉛直
に延びており、従ってブッシング部材126の下部を除く
部分は横断面形状が弧状である2個の弧状片184によっ
て規定されている。第5図に図示する如く、ブッシング
部材126の2個の弧状片184も、環状板134の開口164にお
ける拡張部166を通して、パンチ部材120の頭部130に形
成されている2個の孔178に下方から挿入され、ブッシ
ュング部材126の下部はパンチ部材120の下方に位置する
が、ブッシング部材126の2個の弧状片184はパンチ部材
120の頭部130を貫通して上方に突出する。
第3−A図と共に第2図を参照して説明すると、上記
プッシュ部材124の弧状片176の上端部には連動片190が
連結され、上記ブッシング部材126の弧状片184の上端部
には連動片192が連結されている。連動片190の上端には
実質上水平に延びる短軸194が装着されており、この短
軸194にはカムローラ196が回転自在に装着されている。
また、連動片192の上端には実質上水平に延びる短軸198
が装着されており、この短軸200にはカムローラ200及び
202が回転自在に装着されている。一方、上記回転式成
形装置本体2の静止支持軸6の上端部には支持板204が
固定されており、この支持板204の周縁部には略円筒形
状のカム部材206が固定されている。このカム部材206の
外周面には環状カム溝208並びに下方を向いた環状カム
面210及び上方を向いた環状カム面212が形成されてい
る。プッシュ部材124の上記カムローラ196は環状カム溝
208に収容され、ブッシング部材126のカムローラ200及
び202は環状カム面210及び212に当接せしめられてい
る。かくして、回転式成形装置本体2の回転支持体6が
第1図に矢印4で示す方向に回転せしめられると、環状
カム溝208とカムローラ196との協働によってプッシュ部
材124が昇降せしめられ、環状カム面210及び212とカム
ローラ200及び202との協働によってブッシング部材126
が昇降せしめられる。プッシュ部材124及びブッシング
部材126の昇降様式については後に更に詳述する。
再び第3−A図及び第5図を参照して説明すると、ス
リーブ部材128も全体として円筒形状の部材から構成さ
れている。かかるスリーブ部材128の外周面は3段形態
であり、大径上端部214、中間部216及び小径下部218を
有する。小径下部218の外径はライナーを成形すべき容
器蓋シェル32の内径に対応せしめられている。中間部21
6の外径は上記装着部材96に形成されている貫通開口110
の主部112の内径に対応し、大径上端部214の外径は上記
装着部材96に形成されている貫通開口110の中間部114の
内径に対応している。かようなスリーブ部材128は、そ
の中間部216及び上端部214を夫々装着部材96の貫通開口
110の主部112及び中間部114に位置せしめて、装着部材9
6に滑動自在に装着される。第3−A図に明確に図示す
る通り、スリーブ部材128の上端部には直径方向に対向
する2個の部位にて鉛直方向に延びる貫通孔220が形成
されており、かかる貫通孔220を通してピン224が上記パ
ンチ部材120の頭部130に螺合せしめられる。パンチ部材
120の頭部130の下面とスリーブ部材128の上面との間で
且つピン224の周囲には複数枚の皿ばね226が配設されて
いる。かかる皿ばね226はスリーブ部材128を下方に弾性
的偏倚する。スリーブ部材128の下方への移動は、スリ
ーブ部材128の大径上端部214の下面が上記装着部材96の
貫通開口110における主部112と中間部114との境界に存
在する上方を向いた肩面に当接することによって制限さ
れる。上記2本のピン224はスリーブ部材128の自転を防
止すると共に皿ばね226を所要位置に拘束する。スリー
ブ部材128の内周面は2段形態であり、大径上部228と小
径下部230とを有する。大径上部228の内径は上記プッシ
ュ部材124の外径に対応し、小径下部230の内径はブッシ
ング部材216の外径に対応している。大径上部228と小径
下部230との境界に存在する上方を向いた肩面232は、半
径方向内側に向かって下方に傾斜した円錐台形状であ
り、プッシュ部材124の下端180の円錐台形状に対応せし
められている。
第3−A図及び第5図を参照して説明を続けると、本
発明に従って構成された環状ライナー成形装置2におい
ては、スリーブ部材128に透過切欠234と非透過切欠236
とが形成されていることが重要である。第6図をも参照
して説明すると、図示の具体例においては、透過切欠23
4はスリーブ部材128の鉛直方向中間部にて周方向に弧状
に延在する形態である。この透過切欠234の周方向中間
は、成形装置本体2の回転支持体6の中心軸線から最も
離隔した部位に位置し、かかる中間から周方向両側に夫
々略80度の角度範囲に渡って延在している。非透過切欠
236は透過切欠234の直ぐ下方に位置せしめられており、
周方向において透過切欠234の周方向延在範囲の一部の
みに、即ち成形装置本体2の回転支持体6の回転方向
(第1図に矢印4で示す方向)下流側のみに存在せしめ
られている。支持体6の回転軌跡上で考察すると、透過
切欠234は回転軌跡上において連続的に存在(即ち透
過)せしめられているが、非透過切欠236は回転軌跡上
において連続することなくその下流側のみに存在(即ち
非透過)せしめられている。図示の具体例においては、
更に、スリーブ部在128の透過切欠236に関連せしめて、
装着部材96にも透過切欠238が形成されている。そし
て、装着部材96を所要位置に固定するために固定部材98
の上端は透過切欠238の下端縁と実質上整合せしめられ
ている。更に、スリーブ部材128の透過切欠234に関連せ
しめて、透過樹脂対応部材122にも透過切欠240が形成さ
れ、パンチ部材120には透過凹部242が形成されている。
透過切欠234、238及び240並びに透過凹部242は鉛直方向
に相互に整合せしめられており、そしてまた周方向にお
いても相互に整合せしめられていて協働して略扇形状の
切欠を規定する。
第1図を参照して言及した如く、樹脂素材受取域12に
関連せしめて配設された樹脂素材供給手段20は、第1図
に実線で示す作用位置に選択的に位置付けられる供給ノ
ズル48を含んでいる。第3−C図を参照することによっ
て明確に理解される如く、供給ノズル48が作用位置に位
置付けられると、その先端部は上記透過切欠234、238及
び240並びに透過凹部242の協働によって規定される切欠
の軌跡内に突出する(かように供給ノズル48の先端部は
型押工具組立体92に規定されている切欠の軌跡内に突出
せしめられている故に、回転支持体6の回転によって型
押工具組立体922が所要径路を通して回転移動せしめら
れても供給ノズル48が型押工具組立体92に干渉すること
はない)。第3−C図に図示する通り、供給ノズル48に
は樹脂流路244が形成されており、かかる樹脂流路244の
下流端即ち排出口246は供給ノズル48の先端部下面に位
置せしめられている。第6図に図示する如く、供給ノズ
ル448の排出口246は、型押工具組立体92の移動方向(第
1図に矢印4で示す方向)、更に詳しくはスリーブ部材
128に形成されている上記非透過切欠236の移動方向、に
細長く延びる形状であるのが好都合である。後に更に言
及する如く、型押工具組立体92に軟化溶融状態の合成樹
脂素材を供給する時には、供給ノズル48の排出口246か
ら軟化溶融状態の合成樹脂素材248が排出される。透過
切欠234の下方に形成されている非透過切欠236はスリー
ブ部在128の移動方向(第1図に矢印4で示す方向)下
流側にのみ形成されており、従って排出口246から流出
された合成樹脂素材248はスリーブ部材128の移動に応じ
てスリーブ部材128内に進入せしめられ、次いで非透過
切欠236の移動方向後方(上流側)に存在する壁部(そ
の上端縁が透過切欠234の下端縁を規定している)に干
渉され、そしてかかる壁部と供給ノズル48の下面との協
働切断作用によって排出口246から切り離される。かく
して、透過切欠234の直ぐ下方の部位にてスリーブ部材1
28と過剰樹脂対応部材122との間の空間に軟化溶融状態
の合成樹脂素材248が供給される。図示の具体例におい
ては供給ノズル48の下面に排出口246を配設し且つ透過
切欠234の直ぐ下方に非透過切欠236を配設しているが、
所望ならば、供給ノズル48の上面に排出口246を配設す
ると共に透過切欠234の直ぐ上方に非透過切欠236を配設
することもできる。
次に、型押工具組立体92と協働するアンビル94及びそ
の関連構成について、第2図及び第3−A図を参照して
説明する。回転式成形装置本体2における回転支持体6
の下部支持フランジ80には、既に言及した通り周方向に
等間隔をおいて円形開口84が形成されている。そして、
かかる開口84の各々には適宜の方式(図示していない)
によって装着部材250が固定されている。装着部材250は
略円筒形状であり、円形断面の中央貫通開口252を有す
る。実質状鉛直に延在する開口252内には支持部材254が
滑動自在に装着されている。この支持部材254は略円柱
形状であり、その上端部には大径上部256と小径下部258
とを有する孔260が形成されている。アンビル94は円形
上壁部262、この上壁部262の周縁から下方に垂下する外
側垂下部264及び上壁部262の中央部から下方に垂下する
内側垂下部266を有する。円形上壁部262の上面中央部に
は、そこに供給される容器蓋シェル32の天面壁42の外形
に対応した内径を有する円形凹部263が形成されてい
る。円形上壁部262の上面には、更に、回転支持体6の
中心から見て半径方向内側を上記円形凹部263に外周縁
に沿って弧状に延びる案内片265が固定されている。内
側垂下部266には貫通孔268が形成されており、この貫通
孔268の上端部はそれより下方の部分よりも大径にせし
められており、境界部位に上方を向いた肩面270が存在
する。アンビル94の内側垂下部266の外径は支持部材254
の孔260における小径下部258の内径に対応せしめられて
いる。内側垂下部266を支持部材254の孔260における小
径下部258内に挿入せしめることによって、支持部材254
上にアンビル94が鉛直方向に移動自在に装着される。支
持部材254の孔260における大径上部256内には複数枚の
皿ばね272が配設されている。アンビル94の内側垂下部2
66を囲繞する皿ばね272はアンビル94を上方に弾性的に
偏倚する。アンビル94の内側垂下部266を貫通して延び
る孔268を通してボルト部材274が支持部材254に螺合さ
れている。かかるボルト部材274の頭部下面が上記孔268
の肩面270に当接することによって、アンビル94の上方
への移動が制限される。支持部材254の下部には実質上
水平に延びる短軸276及び278が装着されており、かかる
短軸276及び278には夫々カムローラ280及び282が回転自
在に装着されている。一方、上記水平支持基板68上には
環状部材284が固定されており、かかる環状部材284には
環状カム部材286及び288が固定されている。環状カム部
材286は上方を向いた環状カム面290を有し、環状カム部
材290は下方を向いた環状カム面292を有する。支持部材
254のカムローラ280及び282は夫々環状カム面290及び29
2と協働し、回転支持体6が第1図に矢印4で示す方向
に回転せしめられる際に支持部材254及びこれに装着さ
れたアンビル94が適宜に昇降せしめられる(アンビル94
の昇降様式については、後に更に言及する)。
次に、第1図及び第2図と共に第3−A図乃至第3−
G図を参照して、回転式成形装置本体2の作用について
説明する。成形装置本体2の回転支持体6の回転によっ
て成形手段8が容器蓋シェル受取域10を通過する際に
は、成形手段8を構成する型押工具組立体92とアンビル
94とは第3−A図に図示する通り鉛直方向に相互に離隔
せしめられている。かかる状態において、アンビル94の
円形上壁部262の上面に形成されている円形凹部263上
に、容器蓋シェル供給手段18から容器蓋シェル32が倒立
状態、即ちその天面壁42の外面を下方に且つそのスカー
ト壁44の自由端を上方に向けた状態で搬入される。成形
手段8が容器蓋シェル受取域10から樹脂素材受取域12に
向けて移動せしめられる間にはアンビル94が塹次上昇せ
しめられ、かくして第3−B図に図示する通り、型押工
具組立体92の下端部が容器蓋シェル32内に挿入せしめら
れる。更に詳述すると、第3−A図と第3−B図とを比
較参照することによって容易に理解される如く、アンビ
ル94が漸次上昇せしめられる際には、最初に、キックア
ウト部材118が容器蓋シェル32の天面壁42の内面に当接
し、次いでアンビル94の上昇に応じてキックアウト部材
118が弾性偏倚手段144の弾性偏倚作用に抗して上昇せし
められる。アンビル94が更に上昇せしめられると、スリ
ーブ部材128、過剰樹脂対応部材122及びパンチ部材120
も容器蓋シェル32内に進入せしめられて、容器蓋シェル
32の天面壁42の内面に当接せしめられ、皿ばね272の弾
性偏倚作用に抗して容器蓋シェル32を若干下方に移動せ
しめる。スリーブ部材128の小径下部218の外形は容器蓋
シェル32のスカート壁44の内径に対応せしめられてお
り、スリーブ部材128が容器蓋シェル32内に進入せしめ
られることにより、型押工具組立体92と容器蓋シェル32
との軸線方向にける相互整合が確保される。第3−B図
に図示する通り、型押工具組立体92におけるプッシュ部
材124及びブッシング部材126は最上位置に維持されてお
り、それらの下端はスリーブ部材128に形成されている
透過切欠234よりの上方に位置せしめられている。
次いで、成形手段8が樹脂素材受取域12を通って移動
せしめられる間には、軟化溶融状態の合成樹脂素材248
が型押工具組立体29に供給される。詳述すると、第3−
C図に図示する通り、先の成形手段8が樹脂素材受取域
12を通過した時点から次の成形手段8が樹脂素材受取域
12を通過するまでの間に、樹脂素材供給手段20における
供給ノズル48の排出口246から所要量の軟化溶融状態の
合成樹脂素材248が排出される。そして、成形手段8の
型押工具組立体92が樹脂素材受取域12を通過する際に
は、上述した如く、作用位置に位置付けられている供給
ノズル48の先端部は、装着部材96に形成されている透過
切欠238と共に型押工具組立体92におけるスリーブ部材1
28の透過切欠234、過剰樹脂対応部材122の透過切欠24
0、及びパンチ部材120の透過凹部242の協働によって規
定される切欠の軌跡内に位置し、従ってかかる切欠に対
して相対的に移動せしめられる。一方、供給ノズル48の
排出口246から排出されている合成樹脂素材248はスリー
ブ部材128に形成されている非透過切欠236の軌跡内に位
置し、従ってスリーブ部材128が樹脂素材受取域12を通
って移動せしめられる際に非透過切欠236を通ってスリ
ーブ部材128内、更に詳しくはスリーブ部材128の内周面
における大径上部228と過剰樹脂対応部材122の外周面と
の間に進入せしめられる。而して、非透過切欠236は上
述した通りスリーブ部材128の移動方向下流側のみに存
在した上流側には存在しない。それ故に、型押工具組立
体92が樹脂素材受取域12を通り過ぎる際には、スリーブ
部材128に移動方向上流側において透過切欠234の直ぐ下
方に存在する壁部(その上端縁が透過切欠234の下端縁
を規定している)が、スリーブ部材128内に進入した合
成樹脂素材248に干渉し、供給ノズル48の下面と協働し
て排出口246から排出されている合成樹脂素材248を排出
口246から切り離す。かくして、所要量の軟化溶融状態
の合成樹脂素材248が型押工具組立体92の所要部位に供
給される。
成形手段8が成形域14を通って移動せしめられる間に
は、上記合成樹脂素材248が容器蓋シェル32の天面壁42
の内面所要部位に強制され、環状ライナーに成形され
る。かかる成形においては、最初に、プッシュ部材124
及びブッシング部材126が下降せしめられる。第3−D
図及び第3−E図を参照することによって明確に理解さ
れる通り、図示の具体例においてはプッシュ部材124と
ブッシング部材126とは実質上同時に下降開始される
が、プッシュ部材124の下降速度はブッシング部材126の
下降速度よりも早く、かくしてブッシング部材126の下
降に先行してプッシュ部材124が下降せしめられる。第
3−D図に明確に図示する通り、ブッシング部材126が
スリーブ部材128の非透過切欠236まで下降せしめられて
合成樹脂素材248に作用し始める時点においては、プッ
シュ部材124は既にその最下降位置まで下降せしめられ
ており、プッシュ部材124の円錐台形状下面180はスリー
ブ部材128の内周面における円錐台形状肩面232に当接せ
しめられている。プッシュ部材124のかかる下降によっ
て、スリーブ部材128の内周面における大径上部の半径
方向略全体に渡って存在していた合成樹脂素材248がそ
の半径方向内側部分(即ち小径下部の幅に対応する部
分)に強制される。所望ならば、プッシュ部材124を第
3−D図に示す最下降位置まで下降せしめた後にブッシ
ング部材126の下降を開始することもできる。プッシュ
部材124が最下降位置に下降せしめられた後においても
ブッシング部材126の下降が継続され、第3−E図に図
示する如く、合成樹脂素材248はスリーブ部材128の内周
面における小径下部230内を下方に移動せしめられて、
容器蓋シェル32の天面壁42の内面における周縁領域に向
けて押圧される。そして、ブッシング部材126が第3−
F図に図示する最下降位置まで下降せしめられると、容
器蓋シェル32の天面壁42の内面に所要形状の環状ライナ
ー294が成形される。
而して、樹脂素材受取域12において型押工具組立体92
に供給される合成樹脂素材248の量を著しき精密に制御
することは不可能ではないにしても極めて困難であり、
型押工具組立体92に供給される合成樹脂素材248の量は
幾分変動する。図示の具体例においては、環状ライナー
294を成形するのに要する合成樹脂素材量よりも若干過
剰の合成樹脂素材248を型押工具組立体92に供給してい
る。ブッシング部材126がその所定最下降位置まで下降
される際には、合成樹脂素材248の量が若干過剰である
ことに起因して、過剰樹脂対応部材122の下方に向かっ
て半径方向内方に傾斜している円錐台形状の下端外周面
172に大きな圧力が加えられ、弾性偏倚手段170の弾性偏
倚作用に抗して過剰樹脂対応部材122が若干上昇せしめ
られる。かくして、所要形状の環状ライナー294の内周
縁部内側に若干の張出部が生成され、これによって供給
された合成樹脂素材の過剰量が補償される。
ブッシング部材126と共にプッシュ部材124を使用した
上述した通りの成形においては、次の事実が留意される
べきである。即ち、スリーブ部材128の内周面は大径上
部228を有し、合成樹脂素材248はかかる大径上部228に
供給される。従って、環状ライナー294を成形するに充
分な量の合成樹脂を充分容易に且つ迅速に供給すること
ができる。他方、供給された合成樹脂素材248は、最初
にプッシュ部材124の作用によって半径方向内方に強制
され、しかる後にブッシング部材126の作用によってス
リーブ部材128の内周面の小径下部230を通して容器蓋シ
ェル32の天面壁42の内面周縁領域に強制される。かよう
な2段階流動、即ち半径方向内方への流動を主とする第
1段階の流動と下方への第2段階の流動とを経て合成樹
脂素材248を流動せしめている故に、例えばスリーブ部
材128の内周面における肩面232に相当量の合成樹脂素材
248を留意せしめる等の不都合を発生せしめることな
く、充分良好に合成樹脂素材248を流動せしめて環状ラ
イナー294を成形することができる。
ブッシング部材126が最下降位置まで下降せしめられ
て環状ライナー294が成形され、かかるライナー294が所
要温度以下に冷却されると、第3−G図に図示する通
り、アンビル94が下降せしめられ、かくして成形された
ライナー294を有する容器蓋58から型押工具組立体92が
上方に離隔される。アンビル94の下降の初期段階におい
ては、弾性偏倚手段144の弾性偏倚作用によってキック
アウト部材118がアンビル94の下降に応じて下方に漸次
突出せしめられ、これによって型押工具組立体92におけ
るパンチ部材120、過剰樹脂対応部材122、ブッシング部
材126及びスリーブ部材128が充分容易に且つ安定して容
器蓋58から離隔される。また、アンビル94が下降せしめ
られる際には、型押工具組立体92におけるプッシュ部材
124及びブッシング部材126がそれらの最上昇位置まで上
昇せしめられる。成形手段8が容器蓋排出域16を通過す
る際には、アンビル94上の容器蓋58が容器蓋排出手段22
に排出される。
〔発明の効果〕
本発明の成形装置においては、独特な様式によって型
押工具組立体の所要部位に合成樹脂素材を供給し、かか
る合成樹脂素材を容器蓋シェルの所要領域に強制的に移
動せしめて環状ライナーを成形する。合成樹脂素材のか
ような独特な供給及び移動により、本発明の成形装置に
おいては、相当複雑且つ高価な機構を必要とすることな
く、充分迅速に所要量の合成樹脂素材を供給して容器蓋
シェルの天面壁内面に所要通りの環状ライナーを成形す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に従って構成された環状ライナー成形
装置の全体を示す簡略平面図。 第2図は、第1図の環状ライナー成形装置における回転
式成形装置本体を示す断面図。 第3−A図、第3−B図、第3−C図、第3−D図、第
3−E図、第3−F図及び第3−G図は、第2図の回転
式成形装置本体の作用を説明するための部分断面図。 第4図は、第2図の回転式成形装置本体における成形手
段の型押工具組立体を示す部分断面図。 第5図は、第2図の回転式成形装置本体における成形手
段の型押工具組立体を示す分解斜視図。 第6図は、第2図の回転式成形装置本体における成形手
段の型押工具組立体の一部を示す部分断面図。 2……回転式成形装置本体 6……回転支持体 8……成形手段 10……容器蓋シェル受取域 12……樹脂素材受取域 14……成形域 16……容器蓋排出域 18……容器蓋供給手段 20……樹脂素材供給手段 22……容器蓋排出手段 32……容器蓋シェル 42……容器蓋シェルの天面壁 44……容器蓋シェルのスカート壁 46……押出機 48……供給ノズル 58……容器蓋 92……型押工具組立体 94……アンビル 96……装着部材 118……キックアウト部材 120……パンチ部材 122……過剰樹脂対応部材 124……プッシュ部材 126……ブッシング部材 128……スリーブ部材 234……スリーブ部材の透過切欠 236……スリーブ部材の非透過切欠 238……装着部材の透過切欠 240……過剰樹脂対応部材の透過切欠 242……パンチ部材の透過凹部 246……供給ノズルの排出口 294……環状ライナー

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器蓋シェル受取域、樹脂素材受取域、成
    形域及び容器蓋排出域をこの順序で或いは該樹脂素材受
    取域と該容器シェル受取域とを逆の順序で順次に通して
    搬送される成形手段と、 円形天面壁を有する容器蓋シェルを、該容器蓋シェル受
    取域において該成形手段に供給するための容器蓋シェル
    供給手段と、 該樹脂素材受取域において該成形手段に合成樹脂素材を
    供給するための樹脂素材供給手段と、 容器蓋シェルとその天面壁の内面に成形された環状ライ
    ナーとから成る容器蓋を、該容器蓋排出域において該成
    形手段から排出するための容器蓋排出手段と、 を具備する、容器蓋シェルの内面に環状ライナーを成形
    する環状ライナー成形装置において、 該成形手段は、容器蓋シェルが倒立状態で載置されるア
    ンビル、及び該アンビルに対向してその上方に配設され
    且つ該アンビルに対して接近及び離隔する方向に相対的
    に移動せしめられる型押工具組立体を含み、 該型押工具組立体は、パンチ部材、該パンチ部材の外側
    に配設された円筒状ブッシング部材、及び該ブッシング
    部材の外側に配設された円筒状スリーブ部材を含み、該
    ブッシング部材は該パンチ部材及び該スリーブ部材に対
    して相対的に昇降自在であり、 該スリーブ部材には、所要角度範囲に渡って周方向に延
    在する透過切欠と、該透過切欠に隣接してその下方或い
    は上方に位置し且つ該透過切欠における該成形手段の移
    動方向下流側のみが切り欠かれている非透過切欠とが形
    成されており、 該樹脂素材供給手段は、該透過切欠の移動径路中に位置
    せしめられ且つ下方或いは上方に開口した排出口を有す
    る供給ノズルを含み、 該成形手段が該樹脂素材受取域を通って移動せしめられ
    る際に、該型押工具組立体における該ブッシング部材は
    該スリーブ部材に形成されている該透過切欠よりも上方
    に位置せしめられて、該供給ノズルが相対的に該透過切
    欠を通って移動せしめられ、該供給ノズルの該排出口か
    ら排出された溶融状態の合成樹脂素材が、該型押工具組
    立体の該スリーブ部材における該非透過切欠を通して該
    スリーブ部材内に進入せしめられ且つ該供給ノズルの該
    排出口から切り離され、かくして該型押工具組立体に合
    成樹脂素材が供給され、 該成形域においては該パンチ部材及び該スリーブ部材に
    対して該ブッシング部材が相対的に下降せしめられて、
    合成樹脂素材が容器蓋シェルの天面壁の内面に移動せし
    められて環状ライナーに型押成形される、 ことを特徴とする環状ライナー成形装置。
  2. 【請求項2】該型押工具組立体は該パンチ部材と該ブッ
    シング部材との間に配設された円筒状過剰樹脂対応部材
    を含み、合成樹脂素材は該スリーブ部材と該過剰樹脂対
    応部材との間に供給される、請求項1記載の環状ライナ
    ー成形装置。
  3. 【請求項3】該過剰樹脂対応部材は昇降動自在に装着さ
    れ且つ最下降位置に弾性的に偏倚されている、請求項2
    記載の環状ライナー成形装置。
  4. 【請求項4】該スリーブ部材の該上部の内径は下部の内
    径よりも大きく、該ブッシング部材の外径は該スリーブ
    部材の該下部の内径に対応せしめられており、該型押工
    具組立体は、更に、該ブッシング部材の外径に対応した
    内径と該スリーブ部材の該上部の内径に対応した外径を
    有し且つ該スリーブ部材の該上部と該ブッシング部材と
    の間にこれらに対して相対的に昇降自在に配置された円
    筒状プッシュ部材を含み、該成形手段が該樹脂素材受取
    域を通って移動せしめられる際には、該プッシュ部材は
    該スリーブ部材に形成されている該透過切欠よりも上方
    に位置せしめられ、該成形手段が該成形域を通って移動
    せしめられる際には、該プッシュ部材が下降せしめられ
    る、請求項1から3までのいずれかに記載の環状ライナ
    ー成形装置。
  5. 【請求項5】該成形手段が該成形域を通って移動せしめ
    られる際には、該ブッシング部材の下降に先行して該プ
    ッシュ部材が下降せしめられる、請求項4記載の環状ラ
    イナー成形装置。
  6. 【請求項6】該スリーブ部材の該上部と該下部との境界
    領域の内面には下方に向かって半径方向内方に傾斜した
    傾斜面が形成されており、該プッシュ部材の下端面も該
    傾斜面に対応して下方に向かって半径方向内方に傾斜せ
    しめられている、請求項4又は5記載の環状ライナー成
    形装置。
  7. 【請求項7】該樹脂素材供給手段の該供給ノズルに形成
    されている該排出口は、該成形手段の移動方向に細長く
    延びる形状である、請求項1から6までのいずれかに記
    載の環状ライナー成形装置。
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