JPH0722936B2 - 圧縮成形装置 - Google Patents
圧縮成形装置Info
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- JPH0722936B2 JPH0722936B2 JP13821287A JP13821287A JPH0722936B2 JP H0722936 B2 JPH0722936 B2 JP H0722936B2 JP 13821287 A JP13821287 A JP 13821287A JP 13821287 A JP13821287 A JP 13821287A JP H0722936 B2 JPH0722936 B2 JP H0722936B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〈技術分野〉 本発明は、容器蓋本体の連結用突出片に一体的に連結す
べき合成樹脂製把持リングを、高効率で圧縮成形すると
同時に上記連結用突出片に一体的に連結するための圧縮
成形装置に関する。
べき合成樹脂製把持リングを、高効率で圧縮成形すると
同時に上記連結用突出片に一体的に連結するための圧縮
成形装置に関する。
〈従来技術〉 特開昭57-178730号公報には、簡易開封性容器蓋の好適
例として、金属製容器蓋本体と合成樹脂製把持リングと
から成る容器蓋が開示されている。アルミニウム基合金
薄板の如き適宜の金属薄板から成形される本体は、円形
天面壁と、この円形天面壁の周縁から延びる円筒形スカ
ート壁と、スカート壁の自由端の一部から突出する連結
用突出片を有する。把持リングは、本体の連結用突出片
の自由端部に一体に連結されている。
例として、金属製容器蓋本体と合成樹脂製把持リングと
から成る容器蓋が開示されている。アルミニウム基合金
薄板の如き適宜の金属薄板から成形される本体は、円形
天面壁と、この円形天面壁の周縁から延びる円筒形スカ
ート壁と、スカート壁の自由端の一部から突出する連結
用突出片を有する。把持リングは、本体の連結用突出片
の自由端部に一体に連結されている。
上記特開昭57-178730号公報には、更に、上記容器蓋の
製造における最終工程として、円板形状の前成形体を樹
脂素材から圧縮成形すると同時に本体の上記連結用突出
片に一体的に連結し、しかる後に上記前成形体の中央部
を打抜いて把持リングにせしめることも開示されてい
る。
製造における最終工程として、円板形状の前成形体を樹
脂素材から圧縮成形すると同時に本体の上記連結用突出
片に一体的に連結し、しかる後に上記前成形体の中央部
を打抜いて把持リングにせしめることも開示されてい
る。
〈従来技術の問題点〉 然るに、上記特開昭57-178730号公報に開示されている
上記工程には、(1)前成形体の圧縮成形とその中央部
の打抜きとを別個に遂行することが必要であり、それ故
に充分高効率で遂行することができない、(2)前成形
体の中央部は打抜かれて破棄される不要部分であり、そ
の分だけ樹脂素材が無駄に消費される、(3)前成形体
の中央部の打抜きは、それが合成樹脂製であって相当な
弾性を有する故に、所要通りにきれいに打抜くことは不
可能ではないにしても著しく困難である、という解決す
べき問題がある。
上記工程には、(1)前成形体の圧縮成形とその中央部
の打抜きとを別個に遂行することが必要であり、それ故
に充分高効率で遂行することができない、(2)前成形
体の中央部は打抜かれて破棄される不要部分であり、そ
の分だけ樹脂素材が無駄に消費される、(3)前成形体
の中央部の打抜きは、それが合成樹脂製であって相当な
弾性を有する故に、所要通りにきれいに打抜くことは不
可能ではないにしても著しく困難である、という解決す
べき問題がある。
〈発明の技術的課題〉 本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主
たる技術的課題は、樹脂素材を直接的に所要形状の把持
リングに圧縮成形し、同時に本体の連結用突出片に一体
的に連結し、かくして上記問題を解決することを可能に
する、新規且つ優れた圧縮成形装置を提供することであ
る。
たる技術的課題は、樹脂素材を直接的に所要形状の把持
リングに圧縮成形し、同時に本体の連結用突出片に一体
的に連結し、かくして上記問題を解決することを可能に
する、新規且つ優れた圧縮成形装置を提供することであ
る。
〈発明の解決手段〉 本発明者等は、鋭意研究の結果、圧縮成形装置の成形型
を独特な形態にせしめることによって上記技術的課題を
解決することができることを見出した。
を独特な形態にせしめることによって上記技術的課題を
解決することができることを見出した。
即ち、本発明によれば、上記技術的課題の達成のため
に、合成樹脂把持リングを圧縮成形すると同時に、容器
蓋本体の連結用突出片に一体的に連結する圧縮成形装置
にして、 所定方向に相対的に移動せしめられて開閉動せしめられ
る第1の成形型部と第2の成形型部とから成る成形型を
具備し、 該第1の成形型部は、容器蓋本体を受入れる収容空間
と、リング状に延在する第1の成形凹部とを有し、該収
容空間に受入れられる容器蓋本体の連結用突出片の少な
くとも自由端部は、該第1の成形凹部に突出せしめら
れ、 該第2の成形型部は、リング状に延在する第2の成形凹
部と該第2の成形凹部から該所定方向に延びる貫通導入
孔とを有する主部と、該貫通導入孔に滑動自在に挿通さ
れる圧縮ロッドとを含み、 該貫通導入孔に供給された樹脂素材が、該圧縮ロッドに
よって圧縮されて、該第1の成形凹部と該第2の成形凹
部との協働によって規定される成形空間に対応した形状
の把持リングに成形される、 ことを特徴とする圧縮成形装置が提供される。
に、合成樹脂把持リングを圧縮成形すると同時に、容器
蓋本体の連結用突出片に一体的に連結する圧縮成形装置
にして、 所定方向に相対的に移動せしめられて開閉動せしめられ
る第1の成形型部と第2の成形型部とから成る成形型を
具備し、 該第1の成形型部は、容器蓋本体を受入れる収容空間
と、リング状に延在する第1の成形凹部とを有し、該収
容空間に受入れられる容器蓋本体の連結用突出片の少な
くとも自由端部は、該第1の成形凹部に突出せしめら
れ、 該第2の成形型部は、リング状に延在する第2の成形凹
部と該第2の成形凹部から該所定方向に延びる貫通導入
孔とを有する主部と、該貫通導入孔に滑動自在に挿通さ
れる圧縮ロッドとを含み、 該貫通導入孔に供給された樹脂素材が、該圧縮ロッドに
よって圧縮されて、該第1の成形凹部と該第2の成形凹
部との協働によって規定される成形空間に対応した形状
の把持リングに成形される、 ことを特徴とする圧縮成形装置が提供される。
〈好適具体例〉 以下、添付図面を参照して、本発明に従って構成された
圧縮成形装置の好適具体例について詳細に説明する。
圧縮成形装置の好適具体例について詳細に説明する。
装置全体の概要 圧縮成形装置の全体を簡略に図示している第1図を参照
して説明すると、図示の圧縮成形装置は、全体を番号2
で示す回転式圧縮成形装置本体と共に押出機から構成さ
れた樹脂素材供給手段4、回転ターレット形態である容
器蓋本体供給手段6、及び排出シュート8を具備してい
る。後に更に詳述する如く、圧縮成形装置本体2は、第
1図において紙面に垂直に延びる中心軸線を中心として
回転自在に装着された回転支持体10と、周方向に等間隔
を置いて上記回転支持体10に配設された複数個(図示の
場合は12個)の成形型12とを含んでいる。回転支持体10
は第1図に矢印14で示す方向に連続的に回転駆動され、
かくして成形型12の各々は、樹脂素材供給域16、容器蓋
本体供給域18、圧縮成形域20及び排出域22を順次に通し
て搬送される。樹脂素材供給域16においては、樹脂素材
供給手段4によって成形型12の各々に樹脂素材が供給さ
れ、容器蓋本体供給域18においては、容器蓋本体供給手
段6によって成形型12の各々に容器蓋本体が供給され
る、圧縮成形域20においては、樹脂素材が把持リングに
成形されると共に容器蓋本体に一体的に連結され、排出
域22においては把持リングを有する容器蓋が成形型12の
各々から排出シュート8に排出される。
して説明すると、図示の圧縮成形装置は、全体を番号2
で示す回転式圧縮成形装置本体と共に押出機から構成さ
れた樹脂素材供給手段4、回転ターレット形態である容
器蓋本体供給手段6、及び排出シュート8を具備してい
る。後に更に詳述する如く、圧縮成形装置本体2は、第
1図において紙面に垂直に延びる中心軸線を中心として
回転自在に装着された回転支持体10と、周方向に等間隔
を置いて上記回転支持体10に配設された複数個(図示の
場合は12個)の成形型12とを含んでいる。回転支持体10
は第1図に矢印14で示す方向に連続的に回転駆動され、
かくして成形型12の各々は、樹脂素材供給域16、容器蓋
本体供給域18、圧縮成形域20及び排出域22を順次に通し
て搬送される。樹脂素材供給域16においては、樹脂素材
供給手段4によって成形型12の各々に樹脂素材が供給さ
れ、容器蓋本体供給域18においては、容器蓋本体供給手
段6によって成形型12の各々に容器蓋本体が供給され
る、圧縮成形域20においては、樹脂素材が把持リングに
成形されると共に容器蓋本体に一体的に連結され、排出
域22においては把持リングを有する容器蓋が成形型12の
各々から排出シュート8に排出される。
容器蓋 第2−A図及び第2−B図は、容器蓋本体供給手段6か
ら圧縮成形装置本体2の成形型12の各々に供給される容
器蓋本体24の一例を図示している。アルミニウム基合金
薄板、クロム酸処理鋼薄板又はブリキ薄板の如き適宜の
金属薄板から形成することができる容器蓋本体24は、円
形天面壁26、この天面壁26の周縁から垂下する円筒状ス
カート壁28、及びスカート壁28の自由端の一部から突出
する連結用突出片30を有する。連結用突出片30は、スカ
ート壁28の自由端の一部から、軸線方向に或いは実質上
水平に半径方向に突出していてもよいが、図示の如く15
乃至60度程度でよい傾斜角度αで下方に傾斜して半径方
向外方へ突出しているのが好都合である。連結用突出片
30の自由端部には、後述する把持リングの連結強度を増
大せしめるために1個又は複数個(図示の場合は3個)
の開口32が形成されているのが好ましい。図示の容器蓋
本体24においては、更に、連結用突出片30の基端両側に
おいてスカート壁28に略三角形状の切欠き34が形成され
ている。また、かかる切欠き34からスカート壁28及び天
面壁26を適宜の形状で延びる一対の破断可能ライン36が
形成されている。かかる一対の破断可能ライン36は所謂
スコアでよい。天面壁26の内面には、それ自体は周知の
形態でよい合成樹脂製ライナ(図示していない)を配設
することができる。
ら圧縮成形装置本体2の成形型12の各々に供給される容
器蓋本体24の一例を図示している。アルミニウム基合金
薄板、クロム酸処理鋼薄板又はブリキ薄板の如き適宜の
金属薄板から形成することができる容器蓋本体24は、円
形天面壁26、この天面壁26の周縁から垂下する円筒状ス
カート壁28、及びスカート壁28の自由端の一部から突出
する連結用突出片30を有する。連結用突出片30は、スカ
ート壁28の自由端の一部から、軸線方向に或いは実質上
水平に半径方向に突出していてもよいが、図示の如く15
乃至60度程度でよい傾斜角度αで下方に傾斜して半径方
向外方へ突出しているのが好都合である。連結用突出片
30の自由端部には、後述する把持リングの連結強度を増
大せしめるために1個又は複数個(図示の場合は3個)
の開口32が形成されているのが好ましい。図示の容器蓋
本体24においては、更に、連結用突出片30の基端両側に
おいてスカート壁28に略三角形状の切欠き34が形成され
ている。また、かかる切欠き34からスカート壁28及び天
面壁26を適宜の形状で延びる一対の破断可能ライン36が
形成されている。かかる一対の破断可能ライン36は所謂
スコアでよい。天面壁26の内面には、それ自体は周知の
形態でよい合成樹脂製ライナ(図示していない)を配設
することができる。
第3−A図及び第3−B図は、圧縮成形装置本体2にお
いて成形された合成樹脂製把持リング38を有する容器蓋
を図示している。ポリエチレン又はポリプロピレンの如
き適宜の合成樹脂から成形される把持リング38は、全体
として略矩形リング形状であり、その基部40は上記連結
用突出片30の少なくとも自由端部を囲繞し、これに一体
的に連結されている。
いて成形された合成樹脂製把持リング38を有する容器蓋
を図示している。ポリエチレン又はポリプロピレンの如
き適宜の合成樹脂から成形される把持リング38は、全体
として略矩形リング形状であり、その基部40は上記連結
用突出片30の少なくとも自由端部を囲繞し、これに一体
的に連結されている。
回転式圧縮成形装置本体 第4図を参照して説明すると、全体として番号2で示す
回転式圧縮成形装置本体は、略円筒形状の静止支持ブロ
ック42と実質上鉛直に延びる静止支持軸44とから成る支
持構造体を含んでいる。支持軸44の下端部には環状フラ
ンジ46が形成されており、かかるフランジ46は支持ブロ
ック42の内面に形成されている肩面48上に位置付けら
れ、締結ボルト49によって支持ブロック42に固定されて
いる。支持ブロック42及びこれに固定された支持軸44か
ら成る支持構造体には、上部軸受50及び下部軸受52によ
って、支持軸44を囲繞する略円筒形状の上記回転支持体
10が回転自在に装着されている。回転支持体10の下端部
には入力歯車54が固定されており、かかる入力歯車54は
適宜の伝動機構(図示していない)を介して電動モータ
でよい駆動源56に駆動連結されている。かくして、駆動
源56が付勢されると、回転支持体10は第1図に矢印14で
示す方向に所定速度で連続的に回転駆動せしめられる。
回転式圧縮成形装置本体は、略円筒形状の静止支持ブロ
ック42と実質上鉛直に延びる静止支持軸44とから成る支
持構造体を含んでいる。支持軸44の下端部には環状フラ
ンジ46が形成されており、かかるフランジ46は支持ブロ
ック42の内面に形成されている肩面48上に位置付けら
れ、締結ボルト49によって支持ブロック42に固定されて
いる。支持ブロック42及びこれに固定された支持軸44か
ら成る支持構造体には、上部軸受50及び下部軸受52によ
って、支持軸44を囲繞する略円筒形状の上記回転支持体
10が回転自在に装着されている。回転支持体10の下端部
には入力歯車54が固定されており、かかる入力歯車54は
適宜の伝動機構(図示していない)を介して電動モータ
でよい駆動源56に駆動連結されている。かくして、駆動
源56が付勢されると、回転支持体10は第1図に矢印14で
示す方向に所定速度で連続的に回転駆動せしめられる。
上記回転支持体10には、上記成形型12が周方向に等間隔
を置いて複数個(図示の具体例においては、第1図に図
示する如く12個)装着されている。かかる成形型12の各
々は、第1の成形型部58と第2の成形型部60とを具備し
ている。更に詳述すると、上記回転支持体10の下部には
環状支持フランジ62が形成されており、かかる環状支持
フランジ62の上面に、成形型12の各々の第1の成形型部
58が固定されている。第5図及び第6図を参照して説明
すると、第1の成形型部58の各々は、扇形状の主部64と
この主部64の外周縁から下方に延びる円弧状連結壁部66
とを有する。かような第1の成形型部58は、上記連結壁
部66を通して上記支持フランジ62に螺着される締結ボル
ト68(第4図)によって、上記支持フランジ62に固定さ
れる。第6図に明確に図示する如く、第1の成形型部58
の外周面には、実質上水平に円弧状に延びる比較的深い
溝70が形成されている(この溝70の機能については後に
説明する)。また、第1の成形型部58の外周面には、上
述した容器蓋本体24のスカート壁28の外径に対応した直
径を有する円形凹部72が形成されている。第1の成形型
部58の上面には、隆起部73が形成されており、この隆起
部73内に、リング状に延在する第1の成形凹部74が形成
されている。第1の成形型部58の上面には、更に、上面
前縁と上記第1の成形凹部74との間を接続する所定幅の
若干の凹部75も形成されている。後に更に言及する如
く、容器蓋本体供給手段6から成形型12に供給される容
器蓋本体24は、第5図に2点鎖線で示す通りの状態で第
1の成形型部58に受入れられる。即ち、容器蓋本体24の
スカート壁28の自由端部が上記円形凹部72に収容され、
容器蓋本体24の連結用突出片30は上記凹部75を通って上
記第1の成形凹部74内に突出せしめられる。従って、第
1の成形型部58の外周面に形成されている上記円形凹部
72は、容器蓋本体収容空間を規定する。容器蓋本体24の
半径方向外方への移動は、第1の成形型部58の外周面に
隣接して円弧状に延びる静止ガイド76(第1図)によっ
て防止される(この静止ガイド76、特にその上流端部及
び下流端部については、後に更に言及する)。
を置いて複数個(図示の具体例においては、第1図に図
示する如く12個)装着されている。かかる成形型12の各
々は、第1の成形型部58と第2の成形型部60とを具備し
ている。更に詳述すると、上記回転支持体10の下部には
環状支持フランジ62が形成されており、かかる環状支持
フランジ62の上面に、成形型12の各々の第1の成形型部
58が固定されている。第5図及び第6図を参照して説明
すると、第1の成形型部58の各々は、扇形状の主部64と
この主部64の外周縁から下方に延びる円弧状連結壁部66
とを有する。かような第1の成形型部58は、上記連結壁
部66を通して上記支持フランジ62に螺着される締結ボル
ト68(第4図)によって、上記支持フランジ62に固定さ
れる。第6図に明確に図示する如く、第1の成形型部58
の外周面には、実質上水平に円弧状に延びる比較的深い
溝70が形成されている(この溝70の機能については後に
説明する)。また、第1の成形型部58の外周面には、上
述した容器蓋本体24のスカート壁28の外径に対応した直
径を有する円形凹部72が形成されている。第1の成形型
部58の上面には、隆起部73が形成されており、この隆起
部73内に、リング状に延在する第1の成形凹部74が形成
されている。第1の成形型部58の上面には、更に、上面
前縁と上記第1の成形凹部74との間を接続する所定幅の
若干の凹部75も形成されている。後に更に言及する如
く、容器蓋本体供給手段6から成形型12に供給される容
器蓋本体24は、第5図に2点鎖線で示す通りの状態で第
1の成形型部58に受入れられる。即ち、容器蓋本体24の
スカート壁28の自由端部が上記円形凹部72に収容され、
容器蓋本体24の連結用突出片30は上記凹部75を通って上
記第1の成形凹部74内に突出せしめられる。従って、第
1の成形型部58の外周面に形成されている上記円形凹部
72は、容器蓋本体収容空間を規定する。容器蓋本体24の
半径方向外方への移動は、第1の成形型部58の外周面に
隣接して円弧状に延びる静止ガイド76(第1図)によっ
て防止される(この静止ガイド76、特にその上流端部及
び下流端部については、後に更に言及する)。
第5図及び第6図と共に第7図を参照して説明を続ける
と、上記第1の成形型部58の上方には、上記第2の成形
型部60の一部を構成する型部材78が実質上鉛直な方向に
所定範囲に渡って移動自在に装着されている。第7図及
び第8図に明確に図示する如く、型部材78には実質上に
鉛直に垂下する2本の短軸80が固定されている。一方、
上記第1の成形型部58の主部64には、2個の貫通穴82が
形成されており、かかる貫通穴82の各々にはスリーブ部
材84が固定されている。そして、上記短軸80の各々がス
リーブ部材84の各々に滑動自在に挿入されている。更
に、第8図に明確に図示する如く、第1の成形型部58に
は大径下部、小径中間部及び大径上部を有する貫通穴88
が形成されている。そして、上記貫通穴88の大径下部に
滑動自在に収容された大径頭部90を有する短軸部材92が
上記貫通穴88に挿通されている。短軸部材92の上端部
は、第1の成形型部58の主部64の上面を越えて上方に突
出せしめられており、上記型部材78に螺着されている。
上記貫通穴88の大径上部には、上端は型部材78に当接せ
しめられている圧縮コイルばねでよい弾性手段94が配置
されている。かかるばね94は、型部材78を上方へ弾性的
に偏倚する。型部材78の上方への移動は、端軸部材92の
大径頭部90が第1の成形型部58の主部64に形成されてい
る上記貫通穴88の小径中間部に当接する位置、即ち第5
図及び第8図に実線で示す上昇位置(開位置)に制限さ
れる。後に言及する通りにして型部材78に押圧力が加え
られると、型部材78は上記弾性手段94の弾性偏倚力に抗
して第5図に2点鎖線で示す下降位置(即ち閉位置)ま
で下降せしめられる。この下降位置においては、型部材
78の下面が第1の成形型部58の上面に密接せしめられ
る。第5図及び第7図に図示する如く、型部材78の下面
には、陥没部95が形成されており、この陥没部95に、リ
ング状に延在する第2の成形凹部96が形成されている。
上記陥没部95の前縁部には所定幅で若干下方に突出する
突起97が形成されている。また、上記第2の成形凹部96
の最も外側の部位から実質上鉛直に上方に延びる貫通孔
98が形成されている(この貫通孔98は、後の説明から明
らかになる如く、第2の成形型部60における導入貫通孔
の下部を構成する)。かかる貫通孔98の横断面形状は、
円形でもよいが略台形乃至矩形であるのが好都合であ
る。型部材78が第5図に2点鎖線で示す下降位置即ち閉
位置に下降せしめられると、型部材78の下面に形成され
ている上記第2の成形凹部96は、上記第1の成形型部58
の主部64の上面に形成されている上記第1の成形凹部74
と協働して、リング状に延在する成形空間を規定する。
上述した如く、上記第1の成形型部58に受入れられる容
器蓋本体24の連結用突出片30は、この成形空間内に突出
せしめられる。連結用突出片30は、成形空間の鉛直方向
中間部に突出する、換言すれば連結用突出片30の上面側
と下面側の双方に樹脂流入空間が残留せしめられるのが
好都合である。連結用突出片30の基端部は、第1の成形
型部58の主部64の上面における上記凹部75内に位置せし
められ、型部材78の下面における上記突起97がかかる連
結用突出片30の基端部に密接せしめられ、かくして上記
成形空間の前縁部が密閉される。型部材78に形成されて
いる上記貫通孔98は、上記成形空間内に突出している連
結用突出片30に対応して位置せしめられている。
と、上記第1の成形型部58の上方には、上記第2の成形
型部60の一部を構成する型部材78が実質上鉛直な方向に
所定範囲に渡って移動自在に装着されている。第7図及
び第8図に明確に図示する如く、型部材78には実質上に
鉛直に垂下する2本の短軸80が固定されている。一方、
上記第1の成形型部58の主部64には、2個の貫通穴82が
形成されており、かかる貫通穴82の各々にはスリーブ部
材84が固定されている。そして、上記短軸80の各々がス
リーブ部材84の各々に滑動自在に挿入されている。更
に、第8図に明確に図示する如く、第1の成形型部58に
は大径下部、小径中間部及び大径上部を有する貫通穴88
が形成されている。そして、上記貫通穴88の大径下部に
滑動自在に収容された大径頭部90を有する短軸部材92が
上記貫通穴88に挿通されている。短軸部材92の上端部
は、第1の成形型部58の主部64の上面を越えて上方に突
出せしめられており、上記型部材78に螺着されている。
上記貫通穴88の大径上部には、上端は型部材78に当接せ
しめられている圧縮コイルばねでよい弾性手段94が配置
されている。かかるばね94は、型部材78を上方へ弾性的
に偏倚する。型部材78の上方への移動は、端軸部材92の
大径頭部90が第1の成形型部58の主部64に形成されてい
る上記貫通穴88の小径中間部に当接する位置、即ち第5
図及び第8図に実線で示す上昇位置(開位置)に制限さ
れる。後に言及する通りにして型部材78に押圧力が加え
られると、型部材78は上記弾性手段94の弾性偏倚力に抗
して第5図に2点鎖線で示す下降位置(即ち閉位置)ま
で下降せしめられる。この下降位置においては、型部材
78の下面が第1の成形型部58の上面に密接せしめられ
る。第5図及び第7図に図示する如く、型部材78の下面
には、陥没部95が形成されており、この陥没部95に、リ
ング状に延在する第2の成形凹部96が形成されている。
上記陥没部95の前縁部には所定幅で若干下方に突出する
突起97が形成されている。また、上記第2の成形凹部96
の最も外側の部位から実質上鉛直に上方に延びる貫通孔
98が形成されている(この貫通孔98は、後の説明から明
らかになる如く、第2の成形型部60における導入貫通孔
の下部を構成する)。かかる貫通孔98の横断面形状は、
円形でもよいが略台形乃至矩形であるのが好都合であ
る。型部材78が第5図に2点鎖線で示す下降位置即ち閉
位置に下降せしめられると、型部材78の下面に形成され
ている上記第2の成形凹部96は、上記第1の成形型部58
の主部64の上面に形成されている上記第1の成形凹部74
と協働して、リング状に延在する成形空間を規定する。
上述した如く、上記第1の成形型部58に受入れられる容
器蓋本体24の連結用突出片30は、この成形空間内に突出
せしめられる。連結用突出片30は、成形空間の鉛直方向
中間部に突出する、換言すれば連結用突出片30の上面側
と下面側の双方に樹脂流入空間が残留せしめられるのが
好都合である。連結用突出片30の基端部は、第1の成形
型部58の主部64の上面における上記凹部75内に位置せし
められ、型部材78の下面における上記突起97がかかる連
結用突出片30の基端部に密接せしめられ、かくして上記
成形空間の前縁部が密閉される。型部材78に形成されて
いる上記貫通孔98は、上記成形空間内に突出している連
結用突出片30に対応して位置せしめられている。
再び第4図を参照して説明すると、上記回転支持体10の
上部には、比較的厚い環状支持フランジ100が形成され
ている。そして、この支持フランジ100には、周方向に
等間隔を置いて複数個(図示の場合は12個)の、実質上
鉛直に延びる溝102が形成されている。かかる溝102の各
々は、上記支持フランジ62に固定されている上記第1の
成形型部58の各々に対して、鉛直方向に実質上整合して
位置する。溝102の各々は略正方形の横断面形状を有
し、その外側面は開放されている。支持フランジ100の
外周面には、上記溝102の各々の外側面を閉じる板部材1
04が固定されている。上記溝102の各々には、溝102の横
断面形状と実質上同一の横断面形状を有する昇降部材10
6が昇降自在に収容されている。この昇降部材106は支持
フランジ100を越えて上方に突出せしめられており、そ
の上端部には実質上水平に延びる軸108が固定されてい
る。そして、かかる軸108には、カム従動節を構成する
ローラ110及び112が回転自在に装着されている。一方、
上記静止支持軸44の上端部には、略円筒形状のカムブロ
ック114が固定されており、このカムブロック114の外周
面にはカム溝116が形成されている。回転支持体10が第
1図に矢印14で示す方向に回転されると、カム溝116の
上面及び下面が夫々ローラ110及び112に作用することに
よって、上記昇降部材106が所要通りに昇降動せしめら
れる。
上部には、比較的厚い環状支持フランジ100が形成され
ている。そして、この支持フランジ100には、周方向に
等間隔を置いて複数個(図示の場合は12個)の、実質上
鉛直に延びる溝102が形成されている。かかる溝102の各
々は、上記支持フランジ62に固定されている上記第1の
成形型部58の各々に対して、鉛直方向に実質上整合して
位置する。溝102の各々は略正方形の横断面形状を有
し、その外側面は開放されている。支持フランジ100の
外周面には、上記溝102の各々の外側面を閉じる板部材1
04が固定されている。上記溝102の各々には、溝102の横
断面形状と実質上同一の横断面形状を有する昇降部材10
6が昇降自在に収容されている。この昇降部材106は支持
フランジ100を越えて上方に突出せしめられており、そ
の上端部には実質上水平に延びる軸108が固定されてい
る。そして、かかる軸108には、カム従動節を構成する
ローラ110及び112が回転自在に装着されている。一方、
上記静止支持軸44の上端部には、略円筒形状のカムブロ
ック114が固定されており、このカムブロック114の外周
面にはカム溝116が形成されている。回転支持体10が第
1図に矢印14で示す方向に回転されると、カム溝116の
上面及び下面が夫々ローラ110及び112に作用することに
よって、上記昇降部材106が所要通りに昇降動せしめら
れる。
第4図と共に第5図を参照して説明すると、上記昇降部
材106は上記支持フランジ100を越えて下方に延出してい
る。かかる昇降部材106には、その下面から上方に延び
る孔が形成されている。横断面形状が円形である孔は、
大径下部118、中径中間部120及び小径上部122を有す
る。孔の下部118及び中間部120には、部材124及び126が
固定されている。円筒形状である部材124の上端部外周
面には雄螺条が刻設されており、孔の中間部120には対
応する雌螺条が形成されており、部材124の上端部は孔
の中間部120に螺着される。昇降部材106の下端を越えて
下方に突出する上記部材124の下端には、外方に張出し
た環状フランジ128が形成されている。部材126は、環状
底壁130とこの底壁130の内周縁から上方に延びる円筒形
状の直立壁132を有する。かかる部材126の底壁130は、
昇降部材106の下面と部材124の環状フランジ128の上面
との間に挾持され、かくして昇降部材106に対して部材1
26が相対的に昇降することが阻止される。所定角度位置
において昇降部材106の下端と部材126の底壁130の上面
とにはキー溝が形成されており、かかるキー溝に挿入さ
れたキー134によって、昇降部材106に対して部材126が
相対的に回転することが阻止される。部材126の底壁130
の下面における特定角度位置には切欠き136が形成され
ており、かかる切欠き136に関連せしめて圧縮ロッド138
が配設されている。かかる圧縮ロッド138は、拡大頭部1
40とこの拡大頭部140から実質上鉛直に垂下するロッド
部142とを有する。圧縮ロッド138の拡大頭部140の内側
面には溝144が形成されており、かかる溝144内に上記部
材124の環状フランジ128の一部が収容されている。溝14
4の鉛直方向長さは環状フランジ128の厚さよりも幾分大
きく、従って上記部材124に対して圧縮ロッド138は鉛直
方向に幾分かの範囲に渡って相対的に移動することがで
きる。部材126の底壁130と圧縮ロッド138の頭部140との
間には、皿ばねでよい弾性手段146が介在せしめられて
いる。かかる弾性手段146は、比較的大きな力(例えば1
50kg程度でよい)で圧縮ロッド138を下方に弾性的に偏
倚し、上記溝144の上面を上記環状フランジ128の上面に
当接せしめる。
材106は上記支持フランジ100を越えて下方に延出してい
る。かかる昇降部材106には、その下面から上方に延び
る孔が形成されている。横断面形状が円形である孔は、
大径下部118、中径中間部120及び小径上部122を有す
る。孔の下部118及び中間部120には、部材124及び126が
固定されている。円筒形状である部材124の上端部外周
面には雄螺条が刻設されており、孔の中間部120には対
応する雌螺条が形成されており、部材124の上端部は孔
の中間部120に螺着される。昇降部材106の下端を越えて
下方に突出する上記部材124の下端には、外方に張出し
た環状フランジ128が形成されている。部材126は、環状
底壁130とこの底壁130の内周縁から上方に延びる円筒形
状の直立壁132を有する。かかる部材126の底壁130は、
昇降部材106の下面と部材124の環状フランジ128の上面
との間に挾持され、かくして昇降部材106に対して部材1
26が相対的に昇降することが阻止される。所定角度位置
において昇降部材106の下端と部材126の底壁130の上面
とにはキー溝が形成されており、かかるキー溝に挿入さ
れたキー134によって、昇降部材106に対して部材126が
相対的に回転することが阻止される。部材126の底壁130
の下面における特定角度位置には切欠き136が形成され
ており、かかる切欠き136に関連せしめて圧縮ロッド138
が配設されている。かかる圧縮ロッド138は、拡大頭部1
40とこの拡大頭部140から実質上鉛直に垂下するロッド
部142とを有する。圧縮ロッド138の拡大頭部140の内側
面には溝144が形成されており、かかる溝144内に上記部
材124の環状フランジ128の一部が収容されている。溝14
4の鉛直方向長さは環状フランジ128の厚さよりも幾分大
きく、従って上記部材124に対して圧縮ロッド138は鉛直
方向に幾分かの範囲に渡って相対的に移動することがで
きる。部材126の底壁130と圧縮ロッド138の頭部140との
間には、皿ばねでよい弾性手段146が介在せしめられて
いる。かかる弾性手段146は、比較的大きな力(例えば1
50kg程度でよい)で圧縮ロッド138を下方に弾性的に偏
倚し、上記溝144の上面を上記環状フランジ128の上面に
当接せしめる。
上記昇降部材106の下端部には、更に部材148が装着され
ている。第5図と共に第9図を参照して説明すると、部
材148は、略扇形状の装着ブロック部150とこの装着ブロ
ック部150から実質上鉛直に上方に延びる円柱部152とを
有する。第5図に図示する如く、部材148の円柱部152
は、上記部材124を通して昇降部材106の孔の小径上部12
2に滑動自在に挿入されている。部材148の装着ブロック
部150には、実質上鉛直に上方へ延びる円筒形状の直立
壁154を有する部材156が締結ボルト158によって固定さ
れている。部材156の直立壁154の上端部内周面には止め
リング160が固定されている。上記昇降部材106の外周に
は環状ばね受け162が固定されており、このばね受け162
と部材156の直立壁154の上端との間には、コイルばねで
よい弾性手段164が介在せしめられている。かかる弾性
手段164は、部材156及び148を下方へ弾性的に偏倚す
る。昇降部材106に対する部材156及び148の下方への移
動は、上記止めリング160が上記部材126の底壁130の上
面に当接することによって制限されている。第9図に図
示する如く、部材148の装着ブロック図150と部材156の
下部とには、協働して略矩形の貫通開口166を規定する
切欠きが形成されている。そして、上記開口166には、
樹脂受入部材172の上半部が挿入され、係止ピンの如き
適宜の手段(図示していない)によって固定されてい
る。樹脂受入部材172には貫通孔174が形成されている。
この貫通孔174は、上記型部材78に形成されている上記
貫通孔98と同一の横断面形状を有し且つ上記貫通孔98と
整合して位置する。かかる貫通孔174は、貫通孔98と協
働して第2の成形型部60における導入貫通孔を構成す
る。第5図と共に第10図を参照することによって理解さ
れる如く、樹脂受入部材172の露呈されている下半部に
おいては、回転支持体10の矢印14(第1図)で示す方向
への回転方向前方側に切欠き176が形成されており、か
かる切欠き176によって上記貫通孔174が開放されてい
る。第9図に図示する如く、上記圧縮ロッド138のロッ
ド部142は、貫通孔174に挿入されている。圧縮ロッド13
8のロッド部142の横断面形状は、貫通孔174の横断面形
状と実質上同一である。
ている。第5図と共に第9図を参照して説明すると、部
材148は、略扇形状の装着ブロック部150とこの装着ブロ
ック部150から実質上鉛直に上方に延びる円柱部152とを
有する。第5図に図示する如く、部材148の円柱部152
は、上記部材124を通して昇降部材106の孔の小径上部12
2に滑動自在に挿入されている。部材148の装着ブロック
部150には、実質上鉛直に上方へ延びる円筒形状の直立
壁154を有する部材156が締結ボルト158によって固定さ
れている。部材156の直立壁154の上端部内周面には止め
リング160が固定されている。上記昇降部材106の外周に
は環状ばね受け162が固定されており、このばね受け162
と部材156の直立壁154の上端との間には、コイルばねで
よい弾性手段164が介在せしめられている。かかる弾性
手段164は、部材156及び148を下方へ弾性的に偏倚す
る。昇降部材106に対する部材156及び148の下方への移
動は、上記止めリング160が上記部材126の底壁130の上
面に当接することによって制限されている。第9図に図
示する如く、部材148の装着ブロック図150と部材156の
下部とには、協働して略矩形の貫通開口166を規定する
切欠きが形成されている。そして、上記開口166には、
樹脂受入部材172の上半部が挿入され、係止ピンの如き
適宜の手段(図示していない)によって固定されてい
る。樹脂受入部材172には貫通孔174が形成されている。
この貫通孔174は、上記型部材78に形成されている上記
貫通孔98と同一の横断面形状を有し且つ上記貫通孔98と
整合して位置する。かかる貫通孔174は、貫通孔98と協
働して第2の成形型部60における導入貫通孔を構成す
る。第5図と共に第10図を参照することによって理解さ
れる如く、樹脂受入部材172の露呈されている下半部に
おいては、回転支持体10の矢印14(第1図)で示す方向
への回転方向前方側に切欠き176が形成されており、か
かる切欠き176によって上記貫通孔174が開放されてい
る。第9図に図示する如く、上記圧縮ロッド138のロッ
ド部142は、貫通孔174に挿入されている。圧縮ロッド13
8のロッド部142の横断面形状は、貫通孔174の横断面形
状と実質上同一である。
樹脂素材供給域 第1図と共に第10図及び第11図を参照して説明すると、
樹脂素材供給域16に関連して配設された上記樹脂素材供
給手段4は、押出機本体178とこれに固定された押出ブ
ロック180とを具備している。押出ブロック180は、実質
上水平な上面182を有する突出部を含んでいる。押出ブ
ロック180には、押出機本体178の押出口に接続された入
口端から上記上面182に開口した出口端まで延びる押出
路184が形成されている。それ自体は周知の形態でよい
押出機本体178から供給される加熱溶融状態の樹脂素材
は、上記押出ブロック180の押出路184を通して送給さ
れ、上記上面182から上方に押出される。樹脂素材は、
ポリエチレン又はポリプロピレンの如き適宜の熱可塑性
樹脂でよい。
樹脂素材供給域16に関連して配設された上記樹脂素材供
給手段4は、押出機本体178とこれに固定された押出ブ
ロック180とを具備している。押出ブロック180は、実質
上水平な上面182を有する突出部を含んでいる。押出ブ
ロック180には、押出機本体178の押出口に接続された入
口端から上記上面182に開口した出口端まで延びる押出
路184が形成されている。それ自体は周知の形態でよい
押出機本体178から供給される加熱溶融状態の樹脂素材
は、上記押出ブロック180の押出路184を通して送給さ
れ、上記上面182から上方に押出される。樹脂素材は、
ポリエチレン又はポリプロピレンの如き適宜の熱可塑性
樹脂でよい。
樹脂素材供給域16における作用を説明すると、樹脂素材
供給域16を通過する際には、成形型12の構成要素は第11
図に図示する位置にある。即ち、型部材78は第1の成形
型部58から上方へ離隔した上昇位置にあり、昇降部材10
6(第5図)に装着された樹脂受入部材172は型部材78か
ら上方へ所定距離だけ離隔した位置に位置付けられてい
る。樹脂素材供給手段4における押出ブロック180の突
出部は、型部材78と樹脂受入部材172との間に突出し、
樹脂受入部材172の下端は、押出ブロック180の突出部に
おける上面182に接触乃至近接する。第10図及び第11図
を参照することによって理解される如く回転支持体10の
回転によって樹脂受入部材172が第10図に矢印14で示す
方向に移動してくると、押出ブロック180の突出部にお
ける上面182から押出された樹脂素材186は、樹脂受入部
材172の下半部に形成されている切欠き176を通して樹脂
受入部材172の下半部における貫通孔174内に受入れられ
る。樹脂受入部材172が更に第10図に矢印14で示す方向
に移動すると、押出ブロック180の突出部における上面1
82と樹脂受入部材172の下面との協働による切断作用に
よって、押出された樹脂素材186が切断される。かくし
て、切断された樹脂素材186は、それ自体の粘着性によ
って樹脂受入部材172の貫通孔174内に保持され、樹脂受
入部材172と共に移動せしめられる。
供給域16を通過する際には、成形型12の構成要素は第11
図に図示する位置にある。即ち、型部材78は第1の成形
型部58から上方へ離隔した上昇位置にあり、昇降部材10
6(第5図)に装着された樹脂受入部材172は型部材78か
ら上方へ所定距離だけ離隔した位置に位置付けられてい
る。樹脂素材供給手段4における押出ブロック180の突
出部は、型部材78と樹脂受入部材172との間に突出し、
樹脂受入部材172の下端は、押出ブロック180の突出部に
おける上面182に接触乃至近接する。第10図及び第11図
を参照することによって理解される如く回転支持体10の
回転によって樹脂受入部材172が第10図に矢印14で示す
方向に移動してくると、押出ブロック180の突出部にお
ける上面182から押出された樹脂素材186は、樹脂受入部
材172の下半部に形成されている切欠き176を通して樹脂
受入部材172の下半部における貫通孔174内に受入れられ
る。樹脂受入部材172が更に第10図に矢印14で示す方向
に移動すると、押出ブロック180の突出部における上面1
82と樹脂受入部材172の下面との協働による切断作用に
よって、押出された樹脂素材186が切断される。かくし
て、切断された樹脂素材186は、それ自体の粘着性によ
って樹脂受入部材172の貫通孔174内に保持され、樹脂受
入部材172と共に移動せしめられる。
容器蓋本体供給域 再び第1図を参照して説明すると、容器蓋本体供給域18
に関連して配設された容器蓋本体供給手段6は、実質上
鉛直に延びる中心軸線を中心として回転自在に装着され
た回転盤188を具備している。かかる回転盤188の外周面
には、周方向に等間隔を置いて複数個の容器蓋本体受入
凹部(図示していない)が形成されている。回転盤188
は、矢印190で示す方向に、上述した圧縮成形装置本体
2の回転支持体10の回転に同期せしめて回転せしめられ
る。回転盤188が矢印190で示す方向に回転せしめられる
間には、番号192で示す受入域において、送給シュート1
93から回転盤188の上記受入凹部に容器蓋本体24が送給
される。そして、かかる容器蓋本体24は、回転盤188の
回転によって上記容器蓋本体供給域18に搬送される。こ
の間においては、上記受入域192から上記容器蓋本体供
給域18まで、回転盤188の外周に沿って円弧状に延在す
る静止ガイド194によって、上記受入凹部から容器蓋本
体24が半径方向外方に脱落することが防止される。上記
容器蓋本体供給域18においては、回転盤188の上記受入
凹部から圧縮成形装置本体2の成形型12に移送される。
第12図を参照して説明すると、上記容器蓋本体供給域18
の上流側において、上記静止ガイド194の下流端部は、
上下方向寸法が減少せしめられており、圧縮成形装置本
体2における成形型12の第1の成形型部58に形成されて
いる溝70の深部に進入せしめられている。一方、圧縮成
形装置本体2における上記静止ガイド76は、容器蓋本体
供給域18の下流側から上記排出域22に向って延びている
(第1図も参照されたい)。容器蓋本体供給域18におい
ては、回転盤188の上記受入凹部と第1の成形型部58に
形成されている円形凹部72が対向して位置し、容器蓋本
体24は、上記受入凹部と上記円形凹部72に跨って位置す
る。即ち、容器蓋本体24の天面壁側半部は上記受入凹部
に収容され、スカート壁の自由端部側半部は上記円形凹
部72に収容される。そして、容器蓋本体供給域18の下流
側においては、上記受入凹部から容器蓋本体24が外方に
移動することは許容されるが、上記円形凹部72から容器
蓋24が外方へ移動することは静止ガイド76によって阻止
される。かくして、容器蓋本体24は、上記受入凹部から
上記円形凹部72に移送され、容器蓋本体24は上記円形凹
部72に収容されて第1の成形型部58と共に移動せしめら
れる。
に関連して配設された容器蓋本体供給手段6は、実質上
鉛直に延びる中心軸線を中心として回転自在に装着され
た回転盤188を具備している。かかる回転盤188の外周面
には、周方向に等間隔を置いて複数個の容器蓋本体受入
凹部(図示していない)が形成されている。回転盤188
は、矢印190で示す方向に、上述した圧縮成形装置本体
2の回転支持体10の回転に同期せしめて回転せしめられ
る。回転盤188が矢印190で示す方向に回転せしめられる
間には、番号192で示す受入域において、送給シュート1
93から回転盤188の上記受入凹部に容器蓋本体24が送給
される。そして、かかる容器蓋本体24は、回転盤188の
回転によって上記容器蓋本体供給域18に搬送される。こ
の間においては、上記受入域192から上記容器蓋本体供
給域18まで、回転盤188の外周に沿って円弧状に延在す
る静止ガイド194によって、上記受入凹部から容器蓋本
体24が半径方向外方に脱落することが防止される。上記
容器蓋本体供給域18においては、回転盤188の上記受入
凹部から圧縮成形装置本体2の成形型12に移送される。
第12図を参照して説明すると、上記容器蓋本体供給域18
の上流側において、上記静止ガイド194の下流端部は、
上下方向寸法が減少せしめられており、圧縮成形装置本
体2における成形型12の第1の成形型部58に形成されて
いる溝70の深部に進入せしめられている。一方、圧縮成
形装置本体2における上記静止ガイド76は、容器蓋本体
供給域18の下流側から上記排出域22に向って延びている
(第1図も参照されたい)。容器蓋本体供給域18におい
ては、回転盤188の上記受入凹部と第1の成形型部58に
形成されている円形凹部72が対向して位置し、容器蓋本
体24は、上記受入凹部と上記円形凹部72に跨って位置す
る。即ち、容器蓋本体24の天面壁側半部は上記受入凹部
に収容され、スカート壁の自由端部側半部は上記円形凹
部72に収容される。そして、容器蓋本体供給域18の下流
側においては、上記受入凹部から容器蓋本体24が外方に
移動することは許容されるが、上記円形凹部72から容器
蓋24が外方へ移動することは静止ガイド76によって阻止
される。かくして、容器蓋本体24は、上記受入凹部から
上記円形凹部72に移送され、容器蓋本体24は上記円形凹
部72に収容されて第1の成形型部58と共に移動せしめら
れる。
尚、容器蓋本体供給手段6自体は、特開昭59-191532号
公報及び特開昭59-191533号公報に開示されている形態
と実質上同一でよいので、容器蓋本体供給手段6自体の
構成については、上記公報を引用し本明細書においては
説明を省略する。
公報及び特開昭59-191533号公報に開示されている形態
と実質上同一でよいので、容器蓋本体供給手段6自体の
構成については、上記公報を引用し本明細書においては
説明を省略する。
圧縮成形機 第1図と共に第13図及び第14図を参照して説明を続ける
と、圧縮性装置本体2の成形型12が圧縮成形域20を通る
際には、昇降部材106(第5図)が漸次下降せしめられ
る。昇降部材106が第13図に示す位置まで下降される間
には、部材148の下端及び樹脂受入部材172の下端が型部
材78の上面に当接して押出し、弾性手段94(第8図)の
弾性偏倚作用に抗して型部材78を閉位置に下降せしめ
る。かくして、型部材78の下面が第1の成形型部58の上
面に密接せしめられ、第1の成形型部58の第1の成形凹
部74と型部材78の第2の成形凹部96との協働によって、
リング状に延在する成形空間が規定される。また、上述
した通り、第1の成形型部58の凹部75に位置する容器蓋
本体24の連結用突出片30の基端部に、型部材78の突起97
が密接せしめられ、上記成形空間の前縁部が密閉される
(第5図乃至第7図も参照されたい)。
と、圧縮性装置本体2の成形型12が圧縮成形域20を通る
際には、昇降部材106(第5図)が漸次下降せしめられ
る。昇降部材106が第13図に示す位置まで下降される間
には、部材148の下端及び樹脂受入部材172の下端が型部
材78の上面に当接して押出し、弾性手段94(第8図)の
弾性偏倚作用に抗して型部材78を閉位置に下降せしめ
る。かくして、型部材78の下面が第1の成形型部58の上
面に密接せしめられ、第1の成形型部58の第1の成形凹
部74と型部材78の第2の成形凹部96との協働によって、
リング状に延在する成形空間が規定される。また、上述
した通り、第1の成形型部58の凹部75に位置する容器蓋
本体24の連結用突出片30の基端部に、型部材78の突起97
が密接せしめられ、上記成形空間の前縁部が密閉される
(第5図乃至第7図も参照されたい)。
昇降部材106(第5図)は、更に、第14図で示す位置ま
で下降され続ける。この際、部材148及び樹脂受入部材1
72は、その下端が既に閉位置に下降された型部材78に当
接している故に下降することができず、従って弾性手段
164(第5図)の弾性偏倚作用に抗して昇降部材106に対
して相対的に上昇せしめられる。一方、圧縮ロッド138
は昇降部材106と共に下降され続ける。第13図と第14図
を比較参照することによって理解される如く、圧縮ロッ
ド138は、樹脂受入部材172の貫通孔174内に存在する樹
脂素材186に作用して、樹脂素材186を型部材78の貫通孔
98を通して上記成形空間に強制して圧縮する。かくし
て、樹脂素材186が成形空間に対応した形状、即ち第3
−A図に図示する形態の把持リング38に成形される。同
時に、上述した通り容器蓋本体24の連結用突出片30は成
形空間内に突出せしめられている故に、把持リング38の
基部40は連結用突出片30を囲繞し、これによって把持リ
ング38が連結用突出片30に連結される。当業者には周知
の如く、樹脂受入部材172の貫通孔174に供給される樹脂
素材186の量を精密に所定値にせしめることは、不可能
ではないにしても著しく困難であり、樹脂素材186の量
には幾分かの誤差が存在する。図示の具体例では、供給
される樹脂素材186の量は若干過剰に設定され、そして
樹脂素材186の過剰分は、圧縮成形の最終時において圧
縮ロッド138が弾性手段146(第5図)の比較的大きな弾
性偏倚作用に抗して若干上昇することによって補償され
る。
で下降され続ける。この際、部材148及び樹脂受入部材1
72は、その下端が既に閉位置に下降された型部材78に当
接している故に下降することができず、従って弾性手段
164(第5図)の弾性偏倚作用に抗して昇降部材106に対
して相対的に上昇せしめられる。一方、圧縮ロッド138
は昇降部材106と共に下降され続ける。第13図と第14図
を比較参照することによって理解される如く、圧縮ロッ
ド138は、樹脂受入部材172の貫通孔174内に存在する樹
脂素材186に作用して、樹脂素材186を型部材78の貫通孔
98を通して上記成形空間に強制して圧縮する。かくし
て、樹脂素材186が成形空間に対応した形状、即ち第3
−A図に図示する形態の把持リング38に成形される。同
時に、上述した通り容器蓋本体24の連結用突出片30は成
形空間内に突出せしめられている故に、把持リング38の
基部40は連結用突出片30を囲繞し、これによって把持リ
ング38が連結用突出片30に連結される。当業者には周知
の如く、樹脂受入部材172の貫通孔174に供給される樹脂
素材186の量を精密に所定値にせしめることは、不可能
ではないにしても著しく困難であり、樹脂素材186の量
には幾分かの誤差が存在する。図示の具体例では、供給
される樹脂素材186の量は若干過剰に設定され、そして
樹脂素材186の過剰分は、圧縮成形の最終時において圧
縮ロッド138が弾性手段146(第5図)の比較的大きな弾
性偏倚作用に抗して若干上昇することによって補償され
る。
排出域 第1図と共に第15図を参照して説明すると、成形型12が
圧縮成形域20から排出域22まで移動せしめられる際に
は、昇降部材106(第5図)は第15図に図示する位置ま
で漸時上昇せしめられる。かくして、型部材78は弾性手
段94の弾性偏倚作用によって開位置まで上昇され、また
樹脂受入部材172及び圧縮ロッド138は型部材78から上方
に離隔される。加えて、部材148及び樹脂受入部材172
は、弾性手段164(第5図)の弾性偏倚作用によって、
昇降部材106に対して下限位置まで相対的に下降され
る。
圧縮成形域20から排出域22まで移動せしめられる際に
は、昇降部材106(第5図)は第15図に図示する位置ま
で漸時上昇せしめられる。かくして、型部材78は弾性手
段94の弾性偏倚作用によって開位置まで上昇され、また
樹脂受入部材172及び圧縮ロッド138は型部材78から上方
に離隔される。加えて、部材148及び樹脂受入部材172
は、弾性手段164(第5図)の弾性偏倚作用によって、
昇降部材106に対して下限位置まで相対的に下降され
る。
排出域22においては、容器蓋本体24と把持リング38を有
する容器蓋が、成形型12から排出シュート8に排出され
る。第15図と共に第16図を参照して説明すると、第1の
成形型部58の円形凹部72から外方に容器蓋が脱落するの
を防止するための上記静止案内レール76は、排出域22の
上流側で終っている。従って、排出域22においては、第
1の成形型部58の円形凹部72から容器蓋が外方に移動す
ることが許容される。図示の具体例においては、更に、
排出域22に関連して空気噴射式容器蓋排出手段196が配
設されている。この排出手段196は、排出域22において
第1の成形型部58に形成されている溝70の深部に進入し
て容器蓋の内側に位置するレール状先端部を有する静止
部材198を含んでいる。第15図に図示する如く、静止部
材198の先端部における容器蓋に対向して位置する部位
には、外方に向けて、従って容器蓋に向けて開口した1
個又は複数個の噴射孔200(第15図)が形成されてい
る。かかる噴射孔200は、静止部材198内に形成されてい
る空気路(図示していない)を介して圧縮空気供給源
(図示していない)に接続されている。従って、圧縮空
気供給源から供給される圧縮空気が上記噴射孔200か
ら、第1の成形型部58の円形凹部72に位置している容器
蓋に噴射され、かくして第1の成形型部58の円形凹部72
から容器蓋が外方に向けて確実に排出され、排出シュー
ト8に供給される。次いで、容器蓋は排出シュート8を
通して、例えば収集域等の適宜の場所まで搬送される。
する容器蓋が、成形型12から排出シュート8に排出され
る。第15図と共に第16図を参照して説明すると、第1の
成形型部58の円形凹部72から外方に容器蓋が脱落するの
を防止するための上記静止案内レール76は、排出域22の
上流側で終っている。従って、排出域22においては、第
1の成形型部58の円形凹部72から容器蓋が外方に移動す
ることが許容される。図示の具体例においては、更に、
排出域22に関連して空気噴射式容器蓋排出手段196が配
設されている。この排出手段196は、排出域22において
第1の成形型部58に形成されている溝70の深部に進入し
て容器蓋の内側に位置するレール状先端部を有する静止
部材198を含んでいる。第15図に図示する如く、静止部
材198の先端部における容器蓋に対向して位置する部位
には、外方に向けて、従って容器蓋に向けて開口した1
個又は複数個の噴射孔200(第15図)が形成されてい
る。かかる噴射孔200は、静止部材198内に形成されてい
る空気路(図示していない)を介して圧縮空気供給源
(図示していない)に接続されている。従って、圧縮空
気供給源から供給される圧縮空気が上記噴射孔200か
ら、第1の成形型部58の円形凹部72に位置している容器
蓋に噴射され、かくして第1の成形型部58の円形凹部72
から容器蓋が外方に向けて確実に排出され、排出シュー
ト8に供給される。次いで、容器蓋は排出シュート8を
通して、例えば収集域等の適宜の場所まで搬送される。
以上、本発明に従って構成された圧縮成形装置の一具体
例について詳細に説明したが、本発明はかかる具体例に
限定されるものではなく、本発明の範囲から逸脱するこ
となく種々の変形乃至修正が可能であることは多言を要
しない。
例について詳細に説明したが、本発明はかかる具体例に
限定されるものではなく、本発明の範囲から逸脱するこ
となく種々の変形乃至修正が可能であることは多言を要
しない。
第1図は、本発明に従って構成された圧縮成形装置の全
体を示す簡略水平断面図。 第2−A図及び第2−B図は、夫々、容器蓋本体を示す
斜面図及び断面図。 第3−A図及び第3−B図は、夫々、容器蓋本体と圧縮
成形された把持リングとを有する容器蓋を示す斜面図及
び断面図。 第4図は、第1図に図示する圧縮成形装置における回転
式圧縮成形装置本体を示す鉛直断面図。 第5図は、第4図に図示する圧縮成形装置本体における
成形型を示す部分断面図。 第6図は、第5図に図示する成形型における第1の成形
型部を示す斜面図。 第7図は、第5図に図示する成形型における型部材を示
す斜面図。 第8図は、第6図及び第7図の線A−Aに沿った断面
図。 第9図は、第5図の線B−Bに沿った断面図。 第10図及び第11図は、夫々、第1図に図示する圧縮成形
装置における樹脂素材供給域を示す部分斜面図及び部分
断面図。 第12図は、第1図に図示する圧縮成形装置における容器
蓋本体供給域を示す部分斜面図。 第13図及び第14図は、夫々、第1図に図示する圧縮成形
装置における圧縮成形域の上流部及び下流部を示す部分
断面図。 第15図及び第16図は、夫々、第1図に図示する圧縮成形
装置における排出域を示す部分断面図及び部分斜面図。 2……回転式圧縮成形装置本体 4……樹脂素材供給手段 6……容器蓋本体供給手段 8……排出シュート 10……回転支持体 12……成形型 16……樹脂素材供給域 18……容器蓋本体供給域 20……圧縮成形域 22……排出域 24……容器蓋本体 30……連結用突出片 38……把持リング 58……第1の成形型部 60……第2の成形型部 72……円形凹部(容器蓋本体収容空間) 74……第1の成形凹部 78……型部材 96……第2の成形凹部 98……貫通孔(導入貫通孔) 106……昇降部材 138……圧縮ロッド 172……樹脂受入部材 174……貫通孔(導入貫通孔) 196……排出手段
体を示す簡略水平断面図。 第2−A図及び第2−B図は、夫々、容器蓋本体を示す
斜面図及び断面図。 第3−A図及び第3−B図は、夫々、容器蓋本体と圧縮
成形された把持リングとを有する容器蓋を示す斜面図及
び断面図。 第4図は、第1図に図示する圧縮成形装置における回転
式圧縮成形装置本体を示す鉛直断面図。 第5図は、第4図に図示する圧縮成形装置本体における
成形型を示す部分断面図。 第6図は、第5図に図示する成形型における第1の成形
型部を示す斜面図。 第7図は、第5図に図示する成形型における型部材を示
す斜面図。 第8図は、第6図及び第7図の線A−Aに沿った断面
図。 第9図は、第5図の線B−Bに沿った断面図。 第10図及び第11図は、夫々、第1図に図示する圧縮成形
装置における樹脂素材供給域を示す部分斜面図及び部分
断面図。 第12図は、第1図に図示する圧縮成形装置における容器
蓋本体供給域を示す部分斜面図。 第13図及び第14図は、夫々、第1図に図示する圧縮成形
装置における圧縮成形域の上流部及び下流部を示す部分
断面図。 第15図及び第16図は、夫々、第1図に図示する圧縮成形
装置における排出域を示す部分断面図及び部分斜面図。 2……回転式圧縮成形装置本体 4……樹脂素材供給手段 6……容器蓋本体供給手段 8……排出シュート 10……回転支持体 12……成形型 16……樹脂素材供給域 18……容器蓋本体供給域 20……圧縮成形域 22……排出域 24……容器蓋本体 30……連結用突出片 38……把持リング 58……第1の成形型部 60……第2の成形型部 72……円形凹部(容器蓋本体収容空間) 74……第1の成形凹部 78……型部材 96……第2の成形凹部 98……貫通孔(導入貫通孔) 106……昇降部材 138……圧縮ロッド 172……樹脂受入部材 174……貫通孔(導入貫通孔) 196……排出手段
Claims (9)
- 【請求項1】合成樹脂製把持リングを圧縮成形すると同
時に、容器蓋本体の連結用突出片に一体的に連結する圧
縮成形装置にして、 所定方向に相対的に移動せしめられて開閉動せしめられ
る第1の成形型部と第2の成形型部とから成る成形型を
具備し、 該第1の成形型部は、容器蓋本体を受入れる収容空間
と、リング状に延在する第1の成形凹部とを有し、該収
容空間に受入れられる容器蓋本体の連結用突出片の少な
くとも自由端部は、該第1成形凹部に突出せしめられ、 該第2の成形型部は、リング状に延在する第2の成形凹
部と該第2の成形凹部から該所定方向に延びる貫通導入
孔とを有する主部と、該貫通導入孔に滑動自在に挿通さ
れる圧縮ロッドとを含み、 該貫通導入孔に供給された樹脂素材が、該圧縮ロッドに
よって圧縮されて、該第1の成形凹部と該第2の成形凹
部との協働によって規定される成形空間に対応した形状
の把持リングに成形される、 ことを特徴とする圧縮成形装置。 - 【請求項2】実質上鉛直に延びる軸線を中心として回転
自在に装着された回転支持体を具備し、 該回転支持体には、周方向に等間隔を置いて且つ該第1
の成形型部と該第2の成形型部とが実質上鉛直な方向に
相対的に移動自在に、該成形型が複数個配設されてお
り、 該回転支持体の回転によって、該成形型が樹脂素材供給
域、容器蓋本体供給域、圧縮成形域及び排出域を順次に
通して搬送され、 そして更に、該樹脂素材供給域において、該成形型の各
々の該第2の成形型部の該主部の該貫通導入孔に樹脂素
材を供給するための樹脂素材供給手段と、 該容器蓋本体供給域において、該成形型の各々の該第1
の成形型部の該収容空間に容器蓋本体を供給するための
容器蓋本体供給手段と、 該排出域において、容器蓋本体と圧縮成形された把持リ
ングを有する容器蓋を該成形型の各々から排出するため
の容器蓋排出手段とを具備し、 該圧縮成形域においては、該成形型の各々の該第1の成
形型部と該第2の成形型部とが閉じられて該第1の成形
凹部と該第2の成形凹部との協働によって該成形空間が
規定され、該圧縮ロッドによって樹脂素材が圧縮成形さ
れ、そして該圧縮成形域から該排出域に搬送される前に
該成形型の各々が開かれる、 特許請求の範囲第1項記載の圧縮成形装置。 - 【請求項3】該成形型の各々の該第1の成形型部は該回
転支持体に固定されており、該成形型の各々の該第2の
成形型部は該第1の成形型部の上方で実質上鉛直方向に
移動自在に該回転支持体に装着されている、 特許請求の範囲第2項記載の圧縮成形装置。 - 【請求項4】該成形型の各々の該第2の成形型部におけ
る該主部は、下面に該第2の成形凹部が形成されている
型部材と、該型部材の上面に接触せしめられる下降位置
と該型部材の上面から上方に離隔する上昇位置との間を
該型部材に対して相対的に移動自在に装着された樹脂受
入部材とを含み、該貫通導入孔は、該第2の成形凹部か
ら該型部材及び該樹脂受入部材を貫通して上方に延びて
おり、 該樹脂素材供給域において、該樹脂受入部材は該上昇位
置に位置せしめられ、 該樹脂素材供給手段は、該樹脂素材供給域において該樹
脂受入部材の下面が接触乃至近接せしめられる上面に開
口した押出路を有する押出機から構成され、 該樹脂素材供給域において、該貫通導入孔のうちの該樹
脂受入部材に形成されている部分に、該押出機から押出
された樹脂素材が受入れられる、 特許請求の範囲第3項記載の圧縮成形装置。 - 【請求項5】該貫通導入孔のうちの該樹脂受入部材に形
成されている部分は、該回転支持体の回転方向前側が開
放されている、 特許請求の範囲第4項記載の圧縮成形装置。 - 【請求項6】該貫通導入孔は、該第1の成形型部の該収
容空間に受入れられた容器蓋本体の連結用突出片の少な
くとも自由端部に整合して該所定方向に延びる、 特許請求の範囲第1項乃至第5項のいずれかに記載の圧
縮成形装置。 - 【請求項7】容器蓋本体は円形天面壁、天面壁の周辺か
ら延びる円筒状スカート壁、及びスカート壁の自由端の
一部から突出する連結用突出片を有する、 特許請求の範囲第1項乃至第6項のいずれかに記載の圧
縮成形装置。 - 【請求項8】連結用突出片はスカート壁の自由端の一部
から下方に傾斜して半径方向外方に突出している、 特許請求の範囲第7項記載の圧縮成形装置。 - 【請求項9】連結用突出片の自由端部には開口が形成さ
れている、 特許請求の範囲第8項記載の圧縮成形装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13821287A JPH0722936B2 (ja) | 1987-06-03 | 1987-06-03 | 圧縮成形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13821287A JPH0722936B2 (ja) | 1987-06-03 | 1987-06-03 | 圧縮成形装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63302010A JPS63302010A (ja) | 1988-12-08 |
JPH0722936B2 true JPH0722936B2 (ja) | 1995-03-15 |
Family
ID=15216701
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13821287A Expired - Fee Related JPH0722936B2 (ja) | 1987-06-03 | 1987-06-03 | 圧縮成形装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0722936B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2929018B2 (ja) * | 1989-12-07 | 1999-08-03 | 日本クラウンコルク株式会社 | 圧縮成形装置 |
US5200201A (en) * | 1990-09-07 | 1993-04-06 | Toyo Seikan Kaisha, Ltd. | Apparatus for forming plastic grip member of container closure |
-
1987
- 1987-06-03 JP JP13821287A patent/JPH0722936B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63302010A (ja) | 1988-12-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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